JP2005063614A - 光ピックアップおよび光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ピックアップおよび光ディスク記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
安定したフォーカスエラー信号が得られると共に低コストの光ピックアップ及び該光ピックアップを用いた光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】
光ディスク記録再生装置1は、PDIC21が位置検出用PD23及び角度検出用PD24を有しているので、SSD法により適正なフォーカスエラー信号を得ることができると共に、光ディスク2に反射されビームスプリッタ16を透過したレーザ光に対する位置調整の前に、予め互いに位置調整され固定されたSSD用ホログラム22及びPDIC21を有する受光素子ユニット20を具備しているので、組み立てが容易となり低コスト化を図ることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、光ディスクに記憶されたデータを再生等するための光ピックアップおよび該光ピックアップを用いた光ディスク記録再生装置に関する。
従来、光ディスク記録再生装置のフォーカスサーボ方式には、一般的に非点収差法が用いられている。非点収差法では、平行平板のビームスプリッタを使用すれば、必要な部品点数を少なくでき、部品の位置調整が容易などの利点があるが、ディスク上のスポット径で規格化したトラックピッチの大きい記録媒体に対して、フォーカスエラー信号にトラッキングずれによるプッシュプルがもれこみ、光ピックアップによるデータシーク時の動作が不安定になる、という問題がある。
フォーカスエラー信号にトラッキングずれによるプッシュプルがもれこむ問題を解決するために、フォーカスサーボ方式には、スポットサイズディテクション(SSD)法が用いられている。SSD法では、フォーカスエラー信号を得るために、例えば、3分割されたフォトディテクタ(PD)を2個有するフォトディテクタIC(PDIC)を備えたレーザカプラや光ディスクからの反射光を2つに分割するビームスプリッタ又はSSD用ホログラムなどが用いられている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−334501号公報(段落[0020]、[0021]、[0025]、図1、図3)。
しかしながら、特許文献1の技術では、2個のPDからの信号を減算してフォーカスエラー信号を得るため、プッシュプルがもれこむ問題を解決しシーク時の光ピックアップの動作を安定させることができるが、光ピックアップ組み立て時に、例えばフォトディテクタICの位置調整やビームスプリッタ又はSSD用ホログラムなどの回転調整が必要となる。すなわち、SSD法の場合、位置調整の必要な部品数や調整項目が非点収差法より多いため、コスト高となるという問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、安定したフォーカスエラー信号が得られると共に低コストの光ピックアップ及び該光ピックアップを用いた光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る光ピックアップは、光ディスクにレーザ光を照射する光源と、前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットとを具備することを特徴とする。ここで、「第1の受光素子」とは例えば「位置検出用PD」であり、「第2の受光素子」とは例えば「角度検出用PD」である。
本発明では、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前にフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整された受光ユニットを具備している、すなわち、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、受光ユニットのフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整されているので、光ピックアップを容易に組み立てることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする。これにより、例えば分割により形成された分割線をフォーカスエラー信号検出用光学素子及び第1、第2の受光素子の位置調整に利用することができる。
本発明の他の観点に係る光ディスク記録再生装置は、光ディスクにレーザ光を照射する光源と、前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットとを具備する光ピックアップを備えていることを特徴とする。
