JP2005056311A - 情報処理装置及びそれを用いた電子機器 - Google Patents

情報処理装置及びそれを用いた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005056311A
JP2005056311A JP2003288841A JP2003288841A JP2005056311A JP 2005056311 A JP2005056311 A JP 2005056311A JP 2003288841 A JP2003288841 A JP 2003288841A JP 2003288841 A JP2003288841 A JP 2003288841A JP 2005056311 A JP2005056311 A JP 2005056311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
unit
information processing
processing apparatus
local
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003288841A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Tomita
裕人 冨田
Masatoshi Matsuo
昌俊 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003288841A priority Critical patent/JP2005056311A/ja
Priority to CNB2004100556023A priority patent/CN1301005C/zh
Priority to US10/902,805 priority patent/US7350035B2/en
Priority to EP20040018310 priority patent/EP1507215A3/en
Publication of JP2005056311A publication Critical patent/JP2005056311A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/76Architectures of general purpose stored program computers
    • G06F15/78Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit
    • G06F15/7839Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit with memory
    • G06F15/7842Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit with memory on one IC chip (single chip microcontrollers)
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/76Architectures of general purpose stored program computers
    • G06F15/80Architectures of general purpose stored program computers comprising an array of processing units with common control, e.g. single instruction multiple data processors
    • G06F15/8007Architectures of general purpose stored program computers comprising an array of processing units with common control, e.g. single instruction multiple data processors single instruction multiple data [SIMD] multiprocessors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 複数の特定処理用機能ユニットが有するローカルメモリと、フレームメモリとが、外部から直接アクセス可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】 情報処理装置100は、複数の機能ユニットとして、動き検出ユニット101a、動き補償ユニット101b、DCT/IDCTユニット101c、Q/IQユニット101d、VLCユニット101e、VLDユニット101f、及び、DSPユニット101hを備え、さらに、第1メモリユニット101g、インタフェースユニット106、モード制御ユニット107、ローカル制御バス108、及び、ローカルデータバス109を備える。モード制御ユニット107の制御により、通常の動画像を処理する「処理モード」と、すべての内蔵メモリが、論理的に結合され、インタフェースユニット106を介して、外部から直接アクセス可能な一つのメモリとして機能する「メモリモード」に設定できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特定の処理を行う複数の機能ユニットとメモリユニットとを備える情報処理装置に関すもので、特に、動作モードの切り替えにより、外部から直接アクセス可能なメモリデバイスとしても動作する情報処理装置に関するものである。
近年、第3世代移動体通信をはじめとする高速通信インフラの整備が進み、伝送できる情報量が格段に増加している。この結果、移動体通信で送受信するデータは、音声、テキスト、及び静止画像に加え、動画像も含むようになってきた。
第3世代移動体通信の動画像符号化方式の一つとして、MPEG(Moving Picture Experts Group)の提唱するMPEG−4方式が採用されている。一般的に、MPEG−4方式による動画像処理は処理量が膨大である。さらに、バッテリ駆動が前提の移動体通信端末にこのMPEG−4方式を採用する場合には、膨大なデータの高速処理と低消費電力化が課題となる。この観点から、移動体通信端末に搭載する動画像処理専用LSIは、プロセッサと複数の専用ハードウェアとを併用することにより、動画像処理時の負荷を分散し、合わせて、消費電力の低減を図っている。
動画像処理専用LSIが、静止画像も扱う画像処理装置に組み込まれる場合、画像処理装置が、静止画像を処理しているときには、動画像処理専用LSIは、動作していないことが多い。一方、この動画像処理専用LSIの専用ハードウェアは、それぞれがローカルメモリを内蔵している。
そこで、画像処理装置の持つ資源を有効活用するために、静止画像処理中のような動画処理専用LSIが動作していない時に、動画処理専用LSIが持つメモリを他の目的に利用することが考えられる。このためには、動画像処理専用LSIの動作モードを適宜切り換えて、外部から、動画処理専用LSIが持つメモリにアクセスできるようにすることが考えられる。
そのような技術の一つとして、特許文献1は、モードを切り替えて、複数の回路ブロックのメモリを外部から利用できる技術を開示している。
図9は、複数の回路ブロックを外部アクセス可能にした従来のLSI900のブロック図である。(特許文献1の図1。)このLSI900は、モードデコーダ902、I/Oセレクタ903、第1の回路ブロック901a、第2の回路ブロック901b、及び、第3の回路ブロック901cを備える。外部から供給されるモード設定データに基づいて、I/Oセレクタ903は、第1の回路ブロック901a、第2の回路ブロック901b、及び、第3の回路ブロック901cの中から一つを選択し、モードデコーダ902は、選択された回路ブロックの動作モードを切り替え、選択された回路ブロックは、端子904を介して外部とのデータ転送を行う。
