JPH09270991A - 映像記録装置 - Google Patents

映像記録装置

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JPH09270991A
JPH09270991A JP7711096A JP7711096A JPH09270991A JP H09270991 A JPH09270991 A JP H09270991A JP 7711096 A JP7711096 A JP 7711096A JP 7711096 A JP7711096 A JP 7711096A JP H09270991 A JPH09270991 A JP H09270991A
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JP7711096A
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Shinji Yamadaji
真司 山田寺
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模を増大させることなく高速な連写機能
を得る。 【解決手段】撮像装置1からの画像データは、直交変換
符号化部4においてDCT処理及び量子化処理が施され
る。連写モード時には、量子化出力はスイッチ22を介し
て記憶装置24に供給されて記憶される。記憶装置24の記
録レートは十分に高く、比較的高速な連写モード時にお
いても、順次入力される複数枚の量子化出力を記憶可能
である。記憶装置24から読出された量子化出力は可変長
符号化部8において可変長符号化されて記憶装置11に与
えられて記憶される。記憶装置24はデータ量が削減され
た量子化出力を記憶すればよく、記憶装置24に必要な記
憶容量を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
等に好適な映像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体像をCCD(電荷結合素
子)等の光電変換素子によって電気信号に変換し、所定
のディジタル信号処理の後、メモリカード等の記録媒体
に記録する電子スチルカメラが普及している。電子スチ
ルカメラは、記録媒体として小型軽量なメモリカードを
採用している。また、メモリカードは一般に記憶容量が
小さく、価格も高いことから、撮像した画像データを例
えば光ディスクのような大容量で且つ低価格の記録媒体
に記憶させることもある。
【0003】画像をディジタル化すると、一般的な絵柄
では符号量が膨大となるので、画像データにJPEG
(Joint Photographic Coding Experts Group )等の高
能率符号化を施すようになっている。高能率符号化技術
は、ディジタル伝送及び記録等の効率を向上させるため
に、少ないビットレートで画像データを符号化するもの
である。
【0004】図3はこのようなJPEG圧縮技術を利用
した電子スチルカメラ等の従来の映像記録装置を示すブ
ロック図である。
【0005】撮像装置1は被写体からの被写体光をCC
D2によって光電変換する。撮像装置1はシャッター回
路3からのトリガによって、CCD2が光電変換した画
像1枚分の画像データを取り込み、図示しないメモリに
与えて記憶させる。撮像装置1はメモリに格納した画像
データを例えば8×8画素のブロック単位にブロック化
して直交変換符号化部4のDCT回路5に出力する。
【0006】DCT回路5は入力されたブロックデータ
をDCT(離散コサイン変換)処理することにより、空
間座標軸の信号を周波数座標軸の信号に変換して量子化
回路6に出力する。量子化回路6は、量子化テーブル7
を参照してDCT変換係数を量子化する。これにより、
符号量が削減される。
【0007】量子化出力は可変長符号化部8の符号化回
路9に供給される。符号化回路9は例えばハフマンテー
ブル等の符号化テーブル10を参照して、量子化出力を可
変長符号化して出力する。ハフマン符号化は、出現確率
が高いデータほど短いコードを割り当てることにより、
符号量を削減するものである。量子化出力は可変長符号
化部8においてデータ量が一層削減されて記録装置11に
出力される。
【0008】記憶装置11は入力された圧縮データを記憶
する。このように、撮像装置1によって撮像された画像
データを圧縮して記憶装置11に記憶させることにより、
記録装置11に記憶可能な撮像枚数を大きくすることがで
きる。
【0009】また、図4は連写機能を有する電子スチル
カメラ等の従来の映像記録装置を示すブロック図であ
る。
【0010】図4においては、モード切換回路15、スイ
ッチ16,17及びフレームメモリ18を設けた点が図3の装
置と異なる。撮像装置1からの画像データは、スイッチ
16を介してフレームメモリ18に供給されると共に、スイ
ッチ16,17を介して直交変換符号化部4のDCT回路5
にも供給される。フレームメモリ18は所定枚数の画像デ
ータを記憶する容量を有しており、撮像装置1からの画
像データを記憶すると共に、読出してスイッチ17を介し
て直交変換符号化部4に出力するようになっている。
【0011】モード切換回路15は1コマずつ撮像する通