本発明では、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前にフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整された受光ユニットを具備している、すなわち、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、受光ユニットのフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整されているので、光ディスク記録再生装置を容易に組み立てることができる。
本発明の一の形態によれば、前記光ピックアップの前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする。これにより、例えば分割により形成された分割線をフォーカスエラー信号検出用光学素子及び第1、第2の受光素子の位置調整に利用することができる。
本発明の他の観点に係る光ピックアップは、光ディスクに第1の波長のレーザ光を射出する第1の光源と、前記第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を射出する第2の光源と、前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットと、前記第1及び前記第2の光源と前記受光ユニットとの間に配置され、前記光ディスクからの反射光の波長に応じてその光軸を補正する光軸補正素子とを具備することを特徴とする。
ここで、「波長に応じてレーザ光の光軸を補正する」とは、例えば短波長のレーザ光の光路を補正せずに長波長のレーザ光の光路を短波長のレーザ光の光路に合うように補正することを意味している。
本発明では、光軸補正素子を具備しているので、第1、第2の波長のレーザ光の光ディスクからの反射光の第1の受光素子でのずれを抑制できると共に、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前にフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整された受光ユニットを具備している、すなわち、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、受光ユニットのフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整されているので、光ピックアップを容易に組み立てることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする。これにより、例えば分割により形成された分割線をフォーカスエラー信号検出用光学素子及び第1、第2の受光素子の位置調整に利用することができる。
本発明の一の形態によれば、第1の受光素子は、前記第1の波長及び前記第2の波長のうち長波長のレーザ光の発光点の共役点側に、配置されていることを特徴とする。これにより、長波長のレーザ光の光軸補正素子での回折方向とフォーカスエラー信号検出用光学素子での回折方向とを逆にすることができるので、第1、第2の波長のレーザ光の光ディスクからの反射光の第1の受光素子でのずれを抑制することができる。
本発明の他の観点に係る光ディスク記録再生装置は、光ディスクに第1の波長のレーザ光を射出する第1の光源と、前記第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を射出する第2の光源と、前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットと、前記第1及び前記第2の光源と前記受光ユニットとの間に配置され、前記光ディスクからの反射光の波長に応じてその光軸を補正する光軸補正素子とを具備する光ピックアップを備えていることを特徴とする。
本発明では、光軸補正素子を具備しているので、第1、第2の波長のレーザ光の光ディスクからの反射光の第1の受光素子でのずれを抑制できると共に、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前にフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整された受光ユニットを具備している、すなわち、光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、受光ユニットのフォーカスエラー検出用光学素子及び第1、第2の受光素子が予め互いに位置調整されているので、光ディスク記録再生装置を容易に組み立てることができる。
本発明の一の形態によれば、前記光ピックアップの前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする。これにより、例えば分割により形成された分割線をフォーカスエラー信号検出用光学素子及び第1、第2の受光素子の位置調整に利用することができる。