しかしながら、上述した従来技術では、一度に転送出来るデータ量が、動画処理専用LSI内の一つの機能ブロックのメモリの容量に制限される。また、利用する機能ブロックのメモリを切り替えるたびに、モードを切り替える必要があり、処理が煩雑になる。
さらには、動画処理専用LSI内の各機能ブロックのメモリは、それぞれの容量が最適化されており、ビット幅及びアドレス幅が各機能ブロックにより異なっている。そのため、各機能ブロックを外部から利用する時に、実装されているメモリの有効なビット幅やアドレス幅をプログラムで意識して利用する必要があるため、利用し辛いという問題がある。
また、前記機能ブロックのメモリはSRAMやDRAMなど、異なる種類のメモリで構成されていることもあるため、一種類のアクセス方法では全てのメモリは利用できないことがある。
特開平7−78876号公報
そこで本発明は、特定の処理を行う複数の機能ユニットとメモリユニットとを備える情報処理装置にあって、動作モードを切り替えることにより、外部から直接アクセス可能なメモリデバイスとしても動作する情報処理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の情報処理装置は、二つの動作モードを有し、二つの動作モードの内の一つが選択された場合には、予め定められた演算処理を行い、二つの動作モードの内の他の一つが選択された場合には、外部からアクセス可能なメモリデバイスとして動作する。
この構成によれば、動作モードを切り替えることにより、情報処理装置をメモリデバイスとしても利用でき、資源の有効活用が出来る。
請求項2記載の情報処理装置は、機能ユニットとメモリユニットとを備え、機能ユニットが有するローカルメモリと、メモリユニットが有するメモリ部とは、外部からの切り換え命令によって、外部から直接アクセス出来るメモリとして動作する。
この構成によれば、機能ユニットが有するローカルメモリと、メモリユニットが有するメモリ部とを、外部から直接アクセス出来る独立メモリとしても利用することが出来るので、情報処理装置を多目的に利用できる。
請求項3記載の情報処理装置は、複数の機能ユニットと、メモリユニットと、モード制御ユニットと、インタフェースユニットと、ローカルデータバスと、を備え、複数の機能ユニットは、それぞれ、演算処理部と、ローカルメモリと、セレクタとを有し、メモリユニットは、メモリ部と、セレクタとを有し、モード制御ユニットは、外部からの命令により、複数の機能ユニットとメモリユニットの動作モードを選択し、選択した動作モードに従って、複数の機能ユニットのセレクタとメモリユニットのセレクタとを切り替え、第1の動作モードが選択された場合には、複数の機能ユニットのセレクタは、ローカルメモリを演算処理部に接続し、メモリユニットのセレクタは、メモリ部をローカルデータバスに接続し、複数の機能ユニットは、予め定められた演算処理を行い、第2の動作モードが選択された場合には、複数の機能ユニットのセレクタは、ローカルメモリをインタフェースユニットに接続し、メモリユニットのセレクタは、メモリ部をインタフェースユニットに接続し、ローカルメモリとメモリ部とは、インタフェースユニットを介して、外部とのデータ転送を行う。
この構成によれば、外部からの命令によって、情報処理装置の動作モードをメモリ機能のモードに選択して、各機能ユニットが有するローカルメモリとメモリユニットが有するメモリ部とを、外部から直接アクセス出来る独立メモリとして、利用することが出来る。したがって、簡単な命令操作によって、情報処理装置をメモリデバイスとしても利用できる。
請求項4記載の情報処理装置では、インタフェースユニットは、機能ユニットのデータ線を、ある一定のビット単位で選択可能な選択回路と、機能ユニットへのデータの入出力を制御するアクセス制御回路とをさらに有する。
この構成によれば、情報処理装置の各機能ユニットが、ビット幅とアドレス幅が異なるローカルメモリを有している場合でも、ビット単位の制御により、各機能ユニットのローカルメモリを、外部から直接アクセス出来る独立メモリとして、有効に利用することが出来る。
請求項5記載の情報処理装置では、インタフェースユニットは、種類の異なるメモリに対して、外部からの直接アクセスを可能とする制御信号変換回路をさらに有する。
この構成によれば、情報処理装置が、動作上の型が異なる複数のメモリを有している場合でも、制御信号変換回路を介すことにより、メモリの型を意識することなく、外部から直接アクセス出来る独立メモリとして、利用することが出来るので、利用上の簡便性が増す。
請求項6記載の情報処理装置では、メモリユニットの一部又は全部が、外部に設置されている。
この構成によれば、大容量のメモリを情報処理装置のパッケージとは別に、外部に備えることが出来るので、予め定められた処理を行う場合でも、また、メモリデバイスとして利用する場合でも、十分なメモリ容量を有する情報処理装置を提供できる。
請求項7記載の情報処理装置では、複数の機能ユニットが行う予め定められた演算処理は、音声オーディオの圧縮伸長処理、動き検出処理、動き補償処理、DCT(離散コサイン変換)処理、逆DCT処理、量子化処理、逆量子化処理、可変長符号化処理、可変長復号処理、ノイズ除去フィルタ処理のうちの、少なくとも一つを含む。
この構成によれば、各機能ユニットのローカルメモリを、外部から直接アクセス可能な独立メモリとしても利用できる、多機能な画像処理用情報処理装置を提供出来る。
請求項8記載の電子機器は、請求項1から7記載の情報処理装置を用いる。
この構成によれば、情報処理装置を、本来の情報処理を行う装置として利用し、同時に、メモリデバイスとしても利用できるので、電子機器の部品点数を削減でき、実装面積の削減とコストの削減が可能となる。
本発明によれば、特定の処理を行う複数の機能ユニットとメモリユニットとを備える情報処理装置にあって、動作モードを切り替えることにより、外部から直接アクセス可能なメモリデバイスとしても動作する情報処理装置を提供することが出来る。この結果、情報処理装置の多機能化と資源の有効利用が可能となる。
次に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。以下に述べる実施の形態では、一例として、MPEG符号化方式に準拠した画像符号化/復号処理用LSIについて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における情報処理装置100のブロック図である。
本形態の情報処理装置100は、複数の機能ユニットとして、動き検出ユニット101a(図1では、動き検出と略称)、動き補償ユニット101b(同、動き補償)、DCT/IDCT(離散コサイン変換/逆離散コサイン変換)ユニット101c、Q/IQ(量子化/逆量子化)ユニット101d、VLC(可変長符号化)ユニット101e、VLD(可変長復号)ユニット101f、及び、DSP(ディジタル信号処理)ユニット101hを備え、さらに、第1メモリユニット101g、インタフェースユニット106、モード制御ユニット107、ローカル制御バス108、及び、ローカルデータバス109を備える。
動き検出ユニット101a、動き補償ユニット101b、DCT/IDCTユニット101c、Q/IQユニット101d、VLCユニット101e、及び、VLDユニット101fは、それぞれ、ローカルメモリ102a〜104f、セレクタ103a〜103f、及び、演算処理部であるロジック104a〜104fとを有する。
DSPユニット101hは、データ命令メモリ102h、命令メモリ102i、セレクタ103hと103i、及び、演算処理部であるDSPコア104hを有する。
