JP2005053657A - 線状材料巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 ボビンへの線状材料の巻回において、第2段目に段上がりする際線状材料の修正に多大な手間がかかるのを防止し、且つ、ボビンの鍔との隙間を確実に所定の隙間に設定できる線状材料巻取装置を提供する。
【構成】 ボビン50の軸54に直交する方向とトラバーサ12より送り出される線状材料Wの方向とが成す角度である巻取入線角度を検出する入線角度検出手段を設ける。入線角度検出手段が検出する巻取入線角度に基づいてトラバーサ12の移動を制御する制御手段(制御装置44)を設ける。ボビン50の軸54表面に当該軸54方向に渡って設けられ、等間隔の突起66を有するガイド部材62を設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、線状材料が巻回されるボビンの軸方向に往復移動可能なトラバーサを備え、このトラバーサにより線状材料を案内し、当該線状材料をボビンに複数段整列して巻き取る線状材料巻取装置に関するものである。
従来よりこの種線状材料巻取装置は、トラバーサより送り出される線状材料がボビンの軸に巻回される角度である巻取入線角度を入線角度検出手段にて検出し、その検出した入線角度に基づいて制御手段がトラバーサの移動を制御している。この制御手段のトラバーサの制御によって線状材料をボビンに複数段整列に巻回していた。
上記の線状材料巻取装置により線状材料Wを整列巻き取りをしようとする場合には、ボビン50の回転によって線状材料Wの巻き始め位置STの少許手前から次のレーンに移るレーンチェンジLCが行われる(図17)。そして、次の段の巻き取りに際しては線状材料Wはボビン50の1回転の殆ど全周部分で下段の線状材料W間の溝(以降溝を谷部VAと称する。)を案内レーンとして案内レーンに案内されながら上段が巻回され、下段のレーンチェンジLC近傍で隣の案内レーン(谷部VA)に移るレーンチェンジLCが行われた後、案内レーンに案内されこれが繰り返されてボビン50の軸54に整列巻き取りされていた。尚、52はボビン50の両端に設けられている鍔、MUは線状材料Wの山部である。
しかし、1段目に巻回した線状材料Wは下段に相当する部分がボビン50の軸54であるため、線状材料Wと線状材料Wとの谷部VAで形成される案内レーンは形成されず1段目は線状材料Wの整列巻き取りができない。また、案内レーンが形成されない1段目では、ボビン50の両端に設けられた鍔52と鍔52の間隔が線状材料Wの一段分の巻回寸法、即ち、鍔52から鍔52までの寸法は、ボビン50の製造上のばら付き或いは線状材料Wの線径のばらつき等により線状材料Wの線径寸法の積算と必ずしも合致せず、段上がり位置がレーンチェンジLC範囲からずれてしまう。
係るボビン50の鍔52と線状材料Wとの隙間が0mmの場合は段上がり位置は一見良い様に思われるが、段上がりがトラバースの戻り方向になるため案内レーンの飛び越しが発生しやすくなる。また、次の巻回のレーンチェンジLCに際し当該巻回の段上がりと位置が重なり山部MUに乗り上げてしまうトラブルが発生し易く、2段目以降の整列巻きができない(図18)。
ここで、線状材料Wが整列巻き取りされた状態では1段目の谷部VAに2段目の線状材料Wが巻回されることになるので、1段目の線状材料Wに対して2段目の線状材料Wは1/2線径方向にずれることになる。即ち、段上がりする際ボビン50の鍔52と線状材料Wとの隙間は、図19に示す如きボビン50の鍔52と線状材料Wとの隙間を線状材料Wの線径の1/2にすれば良いことになる。
そこで、線状材料Wをボビン50に整列巻きする場合は、第1段の巻き取りが終了する直前に作業者が擬似的にではあるものの、各段が略同一のレーンチェンジLC内でレーンチェンジLCが行われる良好な巻き取り状態に近づくよう線状材料Wの位置を修正していた(図20)。尚、図20は線状材料Wと線状材料Wとに隙間を設けて線状材料Wと鍔52との隙間を線状材料Wの線径の1/2になるように調整した図である。即ち、線状材料Wの線間に手作業で補助して巻き取り位置を修正したり、第1段目の巻き取り終了から第2段目に段上がりする際、線状材料巻取装置を停止して工具を線状材料W間に押し込んだりハンマー等で線状材料Wを叩いたりして、線状材料Wと鍔52との隙間を線状材料Wの線径の1/2になるように修正していた。
