JP2005068433A - 高トランスランダムイソプレン−ブタジエンゴムを含む構成部品を有する空気入りタイヤ - Google Patents

高トランスランダムイソプレン−ブタジエンゴムを含む構成部品を有する空気入りタイヤ Download PDF

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John Joseph Andre Verthe
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Abstract

【課題】 諸性質、例えば耐摩耗特性および引裂強度の望ましいバランスを持つ少なくとも1つの構成部品を有する空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 空気入りタイヤを、イソプレン含有量が低い高トランスランダムイソプレン−ブタジエンゴム(IBR)を含む加硫性ゴム組成物を含む少なくとも1つの構成部品から構成する。上記加硫性ゴム組成物は、エラストマー100重量部(phr)に基づいて約30〜100phrの高トランスランダムIBR、および約ゼロ〜約70phrの少なくとも1種の追加のエラストマーを含み、その高トランスランダムIBRは約3〜約12重量パーセントのイソプレンを含む。上記加硫性ゴム組成物の硬化物は優れた引裂強度と生粘着力を有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、高トランスランダムイソプレン−ブタジエンゴムを含む構成部品を有する空気入りタイヤに関する。
発明の背景
タイヤは、良好なウエットスキッド抵抗性、低い転がり抵抗性および良好な耐摩耗特性を有することが極めて望ましい。タイヤの耐摩耗特性をウエットスキッド抵抗性およびトラクション特性を犠牲にすることなく改善することは従来非常に困難であった。これらの性質は、タイヤを製造する際に用いられるゴムの動的粘弾性に大きく依存する。
タイヤの転がり抵抗性を低下させ、そしてタイヤのトレッド耐摩耗特性を改善するために、高反発弾性を有するゴムがタイヤトレッドゴムコンパウンドを作る際に従来利用された。他方、タイヤのウエットスキッド抵抗性を大きくするために、大きなエネルギー損失を受けるゴムがタイヤトレッド中で一般に利用された。これら2つの粘弾性的に相反する性質をバランスさせるために、普通は、色々なタイプの合成および天然ゴムの混合物がタイヤトレッド中で利用される。例えば、スチレン−ブタジエンゴムとポリブタジエンとの各種混合物が自動車用タイヤトレッドのゴム材料として一般に用いられる。
米国特許第6,103,842号および米国特許出願第10/124,006号明細書は、1,3−ブタジエン単量体とイソプレン単量体とを共重合して、高いトランス−1,4−ポリブタジエン含有量を有し、かつイソプレンから誘導される繰返単位をランダム分布で有するイソプレン−ブタジエン共重合体にする方法と触媒系を開示している。その中には、また、その中の触媒系と技術を利用して製造されたイソプレン−ブタジエンゴムは、改善された耐摩耗特性を示すタイヤトレッドゴムコンパウンドの製造において使用できることも開示される。開示されないものは、高トランスランダムIBR中で低イソプレン含有量を用いると優れた耐摩耗特性を得ることができるということである。
発明の概要
本発明は、イソプレンから誘導される繰返単位をランダム分布で持つ溶液法高トランスイソプレン−ブタジエンゴム(HTIBR)を含む少なくとも1つの構成部品を有する空気入れタイヤに関する。本発明は、諸性質の望ましいバランスは低イソプレン含有量を持つHISBRを用いることによって実現できるという極めて驚くべきかつ意外な発見に基づく。
そこで、本発明の1つの目的は、加硫性ゴム組成物を含む少なくとも1つの構成部品を有する空気入りタイヤであって、その加硫性ゴム組成物がエラストマー100重量部(phr)に基づいて約30〜100phrの高トランスランダムIBRおよび約ゼロ〜約70phrの少なくとも1種の追加のエラストマーを含み、その高トランスランダムIBRが約3〜約30重量パーセントのイソプレンを含む上記の空気入りタイヤを提供することである。
発明の説明