第1メモリユニット101gは、フレームメモリ102gとセレクタ103gを有する。
インタフェースユニット106は、インタフェース回路106aを有し、データ線111を介して、ローカルデータバス109に接続され、データバス105a〜105gを介して、各機能ユニットのセレクタ103a〜103iに接続されている。また、インタフェースユニット106は、外部とのデータ転送のために、システムバス110に接続されている。
ローカルデータバス109には、インタフェースユニット106と、その他の機能ユニット101a〜101hとが接続されている。このローカルデータバス109を介して、ローカルメモリ102a〜102fとフレームメモリ102gの間のデータ転送、及び、データメモリ102hとフレームメモリ102gの間のデータ転送とが行われる。
ローカル制御バス108には、モード制御ユニット107と、セレクタ103a〜103iとが接続されている。
以下の記述において、混乱を招く恐れのない場合には、機能ユニット101a〜101f、及び、101hは、機能ユニット101と総称する。同様に、ローカルメモリ102a〜102fは、ローカルメモリ102と総称し、セレクタ103a〜103iは、セレクタ103と総称し、ロジック104a〜104fは、ロジック104と総称する。
ローカルメモリ102は、通常動作(以下に述べる「処理モード」)においては、機能ユニット101のそれぞれで処理されるデータを格納する。
フレームメモリ102gは、通常動作においては、符号化処理前、処理中、及び、処理後の動画像を格納する。
データメモリ102hは、通常動作においては、DSPユニット101hが演算に用いるデータを格納する。
命令メモリ102iは、通常動作においては、DSPユニット101hが処理する命令を格納する。
ロジック104は、機能ユニット101のそれぞれに指定された処理を行う。
本形態の情報処理装置100の最大の特徴は、二つの動作モードを有することである。すなわち、本形態の情報処理装置100は、外部からの命令により、その動作モードを、「処理モード」か「メモリモード」かに選択できる。
「処理モード」では、情報処理装置100は、DSPユニット101hと機能ユニット101とが、それぞれのローカルメモリ102とデータメモリ102hとフレームメモリ102gとを使用して、動画像の符号化処理又は復号処理を行う。
「メモリモード」では、情報処理装置100が有するすべてのメモリが、論理的に結合されたメモリ空間を形成して、外部CPUからアクセス可能な、一つの独立したメモリとして機能する。これらの詳細は後述する。
モード制御ユニット107は、機能ユニット101の動作モードを設定する設定レジスタを有するモード設定手段である。外部からの命令112を受けると、モード制御ユニット107は、ローカル制御バス108を介して、セレクタ103を制御し、機能ユニット101の動作モードを、動画処理を行う「処理モード」か、外部独立メモリとして機能する「メモリモード」かに切り換える。
データバス105a〜105gは、チップセレクト信号、イネーブル信号、アドレスバス、ライトデータバス、及び、リードデータバスから成るデータバスである。
情報処理装置100は、インタフェースユニット106を介して、外部CPUと通信し、データ転送をする。
以下に、本形態の情報処理装置100の動作を、「処理モード」と「メモリモード」との場合について、説明する。まず、「処理モード」の動作について説明する。
外部からの命令112を受けて、モード制御ユニット107は、機能ユニット101の動作モードを動画処理を行う「処理モード」に設定して、動画の符号化処理、又は、復号処理を行う。
「処理モード」の設定により、セレクタ103a〜103fは、ローカルメモリ102a〜102fのそれぞれをロジック104a〜104fのそれぞれに接続する。また、セレクタ103gは、フレームメモリ102gをローカルデータバス109に接続する。さらに、セレクタ103hは、データメモリ102hをDSPコア104hに、セレクタ103iは、命令メモリ102iをDSPコア104hに接続する。
このように設定された「処理モード」の下での、動画像の符号化処理動作について、その概略を説明する。
DSPユニット101hのDSPコア104hは、符号化対象の動画像データの前処理を行うために、フレームメモリ102gに格納されている動画像データをデータメモリ102hに転送する。そして、DSPコア104hは、命令メモリ102iに格納されている命令を実行して、データメモリ102hに転送されてた動画像データに対して前処理を行い、再びフレームメモリ102gに格納する。
前処理終了後、DSPユニット101hは、前処理後の画像データと参照画像データとを、フレームメモリ102gから動き検出ユニット101aのローカルメモリ102aに転送する。動き検出ユニット101aは、動き検出処理を行い、現画像と参照画像との差分画像と動きベクトルとを、ローカルメモリ102aに格納する。動き検出ユニット101aは、動き検出処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102aに格納されている差分画像データを、DCT/IDCTユニット101cのローカルメモリ102cに転送する。DCT/IDCTユニット101cは、DCT(離散コサイン変換)処理を行い、処理後のDCT係数データを、ローカルメモリ102cに格納する。DCT/IDCTユニット101cは、DCT処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102cに格納されているDCT係数データを、Q/IQユニット101dのローカルメモリ102dに転送する。Q/IQユニット101dは、量子化処理を行い、処理後の量子化係数データをローカルメモリ102dに格納する。Q/IQユニット101dは、量子化処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102dに格納されている量子化係数データを、VLCユニット101eのローカルメモリ102eに転送する。VLCユニット101eは、可変長符号化処理を行い、処理後の可変長符号データをローカルメモリ102eに格納する。VLCユニット101eは、可変長符号化処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102eに格納されている可変長符号データを、フレームメモリ102gに転送する。以上で、一連の動画像の符号化処理が終了する。
この場合の各メモリ間のデータ転送は、ローカルデータバス109を介して行われる。
続いて、「処理モード」の下での、動画像の復号処理動作について、その概略を説明する。
DSPユニット101hは、フレームメモリ102gに格納されている復号対象の可変長符号データを、VLDユニット101fのローカルメモリ102fに転送する。VLDユニット101fは、復号対象の可変長符号データに対して可変長復号処理を行い、処理後の量子化係数データをローカルメモリ102fに格納する。VLDユニット101fは、可変長復号処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102fに格納されている量子化係数データを、Q/IQユニット101dのローカルメモリ102dに転送する。Q/IQユニット101dは、量子化係数データに対して逆量子化処理を行い、処理後のDCT係数データを、ローカルメモリ102dに格納する。Q/IQユニット101dは、逆量子化処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102dに格納されているDCT係数データを、DCT/IDCTユニット101cのローカルメモリ102cに転送する。DCT/IDCTユニット101cは、DCT係数データに対してIDCT(逆離散コサイン変換)処理を行い、処理後の差分画像データを、ローカルメモリ102cに格納する。DCT/IDCTユニット101cは、IDCT処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102cに格納されている差分画像データと参照画像データとを、動き補償ユニット101bのローカルメモリ102bに転送する。動き補償ユニット101bは、差分画像データと参照画像データとを用いて動き補償処理を行い、処理後の画像データをローカルメモリ102bに格納する。動き補償ユニット101bは、動き補償処理が終了すると、その終了通知をDSPユニット101hに対して行う。