本発明の一の形態によれば、前記光ピックアップの前記第1の受光素子は、前記第1の波長及び前記第2の波長のうち長波長のレーザ光の発光点の共役点側に、配置されていることを特徴とする。これにより、長波長のレーザ光の光軸補正素子での回折方向とフォーカスエラー信号検出用光学素子での回折方向とを逆にすることができるので、第1、第2の波長のレーザ光の光ディスクからの反射光の第1の受光素子でのずれを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、安定したフォーカスエラー信号を確保することができると共に低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、光ピックアップを用いた光ディスク記録再生装置のCD及びDVDの再生を中心に説明するが、これに限られるものではない。
図1は本発明の第1の実施形態に係る光ディスク記録再生装置のブロック図である。図1に示すように、光ディスク記録再生装置1は、例えば音楽情報や映像情報などが記録された光ディスク2がセットされており、光ディスク2を回転させるスピンドルモータ3、光ディスク2にレーザ光を照射させ電気信号に変換させたりする光ピックアップ4、スピンドルモータ3などを駆動などさせるドライバ5、ドライバ5を制御するドライバ制御部6、光ピックアップ4からのPD信号を増幅するアンプ7と、例えばRF(Radio Frequency)信号を復調、誤り検出及び訂正などの処理をして音楽情報などの信号を再生したり、フォーカスエラー信号などを生成する信号処理部9、信号処理部9からの信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ10、D/Aコンバータ10によりアナログ信号に変換された信号を音響情報などに変換し出力すると共に、操作ボタンなどによる操作情報を入力するための入出力部11、例えば入出力部11から入力された音響情報などの図示しないエンコード処理手段や変調回路などを有する記録制御回路12及び光ディスク記録再生装置1全体の動作の制御をする制御部13などから構成されている。
ここで、光ディスク2は音響情報などが記録されたCD(Compact Disc)、映像情報などが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体である。
図2は光ピックアップ4の概略説明図である。図2に示すように、光ピックアップ4は、例えばレーザ光を射出する半導体レーザ素子(光源)14、そのレーザ光を3ビームに回折分離するグレーティング15、分離された3ビームを光ディスク2に照射させるためのビームスプリッタ16、そのビームスプリッタ16で屈折したレーザ光を平行光にするコリメータレンズ17、コリメータレンズ17により平行光にされたレーザ光を反射するミラー18、ミラー18により反射した反射光を光ディスク2上に集光する対物レンズ19、光ディスク2の反射光を受光し電気信号に変換する受光素子ユニット20などを有する。
半導体レーザ素子14は、例えば波長650nmのレーザ光を射出する。また、グレーティング15は半導体レーザ素子14から射出されたレーザ光を1つのメインビームと2つのサブビームの3つのビームに分離するための回析格子である。
また、ビームスプリッタ16は、グレーティング15からのレーザ光をミラー18の方向に屈折させることができるものであり、更にレーザ光が光ディスク2に反射して戻ってきたときは、戻ってきた反射光を透過させることができるものである。
更に、ミラー18は、ビームスプリッタ16により屈折されたグレーティング15からのレーザ光を光ディスク2に向けて反射し、光ディスク2からの反射光をビームスプリッタ16に照射するためのものである。
次に、図2に基づいて受光素子ユニット20について説明する。図2に示すように、受光素子ユニット20は、例えば、フォーカスエラー信号検出用光学素子であるスポットサイズディテクション(SSD)法用の回折ホログラム(以下、「SSD用ホログラム」、という。)22と、SSD用ホログラム22のビームスプリッタ16側とは反対側に配置されたフォトディテクタIC(以下、「PDIC」という。)21とを有している。ここで、SSD用ホログラム22は、例えばビームスプリッタ16からの入射光を2つの光束に分離するとともに、夫々の光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えることができる。
図3はPDIC21の概略説明図である。図3に示すように、PDIC21は、例えばレーザ光による短波長スポットD1の位置を検出するための位置検出用PD23と、SSD用ホログラム22の角度を検出するための角度検出用PD24とが基板に実装されている。
位置検出用PD23と角度検出用PD24とは、位置検出用PD23と角度検出用PD24とを結ぶ方向(X軸方向)が、光ディスク2のラディアル方向となるように配設されている。位置検出用PD23は、対物レンズ19の移動方向となるラディアル方向(以下、「X軸方向」という。)に直交するトラック方向(以下、「Y軸方向」という。)に、3つの領域A、B、Cに分割されている。また、位置検出用PD23は、略十字状のスポット位置検出用分割線GでX、Y軸方向に夫々2分割されている。すなわち、領域Bは、Y軸方向の中央でスポット位置検出用分割線GによりY軸方向に2分割されている。また、領域A、B及びCは、X軸方向の中央でスポット位置検出用分割線GによりX軸方向に2分割されている。スポット位置検出用分割線Gは、例えば、PDIC21、SSD用ホログラム22の位置を調整する時に、短波長スポットD1の位置を決めるためのターゲットとして用いられる。