常の単写モードと、複数コマを連続的に撮像する連写モ
ードとのモード切換を行う。モード切換回路15は単写モ
ード時には、スイッチ16,17に端子aを選択させ、連写
モード時にはスイッチ16,17に端子bを選択させる。
【0012】即ち、単写モード時には、撮像装置1から
の画像データはスイッチ16,17を介してそのまま直交変
換符号化部4に供給される。この場合には、図3と同様
の動作によって、1コマずつ撮像する単写が行われる。
【0013】連写モード時には、撮像装置1はシャッタ
ー回路3からのトリガによって、被写体の連続的な撮像
を開始する。撮像装置1からの1枚分の画像データはス
イッチ16を介してフレームメモリ18に一旦供給されて記
憶される。更に、シャッター回路3のトリガに応じて、
撮像装置1からは、画面単位で連写枚数分の画像データ
が順次出力される。
【0014】こうして、フレームメモリ18には複数枚の
被写体像の画像データが格納される。フレームメモリ18
の記録レートは十分に高く、比較的高速な連写が可能で
ある。
【0015】フレームメモリ18に格納されている画像デ
ータは画面単位で読出されて、スイッチ17を介して直交
変換符号化部4に供給される。こうして、直交変換符号
化部4及び可変長符号化部8において、JPEG規格に
対応した画像データの圧縮が行われて、記憶装置11に記
憶される。以後同様にして、フレームメモリ18に格納さ
れている複数枚の画像データが画面単位で順次読出され
て、圧縮された後記憶装置11に記憶される。このように
して、連写が行われる。
【0016】連写機能を有していない図3の装置におい
ては、撮像装置1から1枚分の画像データが出力される
毎に、直交変換符号化部4及び可変長符号化部8におい
て圧縮が行われる。従って、図3の装置において連続し
て撮像を行う場合には、前回の撮像時のデータが圧縮さ
れて記憶装置11に記憶された後に撮像装置1から次の画
像の画像データを取り込むことになる。記憶装置11とし
て用いられるメモリカード及び光ディスク等はデータの
書込み速度が低速であり、複数枚の撮像に要する時間は
極めて長くなってしまう。
【0017】一方、連写機能を有する図4の装置におい
ては、撮像装置からの画像データをデータの書込み速度
が高速なフレームメモリに記憶させておくことにより、
十分な速度の連写を可能にしている。しかしながら、フ
レームメモリとしては連写枚数分の画像データを記憶す
る容量が必要であり、十分な連写枚数を得るためには、
大容量のメモリが必要であり、ハードウェア規模が増大
するという問題があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の映像記録装置においては、十分な連写枚数を得る
ためには極めて大容量のメモリが必要であり、ハードウ
ェア規模が大きいという問題点があった。
【0019】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、画像データを記憶するメモリを有効利用す
ることにより、ハードウェア規模を低減して高速連写を
可能にすることができる映像記録装置を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像記録装
置は、縦続接続される1つ以上の符号化手段を有し、連
写モードによる撮像が可能な撮像手段からの画像データ
を前記1つ以上の符号化手段によって圧縮する圧縮手段
と、この圧縮手段の後段に設けられて圧縮された画像デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段
の前段に設けられ、且つ前記第1の記憶手段よりも記録
レートが高い第2の記憶手段と、連写モード時には前記
1つ以上の符号化手段のうちの所定の符号化手段の出力
を前記第2の記憶手段に記憶させ、前記第2の記憶手段
から読出したデータを次段に供給する切換手段とを具備
したものである。
【0021】本発明において、撮像手段からの画像デー
タは圧縮手段に供給され、所定の符号化手段以前の符号
化手段によって圧縮される。連写モード時には、切換手
段によって、所定の符号化手段からの圧縮された画像デ
ータは第2の記憶手段に与えられて記憶される。第2の
記憶手段の記録レートは第1の記憶手段の記録レートよ
りも高く、連写モード時においても、所定の符号化手段
からの圧縮された画像データを記憶可能である。第2の
記憶手段には撮像手段からの画像データが圧縮されて入
力される。従って、第2の記憶手段に必要な容量を低減
することができる。第2の記憶手段から読出されたデー
タは次段に供給されるて以後の処理が行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
映像記録装置の一実施の形態を示すブロック図である。
図1において図4と同一の構成要素には同一符号を付し
てある。
【0023】撮像装置1はCCD2を有しており、CC
D2は被写体からの被写体光を光電変換する。シャッタ
ー回路3はユーザのレリーズ操作に基づくトリガを撮像
装置1に供給するようになっている。撮像装置1は、シ
ャッター回路3からのトリガによって、CCD2が光電
変換した画像1枚分の画像データを取り込み、図示しな
