JP2005053286A - ステアリング用固定式等速自在継手 - Google Patents

ステアリング用固定式等速自在継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2005053286A
JP2005053286A JP2003284428A JP2003284428A JP2005053286A JP 2005053286 A JP2005053286 A JP 2005053286A JP 2003284428 A JP2003284428 A JP 2003284428A JP 2003284428 A JP2003284428 A JP 2003284428A JP 2005053286 A JP2005053286 A JP 2005053286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
constant velocity
universal joint
ball
velocity universal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003284428A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenta Yamazaki
健太 山崎
Minoru Ishijima
実 石島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2003284428A priority Critical patent/JP2005053286A/ja
Publication of JP2005053286A publication Critical patent/JP2005053286A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】車両の操安性を損なうことのない、ステアリング用固定式等速自在継手を提供する。
【解決手段】角度をなしたステアリングシャフト2を連結するための、トルク伝達用の複数のボール30を有する固定式等速自在継手1であって、ステアリングシャフト2の折り曲げ方向がボール溝14,24方向となる回転方向位相と、車両の直進状態のステアリング回転位相とを一致させる。
【選択図】図1


Description

本発明はステアリング用軸継手として使用される固定式等速自在継手に関する。
等速自在継手は、入出力軸間の角度変位のみを許容する固定式と、角度変位および軸方向変位を許容するスライド式に大別され、それぞれ用途・使用条件等に応じて機種選定される。固定式等速自在継手としては、ツェッパ型(以下、「BJ」と称する)やアンダーカットフリー型(以下、「UJ」と称する)が広く知られている。
BJおよびUJのいずれも、内周に複数の曲線状のボール溝を有する外輪と、外周に複数の曲線状のボール溝を有する内輪と、外輪のボール溝と内輪のボール溝との間に組み込まれたボールと、ボールを保持する保持器とで構成される。外輪のボール溝中心は外輪内球面中心に対して外輪開口側、また、内輪のボール溝中心は内輪外球面中心に対して外輪奥側に位置し、軸方向で互いに逆方向に等距離だけオフセットしている。したがって、外輪のボール溝と内輪のボール溝とで構成されるボールトラックは外輪の開口側に向けて拡開する楔形となっている。BJでは各ボール溝の全域が曲線状になっているが、UJでは各ボール溝の一方の端部が軸線と平行なストレート状になっている。
一般的に自動車用ステアリングジョイントにはカルダンジョイントを2個以上使用している。このジョイントは、単体では不等速なことから、等速性を確保するために互いの変動成分を打ち消し合うよう配置し使用している。このため車両の設計自由度が損なわれるという問題がある。任意の角度で等速性が確保できる等速自在継手をステアリング用軸継手として用いることで、車両の設計自由度が増すことは可能であるが、等速自在継手は回転方向ガタが大きいため、車両直進付近のステアリング操作感の悪化や、異音の原因となることが懸念される。これを解決するため、特開2003−130082号公報にて、等速自在継手内部に予圧手段を設けてボール溝すきまを詰めることを提案している。
固定式等速自在継手には機能及び加工面から、外輪のボール溝と内輪のボール溝間にはボールを介してすきまがあり、また外輪の内球面とケージ外球面、内輪の外球面とケージ内球面にもすきまが存在する。これらすきまは、継手の中立状態で内輪または外輪のどちらか一方を固定して他方をラジアル方向またはアキシャル方向に移動させたときの移動量をいい、移動させる方向によって、ラジアルすきま、アキシャルすきまのように呼ばれる。これらすきまは、内・外輪間の円周方向のガタツキ(回転バックラッシ)に大きく影響を与え、特にボール溝間すきまが大きい程回転バックラッシも大きくなる。このため、一定以上の回転バックラッシは避けられないことから、この種の固定式等速自在継手、例えば自動車のステアリング装置のように回転バックラッシを嫌う用途には一般採用されるには至っていない。