本発明の空気入りタイヤは、溶液法高トランスイソプレン−ブタジエンゴム・HTIBRを含む少なくとも1つの構成部品を有する。HTIBRとは、溶液法で製造される、重合体のポリブタジエンセグメント中に60重量パーセント超のトランス1,4−ブタジエン配座割合を有するIBRを意味する。適したHTIBRは、上記に代わって、重合体のポリブタジエンセグメント中に70重量パーセント超のトランス1,4−ブタジエン配座割合を有することができる。適したHTIBRは約3〜約12重量パーセントのイソプレンを含んでいることができる。適したHTIBRは、上記に代わって、約3〜約10重量パーセントのイソプレンを含んでいることができる。
適したHTIBRは、この技術分野で知られている適切な溶液重合法のいずれによっても製造することができる。1つの態様において、適したHTIBRは米国特許第6,103,842号明細書の方法を用いて製造することができる。もう1つの態様において、適したHTIBRは米国特許出願第10/124,006号明細書の方法を用いて製造することができる。このようにして製造されたイソプレン−ブタジエンゴムは、約2〜約50重量パーセントのイソプレンと約50〜約98重量パーセントの1,3−ブタジエンを含んでいることができる。しかし、ある場合には、含まれるイソプレンの量は約1重量パーセントほどの低い量である。本発明の1つの態様では、このようにして製造された、適したイソプレン−ブタジエンゴムは、約3〜約12重量パーセントのイソプレンと約88〜約97重量パーセントの1,3−ブタジエンを含む。もう1つの態様では、適したイソプレン−ブタジエンゴムは、約3〜約10重量パーセントのイソプレンと約90〜約97重量パーセントの1,3−ブタジエンを含む。これらのイソプレン−ブタジエンゴムは、典型的には、約0〜約40℃の範囲内の融点を有する。イソプレン含有量がより高いHTIBRは融点を示さないことがある。
本発明のイソプレン−ブタジエンゴムは、典型的には、DSCの中点値として測定して約−80〜約−90℃の範囲内のガラス転移温度を有する。
本発明のイソプレン−ブタジエンゴムは、典型的には、約1.2x106〜約1.6x106の範囲内の数平均分子量Mn、および約2.5x106〜約3.0x106の範囲内の重量平均分子量Mwを有する。このイソプレン−ブタジエンゴムは、典型的には、約1.8〜約2.2の範囲内の多分散性・Mw/Mnを有する。
本発明のイソプレン−ブタジエンゴムは、典型的には、約60〜約75の範囲内のムーニー粘度ML 1+4(100℃)を有する。
約12重量パーセント未満の結合イソプレンを含んでいる、適したイソプレン−ブタジエンゴムにおいて、イソプレンおよびブタジエンに由来する繰返単位の分布は本質的にランダムである。本発明で用いられる用語「ランダム」は、約10重量パーセント未満の結合イソプレンに由来するHTIBRにおいて、イソプレン由来繰返単位の総量の1パーセント未満が5個以上のイソプレン繰返単位を含んでいるブロック中に存在することを意味する。言い換えると、イソプレン由来繰返単位の99パーセント超が4個以下の繰返単位を含んでいるブロック中に存在している。このようなイソプレン−ブタジエンゴムにおいて、少なくとも約50パーセントのイソプレン由来繰返単位は1個のイソプレン繰返単位しか含まないブロック中に存在し、そしてイソプレン由来繰返単位の約85パーセント超は3個未満の繰返単位を含んでいるブロック中に存在している。
適したイソプレン−ブタジエン共重合体は、また、それらの重合体鎖全体を通じて一貫した組成を有している。言い換えると、重合体のイソプレン含有量は重合体鎖の始まりから終わりまで同じである。重合体内の少なくとも100個の繰返単位を持つセグメントで、重合体の総イソプレン含有量と10パーセント超異なるイソプレン含有量を有するセグメントはない。このようなイソプレン−ブタジエン共重合体は、典型的には、重合体の総イソプレン含有量と約5パーセント超異なるイソプレン含有量を有する少なくとも100個の繰返単位の長さを有するセグメントを含まない。
最も広い態様において、適したHTIBRは、この技術分野で知られている適切な溶液重合法のいずれによっても製造することができる。1つの態様では、適したHTIBRは、言及することによって本明細書に完全に含められる米国特許出願第10/124,006号明細書に教示される、イソプレンと1,3−ブタジエンとを、有機溶媒中で、
(A)有機リチウム化合物、
(B)アミノグリコールの周期律表IIa族金属塩およびグリコールエーテルの周期律表IIa族金属塩より成る群から選ばれる周期律表IIa族金属塩、および
(C)有機アルミニウム化合物および有機マグネシウム化合物より成る群から選ばれる有機金属化合物
から構成される触媒系の存在下において共重合させることを含む方法を用いて製造することができる。
