JP2005058473A - 昇降カーテン装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】カーテンを昇降させる昇降コードの昇降操作を、その絡み合いを防止して確実且つ容易に行い得る昇降カーテン装置を提供する。
【解決手段】支持バー5に取着されて垂れるカーテン6を昇降操作する昇降コード9を、カーテン6の面部に上下方向に設けたコード挿通部に挿通させ、その下端をカーテン下端に固定する。昇降コード9は、支持バー5のコードガイドに案内され、支持バー5の一端部側に設けた案内部49に案内されると共に、支持バー5の長さ方向に移動する移動部材40に案内され、支持バーの一端部側に止着される。移動部材40には、支持バー5の他端部側に設けたロック具36を通して下方向に移動可能な1本の操作コード65が案内され、操作コードの端部が支持バー5の他端部側に止着されている。操作コード65を引き下げることに伴う移動部材40の移動により、昇降コード9が引き上げられ、それに伴いカーテン6が引き上げられる。
【選択図】図19

Description

本発明は、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を、昇降コードを昇降操作することにより行い得るように構成された昇降カーテン装置に関するものである。
例えば図42に示すような二重昇降カーテン装置は、二台の昇降カーテン装置を前後に配設するよりも安価で、然も全体をコンパクトに構成できるために人気が高い。
同図に示す二重昇降カーテン装置aの具体的な構成は、例えば窓部の上縁に沿って配設された直棒状の支持バーcの前後に前のカーテンd1と後のカーテンd2を配置し、夫々のカーテンd1,d2の上端側e1,e2を前記支持バーcに取着し、該前後のカーテンd1,d2の昇降を、夫々のカーテンに対応して取り付けた昇降コードf1,f2を個別に操作して行なうように構成されていた。そして、前記前のカーテンd1に対応させて設けた前のロック具g1と、後のカーテンd2に対応させて設けた後のロック具g2を、前記支持バーcの一方の端側の前後に位置をずらして固定する一方、該前のカーテンd1の一面側にその幅方向で所要間隔を置いて取り付けた例えば3本の昇降コードf1,f1,f1を纏めて前のロック具g1に通し、該ロック具g1を通った昇降コードの束j1を下方に引くことによって、該前のカーテンd1が引き上げられる如くなし、所要のカーテン引き上げ状態で昇降コードをロックすることにより、前のカーテンd1の所要の引き上げ状態が保持されるように構成されていた。同様にして、後のカーテンd2に取り付けた例えば3本の昇降コードf2,f2,f2を纏めて前記後のロック具g2に通し、該ロック具g2を通った昇降コードの束j2を下方に引くことによって後のカーテンd2を引上げ可能となし、所要の引上げ状態で昇降コードをロックすることにより、後のカーテンの所要の引上げ状態が保持されるように構成されていた。
しかしながら、かかる二重昇降カーテン装置aによるときは、前後のロック具g1,g2が接近状態にあるために、前記前のロック具g1を通って垂れた状態にある3本の昇降コードf1,f1,f1と、前記後のロック具g2を通って垂れた3本の昇降コードf2,f2,f2が互いに絡まりやすく、カーテンの昇降操作を的確に行い難い問題があった。又、ロック具を通って垂れた状態の昇降コードが絡まらないにしても、昇降コードの本数が多いときは、垂れた昇降コードの一部のみを誤って掴んで引き下げようとする場合が生じ、このようになるとカーテンの引き上げ状態が各部不均一になる問題が発生する。加えて、ロック具から何本もの昇降コードが垂れた状態になることは、カーテン装置の見栄えを損なう問題もあった。
なお二重昇降カーテン装置としては、例えば図43に示すように、前のカーテンd1に対応させて設けた前のロック具g1と、後のカーテンd2に対応させて設けた後のロック具g2を、前記支持バーcの両端側に固定するタイプのものもある。このような構成を採用した場合は、前後のロック具g1,g2を前記支持バーcの一方の端側の前後に設けたものとは異なり、前後の昇降コードが互いに絡み合う問題は発生しない。しかしながら、例えば3本の昇降コードの下端に取り付けた球状等をなす操作用摘みmが例えば図43に矢印で示すように、誤って、垂れた昇降コードn,n間に入り込んで捻じれた状態になる恐れがあり、昇降コードの下方への引下げの障害になる場合が発生する。又、前記のように、複数本の昇降コードの一部のみを誤って引き下げようとする場合が生じ、カーテンの引き上げ状態が不均一となる問題も発生した。又、ロック装置から何本もの昇降コードが垂れ下がった状態になることは、カーテン装置の見栄えを損なう問題もあった。このような問題点は、一重の昇降カーテン装置にあっても同様に発生した。
特開2003−93221号公報(第3−7頁、図2) 特開平9−221969号公報(第5頁、図1)
本発明は、前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、前後のロック装置が支持バーの一端側に固定された状態にある前記二重昇降カーテン装置において、昇降コードの互いの絡まりを生じさせることなく、前後のカーテンに係る昇降コードの全てを確実に昇降操作できる昇降カーテン装置の提供を課題とするものである。又、支持バーの両端側にロック具が固定されてなる前記二重昇降カーテン装置や、一重の昇降カーテン装置にあっても、カーテンに付設された複数本の昇降コードの全てを確実に昇降操作することができる昇降カーテン装置の提供を課題とするものである。そしてこれらの昇降カーテン装置において、その昇降操作部分の見た目を向上させることのできる昇降カーテン装置の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち本発明に係る昇降カーテン装置は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上端側に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に支持されている。又該移動部材には、前記支持バーの何れか一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが支持されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、前記案内部から離れる方向への移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが該離れる方向に移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る昇降カーテン装置のより具体的な態様は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、その端部が、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に止着されている。