一方、予めボビンの軸に線状材料を案するための図示しない溝をボビンの軸に設けて1段目の巻き取りを整列巻き取りできるようにしているものもある(特許文献1)。該ボビンは、予めボビンの軸に案内溝を加工した後ボビンの両端に鍔を固定していた。この溝を設けたボビンは、通い箱のように何回も繰り返して同一ボビンを使用する場合、或いは、簡易エレベータのように線状材料の巻き取り、巻き戻しを繰り返し行う場合に特に有効であった。
特公昭54−10341号公報
しかしながら、前者の線状材料巻取装置は段上がりを好適に行い2段目以降の整列巻き取りを良好に実現するため、線状材料の線間を手作業で修正していた。また、第1段目の巻き取り終了から第2段目に段上がりする際、線状材料巻取装置を停止して工具を線状材料間に押し込んだりハンマー等で線状材料を叩いたりして、線状材料と鍔との隙間を修正していた。このため、線状材料が傷付いて線状材料の品質を損ねてしまう問題があった。また、線状材料が傷付くと特に安全に直結する吊り下げ用途目的のワイヤーロープなどの線状材料では切断してしまうなどの危険性が発生する大きな問題もあった。
また、後者の溝を設けたボビンを何回も繰り返して使用することのない使い切りのボビンに用いた場合、ボビンの軸に案内溝を加工している費用が線状材料のコストを圧迫してしまう。また、予めボビンの軸に案内溝を加工した後ボビンの両端に鍔を固定しているため、鍔間のボビン寸法のばらつきや線状材料の線径のばらつき等により1段目の巻き終わりで段上がり位置がレーンチェンジ範囲からずれてしまう不都合があった。この不都合を防止するにはボビンの鍔と鍔の間隔を正確に測定し、更に線状材料の線径を測定し、それらの数値からボビン1回転あたりの所要送り量を計算し、更にボビン上での巻き始め位置の回転角を測定し、その回転角付近でレーンチェンジするように強制的に補正してトラバースさせる制御を行う必要があった。しかしこの装置は複雑な機構を有し、さらには巻き取りの線状材料とボビンとの接触点の極く近傍に機構が配置されているため運用に多大な煩雑さが伴う問題があった。
即ち、本発明の線状材料巻取装置は、線状材料が巻回されるボビンの軸方向に往復移動可能なトラバーサを備え、該トラバーサにより線状材料を案内し、当該線状材料をボビンに複数段整列して巻き取るものであって、ボビンの軸に直交する方向とトラバーサより送り出される線状材料の方向とが成す角度である巻取入線角度を検出する入線角度検出手段と、該入線角度検出手段が検出する巻取入線角度に基づいてトラバーサの移動を制御する制御手段と、ボビンの軸表面に当該軸方向に渡って設けられ、等間隔の突起を有するガイド部材とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明の線状材料巻取装置は、上記に加えて、ガイド部材の突起間の中央に目印を設けたことを特徴とする。
また、請求項3の発明の線状材料巻取装置は、請求項2において、目印は切り込みであることを特徴とする。
更に、請求項4の発明の線状材料巻取装置は、請求項1、請求項2又は請求項3において、制御手段は線状材料の巻取入線角度が零度となるように制御することを特徴とする。
以上詳述した如く本発明によれば、線状材料巻取装置は、線状材料が巻回されるボビンの軸方向に往復移動可能なトラバーサを備え、該トラバーサにより線状材料を案内し、当該線状材料をボビンに複数段整列して巻き取るものであって、ボビンの軸に直交する方向とトラバーサより送り出される線状材料の方向とが成す角度である巻取入線角度を検出する入線角度検出手段と、該入線角度検出手段が検出する巻取入線角度に基づいてトラバーサの移動を制御する制御手段と、ボビンの軸表面に当該軸方向に渡って設けられ、等間隔の突起を有するガイド部材とを備えたので、例えばボビンに巻回する1段目の線状材料の巻き取りを等間隔で巻回することができると共に1段目から2段目に段上がりするときボビンの鍔と線状材料の隙間を一定に巻回することができる。これにより、ボビンに1段目の線状材料を巻回する際人手をかけることなく線状材料を巻回することができる。従って、ボビンへの線状材料の巻回を巻き始めから巻き終わりまで人手をかけることなく自動的に巻回することができ、線状材料巻取装置の利便性を大幅に向上することができるようになるものである。
また、請求項2の発明によれば、上記に加えて、ガイド部材の突起間の中央に目印を設けたので、例えば目印を請求項2の如き、切り込みとすることにより、目印からずれることなく切り込み部分からガイド部材を切断することができる。これにより、突起と突起の中央からガイド部材を確実に切断することが可能となる。従って、突起と1段目から2段目に段上がりするときボビンの鍔との隙間を確実に所定の隙間に設定することができるので、段上がりの際線状材料がずれることなく、線状材料を極めて綺麗に整然とボビンに巻き取ることができるようになるものである。
