JP2005059896A - フック片付き容器 - Google Patents

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Shinichi Morii
伸一 森井
Atsushi Ise
敦司 伊勢
Soichi Yamaguchi
聡一 山口
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Kanebo Cosmetics Inc
Mitsubishi Plastics Inc
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Kanebo Cosmetics Inc
Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

【課題】 簡便な構成でありながら、蓋端に隙間を生じさせるおそれがなく、安定して吊下げ可能としたプラスチック製、紙製などの容器を提供する。
【解決手段】 正面板部1の上下に折れ線6,9を介して蓋片7,8と、差込み片10,11を連設し、上側の差込み片10の面内中間部において、折れ線9から面内に適度に入った部位に、間隔aを置いて平行した折れ線14を形成し、この折れ線14から差込み片先端方向に向かい上記間隔aよりも長い長さを有したフック片15を形成し、フック片の左右側縁と差込み片との区切りとして切断線16を形成し、フック片に吊下げ孔16を形成した構成を有して容器を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器内に商品を収納した状態で吊下げ展示が可能なフック片付き容器に関する。
容器の形成面と一体に吊下げ片を連設した構成の容器としては、例えば、図6(A)のように、蓋片21に連設した差込み片22を背面23内側に差込む構成の容器において、背面23中央上端から上方に吊下げ片24を延設した構成のもの(特許文献1参照)、或いは同(B)のように、蓋片31の中央部に、蓋元端側の折れ線32から先端付近に至る切裂き線33で区画した切り起し片34を形成した構成のもの(特許文献2参照)などが公知である。
特開2000−47353号公報 特開平10−230924号公報
前者の背面23中央上端から上方に吊下げ片24を延設した構成のものは、背面を吊るので、被収納物の荷重が正面と左右側面と上下蓋面で構成される容器部分に掛かり、そのため図の矢視の如く正面側に引張り力が加わり、蓋面と背面間に隙間が生じて開き気味となり、塵埃が入りやすくなるとともに、展示品として見苦しい状態となるおそれがあった。
後者の蓋面に切り起し片34を設けた構成のものは、蓋面に孔が開いてしまうか、この孔を塞ぐために二重蓋の如き構成を付加しなければならず、また被収納物の荷重により蓋先端側に隙間が生じるおそれはやはり解消されないものであった。
本発明は、上記問題点に着眼し、この問題点を解消すべく、簡便な構成でありながら、蓋端に隙間を生じさせるおそれがなく、安定して吊下げ可能とした容器を提供せんとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、蓋片端に折れ線を介して連設した差込み片の面内に入った部位に、折れ線を介してフック片を形成し、このフック片は折れ線で反転し容器外方に突出可能に形成した構成を有してフック片付き容器となしたことを特徴とする。
上記フック片両側の差込み片との区画は、分離した切込みとしてもよいが、両者を分離可能に接続した切断線、例えば断続切込み線、切裂き容易な溝条など、で形成した構成とするのがより一層好ましい。
本発明の容器は、化粧品や文具、小型玩具など、比較的軽量なものを収納するのに最適であり、フック片を吊下げ支持すれば、フック片に掛かる被収納物を含む容器の荷重は差込み片の面方向と略合致するので、蓋が差込み片の接する容器背面から離反する方向に引張られることがなく、差込み片はフック片の吊り下げ応力で背面側に接する傾向となり、蓋の差込み片沿いに隙間を生じさせない。差込み片は背面側に接し、さらには、容器は通常は蓋の両側に折込み片を形成してあって、これと差込み片の折れ線両側端部が噛み合うことから、荷重を受けてフック片が抜け外れるおそれもない。
以下、本発明の実施形態を図面によって説明する。
図1〜5は一例の実施形態図であり、図1は容器の展開図、図2、3はフック片を突出させた部分図、図4、5はフック片を突出させない状態の部分図である。
図1は、直方体箱状の組立容器を形成するための容器として保形可能な剛性を有するプラスチック製或いは紙製などのシートであり、例えば、A−PET、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、生分解性樹脂例えばポリ乳酸、その他の単体又は複合体としてなるプラスチック製シート材を加圧加工し、輪郭を打ち抜き加工し、或いは紙、合成紙、重合紙製シート材などを打ち抜き加工して形成してある。
