JP2005056630A - コネクタハウジング及びこれを備えたワイヤーハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に防水ができ、コストもかからないコネクタハウジングを提供することを目的とする
【解決手段】コネクタハウジング1に接続される電線4を下方へ案内する案内板5を備えたことを特徴とする。この案内板5は、コネクタハウジング1から接続される電線4をコネクタハウジング1の下方へ案内する。これにより、電線4はU字形状をなすようになり、電線4を伝わる水滴はコネクタハウジング1の電線4の接続部分には達せず、その曲げ部に達し、下へ落下するので、コネクタハウジング1の防水を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の配線に用いられるコネクタハウジングに関するものである。また、より詳しくは、簡易に防水ができるコネクタハウジングとそれを備えたワイヤーハーネスに関するものである。
一般的に、自動車のドアのドアパネル内部のパワーウィンドをはじめとする電装品、エアーコンディションユニット、テールライトとの配線に用いられるワイヤーハーネス等に使用されるコネクタはいずれも車内に設置されるものであるため、直接水滴にさらされるエンジンルーム内のワイヤーハーネスに用いられるコネクタほど防水性の要求は高くないと言われている。
そのため、こういった場所で用いられるワイヤーハーネスに使用されるコネクタは図4のように、電線4が接続された一対のコネクタハウジング1を単純に接続したものが多かった。この態様は、電線引出側開口端3から接続される電線4を有するオスコネクタハウジング1aとメスコネクタハウジング1b同士を接続したものである。
しかしながら、ドアパネル内部の電装品、テールライトの配線に用いられるコネクタは、ほぼ密閉された空間内で使用される。そのため、コネクタに直接水滴が付かなくても、密閉空間内の湿度が高い場合には水滴が凝縮して、空間中のコネクタの上部にある機器類に付着する。そしてこれが電線4に滴り落ちる場合がある。電線4に滴り落ちた水滴は、これを伝わって、電線引出側開口端3側のコネクタハウジング1の電線4が接続される箇所に達する。また、エアーコンディションユニットの配線に使用されるコネクタハウジング1a、1bについても、冷気ダクトに凝縮した水滴がコネクタハウジング1a、1bや電線4に滴り落ちる場合もある。これらの水滴はコネクタハウジング1a、1bから接続される電線4を伝わって、電線引出側開口端3側のコネクタハウジング1a、1bの電線4が接続される箇所に達する。コネクタハウジング1a、1bの電線4が接続される箇所に達した水滴は、電線4の金属部分と接続されるコネクタ金属端子の金属部分に影響を及ぼすことがありうる。
特に、近年のワイヤーハーネスの軽量化の要請より、電線の芯線として従来の銅芯線に代えてアルミニウム芯線を用いることが検討されている。このような場合は、電解作用により以上のような環境にいたらなくてもわずかな水分により電線4と接続されるコネクタ金属端子の金属部分の腐食が著しくなることが予想される。
この対策として、例えば特許文献1記載のようにコネクタハウジングから接続される電線を一旦U字形に曲げ、曲がった部分に排水プロテクタを設置することが行なわれている。これにより、電線を伝わる水滴は、U字の曲げ部に伝わって滴り落ちるようになる。滴り落ちた水滴は、排水プロテクタで受け止めることにより、水滴がコネクタハウジングの電線4が接続される箇所に達しないようにすることができる。
特開平11−136831号公報
排水プロテクタを用いてコネクタの防水対策をする方法では、別途大がかりな排水プロテクタが必要となり、コストが上昇してしまう問題があった。また、ドアパネル内部の電装品、エアーコンディションユニット、テールライト等の配線について用いられるコネクタは、エンジンルーム内のワイヤーハーネスに用いられるコネクタほどの防水性能が要求されないので、こういった方法をわざわざ用いる必要もない。
そこで本発明の目的は、簡易に防水ができ、コストもかからないコネクタハウジングを提供することを目的とする。また、かかるコネクタハウジングを備えたコストの安いワイヤーハーネスを提供することをも目的とする。
本発明は、請求項1及び請求項2の発明からなる。
請求項1に係る発明は、コネクタハウジングに接続される電線を下方へ案内する案内板を備えたことを特徴とするコネクタハウジングである。
請求項2に係る発明は、コネクタハウジングに接続される電線を下方へ案内する案内板を備えたコネクタハウジングと前記コネクタハウジングに接続される電線により構成されたことを特徴とするワイヤーハーネスである。