又該移動部材には、支持バーの前記他方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードの端部が止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る昇降カーテン装置のより具体的な他の態様は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、その端部が、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に止着されている。又該移動部材には、支持バーの前記一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能で、且つ支持バーの前記他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返された1本の操作コードの端部が止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る昇降カーテン装置のより具体的なその他の態様は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、その端部が支持バーの前記一方の端部側に止着されている。又、支持バーの前記他方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返されると共に、その端部が、支持バーの前記他方の端部側に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る昇降カーテン装置のより具体的なその他の態様は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、その端部が支持バーの前記一方の端部側に止着されている。又、支持バーの前記一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、前記支持バーの他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、且つ、その端部が、支持バーの前記他方の端部側に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る昇降カーテン装置のより具体的なその他の態様は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されて折り返され、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内せしめられると共に、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、且つ、支持バーの前記一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、その端部が前記移動部材に止着されている。又、支持バーの前記他方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返されると共に、支持バーの該他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、その端部が前記移動部材に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明に係る昇降カーテン装置のより具体的なその他の態様は、昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされている。又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されて折り返され、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、前記支持バーの前記一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、その端部が前記移動部材に止着されている。又、支持バーの前記一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、支持バーの前記他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、且つ、支持バーの前記他方の端部側に設けた案内部に案内され、その端部が前記移動部材に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とするものである。
本発明は、以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係る昇降カーテン装置は、昇降コードの昇降操作を、支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材を介して1本の操作コードの上げ下げにより行なう構成を採用するため、常に、1本の操作コードの上げ下げによってカーテンの昇降動作を容易且つ確実に行なわせることができる。
従って、カーテンに対応して設けられた複数本の昇降コードの束を上げ下げする従来装置におけるような、昇降コードが絡み合って昇降操作に困難が伴うといった問題を解消できると共に、一部の昇降コードのみを掴んで昇降操作して、カーテンの昇降が不安定化するといった問題を発生させることもない。
更に、ロック具から垂れる操作コードが1本であって、従来の昇降カーテン装置1におけるような束状ではないため、昇降カーテン装置の昇降操作部分を、外観上スッキリしたものとなし得る。又、昇降コードの昇降操作を1本の操作コードの上げ下げによって行なうため、ロック具をコンパクトに構成可能である。
(2) 特に、移動部材に設ける案内部を動滑車として形成する場合のように、昇降コードを該案内部で折り返す構成を採用するときは、移動部材の移動量の整数倍に相当する長さ分、昇降コードを昇降操作できるため、丈の長いカーテンであっても昇降操作できる利点がある。
(3) 移動部材に設けた動滑車に操作コードを案内させる構成を採用することにより、より小さな力でカーテンの引き上げを行い得る利点がある。
図1〜4において本発明に係る昇降カーテン装置1は、窓部2の上縁3に沿って配設された直棒状の支持バー5の前後にカーテン6(前のカーテン6aと後のカーテン6bと区別する)を配置し、夫々のカーテン6a,6bの上端側7,7を前記支持バー5に取着し、該前後のカーテン6a,6bの昇降を、夫々のカーテンに対応させて設けた昇降コード9を個別に操作して行なうように構成された二重昇降カーテン装置として応用されている。
前記支持バー5は、本実施の形態においては図5〜6、図8に示すように、頂片10の両側部及び長手中央部に前の側片11と後の側片12と中央の側片13を下設した構成を有しており、前の側片11と中央の側片13との間、及び、後の側片12と中央の側片13との間に、前の溝状空間15と後の溝状空間16が形成されたボックス型をなす。
