JP2005054242A - 電解生成水の貯留装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯留タンク、中和処理装置および塩素成分除去装置を一体に備える貯留装置をコンパクトに構成して既存の配置スペースに十分に配置し、かつ、中和処理装置、塩素成分除去装置が中和処理能力、塩素除去能力を十分に発揮し得るようにする。
【解決手段】貯留する貯留タンク10a、その内部の余剰の電解生成酸性水をオーバフロー流路を通して導入する中和処理装置20、貯留タンク10a内に滞留する塩素成分含有ガスを導入する塩素除去装置30を備え、貯留タンク10aに貯留されている電解生成酸性水を所定の場所に供給可能に構成した貯留装置であり、中和処理装置20は貯留タンク10aの左右の一側における下方側に並列配置され、塩素除去装置30は中和処理装置20の上方側にて並列配置されて、貯留タンク10a内の上方空間部に連通し、かつ、オーバフロー流路の途中に設けたガス滞留部Rに連通している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電解生成水の貯留装置に関する。
電解生成水の使用態様して、電解水生成装置で生成された電解生成水を直接使用する態様と、電解水生成装置で生成された電解生成水を一旦貯留タンクに貯留し、必要時に、当該貯留タンクに貯留されている電解生成水を抽出して使用する態様とがある。後者の使用態様を採る場合には、当該貯留タンクを備えた電解生成水の貯留装置が使用される。
当該貯留装置においては、貯留タンク内には、電解水生成装置の電解運転によって、電解生成水が順次供給されるが、貯留タンクの容量は所定量に規定されていることから、順次供給されることによって余剰となった電解生成水は、オーバフローパイプ等を通して貯留タンクから導出されて排出される。すなわち、貯留タンク内の電解生成水が余剰量に達した場合には、その都度排水される。また、貯留タンク内の上方空間部(ガス滞留部)には、貯留されている電解生成水中から揮発した成分がガスとして滞留することから、ガス滞留部に滞留するガスを外気へ放出する必要がある。
この場合、貯留タンクに滞留する電解生成水が電解生成酸性水である場合には、余剰の電解生成酸性水を排水する際には、これを中和処理して略中性水の状態で排水する必要があり、また、貯留タンクのガス滞留部に滞留しているガスを外気に放出する際には、滞留ガス中の塩素成分を除去する必要がある。
電解水生成装置で生成される電解生成酸性水を排水時に中和処理する手段に関しては、使用済みの電解生成酸性水を中和剤を内蔵する中和処理槽に導入し、当該中和処理槽内で中和処理して排水する手段が提案されている(特許文献1参照)。また、電解生成酸性水から発生するガス中の塩素成分を除去する手段に関しては、塩素成分除去手段を、電解水生成装置を構成する電解槽に直接設置する手段が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、電解水生成装置とは独立して配置される形式の電解生成水の貯留装置にあっては、中和処理槽等の中和処理装置や塩素成分除去装置を一体に備える形式の貯留装置は未だ提案されていない。電解生成水の貯留装置が大型であって、配置スペースに大きな制約がない貯留装置については、中和処理装置および塩素成分除去装置の一体化は容易に考えられるとしても、厨房のシンク下等に配置される貯留装置等、配置スペースに大きな制約を受ける小型の電解生成水の貯留装置にあっては、中和処理装置および塩素成分除去装置を一体に備える貯留装置をコンパクトに構成することは難しい。
特開平10−000480号公報 特開2002−316161号公報
本発明は、このような実状に鑑みなされたもので、その主たる目的は、中和処理装置および塩素成分除去装置を一体に備える貯留装置をコンパクトに構成して既存の配置スペースに十分に配置し得るようにすること、および、貯留装置がコンパクトであっても、中和処理装置および塩素成分除去装置が中和処理能力や塩素成分除去能力を十分に発揮し得るようにして、中和処理装置および塩素除去装置自体のコンパクト化を図り、以て、貯留装置の一層のコンパクト化を図ることにある。
