JP2005052667A - 超音波内視鏡 - Google Patents

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勝貴 安達
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Abstract

【課題】良好な超音波画像が得られるとともに、フレアが出ることが防止でき、患者に対して挿入しやすく、常に良好な超音波画像と内視鏡画像を得る。
【解決手段】体腔内に挿入される挿入部の先端に超音波を送受信する超音波送受信部を有し、対物レンズ系及び照明レンズ系を配した斜視面を前記超音波送受信部の手元側に備える超音波内視鏡において、超音波送受信部の取付け部は、艶消し黒色を呈する。
【選択図】図10

Description

本発明は、挿入部先端に、超音波を送受信する超音波送受信部を有し、照明レンズ系により照らされた範囲を対物レンズ系により、目視的に観察しながら超音波画像を描出することのできる超音波内視鏡に関する。
近年、内視鏡の機能の他に、超音波による音響的な観察ができる超音波内視鏡も実用化されている。
図11(A)は従来例の超音波内視鏡80の先端側を示す。超音波内視鏡80は細長の挿入部81の先端部82を形成する先端構成部材83における例えば斜面部分に照明窓84及び対物窓85を設けて内視鏡機能を有すると共に、先端構成部材83の先端の取付部86にハウジング87の基端を取り付けてその内部に超音波を送受信する超音波振動子88を収納し、この超音波振動子88をホルダ89を介してフレキシブルシャフト90の先端に取付け、このフレキシブルシャフト90を回転駆動することによって超音波振動子88も回転駆動できるようにしている。
このハウジング87内における超音波振動子88の周囲は超音波伝達媒体91で充満され、このハウジング87の先端の開口は蓋93により、閉塞されている。ハウジング87と蓋93との嵌合部分には水密用のシール部材が取り付けられ、また、ホルダ89とその外周面側の先端構成部材83の内周面との間にも水密用のシール部材94が取り付けられている。
そして、フレキシブルシャフト90を回転駆動することによって、超音波振動子88も回転駆動され、超音波伝達媒体91及び超音波透過性材質で構成されたハウジング87を介して超音波ビーム通過部95側に超音波を送受信し、検査対象部位の超音波断層像を得ることができるようにしている。
超音波振動子88を覆うハウジング87は超音波振動子88に直接物体が当たらないように保護する役割を持つ。また消毒液やガス滅菌から超音波振動子88を保護する役割を持つ。
空気中は超音波が伝達しにくい為、上記のようにハウジング87内部には超音波伝達媒体91が満たされている。
しかしながら、超音波内視鏡80を長期間使用したり長距離輸送を行ったりすると、超音波伝達媒体91内部に気泡96が発生する場合がある。
超音波ビームは気泡96を透過できない為、超音波断層像を著しく劣化したり、検査対象部位の超音波断層像を得ることができなくなったりする。そこで気泡96を除去する必要がある。
これまでは図11(A)に示すように気泡96が発生した場合、ハウジング87に取り付けられた蓋93を取り外してから、図11(B)に示すようにシリンジ針97をハウジング87内部に挿入し気泡96を抜き取る方法や、図12に示す真空ポンプ98を用いて気泡96と超音波伝達媒体91とを置換する方法が行われている。
しかし図11(B)の方法では、シリンジ針97を狭いハウジング87内部に挿入する為に気泡96を捕られるのが困難で、不注意によりハウジング87をシリンジ針97で傷つける恐れもある。
また図12に示す真空ポンプ98を用いる方法では設備が大がかりとなり、気泡除去の作業性が大変悪い。
ところで、一般に超音波内視鏡は、挿入部先端に超音波送受信部が設けてあり、この超音波送受信部の手元側に対物レンズ系及び照明レンズ系が設けられている。このため、超音波内視鏡は外径が太くなる傾向がある。これを避けるために対物レンズ系と照明レンズ系を超音波送受信部手元側の先端構成部を斜めに切り欠いてその面に設け、前方斜視型とすることが多い。
しかしながら、このような前方斜視型の超音波内視鏡の場合、挿入性を向上させるため、外径をできるだけ細くする必要がある。従って、図13の超音波内視鏡の側面図に示すように、なるべく先端部82を形成する先端構成部材83の中心軸線C1と先端構成部材83の先端に取付部86を介して設けられた超音波送受信部77の中心軸線C2とを近づけ、段差Hを少なくする必要がある。
すると、先端構成部材83の超音波送受信部77との取付部86や、バルーンを使用する場合にバルーンを装着するための溝の面78が照明レンズ系84に近づき、この面78に照明光が反射して対物レンズ系85に入射して一部分が明るく輝くフレアとなることが多かった。
