JP2005061534A - 直動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 潤滑剤の油脂等による膨潤の影響による転動体間ピッチの変動を抑制して作動性、低騒音性および耐久性のより一層の向上を低コストで且つ容易に実現する。
【解決手段】 互いに隣り合う円筒ころ6間にセパレータ30が介装された直動案内軸受装置であって、前記セパレータ30の凹面部31aと前記円筒ころ6との接触位置を接触角19〜35°の範囲とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば産業機械等に用いられる直動案内軸受装置、ボールねじ装置、ボールスプライン装置、リニアボールブッシュ装置等の直動装置に関する。
従来のこの種の直動装置としては、例えば図5に示すように、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ2とを備えた直動案内軸受装置が知られている。
案内レール1の幅方向の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動面3が片側二条列ずつ、合計4条列形成されており、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部4の内側面にそれぞれ転動体転動面3に対向する転動体転動面5が形成されている。
両転動体転動面3,5の間には転動体としての多数の円筒ころ6が転動自在に装填されており、これらの円筒ころ6の転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール1とスライダ2との間に介在する円筒ころ6は転動してスライダ2の軸方向の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続移動させていくためには、これらの円筒ころ6を無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体2Aの袖部4内に軸方向に貫通する孔7を形成して該孔7に内部が円筒ころ6の通路(転動体通路)8aとされた循環チューブ8を嵌め込むと共に、スライダ本体2Aの軸方向の両端にそれぞれ転動体循環部品としての一対のエンドキャップ9をねじ等を介して固定し、このエンドキャップ9に上記両転動体転動面3,5間と上記転動体通路8aとを連通する半円弧状に湾曲した方向転換路10(図6(b)参照)を形成することにより、円筒ころ6の無限循環軌道を形成している。
また、無限循環軌道を循環する多数の円筒ころ6はころ軸を中心に同一方向に回転するため、互いに隣り合う円筒ころ6同士が接触した場合、その接触部分のころ速度の向きは互いに逆方向になり、それにより発生する力は円筒ころ6の円滑な転動を妨げることになる。
このような事情から、図6に示すように、互いに隣り合う円筒ころ6間にセパレータ(間隔体)20を介装して円筒ころ6同士の直接接触を防止し、これにより、スライダ2の走行を滑らかにすると共に、走行中の騒音低減を図っている。 セパレータ20は、図7〜図9に示すように、互いに隣り合う円筒ころ6間に介装されるセパレータ本体21と、該円筒ころ6の軸方向の両端面を挟むように配置されて前記セパレータ本体21と一体に設けられた腕部22とを備えており、セパレータ本体21の円筒ころ6の外周面に対向する部分には該円筒ころ6の外周形状に応じた凹面部21aが形成されている。なお、図5において符号23は案内レール1の外側面とスライダ2の内側面との間に配置されたセパレータ案内部材である。
そして、両転動体転動面3,5間、方向転換路10及び転動体通路8aを円筒ころ6が循環する際には、セパレータ20の腕部22は、前記セパレータ案内部材23、前記転動体通路8a及び前記方向転換路10にそれぞれ設けられた案内溝24によって円筒ころ6の循環方向に沿って案内されるようになっている。
ところで、本出願人等は、転動体の無限循環軌道における転動体の位相変化に伴う経路長変動を間隔体の弾性で吸収すべくハイトレルやペルプレン(東洋紡績(株)製商品名)等のエラストマー材を用いることを先に提案したものの(特許文献1参照)、潤滑剤等の油脂によって間隔体が膨潤し、転動体と間隔体との接触位置によっては、転動体間ピッチが大きく変動して作動性や低騒音性、耐久性に悪影響を及ぼす問題が生じたことから、転動体と間隔体との接触位置を転動体の直径の50%以下、特に30〜50%の位置(接触角に換算すると、接触角が30°以下、特に17.5〜30°の位置)と規定した(特許文献2参照)。
特開2002−21849号公報 特開2003−49834号公報