本発明は、電解生成水の貯留装置に関する。本発明に係る電解生成水の第1の貯留装置は、電解生成酸性水の流入口および流出口を有する貯留タンクと、同貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水をオーバフロー流路を通して導入して中和処理する中和剤を内蔵する中和処理装置と、前記貯留タンク内の上方空間部に連通し同上方空間部に滞留する塩素成分を含有するガスを導入して塩素成分を除去する塩素成分除去剤を内蔵する塩素除去装置を備え、前記貯留タンクに貯留されている電解生成酸性水を所定の場所に供給可能に構成してなる電解生成水の貯留装置である。
しかして、当該貯留装置においては、前記中和処理装置は前記貯留タンクの左右の一側における下方側に並列配置され、かつ、前記塩素除去装置は前記中和処理装置の上方側にて前記貯留タンクの左右の一側に並列配置されていて、前記塩素除去装置は、前記貯留タンク内の上方空間部に連通するとともに、前記オーバフロー流路に設けたガス滞留部に連通していることを特徴とするものである。
また、本発明に係る電解生成水の第2の貯留装置は、電解生成酸性水の流入口および流出口を有する第1の貯留タンクと、電解生成アルカリ性水の流入口および流出口を有する第2の貯留タンクと、前記第1の貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水をオーバフロー流路を通して導入して中和処理する中和剤を内蔵する中和処理装置と、前記第1の貯留タンク内の上方空間部に連通し同上方空間部に滞留する塩素成分を含有するガスを導入して塩素成分を除去する塩素成分除去剤を内蔵する塩素除去装置を備え、前記第1の貯留タンクに貯留されている電解生成酸性水、および、前記第2の貯留タンクに貯留されている電解生成アルカリ性水をそれぞれ所定の場所に供給可能に構成してなる電解生成水の貯留装置である。
しかして、当該貯留装置においては、前記両貯留タンクは所定間隔を保持して互いに左右に並列配置され、前記中和処理装置はこれら両貯留タンク間における下方側に配置され、かつ、前記塩素除去装置はこれら両貯留タンク間にて前記中和処理装置の上方側に配置されていて、同塩素除去装置は、少なくとも前記第1の貯留タンク内の上方空間部に連通するとともに、前記オーバフロー流路に設けたガス滞留部に連通していることを特徴とするものである。
本発明に係る各貯留装置においては、前記オーバフロー流路を、前記第1の貯留タンクに連結されて同貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水を導出する導出管路と、前記中和処理装置に連結されて余剰の電解生成酸性水を導入する導入管路と、これらの導出管路および導入管路を空間部を介して互いに連結して同空間部をガス滞留部に形成する箱状連結部材を備える構成として、前記塩素成分除去装置を前記箱状連結部材に連通させる構成とすることができる。
また、本発明に係る各貯留装置においては、前記オーバフロー流路を、前記第1の貯留タンクから流出する余剰の電解生成酸性水を前記中和処理装置に導入する導入管路と、前記導入管路の途中から分岐し同導入管路より上方位置に延びて内部をガス滞留部に形成する分岐管部を備える構成として、前記塩素成分除去装置を前記分岐管部に連通させる構成とすることができる。
本発明に係る電解生成水の各貯留装置においては、中和処理装置を貯留タンクの一側における下方側に並列配置し、かつ、塩素成分除去装置を貯留タンクの一側における中和処理装置の上方側にて並列配置して、塩素成分除去装置を、貯留タンク内の上方空間部に連通させ、かつ、余剰の電解生成酸性水を中和処理装置内に導入するためのオーバフロー流路に設けたガス滞留部に連通させる構成を採っている。このため、塩素成分除去装置を貯留タンク側および中和処理装置側に連通させる連結構造が簡単かつ小型でよい。この結果、塩素成分除去装置および中和処理装置を貯留タンクに一体化してなる第1の貯留装置をコンパクトに構成することができ、また、塩素成分除去装置および中和処理装置を一対の貯留タンクに一体化してなる第2の貯留装置をコンパクトに構成することができる。
かかる構成の本発明に係る各貯留装置において、塩素成分除去装置は、貯留タンク内で発生するガス中の塩素成分を的確に除去することができるとともに、中和処理装置内への導入途中の電解生成酸性水が含有する塩素成分を効果的に除去して、中和処理装置内での塩素成分の揮発を大きく抑制することができて、中和処理装置内で発生するガスの含有量を、放出が許容される十分に微量な値にすることができる。
