JP2005062003A - 高速衝突試験方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型の装置で高速衝突試験を行なえるようにする。
【解決手段】フレーム1の下部に、試験体6を載置するテーブル5を設ける。フレーム1
の天井板2の中央部下面にヘッド支持部材12を取り付け、その外周にプレート部材14
を遊嵌し、下端にヘッド8を破断ボルト18にて固定する。天井板2とプレート部材14
の間に油圧シリンダ16を介在させ、プレート部材14とヘッド8の間にスプリング9を
介在させる。油圧シリンダ16を伸長させてプレート部材14とヘッド8との間でスプリ
ング9を圧縮した状態にて破断ボルト18を破断させると、スプリング9の弾性エネルギ
ーにより下向きの力を付勢させた状態でヘッド8が押し出され、高速に加速させられて試
験体6へ衝突する。試験体6を圧壊させる衝突ストロークsの間も、スプリング9にてヘ
ッド8へ下向きの力を継続して付勢させることで、衝突反力によるヘッド8の減速を抑制
させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、試験体に所要質量のヘッドを高速で衝突させて上記試験体を所要の衝突スト
ロークで圧壊させるために用いる高速衝突試験方法及び装置に関するものである。
たとえば、走行中の自動車の対車両、或いは、対構造物等、他の物体に対する衝突時に
おける挙動に関する知見を得るための衝突試験装置としては、従来一般に、自動車自体を
試験体として、落下する重錘にワイヤを介し牽引させる形式等の加速装置により水平方向
に所要速度まで加速させた後、衝突対象となる車両或いは構造物の強度を模したバリアに
衝突させ、この衝突により圧壊される試験体の挙動を、各種計測機器により計測するよう
にしている。
しかし、自動車のような重量物である試験体を水平方向に加速させるには、大きなエネ
ルギーを必要とするため、たとえば、衝突速度を高めようとすると装置の規模が大きくな
り、このために、自ずから衝突速度として設定できる速度に限界が生じているというのが
実状である。そのために、更に高速で衝突試験を実施できるようにするための装置が望ま
れている。
又、従来の衝突試験装置は、通常、試験体を所要速度まで加速させた後、慣性力により
衝突対象に衝突させるようにしてあるため、衝突時に受ける衝突反力によって試験体の速
度は減速してしまう。このために、衝突時に試験体が圧壊される過程、すなわち、衝突ス
トローク中における速度変化を小さくすることも望まれている。
ところで、従来から一般に実用化されている他の形式の衝突試験装置としては、所要重
量を有するヘッドやハンマーを、所要高さ位置より垂直落下もしくは振子状に落下させる
ことにより加速させて、試験体へ衝突させるようにした落下式衝撃試験器やハンマー式衝
撃試験器等がある。
なお、本出願人は、小型、小規模且つ簡素なシステム構成の衝撃試験装置として、試験
体を載置させて、所定高さ位置に上昇可能に保持された載置台と、該載置台の下方に設け
られ、且つ衝突体を上昇方向に発射して加速し上記載置台に衝突させる発射手段であって
、上記衝突体を所定高さ位置に固定する破断ボルトと、シリンダにより圧縮されて上記衝
突体に上昇方向に向かう力を付与するためのバネと、バネ圧縮時に上記シリンダにより上
昇されて上記衝突体に当接し、上記バネの圧縮量を規定すると共に上記破断ボルトに破断
のためのシリンダ力を付与する当接部材とからなる発射手段とを備えた衝撃試験装置を提
案している(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−249620号公報
ところが、従来用いられている落下式衝撃試験器やハンマー式衝撃試験器にて、試験体
に対するヘッドやハンマー等の衝突速度を高めようとすると、ヘッドやハンマーを高所よ