いメモリに与えて記憶させる。撮像装置1はメモリに格
納した画像データを例えば8×8画素のブロック単位に
ブロック化して直交変換符号化部4に出力するようにな
っている。撮像装置1は、シャッター回路3からのトリ
ガのタイミングで1コマずつ撮像する通常の単写モード
での撮像の外に、トリガのタイミングで複数コマの連続
的な撮像を開始する連写モードでの撮像が可能となって
いる。
【0024】直交変換符号化部4はDCT回路5、量子
化回路6及び量子化テーブル7によって構成されてい
る。DCT回路5は入力されたブロックデータをDCT
処理することにより、空間座標軸の信号を周波数座標軸
の信号に変換して量子化回路6に出力する。量子化回路
6は、量子化テーブル7を参照してDCT変換係数を量
子化する。直交変換符号化部4によって撮像装置1から
の画像データのデータ量が削減され、量子化出力のデー
タ量は撮像装置1からの画像データの例えば1/2に圧
縮される。
【0025】本実施の形態においては、直交変換符号化
部4からの量子化出力はスイッチ22,23を介して可変長
符号化部8に供給されるようになっている。スイッチ2
2,23の端子a同士は接続され、スイッチ22,23が端子
aを選択することにより、量子化出力はそのまま可変長
符号化部8に供給されるようになっている。スイッチ2
2,23の端子bは記憶装置24に接続されている。スイッ
チ22が端子bを選択することにより、量子化出力は記憶
装置24に供給される。また、スイッチ23が端子bを選択
することにより、記憶装置24から読出されたデータが可
変長符号化部8に供給される。
【0026】記憶装置24はデータの書込み及び読出しを
高速に行うことが可能な例えばRAM等によって構成さ
れており、複数枚数分の量子化出力を記憶可能な容量を
有する。記憶装置24は直交変換符号化部4からの量子化
出力を記憶すると共に、所定のタイミングで読出してス
イッチ23の端子bを介して可変長符号化部8に出力する
ようになっている。
【0027】可変長符号化部8は符号化回路9及び符号
化テーブル10によって構成されている。符号化テーブル
10は例えばハフマンテーブルであり、符号化回路9は符
号化テーブル10を参照して入力された量子化出力を可変
長符号化する。可変長符号化部8の出力は記憶装置11に
供給される。
【0028】記憶装置11は例えばPCメモリカード装
置、ハードディスク装置又は光ディスク装置等によって
構成されており、可変長符号化部8からの圧縮データを
記憶するようになっている。本実施の形態においては、
記憶装置24の書込み及び読出し速度は記憶装置11に比し
て十分に高速である。
【0029】モード切換回路21は、撮像装置2を制御し
て、単写モードと連写モードとのモード切換を行う。モ
ード切換回路21は単写モード時には、スイッチ22,23に
端子aを選択させ、連写モード時にはスイッチ22,23に
端子bを選択させる。
【0030】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0031】いま、通常の単写モードで撮像を行うもの
とする。モード切換回路21は撮像装置1及びスイッチ2
2,23に単写モードを指定し、スイッチ22,23に端子a
を選択させる。ユーザのレリーズ操作に基づいて、シャ
ッター回路3からトリガが撮像装置1に供給されると、
CCD2は光電変換した被写体像のデータを撮像装置1
内の図示しないメモリに出力する。メモリは順次入力さ
れる画像データをフレーム化し、例えば8×8画素のブ
ロック単位で出力する。
【0032】撮像装置2からのブロックデータは直交変
換符号化部4に供給される。直交変換符号化部4のDC
T回路5はブロック単位の画像データをDCT処理して
周波数成分に変換して量子化回路6に与える。量子化回
路6は量子化テーブル7を参照してDCT変換係数を量
子化する。これにより、撮像装置1からの画像データは
データ量が例えば1/2に圧縮されて出力される。
【0033】上述したように、単写モード時にはスイッ
チ22,23は端子bを選択しており、直交変換符号化部4
からの量子化出力はスイッチ22,23を介してそのまま可
変長符号化部8に供給される。
【0034】可変長符号化部8の符号化回路9は、符号
化テーブル10を参照して、入力された量子化出力を可変
長符号化する。こうして、量子化出力の符号量は低減さ
れ、撮像装置1からの画像データに対してデータ量は例
えば1/10に圧縮されて出力される。可変長符号化部
8からの圧縮データは記憶装置11に供給されて記憶され
る。
【0035】次に、連写モードが指定されるものとす
る。この場合には、モード切換回路21はスイッチ22,23
に端子bを選択させる。撮像装置1はモード切換回路21
に制御されて連写モードを設定する。即ち、撮像装置1
はユーザのレリーズ操作に基づいて発生するトリガのタ
イミングで撮像を開始する。CCD2は被写体像を連続
的に光電変換し、複数枚分の画像データを順次メモリに
出力する。
【0036】即ち、CCD2から1枚分の画像データが
メモリに取り込まれると、メモリはブロック単位で画像
データを直交変換符号化部4に出力する。撮像装置1
は、メモリから画像データを直交変換符号化部4に出力
して、次の撮像を行う。