もう1つの態様では、適したHTIBRは、言及することによって本明細書に完全に含められる米国特許第6,103,842号明細書に教示される、イソプレンと1,3−ブタジエンとを、等温条件下において、有機溶媒中で、
(A)有機リチウム化合物、
(B)バリウムアルコキシド、および
(C)リチウムアルコキシド
より本質的に成る触媒系の存在下において共重合させることを含む方法を用いて製造することができる。
1つの態様において、本発明の空気入りタイヤは約30〜約100重量部のHTIBRを含む構成部品を含むことができる。この構成部品は、また、合計100重量部のエラストマーを構成するようにゼロと70重量部までのとの間の、この技術分野で公知である他のエラストマーも含むことができる。もう1つの態様において、本発明の空気入りタイヤは約50〜約100重量部のHTIBRを含む構成部品を含むことができる。この構成部品は、また、合計100重量部のエラストマーを構成するようにゼロと50重量部までのとの間の、この技術分野で公知である他のエラストマーも含むことができる。
HTIBRと共に使用することができる他のエラストマーとして、この技術分野で公知である色々な汎用エラストマーを挙げることができる。成句「オレフィン性不飽和を含んでいるゴムまたはエラストマー」は、天然ゴムとその色々な原料形態および再生形態のもの、並びに色々な合成ゴムの両ゴムを含むものとされる。この発明の説明においては、用語「ゴム」および「エラストマー」は、外に規定されなければ互換的に使用することができる。用語「ゴム組成物」、「配合ゴム」および「ゴムコンパウンド」は、色々な成分および材料とブレンドまたは混合されているゴムを意味するために互換的に用いられるもので、このような用語はゴム混合またはゴム配合技術分野の当業者には周知である。代表的な合成ゴムは、ブタジエンとその同族体および誘導体、例えばメチルブタジエン、ジメチルブタジエンおよびペンタジエンの単独重合生成物、並びにブタジエンまたはその同族体若しくは誘導体と他の不飽和単量体から形成されたもののような共重合体である。後者の中には、アセチレン類、例えばビニルアセチレン;オレフィン、例えばイソプレンと共重合してブチルゴムを形成するイソブチレン;ビニル化合物、例えばアクリル酸、アクリロニトリル(ブタジエンと重合してNBRを形成する)、メタクリル酸およびスチレン(後者の化合物はブタジエンと重合してSBRを形成する);並びにビニルエステルおよび色々な不飽和アルデヒド、ケトンおよびエーテル、例えばアクロレイン、メチルイソプロペニルケトンおよびビニルエチルエーテルがある。合成ゴムの特定の例を挙げると、ネオプレン(ポリクロロプレン)、ポリブタジエン(シス−1,4−ポリブタジエンを含む)、ポリイソブチレン(シス−1,4−ポリイソプレンを含む)、ブチルゴム、ハロブチルゴム、例えばクロロブチルゴムまたはブロモブチルゴム、スチレン/イソプレン/ブタジエンゴム、1,3−ブタジエンまたはイソプレンと、スチレン、アクリロニトリルおよびメタクリル酸メチルのような単量体との共重合体、並びにエチレン/プロピレン/ジエン単量体(EPDM)としても知られるエチレン/プロピレン三元共重合体、特にエチレン/プロピレン/ジクロロペンタジエン三元共重合体がある。使用できるゴムの追加の例に、カルボキシル化ゴム、ケイ素結合およびスズ結合星形分枝重合体がある。好ましいゴムまたはエラストマーはポリブタジエン、SBRおよび天然ゴムである。
1つの面において、HTIBRと組み合わされるべきゴムは1種以上のジエン系ゴムであるのが好ましい。例えば、シス1,4−ポリイソプレンゴム(天然または合成のものであるが、但し天然のものが好ましい)、3,4−ポリイソプレンゴム、スチレン/イソプレン/ブタジエンゴム、乳化および溶液重合誘導スチレン/ブタジエンゴム、シス1,4−ポリブタジエンゴムおよび乳化重合で製造されたブタジエン/アクリロニトリル共重合体のような1種以上のゴムが好ましい。
ゴムコンパウンド中で使用できる、一般に用いられる珪質顔料に常用の熱分解および沈降珪質顔料(シリカ)があるが、但し沈降シリカが好ましい。この発明で好ましく用いられる常用の珪質顔料は、例えばケイ酸塩、例えばケイ酸ナトリウムの酸処理によって得られるもののような沈降シリカである。
このような常用のシリカは、例えば、好ましくは1グラム当たり約40〜約600m2の範囲内、さらに通常は約50〜約300m2の範囲内の、窒素を用いて測定されるBET表面積を有するという特徴を有するだろう。表面積を測定するBET法は、Journal of the American Chemical Society、第60巻、第304頁(1930年)に記載されている。