このシートは、直方体箱の四側面を構成する正面板部1、両側の左右側面板部2、3、その一側の背面板部4及び糊代部5を、それぞれ折れ線(折曲げ罫線)6を介装して連設し、正面板部1の上下に折れ線6を介して蓋片7,8を連設し、両端部に切込み9aを形成した折れ線9を介して蓋片7,8の先端に差込み片10,11を連設し、左右側面板部2,3の上下にはそれぞれ折れ線6を介して折込み片12,13を連設し、さらに、上側の差込み片10の面内中間部において、折れ線9から面内に適度に入った部位に、上記折れ線9と間隔aを置いて平行した折れ線14を形成し、この折れ線14から差込み片先端方向に向かい上記間隔aよりも長い長さを有したフック片15を形成し、フック片15の左右側縁と差込み片10との区切りとして切断線16を形成し、フック片付け根側に上記間隔a以上の間隔を置いてフック片先端寄り面内に吊下げ孔16を形成してなっている。
上記間隙aは、折れ線形成に罫線刃を使用する場合、罫線刃を並設するために最小でも罫線刃の厚み分即ち0.7mm以上の巾が必要である。また、上記切断線16は、分離した切裂き線として形成してもよいが、フック片15と差込み片10とを分離可能に接続した任意の筋条として形成するのが好ましく、例えば、分離した切裂き線の適宜個所を両片が分離容易なように点状に一体化してなる断続切込み線、或いは切裂き容易な溝条などとしてあれば、フック片15と差込み片10とを一枚板状に使用するときに両者がばらつかず、取扱いに便利である。
なお、本発明は図示直方体容器に限らず,その他の任意立体形状の容器に適用することができるものであり、また、上記フック片15を上下の差込み片10,11のいずれか一方或いは両方に設けることも可能である。さらに、背面板部の上下端或いは右側面板部の開放側端などの任意の面から被収納物の保持片を延設しておき、容器を組立てた際に、該保持片を容器内に折込み配設する如き構成を付加するなどの構成は、本発明を変更することなく任意に付加可能である。
上記図示のシートは、各折れ線を内折れさせて立体化し、糊代片を接着すれば、箱形を得ることができ、被収納物を収納した上で、折込み片12,13を折込み、蓋片7,8を閉じつつ、差込み片10,11を背面板部4の内側に差込めば容器が完成するが、その際、切断線16を分離してフック片15を折れ線9で反転し、図2,3に示す如く差込み片10に重ね合わせるとともに、差込み片の差込み方向と相反方向に突出させて、吊下げ孔16を含むフック片15を容器上方に突出させれば、これを利用して容器を吊下げることができる。なお、折り返したフック片15と差込み片10の重合部に係合用凹凸部を形成しておくことも可能である。
吊下げずに容器を用いる場合は、切断線16を分離しなければ、フック片15は差込み片10と一体的につながっているので、一枚状の差込み片として取扱うことができ、図4,5の如く、容器内への差込みも容易であり、取扱いに煩わしさを生じさせることがない。また、不使用の吊下げ片を突出させたまま容器を使用しなくてよい構成であるので、容器の美感を良好に維持することができ、商品価値を良好に維持することができる。
本発明に係る容器の展開シート図である。 図1のシートを組立て、フック片を突出させた容器の部分斜視図である。 図2の縦断面図である。 図2のフック片を突出させない状態の容器の部分斜視図である。 図4の縦断面図である。 吊下げ容器の従来例を示すもので、(A)は部分縦断面図、(B)は別例の部分斜視図である。
符号の説明
1 正面板部
2,3 左右側面板部
4 背面板部
5 糊代片
6 折れ線
7,8 蓋片
9 折れ線
9a 切込み
10,11 差込み片
12,13 折込み片
14 折れ線
15 フック片
16 切断線
17 吊下げ孔
a 間隙

Claims (2)

  1. 蓋片端に折れ線を介して連設した差込み片の面内に入った部位に、折れ線を介してフック片を形成し、このフック片は折れ線で反転し容器外方に突出可能に形成してなる構成を有するフック片付き容器。
  2. フック片両側の差込み片との区画を分離可能に接続した切断線で形成してなる構成を有する請求項1に記載のフック片付き容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170000592U (ko) * 2015-08-05 2017-02-15 이성월 진열이 용이한 포장상자

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170000592U (ko) * 2015-08-05 2017-02-15 이성월 진열이 용이한 포장상자
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