本発明に係る各貯留装置において、オーバフロー流路を、第1の貯留タンクに連結されて同貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水を導出する導出管路と、中和処理装置に連結されて余剰の電解生成酸性水を導入する導入管路と、これらの導出管路および導入管路を空間部を介して互いに連結して同空間部をガス滞留部に形成する箱状連結部材を備える構成とすれば、塩素成分除去装置と当該ガス滞留部を連通させる連結構造が簡単化され、装置全体を一層コンパクトに構成することができる。
また、本発明に係る各貯留装置において、オーバフロー流路を、第1の貯留タンクから流出する余剰の電解生成酸性水を前記中和処理装置に導入する導入管路と、導入管路の途中から分岐し同導入管路より上方位置に延びて内部をガス滞留部に形成する分岐管部を備える構成としても、塩素成分除去装置と当該ガス滞留部を連通させる連結構造が簡単化され、装置全体を一層コンパクトに構成することができる。
本発明は、電解生成水の貯留装置に関するものであり、図1〜図3には、本発明に係る電解生成水の第2の貯留装置における一実施形態を示している。図1は、当該貯留装置Aの各構成部品の連結状態を示す概略的構成図であり、図2は当該貯留装置Aの前側からみた斜視図を示し、かつ、図3は当該貯留装置Aを左右の略中央部で切断した状態の一側からみた斜視図である。当該貯留装置Aは、第1貯留タンク10a、第2貯留タンク10b、中和処理装置20、および、塩素成分除去装置30を主要構成部品とするもので、これらの構成部品10a,10b,20,30は、図1に示す連結構造を採って、図2に示すように、互いに一体的に配置して構成されているものである。当該貯留装置Aは、電解水生成装置Bに連結された状態で、厨房に配設されているシンクの下方空間部Cに設置されている。
当該貯留装置Aは、図2に示すように、正面に向かって左側に第1貯留タンク10aが配置され、かつ、右側に所定の間隔を保持して第2貯留タンク10bが配置されている。中和処理装置20は、これらの両貯留タンク10a,10b間に配置され、かつ、塩素成分除去装置30は、これらの両貯留タンク10a,10b間にて中和処理装置20の上方側に配置されている。これらの各構成部品10a,10b,20,30の背面側は、カバー41にて覆蓋されている。当該貯留装置Aにおいては、第1貯留タンク10aが電解生成酸性水を貯留する専用のタンクに構成され、かつ、第2貯留タンク10bが電解生成アルカリ性水を貯留する専用のタンクに構成されている。これら各貯留タンク10a,10bの流入口は、カバー41の一側に取付けた切替弁42の各流出ポート42a,42bに、供給パイプ43を介して連結されている。但し、図3には、第1貯留タンク10aおよびこれに連結する供給パイプ43のみを示している。
当該電解水生成装置Bは、被電解水である希薄食塩水を有隔膜電解して、電解槽b1の陽極側電解室にて酸性水(電解生成酸性水)を生成し、電解槽b1の陰極側電解室にてアルカリ性水(電解生成アルカリ性水)を生成する。電解槽b1の各電解室は、各流出パイプb2を介して、切替弁42の各流入ポートに連結されている。これにより、電解槽b1の陽極側電解室で生成される電解生成酸性水は切替弁42を通して第1貯留タンク10aに供給され、かつ、電解槽b1の陰極側電解室で生成される電解生成アルカリ性水は切替弁42を通して第2貯留タンク10b内に供給される。
但し、当該電解槽b1は、両電解室の極性が定期的に反転される構成のものであって、このため、各貯留タンク10a,10bの電解槽b1の各電解室に対する連結状態は、切替弁42を介して、電解槽b1における両電解室の極性の反転に対応して切替えられる。これにより、電解槽b1にて生成される電解生成酸性水は、常に第1貯留タンク10aに供給され、かつ、電解槽b1にて生成される電解生成アルカリ性水は、常に第2貯留タンク10bに供給される。
従って、当該電解水生成装置Bは、電解運転時には、電解槽b1で生成される電解生成酸性水を切替弁42を通して第1貯留タンク10aに所定量供給し、電解槽b1で生成される電解生成アルカリ性水を切替弁42を通して第2貯留タンク10bに所定量供給する。これにより、電解槽b1で生成された電解生成酸性水は一旦第1貯留タンク10aに貯留され、かつ、電解槽b1で生成された電解生成アルカリ性水は一旦第2貯留タンク10bに貯留される。各貯留タンク10a,10bに貯留されている電解生成酸性水、電解生成アルカリ性水は、必要により、抽出管路を通して抽出されて使用される。当該電解水生成装置Bの電解運転、および、当該貯留装置Aに対する電解生成水の貯留および抽出は、図示しないコントローラにて制御される。