しかしながら、上記特許文献2で規定した転動体と間隔体との接触位置の値では、間隔体の凹面部の曲率f(凹面部の溝半径R/転動体径Dw)や間隔体の凹面部の溝底厚さ2δの値によって必ずしも最適な値にはならない場合が生じる。 例えば、間隔体の凹面部の曲率fを0.54、転動体径Dwを8mm、間隔体の凹面部の溝底厚さ2δを1.2mm(負荷容量等を満足するのに必要な転動体数を確保できる値)の場合は、転動体と間隔体との接触位置が転動体の直径の50%(接触角が30°)を超え、52%(接触角が31°)が最適値になる(間隔体の径方向と厚さ方向の膨潤長さの寸法差がゼロ(図10参照):径方向の膨潤は転動体間ピッチが小さくなり、厚さ方向の膨潤は転動体間ピッチが長くなる)。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、潤滑剤の油脂等による膨潤の影響による転動体間ピッチの変動を抑制して作動性、低騒音性および耐久性のより一層の向上を低コストで且つ容易に実現することができる直動装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、転動体転動面を有する案内軸と、該案内軸の前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有して、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して前記案内軸に案内されて相対的に移動する可動体と、互いに隣り合う各転動体の間に介装されて該転動体に対向する部位に凹面部が形成された間隔体とを備えた直動装置において、
前記間隔体の前記凹面部と前記転動体との接触位置を接触角19〜35°の範囲としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、転動体転動面を有する案内軸と、該案内軸の前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有して、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して前記案内軸に案内されて相対的に移動する可動体と、互いに隣り合う各転動体の間に介装されて該転動体に対向する部位に凹面部が形成された間隔体とを備えた直動装置において、
前記凹面部の断面がゴシックアーチ形状とされ、且つ前記転動体の直径をDw、前記間隔体と前記転動体との接触角をθ、前記凹面部のゴシックアーチ溝半径をR、前記間隔体の前記凹面部の溝底厚さを2δ、前記凹面部の曲率をfとしたとき、次式(1)〜(3)を満足する前記接触角θとなる前記間隔体を備えたことを特徴とする。
0.5Dw・sinθtanθ=δ+R(cosθ0 −cosθ) …(1)
θ0 =sin-1[{(2f−1)/(2f)}sinθ] …(2)
f=R/Dw …(3)
請求項3に係る発明は、転動体転動面を有する案内軸と、該案内軸の前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有して、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して前記案内軸に案内されて相対的に移動する可動体と、互いに隣り合う各転動体の間に介装されて該転動体に対向する部位に凹面部が形成された間隔体とを備えた直動装置において、
前記凹面部の断面が単一円弧形状とされ、且つ前記転動体の直径をDw、前記間隔体と前記転動体との接触角をθ、前記凹面部の単一円弧溝半径をR、前記間隔体の前記凹面部の溝底厚さを2δ、前記凹面部の曲率をfとしたとき、次式(4)及び(5)を満足する前記接触角θとなる前記間隔体を備えたことを特徴とする。
0.5Dw・sinθtanθ=δ+R(1−cosθ) …(4)
f=R/Dw …(5)
請求項4に係る発明は、請求項3において、前記間隔体の前記凹面部と前記転動体との接触位置幅を±10°以下の範囲としたことを特徴とする。
本発明によれば、潤滑剤の油脂等による間隔体の径方向と厚さ方向(軸方向厚さ)の膨潤長さを考慮し(径方向の膨潤は転動体間ピッチが小さくなり、厚さ方向の膨潤は転動体間ピッチが長くなる)、間隔体の厚さ方向の変化が小さくなるような接触角で間隔体の凹面部と転動体とを接触させて膨潤による間隔体の寸法変化が転動体間ピッチに可能な限り変化を与えないようにし、これにより、潤滑剤の油脂等による膨潤の影響による転動体間ピッチの変動を抑制して作動性、低騒音性および耐久性のより一層の向上を低コストで且つ容易に実現する。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置を説明するための説明図、図2は膨潤によるセパレータの寸法変化が最も小さくなる接触角θと転動体径Dwとの関係をδ毎に示すグラフ図、図3は膨潤によるセパレータの寸法変化が最も小さくなる接触角θとδとの関係を転動体径Dw毎に示すグラフ図、図4は本発明の他の実施の形態である直動案内軸受装置を説明するための説明図である。なお、各実施の形態共に、既に図5で示した従来の直動案内軸受装置に対して相違する部分についてのみ説明する。