又、前の側片11の下端と中央の側片13の下端には、内方に屈曲し且つ先端で下方に屈曲したL字状取付片17,17が向き合う状態で突設されている。同様に、後の側片12と中央の側片13の下端にも、L字状取付片17,17が向き合う状態で突設されている。
又、前の側片11の前面側の上下には、図8に示すように、前記前後のカーテン6a,6bの上縁部分7,7を着脱可能に固定するための面状ファスナの一片22の上下の端部分23,24を、前の側片11とで保持するL字状保持片26,27が向き合う状態で突設されている。同様に、後の側片12の後面側の上下にも、L字状保持片26,27が向き合う状態で突設されている。更に、前記頂片10の上面の前後部には、内方に向き合う状態で、例えば天井部29に当接するL字状当接片30,30が向き合う状態で突設されている。又、該頂片10の上面の長手中央線に沿って、T字状当接片31が突設され、それらの上面32が前記天井部29に当接する。そして、該支持バー5は、ビス28によって天井部29に固定される。
かかる構成を有する支持バー5の左端側には、図5、図7に示すように、第1の端面部材33が固定されると共に、該第1の端面部材33の右方に稍離して案内部材35が固定される。又、前記支持バー5の右端側には図6に示すように、ロック具36を具える第2の端面部材37が固定される。又、前記前後の溝状空間15,16の下端部分にコードガイド部材39,39が取り付けられると共に、該前後の溝状空間15,16内には、図13〜14に示すように、支持バー5の長さ方向に移動し得る移動部材40,40が納められる。
前記コードガイド部材39は、図5〜8に示すように、左右に位置するローラとしてのコードガイド41と、左上に位置するピンとしてのコードガイド41が、7mm程度の間隔を置いて左右に配置された部材本体42と、前記向き合う状態に設けられたL字取付片17,17を該部材本体42の下端の前後部分43,45との間で挾持し得る挾持片46とを具える。そして、ビス47の締め付けにより、図8に示すように、該挾持片46と前記部材本体42との間で前後のL字状取付片17,17を挾持でき、これにより、該コードガイド部材39を支持バー5に固定できる。該コードガイド部材39は、図9に示すように、支持バー5の左右端側部位及び中央部位に固定される。
又前記案内部材35は、図5、図7、図9に示すように、前記第1の端面部材33と、左端に位置する前記コードガイド部材39との間に位置しており、ローラとしての案内部49が設けられた部材本体50と、前記向き合う状態に設けられたL字状取付片17,17を該部材本体50の下端の前後部分51,52との間で挾持し得る挾持片53とを具え、ビス55の締め付けによって、図7に示すように、該挾持片53と前記部材本体50との間で前後のL字状取付片17,17を挾持できる。
又、左側に位置する前記第1の端面部材33は、図5、図7に示すように、前記ボックス型の支持バー5の左端開放部を閉蓋し得る矩形板状をなす端面板56を具えた部材本体57と、前記前後のL字状取付片17,17を該部材本体57との間でビス締め54により挾持する挾持片59とを具えており、該端面板56の上端寄り部位には、前記昇降コード9の端部分を挿通状態に止着する挿通孔60が、前後方向に所要間隔を置いて設けられている。
又、右側に位置する前記第2の端面部材37は、図6、図10に示すように、前記ボックス型の支持バー5の右端開放部を閉蓋し得る矩形板状をなす端面板61を具えた部材本体62と、前記前後のL字状取付片17、17を該部材本体62との間でビス締め54により挾持する挾持片58とを具えており、該部材本体62に、前記溝状空間15,16内に挿入せしめられるロック具36が設けられている。又、該端面板61の上端寄り部位には、後述する操作コード65の端部分を挿通状態に止着する挿通孔64が、前後方向に所要間隔を置いて設けられている。
該ロック具36は、図10に示すように、三角形突部66が周方向に連続して設けられてなる上下の挾持ローラ67,69を具えるスライド部材70が、矩形箱状のケース71内で左右方向で移動可能に設けられている。そして、前記スライド部材70が左端に位置する状態においては、図11に示すように、該ケース71の内側の左端面に設けられた三角形凹部72に、前記上下の挾持ローラ67,69の前記三角形突部66が嵌まり合うように構成されている。
該スライド部材70は、図10(B)に示すように、前記ケース71の下面部73に設けられた、ハート型にループを描く係合溝75に、前記スライド部材70の下面に設けられ且つ前後動可能の係合突部76を嵌合させてなり、該係合突部76が該ループ状の係合溝75を一定方向に回って、図11に示すように、該係合突部76が係合溝75の左端凹部77に嵌まり合った係合状態となることにより、前記三角形突部66と三角形凹部72とが嵌まり合った係合状態(噛み合った状態)となり、この状態で維持される。一方、図10に示すように、該係合突部76が該係合溝75の右端凹部79に嵌まり合った係合状態となることにより、上下の挾持ローラ67,69が前記三角形凹部72から右方向に離れた状態となり、この状態で、上下の挾持ローラ67,69が回転自在である。
又該ケース71内には、図10(A)に示すように、その左端中央部に設けられた開口80を通して操作コード65が導入されると共に、該操作コードが前記上下の挾持ローラ67,69で挾持されて後、該ケース71内の右端側に設けられた案内ローラ81に案内されて下方向に引き出されるようになされている。そして、該三角形凹部72と三角形突部66とが図11(A)に示すように嵌まり合った状態(噛み合った状態)で、上下の挾持ローラ67,69の回転が阻止され、これにより、操作コード65の左方向への移動が阻止される。
カーテン6が完全に下ろされた状態においては、図10(B)に示すように、前記係合突部76が前記ループ状の係合溝75の右端凹部79に嵌まり合った係合状態にある。この状態で操作コード65を引き上げると、前記上下の挾持ローラ67,69が回転しない状態でスライド部材70が右方向にスライドし、該係合突部76は、図10(B)に破線で示すように、係合溝75の前端側75aに位置する。この状態では、前記三角形突部66と前記三角形凹部72との嵌合による係合が解除されているため、前記上下の挾持ローラ67,69が回転可能である。従って、該挾持ローラ67,69の回転を伴いながら前記操作コード65を引き下げることができ、これにより、前記カーテン6を引き上げることができる。その後、操作コード65から手を離すと、前記スライド部材70が左方向にスライドし、図11(B)に示すように、前記係合突部76が前記係合溝75の左端凹部77に嵌まり合った係合状態になる。このとき、前記三角形突部66と前記三角形凹部72とが噛み合った状態となり、上下の挾持ローラ67,69の回転が阻止され、操作コード65の左方向への移動が阻止されて、カーテン6が所要の引き上げ状態で保持されることになる。
