JP2005062691A - 映像投写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラーホイールを具備する映像投写装置において、カラーホイールに配設されたフィンの騒音を低減できる映像投写装置を提供する。
【解決手段】モータ11により回転されるカラーホイール12に配設されたフィン13の反対面に、カラーホイール12が所定の回転数で回転した時にフィン13が発生する音の騒音パターン14を予め印刷しておく。光ピックアップ部15は、騒音パターン14を読み取り、読み取ったデジタル信号を、フィン13が発生する音を打ち消す音を生成する回路(図示していない)に送る。この回路は、読み取ったデジタル信号をアナログ信号に変換し、予め決められたデータ圧縮方法により逆補正した後、位相を調整してスピーカ16に入力し、スピーカ16は、フィン13の音を打ち消す音を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像投写装置に関し、より詳細には、光源からの光を分光するためにカラーホイールを有する映像投写装置であって、前記カラーホイールにフィンを設けて前記光源の熱を放熱するようにしたDLP(Digital Light Processing)単板方式映像投写装置(プロジェクタ)等において、前記カラーホイールに設けたフィンによって生じる音を打ち消すようにした映像投写装置に関する。
DLPプロジェクタは、光源からの光をカラーホイールでR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色に分光して、液晶表示素子やDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)に照射し、液晶表示素子やDMDにより形成された映像を投写レンズを介して拡大してスクリーン等に投写するものである。DLPプロジェクタにおいては、光源の出す熱が周辺の部品に与える影響を軽減するために、通常、ファンを用いてこれら光源や周辺部に空気を供給して装置内を冷却し、プロジェクタの温度上昇を抑えている。しかし、光源は、高熱を発生するので、ある程度以上の空気の流量で冷却する必要があり、プロジェクタを小さくするために小型のファンを用いると、ファンを高速回転させなければならず、オフィス環境では、ファンの音が無視できない騒音となっていた。
ファンの騒音を低減するために、例えば、特開平6−8581号公報(特許文献1)においては、マイクロフォンでファンが発生する音を拾い、逆位相に変換し、同じ振幅でスピーカから出力して、ファンが発生する音を打ち消すことにより、騒音を低減するようにしている。
また、DLPプロジェクタの液晶表示素子を冷却するために、例えば、特開2001−100315号公報(特許文献2)では、カラーホイール上にフィン(羽根)を設け、該フィンにより光源を放熱するための冷却風を発生し、光源を冷却するための専用の冷却ファンを不要にして、装置を小型化している。
特開平6−8581号公報 特開2001−100315号公報
しかしながら、上述した特開2001−100315号公報に記載の発明は、専用の冷却ファンを不要にし、替わりにカラーホイールにフィンを配設して、該フィンによって冷却風を発生させて装置内を冷却しているが、カラーホイールの回転時にフィンによって音が発生するので、プロジェクタ、特に、プレゼンテーションや映画鑑賞を目的とするプロジェクタにとっては、フィンによって発生する音が耳障りな騒音になるという課題がある。
また、特開平6−8581号公報に記載の発明は、マイクロフォンを使用してファンが発生する音を拾う際に、同時にファンの音以外の音も拾って、スピーカより出力するので、ファンの音以外の音による騒音が増加してしまうという課題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、フィンをカラーホイールに配設した映像投写装置において、該カラーホイールに印刷した当該フィン固有の騒音パターンを読み取り、読み取った騒音パターンに基づいて、当該フィンの音を打ち消す音をスピーカから出力することにより、装置の騒音を低減できる映像投写装置を提供することを目的とする。