更に、請求項4の発明によれば、請求項1、請求項2又は請求項3において、制御手段は線状材料の巻取入線角度が零度となるように制御するので、線状材料をボビンへ巻き取るとき線状材料が左右へずれる負荷を少なくすることが可能となる。これにより、突起が変形してしまうのを防止することができるので強度の弱いガイド部材を使用することが可能となる。従って、ガイド部材を例えば薄い鉄板、或いは、構成樹脂などで製造することができ、ガイド部材のコストを大幅に低減させることができるようになるものである。
本発明は、ボビンへの線状材料の巻回において、第2段目に段上がりする際線状材料の修正に多大な手間がかかってしまうのを防止するため、ボビンの鍔との隙間を確実に所定の隙間に設定できることを特徴とする。ボビンの軸表面に当該軸方向に渡って等間隔の突起を有するガイド部材を備え、且つ、制御手段は線状材料の巻取入線角度が零度となるように制御することにより実現した。
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の線状材料巻取装置10の概念図、図2は本発明の線状材料巻取装置10の側面図、図3は本発明の線状材料巻取装置10の拡大図、図4は本発明の線状材料巻取装置10の要部の拡大側面図、図5は本発明の線状材料巻取装置10のボビン50に設けたガイド部材62の斜視図をそれぞれ示している。尚、各図において図17乃至図20と同一符号で示すものは同一とする。
線状材料巻取装置10は、電線、ワイヤ、ケーブル等の線状材料Wをボビン50に巻き取るためのもので、線状材料Wをボビン50の所定位置に案内するトラバーサ12を備えている。該トラバーサ12は、ベース板14とスライドテーブル20と案内アーム32と制御装置44(本発明の制御手段に相当)とから構成されている。ベース板14は縦長略矩形状を呈しており、上面一側にはサーボモータ16が図示しないボルトなどによって固定されている。
サーボモータ16の回転軸(図示せず)にはカップリング18Aを介してベース板14の長手方向に延在すると共に螺旋状に雄ネジが設けられたボールネジ18が固定されている。このボールネジ18の両端はベース板14に固定された図示しないボールネジ受けに回動自在に保持されている。
また、ボビン50は、円筒形の軸54とこの軸54の両端に設けられた一対の鍔52とから構成されており、ボビン50はトラバーサ12と所定間隔を存して設けられている。また、56はスピンドルモータでこのスピンドルモータ56の回転軸56Aでボビン50を回転して線状材料Wをボビン50に巻き取る。尚、ボールネジ18は後述するスライドテーブル20に固定された雌ネジにて保持できれば、ボールネジ受けは使用しなくても差し支えない。
また、スライドテーブル20はベース板14の上面に載置された状態で、ベース板14の長手方向一側から他側間を摺動自在に当該ベース板14に保持されると共に、スライドテーブル20には図示しない雌ネジが固定され、この雌ネジに前記ボールネジ18が螺装される。即ち、ボールネジ18とスライドテーブル20とが螺装されることにより、スライドテーブル20はサーボモータ16の回動によるボールネジ18の回動によってベース板14の一側から他側間を往復移動可能に構成されている。
該スライドテーブル20には、回動自在な回動軸30が設けられており、この回動軸30はボビン50の離間側に位置して立設されている。回動軸30の上端には線状材料Wを送り出す縦長略矩形状の案内アーム32が固定されており、この案内アーム32は、ボビン50の方向に所定距離延在している(図2、図3)。
案内アーム32は、線状材料Wがボビン50に巻き取られるときの荷重に対して変形や振れのない剛性を有しており、回動軸30を軸にしてボビン50の軸54と平行な平面上で回動自在に構成されている。尚、図2ではサーボモータ16及びボールネジ18を図示していない。また、回動軸30とスライドテーブル20及び案内アーム32は図示しないボールベアリングを介して保持されており、このボールベアリングによって案内アーム32は回動軸30を中心に円滑に回動できるように構成されている。