り落下させる必要が生じ、又、衝突ストローク中に衝突反力による速度変化を小さくしよ
うとする場合には、ヘッドやハンマーの重量を大としなければならないという問題が生じ
る。
すなわち、たとえば、幅1000mm、奥行き500mm、高さ1000mmとして、
質量50〜70kg程度の試験体を衝突ストローク500mmとなるように上下方向に圧
壊させる衝突試験を行うものとし、この際の衝突速度vを28m/s(約100km/h
)に設定する場合、衝突中の反力とストロークの関係を、図4に示す如き三角波と仮定し
、衝突時の衝突反力を600kNと仮定すると、上記衝突に必要なエネルギーWは、
W = 1/2・600×10・500×10−3 = 150×10[Nm]
となる。
ここで、上記衝突に必要なエネルギーWを、落下式衝撃試験器にて、質量M[kg]の
ヘッドを高さh[m]から自由落下させることにより得ようとすると、エネルギーの保存
則より、
1/2・M・v = M・g・h
の等式が成り立つ。この等式において、v=28[m/s]とすれば、h=40[m]と
なる。
更に、上記落下するヘッドと接触した試験体が該ヘッドにより圧壊される衝突ストロー
ク中における速度変化、すなわち、衝突開始時の速度vと衝突ストロークのストロークエ
ンドに達するときの速度vとの速度変化を10%以内に抑えることができるようにする
ために必要なヘッドの質量M[kg]は、
W = 1/2・M・(v−v
150×10 = 1/2・M・(28−25.2
∴ M = 2014[kg]
となる。
したがって、約2tの質量を有するヘッドを、上空40mの位置から自由落下させる必
要があり、このために、大規模な設備が必要になるという問題が生じる。
ハンマー式衝撃試験器を採用する場合であっても、上記衝突に必要なエネルギーWを得
るためには、上記落下式衝撃試験器と同様に、質量の大きいハンマーを高所より落下させ
る必要があるため設備が大規模になってしまう。
なお、特許文献1に記載されたものは、衝突体を圧縮されたバネの弾性エネルギーによ
り発射して、加速度をコントロールした状態で載置台に下方より衝突させ、該載置台のテ
ーブル部の上側に載置してある試験体に衝撃パルスを与えるものであって、該試験体を所
要の衝突ストロークで圧壊させることを目的としたものではなく、したがって、衝突スト
ローク中における速度変化を抑えるための構成ともなっていない。したがって、本発明の
高速衝突試験方法及び装置の目的とするところの、試験体を所要の衝突ストロークで圧壊
させる場合にそのまま適用できるものではない。
そこで、本発明は、試験体と物体とを高速で衝突させることができると共に、衝突スト
ロークの開始時とストロークエンドに達するときの速度差を小さく抑えた状態にて上記試
験体を圧壊させることができる高速衝突試験方法及び装置を提供しようとするものである
本発明は、試験体に上方から衝突させるようにする所要質量のヘッドを、圧縮したスプ
リングの弾性エネルギーにより下向きに加速し、該ヘッドを上記試験体に衝突させてから
該試験体を圧壊させるまで移動させるようにする高速衝突試験方法、及び、テーブル上に
載置した試験体の上方位置に、所要質量のヘッドを位置させ、該ヘッドを上記試験体に衝
突させて該試験体を圧壊させるように、圧縮したスプリングの弾性エネルギーによりヘッ
ドに下向きの移動力を加速させて付勢させるようにしたヘッド撃突機構を備え、且つ該ヘ
ッド撃突機構を、上記ヘッドが上記試験体に衝突してから該試験体を圧壊するまで上記ス
プリングにより該ヘッドに下向きの力を付勢できるようにした高速衝突試験装置とする。
又、ヘッド撃突機構を、テーブル上方の所要高さ位置にヘッドを固定するための破断ボ
ルトと、上記ヘッドの上方位置に該ヘッドとの間にスプリングを介在させて上下方向移動
可能に配置したプレート部材と、該プレート部材を昇降させるための油圧シリンダを備え
てなる構成として、該油圧シリンダにて上記プレート部材を下降させることにより、上記
