JP2005068668A - ローパーティションの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数枚のパネルを連結して成るローパーティションであって、その下端にアジャスターネジを螺合して適度な高さで支持する為の支持構造において、転倒防止用安定板の取付けが簡単であると共に、高さ調整操作が簡単であり、又パネル間の目地空間を設ける必要のない支持構造の提供。
【解決手段】該アジャスターネジ10の下端部には安定板11を取着し、そしてネジ頭12部は床面との間に軸受け13を介在し、安定板11の先端部下側には床面との間にスペーサ15を介在し、該安定板11をネジ止めしている。
【選択図】 図2
【解決手段】該アジャスターネジ10の下端部には安定板11を取着し、そしてネジ頭12部は床面との間に軸受け13を介在し、安定板11の先端部下側には床面との間にスペーサ15を介在し、該安定板11をネジ止めしている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は周りを囲んで私的な小空間を形成するローパーティションの支持構造に関するものである。ここで、ローパーティションには衝立も含まれる。
【0002】
【従来の技術】
ローパーティションは小さな私的空間や打合せ室を形成する為に、高さの低いパネルを配置しているが、単に床面に起立しただけでは転倒する為に転倒防止用のL型金具を取付けている。該L型金具の縦片はローパーティションのスタッドにネジ止めされ、底片は床にネジ止めされることでパネルの転倒が防止される。
【0003】
図5にはL型安定板にて支持されているローパーティションの下端部を示しているように、パネル(イ)、(イ)の間にはスタッド(ハ)が床面(ホ)から垂直に起立し、パネル(イ)、(イ)は該スタッド(ハ)を介して連結されている。そしてスタッド下端に螺合しているアジャスターネジ(ニ)にて所定の高さに調整され、その状態でL型安定板(ロ)が該スタッド(ハ)にネジ止めされる。
【0004】
このように、ローパーティションを据え付ける際には、スタッド(ハ)にパネル(イ)、(イ)を連結した後、アジャスターネジ(ニ)を回すことで高さ調整が行われ、所定の高さに定まったところでL型安定板(ロ)がスタッド(ハ)及び床面(ホ)にネジ止めされる。すなわち、アジャスターネジ(ニ)とL型安定板(ロ)が夫々必要とされ、しかも別々に取付けられている。従って据付作業にはその分だけ時間がかかり、面倒である。
【0005】
一方、L型安定板(ロ)はその縦片(ヘ)がローパーティションの表面に露出した状態でネジ止めされる為に外観が損なわれる。又、L型安定板(ロ)の縦片(ヘ)はスタッド(ハ)にネジ止めする為に、パネル(イ)、(イ)間には隙間(目地)を設けなくてはならず、この点もローパーティションの外観上は好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のローパーティションの転倒防止用L型安定板には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、転倒防止用安定板の取付けが簡単であると共に、高さ調整操作が容易であり、又パネル間の目地空間を設ける必要のないローパーティションの支持構造を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係るローパーティションの基本的構造は従来と同じであり、スタッド(連結柱)を介在してパネルが連結され、該スタッド下端にはアジャスターネジが螺合している。そしてアジャスターネジを回転するならばスタッドの高さは調整され、同時にスタッドに連結しているパネル高さも調整される。
【0008】
ところが、本発明ではL型安定板が用いられず、その代わり平坦な安定板が使用される。そして該安定板はアジャスターネジの下端部に取着され、該アジャスターネジから水平に延びていて、安定板を旋回させるならばアジャスターネジは回転することが出来る。すなわち、安定板はアジャスターネジのスパナとして機能し、同時にアジャスターネジ及びスタッドを垂直に起立させることが出来る。従って、所定の高さに調整されたところで、安定板は床面に固定される。ただし、安定板を備えるアジャスターネジはローパーティションの形態に応じて定められる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1はローパーティションの横断面を示した具体例であり、L型に屈曲した形状を成している。パネル1a,1bの間にはスタッド2が介在しているが、該スタッド2はスタッド片3a,3bの2ピースで構成され、パネル1aの側端にはスタッド片3aがネジ止めされ、他方のパネル1bの側端にはスタッド片3bがネジ止めされている。そして、パネル1a,1bを連結するに際して、両スタッド片3a,3bは互いに突き合され、その上下端には連結金具(図示なし)が嵌着して分離しないように取付けられ、スタッド2を構成する。