案内アーム32の長手方向両端には一対の滑車(送出側滑車36と供給側滑車38)がそれぞれ回動自在に設けられており、これらの送出側滑車36と供給側滑車38はボビン50と同一方向に回動する。そして、送出側滑車36はボビン50側に設けられ、供給側滑車38はボビン50の離間側に設けられている。両送出側滑車36と供給側滑車38はスライドテーブル20に立設された滑車支持板36A及び滑車支持板38Aにそれぞれ回動自在に保持されている。
送出側滑車36と供給側滑車38には、線状材料Wが挿入されるV字状の案内溝40(送出側滑車36は図示せず)が設けられている(図4)。尚、40A(図中2点鎖線)は線状材料Wが挿入された際に線状材料Wが案内溝40と接触する接線、40B(図中点線)は溝底部である。そして、図示しない線状材料製造機で製造された線状材料Wは、供給側滑車38の案内溝40から送出側滑車36の案内溝を経てボビン50の軸54に巻き取られる。
そして、線状材料製造機から送出された線状材料Wが供給側滑車38の案内溝40の接線40Aと接触し始めた箇所となる接点42は、回動軸30中心の延長線上に位置している。この接点42(回動軸30)を中心にして案内アーム32は回動自在に構成しているので、送出側滑車36側が僅か動いた場合でもその動いた方向に案内アーム32は接点42(回動軸30)を中心に円滑に回動できるように構成されている。即ち、トラバーサ12にて線状材料Wをボビン50に供給する際、案内アーム32が回動する支点を回動軸30の中心に設定している。
一方、前記スライドテーブル20には角度検出センサ60が設けられており、この角度検出センサ60は制御装置44に接続されている。該角度検出センサ60は、当該角度検出センサ60から案内アーム32までの距離を計測しそのデータを制御装置44に送信する。そして、制御装置44は角度検出センサ60からの距離データに基づいて、回動軸30に対する案内アーム32の角度を算出(本発明の入線角度検出手段に相当)し、線状材料Wがボビン50に巻き取られるときの案内アーム32の回動角度(線状材料Wの巻取入線角度)を検出する。即ち、角度検出センサ60により案内アーム32の位置を検出することで、その検出データを基に制御装置44で演算すれば現在巻き取っている線状材料Wの角度を算出することができる。
また、ボビン50の軸54にはガイド部材62が取り付けられる。このガイド部材62はボビン50の軸54に巻回する線状材料Wを等間隔で巻回するもので本体64を鉄、真鍮、ステンレス、アルミなどの薄い金属板、或いは、合成樹脂板などにて構成されている(図5)。該ガイド部材62の本体64は所定幅の帯状、詳しくは後述する突起66より僅か幅広でボビン50軸54の鍔52から鍔52までの長さ寸法より長い帯状に形成されている。
このガイド部材62の一面側に突起66が所定寸法突出して設けられている。突起66はガイド部材62の幅方向略中心に設けられると共に、ガイド部材62の延在方向に所定の間隔で複数設けられている。即ち、ボビン50の軸54表面に、軸54の延在方向に渡って略等間隔に突起66が設けられている。突起66は先端が尖った円錐形状(側面三角形)を呈しており、この突起66は本体64がプレスされて突出形成される(図6、図7)。尚、金属板の本体64をプレスして突起66を形成する技術については、従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略する。また、ガイド部材62の本体64が合成樹脂の場合は成形金型に突起66が彫り込まれ成形される。
各突起66の中心と突起66の中心の幅寸法は線状材料Wの線径に対して1%〜3%、好ましくは2%幅広に設けられている。該突起66は、線状材料Wがボビン50の軸54方向へ移動するのを規制し、ボビン50の所定位置に線状材料Wを巻回できるように位置決めする。突起66は、一対の突起66、66で線状材料Wがボビン50の軸54方向への移動を規制しているとき、両突起66、66に接触する円錐形状を呈している。この時、線状材料Wがボビン50の軸54方向への移動を規制できれば線状材料Wはガイド部材62の本体64に接触しても、僅か浮いて本体64より離間していても差し支えない。
これによって、隣接する一対の突起66、66にて線状材料Wがボビン50の軸54方向へ移動しないように規制すると共に、隣接する線状材料Wと線状材料Wとに線状材料Wの線径の1%〜3%隙間ができるように構成している。即ち、各突起66の中心と突起66の中心の幅寸法を線状材料Wの線径に対して1%〜3%、好ましくは2%幅広にすることで、線状材料Wの多種類の線径に対してガイド部材62を対応させることができる。