一方、位置検出用PD23の図3に示すX軸方向側には、角度検出用PD24が配置されている。角度検出用PD24は、図3に示すY軸方向に3つの領域D、E、Fに分割されている。また、角度検出用PD24は、スポット角度検出用分割線HでY軸方向に2分割されている。すなわち、領域Eは、Y軸方向の中央でスポット角度検出用分割線HによりY軸方向に2分割されている。スポット角度検出用分割線Hは、SSD用ホログラム22の角度を調整するときに、例えばレーザ光による短波長スポットD2のターゲットとして用いられる。なお、角度検出用PD24、位置検出用PD23は、図1に示すアンプ7に接続されている。
図1に示すように、アンプ7は、例えば制御部13のコントロールの下、位置検出用PD23からの信号及び角度検出用PD24からの信号を所定の大きさまで増幅することができる。
更に、アンプ7の信号を受信する信号処理部9では、位置検出用PD23及び角度検出用PD24からの信号を用いてトラッキングエラー信号及びフォーカシングエラー信号が生成されると共に、後述するRF信号に復調、誤り検出及び訂正などの処理が施され音楽情報などの信号が再生される。
フォーカスエラー信号の生成には、スポットサイズディテクション(以下、「SSD」という。)法が用いられている。SSD法では、例えば、各領域A〜Fの信号a〜fを用いて、フォーカスエラー信号が(a+c+e)−(b+d+f)の演算により得られる。
ドライバ5は、例えば図示しないフォーカスドライバ、トラッキングドライバ及びスピンドルドライバなどを有し、図示しない例えば2軸アクチュエータのフォーカシングコイルやトラッキングコイルにより、光ピックアップ4の対物レンズ19をフォーカス方向及びトラッキング方向に動かすことができる。また、スピンドルドライバは、スピンドルモータ3の回転を制御することができる。
また、ドライバ制御部6は例えば図示しないフォーカス制御回路やトラッキング制御回路などを有し、制御部13のコントロール下、信号処理部9からのフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などに基づいて、ドライバ5を制御することができる。
更に、入出力部11は図示しない音響部、表示部、撮像部及び操作部などを有し、例えば制御部13のコントロールの下、D/Aコンバータ10から供給されるアナログ信号に変換された音楽情報などを音響部のスピーカなどにより音声などにして出力することができる。
また、入出力部11は、操作部の操作ボタンなどからの操作情報を制御部13に受け渡すことができる。
更に、制御部13は例えば図示しない演算と制御とをするCPU(Central Processing Unit)、必要に応じて一時的に情報を記録し光ディスク記録再生装置1の制御をより円滑に行うRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及びデータ格納部などを有する。
次に、以上のように構成された光ディスク記録再生装置1の光ピックアップ4の作製手順について、受光素子ユニット20などの位置調整を中心に説明する。
まず、スポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用して、PDIC21とSSD用ホログラム22との位置などを予め調整し、PDIC21とSSD用ホログラム22とを一体にし受光素子ユニット20を作製する。このとき、スポット位置検出用分割線Gは、例えば、レーザ光のスポットの位置を調整するために用いられる。また、スポット角度検出用分割線Hは、例えば、SSD用ホログラム22の光軸周りの回転角度などを調整するために用いられる。位置検出用PD23、角度検出用PD24は、スポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hにより、それぞれ細分化されているので、より正確に位置、角度を調整することができる。
次に、スポット位置検出用分割線Gを利用して、光ディスク2からの反射光に対する受光素子ユニット20の位置調整をして固定し光ピックアップ4を作製する。このとき、同じスポット位置検出用分割線Gを受光素子ユニット20の位置決めに利用することで、容易かつ正確に光ピックアップを組み立てることができる。
このように、光ディスク2からのレーザ光に対する受光素子ユニット20の位置調整時に、受光素子ユニット20の作製時に使用したものと同じスポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用することができるので、容易に光ピックアップ4を作製することができる。
以上で光ディスク記録再生装置1の作製手順の説明を終了する。
次に、以上のように構成、作製された光ディスク記録再生装置1の動作についてDVDの再生を中心に説明する。
まず、図1に示すように、光ディスク記録再生装置1に光ディスク2がセットされ入出力部11のボタン操作などにより電源が投入されると、制御部13はドライバ制御部6及びドライバ5によりスピンドルモータ3を所定の回転数で回転させる。