特開2003−130082号公報(段落番号0008、0009、図1)
特許文献1に記載された発明は、回転バックラッシを詰めることを目的にしたステアリング用固定式等速自在継手であるが、車両への取付条件によってはヒステリシスが大きくなり、車両の直進付近の操縦安定性(以下、「操安性」という)を損なう可能性がある。本発明の主要な目的はかかる問題を除去することに有る。
本発明のステアリング用固定式等速自在継手は、角度をなしたステアリングシャフトを連結するための、トルク伝達用の複数のボールを有する固定式等速自在継手であって、ステアリングシャフトの折り曲げ方向がボール溝方向となる回転方向位相と、車両の直進状態のステアリング回転位相を一致させたことを特徴とするものである。
本願発明者らは、特許文献1に記載された等速自在継手では、車両に取り付けた状態すなわち、ステアリングコラムとステアリングギヤ間に取り付けたときの回転方向位相によっては、継手のトルク−捩れ角曲線のヒステリシスが変化することを見出した。すなわち、車両に取り付けたときのステアリングシャフトの折り曲げ方向が図1に示すように等速自在継手のボール溝方向である場合には、ヒステリシスは小さい(図2)。しかし、ステアリングシャフトの折り曲げ方向が図3に示すようにボール溝間方向である場合には、ヒステリシスが大きくなる(図4)という知見を得た。このような傾向は、特に設定継手角度(α:図6(B))が30°を越える大角度の場合に顕著である。
自動車の直進状態で、継手のトルク−捩れ角線図におけるヒステリシスの増大はハンドル操作性(ダイレクト感)に影響を与えることから、このヒステリシスは小さい方が望ましい。このため、自動車の直進状態でのステアリングシャフトの折れ曲がり位相がボール溝方向になるように合わせておくことで、ヒステリシスの増加に伴う操安性の悪化を回避することができる。
図5に、ステアリングシャフト折り曲げ位相を、ボール溝方向からボール溝間方向に10°毎に変化させたときのガタ線図を示す。位相0°(図5(A))がボール溝方向の場合で、位相30°(図5(D))がボール溝間方向の場合である。これらより、ヒステリシスの変化はボール溝方向から20°位相で大きくなっていることが分かる。したがって、ステアリングシャフトの方向をボール溝方向基準で±20°以下とすることにより、ヒステリシスの増加に伴う操安性の悪化を回避ないしは緩和することができる。
ステアリング用固定式等速自在継手は、内球面の円周方向等配位置に軸方向に伸びるボール溝を形成した外輪と、外球面の円周方向等配位置に軸方向に延びるボール溝を形成した内輪と、外輪のボール溝と内輪のボール溝とで形成された楔形のボールトラックに配置されたボールと、外輪の内球面と内輪の外球面との間に介在してボールを保持する保持器とを具備し、弾性的な押圧力を軸方向に作用させる押圧部を内輪側に設け、前記押圧部からの押圧力を受ける受け部を保持器に設けたものとする。また、外輪のボール溝中心は内球面中心に対し開口側に位置しする。よって、内輪のボール溝中心は外球面中心に対し外輪開口部より奥側となる。このような機構をもつことで、外輪のボール溝と内輪のボール溝とで構成されるボールトラックは外輪の開口側に向かって拡開する楔形となり、押圧力により内輪が外輪開口側に軸方向変位するとボールを介してボール溝のすきまが詰められ回転バックラッシを防止することが可能となる。
具体的に説明すると、例えば図7に示すように、押圧部52を内輪20とセレーション結合されたシャフト2に、受け部58を保持器40にそれぞれ設け、押圧部52と受け部58の弾性的な当接により、内輪20が外輪10開口側へ押圧される。この移動により、ボール30がボールトラックの縮小方向に押し込まれるため、ボール溝のアキシャルすきまが詰められ、回転バックラッシの発生が防止される。
押圧部52および受け部58のうち、保持器40に設ける受け部は内輪20の外球面2よりも大径の凹形状に形成するのが望ましい。これにより、折り曲げ角をとったときでも保持器40に設けた受け部が内輪20の外球面22と接触・干渉する事態が回避され、スムーズな角度変位が可能となる。
内輪20側に設ける押圧部52を保持器40に設ける受け部58よりも小径の球体或い
は凸球状にすれば、押圧部52と受け部58をスムーズに摺動させることができ角度の変位を容易に行えるようになる。