スプリングの圧縮と、上記破断ボルトを破断させるための荷重を供給できるようにした構
成とする。
更に、プレート部材とヘッドとの間に、上下方向の長さ寸法を調整可能としてあるロッ
ド部材を配置して、該ロッド部材を、上記プレート部材の下面又はヘッドの上面に取り付
けた構成とする。
更に又、テーブルの下側に、上記ヘッドによる試験体の圧壊よりも作動速度の遅いショ
ックアブソーバを設けた構成とする。
更に又、ショックアブソーバの下端側と地盤との間に、クッションを介在させるように
した構成とする。
本発明の高速衝突試験方法及び装置によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1) 試験体に上方から衝突させるようにする所要質量のヘッドを、圧縮したスプリングの
弾性エネルギーにより下向きに加速し、該ヘッドを上記試験体に衝突させてから該試験体
を圧壊させるまで移動させるようにする方法、及び、テーブル上に載置した試験体の上方
位置に、所要質量のヘッドを位置させ、該ヘッドを上記試験体に衝突させて該試験体を圧
壊させるように、圧縮したスプリングの弾性エネルギーによりヘッドに下向きの移動力を
加速させて付勢させるようにしたヘッド撃突機構を備え、且つ該ヘッド撃突機構を、上記
ヘッドが上記試験体に衝突してから該試験体を圧壊するまで上記スプリングにより該ヘッ
ドに下向きの力を付勢できるようにした装置としてあるので、ヘッドを自由落下させる場
合に比して短い距離で高速に加速して試験体に衝突させることができる。又、該ヘッドが
試験体に衝突してから該試験体を圧壊する衝突ストローク中に、上記ヘッドに対し圧縮さ
れたスプリングの弾性エネルギーにより下向きの力を付勢して、衝突反力によるヘッドの
減速を抑制することができる。このため、ヘッドを自由落下させて同等の衝突エネルギー
を得ようとする場合に比して、ヘッドの下降距離を短くできると共に、ヘッドの質量を軽
減でき、したがって、装置の小型化が可能となる。
(2) テーブルの上面における試験体載置位置の周囲の所要個所に、スプリングの自由長位
置でヘッドに衝合させるための所要の高さ寸法を備えたストッパを突設した構成とするこ
とにより、下降するヘッドをストッパにより受けることができるため、圧壊される試験体
が、上記ストッパの高さ寸法と対応した高さ寸法となる時点で該試験体の圧壊の進行を停
止させることができる。
(3) ヘッド撃突機構を、テーブル上方の所要高さ位置にヘッドを固定するための破断ボル
トと、上記ヘッドの上方位置に該ヘッドとの間にスプリングを介在させて上下方向移動可
能に配置したプレート部材と、該プレート部材を昇降させるための油圧シリンダを備えて
なる構成として、該油圧シリンダにて上記プレート部材を下降させることにより、上記ス
プリングの圧縮と、上記破断ボルトを破断させるための荷重を供給できるようにした構成
とすることにより、油圧シリンダにて破断ボルトが破断するまで荷重を作用させることで
、ヘッドを、圧縮したスプリングの弾性エネルギーによる下向きの力を作用させた状態に
て試験体に撃突させるための機構を容易に構成できる。
(4) プレート部材とヘッドとの間に、上下方向の長さ寸法を調整可能としてあるロッド部
材を配置して、該ロッド部材を、上記プレート部材の下面又はヘッドの上面に取り付けた
構成とすることにより、プレート部材とヘッドとの間隔を規定してスプリングの圧縮スト
ロークを規定できる。したがって、圧縮されたスプリングの圧縮長さを変えることができ
て、ヘッドに対し付勢される下向きの力の大きさを調整できる。このため、ヘッドの試験
体に対する衝突速度や衝突ストロークを調整することが可能になる。
(5) テーブルの下側に、上記ヘッドによる試験体の圧壊よりも作動速度の遅いショックア
ブソーバを設けた構成とすることにより、ヘッドにより試験体を圧壊させる間はテーブル