このようにして引き上げられた状態にあるカーテン6を下ろすときには、前記操作コード65を若干引き上げた後にこれを緩める。このとき、図11(B)に示すように、前記係合突部76が前記ループ状の係合溝75を矢印で示すように回って、図11(B)に示すように、該係合突部76が係合溝の右端凹部79に嵌まり合った状態となる。この状態では、前記三角形突部66と前記三角形凹部72との噛み合い状態が解除されているため、前記上下の挾持ローラ67,69の自由回転によって、カーテン6が下ろされていき、例えば図1〜2に示すように完全に下ろされた状態となる。カーテン6の下降を途中で止めるときは、前記操作コード65を若干引き下げて後にこれを戻すと、図11(B)に示すように、前記係合突部76が前記係合溝75の左端凹部77に嵌まり合った係合状態となり、この状態で図11(A)に示すように、上下の挾持ローラ67,69の三角形突部66と前記三角形凹部72とが噛み合い状態となり、上下の挾持ローラ67,69の回転が阻止され、従って、カーテン6の下端82が、図3に示すように所要高さで保持される。
又前記移動部材40は、図12〜13に示すように、部材本体83の左右に、ローラ(動滑車)としての支持部85,86が、軸線回りに回動自在に設けられており、左側のローラ状支持部85は右側のローラ状支持部86よりも稍長く形成されている。
そして、3本の昇降コード9,9,9の夫々が、図14〜15、図7に示すように、前記ローラ状コードガイド41aとピン状コードガイド41bに案内されて前記ローラ状案内部49に向けて延長され、該ローラ状案内部49で折り返されて右方向に延長せしめられ、その後、前記移動部材40の左側の長軸のローラ状支持部85に案内されて左方向に折り返されて後、図15、図7に示すように、該昇降コード9の端部分87が、前記第1の端面部材33の端面板56に設けられた前記挿通孔60に挿通せしめられ、外部に突出した端部分に結び目88が形成されて抜け止め止着されている。なお本実施の形態においては、2本の昇降コード9,9の端部分87,87が同一の挿通孔60に挿通せしめられ、その端部分に結び目88が形成されている。
又、前記移動部材40の右側に位置する短軸のローラ状案内部86には、図10(A)、図14に示すように、支持バー5の右端部側に装着された前記第2の端面部材37の端面板61に設けられた挿通孔64を挿通して端部に結び目88が形成された操作コード65の1本が案内され、右方向に折り返され、その延長部分が前記開口80(図10(A))を通して前記ケース71内に導入せしめられ、上下の挾持ローラ67,69に挾持されて後、前記案内ローラ81に案内されて下方向に延長せしめられ、その下端89が、図2、図16に示すように、前記カーテン6の右端の下端部分90に固定されている。なお該操作コード65の上下延長部分には、図1〜4に示すように、例えば円柱状をなす摘み片91が取り付けられている。
又、前記前のカーテン6aは、図1〜4、図16〜17に示すように室内側に配置され、暗幕生地やプリント生地を用いた、全体がシート状を呈する遮光カーテンとして形成されており、下端に設けた袋状収容部92にウエイトバー93が収容されると共に、上端側7には、図17に示すように、前記支持バー5の前面に固定された前記面状ファスナ22と着脱自在に係合し得る面状ファスナ96が取り付けられている。
そして該前のカーテン6aの後の面97には、図4、図16〜18に示すように、左右方向(カーテンの幅方向)に所要間隔で配設される前記昇降コード9を挿通させるためのコード挿通部99が、前記3本の昇降コード9,9,9に対応させて上下方向に所要間隔で並設されている。そして最下端に位置するコード挿通部99aの稍下側に位置させて、図16に示すようにコード取付部100が設けられている。
一方前記後のカーテン6bは、図1〜4、図16〜17に示すように窓側に配置され、レース生地を用いた、全体がシート状を呈する透光性カーテンとして形成されており、前記前のカーテン6aと同様にして、下端に設けた袋状収容部92にウエイトバー93が収容されると共に、上端側には、前記支持バー5の後面に固定された前記面状ファスナ22と着脱自在に係合し得る面状ファスナ96が取り付けられている。そして該後のカーテン6bの上端部分101には、図4、図17に示すように、該上端部分の両端側と中央部分に、コード挿通孔102が鳩目を用いて形成されている。又該カーテン6bの後の面103には、図4に示すように、その両端側と中央部分に位置させて、前記昇降コード9を挿通させるためのコード挿通部99が、各昇降コード9に対応させて上下方向に所要間隔で並設されている。そして、最下端に位置するコード挿通部99aの稍下側に位置させて、図16に示すようにコード取付部100が設けられている。
又、前の溝状空間15に取り付けられた3個のコードガイド部材39,39,39に案内されて垂らされた昇降コード9,9,9は、共に、1本の紐状に形成されており、図1、図4、図16〜18に示すように、前のカーテン6aの後の面97に上下方向に並設された前記コード挿通部99に上から下に向けて順次挿通せしめられると共に、その下端部105が図16に示すように、前記コード取付部100に固定状態とされている。
又、後の溝状空間16に取り付けられた3個のコードガイド部材39,39,39に案内されて垂らされた昇降コード9,9,9は、共に、1本の紐状に構成されており、図1、図4、図16〜18に示すように、後のカーテン6bの上端部分101に形成された前記コード挿通孔102を通して後側に配置され、該後のカーテン6bの後の面103に上下方向に並設された前記コード挿通部99に上から下に向けて順次挿通せしめられると共に、その下端部105が図16に示すように、前記コード取付部100に固定状態とされている。
前記移動部材40は、前後のカーテン6a,6bが最下降状態において、図19に示すように、前記前後の溝状空間15,16の左端部側に位置すると共に、前後のカーテン6a,6bが最上昇状態において、図20に示すように、前記前後の溝状空間15,16の右端部側に位置する。なお、図19〜20においては、便宜上、支持バー5、左側に位置する第1の端面部材33を簡略に表わしている。このことは、図21〜22、図24〜25、図28〜29、図30〜31、図32〜33においても同様である。
然して、前後のカーテン6a,6bが図1〜2に示すように完全に下ろされた状態において、垂下する操作コード65を下方に引くと、図19に矢印で示すように、左端側Aに存する前記移動部材40が、支持バー5の右端に向けて移動せしめられ、それに伴い、垂れた状態にある前記3本の昇降コード9,9,9が引き上げられ、図3に示すように、前のカーテン6aが、ひだ状部分106が積み重なる状態で引き上げられていく。