ところで、一般的に固定式等速自在継手においては、機能及び加工面から、外輪のボール溝と内輪のボール溝間にはボールを介してすきまがあり、また外輪の内球面とケージ外球面、内輪の外球面とケージ内球面にもすきまが存在する。このうち、内輪と保持器の間の球面すきまで形成されるアキシャルすきまがボール溝間すきまで形成されるアキシャルすきまよりも小さいと、ボール溝間のアキシャルすきまが完全に詰められる以前に内輪と保持器が当接するため、それ以上ボール溝間のアキシャルすきまを詰めることには限界がある。したがって、内輪と保持器の間のアキシャルすきまは、ボール溝間のアキシャルすきまよりも大きくすることが望ましい。
継手内部に回転方向ガタ詰め用予圧手段を設けた固定式ボールタイプ等速自在継手を、自動車のステアリング用軸継手としてステアリングコラムとステアリングギヤ間に取り付けるときに、継手のシャフト折り曲げ方向がボール溝方向となる回転方向位相と、車両の直進状態のステアリング回転位相を一致させることで、回転方向位相によるトルク−捩れ角曲線のヒステリシス増加に伴う操安性の悪化を回避することができる。また、本ジョイントは折り曲げ角0°から最大作動角まで等速性が確保できるため車両レイアウト設計の自由度が増す。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
まず、ステアリング装置について簡単に説明する。図6に示すように、ステアリング装置は、ステアリングホイール6の回転運動を、一または複数のステアリングシャフト2からなるステアリングコラムを介してステアリングギヤ8に伝達することにより、タイロッド9の往復運動に変換するようにしたものである。車載スペース等との兼ね合いでステアリングシャフト2を一直線に配置できない場合は、ステアリングシャフト2間に一または複数の自在継手1を配置し、ステアリングシャフト2を屈曲させた状態でもステアリングギヤ8に正確な回転運動を伝達できるようにしている。この自在継手1に固定式等速自在継手を使用する。図6(B)における符号αは継手の折り曲げ角度を表しており、折り曲げ角度αが30°を越える大角度も設定可能である。
次に固定式等速自在継手について説明する。図7〜図10は、固定式等速自在継手の一種であるツェッパ型ジョイント(BJ)を例示するものである。図7に示すように、このタイプの等速自在継手1は、外側継手部材10と、内側継手部材20と、トルク伝達ボール30と、保持器40を主要な構成要素として成り立っている。外側継手部材10は入力軸または出力軸と接続し、内側継手部材20は出力軸または入力軸と接続する。ここでは内側継手部材20はシャフト2とセレーション結合している。
外側継手部材10は一端にて開口したカップ状で、内球面12の円周方向等配位置に、軸方向に延びるボール溝14を形成してある。内側継手部材20は、外球面22の円周方向等配位置に、軸方向に延びるボール溝24を形成してある。外側継手部材10のボール溝14と内側継手部材20のボール溝24とは対をなして軸方向の一方から他方へ楔状に広がるボールトラックを形成し、各ボールトラックに1個のトルク伝達ボール30が組み込んである。保持器40は外側継手部材10の内球面12と内側継手部材20の外球面22との間に摺動自在に介在し、各トルク伝達ボール30は保持器40のポケット46に収容されて円周方向で等間隔に保持される。
保持器40の外球面42は外側継手部材10の内球面12と球面接触し、保持器40の
内球面44は内側継手部材20の外球面22と球面接触している。そして、外側継手部材10の内球面12の中心と、内側継手部材20の外球面22の中心は継手中心Oと一致している。外側継手部材10のボール溝14の中心O1と、内側継手部材20のボール溝24の中心O2は、軸方向で、互いに逆方向に等距離だけオフセットしている。このため、一対のボール溝14,24により形成されるボールトラックは、外側継手部材10の開口側から奥部側に向かって縮小する楔状を呈している。
この固定式等速自在継手において、図10に示すように、外側継手部材10と内側継手部材20とが作動角つまり折り曲げ角θをとると、トルク伝達ボール30が折り曲げ角θの二等分線に垂直な平面内に維持され、継手の等速性が確保される。
図7に示すように、シャフト2の軸端に押圧部材50を設けてある。押圧部材50は図8に示すように、押圧部52としてボール、弾性部材54として圧縮コイルバネ、押圧部52と弾性部材54をアッセンブリィするためのケース55から構成される。この弾性部材54は、押圧部52を通じて弾性力として作用する。また、押圧部52は凸球状を成した形状でもよい。ケース55は、内側継手部材20とセレーション結合で一体化されたシャフト2の先端部に圧入或いは接着剤等の適宜の手段で固定される。
