JP2005057589A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】それ自身にはモニタ機能がない装置であって、テレビモニタやオーディオアンプなどの複数の周辺機器を自動的に制御できるようにする。
【解決手段】リモコン装置36を使用しながらテレビモニタ24をオンスクリーン画面として視聴予約がなされる。制御すべき周辺機器は室内のテレビモニタ24、オーディオアンプ26さらには天井等に設置されている照明器具32などである。送出部40からは視聴予約されたコマンド信号が送出され、これを受けてテレビモニタ24の電源が入り、受信装置20からの映像Vが表示される。オーディオアンプ26もオンとなり装置20からの音声Aが出力される。照明器具32も制御されて明かりが灯る。これで、帰宅時間に合わせた複数の制御処理を送出部40からのコマンド出力によって実現できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テレビモニタなどの周辺機器を制御するための制御機能を有した受信装置に関する。詳しくは、それ自身にはモニタ機能がない装置であって、テレビモニタやオーディオアンプなど、複数の周辺機器に対してそれぞれ制御情報を設定できるようにし、設定時間が到来したときこれら複数の周辺機器を自動的に制御できるようにしたものである。
最近のAVシステム、例えばデジタル衛星放送を受信するための受信システムなどでは、デジタル衛星放送を受信する受信装置と、この受信装置より出力された映像信号とオーディオ信号がそれぞれ供給されるテレビモニタとが別体構成となされている場合がある。この別体構成機器のうち受信装置は通常セットトップボックス(STB)と称されている。
このような受信システムでは、テレビモニタを利用したオンスクリーン画面を見ながら各種の設定ができるようになされているので、制御対象機器自体を利用して設定情報の入力処理を行う必要がないなどの利便性を有する。したがって例えば制御対象機器がVTRである場合には、VTRを操作することなくオンスクリーン画面を見ながら録画の予約ができる。
そのためには、受信装置とVTRとの間に設定情報の伝送手段が介在される。この伝送手段としては光学的伝送手段を利用する場合が多い。この光学的伝送手段は通常赤外線を利用するもので、特許文献1に示されるように赤外線を利用したこの光学的伝送手段(赤外線発光部)をAVマウスと称する場合がある。
設定した情報は受信装置に内蔵された記憶部に記憶される。そして設定時刻になると、記憶部に記憶された設定情報が読み出され、読み出された設定情報は光学的伝送手段を介してVTRに伝送される。VTRに設けられた受光部で設定情報が受光される。この受光部は通常の外部リモコン信号を受けるための受光部が利用される。
設定情報には、VTRの電源をオンするためのコマンド信号、受信チャネルを設定チャネルに切り替えるためのチャネル選択用のコマンド信号、選局された番組を自動的に録画するための録画処理用(記録用)のコマンド信号、さらには番組の録画が終了したときにVTRの電源をオフするためのコマンド信号などが含まれる。
これらコマンド信号は、何れも外部リモコン信号と同じ信号形態であるので、VTR側では受信したこれらコマンド信号を解読して、該当する制御を直ちに実行できるので、コマンド信号を受信することによって予約された番組を録画できることになる。
特開2001−223953号公報
ところで、特許文献1に示されるように受信装置に接続された赤外線発光部は、特定の、1つの機器が制御対象機器となるものである。例えば上述したように赤外線発光部からの信号によって制御されるのはVTRの1機種のみである。予約録画を設定する場合には、このように制御対象を絞り込むことに何ら違和感がない。
しかし、例えば帰宅時間に合わせて特定の番組を視聴したいようなときがある。その場合には、制御対象機器はテレビモニタのみに限らない。可能ならば、テレビモニタの電源を自動的にオンする処理の他に、オーディオアンプの電源を入れ、例えば5.1CHのサラウンド環境を立ち上げると共に、テレビモニタなどの受信システムが備えられた室内の照明器具(蛍光灯など)も同時に制御できれば好ましい。受信装置自体は電源が入った状態となっているので、テレビモニタの他に、少なくともオーディオアンプや照明器具に対する電源制御が必要になってくる。
