JP5889127B2 - 陳列具 - Google Patents

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Description

この発明は、店頭で商品を吊下状態等で陳列する陳列具に関するものである。
下記特許文献1には、図9に示すように、紙製の本体51とトレー52とを備え、本体51の前面に、商品を載せるトレー52を上下に配置した陳列具において、本体51に設けた差込穴53にトレー52の後壁54から延びる差込片55を差し込み、本体51の後面に差込片55を接着したものが記載されている。
トレー52の差込片55には、横断方向の切裂帯56が設けられ、差込片55の切裂帯56より先端側の部分が本体51に対する接着部とされている。トレー52の後壁54には、塑性変形させてフックとなる平板状の引掛具57が取り付けられている。
このような陳列具は、紐58で吊り下げて商品を陳列できるだけでなく、切裂帯56に沿って差込片55を切断することにより、トレー52を本体51から取り外し、引掛具57を塑性変形させてフックとし、引掛具57を什器の横桟等に引っ掛けた状態で、商品を陳列することができる。また、廃棄に際して、トレー52を本体51から取り外し、嵩張らないようにすることもできる。
特開2006−346345号公報
しかしながら、上記のような陳列具では、商品イメージに応じた美粧性を得る等の理由により、トレー52の材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチック素材を使用すると、本体51からのトレー52の取り外しに際し、切裂帯56による差込片55の切断が困難となる。
また、差込片55を切断しても、差込片55の切裂帯56より先端側の部分が本体51に付着した状態で残るため、廃棄に際し、素材の分別を完全に行うことができないという問題がある。
そこで、この発明は、トレーを本体側から容易に分離でき、廃棄時に素材ごとに完全に分別できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、本体の前面にトレーを取り付けた陳列具において、本体は、前板の両側に後板を連設し、その稜部に縦長のスリットを設けたものとし、トレーは、両側後部から抱持片を延出し、抱持片に縦長のスリットを設けたものとし、本体に中板と背板とを付属させ、中板には、切目を入れて縦折線をヒンジとする引掛片を形成し、背板には、縦方向の切裂帯を設けておき、前板の背面に中板を重ね、抱持片を前板と後板の稜部のスリットに差し込み、引掛片を抱持片のスリットに差し込んで、抱持片と引掛片を折り重ね、これを押圧するように後板を前板の背面側へ折り曲げて閉じ、両側の後板に跨って取り付けた背板で後板を閉じた状態に固定し、切裂帯による背板の切断に伴い、後板を開放できるようにしたのである。
この発明に係る陳列具では、中板を含む本体側とトレーとを接着していないため、廃棄に際し、切裂帯を引いて背板を切断し、後板を開いて、引掛片を抱持片のスリットから引き抜き、抱持片を前板と後板の稜部のスリットから引き抜くだけで、本体側からトレーを容易に分離することができる。
そして、廃棄に際し、紙とプラスチック等、異なる素材で形成された本体側とトレーとを完全に分別することができる。
この発明に係る陳列具の使用時の状態を前方から示す斜視図 同上の組立過程を後方から示す分解斜視図 同上の使用時の状態を後方から示す斜視図 同上の本体のブランクを示す図 同上の中板と背板のブランクを示す図 同上のトレーのブランクを示す図 同上の陳列具の解体過程を後方から示す斜視図 同上の解体過程を後方から示す分解斜視図 従来の陳列具の使用時の状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この陳列具は、図1乃至図3に示すように、縦方向に長い板状の本体1の前面に、3個のトレー2を上下に並べて配置したものとされ、商店の店頭において、本体1の上部に挿通した紐10で什器の吊下棒から吊り下げ、又は陳列棚等に載置して、トレー2に載せた化粧品等の商品を陳列するものである。
本体1は、板紙を積層した合紙を素材として、図4に示すようなブランクから形成される。このブランクでは、前板11の両側に2本の罫線に挟まれた稜部を介して後板12及び巻込板13が順次連設されている。後板12の巻込板13側の上端部及び下端部には、切欠部12a,12bがそれぞれ形成されている。
前板11と両側の後板12の稜部には、各段のトレー2の両側に対応して、縦長のスリット14が3個ずつ設けられ、前板11の幅方向中間部には、各段のトレー2の底部に対応して、横長のスリット又は下縁の切欠による係止部15が設けられている。
本体1には、図5に示すような板紙製の中板3及び背板4が付属する。中板3は、前板11に略対応する大きさとされ、背板4は、それより幅が狭くなっている。
中板3のブランクには、各段のトレー2の両側に対応して切目を入れることにより、縦折線をヒンジとする引掛片16が上下に3個ずつ並んで向き合うように形成され、下端に連設された下折片17には、抜穴18が形成されている。