本実施の形態においては、昇降コード9の上端側107(図19)が、前記ローラ状コードガイド41aとピン状コードガイド41bとローラ状案内部49に案内された後、前記移動部材40の左の動滑車(ローラ状支持部)85に案内せしめられているため、該移動部材40が支持バー5の左端側Aから右端側Bに向けて図19に矢印で示すように移動すると、その移動量の2倍に相当する長さの分だけ、垂れた状態の昇降コード9が引き上げられることになる。そして、前記操作コード65は、前記ロック具36に設けられた案内ローラ81と前記移動部材40の右の動滑車(ローラ状支持部)86に案内せしめられているため、前記摘み片91を手で持って操作コード65を図19に矢印で示すように引き下げると、該操作コード65の引き下げ長さの1/2に相当する量だけ、前記移動部材40が右方向に移動することになる。これらによって、操作コード65を引き下げた分だけ、前のカーテン6aが、ひだ状部分106が積み重なる状態で引き上げられていく。なお、前記移動部材40の右のローラ状支持部86が動滑車であるため、操作コード65の引き下げ力は、移動部材40を移動させるに要する力の半分で済み、且つ、引き下げを軽く行なうことができる。
そして、所要の引き上げ状態で、前記昇降コード9から手を離すと、前記スライド部材70が左方向に移動して、図11(A)に示すように、前記三角形突部66が、前記三角形凹部72と噛み合う。これにより、上下の支持ローラ67,69の回転が阻止されて昇降コード9がロックされ、例えば図20に示すように、前のカーテン6aの所要の引き上げ状態が保持されることになる。
この引き上げ状態で、前記操作コード65を若干引き下げて戻すと、図10(A)に示すように、前記スライド部材70が右方向に移動し、それに伴い、前記係合突部76が該ループ状の係合溝75を回って、該係合突部76が係合溝75の右端凹部79と係合状態となる。この状態では、前記三角形突部66と前記三角形凹部72との噛み合い状態が解除されるため、前記上下の挾持ローラ67,69の自由回転によって、前記操作コード65が左方向に自由に移動可能となる。それに伴い、積み重なり状態にある前記ひだ状部分106の自重の作用によって、移動部材40が左方向に自動的に移動し、該移動部材40の移動量の2倍の長さに相当する分だけ、前のカーテン6aが下ろされることになる。
図3は、透光性を有する後のカーテン6bが、完全に下ろされた状態において、遮光性を有する前のカーテン6aを引き上げた状態を示すものである。この状態で、後に位置する操作コード65を、その摘み片91を持って引き下げると、前記と同様にして移動部材40を右方向に移動させることができる。この移動に伴ない、垂下状態にある3本の昇降コード9,9,9を引き上げることができ、後のカーテン6bを順次引き上げることができる。そして所要の引き上げ状態で、前記ロック具36を作動させることにより、操作コード9の左方向への移動を阻止できるため、後のカーテン6bを所要の引き上げ状態で維持し得る。又、該ロック具36のロック状態を前記と同様にして解除することにより、後のカーテン6bを下降させることができる。
前記実施例1における昇降カーテン装置1においては、前記移動部材40が左端側Aから右端側Bにまで移動することにより、その移動距離の2倍に相当する量分、カーテンが上昇することになるため、該昇降カーテン装置によるときは、丈の大きいカーテンを効果的に昇降させることができる。
これに対して、図21〜22に示す昇降カーテン装置1は、カーテン6の丈が比較的短かい場合に応用されており、前記実施例と異なるのは、前記ローラ状案内部49に案内されて支持バー5の右方向に折り返された昇降コード9の端部109を、図23に示すように移動部材40の左端側に設けた支持ピン110に例えば結着により止着する一方、前記と同様構成のロック具36に通された操作コード65の端部111を、図23に示すように、移動部材の右端側に設けた支持ピン112に例えば結着により止着した点である。
かかる構成の昇降カーテン装置1によるときは、操作コード65を引き下げるに伴い、移動部材40が右方向に移動する。それに伴い、該移動部材40の移動分だけ各昇降コード9,9,9が引き上げられ、これにより、カーテン6がその分、引き上げられることになる。図21は、カーテン6が完全に下ろされた状態を示し、又図22は、カーテン6が完全に引き上げられた状態を示す。
図24〜27は、本発明に係る昇降カーテン装置1のその他の態様を示すものであり、前記実施例1における昇降カーテン装置1と異なるのは、図26に拡大して示すように、支持バー5の左端部側に、前記ローラ状案内部49の上側に位置させて更に、ローラ状案内部113を配設する一方、前記移動部材40の左右のローラ状支持部85,86の外側に位置させて支持ピン115,116を設けている。加えて図27に拡大して示すように、前記ロック具36を構成するケースの先端稍上側に位置させて、ローラ状案内部117を設けている。
そして、各昇降コード9の上端側が、前記下のローラ状案内部49に案内されて右方向に折り返されて後、前記移動部材40のローラ状支持部85に案内されて左方向に折り返され、その後、前記上のローラ状案内部113に案内されて右方向に折り返され、図26に示すように、昇降コード9の端部119が移動部材40の前記左側の支持ピン115に、例えば結着により止着されている。
又、前記ロック具36を通過した操作コード65の上側部分120(図24)が前記移動部材40のローラ状案内部86(図26)に案内されて右方向に折り返されて後、これが前記ローラ状案内部117に案内され、該操作コード65の端部121が、図26に示すように、前記移動部材40の前記右側の支持ピン116に、例えば結着により止着されている。
然して、かかる構成を有する昇降カーテン装置1によるときは、移動部材40が、図24に示す左端部側Aから図25に示す右端部側Bに移動することにより、各昇降コード9,9,9が、該移動部材の移動距離の3倍の長さ分、引き上げられることになる。これにより、第1の実施の形態におけるカーテン装置を構成するカーテンよりも更に丈の長いカーテンであっても、昇降させることできる。
又前記のように、支持バーの左端部側においてローラ状案内部113を追加し、且つロック具36側にもローラ状案内部117を設け、加えて、前記移動部材40の左端側に昇降コードの端部を取り付けると共に、操作コード65の端部を移動部材40の右端部側に取り付ける構成を採用し、昇降コードの折り返し回数と操作コードの折り返し回数を同数としているため、操作コード65を引き下げた分だけ、カーテン6を引き上げることができる。
本発明は、前記実施の形態で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 前記実施例1、2、3に係る昇降カーテン装置1は、カーテン6が完全に下ろされた状態において、移動部材40が支持バー5の左端部側に位置する場合に関してのものである。
これに対して図28〜29、図30〜31、図32〜33に示す昇降カーテン装置1は、夫々、カーテン6が完全に下ろされた状態において、前記移動部材40が支持バー5の右端部側に位置する場合に関するものであり、昇降コード9を案内するローラ状案内部49が支持バー5の右端部側に配置されている。