当該貯留装置Aにおいては、第1貯留タンク10a,10bは互いに独立した状態にあり、第1貯留タンク10aは中和処理装置20および塩素成分除去装置30に連結し、第2貯留タンク10bは中和処理装置20および塩素成分除去装置30とは非連結状態にある。第1貯留タンク10aにおいては、タンク本体11に連結されている抽出管路12の途中に供給ポンプ13が介装されていて、必要時に供給ポンプ13を駆動することにより、第1貯留タンク10a内に貯留されている電解生成酸性水が抽出されて、使用に供されるようになっている。また、第2貯留タンク10bにおいては、タンク本体14に連結されている抽出管路15の途中に供給ポンプ16が介装されていて、必要時に供給ポンプ16を駆動することにより、第2貯留タンク10b内に貯留されている電解生成アルカリ性水が抽出されて、使用に供されるようになっている。
第1貯留タンク10aは、図4に示すように、所定の容量を有する長方形の箱状のタンク本体11を主体とするもので、タンク本体11には、その右側壁部の上方部位における後端側に供給孔11aを備え、かつ、同上方部位における中間部に流出孔11bを備えている。供給孔11aは、電解生成酸性水をタンク本体11内に供給すべく機能するもので、切替弁42の第1流出ポート42aに連結される供給パイプ43に連結される。また、流出孔11bは、タンク本体11内の余剰の電解生成酸性水を流出すべく機能するもので、後述するオーバフロー流路を構成する連結機構部20aに連結される。なお、第1貯留タンク10aにおいては、タンク本体11の前側壁部における下方の部位に、タンク本体11内に貯留されている電解生成酸性水を底部から抜き出すためのドレン孔11cを備えるとともに、タンク本体11の後側壁部における下方の部位に、図示しない抽出孔を備えている。同抽出孔には、抽出管路12の先端が連結されている。
第2貯留タンク10bは、第1貯留タンク10aとは左右対称の類似構造のもので、タンク本体14の左側壁部に、第1貯留装置10aのケース本体11が有する供給孔11aおよび流出孔11bに相当する供給孔および流出孔を備えている。当該供給孔は、電解生成アルカリ性水をタンク本体14内に供給すべく機能するもので、切替弁42の第2流出ポート42bに連結されている図示しない供給パイプが連結される。また、当該流出孔は、タンク本体14内の余剰の電解生成アルカリ性水を流出すべく機能するもので、当該流出孔には、図1に示すオーバフローパイプ17が連結されている。オーバフローパイプ17は、中和処理装置20が有する後述する排水パイプに連結されている。
中和処理装置20は、図2、図3および図5に示すように、側面が略長八角形の所定幅の箱状のケース本体21と、ケース本体21の後側壁部の下方の部位を貫通してケース本体21内に延びる導入パイプ22と、ケース本体21の後側壁部の中央部位に取付けられて後方へ延びる排水パイプ23と、ケース本体21の上方後部の肩部に配設した連結機構部20aを備えている。連結機構部20aは、第1貯留タンク10aから中和処理装置20へのオーバフロー流路を形成すべく機能するとともに、第1貯留タンク10a内で発生する上方空間部に滞留するガスの塩素成分除去装置30への導入路を形成するべく機能するとともに、オーバフロー流路に形成された後述するガス滞留部で発生するガスの塩素成分除去装置30への導入路を形成するべく機能する。
当該連結機構部20aは、長方形状で密閉状のケース24と、ケース24の底壁部の略中央部位を貫通する連通パイプ25と、ケース24の上壁部の前側部位を貫通する連結具26と、ケース24の底壁部の後側部位を貫通する連結パイプ27によって構成されている。連結具26は、横方向に延びる第1連結管部26aと、第1連結管部26aの長手方向の中央部位から下方に延びてケース24内の上方部に臨む第2連結管部26bと、第1連結管部26aから後方へ延びる第3連結管部26cを備えている。
当該連結機構部20aにおいては、第1連結管部26aはその開口部である一端側にて、第1貯留タンク10aの流出孔11bに直接連結され、第3連結管部26cにて、塩素成分除去装置30に連結する後述するガス導入パイプ33に連結されている。また、当該連結機構部20aにおいては、ケース24の底壁部の後側部位に位置する連結パイプ27に、導入パイプ22の上端部が連結している。