の位置をほぼ変動させることなく保持でき、且つ試験体が圧壊された後、下向きに付勢さ
れているヘッドよりテーブルに作用する衝撃を効率よく緩和させることができる。
(6) ショックアブソーバの下端側と地盤との間に、クッションを介在させるようにした構
成とすることにより、ヘッドの下降による地盤振動の発生を未然に防止することが可能に
なる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の実施の一形態を示すもので、上下に所要間隔を隔てて平行配置
した天井板2と底板3を、上下方向に延びる複数本の柱部材4の上端部と下端部にそれぞ
れ取り付けて縦長のフレーム1を構成する。該フレーム1の下部所要位置に、試験体6を
載置するためのテーブル5を設けると共に、該テーブル5の上方となる上記フレーム1の
上部位置に、所要質量のヘッド8を配置し、該ヘッド8を圧縮したスプリング9の弾性エ
ネルギーにより下向きに移動させる力を付勢させた状態で下向きに押し出して所要速度ま
で加速させて上記試験体6へ衝突させてから該試験体6を圧壊する衝突ストロークsの間
、上記ヘッド8に対し下向きの力を付勢し続けることができるようにしてあるヘッド撃突
機構7を設ける。
以下、詳述する。
上記テーブル5は、上面に載置する試験体6の周囲の所要個所に、上方へ所要寸法(図
では試験体の高さ寸法の半分の寸法としてある)突出する複数のストッパ10を設けて、
上記ヘッド8が上記試験体6に上方より衝突して該試験体6を圧壊するときに、上記各ス
トッパ10にヘッド8が衝合して該ヘッド8を受けることができるようにしてあり、ヘッ
ド8が試験体6に衝突してから該試験体6を圧壊させるまでの衝突ストロークsを規定で
きるようにしてある。
更に、上記テーブル5は、上記フレーム1の底板3の上側に、所要数のショックアブソ
ーバ11を介して支持させるようにしてある。なお、ヘッド撃突機構7より押し出されて
加速される上記ヘッド8が試験体6に高速で衝突することにより該試験体6を圧壊させる
場合、高速での圧壊作用であるため、上記各ショックアブソーバ11は、作動速度が上記
試験体の圧壊速度よりも遅いものを使用するようにして、上記試験体6が衝突するヘッド
8により圧壊される間は作動しないようにする。これにより、ヘッド8が試験体6に衝突
して該試験体6を圧壊する間は、ショックアブソーバ11は作動せず、テーブル5を堅固
に支持していて、試験体6の圧壊に支障を来たすことはない。試験体6が圧壊された後、
ヘッド8が上記各ストッパ10に衝合して該ヘッド8の運動エネルギーが各ストッパ10
を介し直接テーブル5に伝達されるときに、該テーブル5に伝えられる下向きの衝撃を、
ショックアブソーバ11により効率よく緩衝できるようにしてある。
上記ヘッド撃突機構7は、以下のような構成としてある。すなわち、上下方向に延びる
所要寸法の柱状とし且つ下端部の軸心位置にねじ孔13を有するヘッド支持部材12の上
端部を、上記フレーム1の天井板2の下面中央部に一体に取り付ける。一方、中心部に上
記ヘッド支持部材12の外形に対応する貫通孔15を備えたプレート部材14をヘッド8
の上方位置に配置して、該プレート部材14の貫通孔15に、上記ヘッド支持部材12を
遊嵌状態に挿通させる。更に、上記天井板2の下面における上記ヘッド支持部材12の周
囲の周方向所要間隔個所に、下向きに配置した複数の油圧シリンダ16のヘッド側端部を
それぞれ取り付けると共に、該各油圧シリンダ16の作動ロッド17の先端部(下端部)
を、上記プレート部材14の上面における対応する個所にそれぞれ連結して、上記各油圧
シリンダ16の同期した伸縮動作により、上記プレート部材14を昇降移動できるように
してある。
又、上記柱状のヘッド支持部材12の下端部の軸心部のねじ孔13に、前記したヘッド
8の中心部に下方より挿通させた破断ボルト18を螺合させて、ヘッド8をヘッド支持部