図28〜29に示す昇降カーテン装置1にあっては、前記コードガイド41に案内されて右方向に延長した昇降コード9が、前記ローラ状案内部49に案内されて左方向に折り返されて後、前記移動部材40に設けたローラ状支持部123に案内されて右方向に折り返され、ロック具36のケース71に設けられた止着部125に例えば結着により止着されている。又前記ロック具36に通された操作コード65は、左方向に延長すると共に、前記支持バー5の左端部側に設けられたローラ状案内部126に案内されて右方向に折り返され、その後、前記移動部材40に設けられたローラ状支持部127に案内されて左方向に折り返され、その端部が、支持バー5の左端部側124に例えば結着により止着されている。
然して、かかる構成の昇降カーテン装置1によるときは、カーテン6が完全に下ろされた図28に示す状態で、前記ロック具36から垂下状態にある昇降コード65を下方向に引き下げることにより、移動部材40を、図29に示すように左方向に移動させることができ、これに伴い、カーテン6を、ひだ状部分が積み重なった状態で引き上げることができる。図29は、カーテン6が完全に引き上げられた状態を示す。
又図30〜31に示す昇降カーテン装置1は、前記ローラ状案内部49に案内された各昇降コード9が、移動部材40の右側部位124に止着されると共に、ロック具36に通された操作コード65が左方向に延長され、且つ、支持バー5の左端部側に設けられたローラ状案内部126に案内されて右方向に折り返され、その端部が、前記移動部材40の左側部位128に止着されている。
然して、かかる構成の昇降カーテン装置1によるときは、カーテン6が完全に下ろされた図30に示す状態で、前記ロック具36から垂下状態にある昇降コード65を引き下げることにより、移動部材40を、図31に示すように左方向に移動させることができ、これに伴い、カーテンを、ひだ状部分が積み重なった状態で引き上げることができる。図31は、カーテンが完全に引き上げられた状態を示す。
又図32〜33に示す昇降カーテン装置1は、前記ローラ状案内部49に案内された各昇降コード9が、前記移動部材40の右側に設けられたローラ状支持部123に案内されて右方向に折り返されて後、支持バー5の右端部側に設けられたローラ状案内部130に案内されて左方向に折り返され、その端部が、移動部材40の右側部位124に止着されている。又ロック具36に通された操作コード65は、左方向に延長されると共に、前記支持バー5の左端部側に設けられたローラ状支持部131に案内されて右方向に折り返され、その後、前記移動部材40の左側に設けられたローラ状案内部132に案内されて左方向に折り返されると共に、該支持バー5の左端部側に設けられたローラ状案内部133に案内されて右方向に折り返され、その端部が前記移動部材40の左側部位128に止着されている。
然して、かかる構成の昇降カーテン装置1によるときは、カーテンが完全に下ろされた図32に示す状態で、前記ロック具36から垂下状態にある昇降コード65を引き下げることにより、移動部材40を、図33に示すように左方向に移動させることができ、これに伴い、カーテン6を、ひだ状部分が積み重なった状態で引き上げることができる。図33は、カーテン6が完全に引き上げられた状態を示す。
(2) 移動部材40に設けられた動滑車に昇降コードを案内させる場合、動滑車の数を増やせば、昇降コードの折り返し回数を増やすことができるため、丈のより長いカーテンを昇降させることができる。
(3) 本発明に係る昇降カーテン装置1は、図34に示すような一重カーテンに応用することもできる他、例えば三重カーテン等の多重カーテンに応用することもできる。
(4) 本発明に係る昇降カーテン装置1を二重カーテンに応用した場合、前後のカーテンに対応して設ける移動部材40は、両カーテンが完全に下ろされた状態において、支持バーの同一端部側に位置するとは限らず、両移動部材が支持バーの両端部側に分かれて配設されることもある。
(5) 前記移動部材40の移動量は、カーテンの丈との関係で設定されるものであり、支持バーの略全長に亘って移動するとは限らず、丈の短いカーテンにあっては、支持バーの長さの一定範囲で移動する。
又図35に示す昇降カーテン装置1は、前後のカーテン6a,6bの双方を、スラット135を多段に配設してなる従来と同様構成のブラインドを用いて構成した二重ブラインドに応用した場合を示すものであり、各カーテン(ブラインド)において昇降コード9は、各スラット135に設けられたスリット状のコード挿通部137に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端部139が、最下端のスラット受板140に固定状態とされている。該昇降コード9の上端側の案内状態は前記実施の形態で示したものと同様である。
又本発明に係る昇降カーテン装置1は、前記のようなブラインドとしてのカーテンと、従来一般に用いられているシート状のカーテンとの組み合わせで構成されることもある他、一重のブラインドに応用されることもある。
本発明は、昇降コードを昇降操作することによってカーテンの上昇と下降を行うように構成された各種の昇降カーテン装置として応用され得る。
(6) 例えば、図19や図24に示すように、昇降コード9が移動部材40の支持部85に案内されて折り返される場合において、ロック具36に通された操作コード65の端部を、図21に示すように移動部材40に止着することがある。同様に、図28や図32に示すように、昇降コード9が移動部材40の支持部85に案内されて折り返される場合において、ロック具36に通された操作コード65の端部を、図30に示すように移動部材40に止着することがある。逆に、操作コード65が移動部材40の支持部に案内されて折り返される場合、案内部49に案内された昇降コード65が移動部材40に止着されることもある。これは、カーテンが重い場合に有効である。
(7) 前記移動部材40は、昇降コード9と操作コード65とを支持できる構成のものであればよく、例えば図36〜37に示すようなリング状に構成されることもある。
(8) 本発明に係る昇降カーテン装置1を二重カーテンに応用する場合、図1に示すように、後のカーテン6aのコード挿通部99が、該後のカーテンの後の面部103に設けられることの他、図38に示すように、該コード挿通部99が後のカーテン6bの前の面部142に設けられることもある。
(9) 又、本発明に係る昇降カーテン装置1が二重カーテンとして応用される場合、前後のカーテン6a,6bの丈が異なることある。
(10)本発明に係る昇降カーテン装置1は、建物の窓部に対して設置されることの他、間仕切りとして用いられることもあり、前後のカーテン6a,6bを、使用目的に応じて所要に構成できる。
(11)昇降コードの下端側が固定状態とされるカーテンの上下方向の所要部位とは、カーテンの下端側や中間の所要部位を意味する。特に下端側に設けるとは、カーテンの下端寄りの部位に設けることを意味し、カーテンの最下端乃至その近傍部位に設けるものには限られない。カーテンの最下端から稍上側に設ける態様の一つとしては、カーテンが、上下幅が5乃至20cm程度に形成されたフリル状の裾装飾片を有する場合において、該裾装飾片の上側に位置させて設ける態様を挙げることができる。