【0010】
パネル1bとパネル1cはL型に屈曲して連結されているが、間にはコーナーポール4が設けられ、該コーナーポール4にはパネル1bの側端にネジ止めされたスタッド片3bと突き合されて連結金具を介して連結される。同じくパネル1cの側端にネジ止めされたスタッド片3cがコーナーポール4に突き合された状態で、連結金具にて連結される。
【0011】
そしてパネル1cの先端にはエンドポール5が設けられているが、該エンドポール5とはパネル1cの側端にネジ止めしたスタッド片1cが突き合され、該スタッド片1cとエンドポール5とは連結金具を介して分離しないように繋がれる。両スタッド片3a,3bを連結する連結金具、スタッド片3bとコーナーポール4を連結する連結金具、スタッド片3cとコーナーポール4を連結する連結金具、さらにスタッド片1cとエンドポール5を連結する連結金具の形状は特に限定しないが、例えば概略コ型形状を有し、2本のアームをスタッド片3a,3b・・に形成した溝に嵌着して連結することが出来る。この際、両スタッド片3a,3b・・に形成した目地片19,19・・はパネル間に僅かな目地空間を形成している。
【0012】
図2は本発明に係るローパーティションの支持構造を示す実施例である。互いに突き合されるスタッド片3a,3bを連結する為の連結金具6はコ型を成し、支持板9の両側に2本のアーム7a,7bが起立し、スタッド片3a,3bは支持板9に載って支持されると共に、該アーム7a,7bはスタッド片3a,3bの溝8,8・・に嵌合している。同じく、スタッド片3a,3bの上端にも同じ連結金具6が溝8,8・・に嵌って取付けられる。従って、スタッド片3a,3bは分離することなく突き合されてパネル1a,1bが連結される。
【0013】
連結金具6の支持板9の中央にはネジ穴が設けられ、該ネジ穴にはアジャスターネジ10が螺合している。そしてアジャスターネジ10を回転するならば、両スタッド片3a,3bから成るスタット2は上下動し、ひいてはパネル1a,1bの高さを調整することが出来る。ところで、該アジャスターネジ10の下端部には安定板11が取着され、安定板11を旋回することでアジャスターネジ10が回転することが出来る。
【0014】
安定板11はネジ頭部12の上側に取付けられ、該ネジ頭部12は樹脂製の軸受け13の上に載置されて回転し、ネジ頭部12の回転に伴う摩擦を軽減している。そして安定板11は軸受け13を設けることで床面との間の空間が拡大して旋回し易くなる。安定板11はスタッド2及びパネル1a,1bが所定の高さに成ったところで床面に固定される。この際、安定板11と床面との間には空間が残されている為に、該空間を埋める厚さのスペーサを介在したところでネジ止めされる。
【0015】
図3は本発明に係るローパーティションの支持構造を示す展開図である。細長い安定板11の一方端にはアジャスターネジ10が固定されて起立し、該アジャスターネジ10は連結金具6の支持板9の中央ネジ穴14に螺合することが出来る。スタット2の高さ調整は前記図2にて説明したように、安定板11を旋回させることでアジャスターネジ10が回転し、高さが定まったならばスペーサ15を安定板11の先端部下側に差し込んでネジ止めする。中央のネジ16でスペーサ15を固定し、両ネジ17,17にて安定板11を床面に固定する。
【0016】
図4は支持構造を示す別形態であり、安定板18はアジャスターネジ10を中心として両側へ延びている。すなわち、両側へ安定板を延ばすことでアジャスターネジ10にて支持されるパネル1の両側への転倒が防止される訳で、図3に示すような片側安定板11と図4に示す両側安定板18は、ローパーティションの形態に応じて使い分けすることが出来る。
【0017】
このように、ローパーティションはアジャスターネジにてその下端が支持されると共に、高さの調整が行われる。そして、必要に応じて該アジャスターネジ10に安定板11,18が取着されることで転倒防止機能を備えることが出来る。例えば、図1に示すようなL型ローパーティションの場合、パネル1a,1bを連結するスタッド2の下端、コーナーポール4及びエンドポール5の下端、さらにはコーナーポール4とパネル1bとの連結部下端、コーナーポール4とパネル1cとの連結部下端、エンドポール5とパネル1cとの連結部下端に夫々連結金具を取付けてアジャスターネジ10にて支持することが出来る。
【0018】
又は、コーナーポール4とパネル1b,1cの連結部下端を1個の連結金具にて支持することも可能である。同じくエンドポール5とパネル1cとの連結部下端を1個の連結金具にて支持する場合もある。そして、これらアジャスターネジ10,10・・の内、必要に応じて安定板11,18が取付けられて、ローパーティションは転倒することなく安定する。
【0019】