【0037】直交変換符号化部4に供給された画像デー
タはDCT処理及び量子化処理によって圧縮される。直
交変換符号化部4における圧縮処理は単写モード時と同
様である。こうして、撮像装置1からの画像データはデ
ータ量が十分に圧縮されて出力される。
【0038】連写モード時には、スイッチ22,23は端子
bを選択しており、直交変換符号化部4からの量子化出
力はスイッチ22の端子bを介して記憶装置24に与えられ
る。記憶装置24は入力された量子化出力を画像単位で記
憶する。
【0039】撮像装置1は直交変換符号化部4の圧縮処
理及び記憶装置24の記憶処理と同時又は終了後に次の撮
像処理を行う。撮像装置1のメモリから前画像の画像デ
ータが出力されると、CCD2は次の被写体像を光電変
換して画像データをメモリに出力する。記憶装置24の書
込み速度(記録レート)は十分に高速であり、撮像装置
1から複数枚の画像データが連続的に出力される場合で
も、記憶装置24において連続的に入力される複数枚の画
像データに対応する量子化出力を記憶可能である。
【0040】以後同様にして、撮像装置1から連続的に
出力される画像データを直交変換符号化部4において圧
縮して、スイッチ22を介して記憶装置24に記憶させる。
本実施の形態においては、撮像装置1の撮像処理に拘わ
らず、所定のタイミングまで記憶装置24からの読出しは
行われない。例えば、連写モードが解除されるか又は記
憶装置24がオーバーフローすると、記憶装置24からデー
タの読出しが開始される。
【0041】撮像装置1は、記憶装置24の記憶容量に対
応して設定されている連写枚数まで撮像処理を繰返す。
連写モードが解除されるか又は記憶装置24に記憶可能な
最大連写枚数分の画像データが記憶装置24に記憶される
と、記憶装置24に格納されている複数枚分の画像データ
は順次読出され、スイッチ23の端子bを介して可変長符
号化部8に供給される。
【0042】記憶装置24から読出された量子化出力は可
変長符号化部8において可変長符号化される。この場合
の可変長符号化処理も単写モード時と同様である。符号
化回路9は撮像装置1からの画像データのデータ量に対
して例えば1/10に圧縮した圧縮データを出力する。
可変長符号化部8からの複数枚分の圧縮データは順次記
憶装置11に供給されて記憶される。
【0043】このように、本実施の形態においては、記
憶装置11よりも記録レートが十分に高速な記憶装置24を
採用し、連写モード時には、直交変換符号化部4からの
量子化出力をスイッチ22を介して一旦記憶装置24に記憶
させ、所定タイミングで読出して以後の圧縮処理を行っ
ている。記憶装置24の記録速度は、撮像装置1の連写速
度及び直交変換符号化部4の圧縮処理速度に対して十分
に高速であり、撮像装置1が比較的高速に連写を行う場
合でも、撮像装置1からの画像データに対応した量子化
出力を順次記憶することができる。量子化出力は撮像装
置1からの画像データのデータ量の約1/2に圧縮され
ており、記憶装置24に必要な容量を十分に低減すること
ができる。
【0044】なお、記憶装置24からの読出しタイミング
は特に限定されるものではなく、連写モードが解除され
ておらず、また、記憶容量に余裕がある場合でも、読出
しを開始してもよい。
【0045】図2は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図2において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。
【0046】本実施の形態は記録レートが十分に高速な
記憶装置24が可変長符号化部8の後段に設けられた点が
図1の実施の形態と異なる。直交変換符号化部4の出力
は可変長符号化部8の符号化回路9に供給される。符号
化回路9からの圧縮データはスイッチ31,32を介して記
憶装置11に供給されるようになっている。スイッチ31,
32は、端子a同士が接続されており、スイッチ31,32が
端子aを選択することにより、可変長符号化部8の出力
が記憶装置11に供給されるようになっている。スイッチ
31,32の端子bは記憶装置24に接続されている。スイッ
チ31が端子bを選択することにより、可変長符号化部8
の出力は記憶装置24に供給される。また、スイッチ32が
端子bを選択することにより、記憶装置24から読出され
たデータが記憶装置11に供給されるようになっている。
【0047】スイッチ31,32はモード切換回路21によっ
て制御され、単写モード時には端子aを選択し、連写モ
ード時には端子bを選択するようになっている。
【0048】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0049】単写モード時においては、スイッチ31,32
は端子aを選択し、図1の実施の形態と同様の動作が行
われる。
【0050】連写モードが指定されると、スイッチ31,
32は端子bを選択する。撮像装置1からの画像データは
直交変換符号化部4においてDCT処理及び量子化処理
が施される。本実施の形態においては、量子化出力はそ
のまま可変長符号化部8に供給される。この場合でも、
直交変換符号化部4の処理速度及び可変長符号化部8の
処理速度は、撮像装置1の連写速度に対して十分に早