常用のシリカは、また、典型的には約100〜約400、さらに通常は約150〜約300の範囲内のジブチルフタレート(DBP)吸収値を有するという特徴を有するだろう。
常用のシリカは、電子顕微鏡で測定して、例えば0.01〜0.05ミクロンの範囲内の平均極限粒径を有すると予想され得るが、但しシリカ粒子は大きさがさらに小さくてもよいし、或いは多分より大きくてもよい。
本発明では例としてだけであって、限定なしで示されるものであるが、PPG Industries社から表示210、243等々を持つ商標名Hi-Silで商業的に入手できるシリカ;Rhodia社から入手できる、例えばZ1165MPおよびZ165GRの表示を持つシリカ;およびDegussa社から入手できる、例えば表示VN2およびVN3を持つシリカ等々のような色々な商業的に入手できるシリカが使用できる。
一般に使用されるカーボンブラックが常用の充填材として使用することができる。このようなカーボンブラックの代表的な例を挙げると、N110、N121、N220、N231、N234、N242、N293、N299、S315、N326、N330、M332、N339、N343、N347、N351、N358、N375、N539、N550、N582、N630、N642、N650、N683、N754、N762、N765、N774、N787、N907、N908、N990およびN991がある。これらのカーボンブラックは、9〜145g/kgの範囲のヨウ素吸収量および34〜150cm3/100gの範囲のDBP数を有する。
タイヤ構成部品で使用するためのゴム組成物には、常用の硫黄含有有機ケイ素化合物をさらに含めるようにすることが好ましいだろう。適した硫黄含有有機ケイ素化合物の例は式:
Figure 2005068433
を持つものである;但し、上記の式においてZは
Figure 2005068433
より成る群から選ばれ、ここでR6は炭素原子1〜4個のアルキル基、シクロヘキシルまたはフェニルであり、R7は炭素原子1〜8個のアルコキシまたは炭素原子5〜8個のシクロアルコキシであり;Alkは炭素原子1〜18個の二価炭化水素であり;そしてnは2〜8の整数である。
本発明に従って使用できる硫黄含有有機ケイ素化合物の特定の例を挙げると、次のものがある:3,3’−ビス(トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(トリエトキシシリルプロピル)オクタスルフィド、3,3’−ビス(トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、2,2’−ビス(トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(トリメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、3,3’−ビス(トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、3,3’−ビス(トリブトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(トリメトキシシリルプロピル)ヘキサスルフィド、3,3’−ビス(トリメトキシシリルプロピル)オクタスルフィド、3,3’−ビス(トリオクトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(トリヘキソキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(トリ−2”−エチルヘキソキシシリルプロピル)トリスルフィド、3,3’−ビス(トリイソオクトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(トリ−t−ブトキシシリルプロピル)ジスルフィド、2,2’−ビス(メトキシジエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、2,2’−ビス(トリプロポキシシリルエチル)ペンタスルフィド、3,3’−ビス(トリシクロネキソキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(トリシクロペントキシシリルプロピル)トリスルフィド、2,2’−ビス(トリ−2”−メチルシクロヘキソキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(トリメトキシシリルメチル)テトラスルフィド、3−メトキシエトキシプロポキシシリル 