DSPユニット101hは、終了通知を受け取ると、ローカルメモリ102bに格納されている画像データを、フレームメモリ102gに転送する。以上で一連の動画像の復号処理が終了する。
この場合の各メモリ間のデータ転送は、ローカルデータバス109を介して行われる。
次に、本形態の情報処理装置100の「メモリモード」における動作を説明する。
外部からの命令112を受けて、モード制御ユニット107は、機能ユニット101の動作モードを外部独立メモリとして機能する「メモリモード」に設定する。
「メモリモード」の設定により、セレクタ103a〜103fは、ローカルメモリ102a〜102fのそれぞれをインタフェースユニット106のインタフェース回路106aに接続する。また、セレクタ103gは、フレームメモリ102gをインタフェース回路106aに接続する。さらに、セレクタ103hは、データメモリ102hをインタフェース回路106aに、セレクタ103iは、命令メモリ102iをインタフェース回路106aに接続する。
以上の設定後に、外部CPUなどが、システムバス110を介して、インタフェースユニット106にライトアクセスすると、インタフェースユニット106において、入力されたアドレスがデコードされ、指定されたメモリがアクセスされる。
図6は、本発明の実施の形態1における情報処理装置100の「メモリモード」におけるメモリマップである。同図に示すように、本形態の情報処理装置100においては、上位アドレスによって、いずれのメモリかを指定し、下位アドレスによって、そのメモリ内のアドレスを指定する。
図1に示すインタフェースユニット106は、入力されたアドレスをデコードし、上位アドレスのデコード結果が「0」の時は、データバス105aのチップセレクト信号とイネーブル信号を有効にし、ローカルメモリ102aにアクセスする。さらに、インタフェースユニット106は、下位アドレスを入力し、システムバス110から入力されたライトデータを、ローカルメモリ102aに直接入力する。このようにして、ローカルメモリ102aにライトアクセスが行われる。
また、リードアクセスの時の、チップセレクト信号、イネーブル信号、及びアドレスバスに関する扱いは、ライトアクセスの時と同じである。インタフェースユニット106は、ローカルメモリ102aより読み出され、データバス105aを介して得られたリードデータを選択して、システムバス110に入力する。
同様に、システムバス110より入力されたアドレスの上位アドレスのデコード結果が「b」の時は、データバス105bが有効となり、ローカルメモリ102bがアクセスされる。
このように、入力されたアドレスをデコードし、データバス105の中から上位アドレスに対応するデータバスが選択され、それに対応するメモリが選択される。このとき、ローカルメモリ102a〜102fのみならず、フレームメモリ102g、データメモリ102h、及び、命令メモリ102iも、等しくアクセス可能となり、全体として、大きな独立したメモリが形成される。
このように、本形態の構成によれば、情報処理装置100の動作モードを「処理モード」と「メモリモード」に設定することで、情報処理装置100を、多様に、かつ有効に活用できる。すなわち、動作モードを「処理モード」に設定すれば、情報処理装置100は、それが持つメモリを利用して、通常の画像信号処理を行い、「メモリモード」に設定すれば、情報処理装置100が持つメモリは、論理的に結合された一つの独立メモリとして、外部からのデータを保存できる。この結果、独立メモリとしての処理効率を向上させることが出来るとともに、資源の有効活用が出来る。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における情報処理装置200のブロック図である。図2において、図1と同様の構成要素については、同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
本形態の情報処理装置200を、MPEG符号化方式に準拠した画像符号化/復号処理用LSIとして応用する場合について説明する。
図2に示すように、本形態の情報処理装置200では、動き検出ユニット101aのローカルメモリ102a、動き補償ユニット101bのローカルメモリ102b、DSPユニット101hのデータメモリ102hと命令メモリ102i、及び、第1メモリユニット101gのフレームメモリ102gは、16ビットのビット幅を有し、その他の機能ユニット101c〜101fのローカルメモリ103c〜103fは、12ビットのビット幅を有する。このような、メモリ間のビット幅の違いに対処するため、本形態の情報処理装置200では、インタフェースユニット206は、12ビット幅のローカルメモリ103c〜103fに対して、選択回路211c〜211fをさらに備える。選択回路211c〜211fは、特定のビットのみ選択するビット選択回路であり、この動作については後述する。
本形態の情報処理装置200は、本発明の実施の形態1の情報処理装置100と同様に、その動作モードを「処理モード」と「メモリモード」に設定することが出来る。動作モードを「処理モード」に設定したときの情報処理装置200の動作は、情報処理装置100の動作と同様である。したがって、本形態における動画の符号化処理と復号処理は、本発明の実施の形態1で説明したものと同様であり、説明を省略する。
動作モードを「メモリモード」に設定したときの、本形態の情報処理装置200の動作を以下に説明する。
「メモリモード」におけるモード制御ユニット107とセレクタ103の設定、及び、それに伴う各メモリ102a〜102iとインタフェースユニット206の接続は、本発明の実施の形態1で説明したものと同様である。ただし、ローカルメモリ103c〜103fは、インタフェースユニット206の選択回路211c〜211fに接続される。
「メモリモード」の設定がなされた後、外部CPUが、システムバス110を介して、インタフェースユニット206にライトアクセスすると、インタフェースユニッ206において、入力されたアドレスがデコードされ、指定されたメモリがアクセスされる。
図7は、本発明の実施の形態2における情報処理装置の「メモリモード」におけるメモリマップである。同図に示すように、本形態の情報処理装置200においては、ローカルメモリ102cのアドレス空間とローカルメモリ102dのアドレス空間とは、結合されて、上位アドレス「c」で識別される一つのアドレス空間を形成する。同様に、ローカルメモリ102eのアドレス空間とローカルメモリ102fアドレス空間とは、結合されて、上位アドレス「d」で識別される一つのアドレス空間を形成する。上位アドレス「e」と上位アドレス「f」で識別されるアドレス空間は、存在しない。
インタフェースユニット206において、入力されたアドレスがデコードされ、データバス105の中から上位アドレスに対応するデータバスが選択され、それに対応するメモリが選択される。上位アドレスのデコード結果が「0」、「b」、「g」、「h」、及び、「i」の時は、本発明の実施の形態1で説明したものと同様に、それぞれに対応するメモリが選択される。