保持器40の外側継手部材10の奥側の端部には受け部材56を取り付けてある。この受け部材56は、保持器40の端部開口を覆う蓋状をなし、部分球面状の球面部56aとその外周に環状に形成された取付け部56bとで構成される。球面部56aの内面(シャフト2と対向する面)は凹球面で、この凹球面は押圧部52からの押圧力を受ける受け部58として機能する。取付け部56bは、保持器40の端部に圧入、溶接等の適宜の手段で固定されている。
継手が折り曲げ角をとった際に、押圧部材50と受け部材56をスムーズに摺動させるため、図9に示すように、凹球面状の受け部58の内径寸法Roは、ボール或いは凸球面状の押圧部52の半径rまたは外径寸法rよりも大きくする(Ro>r)。また、図10に示すように、折り曲げ角θをとった際の受け部材56と内側継手部材20との干渉を防止するため、受け部58の内径寸法Roは、内側継手部材20の球状外面22の外径寸法Riよりも大きくする(Ro>Ri)。
以上の構成において、シャフト2のセレーション軸部と内側継手部材20をセレーション結合し、止め輪4を装着して両者が完全に結合されると、押圧部材50の押圧部52と受け部材56の受け部58とが互いに当接し、弾性部材54が圧縮される。これにより、シャフト2と一体化された内側継手部材20が、弾性力により外側継手部材の開口側に軸方向変位し、この変位によりボール溝に配置されたボール30がボール溝14,24の縮小方向に押し込まれるため、ボール溝のアキシアルすきまが詰められ、回転バックラッシが防止される。
以上の説明では、固定式等速自在継手として、BJを例にとったが、本発明はこれに限らず、ボール溝14,24の一部にストレート部を有するアンダーカットフリージョイントその他の固定式等速自在継手であっても同様に適用することができ、同様の効果を奏する。
上述の固定式等速自在継手1をステアリング用軸継手として車両に取り付けるにあたっては、車両の直進状態でのステアリングシャフト2の折れ曲がり位相が等速自在継手1のボール溝14,24方向になるように合わせておくのが好ましい。言い換えれば、ステアリングシャフト2の折り曲げ方向がボール溝14,24方向となる回転方向位相と、車両の直進状態のステアリングホイール回転位相を一致させるのである。これにより、ヒステ
リシスの増加に伴う操安性の悪化を回避することができる。より具体的には、図1に示すように、車両の直進状態でのステアリングシャフト2の折れ曲がり位相が等速自在継手1のボール溝14,24方向となるようにして取り付ける。図3は比較例として、ステアリングシャフト2の折れ曲がり方向が等速自在継手1のボール溝14,24間方向である場合を示す。図1および図3のそれぞれについてのトルク−捩れ角線図を示したのが図2および図4である。これらの図から明らかなように、ステアリングシャフト2の折れ曲がり方向がボール溝14,24方向である場合(図1)にヒステリシスが小さく(図2)、ボール溝14,24間方向である場合(図3)にはヒステリシスが大きい(図4)。
ステアリングシャフトの折り曲げ方向を、ボール溝方向からボール溝間方向に10°毎に変化させてテストしたところ、図5(A)〜(D)に示す結果を得た。位相0°(図5(A))がボール溝方向の場合で、位相30°(図5(D))がボール溝間方向の場合である。図5(A)〜(D)を対比すれば、ヒステリシスの変化はボール溝方向から20°位相で大きくなっていることが分かる。したがって、ヒステリシスの増加に伴う操安性の悪化を回避ないしは緩和するためには、ステアリングシャフトの折れ曲がり方向をボール溝方向基準で±20°以下とするのが好ましい。
なお、以上の説明において、外側継手部材および内側継手部材はそれぞれ外輪および内輪と実質的に同じであり、同様に、保持器とケージとは実質的に同じである。
ステアリング用固定式等速自在継手の略図である。 図1の継手のトルク−捩れ角線図である。 ステアリング用固定式等速自在継手の略図である。 図3の継手のトルク−捩れ角線図である。 位相を10°ごとに変えた場合のトルク−捩れ角線図である。 Aはステアリング装置の平面図、Bはステアリング装置の側面図、Cはステアリング装置の斜視図である。 固定式等速自在継手の縦断面図である。 図7の要部拡大図である。 図7の要部拡大図である。 図7の継手の折り曲げ角をとった状態の縦断面図である。
符号の説明
1 等速自在継手
2 ステアリングシャフト
6 ステアリングホイール
8 ステアリングギヤ
9 タイロッド
10 外側継手部材
12 内球面
14 ボール溝
20 内側継手部材
22 外球面
24 ボール溝
30 トルク伝達ボール
40 保持器
42 外球面
44 内球面
46 ポケット
50 押圧部材
52 押圧部
54 弾性部材
55 ケース
56 受け部材
56a 球面部
56b 取付け部
58 受け部