3’−ジエトキシブトキシ−シリルプロピルテトラスルフィド、2,2’−ビス(ジメチルメトキシシリルエチル)ジスルフィド、2,2’−ビス(ジメチル sec−ブトキシシリルエチル)トリスルフィド、3,3’−ビス(メチルブチルエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(ジ−t−ブチルメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、2,2’−ビス(フェニルメチルメトキシシリルエチル)トリスルフィド、3,3’−ビス(ジフェニルイソプロポキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(ジフェニルシクロヘキソキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(ジメチルエチルメルカプトシリルプロピル)テトラスルフィド、2,2’−ビス(メチルジメトキシシリルエチル)トリスルフィド、2,2’−ビス(メチルエトキシプロポキシシリルエチル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(ジエチルメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(エチルジ−sec−ブトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(プロピルジエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3,3’−ビス(ブチルジメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、3,3’−ビス(フェニルジメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3−フェニルエトキシブトキシシリル 3’−トリメトキシシリルプロピルテトラスルフィド、4,4’−ビス(トリメトキシシリルブチル)テトラスルフィド、6,6’−ビス(トリエトキシシリルヘキシル)テトラスルフィド、12,12’−ビス(トリイソプロポキシシリルドデシル)ジスルフィド、18,18’−ビス(トリメトキシシリルオクタデシル)テトラスルフィド、18,18’−ビス(トリプロポキシシリルオクタデセニル)テトラスルフィド、4,4’−ビス(トリメトキシシリル−ブテン−2−イル)テトラスルフィド、4,4’−ビス(トリメトキシシリルシクロへキシレン)テトラスルフィド、5,5’−ビス(ジメトキシメチルシリルペンチル)トリスルフィド、3,3’−ビス(トリメトキシシリル−2−メチルプロピル)テトラスルフィド、3,3’−ビス(ジメトキシフェニルシリル−2−メチルプロピル)ジスルフィド。
好ましい硫黄含有有機ケイ素化合物は3,3’−ビス(トリメトキシまたはトリエトキシシリルプロピル)スルフィドである。最も好ましい化合物は3,3’−ビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィドおよび3,3’−ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドである。従って、式Iに関し、Zは
Figure 2005068433
であるのが好ましい:但し、上記の式においてR7は炭素原子2〜4個のアルコキシであり、この場合炭素原子2個が特に好ましく;Alkは炭素原子2〜4個の二価炭化水素であり、この場合炭素原子3個が特に好ましく;そしてnは2〜5の整数であり、この場合2および4が特に好ましい。
ゴム組成物中における式Iの硫黄含有有機ケイ素化合物の量は、使用される他の添加剤のレベルに依存して変わる。一般的に言えば、式Iの化合物の量は0.5〜20phrの範囲である。この量は1〜10phrの範囲であるのが好ましい。