光源からの光をカラーホイールで分光する映像投写装置において、前記カラーホイールを所定の回転数で回転させて該カラーホイールが発生する音から騒音パターンを作成し、該騒音パターンを前記カラーホイール上に予め印刷しておき、該カラーホイールを前記所定の回転数で回転させて前記騒音パターンを読み取り、読み取った騒音パターンから該騒音パターンの基になった音を復元し、復元した音がスピーカより出力されて、前記カラーホイールが発生する音を打ち消すことを特徴とするもので、例えば、カラーホイール上にフィンを有する映像投写装置において、前記カラーホイールが所定の回転数で回転した時に前記フィンが発生する音を騒音パターンとしてカラーホイール上に備えて、前記カラーホイール上の騒音パターンを取り込み、取り込んだ騒音パターンを基に、カラーホイールのフィン騒音を低減するものである。
更には、前記カラーホイールの所定の回転数が複数である場合、該各所定の回転数に対応した騒音パターンを前記カラーホイール上に予め印刷しておき、所定の回転数に対応した前記騒音パターンを読み取り、該所定の回転数で読み取った騒音パターンから該騒音パターンの基になった音を復元し、復元した音がスピーカより出力されて、前記カラーホイールが該所定の回転数で発生する音を打ち消すことを特徴とするもので、例えば、前記カラーホイールの所定の回転数が複数存在する場合、所定の回転数毎に騒音パターンをカラーホイール上に備えて、カラーホイールの所定の回転数に対応した、前記カラーホイール上の騒音パターンを取り込み、取り込んだ騒音パターンを基に、カラーホイールのフィン騒音を低減するものである。
更には、光源からの光をカラーホイールで分光する映像投写装置において、前記カラーホイールは、該カラーホイールを所定の回転数で回転させて該カラーホイールが発生する音から作成された騒音パターンが該カラーホイール上に予め印刷されており、前記映像投写装置は、前記騒音パターンを読み取る光ピックアップ部と、該光ピックアップ部が前記騒音パターンから読み取ったデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部と、該D/A変換部で変換されたアナログ信号の帯域補正を行なう帯域補正部と、該帯域補正部で帯域補正された信号を位相調整する位相調整アンプ部と、前記カラーホイールに対向するように配設されたスピーカとを有し、前記位相調整アンプ部で位相調整された信号に基づいて前記スピーカより音を出力して、前記カラーホイールが発生する音を打ち消すことを特徴とする。
更には、前記カラーホイールの所定の回転数が複数である場合、前記カラーホイールは、前記各所定の回転数に対応する騒音パターンが予め印刷されており、前記映像投写装置は、前記カラーホイールの回転数を検出する回転数検出部を有し、前記光ピックアップ部は、前記回転数検出部が検出した所定の回転数に対応した騒音パターンを選択して、選択した騒音パターンから読み取ったデジタル信号を前記D/A変換部に入力し、前記映像投写装置は、前記位相調整アンプ部で位相調整された信号に基づいて前記スピーカより音を出力して、前記回転数検出部が検出した所定の回転数で前記カラーホイールが発生する音を打ち消すことを特徴とする。
本発明によれば、カラーホイールを所定の回転数で回転させて、該カラーホイールに設けたフィンが発生する音から騒音パターンを作成して該カラーホイール上に予め印刷しておき、該騒音パターンに基づいて復元した音を位相調整してスピーカから出力して、前記フィンが発生する音を打ち消すことにより、フィンの騒音を低減(静音化)することができる。
また、フィンが発生する音のみを騒音パターンとしているので、フィンの音以外の音を、スピーカより出力することがなくなり、確実にフィンの音のみを打ち消して、プロジェクタの騒音を低減することができる。
図1は、本発明による映像投写装置の一実施形態における構成図であり、プロジェクタ10の主要な構成を示している。プロジェクタ10内には、モータ11により回転されるカラーホイール12があり、光源17からの光は、該カラーホイール12により、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)に分光されて、コンデンサレンズ18を通って、ミラー19で反射され、液晶表示素子やDMDなどの映像表示素子20に照射される。映像表示素子20によって形成される映像は、投写レンズ21により拡大されてスクリーンなどの投写幕に投写される。