本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置は、図1に示すように、互いに隣り合う円筒ころ(転動体)6間に介装されるセパレータ本体31と、該円筒ころ6の軸方向の両端面を挟むように配置されて前記セパレータ本体31と一体に設けられた腕部(図示せず)とを具備するセパレータ(間隔体)30を備えており、セパレータ本体31の円筒ころ6の外周面に対向する部分には該円筒ころ6の外周形状に応じた凹面部31aが形成されている。
セパレータ30の素材は、成形性がよくて強度があり、更に自己弾性を有するものが最適であり、例えばポリアミドやエラストマーなどを例示できる。また、真空中の用途には多少自己弾性は落ちるもののアウトガスの少ないPEEKなどを用いることができる。
更に、凹面部31aの円筒ころ6ろの接触面には円筒ころ6に対する潤滑剤のたまり構造、例えばディンプル形状や油たまり溝を設けてもよい。
ここで、この実施の形態では、前記凹面部31aの断面がゴシックアーチ形状とされ、且つ円筒ころ6の直径をDw、セパレータ30の凹面部31aと円筒ころ6との接触角をθ、凹面部31aのゴシックアーチ溝半径をR、セパレータ本体31の凹面部31aの溝底厚さを2δ、凹面部31aの曲率をfとしたとき、次式(1)〜(3)を満足する接触角θとなるセパレータ30とされている。
0.5Dw・sinθtanθ=δ+R(cosθ0 −cosθ) …(1)
θ0 =sin-1[{(2f−1)/(2f)}sinθ] …(2)
f=R/Dw …(3)
ところで、直動装置の場合、間隔体を各転動体間に介装すると、負荷部の有効転動体数が少なくなり、負荷容量や剛性に影響することは周知の通りである。
負荷容量を例に採ると、転動体がころの場合には転動体数の0.75乗に比例(転動体がボールの場合には転動体数の2/3乗に比例)し、間隔体を介装しないものに比べて負荷容量や剛性が小さくなることは避けられない。しかし、できる限りこの負荷容量の低下を抑制したく、一般的には負荷容量の低下率を10%以下に抑えることが必要となる。即ち、転動体の充填率は少なくとも88%程度は維持することが必要になる。
一般に直動装置の転動体数は特別な場合を除いて負荷部の一列当たり10〜20個である。従って、転動体数が10個と20個の場合に、転動体充填率を少なくとも88%維持できる範囲で、どの程度のセパレータの凹面部の溝底厚さ2δ(mm)をとることが可能かの余裕をみたものを表1に示す。なお、2δ=[転動体数×(1−転動体充填率)×転動体径Dw]/(転動体数−1)である。
Figure 2005061534
ここでは、例えば転動体径が2mmのものでは、δの値でみると0.055〜0.165mmとなる。図2に転動体径Dwを横軸にとり、各δ毎にセパレータの膨潤による寸法変化が最も小さくなる接触角θを上式(1)〜(3)を用いて算出した結果を示す。
図2において、先程の表1で示した負荷容量や剛性面の規制から各転動体径Dwによって設定することが可能なδの値の範囲でみると、接触角θは19〜35°の範囲が最適値となる。
また、転動体径Dwは表1で示した8mmを超えて10mmに設定する場合には、接触角θの上限側は40°付近まで達する。即ち、上式(1)〜(3)を満足する接触角θを得ることで膨潤によるセパレータ30の変形を最小に抑制できる最適な接触角θを得ることができる。なお、図3は図2のパラメータを変えたもので同じことを意味している。
このようにこの実施の形態では、セパレータ30の凹面部31aと円筒ころ6とを最適な接触角θで接触させることにより、樹脂製品では避けられない油脂等によるセパレータ30の膨潤に伴う円筒ころ6間の寸法変化を最小にすることができるので、円筒ころ6及びセパレータ30の循環に伴う作動性の劣化を抑止することができると共に、低騒音性および耐久性のより一層の向上を低コストで且つ容易に実現することができる。
次に、図4を参照して、本発明の他の実施の形態である直動案内軸受装置を説明する。 この直動案内軸受装置は、図4に示すように、互いに隣り合う円筒ころ(転動体)6間に介装されるセパレータ本体41と、該円筒ころ6の軸方向の両端面を挟むように配置されて前記セパレータ本体41と一体に設けられた腕部(図示せず)とを具備するセパレータ(間隔体)40を備えており、セパレータ本体41の円筒ころ6の外周面に対向する部分には該円筒ころ6の外周形状に応じた凹面部41aが形成されている。
ここで、この実施の形態では、前記凹面部41aの断面が単一円弧形状とされ、且つ円筒ころ6の直径をDw、セパレータ40の凹面部41aと円筒ころ6との接触角をθ、凹面部41aの単一円弧溝半径をR、セパレータ本体41の凹面部41aの溝底厚さを2δ、凹面部41aの曲率をfとしたとき、次式(4)及び(5)を満足する接触角θとなるセパレータ40とされ、且つ前記凹面部41aと円筒ころ6との接触位置幅が±10°以下の範囲とされている。
0.5Dw・sinθtanθ=δ+R(1−cosθ) …(4)
f=R/Dw …(5)