この技術分野の当業者であれば直ちに分かるように、ゴム組成物は、各種の硫黄加硫性成分ゴムを、例えば硫黄供与体、活性化剤および遅延剤のような硬化助剤、およびオイル、粘着性付与樹脂を含めて樹脂類および可塑剤のような加工用添加剤、充填材、顔料、脂肪酸、酸化亜鉛、ワックス、酸化防止剤およびオゾン亀裂防止剤、並びに素練り促進剤のような普通に用いられる様々な添加剤材料と混合する方法のような、ゴム配合技術分野で一般に知られている方法によって配合されることになる。この技術分野の当業者に知られているように、上記の添加剤は、硫黄加硫性および硫黄加硫済み材料(ゴム類)の意図された用途に応じて選択され、そして一般に常用の量で使用される。硫黄供与体の代表的な例に、元素硫黄(遊離硫黄)、アミンジスルフィド、高分子ポリスルフィドおよび硫黄−オレフィン付加体がある。硫黄加硫剤は元素硫黄であるのが好ましい。硫黄加硫剤は約0.5〜8phrの範囲の量で使用することができ、この場合1.5〜6phrの範囲が好ましい。粘着性付与樹脂が使用される場合、その典型的な量は約0.5〜約10phr、通常は約1〜約5phrである。加工助剤の典型的な量は約1〜約50phrである。このような加工助剤としては、例えば芳香族系、ナフテン系および/またはパラフィン系のプロセスオイルを挙げることができる。酸化防止剤の典型的な量は約1〜約5phrである。代表的な酸化防止剤は、例えばジフェニル‐p‐フェニレンジアミン、および例えばThe Vanderbilt Rubber Handbook(1978年)、第344〜346頁に開示されるもののような他の酸化防止剤であることができる。オゾン亀裂防止剤の典型的な量は約1〜5phrである。ステアリン酸を挙げることができるが、脂肪酸が使用される場合、その典型的な量は約0.5〜約3phrである。酸化亜鉛の典型的な量は約2〜約5phrである。ワックスの典型的な量は約1〜約5phrである。マイクロクリスタリンワックスがよく用いられる。素練り促進剤の典型的な量は約0.1〜約1phrである。典型的な素練り促進剤は、例えばペンタクロロチオフェノールおよびジベンズアミドジフェニルジスルフィドであることができる。
硬化促進剤は加硫に必要とされる時間および/または温度を調節し、そして加硫物の性質を改善するために用いられる。1つの態様では、単一の促進剤系、即ち一次促進剤が用いることができる。一次促進剤(1種または2種以上)は、総量で約0.5〜約4phr、好ましくは約0.8〜約1.5phrの範囲の量で用いることができる。もう一つの態様では、加硫を活性化し、そして加硫物の性質を改善するために、一次促進剤と二次促進剤との組み合せが用いられることがあり、この場合二次促進剤は約0.05〜約3phrのようなより少ない量で用いられる。これらの促進剤を組み合せると、最終製品の性質に対して相乗効果がもたらされると予想され、そしていずれかの促進剤を単独で用いることによってもたらされる性質よりも幾分良好である。さらに、標準の加工温度では影響を受けないが、普通の加硫温度では満足な硬化をもたらす遅効型促進剤も用いることができる。加硫遅延剤が用いられることもある。本発明で使用することができる、適したタイプの促進剤は、アミン類、ジスルフィド類、グアニジン類、チオ尿素類、チアゾール類、チウラム類、スルフェンアミド類、ジチオカルバメート類およびザンテート類である。一次促進剤はスルフェンアミド類であるのが好ましい。二次促進剤が用いられる場合、それはグアニジン化合物、ジチオカルバメート化合物またはチウラム化合物であるのが好ましい。
ゴム組成物の混合は、ゴム混合技術分野の当業者に知られている方法によって成し遂げることができる。例えば、典型的には、その成分は少なくとも2つの段階、即ち少なくとも1つの非硬化発現段階とそれに続く硬化発現混合段階で混合することができる。硫黄加硫剤を含む最終硬化剤は、典型的には、通常「硬化発現」混合段階と呼ばれる最終段階で混合され、この段階では、混合は、典型的には、それに先行する非硬化発現混合段階(1つまたは2つ以上)の混合温度(1つまたは2つ以上)より低い温度、即ち最終温度で起こる。用語「非硬化発現(non-productive)」および「硬化発現(productive)」混合段階は、ゴム混合技術分野の当業者には周知である。ゴム組成物は熱機械的工程に付すことができる。熱機械的混合工程は、一般に、140〜190℃のゴム温度をもたらすために、ミキサーまたは押出機中における適切な期間の機械的加工作業を含む。熱機械的加工作業の適切な継続期間は、運転条件および構成部品の容積と性状の関数として変わる。例えば、熱機械的加工作業は1〜20分であることができる。
本発明のゴム組成物はタイヤの多種多様なゴム構成部品中に組み込むことができる。例えば、ゴム構成部品はトレッド(トレッドキャップおよびトレッドベースを含む)、サイドウォール、アペックス、チェーファー、サイドウォールインサート、ワイヤーコートまたはインナーライナーであることができる。構成部品はトレッドであるのが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、レースカー用タイヤ、乗用車用タイヤ、航空機用タイヤ、農業機械用タイヤ、土木建設機械用タイヤ、オフロード車用タイヤ、トラックタイヤ等であることができる。タイヤは乗用車用またはトラック用タイヤであるのが好ましい。タイヤは、また、ラジアルタイヤでもバイアスタイヤでもよいが、ラジアルタイヤが好ましい。