また、ガイド部材62の本体64には目印68が設けられている(図8)。この目印68は、ガイド部材62の本体64に設けた各突起66間の中央に設けている。目印68は各突起66間に線を印刷しても良いが、実施例では本体64の両側に切り込み68Aを設けている。即ち、本体64の両側に切り込み68Aを設け、この部分を折り曲げることにより各突起66間の中央で切断できるように構成している。
即ち、本体64両側に設けた切り込み68A部分は他の切り込み68Aの無い部分より強度が弱くなるので、その切り込み68A部分を折り曲げることにより突起66間の中央(目印68)から本体64を切断できるように構成している。尚、ガイド部材62の本体64と突起66とを別々に設け、本体64に突起66を接着、溶着、ビス止めなどで固定しても差し支えない。また、図5では目印68を図示していない。
また、目印68は、切り込み68Aの代わりに本体64面(表面側、裏面側のどちらでも良い)を板厚方向に切り込んだ切り込み68Bを設けてもよい(図9)。この場合も、切り込み68Bを折り曲げることにより各突起66間の中央で本体64を切断できる。即ち、本体64両側に設けた切り込み68B部分は他の切り込み68Bの無い部分より強度が弱くなるので、その切り込み68B部分を折り曲げることにより突起66間の中央(目印68)から本体64を切断できる。尚、ガイド部材62は、ボビン50軸54の鍔52から鍔52までの長さ寸法より僅か長い寸法に構成してもよい。この場合、ガイド部材62を切断する必要がなくなるので目印68を設けなくても済み、ガイド部材62を鍔52から鍔52までの長さに合わせて切断しなくてもよい。これにより、ガイド部材62取り付け時の作業性を向上することができる。
また、突起66は上面円錐形状に限らず他の形状でも良い。この場合図10、図11に示す如き本体64の幅方向に上面楕円形に突起66を形成している。この上面楕円形の突起66は側面を前記円錐形状の突起66同様に三角形に形成している。即ち、この突起66は算盤珠の半分の形状に類似した形状を呈している。また、他の形状の突起66を図12、図13に示している。この場合、突起66は本体64の幅方向に上面縦長略矩形状に形成している。この上面縦長略矩形状の突起66は側面を前記円錐形状の突起66同様に三角形に形成している。該突起66は三角柱を所定の寸法に切断し、一面を本体64面に固定した形状を呈している。このような上面楕円形の突起66或いは上面縦長略矩形状の突起66においても、上面円錐形状の突起66同様各突起66、66間で線状材料Wがボビン50の軸54方向へ移動を規制することができる。
そして、所定の長さのガイド部材62をボビン50の軸54に固定することになるが、ガイド部材62の本体64裏面(突起66が突出していない面)には図示しない両面接着剤が設けられている。この両面接着剤によってボビン50軸54の延在方向に渡ってガイド部材62の本体64に接着する。この場合、従来例で述べた如き線状材料Wが段上がりする部分のボビン50の鍔52と線状材料Wとの隙間は線状材料Wの線径の1/2にすれば良いので、突起66と突起66間の中心に設けた目印68を鍔52に当接させることにより、突起66、66間に規制した線状材料Wと鍔52との隙間は線径の1/2の寸法にできる。
詳しくは、まず最初にボビン50軸54の一側に線状材料Wを一回転巻回する。そして、ガイド部材62の一側の突起66を線状材料Wに当接させ、他側の目印68がボビン50軸54の他側の鍔52に丁度当接する場合はその目印68からガイド部材62を切断する。また、他側の目印68がボビン50軸54の他側の鍔52に当接しない場合は、鍔52の外側の目印68からガイド部材62を切断する。そして、ガイド部材62の一側の突起66を線状材料Wに当接させた状態で、ガイド部材62を斜めにして目印68を鍔52に当接させる(図14)。
この場合、ボビン50軸54にガイド部材62が斜め貼り付けられた場合、ボビン50軸54の直交方向の各突起66の中心と突起66の中心の幅寸法は微少に狭くなるが、各突起66の中心と突起66の中心の幅寸法を線状材料Wの線径に対して1%〜3%、好ましくは2%幅広にしているので、各突起66、66間に線状材料Wを挿入することができる。また、突起66を側面から見て三角形に形成しているので、各突起66、66間で線状材料Wを規制できれば多種類の線径の線状材料Wを使用することができる。