材12に固定させるようにする。該ヘッド8の上面と上記プレート部材14の下面との間
に、複数、たとえば、周方向に所要間隔で4本の伸縮可能なスプリング9を介在させ、ヘ
ッド支持部材12を油圧シリンダ16の伸長作動で下降させることにより、スプリング9
を圧縮できるようにしてある。更に、上記プレート部材14の下面には、周方向所要間隔
個所に、上下方向の長さ寸法を調整できるようにした複数のロッド部材19を下向きにし
てその上端部がそれぞれ取り付けてある。これにより、上記各油圧シリンダ16により上
記プレート部材14を下降させてスプリング9を圧縮させるときに、予め所要長さに設定
しておいた上記各ロッド部材19の下端がヘッド8の上面側に当接することにより、該各
ロッド部材19の設定寸法で上記各スプリング9の圧縮の進行を停止させて圧縮ストロー
クを規定できるようになると共に、その後は上記プレート部材14を下方へ押す各油圧シ
リンダ16の伸長力を、各ロッド部材19を介しヘッド8へ直接伝えて、該ヘッド8をヘ
ッド支持部材12の下端に固定している破断ボルト18を破断させるための荷重として作
用させることができることになるようにしてある。各油圧シリンダ16により下降させら
れるプレート部材19により上記破断ボルト18が破断させられた後は、上記ヘッド8を
、該ヘッド8の自重による位置エネルギーと、上記圧縮されたスプリング9の弾性エネル
ギーを作用させた状態にて下方へ加速させて移動させ、上記テーブル5上に載置される試
験体6に衝突させ該試験体6を圧壊させることができるようにしてある。したがって、上
記破断ボルト18としては、圧縮されるスプリング9の伸長方向への弾性エネルギーのみ
では破断しない強度のものを用いるようにすれば、スプリング9を、ロッド部材19の長
さ寸法として設定する所定寸法まで確実に圧縮できると共に、該所定寸法まで正確に圧縮
されたスプリング9による弾性エネルギーを付与させた状態にて、上記ヘッド8を下向き
に移動させることができるようになる。
更に又、上記各スプリング9の長さ寸法は、該各スプリング9が自由長となるときにヘ
ッド8がテーブル5上のストッパ10に衝合するように設定してある。これにより、上記
ヘッド撃突機構7より下方へ向けて押し出されるヘッド8がテーブル5上の試験体6に衝
突した後においても、上記ヘッド8がストッパ10に衝合するようになるまでの間は、圧
縮された各スプリング9の弾性エネルギーを、ヘッド8に対して下方へ押す力として継続
的に付勢することができるようにしてある。
一方、上記フレーム1の底板3の下面には、クッションとしてエアークッション20を
取り付けて、フレーム1をエアークッション20を介して地盤上に設置するようにし、上
記ヘッド8が下降して試験体6を圧壊するとき、ストッパ10、ショックアブソーバ11
を介して上記底板3に伝えられる衝撃を地盤に伝えないようにしてある。
21はフレーム1の天井板2と底板3の各周縁部間に設けた垂直なガイドロッドであり
、上記テーブル5とヘッド8とプレート部材14の外周部に設けてあるそれぞれのガイド
リング5a,8a,14aに挿通させてあり、上記プレート部材14とヘッド8とテーブ
ル5を各々ガイドロッド21に沿い上下方向へ移動できるようにしてある。又、22はテ
ーブル5の制動を行なわせるべくガイドロッド21の下端部に装着した制動スプリング、
23は下降するヘッド8とストッパ10との衝合時の衝撃を緩和させるためにストッパ1
0の上端部に設けた緩衝材である。
なお、上記各油圧シリンダ16を最も収縮させたときに、自由長のスプリング9の下端
よりもヘッド支持部材12の下端が、下方に位置するようにすれば、上記スプリング9に
圧縮力を発生させることなく、上記ヘッド支持部材12の下端へのヘッド8の取付作業を
容易に行うことが可能になる。
上記構成としてある本発明の高速衝突試験装置を用いる場合は、予め試験体6を所要の