特許文献1には、このように複数の機器を同時に制御する技術は触れられていない。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特にそれ自身にはモニタ機能がない装置であって、テレビモニタやオーディオアンプなど、複数の周辺機器に対してそれぞれ制御情報を設定できるようにし、設定時間が到来したときこれら複数の周辺機器を自動的に制御できるようにした、受信装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る受信装置では、チューナと、このチューナによって選局されたテレビジョン信号から映像信号とオーディオ信号を復調する信号処理部と、外部リモコン信号を受ける受光部と、機器制御用のコマンド情報を映像表示しながら上記外部リモコン信号によって設定するための映像処理部と、この映像処理部からの映像出力が信号処理部を介して出力される出力端子部と、設定されたコマンド情報を記憶する記憶部と、記憶されたこのコマンド情報を外部に送出する送出部と、装置全体の制御を司ると共に、コマンド情報を処理する処理プログラムを内蔵した制御部とからなり、コマンド情報は少なくともテレビモニタに対する電源オン用のコマンド情報を含むことを特徴とする。
この発明では、テレビジョン信号を受信できる受信系が設けられている。この受信系には、デジタル衛星放送信号を受信する機能の他に、地上アナログテレビジョン信号や地上デジタル放送波などをそれぞれ受信できる機能も併せ持つように構成することもできる。
受信系では受信したテレビジョン信号から映像信号とオーディオ信号(音声信号)とが復調され、復調された映像信号とオーディオ信号が、この信号処理部に設けられた出力端子を介して、それぞれテレビモニタに信号線を介して供給される。オーディオアンプが別に設けられているときはこのオーディオアンプにもオーディオ信号が供給される。VTRやDVDなどが受信システムとして設置されているときには、これらVTRやDVDにもこの出力端子を介して映像信号とオーディオ信号とがそれぞれ供給される。
受信装置には、外部リモコン信号を受信(受光)する受光部と、受光した内容を表示したりするLCD等より構成された表示部、さらには設定された情報を記憶する記憶部や、設定情報を外部に送出するための送出部が設けられている。送出部は上述した赤外線発光部として機能する。送出部は赤外線以外の光学伝送手段とすることも可能である。
受信装置を介してテレビモニタをオンスクリーン画面として各種の設定がなされる。そのため、受信装置には外部リモコン信号を受信(受光)する受光部が設けられると共に、オンスクリーン画面表示を実現するためのGUI(Graphical User Interface)が設けられている。このGUIとマイコンによる映像処理機能によって生成された映像出力が上述した出力端子を介してテレビモニタに供給される。
この発明では受信装置によって制御すべき周辺機器としては単一ではなく、複数の周辺機器を対象とする。そのためこの送出部から出射した光は受信システム全体に到達するようになされている。この例では室内に設置されたテレビモニタ、オーディオアンプさらには天井等に設置されている照明器具の全てを制御できるように、送出部の向きや出射光のレベルなどが設定されている。無指向性の送出部であるならば、1個の送出部が使用される。指向性を有する送出部を使用するならば、複数個の送出部が使用される。
テレビモニタやオーディオアンプにはそれぞれリモコン信号によって、その電源をオンオフ制御できるようになされたテレビモニタやオーディオアンプが対象となる。同様に、照明器具にあっても、リモコンによってもそのオンオフが制御できるようになされた、リモコン式の照明器具(蛍光灯など)である。
リモコンによって制御条件が設定される。設定内容としては、予約視聴すべき番組およびその放送時間と、制御対象機器の特定(テレビモニタ、オーディオアンプおよび照明器具など)である。番組の放送時間は、これら制御対象機器に対する電源立ち上げ時刻(それぞれの電源をオンにする時刻)そのものであり、またこれは帰宅時間にほぼ一致している。
設定時刻になると、受信装置では設定された番組を受信するための処理(該当する受信系に対する電源の立ち上げ、受信チャネルの切り替えなど)が行われる。さらに受信装置に設けられた送出部からリモコン信号を出射する。この例ではテレビモニタ、オーディオアンプおよび照明器具の全てが制御対象であるので、テレビモニタ、オーディオアンプおよび照明器具の全てがこのリモコン信号を受光することによって、それぞれの電源が入る。したがって、帰宅に前後して室内の照明が入り、設定した番組をテレビモニタに映し出すことができる。そして、5.1CHなどのサラウンド環境で番組を視聴できる。