カラーホイール12には、光源17側の面にフィン13が配設されており、カラーホイール12が回転されることによってフィン13が起こす風は、光源及びその周辺を冷却する。本発明においては、フィン13が配設された面の反対面には、フィン13が発生する音の騒音パターン14が印刷されている。騒音パターン14は、カラーホイール12が所定の回転数で回転した時にフィン13が発生する音のみをマイクロフォンで拾い、デジタル変換した後、データ圧縮あるいはデータ間引き等の処理を行ない、ドットパターンに変換したものである。ドットパターンは、例えば、黒いドットの有無により2値データを表したもので、作成が容易で、かつ、判読しやすい。所定の回転数が複数ある場合は、各所定の回転数に対応した騒音パターンがすべて印刷される。
カラーホイール12の騒音パターン14側の面の近くに光ピックアップ部15が配置され、該光ピックアップ部15は、所定の回転数で回転するカラーホイール12から騒音パターン14を読み取る。光ピックアップ部15は、騒音パターン14からの反射光を検知する光センサ(図示していない)を有し、例えば、光ピックアップ部15から騒音パターン14に向けてレーザ光線を照射し、光センサによりレーザ光線の反射光を検出して、騒音パターン14に対応したデジタル信号を出力する。ドットパターンが複数列で構成されている場合は、例えば、列毎にレーザと光センサを用意することにより並列に読み取ることができる。光ピックアップ部15からのデジタル信号は、フィン13が発生する音を打ち消す音を生成する回路(図5にて後述する)に入力される。スピーカ16は、当該回路からの信号に基づいて音を出力して、フィン13が発生する音を打ち消す。
上述した実施形態では、騒音パターン14は、カラーホイール12のモータ11側の面に印刷したが、フィン13が配設された面、あるいは、カラーホイール12の筒状部分の面に印刷しても良い。これらの場合、光ピックアップ部15は、騒音パターン14を読み取れる位置に配置する。
図2は、本発明による映像投写装置の一実施形態におけるカラーホイールをモータ側から見た図であり、カラーホイール12の円周部に沿って騒音パターン14が円状に印刷されている。カラーホイール12には、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色が配置され、3色の周辺部分に騒音パターン14が印刷されている。所定の回転数が複数ある場合は、複数の騒音パターン14a〜14nが同心円状に印刷されるが、図2には、例として、2種類の騒音パターン14a、14nを示している。
図3は、カラーホイールに配設されたフィンが発生する音の周波数特性の一例を示す図であり、カラーホイール12が所定の回転数で回転した時にフィンが発生する音を、マイクロフォンで拾って、周波数特性に表したものである。マイクロフォンで拾った音は、デジタル変換すると膨大なデータ量となり騒音パターン14として印刷しきれない為、デジタル変換後データ圧縮等の処理を行なってデータ量を減らした後、騒音パターンに変換される。
図4は、本発明による騒音パターンを印刷した一例を示すイメージ図であり、例として、カラーホイール12の所定の回転数が異なる騒音パターン14aと14nが示されている。騒音パターン14は、黒いドットのあるところが「1」、黒いドットのないところが「0」を示す、複数の列から構成されるドットパターンで表され、騒音パターン14としては、多くの情報量を記録できるドットコードが望ましい。
図5は、本発明による映像投写装置の一実施形態におけるフィンの音を打ち消す音を生成する回路のブロック図であり、上述した光ピックアップ部15により騒音パターン14を読み取った後動作する回路の構成を示すブロック図である。光ピックアップ部15は、複数の騒音パターン14a〜14nを読み取り、光信号を電気信号に変換したデジタル信号を騒音パターン選択部31に入力する。騒音パターン選択部31は、入力された騒音パターン14a〜14nのデジタル信号の中から、カラーホイール12の回転数を検出するモータ回転数検出部(回転数検出部)30が検出した所定の回転数に対応する騒音パターン14x(xは、添字a〜nの中の一つ)のデジタル信号を選択する。騒音パターン選択部31で選択された騒音パターン14xのデジタル信号は、D/A変換部32によりアナログ信号に変換される。