Claims (7)

  1. 角度をなしたステアリングシャフトを連結するための、トルク伝達用の複数のボールを有する固定式等速自在継手であって、ステアリングシャフトの折り曲げ方向がボール溝方向となる回転方向位相と、車両の直進状態のステアリング回転位相を一致させたことを特徴とするステアリング用固定式等速自在継手。
  2. ステアリングシャフトの折り曲げ方向がボール溝方向となる回転方向位相と、車両の直進状態のステアリング回転位相とのずれが±20°の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のステアリング用固定式等速自在継手。
  3. ステアリングシャフトの折り曲げ角度が30°を越えることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリング用固定式等速自在継手。
  4. 内球面の円周方向等配位置に軸方向に延びるボール溝を形成した外側継手部材と、外球面の円周方向等配位置に軸方向に延びるボール溝を形成した内側継手部材と、外側継手部材のボール溝と内側継手部材のボール溝とで形成された楔形のボールトラックに配置したボールと、外側継手部材の内球面と内側継手部材の外球面との間に介在してボールを保持する保持器とを具備し、弾性的な押圧力を軸方向に作用させる押圧部を内側継手部材側に、押圧部からの押圧力を受ける受け部を保持器に、設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のステアリング用固定式等速自在継手。
  5. 弾性的な押圧力により内側継手部材が、保持器に設けられた受け部を介してボールトラックの拡開側に押し出されるように作用させる請求項4に記載のステアリング用固定式等速自在継手。
  6. 保持器に設けられる受け部を内側継手部材の外球面よりも大径の凹球面状に形成した請求項4または5に記載のステアリング用固定式等速自在継手。
  7. 内側継手部材側に設けられる押圧部を受け部よりも小径の球体および凸球面状にした請求項6に記載のステアリング用固定式等速自在継手。


JP2003284428A 2003-07-31 2003-07-31 ステアリング用固定式等速自在継手 Withdrawn JP2005053286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003284428A JP2005053286A (ja) 2003-07-31 2003-07-31 ステアリング用固定式等速自在継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003284428A JP2005053286A (ja) 2003-07-31 2003-07-31 ステアリング用固定式等速自在継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005053286A true JP2005053286A (ja) 2005-03-03

Family

ID=34364365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003284428A Withdrawn JP2005053286A (ja) 2003-07-31 2003-07-31 ステアリング用固定式等速自在継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005053286A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007026676A1 (ja) * 2005-08-31 2007-03-08 Ntn Corporation 固定式等速自在継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007026676A1 (ja) * 2005-08-31 2007-03-08 Ntn Corporation 固定式等速自在継手

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4219583B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2000266072A (ja) 等速自在継手
WO2005033538A1 (ja) 固定式等速自在継手
JP4554181B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP4712304B2 (ja) 固定式等速自在継手
JP2005053286A (ja) ステアリング用固定式等速自在継手
JP4619662B2 (ja) ステアリング装置用固定式等速自在継手
JP2008261391A (ja) トリポード型等速自在継手
JP2006298297A (ja) ステアリング用等速自在継手
JP2007064404A (ja) 固定式等速自在継手
WO2006030858A1 (ja) 固定型等速自在継手
JP2007064403A (ja) ステアリングシステム
JP2007046713A (ja) 固定型等速自在継手
JP2008275175A (ja) 固定型等速自在継手
JP2005226779A (ja) 等速自在継手
JP5031521B2 (ja) 固定式等速自在継手
JP4242409B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2001165183A (ja) 等速ジョイント
JP2000257645A (ja) 等速自在継手
JP2004183902A (ja) 固定型等速自在継手
JP4298528B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP4984149B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2005226778A (ja) 等速自在継手
JP2007237800A (ja) ステアリング用等速ジョイント
JP2007078149A (ja) 高角固定式等速自在継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060324

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20070702

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761