これにより、ボビン50軸54の一側の鍔52から他側の鍔52までの間を等間隔で分割することができるので、線状材料Wをボビン50の軸54に等間隔で巻回することができ(図15)、然も、線状材料Wが段上がりする部分のボビン50の鍔52と線状材料Wとの隙間を線状材料Wの線径の1/2にすることができるので、段上がりで巻き乱れなく整列巻きを行うことができる。
他方、ボビン50に巻き取る線状材料Wの巻取入線角度を図16を用いて説明する。尚、線状材料Wは前述した如き案内アーム32に設けられた送出側滑車36と供給側滑車38に設けられた案内溝40に案内されてボビン50に巻き取られる。この時、案内アーム32に設けられた送出側滑車36は、ボビン50に巻き取られる線状材料Wの張力により供給側滑車38とボビン50に巻き取られる線状材料Wとの直線上に位置する。本発明では後述するガイド部材62に設けた突起64と突起64の中間に線状材料Wを位置させるため、ボビン50に巻き取られるときの巻取入線角度が零度になるように線状材料Wをトラバースする。
線状材料Wの巻取入線角度の検出は、まず、ボビン50に巻き取られボビン50の軸54と直交方向に延在する線状材料Wと、案内アーム32に設けられた送出側滑車36が線状材料Wの張力により線状材料Wの直線上に位置したときの案内アーム32(線状材料W)の角度を第1巻取角(図中点線X1)とする。また、現在ボビン50に巻き取っている線状材料Wが、案内アーム32に設けられた送出側滑車36が線状材料Wの張力により線状材料Wの直線上に位置したときの案内アーム32(線状材料W)の角度を第2巻取角(図中点線X2)とすると、第1巻取角X1と第2巻取角X2が離間している場合は第1巻取角X1と第2巻取角X2間に寸法差が発生する(図中矢印範囲)。
ボビン50に巻き取っている線状材料Wが第2巻取角X2の状態では、案内アーム32は回動軸30を中心に供給側滑車38によって第2巻取角X2の方向に揺動する。この案内アーム32の位置を角度検出センサ60にて検出し制御装置44にて演算することにより、そのときの線状材料Wの生成する角度、即ちボビン50へ巻き取る線状材料Wの巻取入線角度を検出することができる。尚、第1巻取角X1を基準に第2巻取角X2と反対側に線状材料Wが巻き取られるときも同様に線状材料Wの巻取入線角度を検出することができる。
そして、制御装置44はトラバーサ12より送り出される線状材料Wの方向が、ボビン50の軸54に直交する方向に位置している場合、線状材料Wの巻取入線角度(案内アーム32の回動軸30の角度)が零度となる。即ち、巻取入線角度が零度でない場合、角度検出センサ60が検出した巻取入線角度に応じて制御装置44はトラバーサ12を制御し、ボビン50の軸54に直交する方向にトラバーサ12(案内アーム32の回動軸30の位置)を制御する。これにより、ボビン50に巻き取られる線状材料Wは、ボビン50軸54の直交方向に常に零度で巻き取ることができる。これにより、レーンチェンジLC以外の箇所では突起66、66間に規制された位置でボビン50軸54に線状材料Wを巻回することができる。
即ち、隣接する線状材料Wと線状材料Wとに線状材料Wの線径の1%〜3%隙間がある状態でボビン50軸54に線状材料Wを巻回することができる。この場合、ボビン50軸54の一側の鍔52から他側の鍔52までの間を突起66によって等間隔で分割すると共に線状材料Wの段上がり部分のボビン50の鍔52と線状材料Wとの隙間を線状材料Wの線径の1/2にしているので、線状材料Wをボビン50の軸54に等間隔で巻回することができ、然も、段上がりで巻き乱れなく整列巻きを行うことができる。
次に、ガイド部材62の具体的な使用例を説明する。まず、ボビン50軸54の長さ、即ちボビン50の両端に設けた鍔52から鍔52までの軸54の長さ寸法を測定し、
この長さのボビン50軸54の端から端まで密着巻き取りした場合の線状材料Wの巻き取り回数をM、線状材料Wの整数回巻き+1/2回巻き取りをNとして、巻き取ろうとする線径の線状材料WがNで巻き取れるかを算出する。ここで通常N回巻きで鍔52と鍔52の間隔がちょうど割り振れるものではなく幾ばくかの剰り分が出る。
上記を具体的な数値を例に下記に説明する。線径が5.0mmの線状材料Wを巻き取る場合の軸54の長さが505mmを基準に長さにばらつきのあるボビン50と線状材料Wの巻き取り回数との関連を表1に示す。
(表1)
ボビン軸の長さ M N 剰り分
502.5mm 100.5 100.5 0.0mm
505.0mm 101.0 100.5 2.5mm
507.4mm 101.48 100.5 4.9mm
507.5mm 101.5 101.5 0.0mm