D/A変換部32からの出力は、帯域補正部33で帯域補正されるが、これは、騒音パターン14をカラーホイール12上に印刷する時に、印刷する騒音パターン14のデータ量を減らすために帯域圧縮(帯域補正)して印刷しているので、帯域圧縮(帯域補正)した時のデータ圧縮方法により逆補正して、帯域が元の音の帯域になるように戻すために行なわれる。その後、帯域補正部33は、帯域補正したアナログ信号を位相調整アンプ部34に入力する。位相調整アンプ部34は、帯域補正部33からのアナログ信号を、フィン13が発生する音を打ち消すように位相を調整してスピーカ16に入力し、スピーカ16からフィン13の音を打ち消す音を出力する。
位相調整アンプ部34内の位相調整回路は、カラーホイール12の回転数が所定の回転数になった時、フィン13が発生する音(主に風きり音)とスピーカ16の出力とが打ち消し合うように、上述したアナログ信号の位相を変えることができる位相可変制御回路である。実際の位相調整は、位相可変制御回路にコントロール調整ツマミを搭載して、聴感上騒音が最小となるように調整できるようにしておいても良いし、位相調整アンプ部34内の位相調整回路に調整する値を予めプリセットして出荷しても良い。この時、位相調整アンプ部34は、フィン13が発生する音を打ち消すように振幅の調整も行なう。
ここで、カラーホイール12の所定の回転数は、放送方式やカラーパターン(R、G、B)をカラーホイール12に何組設けるかによっても異なるが、NTSC(National Television Standards Committee)放送方式の動画を表示するためには、1フィールド内に60フレームの映像を表示できることが必要で、図1に示したカラーホイール12では、カラーホイール12の回転数とモータ11の回転数とが1対1で対応しているので、モータ11の回転数が60回転毎秒(3600r.p.m.)となるよう制御されている回転数である。
上述した実施形態では、モータ回転数検出部30が検出した所定の回転数に対応する騒音パターンの選択を騒音パターン選択部31で行なっているが、モータ回転数検出部30が検出した所定の回転数を光ピックアップ部15に指示して、光ピックアップ部15が、モータ回転数検出部30から指示された所定の回転数に対応する騒音パターンを選択して、選択した騒音パターンのデジタル信号を、直接D/A変換部32に入力しても良い。この場合、光ピックアップ部15は、指示された騒音パターンのみを読み取れば良い。
図6は、フィンが発生する音を拾って本発明による騒音パターンをカラーホイールに印刷する工程の一実施例を示すブロック図である。カラーホイール12が所定の回転数で回転している時に、カラーホイール12に配設されたフィン13が発生する音のみをマイクロフォン40で拾い、A/D変換部41でデジタル信号化する。この時、フィン13以外の音を拾わないように、例えば、他の部位をマイクロフォン40から遮蔽する。デジタル信号化した音は、帯域補正部42でデータ圧縮される。これは、図3に示したような周波数特性の音を、2値のデータで表わすと膨大なデータ量となり、騒音パターン14として印刷しきれない為、騒音パターン14として印刷できるデータ量にデータ圧縮するものである。そのため、予め決められたデータ圧縮(データの間引き等でもよい)方法でデータ圧縮を行う。
帯域補正部42で圧縮されたデータは、パターン変換部43に入力され、モータ回転数検出部44が検出した所定の回転数に対応させて、カラーホイール12に騒音パターン14として印刷される。所定の回転数が複数ある場合は、所定の回転数毎に上述した処理が行なわれ、カラーホイール12に同心円状に印刷される。パターン変換部43で変換されてカラーホイール12上に印刷される様式は、図4に示したドットパターンに限定されることなく、光の反射率を利用したものであれば他の様式を用いてもよい。