また、制御部13はドライバ制御部6及びドライバ5により図示しないスレッドモータを駆動させ、所定の光ディスク2の位置に光ピックアップ4を移動させると共に、ドライバ制御部6及びドライバ5により半導体レーザ素子14に電流をリードパワーレベルに調節して、供給させる。
更に、必要な電流が供給された半導体レーザ素子14は、例えば波長650nmのレーザ光を射出する。射出されたレーザ光は例えば図2に示す実線のように、まず、グレーティング15に入射し3つのビームに分離されビームスプリッタ16に入射する。すなわち、回折格子であるグレーティング15により、メインビームとサブビームに分離され、サブビームは信号を読み取るためのメインビームからトラックの左右方向にずれた位置に照射されるように回折される。3ビームは、例えば、DVDの記録時などに利用することができる。
また、ビームスプリッタ16に入射した3つのビームからなるレーザ光は更にコリメータレンズ17に入射する。
コリメータレンズ17に入射したレーザ光はコリメータレンズ17により平行光にされ、ミラー18に反射され、対物レンズ19に入射する。そして、対物レンズ19でレーザ光は光ディスク2の情報記録面に集光される。
更に、情報記録面で反射された3つのビームからなるレーザ光は、対物レンズ19、ミラー18及びコリメータレンズ17の順に逆に戻り、ビームスプリッタ16に入射する。ビームスプリッタ16に入射した光ディスク2からの反射光は、受光素子ユニット20のSSD用ホログラム22に照射される。
SSD用ホログラム22に照射されたレーザ光は、2つの方向に回折される。SSD用ホログラム22で回折された2つのレーザ光は、位置検出用PD23、角度検出用PD24に夫々入射される。このとき、SSD用ホログラム22により例えば図2に示すように、位置検出用PD23側では集光点であるPD表面の後方に集光され、角度検出用PD24側では集光点の前方に集光されるように夫々のレーザ光の光路差が生成される。これにより、一義的に位置調整が可能となる。
位置検出用PD23、角度検出用PD24に入射したレーザ光は、位置検出用PD23、角度検出用PD24の各領域で電気信号に変換される。各電気信号は、例えば制御部13のコントロール下、アンプ7により増幅され、信号処理部9に供給される。
信号処理部9は、例えば、DPD法によりトラッキングエラー信号、SSD法によりフォーカシングエラー信号を生成する。生成されたトラッキングエラー信号及びフォーカシングエラー信号は制御部13を介してドライバ制御部6に供給される。SSD法では、例えば、図3に示す各領域A〜Fからの信号a〜fを用いて、フォーカスエラー信号が(a+c+e)−(b+d+f)の演算により得られる。
ドライバ制御部6は、トラッキングエラー信号をドライバ5に伝える。ドライバ5は、トラッキングドライバにより光ピックアップ4の図示しない例えば2軸アクチュエータのトラッキングコイルによって、トラッキングを行なう。
また、ドライバ制御部6は、フォーカスエラー信号をドライバ5に伝える。ドライバ5は、フォーカスドライバにより光ピックアップ4の図示しない例えば2軸アクチュエータのフォーカスコイルによって、フォーカシングを行なう。
これによって、対物レンズ19を常に適正な位置に保つことができ、再生の精度を確保できる。
また、信号処理部9は、例えば、位置検出用PD23の各領域の信号を加算することでRF信号を生成し、制御部13のコントロール下、RF信号を復調、誤り検出及び訂正などの処理をして音楽情報などの信号を生成し、D/Aコンバータ10に供給する。
更に、D/Aコンバータ10は、例えば制御部13のコントロール下、供給された音楽情報などの信号をアナログ信号に変換し、入出力部11に供給する。
入出力部11は、例えば制御部13のコントロール下、供給された音響情報などを図示しない音響部のスピーカなどにより音声などにして出力し、光ディスク2に記録された音楽情報等が再生されることとなる。
以上で光ディスク記録再生装置1の動作の説明を終了する。
このように本実施形態によれば、光ディスク記録再生装置1は、PDIC21が位置検出用PD23及び角度検出用PD24を有しているので、SSD法により適正なフォーカスエラー信号を得ることができると共に、光ディスク2に反射されビームスプリッタ16を透過したレーザ光に対する位置調整の前に、予め互いに位置調整され固定されたSSD用ホログラム22及びPDIC21を有する受光素子ユニット20を具備しているので、組み立てが容易となり低コスト化を図ることができる。すなわち、SSD用ホログラム22及びPDIC21の位置を調整して固定し受光素子ユニット20を作製した後、受光素子ユニット20を光ディスク2からのレーザ光に対して位置調整するので、非点収差法に比べ組み立て時の調整項目が少なく組み立てが容易となり低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の光ディスク記録再生装置1は、位置検出用PD23及び角度検出用PD24を有しておりSSD法によりフォーカスエラー信号を生成するので、フォーカスエラー信号へのプッシュプルの漏れ込みを抑制しシーク動作を安定させることができる。
