JP2005054921A - 管継手 - Google Patents

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Atsuro Murai
敦朗 村井
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Abstract

【課題】 ボルト22の締め付け作業をスムーズにする。
【解決手段】 管継手31によれば、ボルト22をナット部材19Aにねじ嵌めて、ボルト22を回転させて、ボルト22の頭23の外部端部が第2張出片16に当たると、ナット部材19Aが第1張出片13Aの凹状円弧面33に沿って移動し、ボルト22の頭23の、第2張出片16に対向する面全体(貫通孔17に対向する部分は除く。)が第2張出片16に当接するようになる。その結果、ボルト22のねじ部24に、ナット部材19Aに嵌まった部分を支点として頭23をパイプ2側(内側)に押すような曲げの力が作用しないので、ボルト22の締め付け作業がスムーズである。
【選択図】 図2

Description

本発明は管継手に関する。
従来の管継手1を図3及び図4を参照しつつ説明する。
管継手1は、パイプ2が嵌め被せられる、外周に環状パッキン3を有する内筒4を備えた継手本体5と、パイプ2の外周を囲うパイプ締付具8とを有している。
前記パイプ締付具8は、パイプ2の外周を囲う、両端が所定間隙10をあけて対向する、可撓性を有する欠環状(この明細書において、「欠環状」とは完全な環状でなく、所定間隙10により一部が切除されて環状でなくなった状態をいう。)のパイプ締付体9と、このパイプ締付体9の内周に設けられた、可撓性を有する欠環状の介挿体11と、前記パイプ締付体9の一端に外方(この明細書において、「外方」とはパイプ締付体9の中心から離れる方向をいい、「内方」とはパイプ締付体9の中心に近付く方向をいう。)突出状に設けられた、後述の第2張出片16に対向する貫通孔14を有する第1張出片13と、前記パイプ締付体9の他端に外方突出状に設けられた貫通孔14に対向する貫通孔17を有する第2張出片16と、第1張出片13の、第2張出片16と逆側に溶接等で固定されたナット部材19と、第2張出片16の、第1張出片13の逆側から貫通孔17、14を通じて前記ナット部材19にねじ嵌められたボルト22(頭23には六角孔25が形成されている)とを有している。なお、ナット部材19のねじ孔20の中心と貫通孔14の中心とは一致している。また、パイプ締付体9及び第1、第2張出片13、16は金属製であり、介挿体11は合成樹脂製である。
以下に従来の管継手1の使用方法を説明する。
ボルト22をゆるめた状態で(ボルト22の頭23が第2張出片16に当たらない状態で)、パイプ締付具8をパイプ2の端部に嵌めた後、パイプ2の端部を内筒4に嵌める。なお、ボルト22をゆるめた状態では、第1張出片13と第2張出片16とは平行でなく、外方に開いた状態にある。その後、ボルト22を締め付けて第1張出片13と第2張出片16とを平行又はほぼ平行にすることにより、パイプ締付体9と内筒4(具体的には環状パッキン3)とでパイプ2を挟持固定することが出来る。なお、貫通孔17は前記のボルト22の締め付け作業中、ボルト22と衝突・干渉しない形状となされていることは云うまでもない。
なし
前記従来の管継手1には以下の如き欠点があった。
ボルト22の頭23が第2張出片16に当たる状態までボルト22を回転させると、前記したごとくボルト22をゆるめた状態では第1張出片13と第2張出片16とは平行でなく外方に開いた状態にあること及びナット部材19が第1張出片13に固定されていることのため、ボルト22の頭23の外部のみが第2張出片16に当たり(図4のA点参照)、その結果、ボルト22のねじ部24に、ナット部材19に嵌まった部分を支点として頭23を矢印Bの方向に押すような曲げの力が作用する。その曲げ力により、ねじ孔20に嵌まったねじ部24の内、頭23側の部分が、ねじ孔20の、パイプ2側(内側)の部分に強く当たり(図4のC点参照)、ボルト22の先端側の部分が、ねじ孔20の、パイプ2と逆側(外側)の部分に強く当たる(図4のD点参照)。その結果、ボルト22の頭23の外部のみが第2張出片16に当たった後においては、ねじ部24がねじ孔20にスムーズに入り込まなくなり、ボルト22の締め付け作業が行いにくいという欠点があった。
本発明は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。