衝突ストロークsで圧壊させるために要する想定反力と、所望する衝突速度vに基づいて
、スプリング9のバネ定数Kと、ヘッド8の質量Maを設定する。
すなわち、たとえば、幅1000mm、奥行き500mm、高さ1000mmとして、
質量50〜70kg程度の試験体6を衝突ストロークsが500mmとなるように上下方
向に圧壊させる衝突試験を行う場合には、各ストッパ10の高さ寸法を500mmに設定
しておくと共に、上記スプリング9は、自由長まで伸長した状態となるときの下端が、ス
トッパ10上に達したときのヘッド8の上面位置となる高さ位置に達するものを使用する
ようにする。又、スプリング9の圧縮ストロークを1000mmに設定する場合には、ス
トッパ10の1000mm上方位置にてヘッド支持部材12にヘッド8が固定されるよう
にしておく。これにより、1000mm圧縮された状態の各スプリング9が、500mm
伸長した時点で、ヘッド8が試験体6に衝突し始めるようになる。
更に、ヘッド8が試験体6に衝突し始めるときの速度vを28m/s(約100km/
h)に設定する場合、衝突中の反力とストロークの関係を、図4に示したと同様の三角波
と仮定して、衝突時の衝突反力を600kNと仮定すると、上記ヘッド8が試験体6に衝
突するときに必要なエネルギーWは、式(1)で示したように150×10[Nm]と
なり、この衝突ストローク中に試験体6の圧壊で消費するエネルギーをスプリング9の圧
縮エネルギーで供給するとすれば、スプリング9のバネ定数Kは、
150×10 = 1/2・K・0.5
∴ K = 1200×10[N/m]
となる。
衝突開始時の速度vが28m/sとなるヘッドの質量Maを、当初のスプリング9の圧
縮ストロークをx1[m]とし、且つ衝突開始時点で残存しているスプリングの圧縮スト
ロークをx2[m]として逆算すると、エネルギー保存の法則より、
1/2・Ma・v=M・g・h+1/2・K・(x1−x2
1/2・Ma・28
= Ma・9.8・0.5+1/2・1200×10・(1.0−0.5
∴ M = 1161[kg]
上記において、試験体6を500mm圧壊させる衝突ストロークsのストロークエンドに
達するときのヘッド8の速度vを計算すると、エネルギーの保存則より、
1/2・Ma・(v−v )= Ma・g・h+1/2・K・x2−W
1/2・1161・(28−v
= 1161・9.8・0.5+1/2・1200×10・0.5−150×10
∴ v = 27.82[m/s]
となり、この場合、衝突ストロークs終了時の衝突開始時に対する速度比は、
27.82/28 = 0.994
となることから、衝突ストロークs終了時の衝突開始時に対する減速率は0.6%となる
したがって、上記において導かれたバネ定数Kを1200×10[N/m]としてあ
るスプリング9及び質量Maを1161kgとしたヘッド8を用いると共に、テーブル5
上の中央部所定位置に圧壊させるべき試験体6を載置し、その外周に、高さ寸法が上記試
験体6の圧壊前の高さ寸法である1000mmと、圧壊させるべき衝突ストロークsであ
る500mmとの差となるようにした各ストッパ10を設置した状態として本発明の高速
衝突試験装置を構成し、更に、上記各ロッド部材19は、予め、各スプリング9の自然長
より所望するスプリング9の圧縮ストロークである1000mmを引いた長さ寸法に設定
しておく。
この状態において、図1に二点鎖線で示す如き各油圧シリンダ16を収縮させた初期状
態より、図1に実線で示す示す如く、上記各油圧シリンダ16を同期させて伸長作動させ
ると、プレート部材14が下方へ押されて該プレート部材14とヘッド8との間にて各ス
プリング9が徐々に圧縮される。更に、上記各油圧シリンダ16の伸長動作を継続させる
と、図2に示す如く、上記各スプリング9が1000mm圧縮された時点で各ロッド部材
19の下端がヘッド8の上面に接触させられる。その後、更に、各油圧シリンダ16の伸