更に、本実施形態の光ディスク記録再生装置1は、位置検出用PD23、角度検出用PD24が、十字状のスポット位置検出用分割線G、直線状のスポット角度検出用分割線Hを有している。すなわち、位置検出用PD23、角度検出用PD24は、夫々3分割された上に更にスポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hで分割されているので、組み立て時に、スポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用してレーザ光のスポット位置、角度などを容易に特定することができる。このため、例えば、SSD用ホログラム22とPDIC21との位置を容易に調整することができるので、光ピックアップ4を容易に組み立てることができる。
また、本実施形態の光ディスク記録再生装置1では、光ディスク2からのレーザ光に対する受光素子ユニット20の位置調整時に、受光素子ユニット20の作製時に使用したものと同じスポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用することができるので、容易に光ピックアップ4を作製することができる。
また、本実施形態の光ディスク記録再生装置1は、位置検出用PD23がX軸方向及びY軸方向に夫々2分割されている。このため、各領域からの出力信号を利用することができるので、トラッキングエラー信号の生成にDPD法を用いることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップを用いた光ディスク記録再生装置について説明する。なお、本実施形態では第1の実施形態と同一の要素には同一の符号を付しその説明を省略し異なる箇所を説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップを示す模式図、図5は第2の実施形態に係る光ピックアップのフォトディテクタの概略説明図である。
図4に示すように、本実施形態では、半導体レーザ素子14を用いる代わりに、例えば、波長λ1(780nm)のレーザ光を射出するフォトダイオードと、波長λ2(650nm)のレーザ光を射出するフォトダイオードを有す1CAN2波長レーザダイオード35が用いられている。また、受光素子ユニット20の代わりに、受光素子ユニット30が用いられている。受光素子ユニット30は、SSD用ホログラム32と、PDIC31とを有している。PDIC31は、第1実施形態と同様の位置検出用PD23と、第1実施形態の角度検出用PD24よりラディアル方向に長い形状の角度検出用PD34を有している(図5参照)。更に、ビームスプリッタ16と、SSD用ホログラム32との間には、長波長側λ1のレーザ光を回折して光路を補正し、短波長側λ2のレーザ光をそのまま透過する光軸補正素子36が配置されている。
次に、以上のように構成された光ディスク記録再生装置1の光ピックアップ4の作製手順について、受光素子ユニット30などの位置調整を中心に説明する。
まず、PDIC31の位置とSSD用ホログラム32の回転角などを、スポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用して調整し、PDIC31とSSD用ホログラム32とを一体にして予め受光素子ユニット30を作製する。
次に、図5に示す短波長スポットD1が位置検出用PD23上に形成されたスポット位置検出用分割線Gの中央となるように、予め作製しておいた受光素子ユニット30の位置を調整し固定する。
続いて、長波長のレーザ光による長波長スポットC1が位置検出用PD23の中央、すなわち、スポット位置検出用分割線Gの中央に合うように、光軸補正素子36を光軸方向に移動したり光軸周りに回転するなどして位置調整する。これにより、例えば、長波長スポットC1が、スポット位置検出用分割線G上をX軸、Y軸方向に移動して、スポット位置検出用分割線Gの中央に同心円状に位置調整される。長波長スポットC1の位置を調整する時に、長波長スポットC2の位置は、角度検出用PD34上のスポット角度検出用分割線H上に自動的に決定される。
以上で光ディスク記録再生装置の作製手順の説明を終了する。
次に、以上のように構成、作製された光ディスク記録再生装置の動作を再生を中心に説明する。なお、1CAN2波長レーザダイオード35の異なるフォトダイオードから射出された波長λ1、λ2のレーザ光が、夫々光ディスク2に反射され、ビームスプリッタ16に戻り透過するまでと各受光素子にレーザ光が入射した後は、第1実施形態の動作とほぼ同じなので、ビームスプリッタ16を透過後、位置検出用PD23、角度検出用PD34に入射するまでについて説明する。
図6は、光ピックアップの受光素子ユニット30中の光路を説明するための概略説明図である。図4及び図6に示すように、例えばCDの再生時の長波長レーザ光の光路は点線で、DVD再生時の短波長レーザ光の光路は実線で表されている。