予約視聴と同時にまたは時刻を異にして予約録画を実行するときは、対象機器(VTR、DVDなど)も設定時刻に予約視聴と同様に遠隔制御される。
この発明では、テレビモニタの画面を利用して、つまりオンスクリーン画面で複数の制御対象機器に対して予約視聴などの制御条件を設定できると共に、設定時刻になると、これら複数の機器を同時に遠隔制御できるので、帰宅時間に合わせてテレビモニタ、オーディオアンプ、照明器具などの電源を自動制御できるので、非常に便利である。したがって予約視聴を行うときに、特に便利である。
続いて、この発明に係る受信装置の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明に係る受信装置をテレビ受信システム10に適用した場合の要部の系統図で、デジタル衛星放送を始めとして地上アナログ放送や地上デジタル放送を受信できるように、UHFやVHFアンテナ12と衛星用アンテナ(パラボラアンテナ)14が設置され、これらアンテナ12,14からのテレビジョン信号は混合器16によって混合された上で受信装置20に供給される。
受信装置20はそれ自身映像モニタ機能を持たない装置であって、この例ではセットトップボックス(STB)として構成されている。ただし、後述するテレビモニタ24などの筐体の上にセットされるのではなく、これらとは別個に、テレビモニタ24などから離してセットされる。これは後述するように、受信装置20から送出したリモコン信号をテレビモニタ24などが正しく受信できるようにするためである。
受信装置20では受信したテレビジョン信号から希望チャネルの放送局が選局され、選局された放送局に関するテレビジョン信号(デジタル信号若しくはアナログ信号)からアナログの映像信号Vとオーディオ信号Aとがそれぞれ復調される。
復調された映像信号Vとオーディオ信号Aとは信号線20a、20bを介してテレビモニタ24に供給されて映像および音声が再現される。テレビモニタ24の他に、さらにオーディオアンプ26,VTR28,DVD30などが設けられている場合には、これらの機器26,28,30にも映像信号Vとオーディオ信号Aは供給される。ただし、オーディオアンプ26にはオーディオ信号Aのみが供給される。オーディオアンプ26は例えば5.1チャネル(5.1CH)サラウンドなどを楽しむときに使用される。
この発明では、この受信装置20に関連した周辺機器22(24〜30)および周辺機器22が置かれた室内の照明器具(蛍光灯など)32が受信装置20に接続された送出部40からのリモコン信号(コマンド信号)によって制御されるようになされている。
そのため、周辺機器22のそれぞれにはこのリモコン信号を受ける受光部25,27,29,31が設けられ、受信したこのリモコン信号に応じて対応する処理を実行できる処理部が、それぞれの内部に備えられている。
さらに、照明器具32もリモコン式の照明器具が使用され、したがって照明器具本体にはリモコン信号の受光部33が設けられており、リモコン信号によって照明のオンオフ制御や、その明るさを調整できるものが使用される。
受信装置20もリモコン制御が可能なように、リモコン信号の受光部21が設けられ、リモコン装置36から出力されたリモコン信号によって、自身の電源制御を始めとして、放送形態(デジタルテレビジョン信号かアナログテレビジョン信号か)を選択したり、希望する放送局を選局したりすることができる。
そして、この受信装置20にはさらにリモコン信号の送出部40が設けられる。この送出部40は周辺機器22や照明器具32を遠隔制御できるようにするため、それぞれの受光部25,27,29,31および33で受信できるような構成となされている。この例では赤外線発光部として構成されている。なお、特定の機器をこの赤外線発光部によって制御できるようになされたもの(送出部)を、AVマウスと呼称する場合がある。
送出部40には、受信装置20で生成され、保存されていた周辺機器22および照明器具32に対するコマンド情報が供給され、このコマンド情報がリモコン信号(光信号)に変換されてから出射される。
コマンド情報としては、周辺機器22の電源制御用コマンド(オンオフコマンド)の他に、オーディオアンプ26であれば音量レベル設定用コマンドなどが考えられ、照明器具32に対してはオンオフコマンドの他に明るさを設定するための明るさ設定用コマンドなどが考えられる。