請求項1の発明は、パイプが嵌め被せられる、外周に環状パッキンを有する内筒を備えた継手本体と、パイプの外周を囲うパイプ締付具とを有し、前記パイプ締付具が、パイプの外周を囲う、両端が所定間隙をあけて対向する、可撓性を有する欠環状のパイプ締付体と、このパイプ締付体の両端各々に外方突出状に設けられると共に相互に対向する貫通孔を有する第1張出片及び第2張出片と、第1張出片の、第2張出片と逆側に配されたナット部材と、第2張出片の、第1張出片と逆の側から貫通孔を通じて前記ナット部材にねじ嵌められたボルトとを有し、前記第1張出片の、ナット部材側の面が、パイプ締付体が欠環状と見える方向から見て凹状円弧に見える凹状円弧面となされ、前記ナット部材の、第1張出片側の面が前記凹状円弧面に沿う凸状円弧面となされ、前記貫通孔がボルトの締め付け時にボルトと衝突・干渉しないようになされているものである。
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
請求項1の発明によれば、ボルトをナット部材にねじ嵌めて、ボルトを回転して行って、ボルトの頭の外部端部が第2張出片に当たると、ナット部材が第1張出片の凹状円弧面に沿って移動し、ボルトの頭の、第2張出片に対向する面全体(貫通孔に対向する部分は除く。)が第2張出片に当接するようになり、ボルトのねじ部に、前記したごとき曲げの力が作用しないので、ボルトの締め付け作業をスムーズに行うことが出来る。
以下に本発明の実施の形態を図1及び図2を参照しつつ説明する。
なお、図3及び図4に示した部材と同一の部材は同一の符号で示す。
管継手31の第1張出片13Aの、ナット部材19A側の面が、パイプ締付体9が欠環状と見える方向から見て(図2に示す状態において)凹状円弧に見える凹状円弧面33となされ、前記ナット部材19Aの、第1張出片13A側の面が前記凹状円弧面33に沿う凸状円弧面34となされている。貫通孔14、17がボルト22の締め付け時にボルト22と衝突・干渉しないようになされている。なお、ナット部材19Aの、図1におけるパイプ締付体9の中心線に沿う長さは「H」である。
前記管継手31によれば、ボルト22をナット部材19Aにねじ嵌めて、ボルト22を回転させて、ボルト22の頭23の外部端部が第2張出片16に当たると、ナット部材19Aが第1張出片13Aの凹状円弧面33に沿って移動し、ボルト22の頭23の、第2張出片16に対向する面全体(貫通孔17に対向する部分は除く。)が第2張出片16に当接するようになる。その結果、ボルト22のねじ部24に、ナット部材19Aに嵌まった部分を支点として頭23をパイプ2側(内側)に押すような曲げの力が作用しないので、ボルト22の締め付け作業がスムーズである。
以下に変形例等について説明を加える。
(1)第1張出片13A、第2張出片16の形状は任意である。
(2)ボルト22の頭23の形状は任意である。
(3)介挿体11はない場合もある。
本発明は、水・油等の種々の液体のための管継手として利用できる。
本発明の実施の形態を示す断面図である。 図1のII−II線断面図である。 従来の管継手の断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。
符号の説明
2 パイプ
3 環状パッキン
4 内筒
8 パイプ締付具
9 パイプ締付体
10 所定間隙
11 介挿体
13A 第1張出片
14 貫通孔
16 第2張出片
17 貫通孔
19A ナット部材
20 ねじ孔
22 ボルト
23 頭
24 ねじ部
31 管継手
33 凹状円弧面
34 凸状円弧面

Claims (1)

  1. パイプが嵌め被せられる、外周に環状パッキンを有する内筒を備えた継手本体と、パイプの外周を囲うパイプ締付具とを有し、前記パイプ締付具が、パイプの外周を囲う、両端が所定間隙をあけて対向する、可撓性を有する欠環状のパイプ締付体と、このパイプ締付体の両端各々に外方突出状に設けられると共に相互に対向する貫通孔を有する第1張出片及び第2張出片と、第1張出片の、第2張出片と逆側に配されたナット部材と、第2張出片の、第1張出片と逆の側から貫通孔を通じて前記ナット部材にねじ嵌められたボルトとを有し、前記第1張出片の、ナット部材側の面が、パイプ締付体が欠環状と見える方向から見て凹状円弧に見える凹状円弧面となされ、前記ナット部材の、第1張出片側の面が前記凹状円弧面に沿う凸状円弧面となされ、前記貫通孔がボルトの締め付け時にボルトと衝突・干渉しないようになされている管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI385320B (zh) * 2010-05-19 2013-02-11 Apex Dynamics Inc 心軸夾束座結構
CN108644497A (zh) * 2018-04-23 2018-10-12 钦州学院 一种新型卡箍及其组装方法

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