図6に示すように、ビームスプリッタ16を透過した長波長レーザ光(点線)は、光軸補正素子36により光路が角度検出用PD34から見て、長波長のレーザ光を射出するフォトダイオードの発光点S1の共役点S3側の反対側、すなわち、図6に示すD方向に回折される。次に、SSD用ホログラム32によって光路が位置検出用PD23側と、角度検出用PD34側に回折(分光)され、その2つのレーザ光は位置検出用PD23、角度検出用PD34に入射される。このとき、既に光軸補正素子36でD方向に回折された長波長光は、SSD用ホログラム32によりD方向とは逆のU方向に回折される。
一方、ビームスプリッタ16を透過した短波長レーザ光は、光軸補正素子36により光路を補正されずにそのまま透過し、SSD用ホログラム32によって光路が位置検出用PD23側と、角度検出用PD34側に回折され、その2つのレーザ光は位置検出用PD23、角度検出用PD34に入射される。
以上で光ディスク記録再生装置1の動作の説明を終了する。
このように本実施形態によれば、光ディスク記録再生装置は、PDIC31が位置検出用PD23及び角度検出用PD34を有しているので、SSD法により精度のよいフォーカスエラー信号を得ることができると共に、ビームスプリッタ16からのレーザ光に対する位置調整の前に、予め互いに位置調整され固定されたSSD用ホログラム32及びPDIC31を有する受光素子ユニット30を具備しているので、組み立てが容易となり低コスト化を図ることができる。すなわち、SSD用ホログラム32及びPDIC31の位置を調整して固定し受光素子ユニット30を作製した後、受光素子ユニット30を光ディスク2からのレーザ光に対して位置調整するので、非点収差法に比べ組み立て時の調整項目が少なく組み立てが容易となり低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の光ディスク記録再生装置は、位置検出用PD23及び角度検出用PD34を有しておりSSD法によりフォーカスエラー信号を生成するので、フォーカスエラー信号へのプッシュプルの漏れ込みを抑制しシーク動作を安定させることができる。
更に、本実施形態の光ディスク記録再生装置は、位置検出用PD23、角度検出用PD34が、スポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを有している。このため、受光素子ユニット30のSSD用ホログラム32からのレーザ光に対する位置調整時に、スポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用でき、長波長スポットC1の位置調整時にスポット位置検出用分割線Gを利用することができるので、容易に光ピックアップを組み立てることができる。
また、本実施形態の光ディスク記録再生装置は、受光素子ユニット30の作製時、及び、光ディスク2からのレーザ光に対する受光素子ユニット30の位置調整時に、同じスポット位置検出用分割線G、スポット角度検出用分割線Hを利用することができるので、容易かつ正確に光ピックアップを作製することができる。
更に、本実施形態によれば、波長λ1のレーザ光の発光点S1の共役点S3側に、位置検出用PD23が配置されている。これにより、光軸補正素子36によるレーザ光の回折方向(図6に示すD方向)と、SSD用ホログラム32によるレーザ光の回折方向(図6に示すU方向)をほぼ逆向きにすることができるので、例えば、環境温度や射出パワーの変化などによる波長の変動に対して、スポット位置の変動をキャンセルすることができる。
また、本実施形態の光ディスク記録再生装置は、SSD用ホログラム32及びPDIC31が近接されている。これにより、受光素子ユニット30を小型化でき、光ピックアップ及び光ディスク記録再生装置を小型化することができる。
更に、本実施形態では、角度検出用PD34のX軸方向の長さがY軸方向の長さより大きく設定されている。このため、短波長、長波長スポットC2、D2を確実に角度検出用PD34で受光することができる。
尚、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
例えば上述した実施形態では、光ディスク2の再生の場合について主に説明したがこれに限られるものではなく、レーザ光を用いて記録再生するものであれば他の記録媒体であってもよい。これにより、よりカスタマイズ化が図れることとなる。
また、上述した実施形態では、SSD用ホログラム22、32を用いる例を示したが、SSD用ホログラム22、32の代わりに、例えば、位置検出用PD23、角度検出用PD24に回折するSSDプリズムを用いるようにしてもよい。このような構成にしても同様にレーザ光を回折することができる。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスク記録再生装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る光ピックアップの光学系の概略説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る光ピックアップのフォトディテクタの概略説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップの光学系の概略説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップのフォトディテクタの概略説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップの受光素子ユニット中の光路の概略説明図である。