本発明の空気入りタイヤの加硫は、一般に、約100〜200℃の範囲の常用温度で行われる。加硫は約110〜180℃の範囲の温度で行われるのが好ましい。プレス機またはモールド中での加熱、過熱スチームまたは熱空気による加熱のような通常の加硫方法のどれを用いてもよい。このようなタイヤは、このような技術分野の当業者に知られており、かつ直ちに明らかになるいろいろな方法によって組み立て、造形し、成形し、そして硬化させることができる。
次の実施例は本発明を例示説明するために与えられるものであって、本発明を限定するものではない。部数は、全て、特に明らかにされない限りは重量による部数である。
実施例1
この実施例では、米国特許出願第10/124,006号明細書の教示に従って製造された一連の溶液法高トランスランダムIBR(HTIBR)重合体が配合され、そして各種の物理的性質の試験がなされた。これらの重合体の特徴は表1に示されるとおりである。
重合体は、70phrのHTIBRおよび30phrの天然ゴム(NR)を用いて、そして標準量の表2に示される常用の硬化剤および加工助剤を用いて配合された。硬化試料は、標準試験プロトコルに従って表3に示される色々な物理的性質について評価された。
Figure 2005068433
Figure 2005068433
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上記の試料は、約3〜12パーセントの範囲内のイソプレン含有量を有するHTIBR試料で引裂強度および生粘着力(green tack strength)が、予期されないことであるが最大になることを証明している。これは、引裂強度の改善は、一般に、反発弾性と耐摩耗性を犠牲にした場合、またその逆、即ち後者の改善は前者を犠牲にした場合にのみ実現されるが故に、特に驚くべきことである。さらに、低い方のイソプレン含有量についての引裂値が驚くほど高い。
以上、主題発明を説明するためにある特定の代表的態様および詳細を示したが、この技術分野の当業者には、本発明では、主題発明の範囲から逸脱しない限り色々な変更および修正をなし得ることは明らかであろう。

Claims (3)

  1. トレッドを有する空気入りタイヤであって、エラストマー100重量部(phr)に基づいて、
    (A)約30〜100phrの、約3〜約12重量パーセントのイソプレンから誘導された高トランスランダムイソプレン−ブタジエンゴム(IBR)にして、約1.8〜約2.2の多分散性、70重量パーセント超のトランス含有量および約−80〜約−90℃の範囲内のガラス転移温度を有する該高トランスランダムIBR;
    (B)約ゼロ〜約70phrの、シス1,4−ポリイソプレンゴム(天然または合成)、3,4−ポリイソプレンゴム、スチレン/イソプレン/ブタジエンゴム、スチレン/イソプレンゴム、乳化および溶液重合誘導スチレン/ブタジエンゴム、シス1,4−ポリブタジエンゴムおよび乳化重合で製造されたブタジエン/アクリロニトリル共重合体より成る群から選ばれる少なくとも1種の追加のエラストマー
    を含む加硫性ゴム組成物によって特徴づけられる上記の空気入りタイヤ。
  2. 加硫性ゴム組成物が約20〜約100phrの、シリカおよびカーボンブラックから選ばれる充填材をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 高トランスランダムIBRが、イソプレンおよび1,3−ブタジエンを、有機溶媒中で、
    (A)有機リチウム化合物、
    (B)アミノグリコールの周期律表IIa族金属塩およびグリコールエーテルの周期律表IIa族金属塩より成る群から選ばれる周期律表IIa族金属塩、および
    (C)有機アルミニウム化合物および有機マグネシウム化合物より成る群から選ばれる有機金属化合物
    から構成される触媒系の存在下において共重合することを含む方法によって製造されることを特徴とする、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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