く、可変長符号化部8からは撮像装置1からの画像デー
タに対して約1/10に圧縮された圧縮データが出力さ
れる。
【0051】この圧縮データはスイッチ31の端子bを介
して記憶装置24に供給される。記憶装置24の記録レート
は、撮像装置1の連写速度及び符号化部4,8の符号化
処理に対して十分に早く、記憶装置24は連続して入力さ
れる複数枚の画像データに対応する圧縮データを順次記
憶する。記憶装置24は所定のタイミングで記憶している
圧縮データを読出して、スイッチ32を介して記憶装置11
に出力する。こうして、連写された複数枚の画像の圧縮
データが記憶装置11に記憶される。
【0052】他の作用は図1の実施の形態と同様であ
る。
【0053】このように、本実施の形態においても図1
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、
本実施の形態においては、記憶装置24を可変長符号化部
8の後段に設けているので、記憶装置24に必要な記憶容
量を一層低減することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データを記憶するメモリを有効利用することにより、
ハードウェア規模を低減して高速連写を可能にすること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像記録装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図3】従来の映像記録装置を示すブロック図。
【図4】従来の映像記録装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1…撮像装置、4…直交変換符号化部、8…可変長符号
化部、11…記憶装置、21…モード切換回路、22,23…ス
イッチ、24…記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/907 H04N 5/92 H 5/92 7/133 Z 7/30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦続接続される1つ以上の符号化手段を
    有し、連写モードによる撮像が可能な撮像手段からの画
    像データを前記1つ以上の符号化手段によって圧縮する
    圧縮手段と、 この圧縮手段の後段に設けられて圧縮された画像データ
    を記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段の前段に設けられ、且つ前記第1の
    記憶手段よりも記録レートが高い第2の記憶手段と、 連写モード時には前記1つ以上の符号化手段のうちの所
    定の符号化手段の出力を前記第2の記憶手段に記憶さ
    せ、前記第2の記憶手段から読出したデータを次段に供
    給する切換手段とを具備したことを特徴とする映像記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮手段は、前記1つ以上の符号化
    手段として、周波数変換処理及び量子化処理が可能な第
    1の圧縮手段と、可変長符号化による圧縮が可能な第2
    の圧縮手段とを具備し、 前記第2の記憶手段は、連写モード時には、前記第1の
    圧縮手段の出力を記憶して所定のタイミングで前記第2
    の圧縮手段に供給することを特徴とする請求項1に記載
    の映像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮手段は、前記1つ以上の符号化
    手段として、周波数変換処理及び量子化処理が可能な第
    1の圧縮手段と、可変長符号化による圧縮が可能な第2
    の圧縮手段とを具備し、 前記第2の記憶手段は、連写モード時には、前記第2の
    圧縮手段の出力を記憶して所定のタイミングで前記第1
    の記憶手段に供給することを特徴とする請求項1に記載
    の映像記録装置。
JP7711096A 1996-03-29 1996-03-29 映像記録装置 Pending JPH09270991A (ja)

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JP7711096A JPH09270991A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 映像記録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1301005C (zh) * 2003-08-07 2007-02-14 松下电器产业株式会社 信息处理装置及使用它的电子设备
US7808533B2 (en) 1998-06-30 2010-10-05 Nikon Corporation Electronic camera having signal processing units that perform signal processing on image data

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