上述した実施形態では、プロジェクタの騒音の主要部分であるフィン13が発生する音を中心に説明したが、本発明は、フィン以外の音、例えば、フィン13が配設されていないカラーホイール12が発生する音に対しても適用できる。
本発明による映像投写装置の一実施形態における構成図である。 本発明による映像投写装置の一実施形態におけるカラーホイールをモータ側から見た図である。 カラーホイールに配設されたフィンが発生する音の周波数特性の一例を示す図である。 本発明による騒音パターンを印刷した一例を示すイメージ図である。 本発明による映像投写装置の一実施形態におけるフィンの音を打ち消す音を生成する回路のブロック図である。 フィンが発生する音を拾って本発明による騒音パターンをカラーホイールに印刷する工程の一実施例を示すブロック図である。
符号の説明
10…プロジェクタ、11…モータ、12…カラーホイール、13…フィン、14、14a〜14n…騒音パターン、15…光ピックアップ部、16…スピーカ、17…光源、18…コンデンサレンズ、19…ミラー、20…映像表示素子、21…投写レンズ、30…モータ回転数検出部、31…騒音パターン選択部、32…D/A変換部、33…帯域補正部、34…位相調整アンプ部、40…マイクロフォン、41…A/D変換部、42…帯域補正部、43…パターン変換部、44…モータ回転数検出部。

Claims (4)

  1. 光源からの光をカラーホイールで分光する映像投写装置において、前記カラーホイールを所定の回転数で回転させて該カラーホイールが発生する音から騒音パターンを作成し、該騒音パターンを前記カラーホイール上に予め印刷しておき、該カラーホイールを前記所定の回転数で回転させて前記騒音パターンを読み取り、読み取った騒音パターンから該騒音パターンの基になった音を復元し、復元した音がスピーカより出力されて、前記カラーホイールが発生する音を打ち消すことを特徴とする映像投写装置。
  2. 前記カラーホイールの所定の回転数が複数である場合、該各所定の回転数に対応した騒音パターンを前記カラーホイール上に予め印刷しておき、所定の回転数に対応した前記騒音パターンを読み取り、該所定の回転数で読み取った騒音パターンから該騒音パターンの基になった音を復元し、復元した音がスピーカより出力されて、前記カラーホイールが該所定の回転数で発生する音を打ち消すことを特徴とする請求項1に記載の映像投写装置。
  3. 光源からの光をカラーホイールで分光する映像投写装置において、前記カラーホイールは、該カラーホイールを所定の回転数で回転させて該カラーホイールが発生する音から作成された騒音パターンが該カラーホイール上に予め印刷されており、前記映像投写装置は、前記騒音パターンを読み取る光ピックアップ部と、該光ピックアップ部が前記騒音パターンから読み取ったデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換部と、該D/A変換部で変換されたアナログ信号の帯域補正を行なう帯域補正部と、該帯域補正部で帯域補正された信号を位相調整する位相調整アンプ部と、前記カラーホイールに対向するように配設されたスピーカとを有し、前記位相調整アンプ部で位相調整された信号に基づいて前記スピーカより音を出力して、前記カラーホイールが発生する音を打ち消すことを特徴とする映像投写装置。
  4. 前記カラーホイールの所定の回転数が複数である場合、前記カラーホイールは、前記各所定の回転数に対応する騒音パターンが予め印刷されており、前記映像投写装置は、前記カラーホイールの回転数を検出する回転数検出部を有し、前記光ピックアップ部は、前記回転数検出部が検出した所定の回転数に対応した騒音パターンを選択して、選択した騒音パターンから読み取ったデジタル信号を前記D/A変換部に入力し、前記映像投写装置は、前記位相調整アンプ部で位相調整された信号に基づいて前記スピーカより音を出力して、前記回転数検出部が検出した所定の回転数で前記カラーホイールが発生する音を打ち消すことを特徴とする請求項3に記載の映像投写装置。
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