背板4のブランクには、鉤状の切目が断続する2本の切目線を入れて、縦向きに延びる切裂帯19が設けられている。背板4の上端部及び下端部には、それぞれ貼着片20a,20bが設けられている。
また、本体1、中板3及び背板4のブランクには、組み立て時に位置決めの目印となる切目や切込が入れられている。
トレー2は、PETを素材とする透明のものであり、図6に示すような前側部材5と後側部材6のブランクから形成される。
前側部材5のブランクでは、低い前壁21の両側に、後方へかけて高くなる側壁22及び抱持片23が順次連設され、抱持片23には、縦長のスリット24が設けられている。前壁21及び側壁22の下端には、底板25a,25bがそれぞれ連設されている。
後側部材6のブランクでは、後壁26の両側に後折片27が連設され、後壁26の下端に底板25cが連設されている。底板25cの基部には、後壁26を切り込んで係止突起28が形成されている。
上記のような各部材のブランクから陳列具を組み立てるには、図2に示すように、本体1の前板11の背面に中板3を重ねる。前板11と中板3とは、作業性向上のため、貼り合わせてもよいが、後述のように、スリット14にトレー2の抱持片23及び後折片27を差し込むと一体化されるので、貼り合わせなくてもよい。
トレー2は、3個用意し、前側部材5の前壁21から両側壁22を後方へ折り曲げると共に、後側部材6の後壁26から後折片27を後方へ折り曲げて、抱持片23の内側に後折片27を重ね、底板25a,25b,25cを噛み合わせて底面を閉じる。
そして、抱持片23と後折片27とを、前板11と後板12の稜部のスリット14に差し込み、引掛片16を抱持片23のスリット24に差し込んで、抱持片23、後折片27及び引掛片16を内側へ折り曲げて重ね、係止突起28を係止部15に係合させて、本体1側にトレー2を取り付け、下折片17を前板11の背面側上方へ折り曲げる。
その後、図3に示すように、後板12を前板11の背面側へ折り曲げ、巻込板13を巻き込むように折り曲げて、後板12と巻込板13の反発で抱持片23及び引掛片16を押さえ込み、下折片17も押さえ込む。
最後に、背板4を両側の後板12に跨って重ね、上端の貼着片20aを切欠部12aを介して中板3に貼り付け、下端の貼着片20bを切欠部12b及び抜穴18を介して中板3に貼り付けることにより、背板4で後板12を閉じた状態に固定すると、中板3を含む本体1側にトレー2を接着することなく、トレー2を取り付けることができる。
一方、店頭での商品の陳列が終了し、陳列具を廃棄する際には、図7に示すように、切裂帯19を引いて背板4を切断し、図8に示すように、後板12を開放して、後板12による抱持片23及び引掛片16の押圧を解除する。
これにより、引掛片16を抱持片23のスリット24から引き抜き、抱持片23を前板11と後板12の稜部のスリット14から引き抜いて、本体1側からトレー2を容易に分離することができ、紙を素材とする本体1、中板3及び背板4とプラスチックを素材とするトレー2とを完全に分別することができる。
なお、上記実施形態では、トレー2を、前側部材5と後側部材6とから成る2ピース構造としているが、トレー2は、1ピース構造とすることもできる。
また、本体1の補強及びトレー2のがたつき防止のため、後板12に巻込板13を連設しているが、素材の厚さ等によっては、巻込板13を省略することもできる。
そのほか、背板4の上下端部を中板3に貼り付けて、後板12の反発を抑制することとしているが、背板4は、切裂帯19の両側方を各後板12に貼り付けてもよい。
1 本体
2 トレー
3 中板
4 背板
5 前側部材
6 後側部材
10 紐
11 前板
12 後板
12a,12b 切欠部
13 巻込板
14 スリット
15 係止部
16 引掛片
17 下折片
18 抜穴
19 切裂帯
20a,20b 貼着片
21 前壁
22 側壁
23 抱持片
24 スリット
25a,25b,25c 底板
26 後壁
27 後折片
28 係止突起

Claims (1)

  1. 本体(1)の前面にトレー(2)を取り付けた陳列具において、本体(1)は、前板(11)の両側に後板(12)を連設し、その稜部に縦長のスリット(14)を設けたものとし、トレー(2)は、両側後部から抱持片(23)を延出し、抱持片(23)に縦長のスリット(24)を設けたものとし、本体(1)に中板(3)と背板(4)とを付属させ、中板(3)には、切目を入れて縦折線をヒンジとする引掛片(16)を形成し、背板(4)には、縦方向の切裂帯(19)を設けておき、前板(11)の背面に中板(3)を重ね、抱持片(23)を前板(11)と後板(12)の稜部のスリット(14)に差し込み、引掛片(16)を抱持片(23)のスリット(24)に差し込んで、抱持片(23)と引掛片(16)を折り重ね、これを押圧するように後板(12)を前板(11)の背面側へ折り曲げて閉じ、両側の後板(12)に跨って取り付けた背板(4)で後板(12)を閉じた状態に固定し、切裂帯(19)による背板(4)の切断に伴い、後板(12)を開放できるようにしたことを特徴とする陳列具。
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