凹面部41aと円筒ころ6との接触位置幅を±10°としたのは、本来、樹脂の変形は大きいので前記接触位置幅を大きくとりたいところであるが、凹面部41aが単一円弧形状のため前記接触位置幅が大きすぎた場合、円筒ころ6の滑りが大きく摩擦力増につながるので、適当でない。そこで、一般的なところでの値に設定している。その他の構成及び作用効果は上記実施の形態と同様であるので説明を省略する。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
例えば、上記各実施の形態では、転動体がころの場合を説明したが、転動体がボールであっても上記各式を満足する接触角θを得ることにより同様の作用効果を得ることができる。
また、上記各実施の形態では、直動装置として直動案内軸受装置を例に採ったが、これに限定されず、例えばボールねじ装置、ボールスプライン装置、リニアボールブッシュ装置等の直動装置に本発明を適用してもよい。
本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置を説明するための説明図である。 膨潤によるセパレータの寸法変化が最も小さくなる接触角θと転動体径Dwとの関係をδ毎に示すグラフ図である。 膨潤によるセパレータの寸法変化が最も小さくなる接触角θとδとの関係を転動体径Dw毎に示すグラフ図である。 本発明の他の実施の形態である直動案内軸受装置を説明するための説明図である。 直動装置の一例である転動体として円筒ころを用いた直動案内軸受装置を説明するための一部を切り欠いた図である。 互いに隣り合う円筒ころ間にセパレータを介装した状態を示す図で、(a)は直線運動領域、(b)は方向転換路領域である。 セパレータを円筒ころの循環方向から見た図である。 図7の上面図である。 図8の側面図である。 接触角θと、セパレータの厚さ方向と径方向の膨潤長さの寸法差との関係を示すグラフ図である。
符号の説明
1 案内レール(案内軸)
2 スライダ(可動体)
3 転動体転動面
5 転動体転動面
6 円筒ころ(転動体)
30 セパレータ(間隔体)
31a 凹面部

Claims (4)

  1. 転動体転動面を有する案内軸と、該案内軸の前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有して、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して前記案内軸に案内されて相対的に移動する可動体と、互いに隣り合う各転動体の間に介装されて該転動体に対向する部位に凹面部が形成された間隔体とを備えた直動装置において、
    前記間隔体の前記凹面部と前記転動体との接触位置を接触角19〜35°の範囲としたことを特徴とする直動装置。
  2. 転動体転動面を有する案内軸と、該案内軸の前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有して、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して前記案内軸に案内されて相対的に移動する可動体と、互いに隣り合う各転動体の間に介装されて該転動体に対向する部位に凹面部が形成された間隔体とを備えた直動装置において、
    前記凹面部の断面がゴシックアーチ形状とされ、且つ前記転動体の直径をDw、前記間隔体と前記転動体との接触角をθ、前記凹面部のゴシックアーチ溝半径をR、前記間隔体の前記凹面部の溝底厚さを2δ、前記凹面部の曲率をfとしたとき、次式(1)〜(3)を満足する前記接触角θとなる前記間隔体を備えたことを特徴とする直動装置。
    0.5Dw・sinθtanθ=δ+R(cosθ0 −cosθ) …(1)
    θ0 =sin-1[{(2f−1)/(2f)}sinθ] …(2)
    f=R/Dw …(3)
  3. 転動体転動面を有する案内軸と、該案内軸の前記転動体転動面に対向する転動体転動面を有して、これらの両転動体転動面間に挿入された多数の転動体の転動を介して前記案内軸に案内されて相対的に移動する可動体と、互いに隣り合う各転動体の間に介装されて該転動体に対向する部位に凹面部が形成された間隔体とを備えた直動装置において、
    前記凹面部の断面が単一円弧形状とされ、且つ前記転動体の直径をDw、前記間隔体と前記転動体との接触角をθ、前記凹面部の単一円弧溝半径をR、前記間隔体の前記凹面部の溝底厚さを2δ、前記凹面部の曲率をfとしたとき、次式(4)及び(5)を満足する前記接触角θとなる前記間隔体を備えたことを特徴とする直動装置。
    0.5Dw・sinθtanθ=δ+R(1−cosθ) …(4)
    f=R/Dw …(5)
  4. 前記間隔体の前記凹面部と前記転動体との接触位置幅を±10°以下の範囲としたことを特徴とする請求項3に記載した直動装置。
JP2003292892A 2003-02-10 2003-08-13 直動装置 Withdrawn JP2005061534A (ja)

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