送出部40は無指向性のものでも、指向性のものでも、どちらでも使用できる。無指向性の送出部40の場合には、図1に示すようにこの送出部40は1個で足り、送出部40からのリモコン信号を周辺機器22と照明器具32の全てが受光できるように、リモコン信号の出射レベルなどが調整される。
指向性の送出部40を使用する場合、出射方向や、周辺機器22の室内配置位置などを工夫することによって、1個の送出部40で足りる場合以外は、複数個の送出部40が使用される。例えば、周辺機器22用の送出部40と、照明器具32用の送出部40の2つを使用することが考えられる。しかし、送出部40の使用個数には制限されない。
このように構成された受信装置20を含む受信システム10を構築すると、例えば帰宅時間に合わせてテレビの予約視聴が可能になる。帰宅したときに見たい番組(チャネルと放送時刻)を設定すると共に、どの周辺機器22を制御したいか、その制御対象を特定し、特定した制御対象機器の何を制御したいかなどの制御条件を設定する。
このような内容を設定して、受信装置20内の記憶部(メモリ)に保存すれば、設定時刻になると、受信装置20自身では設定した番組を受信できるように、番組受信系の電源がオンされると共に、放送形態のセレクト、放送局(チャネル)の切り替えなどが自動的に行われる。これに加えて周辺機器22に対するコマンド情報が読み出される。送出部40からはコマンド情報がリモコン信号に変換されて送出される。
周辺機器22ではこのリモコン信号を受けると、対応する処理が自動的に実行されるので、例えば周辺機器22の電源がそれぞれ入り、テレビモニタ24では選局された番組映像が映し出され、オーディオアンプ26からはステレオや場合によっては5.1CHサラウンドでオーディオ信号が再生される。そして、室内の照明器具32も同時に制御されるから、室内には明かりが灯される。
図2は、上述した受信装置20の要部の系統図である。端子20cには混合器16で混合されたデジタルまたはアナログのテレビジョン信号が供給され、このテレビジョン信号がチューナ52に供給されて希望する放送局の選局が行われる。選局操作は例えばリモコン信号からの指令による。
チューナ52で選局されたテレビジョン信号は後段の信号処理部54に供給されてデジタル信号からアナログ信号への復号処理(デコード処理)や、復調処理などが行われて、これより映像信号Vとオーディオ信号Aが得られる。復調された映像信号Vやオーディオ信号Aは出力端子55,56を経由して外部に出力される。
チューナ52および信号処理部54は何れもバス58を介して接続されたマイコン60からの制御信号に基づいて処理される。マイコン60には受信装置20にとって必要な各種の処理を実行するための処理プログラムが格納されたメモリ部であるこの例ではフラッシュメモリFM62や、ワーキング用のメモリ部としても機能するRAM64が設けられており、これらが何れもバス58に接続されている。上述した処理プログラムには、周辺機器22などを制御するための条件設定などのときに使用される処理プログラムも含まれる。
バス58にはさらにLCDなどの表示部66が接続されると共に、テレビモニタ24を利用したオンスクリーン画面による各種の設定処理を実現するために、この例ではGUIなどの画像処理用ユーザインタフェース68が接続される。このGUI68とマイコン60からの指示に基づいて、オンスクリーン画面に適宜な設定画面などが表示されることになるから、このGUI68とマイコン60とで、オンスクリーン画面表示用としての映像処理部が構成されることになる。
この発明ではさらにインタフェース70が設けられ、ここに周辺機器22や照明器具32を制御するためのコマンド情報が供給される。コマンド情報は上述したRAM64に格納されている。コマンド情報はインタフェース70および出力端子71を介して、この出力端子71に接続された送出部40に供給される。
送出部40は上述したように赤外線発光部として構成されたもので、接続線を有するいわゆるAVマウスを使用することができる。この送出部40は受信装置20本体に内蔵することもできる。
さて、上述したように周辺機器22などをリモコン信号によって制御するためには、制御条件の設定処理が行われる。図3および図4にその一例を示す。制御条件としては受信装置20そのもの(本体)に対する制御条件と、周辺機器22などに対する制御条件の双方を入力する必要がある。
設定条件として視聴予約を例示すると、そのときの受信装置本体に対する視聴設定としては、図3に示すように視聴チャネルの設定、視聴開始時間(時刻)の設定およびその終了時間の設定である。