長動作を行なわせると、該各油圧シリンダ16の伸長力は各ロッド部材19を介しヘッド
8を直接下方へ押す力、すなわち、該ヘッド8をヘッド支持部材12に固定している破断
ボルト18を破断させるための荷重として作用させられるようになり、該荷重が破断ボル
ト18の強度を上回るようになる時点で該破断ボルト18が破断させられる。
この破断ボルト18の破断により、ヘッド8は自重に応じた位置エネルギー及び上記圧
縮されているスプリング9の弾性エネルギーにより下方へ押し出されると共に、加速させ
られ、図3に示す如く、各スプリング9が500mm伸びた時点で、該ヘッド8は速度が
28m/sに達した状態で試験体6に衝突させられる。この衝突の開始時点では、上記各
スプリング9は、まだ自然長より500mm圧縮されている状態であるため、上記ヘッド
8に対しては上記各スプリング9の弾性エネルギーによる下向きの力が継続的に付勢され
る。このために、上記ヘッド8と試験体6の衝突により衝突反力が生じても、該ヘッド8
は減速が小さく抑えられた状態にて試験体6を圧壊させるようになる。その後、ヘッド8
は、図3に二点鎖線で示す如く、上記各スプリング9が自然長となる更に500mm下方
の位置、すなわち、該ヘッド8がテーブル5上のストッパ10に衝合するようになるまで
減速率0.6%とほとんど減速することなく更に下降させられ、これに伴い、上記試験体
6はストッパ10の高さ寸法に相当する500mmの高さ寸法になるまで圧壊される。
このように、本発明の高速衝突試験装置によれば、衝突ストロークs中にも圧縮された
スプリング9の弾性エネルギーによる下向きの力をヘッド8に継続的に付勢することで、
衝突ストロークsのストロークエンドにおけるヘッドの減速率を0.6%とほとんど衝突
開始時より減速させることなく、速度変化を小さく抑えた状態にて試験体6を圧壊させる
ことができる。
又、上記のように、衝突ストロークs中の速度変化を抑えるよう設定するときに要求さ
れるヘッド8の質量を1161kgとして、ヘッドの自由落下により上記と同様の衝突エ
ネルギーを発生させようとする場合に比して半分程度にすることが可能となる。
更に、ヘッド8と試験体6との衝突速度を28m/s、すなわち、約100km/hと
高速に設定する場合であっても、ヘッド8の下降距離は、各スプリング9の圧縮量である
1000mm程度とすることができるため、ヘッドの自由落下により上記と同様の衝突速
度を得ようとする場合に比して、装置のサイズを大幅に小型化することが可能になる。
更に又、上記フレーム1は、底板3の下面側に設けたエアークッション20により地盤
と切り離すようにしてあるため、高速で下降するヘッド8がストッパ10に衝突するとき
の衝撃を地盤へ伝えないようにすることができて、地盤振動の発生を防止することができ
る。
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、試験体6を圧壊させる
ときのヘッド8の衝突速度vは28m/s以外の値としてもよく、この衝突速度に応じて
必要とされるヘッド8の質量は自在に設定してもよい。又、試験体6の寸法、圧壊後の試
験体6に残存させるべき寸法、これらに基く衝突ストロークsは目的とする試験体6の衝
突試験の状況や、試験体6の種類、材質、衝突時に所望する圧壊の度合等に応じて自在に
設定してもよい。スプリング9としては、試験体6を圧壊させるときに生じる想定反力に
応じて、所要のバネ定数Kを備えたスプリング9を適宜選択して使用できる。又、図1乃
至図3では、スプリング9としてコイル状のものを示したが、弾性エネルギーによりヘッ
ド8に下向きの力を付勢した状態で、該ヘッド8を、所要の衝突ストロークsで試験体に
衝突させることができれば、皿ばねや板ばね、重ね板ばね、竹の子ばね等、一般に使用さ
れているスプリングを使用してもよい。ロッド部材19の長さ寸法を調整することにより