これにより、当該連結機構部20aは導入パイプ22とともに、第1貯留タンク10aの流出孔11bから流出する余剰の電解生成酸性水を中和処理装置20内に導入するオーバフロー流路を形成する。当該オーバフロー流路においては、ケース24は電解生成酸性水を一旦滞留させる液体滞留部Rとして機能するととともに、滞留する電解生成酸性水から揮発するガスのガス滞留部Rとしても機能する。液体滞留部Rに導入されて一旦滞留した電解生成酸性水は、液面が所定の高さに達すると、連結パイプ27および導入パイプ22を通して中和処理装置20のケース本体21内に導入される。また、液体滞留部Rを兼用するガス滞留部Rでは、滞留する電解生成酸性水から揮発成分が蒸発してガスとして滞留する。当該ガス滞留部Rは、余剰の電解生成酸性水が流入していないときには、連結具26およびガス導入パイプ33を通して塩素成分除去装置30に連通している。
当該中和処理装置20におけるケース本体21は、合成樹脂を材料として成形されている半透明のものであり、前側壁部における上方傾斜部には供給口21aを備え、かつ、前壁部における中央垂直部には上下一対の突条の目盛り21b,21cを備えている。供給口21aは受け口状を呈していて、取外し可能なキャップ28にて覆蓋されている。中和剤は、キャップ28を取外した状態の供給口21aからケース本体21内に投入される。ケース本体21が内蔵する中和剤は、ケース本体21が半透明であることから外部から目視可能であり、上方の目盛り21bを基準に内蔵している中和剤の上限位置を確認し、かつ、下方の目盛り21cを基準に内蔵している中和剤の下限位置を確認することができる。当該中和処理装置20においては、中和剤として、炭酸カルシウムを主成分とする寒水石が採用される。中和剤は、中和処理中に漸次消費されて下限位置に達する。作業者は中和剤の下限位置を確認して、中和剤を供給口21aを通してケース本体21内に投入して、上限位置に達するまで補充する。
塩素成分除去装置30は、図2、図3および図6に示すように、長方形状の所定幅で所定厚みの箱状を呈するもので、ケース本体31と、ケース本体31内に収納されている塩素成分除去剤32により構成されている。ケース本体31は、後側の固定側ケース31aと前側の可動側ケース31bとに分割されている。可動側ケース31bは、固定側ケース31aの前側開口部に取外し可能に嵌合されるもので、固定側ケース31aには、その前側開口部から塩素成分除去剤32が抜き差し可能に挿入される。
固定側ケース31aには、その下面側の後部に、接続孔31cが設けられている。接続孔31cは、固定側ケース31a内における塩素成分剤32の後側空間部に開口している。また、ケース本体31の一側の前方の部位には、ケース本体31内に開口する排気口31dが設けられている。また、固定側ケース31aには、その下面の前側の部位にL字状の係合片31eが形成されており、かつ、その後端面には板状の係合片31fが形成されている。
塩素成分除去装置30で採用されている塩素成分除去剤32は、活性炭の粉末を成形材料として成形してなる多積層のダンボール状のもので、無数の通気路を有する多孔質の活性炭構造体である。当該塩素成分除去剤32は、塩素成分を含有するガスが透過する際、当該ガスが含有する塩素成分を吸着して除去すべく機能する。
塩素成分除去装置30は、第1貯留タンク10aおよび第2貯留タンク10b間に配置されている中和処理装置20の上方にて配置されているが、配置するに際しては、接続孔31cを、各ガス導入パイプ33を介して中和処理装置20の連結機構部20aにおける第3連結管部26cに連結する。その後、固定側ケース31aの係合片31fをカバー41の前側フランジ部に差込み、かつ、固定側ケース31aの係合片31eを連結機構部20aに設けた係合片26dに係合して、中和処理装置20上に載置する。これにより、塩素成分除去装置30は、第1貯留タンク10aおよび第2貯留タンク10b間にて中和処理装置20の上方に配置される。
当該塩素成分除去装置30においては、塩素成分除去剤32として活性炭の構造体を使用して、活性炭の吸着作用によりガス中の塩素成分を除去するものである。塩素成分除去剤32における塩素成分の吸着能は、使用により漸次低下するものであり、このため、塩素成分除去剤32を定期的に交換する必要がある。当該塩素成分除去装置30においては、上記した配置状態では、固定側ケース31aに対して脱着可能な可動側ケース31bを固定側ケース31aから容易に取外すことができ、これにより、塩素成分除去剤32を容易に交換することができる。