以上述べたように、本発明のローパーティションの支持構造は、アジャスターネジの下端部に安定板を取付けたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係る支持構造はアジャスターネジの下端部に安定板が取着されている為に、該安定板を旋回することでアジャスターネジが回転してパネルの高さが調整される。そして所定の高さに成ったところで安定板の先端部を床面にネジ止めするならば、ローパーティションは転倒することなく安定する。勿論、安定板は必ずしも床面にネジ止めされなくてもよい。
【0021】
そして、該安定板は平坦な板材であって従来のようなL型ではないために、パネルの表面に安定板の一部が位置することはなく、ローパーティションの外観は良くなる。又、パネルパンの目地空間が小さくても、仮に目地空間が存在しないローパーティションであっても、本発明の支持構造の安定板には何ら影響はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローパーティションの断面。
【図2】本発明に係るローパーティションの支持構造を示す実施例。
【図3】支持構造の展開図。
【図4】支持構造の展開図。
【図5】ローパーティションの従来の支持構造。
【符号の説明】
1 パネル
2 スタッド
3 スタッド片
4 コーナーポール
5 エンドポール
6 連結金具
7 アーム
8 溝
9 支持板
10 アジャスターネジ
11 安定板
12 ネジ頭部
13 軸受け
14 ネジ穴
15 スペーサ
16 ネジ
17 ネジ
18 安定板
19 目地片
【発明の属する技術分野】
本発明は周りを囲んで私的な小空間を形成するローパーティションの支持構造に関するものである。ここで、ローパーティションには衝立も含まれる。
【0002】
【従来の技術】
ローパーティションは小さな私的空間や打合せ室を形成する為に、高さの低いパネルを配置しているが、単に床面に起立しただけでは転倒する為に転倒防止用のL型金具を取付けている。該L型金具の縦片はローパーティションのスタッドにネジ止めされ、底片は床にネジ止めされることでパネルの転倒が防止される。
【0003】
図5にはL型安定板にて支持されているローパーティションの下端部を示しているように、パネル(イ)、(イ)の間にはスタッド(ハ)が床面(ホ)から垂直に起立し、パネル(イ)、(イ)は該スタッド(ハ)を介して連結されている。そしてスタッド下端に螺合しているアジャスターネジ(ニ)にて所定の高さに調整され、その状態でL型安定板(ロ)が該スタッド(ハ)にネジ止めされる。
【0004】
このように、ローパーティションを据え付ける際には、スタッド(ハ)にパネル(イ)、(イ)を連結した後、アジャスターネジ(ニ)を回すことで高さ調整が行われ、所定の高さに定まったところでL型安定板(ロ)がスタッド(ハ)及び床面(ホ)にネジ止めされる。すなわち、アジャスターネジ(ニ)とL型安定板(ロ)が夫々必要とされ、しかも別々に取付けられている。従って据付作業にはその分だけ時間がかかり、面倒である。
【0005】
一方、L型安定板(ロ)はその縦片(ヘ)がローパーティションの表面に露出した状態でネジ止めされる為に外観が損なわれる。又、L型安定板(ロ)の縦片(ヘ)はスタッド(ハ)にネジ止めする為に、パネル(イ)、(イ)間には隙間(目地)を設けなくてはならず、この点もローパーティションの外観上は好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のローパーティションの転倒防止用L型安定板には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、転倒防止用安定板の取付けが簡単であると共に、高さ調整操作が容易であり、又パネル間の目地空間を設ける必要のないローパーティションの支持構造を提供する。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係るローパーティションの基本的構造は従来と同じであり、スタッド(連結柱)を介在してパネルが連結され、該スタッド下端にはアジャスターネジが螺合している。そしてアジャスターネジを回転するならばスタッドの高さは調整され、同時にスタッドに連結しているパネル高さも調整される。
【0008】
ところが、本発明ではL型安定板が用いられず、その代わり平坦な安定板が使用される。そして該安定板はアジャスターネジの下端部に取着され、該アジャスターネジから水平に延びていて、安定板を旋回させるならばアジャスターネジは回転することが出来る。すなわち、安定板はアジャスターネジのスパナとして機能し、同時にアジャスターネジ及びスタッドを垂直に起立させることが出来る。従って、所定の高さに調整されたところで、安定板は床面に固定される。ただし、安定板を備えるアジャスターネジはローパーティションの形態に応じて定められる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1はローパーティションの横断面を示した具体例であり、L型に屈曲した形状を成している。パネル1a,1bの間にはスタッド2が介在しているが、該スタッド2はスタッド片3a,3bの2ピースで構成され、パネル1aの側端にはスタッド片3aがネジ止めされ、他方のパネル1bの側端にはスタッド片3bがネジ止めされている。そして、パネル1a,1bを連結するに際して、両スタッド片3a,3bは互いに突き合され、その上下端には連結金具(図示なし)が嵌着して分離しないように取付けられ、スタッド2を構成する。