ここで、図2を参照して、上位アドレスのデコード結果が「c」の時について説明する。ライトアクセスにおいて、上位アドレスのデコード結果が「c」の時は、選択回路211cは、システムバス110からの16ビットの入力データのうち、上位8ビットを選択して、データバス105cを介して、ローカルメモリ102cに右詰めで書き込む。同時に、選択回路211dは、16ビットの入力データのうち下位8ビットを選択して、データバス105dを介して、ローカルメモリ102dに右詰めで書き込む。このようにして、16ビットのデータは、論理的に結合されたローカルメモリ102cとローカルメモリ102dのアドレス空間に格納される。
また、上位アドレスが「c」の時のリードアクセスでは、選択回路211c及び選択回路211dは、ローカルメモリ102c及び102dのリードデータの内、それぞれ下位8ビットのデータを選択し、インタフェース回路106aに渡す。インタフェース回路106aは、ローカルメモリ102cから読み出された8ビットのデータを、システムバス110の上位8ビットに入力し、ローカルメモリ102dから読み出された8ビットのデータを、システムバス110の下位8ビットに入力する。以上の動作により、上位アドレス「c」に対する、16ビットのリード動作が行われる。
システムバス110より入力されたアドレスの内、上位アドレスのデコード結果が「d」の時は、デコード結果が「c」の時と同じように、ローカルメモリ102eとローカルメモリ102fに対して、データの入出力が行われる。
なお、図7に示したメモリマップでは、ローカルメモリ102eとローカルメモリ102fのアドレス幅は、同じ場合を示しているが、アドレス幅は必ずしも一致しなくて良い。
図8(a)は、アドレス幅が等しい場合の本発明の実施の形態2における情報処理装置200のメモリ結合の説明図である。この例では、ローカルメモリPとQは、等しいアドレス幅と等しい12ビットのビット幅を有している。この時、論理的に結合された架空ローカルメモリRの上位8ビットは、ローカルメモリPの下位8ビットであり、架空ローカルメモリRの下位8ビットは、ローカルメモリQの下位8ビットである。図8(a)において、斜線をつけた領域は、使用されない。
図8(b)は、アドレス幅が異なる場合の本発明の実施の形態2における情報処理装置200のメモリ結合の説明図である。この例では、ローカルメモリSとTは、等しい12ビットのビット幅と、異なるアドレス幅を有している。論理的に結合された架空ローカルメモリUのアドレス幅は、小さいアドレス幅を持つローカルメモリSのアドレス幅に調整されている。架空ローカルメモリUの上位8ビットは、ローカルメモリSの下位8ビットであり、架空ローカルメモリUの下位8ビットは、ローカルメモリTの下位8ビットである。図8(b)において、斜線をつけた領域は、使用されない。
このようにして、情報処理装置200にアドレス幅の異なるローカルメモリが含まれる場合でも、選択回路211c〜211fを導入して、ビット単位の選択をし、インタフェース回路106aにおいてアクセス制御を行うことにより、情報処理装置200が有する各メモリは、論理的に結合された一つの独立メモリとして動作し、外部からのデータを保存できる。
このように、本形態の構成によれば、ビット幅やアドレス幅が異なる複数のメモリに対して、外部からデータの転送が容易に行われるように、ビットやアドレスを制御することが出来る。この結果、外部CPUに対して、固定ビット幅の連続アドレス空間のメモリとしての機能を提供できるため、メモリへのデータ転送の処理効率を向上させることが出来る。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における情報処理装置300のブロック図である。図3において、図2と同様の構成要素については、同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
図3に示すように、本形態の情報処理装置300では、第1メモリユニットは、DRAMによって構成された大容量のフレームメモリ302gを有し、インタフェースユニット306は、このDRAM構成のフレームメモリ302gを制御するための、変換回路312gを有する。その他の構成は、本発明の実施の形態2における情報処理装置200と同様である。
一般的に、LSI内部のメモリにはSRAMが用いられるが、大容量のメモリが必要とされる場合には、DRAMが用いられる。本形態の情報処理装置300は、大量のデータを扱う画像処理に効率的に対応するために、DRAMによって構成された16ビット幅の大容量のフレームメモリ302gを備えている。その他のメモリには、SRAMが用いられている。その結果、情報処理装置300は、その内部に、異なる種類のメモリーを有することになり、そのための対策が新たに必要である。すなわち、外部CPUから、インタフェースユニット306を介して、フレームメモリ302gにアクセスする場合、他のメモリと同じアクセス制御信号を利用できるようにするために、インタフェースユニット306は、アクセス制御信号等の変換を行う変換回路312gを有している。
本形態の情報処理装置300は、本発明の実施の形態1の情報処理装置100と同様に、その動作モードを「処理モード」と「メモリモード」に設定することが出来る。動作モードを「処理モード」に設定したときの情報処理装置300の動作は、情報処理装置100の動作と同様である。したがって、本形態における動画の符号化処理と復号処理は、本発明の実施の形態1で説明したものと同様であり、説明を省略する。
図3を参照して、動作モードを「メモリモード」に設定したときの、本形態の情報処理装置300の動作を以下に説明する。
「メモリモード」におけるモード制御ユニット107と、セレクタ103a〜103f、103h、及び、103iの設定、並びに、それに伴うメモリ102a〜102f、データメモリ102h、及び、命令メモリ102iとインタフェースユニット306との接続は、本発明の実施の形態2で説明したものと同様である。
第1メモリユニット301gにおいても、モード制御ユニット107が「メモリモード」に設定されると、その制御を受けて、セレクタ303gは、フレームメモリ302gを、インタフェースユニット306の変換回路312gに接続する。
「メモリモード」の設定がなされた後、外部CPUが、システムバス110を介して、インタフェースユニット306にライトアクセスすると、インタフェースユニット306において、入力されたアドレスがデコードされ、指定されたメモリがアクセスされる。
外部CPUから、インタフェースユニット306を介して、ローカルメモリ102a〜102f、データメモリ102h、及び、命令メモリ102iへアクセスする動作は、ビット幅の異なるメモリの場合も含めて、本発明の実施の形態2の場合と同様であり、説明を省略する。
外部CPUから、インタフェースユニット306を介して行われるフレームメモリ302gへのアクセスは、変換回路312gによってSRAMアクセス制御信号をDRAMアクセス制御信号に変換した後に、実行される。
本形態の情報処理装置300の「メモリモード」におけるメモリマップは、図7に示した「フレームメモリ102gのアドレス空間」を「フレームメモリ302gのアドレス空間」に読み替えたものと同じである。ただし、「フレームメモリ302gのアドレス空間」は、「フレームメモリ102gのアドレス空間」に比べ、大容量化している。
このように、本形態の情報処理装置300では、選択回路211c〜211fと変換回路312gを導入することによって、メモリの種類と型の異なることを意識することなく、外部から、一つの独立したメモリとしてアクセスすることが可能である。