視聴チャネルとは、デジタル衛星放送、地上アナログ放送、地上デジタル放送のうちの何れかのチャネルのことである。これらの設定は、EPG(Electronics Program Guide)による番組表を利用できるものであれば、オンスクリーン画面に表示された番組表に提示されている番組情報を利用すればよい。視聴終了時間の設定は必ずしも必要ではない。ユーザに委ねることができるからである。視聴開始時間のみを設定するときの例を図4に示す。
制御対象機器として以下の例では図1に示す周辺機器22のうち、テレビモニタ24,オーディオアンプ26を例示する。そしてその他に照明器具32がある。これら3つが制御対象機器となる。そのときの視聴設定としては、図3に示すようにまずテレビモニタ24であれば、その電源のオンオフ時間(時刻)である。次には、オーディオアンプ26に対する電源のオンオフ時間であり、照明器具32に対する電源のオンオフ時間である。これらのうち、電源をオフする時刻は必ずしも必要ではない。ユーザに委ねることができるからである。それぞれの電源をオンする時間のみを設定したときの例を図4に示す。オーディオアンプ26については音量の設定を同時に行うこともできる。照明器具32についてはその明るさ設定を同時に行うこともできる。
これらの制御条件の設定操作は何れも図1に示したリモコン装置36とテレビモニタ24のオンスクリーン画面を使用して行われ、その結果はRAM64に記憶される。
図3に示すようなオンスクリーン画面を使用した設定処理は図5に示す処理手順内で行われる。図5以下を参照して詳細に説明する。図5において、初期メニューから予約メニューを選択すると、図5に示す処理プログラムが起動される。まず、予約処理が録画予約か否かがチェックされ、録画予約であるときには録画予約処理に遷移する(ステップ73,80)。録画予約処理でないときには、次の視聴予約かどうかが判断される(ステップ74)。視聴予約であるときには、対応する視聴予約処理が実行される(ステップ90)。視聴予約処理ではないときには、送出部40であるAVマウスの設定処理かどうかを判断する。AVマウスの設定処理であったときにはその設定処理が行われる(ステップ100)。AVマウスの設定処理が既に終了しているときには、他の処理ステップ110に遷移して、この処理ルーチンを抜けることになる。
図6は録画予約処理例を示す要部のフローチャートであって、デジタル衛星放送か地上放送かの、放送形態をセレクトした後は(ステップ81)、オンスクリーン画面に番組表(EPG)を表示して、録画番組を選択する(ステップ82,83)。番組表から録画番組をセレクトすることで、録画時間も同時にセレクトされることになる。その後、録画予約機種(図1の例ではVTRかDVD)をセレクトしてからセットすることで録画予約が終了する(ステップ84)。こうすることで、予約時間になると予約された番組の録画が開始される。このとき、録画開始のリモコン信号は送出部40から送出されることになる。
図7は視聴予約の処理例を示す要部のフローチャートである。まず、図6と同様に放送形態がセレクトされたのち(ステップ91)、視聴したい番組を番組表から選択する(ステップ92)。これで番組の開始時刻および終了時刻も同時に選択されたことになる。
次に、制御対象機器を特定するため、まずテレビモニタ24のオンオフ時間がセットされる(ステップ93)。テレビモニタ24のオン時間は番組開始時間と同じであるか、これよりも前の時刻にセットされる。番組終了時間は必要に応じてセットすればよい。
2番目には、オーディオアンプ26のオンオフ時間がセットされる(ステップ94)。オン時間およびオフ時間の設定はテレビモニタ24の場合と同じである。最後に照明器具32であるこの例では蛍光灯に対するオンオフ時間がセットされる(ステップ95)。オン時間およびオフ時間の設定はテレビモニタ24の場合と同じである。これら3つの制御対象機器に対してそれぞれの設定が終了することでこの設定処理ルーチンが終了することになる。
この設定によって予約された時刻になると、テレビモニタ24およびオーディオアンプ26がそれぞれ動作状態となるので、指定した番組の映像が映し出されると共に、オーディオ信号が出力される。また同時に蛍光灯が点灯するので、帰宅すると、あるいは帰宅して間もなくして、希望する番組をユーザの手を煩わせることなく楽しむことができる。オーディオアンプ26に対する制御を省き、テレビモニタ24からオーディオ信号を出力させることもできる。