、各スプリング9の圧縮ストローク量を変更して、下降させられるヘッド8に対する各ス
プリング9の弾性エネルギーに基づいて付勢させる下向きの力を変化させるようにしても
よい。ヘッド8は、圧壊させるべき試験体6より受ける反力、該試験体6の形状、材質等
に応じて、任意の材質や形状のものを適宜使用することができる。上記実施の形態におい
ては、テーブル5上に載置した試験体6に対し、ヘッド8を上方より衝突させるものとし
て示したが、ヘッド8の下面に試験体6を取り付けておき、該試験体6をヘッド8と一体
にスプリング9の弾性エネルギーに基づいて下向きの力を付勢した状態で下方に配置して
あるテーブル5に対し衝突させることにより、上記試験体6の圧壊を行わせるようにして
もよい。この場合、ヘッド8の質量は、試験体6の質量を考慮して適宜設定すればよい。
試験体6としては、衝突試験を所望するものであれば、任意のものを使用できる。又、試
験体6は、圧壊後に図3に示した如き形状とならなくてもよいこと、その他本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の高速衝突試験方法及び装置の実施の一形態を示す一部切断概略側面図である。 図1の装置を用いて行う衝突試験においてヘッドが試験体に衝突を開始する状態を示す一部切断概略側面図である。 図1の装置を用いて行う衝突試験においてヘッドが試験体を圧壊して衝突ストロークのストロークエンドに達した状態を示す一部切断側面図である。 衝突時に作用する衝突ストロークと衝突反力との関係を示す概略図である。
符号の説明
5 テーブル
6 試験体
7 ヘッド撃突機構
8 ヘッド
9 スプリング
10 ストッパ
11 ショックアブソーバ
14 プレート部材
16 油圧シリンダ
18 破断ボルト
19 ロッド部材
20 エアークッション(クッション)
s 衝突ストローク

Claims (7)

  1. テーブル上又はヘッド下に取り付けられた試験体を、該ヘッドとテーブルとの間で圧壊
    させる高速衝突試験方法であって、上記ヘッドは圧縮したスプリングの弾性エネルギーに
    より下向きに加速されることを特徴とする高速衝突試験方法。
  2. 固定されたテーブルと、該テーブルの上方位置に配置されたヘッドと、該ヘッドにスプ
    リングの弾性エネルギーにより下向きの移動力を加速させて付勢させるようにしたヘッド
    撃突機構とを備え、該ヘッド撃突機構は、上記ヘッドとテーブルの間にて試験体を圧壊す
    るまで該ヘッドに下向きの力を付勢できるようにしたことを特徴とする高速衝突試験装置
  3. 上記テーブルは、スプリングの自由長位置でヘッドに衝合させるための所要の高さ寸法
    を備えたストッパを有する請求項2記載の高速衝突試験装置。
  4. 上記ヘッド撃突機構は、上記ヘッドを固定保持しておくための破断ボルトと、上記ヘッ
    ドの上面にスプリングを介在させて上下方向移動可能に配置されたプレート部材と、該プ
    レート部材を昇降させるための油圧シリンダとを備え、該油圧シリンダにて上記プレート
    部材を下降させることにより、上記スプリングの圧縮と、上記破断ボルトを破断させるた
    めの荷重を供給できるようにした請求項2又は3記載の高速衝突試験装置。
  5. 上記プレート部材の下面又は上記ヘッドの上面に、上下方向の長さ寸法が調整可能なロ
    ッド部材を配置した請求項2、3又は4記載の高速衝突試験装置。
  6. 上記テーブルの下側に、上記ヘッドによる試験体の圧壊よりも作動速度の遅いショック
    アブソーバを設けた請求項2、3、4又は5記載の高速衝突試験装置。
  7. 上記ショックアブソーバの下端側と地盤との間に、クッションを介在させるようにした
    請求項6記載の高速衝突試験装置。
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