以上説明したように、本形態の構成によれば、情報処理装置300は、MPEG−4による動画像符号化復号処理の他に、動画像処理を行わないときは大容量メモリデバイスとしての機能を提供することが出来る。例えば、本形態の情報処理装置300を用いたシステムにおいて、静止画の連写を行うとき、連写の枚数を増やすために、情報処理装置300をメモリデバイスとして用いることができる。この場合には、連写枚数を増やすために、新にメモリを追加する必要がないため、システムとして部品点数の削減や実装面積の縮小、コスト削減が可能となる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における情報処理装置400のブロック図である。図4において、図3と同様の構成要素については、同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
図4に示すように、本形態の情報処理装置400は、メモリ402jとセレクタ403jとインタフェース406jとを有する、第2メモリユニット401jをさらに備え、めもり402jは、外付けされている。さらに、インタフェースユニット406は、上記外付けのメモリ402jを制御するための、変換回路413jをさらに有する。情報処理装置400のその他の構成は、本発明の実施の形態3における情報処理装置300と同様である。
本形態においては、外付けのメモリ402jは、SDRAMによって構成されており、インタフェース406jは、SDRAM用の変換回路である。
セレクタ403jは、セレクタ303gと同じように、ローカル制御バス108に接続されており、モード制御ユニット107の制御を受ける。また、セレクタ403jは、メモリ402jを、ローカルデータバス109か、インタフェースユニット406に接する。
本形態の情報処理装置400は、本発明の実施の形態1の情報処理装置100と同様に、その動作モードを「処理モード」と「メモリモード」に設定することが出来る。
動作モードを「処理モード」に設定したとき、情報処理装置400は、大容量の第1メモリユニット301gと、さらに大容量の第2メモリユニット401jとを、フレームメモリとして使用することが出来る。
「処理モード」において、モード制御ユニット107の制御により、セレクタ403jは、メモリ402jをインタフェース406jを介して、ローカルデータバス109に接続する。このように、「処理モード」における情報処理装置400の動作は、第2メモリユニット401jが、第1メモリユニット301gに並列に付加されることを除けば、本発明の実施の形態1の情報処理装置100の動作と同様である。したがって、本形態における動画の符号化処理と復号処理は、本発明の実施の形態1で説明したものと同様であり、説明を省略する。
図4を参照して、「メモリモード」における、本形態の情報処理装置400の動作を以下に説明する。
「メモリモード」におけるモード制御ユニット107と、セレクタ103a〜103iの設定、並びに、それに伴うメモリ102a〜102f、フレームメモリ302g、データメモリ102h、及び、命令メモリ102iとインタフェースユニット406との接続は、本発明の実施の形態3で説明したものと同様である。
「メモリモード」において、モード制御ユニット107の制御により、セレクタ403jは、メモリ402jを、データバス405jを介して、変換回路413jに接続する。変換回路413jは、SRAMアクセス制御信号をSDRAMアクセス制御信号に変換する。これによって、外付けのSDRAMから構成されるメモリ402jを、その種類を意識することなく、外部CPUからアクセスできる。
このように、本形態の構成によれば、情報処理装置400は、「処理モード」の動画像の処理においては、本発明の実施の形態3と比較して、さらに大きなフレームメモリを有し、「メモリモード」においても、本発明の実施の形態3と比較して、さらに大容量のメモリデバイスとして利用できる。例えば、本形態の情報処理装置400を用いたシステムにおいては、静止画処理を実行する際に、連写の枚数をさらに増やすことができる。このため、連写枚数を増やすために新にメモリを追加する必要がないため、システムとして部品点数の削減や実装面積の縮小、コスト削減が可能である。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における情報処理システムのブロック図である。本形態の情報処理システムは、いわゆる第3世代の携帯電話に対応するものであって、システムバス510、動画像処理専用LSI500、CPU501、主メモリ502、静止画カメラ503、動画カメラ504、及び、LCD(液晶ディスプレイ)505を備える。動画像処理専用LSI500は、本発明の実施の形態1〜4における情報処理装置100〜400に相当し、システムバス510は、同じくシステムバス110に相当する。
図5を参照して、本形態の情報処理システムにおける動画像処理方法について説明する。
まず、符号化処理について説明する。CPU501からの指示により、動画カメラ504が撮影した動画像が、動画像処理専用LSI500に入力される。例えば、図1に示した情報処理装置100を動画像処理専用LSI500として利用する場合には、情報処理装置100においては、動画像は、システムバス110より、インタフェースユニット106に入力され、フレームメモリ102gに格納される。その後の動画像の符号化処理は、本発明の実施の形態1で説明したとおりである。
この符号化処理は、すでに説明したように、専用処理ブロックを用いることで、高速に行われる。符号化後のビットストリームの生成量が一定量に達すると、動画像処理専用LSI500は、CPU501に対して符号化ビットストリームを主メモリ502に転送するように割り込みをかける。CPU501は、割り込みがかかると、符号化ビットストリームを一定量ずつ動画像処理専用LSI500から主メモリ502に転送する。以上の一連の動作を繰り返すことにより、動画像の符号化処理が完遂する。
続いて、復号処理について説明する。CPU501は、動画像処理専用LSI500に対して復号処理を指示し、符号化ビットストリームを動画像処理専用LSI500に転送する。例えば、図1に示した情報処理装置100を動画像処理専用LSI500として利用する場合には、情報処理装置100においては、符号化ビットストリームは、システムバス110より、インタフェースユニット106に入力され、フレームメモリ102gに格納される。その後の動画像の復号処理は、本発明の実施の形態1で説明したとおりである。
図5において、復号処理後の画像は、動画像処理専用LSI500より、LCD505に転送され、動画像が表示される。なお、動画像処理専用LSI500において、符号化ビットストリームが不足すると、動画処理専用LSI500は、随時、CPU501に対して符号化ビットストリームの要求割り込みをかける。以上の一連の動作を繰り返すことにより、動画像の複号処理が行われる。
次に、静止画像の符号化処理について説明する。
本形態の情報処理システムは、動画カメラ504とは別に、静止画カメラ503を備える。静止画カメラ503によって撮影された静止画像は、随時、主メモリ502に格納される。そして、時刻や残電池容量などのグラフィックスデータと合成した画像を作り、LCD505に表示される。
静止画像の符号化処理は、情報処理システムの一つのスイッチ(図5には図示していない。携帯電話端末のシャッターボタン等に相当する。)が押されると、実行される。スイッチが押されると、CPU501に割り込みが入り、CPU501は、割り込み処理として、主メモリ502にある静止画像データを、主メモリ502内の静止画像の符号化処理を行う領域に転送する。転送された前記静止画像データは、CPU501によって、JPEG(Joint Picture Experts Group)方式等のアルゴリズムを用いて符号化される。
ここで、静止画の連写を行い、短時間で連続フレームの静止画像に対して符号化を行う時は、CPU501による符号化処理に時間がかかるため、あらかじめ主メモリ502に符号化する数フレーム分の静止画像を保存しておく必要がある。
この場合、主メモリ502の容量により符号化できるフレーム数が制限されるが、静止画処理においては、動画像処理専用LSI500は、画像処理を行っていないため、「メモリモード」に設定することで、主メモリ502の補完メモリとして利用でき、連写の画像枚数を大幅に増やすことが出来る。