表からもわかる通りボビン50軸54の長さが502.5mm以上507.5mm未満の例では100.5回で線状材料Wを巻き取る必要がある。そこで突起66と突起66との間隔が5.0mmより僅か大きい寸法、例えば5.1mmのガイド部材62を突起66を100個越えた箇所で切断し、1段目の巻き取りの最初の1回転目に巻回した線状材料Wと軸54との間に挟み込んで固定する。1段目の巻き取りの最初の1回転目に巻回した線状材料Wと軸54との間に挟み込むガイド部材62は本来突起66の先端位置で切断するべきだが、実際は半巻き分だけ線状材料Wと軸54との間に挟み込んでも2回転目の線状材料Wの巻回でさらに強固にガイド部材62を固定できるので実用上は問題はない。ガイド部材62の終端側は両面接着テープにより貼り付ける、或いは、粘着テープや糸状材料でボビン50に巻き付ける、或いは、釘で打ち付けるなど線状材料Wの材質や巻き取り張力の度合いなどを勘案して決めればよい。尚、ボビン50軸54へのガイド部材62の取り付け位置はレーンチェンジLCが終了した部位近辺とする。
ところが、ここで仮に定めた突起66と突起66との間隔が5.1mmのガイド部材62で考えると、突起66を100個越えた箇所で切断して上記のようにボビン50軸54の長さにセットすると、一見、5.1×100.5=512.55mmのボビン50軸54の長さが必要に思われるが、これについてはちょうどボビン50軸54の長さいっぱいに入るようにボビン50軸54に対し斜めにセットすればよい。
この例で計算するとその角度はボビン50軸54の長さが最も条件の悪い状態の502.5mmであってもボビン50軸54に対して11.36°の傾きとなり、実用上問題ない。このことで、ボビン50軸54の長さにばらつきがあっても問題なく対応することができる。
このガイド部材62を使用して線状材料Wの整列巻き取りを行う方法を以下に述べる。表1で仮にボビン50軸54の長さが502.5mmであれば密着巻き取りが行えるので問題はないが、仮にボビン50軸54の長さが505.0mmであったとすると1回巻きあたり5.05mmで巻き取る必要があり、ガイド部材62をボビン50軸54に斜めに取り付けた場合各突起66と突起66間はこのような寸法となる。
上記のようにボビン50軸54にガイド部材62を取り付け線状材料Wの巻き取りを開始する。尚、制御装置44は線状材料Wの巻取入線角度を常に零度に保つようにスライドテーブル20をトラバースさせる。ボビン50の1回転のうち大部分では線状材料Wの巻取入線角0°を保ってボビン50に線状材料Wを巻回しているが、レーンチェンジLCになると前回転で巻き取られた線状材料Wに押し寄せられることにより巻き取り点が移動し線状材料Wの巻取入線角度を零度に保てなくなる。その瞬間、制御装置44は線状材料Wの巻取入線角を零度となるよう作動して巻き取り点の移動に追従する。つまり前回転で巻かれた巻き取り状態を倣うことになる。
そこでレーンチェンジLCが終了した部位近辺にはガイド部材62の突起66が位置しているので、この突起66によりさらに巻き取り点がわずかに(この例では0.05mm)移動させられ、またそれに追従して制御装置44はスライドテーブル20を同寸法だけ移動させる。即ち、突起66により線状材料Wが移動した分だけ前回転によって巻回された線状材料Wとに間隙が生じたまま巻き取られることになる。つまり、ボビン50軸54の長さと線状材料Wの線径との関係がN+S回巻きに合致していなくともその差違を毎回の巻回に振り分けて吸収することになる。これにより、ボビン50軸54の長さと線径の整合性を考慮することなく1段目から整列巻き取りが可能となる。また1段目の良好な整列巻き取り状態に倣うことで2段目以降も良好な整列巻き取りを行うことができる。
このように、ボビン50の軸54に直交する方向とトラバーサ12より送り出される線状材料Wの方向とが成す角度である巻取入線角度を検出する入線角度検出手段と、この入線角度検出手段が検出する巻取入線角度に基づいてトラバーサ12の移動を制御する制御装置44と、ボビン50の軸54表面に軸54方向に渡って等間隔の突起66を有するガイド部材62を設けているので、ボビン50に巻回する1段目の線状材料Wの巻き取りを等間隔で巻回することができると共に1段目から2段目に段上がりするときボビン50の鍔52と線状材料Wの隙間を一定に巻回することができる。これにより、ボビン50に1段目の線状材料Wを巻回する際人手をかけることなく線状材料Wを巻回することができるので、ボビン50への線状材料Wの巻回を巻き始めから巻き終わりまで人手をかけることなく自動的に巻回することができる。