【0010】
パネル1bとパネル1cはL型に屈曲して連結されているが、間にはコーナーポール4が設けられ、該コーナーポール4にはパネル1bの側端にネジ止めされたスタッド片3bと突き合されて連結金具を介して連結される。同じくパネル1cの側端にネジ止めされたスタッド片3cがコーナーポール4に突き合された状態で、連結金具にて連結される。
【0011】
そしてパネル1cの先端にはエンドポール5が設けられているが、該エンドポール5とはパネル1cの側端にネジ止めしたスタッド片1cが突き合され、該スタッド片1cとエンドポール5とは連結金具を介して分離しないように繋がれる。両スタッド片3a,3bを連結する連結金具、スタッド片3bとコーナーポール4を連結する連結金具、スタッド片3cとコーナーポール4を連結する連結金具、さらにスタッド片1cとエンドポール5を連結する連結金具の形状は特に限定しないが、例えば概略コ型形状を有し、2本のアームをスタッド片3a,3b・・に形成した溝に嵌着して連結することが出来る。この際、両スタッド片3a,3b・・に形成した目地片19,19・・はパネル間に僅かな目地空間を形成している。
【0012】
図2は本発明に係るローパーティションの支持構造を示す実施例である。互いに突き合されるスタッド片3a,3bを連結する為の連結金具6はコ型を成し、支持板9の両側に2本のアーム7a,7bが起立し、スタッド片3a,3bは支持板9に載って支持されると共に、該アーム7a,7bはスタッド片3a,3bの溝8,8・・に嵌合している。同じく、スタッド片3a,3bの上端にも同じ連結金具6が溝8,8・・に嵌って取付けられる。従って、スタッド片3a,3bは分離することなく突き合されてパネル1a,1bが連結される。
【0013】
連結金具6の支持板9の中央にはネジ穴が設けられ、該ネジ穴にはアジャスターネジ10が螺合している。そしてアジャスターネジ10を回転するならば、両スタッド片3a,3bから成るスタット2は上下動し、ひいてはパネル1a,1bの高さを調整することが出来る。ところで、該アジャスターネジ10の下端部には安定板11が取着され、安定板11を旋回することでアジャスターネジ10が回転することが出来る。
【0014】
安定板11はネジ頭部12の上側に取付けられ、該ネジ頭部12は樹脂製の軸受け13の上に載置されて回転し、ネジ頭部12の回転に伴う摩擦を軽減している。そして安定板11は軸受け13を設けることで床面との間の空間が拡大して旋回し易くなる。安定板11はスタッド2及びパネル1a,1bが所定の高さに成ったところで床面に固定される。この際、安定板11と床面との間には空間が残されている為に、該空間を埋める厚さのスペーサを介在したところでネジ止めされる。
【0015】
図3は本発明に係るローパーティションの支持構造を示す展開図である。細長い安定板11の一方端にはアジャスターネジ10が固定されて起立し、該アジャスターネジ10は連結金具6の支持板9の中央ネジ穴14に螺合することが出来る。スタット2の高さ調整は前記図2にて説明したように、安定板11を旋回させることでアジャスターネジ10が回転し、高さが定まったならばスペーサ15を安定板11の先端部下側に差し込んでネジ止めする。中央のネジ16でスペーサ15を固定し、両ネジ17,17にて安定板11を床面に固定する。
【0016】
図4は支持構造を示す別形態であり、安定板18はアジャスターネジ10を中心として両側へ延びている。すなわち、両側へ安定板を延ばすことでアジャスターネジ10にて支持されるパネル1の両側への転倒が防止される訳で、図3に示すような片側安定板11と図4に示す両側安定板18は、ローパーティションの形態に応じて使い分けすることが出来る。
【0017】
このように、ローパーティションはアジャスターネジにてその下端が支持されると共に、高さの調整が行われる。そして、必要に応じて該アジャスターネジ10に安定板11,18が取着されることで転倒防止機能を備えることが出来る。例えば、図1に示すようなL型ローパーティションの場合、パネル1a,1bを連結するスタッド2の下端、コーナーポール4及びエンドポール5の下端、さらにはコーナーポール4とパネル1bとの連結部下端、コーナーポール4とパネル1cとの連結部下端、エンドポール5とパネル1cとの連結部下端に夫々連結金具を取付けてアジャスターネジ10にて支持することが出来る。
【0018】