このように、本発明の実施の形態1〜4における情報処理装置100〜400を、本形態の動画像処理専用LSI500として利用すれば、静止画処理を実行する際には、情報処理装置100〜400を補完メモリとして利用でき、連写の枚数をさらに増やすことができる。このため、連写枚数を増やすために新にメモリを追加する必要がないため、情報処理システムの部品点数の削減や実装面積の縮小、コスト削減が可能となる。
以上述べたように、本発明の情報処理装置100〜400は、その動作モードとして、動画像を処理する「処理モード」と、独立した一つのメモリとして機能する「メモリモード」を有しており、多機能化と資源の有効利用に効果を発揮している。しかし、「処理モード」以外の機能は、上述した「メモリモード」に限定されるものではなく、例えば、フィルタ処理等の演算回路としても良い。
また、上述した本発明の実施例では、一例として、MPEG符号化方式に対する画像符号化/復号処理用LSIについて説明したが、本発明の各機能ユニットは、MPEG符号化方式以外の処理を行うものであっても良い。要するに、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の適用が可能である。
本発明に係る情報処理装置は、例えば、画像処理を行うシステムであってメモリが不足しがちなもの等あるいはその応用技術分野に好適に利用できる。
本発明の実施の形態1における情報処理装置のブロック図 本発明の実施の形態2における情報処理装置のブロック図 本発明の実施の形態3における情報処理装置のブロック図 本発明の実施の形態4における情報処理装置のブロック図 本発明の実施の形態5における情報処理システムのブロック図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置の「メモリモード」におけるメモリマップ 本発明の実施の形態2における情報処理装置の「メモリモード」におけるメモリマップ (a)本発明の実施の形態2における情報処理装置のメモリ結合の説明図(アドレス幅が等しい場合の例) (b)本発明の実施の形態2における情報処理装置のメモリ結合の説明図(アドレス幅が異なる場合の例) 複数の回路ブロックを外部アクセス可能にした従来のLSIのブロック図
符号の説明
100、200、300、400 情報処理装置
101a 動き検出ユニット
101b 動き補償ユニット
101c DCT/IDCTユニット
101d Q/IQユニット
101e VLCユニット
101f VLDユニット
101g、301g 第1メモリユニット
101h DSPユニット
102a〜102f ローカルメモリ
102g、302g フレームメモリ
102h データメモリ1
102i 命令メモリ
103a〜103i、303g、403j セレクタ
104a〜104f ロジック
104h DSPコア
106、206、306、406 インタフェースユニット
106a インタフェース回路
108 ローカル制御バス
109 ローカルデータバス
110、510 システムバス
211c〜211f 選択回路
312g、413g 変換回路
401j 第2メモリユニット
402j メモリ
406j インタフェース
500 動画像処理専用LSI
501 CPU
502 主メモリ
503 静止画カメラ
504 動画カメラ
505 LCD
900 LSI
901a〜901c 第1〜3の回路ブロック
902 モードデコーダ
903 I/Oセレクタ

Claims (8)

  1. 二つの動作モードを有する情報処理装置であって、
    二つの動作モードの内の一つが選択された場合には、予め定められた演算処理を行い、
    二つの動作モードの内の他の一つが選択された場合には、外部からアクセス可能なメモリデバイスとして動作する情報処理装置。
  2. 機能ユニットとメモリユニットとを備える情報処理装置において、
    前記機能ユニットが有するローカルメモリと、前記メモリユニットが有するメモリ部とは、外部からの切り換え命令によって、外部から直接アクセス出来るメモリとして動作する、情報処理装置。
  3. 複数の機能ユニットと、
    メモリユニットと、
    モード制御ユニットと、
    インタフェースユニットと、
    ローカルデータバスと、
    を備え、
    前記複数の機能ユニットは、それぞれ、演算処理部と、ローカルメモリと、セレクタとを有し、
    前記メモリユニットは、メモリ部と、セレクタとを有し、
    前記モード制御ユニットは、外部からの命令により、前記複数の機能ユニットと前記メモリユニットの動作モードを選択し、選択した動作モードに従って、前記複数の機能ユニットの前記セレクタと前記メモリユニットの前記セレクタとを切り替え、
    第1の動作モードが選択された場合には、前記複数の機能ユニットの前記セレクタは、前記ローカルメモリを前記演算処理部に接続し、前記メモリユニットの前記セレクタは、前記メモリ部を前記ローカルデータバスに接続し、前記複数の機能ユニットは、予め定められた演算処理を行い、
    第2の動作モードが選択された場合には、前記複数の機能ユニットの前記セレクタは、前記ローカルメモリを前記インタフェースユニットに接続し、前記メモリユニットの前記セレクタは、前記メモリ部を前記インタフェースユニットに接続し、前記ローカルメモリと前記メモリ部とは、前記インタフェースユニットを介して、外部とのデータ転送を行う、情報処理装置。
  4. 前記インタフェースユニットは、前記機能ユニットのデータ線を、ある一定のビット単位で選択可能な選択回路と、
    前記機能ユニットへのデータの入出力を制御するアクセス制御回路とをさらに有する、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記インタフェースユニットは、種類の異なるメモリに対して、外部からの直接アクセスを可能とする制御信号変換回路をさらに有する、請求項3から4記載の情報処理装置。
  6. 前記メモリユニットの一部又は全部が、外部に設置されている、請求項3から5記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の機能ユニットが行う予め定められた演算処理は、
    音声オーディオの圧縮伸長処理、動き検出処理、動き補償処理、DCT(離散コサイン変換)処理、逆DCT処理、量子化処理、逆量子化処理、可変長符号化処理、可変長復号処理、ノイズ除去フィルタ処理のうちの、少なくとも一つを含む、請求項2から6記載の情報処理装置。
  8. 請求項1から7記載の情報処理装置を用いた電子機器。
JP2003288841A 2003-08-07 2003-08-07 情報処理装置及びそれを用いた電子機器 Withdrawn JP2005056311A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288841A JP2005056311A (ja) 2003-08-07 2003-08-07 情報処理装置及びそれを用いた電子機器
CNB2004100556023A CN1301005C (zh) 2003-08-07 2004-07-30 信息处理装置及使用它的电子设备
US10/902,805 US7350035B2 (en) 2003-08-07 2004-08-02 Information-processing apparatus and electronic equipment using thereof