(12)昇降コードを案内する前記コードガイド41は、カーテン6の上端側に直接的に設けられることもある。
(13)昇降コードをカーテンの上下方向の所要部位に固定状態とするとは、該先端部をカーテンに固着することの他、例えば図39に示すように、球状部等として形成された下端部143が、カーテンの所要部位に設けられたリング状等をなす係合部145の下縁部分146と係合する固定状態等を含むものである。
(14)カーテン6の面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部99は、例えば図40に示すように、カーテンに設けられた透孔として構成されることもある。
(15)操作コードをロックする前記ロック具36は、所要に昇降操作された昇降コードをロックさせ得る各種構成のものを採用できる。
(16)カーテンの上縁部分が取着される支持バーは、前記実施例で示したボックス型をなすものには特定されない。
(17)昇降コードを案内する前記コードガイドや案内部、支持部は、摩擦抵抗を少なくする
上からローラが好ましいが、ピン状等であってもよい。
(18)昇降コードの本数は、カーテンの幅に応じて所要本数に設定される。
(19)図41は、本発明に係る昇降カーテン装置1をカーテンを二重に具える場合に応用されたその他の態様を示すものであり、前後のカーテン6a、6bに対応して設けられるロック具36を、支持バー5の両端側に一個づつ設けている。
本発明に係る昇降カーテン装置を、前後のカーテンが下ろされた状態で示す側面図である。 その斜視図である。 その昇降カーテン装置において、前のカーテンを引き上げた状態を示す斜視図である。 本発明に係る昇降カーテン装置を説明する一部破断の斜視図である。 昇降カーテン装置を構成する支持バー、第1の端面部材、案内部材、コードガイド部材を示す斜視図である。 本発明に係る昇降カーテン装置を構成する支持バー、第2の端面部材、コードガイド部材を示す斜視図である。 支持バーの左端側に第1の端面部材を固定すると共に、コードガイド部材を支持バーに取り付けた状態を示す断面図である。 支持バーにコードガイド部材を取り付けた状態を示す断面図である。 支持バーに取り付けられたコードガイド部材による昇降コードの案内状態を示す斜視図である。 支持バーの右端部側に第2の端面部材を固定すると共に、コードガイド部材を該支持バーに取り付けた状態を、昇降コードの案内状態及び操作コードの案内状態と共に示す断面図である。 支持バーの右端部側に固定されたロック具による操作コードのロック状態を示す断面図である。 支持バーと、該支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材を示す斜視図である。 支持バー内に納められた移動部材を示す平面図である。 3本の昇降コード及び操作コードの案内状態を、移動部材が左端部側にある状態で示す斜視図である。 その左側部分の拡大図である。 前後のカーテンの下端側部分に対する昇降コード及び操作コードの取り付け状態を示す側面図である。 支持バーに対する前後のカーテンの取り付け状態及び、前後のカーテンに対する昇降コードの取り付け状態を示す側面図である。 前のカーテンに対する昇降コードの取り付け状態を示す正面図である。 カーテンに取り付けられる3本の昇降コード及び、操作コードの案内状態を、移動部材が左端部側にある状態で示す正面図である。 3本の昇降コード及び操作コードの案内状態を、移動部材が右端部側にある状態で示す正面図である。 本発明に係る昇降カーテン装置の他の態様を、移動部材が左端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置を、移動部材が右端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置に用いる移動部材をその使用状態で示す斜視図である。 本発明に係る昇降カーテン装置のその他の態様を、移動部材が左端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置を、移動部材が右端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置を構成する移動部材を、昇降コード及び操作コードの案内状態と共に示す斜視図である。 その昇降カーテン装置を構成する移動部材を、昇降コード及び操作コードの案内状態と共に示す斜視図である。 本発明に係る昇降カーテン装置のその他の態様を、移動部材が右端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置を、移動部材が左端部側にある状態で示す正面図である。 本発明に係る昇降カーテン装置のその他の態様を、移動部材が右端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置を、移動部材が左端部側にある状態で示す正面図である。 本発明に係る昇降カーテン装置のその他の態様を、移動部材が右端部側にある状態で示す正面図である。 その昇降カーテン装置を、移動部材が左端部側にある状態で示す正面図である。 一重のカーテンに応用された昇降カーテン装置を示す正面図である。 二重ブラインドに応用された本発明に係る昇降カーテン装置を示す一部断面の側面図である。 移動部材のその他の態様をその使用状態で示す斜視図である。 移動部材のその他の態様をその使用状態で示す斜視図である。 本発明に係る昇降カーテン装置のその他の態様を、前後のカーテンを引き上げた状態で示す側面図である。 昇降コードをカーテンの所要部位に固定状態とする他の態様を示す側面図である。 コード挿通部の他の態様を示す断面図である。 ロック具を支持バーの両端部側に設けた二重昇降カーテン装置を示す正面図である。 従来の二重昇降カーテン装置を説明する部分斜視図である。 従来の二重昇降カーテン装置を説明する一部欠切の正面図である。
符号の説明
1 昇降カーテン装置
5 支持バー
6 カーテン
9 昇降コード
35 案内部材
36 ロック具
39 コードガイド部材
40 移動部材
41 コードガイド
49 案内部
65 操作コード
85 支持部
86 支持部
99 コード挿通部
113 ローラ状案内部
117 ローラ状案内部

Claims (7)

  1. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上端側に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に支持されており、又該移動部材には、前記支持バーの何れか一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが支持されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、前記案内部から離れる方向への移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが該離れる方向に移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