請求項1の発明に係るコネクタハウジングは、コネクタハウジングに案内板を備えただけの簡単かつ簡易なものであるが、この案内板は、コネクタハウジングから接続される電線をコネクタハウジングの下方へ案内する。これにより、電線はU字形状をなすようになり、電線を伝わる水滴はコネクタハウジングの電線の接続部分には到達せず、その曲げ部に達し、下へ落下するので、簡易かつ低コストでコネクタの防水を図ることができる。
請求項2の発明に係るワイヤーハーネスは、簡易かつ低コストでコネクタの防水を図ることができるコネクタハウジングを備えているので、ワイヤーハーネスのコストを下げることができる。
本発明に係るコネクタハウジングの実施の形態について図1を参照しながら具体的に説明する。本発明に係るコネクタハウジング1は、オスコネクタハウジング1a若しくはメスコネクタハウジング1bからなっている。コネクタハウジング1a、1bの構造は、図4の従来のコネクタハウジング1a、1bと全く同様に、嵌合側開口端2と電線引出側開口端3を有している。
嵌合側開口端2は、一対のコネクタハウジング1を組み合わせて接続する場合は、他方のコネクタハウジング1a、1bの嵌合側開口端2と接続される。電線引出側開口端3部では、コネクタハウジング1内の図示しない端子に電線4が接続されることになる。
本発明に係るコネクタハウジング1a、1bは、電線引出側開口端3側には案内板5aが備えられている。案内板5aは、電線引出側開口端3から一旦下方に伸び、U字を描くような鉤の形状をなしている。
図2のように、電線引出側開口端3から接続された電線4は案内板5aの鉤の形状に沿って、クリップ、ワイヤ、テープ等の止め具で案内板5aに係止される。こうして接続された電線4は一旦コネクタハウジング1a、1bの下方へと案内されることになる。
そのため、電線4を伝わって電線引出側開口端3へ侵入しようとする水滴は、下方へ案内された電線4に逆らうことができなくなる。これにより、電線引出側開口端3への水滴の侵入を阻止することができる。
ここで、案内板5aの先端部においても電線4が固定されるので、コネクタの使用中において振動や衝撃でコネクタハウジング1の上下が逆になって本発明の効果がなくなってしまう場合がある。かかる場合には、案内板5aの先端部がコネクタハウジング1a、1bの重心の線よりも高い位置になるようにすればよい。さらに、案内板5aはコネクタハウジング1a、1bと一体に成型されていても良いし、別体として成型し、後でコネクタハウジング1a、1bに付けられるようにしてもよい。
以上の図1及び図2で説明したコネクタハウジングは、オスコネクタハウジング1aとメスコネクタハウジング1bを組み合わせて用いるものであるが、図3のように、一つのコネクタハウジング1を補機6に接続する場合にも適用することができる。
一つのコネクタハウジング1を補機6に接続する場合は、コネクタハウジング1は補機6に接続され固定されることになるので、振動や衝撃でコネクタハウジング1の上下が逆になって本発明の効果がなくなってしまうことはない。そのため、案内板の形状は例えば図3のように単純な棒状の案内板5bであっても良い。この場合も、電線4を案内板5bの棒状の形状に沿って、テープ等の止め具で案内板5bに係止していくと、接続された電線4はコネクタハウジング1の下方へと案内されることになる。
また、図2に示すようにコネクタハウジング1a、1bは、図示しない端子に接続した複数の電線4が、コネクタハウジング1a、1bの電線引出側開口端3から引き出(接続)され、ワイヤーハーネスを構成する。本発明に係るワイヤーハーネスは、防水性を備えながらコストの安いものが提供される。
本発明に係るコネクタハウジングの斜視図である。 本発明に係る一対のコネクタハウジングを組み合わせて接続したコネクタハウジングの使用状態を示した正面図である。 本発明に係る一つのコネクタハウジングを補機に接続したコネクタハウジングの使用状態を示した正面図である。 従来技術に係るコネクタハウジングの使用状態を示した正面図である。
符号の説明
1 コネクタハウジング
1a オスコネクタハウジング
1b メスコネクタハウジング
2 嵌合側開口端
3 電線引出側開口端
4 電線
5a 案内板
5b 案内板
6 補機

Claims (2)

  1. コネクタハウジングに接続される電線を下方へ案内する案内板を備えたことを特徴とするコネクタハウジング。
  2. コネクタハウジングに接続される電線を下方へ案内する案内板を備えたコネクタハウジングと前記コネクタハウジングに接続される電線により構成されたことを特徴とするワイヤーハーネス。
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