EP20040018310 EP1507215A3 (en) 2003-08-07 2004-08-03 Information-processing apparatus and electronic equipment using thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003288841A JP2005056311A (ja) 2003-08-07 2003-08-07 情報処理装置及びそれを用いた電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005056311A true JP2005056311A (ja) 2005-03-03

Family

ID=33562755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003288841A Withdrawn JP2005056311A (ja) 2003-08-07 2003-08-07 情報処理装置及びそれを用いた電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7350035B2 (ja)
EP (1) EP1507215A3 (ja)
JP (1) JP2005056311A (ja)
CN (1) CN1301005C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009094613A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Panasonic Corp 撮像処理システムおよびデジタルカメラ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010058448A1 (ja) * 2008-11-21 2010-05-27 パナソニック株式会社 撮像処理システムおよびデジタルカメラ
US9285793B2 (en) 2010-10-21 2016-03-15 Bluewireless Technology Limited Data processing unit including a scalar processing unit and a heterogeneous processor unit

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5117350A (en) * 1988-12-15 1992-05-26 Flashpoint Computer Corporation Memory address mechanism in a distributed memory architecture
JP3349201B2 (ja) * 1993-06-23 2002-11-20 オリンパス光学工業株式会社 デジタルスチルカメラ
JPH0778876A (ja) * 1993-09-07 1995-03-20 Toshiba Corp 大規模集積回路装置
JP3547139B2 (ja) * 1995-03-17 2004-07-28 株式会社 日立製作所 プロセッサ
JPH09270991A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toshiba Corp 映像記録装置
US6810463B2 (en) * 2000-05-24 2004-10-26 Nintendo Co., Ltd. Gaming machine that is usable with different game cartridge types
US7142882B2 (en) * 2001-03-09 2006-11-28 Schmidt Dominik J Single chip wireless communication integrated circuit
US7380085B2 (en) * 2001-11-14 2008-05-27 Intel Corporation Memory adapted to provide dedicated and or shared memory to multiple processors and method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009094613A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Panasonic Corp 撮像処理システムおよびデジタルカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
US20050033927A1 (en) 2005-02-10
US7350035B2 (en) 2008-03-25
CN1301005C (zh) 2007-02-14
CN1581930A (zh) 2005-02-16
EP1507215A2 (en) 2005-02-16
EP1507215A3 (en) 2009-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060143615A1 (en) Multimedia processing system and multimedia processing method
EP1347391A2 (en) System on chip
JP5969914B2 (ja) 動画像圧縮伸張装置
JP2003204556A (ja) マルチメディア信号処理のための映像復元プロセッサ
CN102761739B (zh) 用来动态地调整视频译码复杂度的装置与方法
US11825094B2 (en) System-on-chip having a merged frame rate converter and video codec and frame rate converting method thereof
US20100321579A1 (en) Front End Processor with Extendable Data Path
JP2011066844A (ja) 並列復号装置及びプログラム並びに符号化データの並列復号方法
JP3680845B2 (ja) 圧縮動画像の伸張装置及びそれを用いた画像表示装置
JP2004356851A (ja) 動画像の圧縮装置及びそれを用いた撮像装置
US6597810B1 (en) Image processor
US20060143337A1 (en) Display controller
JP3676237B2 (ja) データ処理装置及び演算器
US20050080784A1 (en) Data processing system
JP2005056311A (ja) 情報処理装置及びそれを用いた電子機器
KR20090020460A (ko) 비디오 디코딩 방법 및 장치
JP2007259323A (ja) 画像復号化装置
US20090201989A1 (en) Systems and Methods to Optimize Entropy Decoding
JPH099251A (ja) 並列画像符号化方法およびその装置
JP2004328178A (ja) 画像処理装置
JP2002232884A (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
JPWO2010095181A1 (ja) 可変長復号化装置
JP2010041115A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4498848B2 (ja) 画像処理装置
JP4888224B2 (ja) 画像処理装置およびその方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060801

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080826