又は、コーナーポール4とパネル1b,1cの連結部下端を1個の連結金具にて支持することも可能である。同じくエンドポール5とパネル1cとの連結部下端を1個の連結金具にて支持する場合もある。そして、これらアジャスターネジ10,10・・の内、必要に応じて安定板11,18が取付けられて、ローパーティションは転倒することなく安定する。
【0019】
以上述べたように、本発明のローパーティションの支持構造は、アジャスターネジの下端部に安定板を取付けたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係る支持構造はアジャスターネジの下端部に安定板が取着されている為に、該安定板を旋回することでアジャスターネジが回転してパネルの高さが調整される。そして所定の高さに成ったところで安定板の先端部を床面にネジ止めするならば、ローパーティションは転倒することなく安定する。勿論、安定板は必ずしも床面にネジ止めされなくてもよい。
【0021】
そして、該安定板は平坦な板材であって従来のようなL型ではないために、パネルの表面に安定板の一部が位置することはなく、ローパーティションの外観は良くなる。又、パネルパンの目地空間が小さくても、仮に目地空間が存在しないローパーティションであっても、本発明の支持構造の安定板には何ら影響はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローパーティションの断面。
【図2】本発明に係るローパーティションの支持構造を示す実施例。
【図3】支持構造の展開図。
【図4】支持構造の展開図。
【図5】ローパーティションの従来の支持構造。
【符号の説明】
1 パネル
2 スタッド
3 スタッド片
4 コーナーポール
5 エンドポール
6 連結金具
7 アーム
8 溝
9 支持板
10 アジャスターネジ
11 安定板
12 ネジ頭部
13 軸受け
14 ネジ穴
15 スペーサ
16 ネジ
17 ネジ
18 安定板
19 目地片
Claims (3)
- 複数枚のパネルを連結して成るローパーティションであって、その下端にアジャスターネジを螺合して適度な高さで支持する為の支持構造において、該アジャスターネジの下端部には安定板を取着し、そしてネジ頭部は床面との間に軸受けを介在し、安定板の先端部下側には床面との間にスペーサを介在し、必要に応じて該安定板をネジ止めしたことを特徴とするローパーティションの支持構造。
- 上記安定板をアジャスターネジの一方側へ延ばした請求項1記載のローパーティションの支持構造。
- 上記安定板をアジャスターネジの両側へ延ばした請求項1記載のローパーティションの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003209055A JP2005068668A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | ローパーティションの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003209055A JP2005068668A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | ローパーティションの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005068668A true JP2005068668A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34402119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003209055A Pending JP2005068668A (ja) | 2003-08-27 | 2003-08-27 | ローパーティションの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005068668A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8850762B2 (en) | 2012-09-17 | 2014-10-07 | Steelcase Inc. | Vertically adjustable partition wall door |
-
2003
- 2003-08-27 JP JP2003209055A patent/JP2005068668A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8850762B2 (en) | 2012-09-17 | 2014-10-07 | Steelcase Inc. | Vertically adjustable partition wall door |
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