符号の説明
1 光ディスク記録再生装置
2 光ディスク
4 光ピックアップ
9 信号処理部
13 制御部
14 半導体レーザ素子
15 グレーティング
16 ビームスプリッタ
17 コリメータレンズ
18 ミラー
19 対物レンズ
20、30 受光素子ユニット
21、31 PDIC
22、32 SSD用ホログラム
23 位置検出用PD
24、34 角度検出用PD
35 1CAN2波長レーザダイオード
36 光軸補正素子
A、B、C、D、E、F 領域
G スポット位置検出用分割線
H スポット角度検出用分割線
D1、D2 短波長スポット
C1、C2 長波長スポット

Claims (10)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射する光源と、
    前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットと
    を具備することを特徴とする光ピックアップ。
  2. 請求項1に記載の光ピックアップであって、
    前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする光ピックアップ。
  3. 光ディスクにレーザ光を照射する光源と、
    前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットと
    を具備する光ピックアップを備えていることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  4. 請求項3に記載の光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ピックアップの前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  5. 光ディスクに第1の波長のレーザ光を射出する第1の光源と、
    前記第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を射出する第2の光源と、
    前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットと、
    前記第1及び前記第2の光源と前記受光ユニットとの間に配置され、前記光ディスクからの反射光の波長に応じてその光軸を補正する光軸補正素子と
    を具備することを特徴とする光ピックアップ。
  6. 請求項5に記載の光ピックアップであって、
    前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする光ピックアップ。
  7. 請求項6に記載の光ピックアップであって、
    前記第1の受光素子は、前記第1の波長及び前記第2の波長のうち長波長のレーザ光の発光点の共役点側に、配置されていることを特徴とする光ピックアップ。
  8. 光ディスクに第1の波長のレーザ光を射出する第1の光源と、
    前記第1の波長と異なる第2の波長のレーザ光を射出する第2の光源と、
    前記光ディスクからの反射光に対する位置調整の前に、前記反射光を2つの光束に分離するとともに、それぞれの光束が入射する光の集光点の前後に集光するように光路差を与えるフォーカスエラー信号検出用光学素子と前記2つの方向に分けられたレーザ光を夫々受光する第1及び第2の受光素子とが予め互いに位置調整された受光ユニットと、
    前記第1及び前記第2の光源と前記受光ユニットとの間に配置され、前記光ディスクからの反射光の波長に応じてその光軸を補正する光軸補正素子と
    を具備する光ピックアップを備えていることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  9. 請求項8に記載の光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ピックアップの前記第1の受光素子は、前記光ディスクのトラック方向及びラディアル方向で夫々二つの領域に分割されており、前記第2の受光素子は、前記ラディアル方向で2つの領域に分割されていることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  10. 請求項9に記載の光ディスク記録再生装置であって、
    前記光ピックアップの前記第1の受光素子は、前記第1の波長及び前記第2の波長のうち長波長のレーザ光の発光点の共役点側に、配置されていることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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