図8は、送出部40の設定処理例を示すフローチャートであって、必要に応じてまず放送形態をセレクトしたのち(ステップ101)、メニュー画面を表示して(ステップ102)、その中にある予約設定欄をセレクトすると(ステップ103)、AVマウス設定欄が表示されるので、この欄をクリックすることで送出部40をAVマウスとして、つまり赤外線発光部として利用することができる(ステップ104)。この一連の設定処理によって、上述した受信システム10を稼働状態にセットすることができたことになる。
上述した実施例では、テレビジョン信号を受信できる受信系のみを内蔵させた受信装置を主として説明したが、モデムなどを内蔵させた受信装置にもこの発明を適用できる。
この発明は、セットトップボックスを利用してテレビモニタなどを制御するテレビ受信システムに適用できる。
この発明を適用した受信システムの要部の系統図である。 この発明に係る受信装置の要部の一例を示す系統図である。 視聴設定処理例を示す図である(その1)。 視聴設定処理例を示す図である(その2)。 設定処理例を示すフローチャートである。 録画予約の設定処理例を示すフローチャートである。 視聴予約の設定処理例を示すフローチャートである。 送出部の設定処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・受信システム、12,14・・・アンテナ、20・・・受信装置、22・・・周辺機器、24・・・テレビモニタ、26・・・オーディオアンプ、28・・・VTR、30・・・DVD、32・・・照明器具、21,25,27,29,31,33・・・受光部、40・・・送出部、36・・・リモコン装置、60・・・マイコン、68・・・GUI、54・・・信号処理部、52・・・チューナ

Claims (8)

  1. チューナと、
    このチューナによって選局されたテレビジョン信号から映像信号とオーディオ信号を復調する信号処理部と、
    外部リモコン信号を受ける受光部と、
    機器制御用のコマンド情報を映像表示しながら上記外部リモコン信号によって上記コマンド情報を設定するための映像処理部と、
    この映像処理部からの映像出力が上記信号処理部を介して出力される出力端子部と、
    設定された上記コマンド情報を記憶する記憶部と、
    記憶された上記コマンド情報を外部に送出する送出部と、
    装置全体の制御を司ると共に、上記コマンド情報を処理する処理プログラムを内蔵した制御部とを有し、
    上記コマンド情報は少なくともテレビモニタに対する電源オン用のコマンド情報を含む
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 上記受光部は赤外線受光部であり、上記送出部は赤外線発光部である
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 上記コマンド情報には、さらにオーディオアンプ、照明装置に対する電源オン用のコマンド情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 上記コマンド情報には電源オフ用のコマンド情報を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  5. 上記送出部は、装置本体に対して着脱自在に構成された赤外線発光部である
    ことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  6. 上記送出部は、無指向性の赤外線発光部で構成されることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  7. 上記送出部は、指向性を有する2以上の赤外線発光部で構成されることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  8. 上記装置は、セットトップボックス型である
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006270780A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Sharp Corp デジタル放送受信機

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