また、ガイド部材62の突起66間の中央に切り込み68Aからなる目印68を設けたので、目印68からずれることなく切り込み68A部分からガイド部材62を切断することができる。これにより、突起66と突起66の中央からガイド部材62を確実に切断することができるので、突起66と1段目から2段目に段上がりするときボビン50の鍔52との隙間を確実に所定の隙間に設定することができ、段上がりの際線状材料Wがずれることなく、線状材料Wを極めて綺麗に整然とボビン50に巻き取ることができる。
また、制御装置44は線状材料Wの巻取入線角度が零度となるように制御するので、線状材料Wをボビン50へ巻き取るとき線状材料Wが左右へずれてしまうのを阻止することができる。これにより、突起66に線状材料Wの負荷がかかって変形してしまうのを防止することができるので金属板より強度の弱い合成樹脂などのガイド部材62を使用することが可能となる。従って、ガイド部材62を例えば薄い鉄板、或いは、構成樹脂などで製造することができ、ガイド部材62のコストを大幅に低減させることができるようになるものである。
本発明の線状材料巻取装置の概念図である。 本発明の線状材料巻取装置の側面図である。 本発明の線状材料巻取装置の拡大図である。 本発明の線状材料巻取装置の要部の拡大側面図である。 ガイド部材の斜視図である。 突起の平面図である。 同図6の突起の側面図である。 ガイド部材の平面図である。 もう一つのガイド部材の側面図である。 他の突起の平面図である。 同図10の突起の側面図である。 もう一つの突起の平面図である。 同図12の突起の側面図である。 軸表面にガイド部材を取り付けたボビンの平面図である。 ガイド部材の突起と突起の間に線状材料を巻回したボビンの拡大図である。 本発明の線状材料巻取装置の巻取入線角度を説明するための概念図である。 線状材料のレーンチェンジ範囲を示す従来のボビンの模式図である。 鍔と鍔の間隔いっぱいに巻き取りしてレーンチェンジの際段上がり位置が重なり不安定となる従来のボビンの模式図である。 レーンチェンジの際段上がりに巻き乱れなく整列巻きされた状態を示す従来のボビンの模式図である。 線状材料と線状材料とに隙間を設けて線状材料と鍔との隙間を線状材料の線径の1/2になるように調整した従来のボビンの模式図である。
符号の説明
10 線状材料巻取装置
12 トラバーサ
14 ベース板
16 サーボモータ
18 ボールネジ
20 スライドテーブル
30 回動軸
32 案内アーム
36 送出側滑車
38 供給側滑車
40 案内溝
42 接点
44 制御装置
50 ボビン
52 鍔
54 軸
56 スピンドルモータ
60 角度検出センサ
62 ガイド部材
64 本体
66 突起
68 目印
68A 切り込み
LC レーンチェンジ
ST 巻き始め位置
MU 山部
VA 谷部
W 線状材料

Claims (4)

  1. 線状材料が巻回されるボビンの軸方向に往復移動可能なトラバーサを備え、該トラバーサにより前記線状材料を案内し、当該線状材料を前記ボビンに複数段整列して巻き取る線状材料巻取装置において、
    前記ボビンの軸に直交する方向と前記トラバーサより送り出される前記線状材料の方向とが成す角度である巻取入線角度を検出する入線角度検出手段と、
    該入線角度検出手段が検出する前記巻取入線角度に基づいて前記トラバーサの移動を制御する制御手段と、
    前記ボビンの軸表面に当該軸方向に渡って設けられ、等間隔の突起を有するガイド部材とを備えたことを特徴とする線状材料巻取装置。
  2. 前記ガイド部材の突起間の中央に目印を設けたことを特徴とする請求項1の線状材料巻取装置。
  3. 前記目印は切り込みであることを特徴とする請求項2の線状材料巻取装置。
  4. 前記制御手段は前記線状材料の巻取入線角度が零度となるように制御することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の線状材料巻取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010280456A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Furukawa Battery Co Ltd:The 線状体の巻き取り方法及び鉛線供給材
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