  2. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、その端部が、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に止着されており、又該移動部材には、支持バーの前記他方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードの端部が止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
  3. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、その端部が、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に止着されており、又該移動部材には、支持バーの前記一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能で、且つ支持バーの前記他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返された1本の操作コードの端部が止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
  4. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、その端部が支持バーの前記一方の端部側に止着されており、又、支持バーの前記他方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返されると共に、その端部が、支持バーの前記他方の端部側に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
  5. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されると共に、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、且つ、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、その端部が支持バーの前記一方の端部側に止着されており、又、支持バーの前記一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、前記支持バーの他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、且つ、その端部が、支持バーの前記他方の端部側に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
  6. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されて折り返され、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内せしめられると共に、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、且つ、支持バーの前記一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、その端部が前記移動部材に止着されており、又、支持バーの前記他方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返されると共に、支持バーの該他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、その端部が前記移動部材に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
  7. 昇降コードを昇降操作することによって、上端側が支持バーに取着されたカーテンの上昇と下降を行うように構成された昇降カーテン装置であって、
    前記カーテンの幅方向の少なくとも両側において、前記昇降コードが、該カーテンの面部に上下所要間隔で設けられたコード挿通部に上から下に向けて挿通せしめられ、その下端側が該カーテンの上下方向の所要部位に固定状態とされており、
    又、前記した夫々の昇降コードは、前記支持バー又は前記カーテンの上縁部に設けられたコードガイドに案内されて折り返され、前記支持バーの一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、前記支持バーの長さ方向に移動し得る移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、前記支持バーの前記一方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返され、その端部が前記移動部材に止着されており、又、支持バーの前記一方の端部側に設けたロック具を通して下方向に移動可能な1本の操作コードが、支持バーの前記他方の端部側に設けた案内部に案内されて折り返されると共に、前記移動部材に設けた支持部に案内されて折り返され、且つ、支持バーの前記他方の端部側に設けた案内部に案内され、その端部が前記移動部材に止着されており、前記ロック具に通された操作コードを引き下げることに伴う前記移動部材の、支持バーの前記他方の端部側に向けての移動により、該移動部材に支持されている前記昇降コードが支持バーの該他方の端部側に向けて移動して前記夫々の昇降コードを引き上げることができ、それに伴いカーテンが引き上げられるようになされ、該カーテンの所要の引き上げ状態を、前記ロック具による操作コードロック作用によって保持可能としたことを特徴とする昇降カーテン装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125726A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sanko Shoji Kk たくし上げカーテンのヘッドレール
JP2014169581A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 間仕切り装置
JP2018035666A (ja) * 2017-11-02 2018-03-08 立川ブラインド工業株式会社 間仕切り装置
JP2018108448A (ja) * 2018-03-05 2018-07-12 立川ブラインド工業株式会社 間仕切り装置

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