このように構成した電解生成水の貯留装置Aにおいては、第1貯留タンク10a内の上方空間部に滞留する空気、塩素成分、およびその他の成分が混在するガスを、オーバフロー流路を形成する連結機構部20aを通して塩素成分除去装置30に導入し、塩素成分除去剤32を透過して、当該塩素成分除去装置30から外気へ放出することができる。この間、導入されたガスが含有する塩素成分は塩素成分除去剤32によって吸着除去される。このため、当該貯留装置Aによれば、塩素成分の大気中への放出を確実に防止することができて、塩素成分の大気中への放出に起因する周囲の環境に及ぼす影響を確実に防止することができる。
また、当該貯留装置Aにおいては、第1貯留タンク10a内の余剰の電解生成酸性水をオーバフロー流路を介して中和処理装置20内に導入する際、オーバフロー流路の途中に設けたガス滞留部Rにて、導入途中の電解生成酸性水が含有する揮発成分をガスとして滞留させることができ、かつ、ガス滞留部Rに滞留しているガスをオーバフロー流路を形成する連結機構部20aを通して塩素成分除去装置30に導入し、塩素成分除去剤32を透過して、当該塩素成分除去装置30から外気へ放出することができる。この間、導入されたガスが含有する塩素成分は塩素成分除去剤32によって吸着除去される。
当該塩素成分の除去手段を採れば、導入途中の電解生成酸性水が含有する塩素成分を十分に除去することができて、中和処理装置20内での電解生成酸性水からの塩素成分の発生を皆無に近い状態に大きく抑制することができる。このため、中和処理装置20から排出させる排気中の塩素成分量を、含有を許容される極めて微量に抑えることができる。
このような機能を有する当該貯留装置Aにおいては、塩素成分除去装置30を第1貯留タンク10aと第2貯留タンク10b間の下方部に配置されている中和処理装置20の上方側空間部に配置しているものである。当該空間部は、塩素成分除去装置を有しない当該形式の既存の貯留装置においては無用の空間部であって、当該空間部に塩素成分除去装置30を配置しても、当該形式の既存の貯留装置に比較しても、実質的には変わらないコンパクトに構成することができる。このため、塩素成分除去装置30を第1貯留タンク10a側および中和処理装置30側に連通させる連結構造を、連結機構部20aを使用した簡単かつ小型の構成とすることができる。この結果、中和処理装置20および塩素成分除去装置30を一対の貯留タンク10a,10bに一体化してなる当該貯留装置Aをコンパクトに構成することができる。
当該貯留装置Aにおいては、塩素成分除去装置30を配置した第1の目的は、第1貯留タンク10a内で揮発する塩素成分の除去にあるが、第2の目的は、中和処理装置20内での電解生成酸性水に起因する塩素成分の揮発を皆無またはこれに近い状態として、中和処理装置20から排出される排気が含有する塩素成分の量を許容値以下に抑えることにある。当該貯留装置Aにおいては、第1貯留タンク10a内の余剰の電解生成酸性水を中和処理装置20内に導入すべく機能するオーバフロー流路の途中にガス滞留部Rを設けて、当該ガス滞留部Rを塩素成分除去装置30に連通させる手段を採っている。
これにより、中和処理装置20内に導入途中の電解生成酸性水から塩素成分をガス滞留部Rで揮発させて、電解生成酸性水が含有する塩素成分を十分に除去することができて、中和処理装置20内に導入された電解生成酸性水からの塩素成分の揮発を十分に抑制することができるものである。当該貯留装置Aにおいては、当該塩素成分の除去手段を、オーバフロー流路を形成する連結機構部20aのケース24内にガス滞留部Rを形成することにより構成しているが、ガス滞留部Rを形成する手段としては、例えば、連結機構部20aの第3連結管部26cを第1連結管部26aから上方に延出する分岐管部に形成し、当該分岐管部をガス滞留部として、当該ガス滞留部を塩素成分除去装置30に連通させるようににする。この場合には、ケース24内にガス滞留部Rは、電解生成酸性水が滞留する液体滞留部としてだけ機能させるようにすることができる。
本発明の一実施形態に係る貯留装置の概略的構成図である。 同貯留装置を前側からみた斜視図である。 同貯留装置を左右の中央部で縦断した状態の一側からみた斜視図である。 同貯留装置を構成する第1貯留タンクの一側からみた斜視図である。 同貯留装置を構成する中和処理装置の一側からみた斜視図である。 同貯留装置を構成する塩素成分除去装置の一側下方からみた斜視図である。
符号の説明
A…貯留装置、B…電解水生成装置、b1…電解槽、b2…チェンジバルブ、C…シンクの下方空間部、10a…第1貯留タンク、10b…第2貯留タンク、11…タンク本体、11a…供給孔、11b…流出孔、11c…ドレン孔、12…抽出管路、13…供給ポンプ、14…タンク本体、15…抽出管路、16…供給ポンプ、17…オーバフローパイプ、20…中和処理装置、20a…連結機構部、21…ケース本体、21a…供給口、21b,21c…目盛り、22…導入パイプ、23…排水パイプ、24…ケース、25…連通パイプ、26…連結具、26a…第1連結管部、26b…第2連結管部、26c…第3連結管部、27…連結パイプ、28…キャップ、30…塩素成分除去装置、31…ケース本体、31a…固定側ケース、31b…可動側ケース、31c…接続孔、31d…排気口、31e,31f…係合片、32…塩素成分除去剤、33…ガス導入パイプ、41…カバー、42…切替弁、43…供給パイプ。

Claims (4)

  1. 電解生成酸性水の流入口および流出口を有する貯留タンクと、同貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水をオーバフロー流路を通して導入して中和処理する中和剤を内蔵する中和処理装置と、前記貯留タンク内の上方空間部に連通し同上方空間部に滞留する塩素成分を含有するガスを導入して塩素成分を除去する塩素成分除去剤を内蔵する塩素除去装置を備え、前記貯留タンクに貯留されている電解生成酸性水を所定の場所に供給可能に構成してなる電解生成水の貯留装置であり、前記中和処理装置は前記貯留タンクの左右の一側における下方側に並列配置され、かつ、前記塩素除去装置は前記中和処理装置の上方側にて前記貯留タンクの左右の一側に並列配置されていて、前記塩素除去装置は、前記貯留タンク内の上方空間部に連通するとともに、前記オーバフロー流路に設けたガス滞留部に連通していることを特徴とする電解生成水の貯留装置。
  2. 電解生成酸性水の流入口および流出口を有する第1の貯留タンクと、電解生成アルカリ性水の流入口および流出口を有する第2の貯留タンクと、前記第1の貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水をオーバフロー流路を通して導入して中和処理する中和剤を内蔵する中和処理装置と、前記第1の貯留タンク内の上方空間部に連通し同上方空間部に滞留する塩素成分を含有するガスを導入して塩素成分を除去する塩素成分除去剤を内蔵する塩素除去装置を備え、前記第1の貯留タンクに貯留されている電解生成酸性水、および、前記第2の貯留タンクに貯留されている電解生成アルカリ性水をそれぞれ所定の場所に供給可能に構成してなる電解生成水の貯留装置であり、前記両貯留タンクは所定間隔を保持して互いに左右に並列配置され、前記中和処理装置はこれら両貯留タンク間における下方側に配置され、かつ、前記塩素除去装置はこれら両貯留タンク間にて前記中和処理装置の上方側に配置されていて、同塩素除去装置は、少なくとも前記第1の貯留タンク内の上方空間部に連通するとともに、前記オーバフロー流路に設けたガス滞留部に連通していることを特徴とする電解生成水の貯留装置。
  3. 請求項1または2に記載の貯留装置において、前記オーバフロー流路は、前記第1の貯留タンクに連結されて同貯留タンク内の余剰の電解生成酸性水を導出する導出管路と、前記中和処理装置に連結されて余剰の電解生成酸性水を導入する導入管路と、これらの導出管路および導入管路を空間部を介して互いに連結して同空間部をガス滞留部に形成する箱状連結部材を備え、前記塩素成分除去装置は前記箱状連結部材に連通していることを特徴とする電解生成水の貯留装置。
  4. 請求項1または2に記載の貯留装置において、前記オーバフロー流路は、前記第1の貯留タンクから流出する余剰の電解生成酸性水を前記中和処理装置に導入する導入管路と、前記導入管路の途中から分岐し同導入管路より上方位置に延びて内部をガス滞留部に形成する分岐管部を備え、前記塩素成分除去装置は前記分岐管部に連通していることを特徴とする電解生成水の貯留装置。
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