また、超音波送受信部77の外径を小さくすれば、このフレアが発生する可能性は少なくなる。しかし、たとえばメカラジアル型の超音波送受信部の場合、低周波数では大きな開口径を持つ振動子が必要なため、良好な超音波画像が得られない。また、電子走査式の超音波送受信部の場合、振動子の素子数が少なくなるので、やはり良好な超音波画像が得られないという不具合もある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、患者に対して挿入しやすく、常に良好な超音波画像と内視鏡画像が得られる超音波内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の超音波内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部の先端に超音波を送受信する超音波送受信部を有し、対物レンズ系及び照明レンズ系を配した斜視面を前記超音波送受信部の手元側に備える超音波内視鏡において、前記超音波送受信部の取付け部は、艶消し黒色を呈することを特徴とする。
本発明によれば、良好な超音波画像が得られるとともに、フレアが出ることが防止でき、患者に対して挿入しやすく、常に良好な超音波画像と内視鏡画像が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の超音波内視鏡の全体構成を示し、図2は先端部の構造を示し、図3は本実施の形態の作用の説明図を示す。本実施の形態の目的は、ハウジング内部に発生した気泡を除去しやすい超音波内視鏡を提供することである。
図1に示すように第1の実施の形態の超音波内視鏡1は体腔内へ挿入可能な細長の挿入部2と、この挿入部2の後端に設けられた操作部3と、この操作部3の後端に設けられた接眼部4と、操作部3の前端側の把持部5に隣接して設けられた主操作部3Aから延出されたユニバーサルコード6と、操作部3の後端側に設けられた副操作部3Bから延出された超音波コード7と、ユニバーサルコード6及び超音波コード7の端部にそれぞれ設けられた光源用コネクタ8及び超音波コネクタ9とから構成される。
挿入部2は先端側から硬質の先端部11と、この先端部11の後端に設けられ、湾曲自在の湾曲部12と、この湾曲部12の後端に設けられた可撓性を有する可撓部13とを有する。
上記操作部3の主操作部3Aには湾曲部12を湾曲操作する湾曲操作ノブ14、送気送水及び吸引ボタン15が設けられている。この主操作部3Aから延出されたユニバーサルコード6の端部に設けた光源用コネクタ8は図示しない光源装置に着脱自在で接続され、光源装置から供給される照明光を図示しないライトガイドで伝送し、図2の照明レンズ系22から(伝送した照明光)を出射する。
また、主操作部3Aの後端には駆動用モータ(図示しない)を内在する副操作部3Bが設けられている。この副操作部3Bから延出された超音波コード7の端部に設けた超音波コネクタ9は図示しない超音波観測装置に着脱自在で接続され、この超音波観測装置のモニタには超音波画像が表示される。
また、操作部3の前端付近、より具体的には把持部5の前端付近には処置具を挿入する処置具挿入口17が設けてあり、この処置具挿入口17はその内部で処置具チャンネルと連通している。さらにこの把持部5の前端付近には後述する気泡除去を行うための口金38が設けられている。
図2は、超音波内視鏡1の先端部11の構成を示す。
先端部11を形成する先端構成部材21の先端寄りに形成した斜面部には、照明レンズ系22と対物レンズ系23とが隣接して設けられている。この先端構成部材21は先端金物等の金属製の部材で形成されている。
照明レンズ系22はライトガイドで伝送した照明光を出射し、体腔内の検査対象部位等を照明する。照明された検査対象部位等は対物レンズ系23により、その結像位置に光学像を結ぶ。
この結像位置にはイメージガイドの先端面が配置され、このイメージガイドにより光学像をその後端面に伝送する。この後端面は接眼部4の前端付近に配置され、接眼部4の図示しない接眼レンズ系を介して拡大観察することができる。つまり、内視鏡機能を有する。
この先端構成部材21の先端に超音波を送受する超音波送受信部20が設けてある。
即ち、先端構成部材21の先端に設けた取付部24には略円筒形状のハウジング25の基端が取り付けられ、糸巻きなどで固定されている。このハウジング25の内部に超音波を送受信するための超音波振動子26が回転自在に収納している。
超音波振動子26の基端はホルダ27の先端に固定され、このホルダ27の基端は回転駆動されるフレキシブルシャフト28に固着され、フレキシブルシャフト28と共に超音波振動子26を回転駆動できるようにしている。このため、先端構成部材21にはこのホルダ27及びフレキシブルシャフト28を通す貫通孔が設けてある。
このフレキシブルシャフト28は挿入部2内を挿通され、その後端は副操作部3B内に設けられた前記駆動用モータに接続されている。
このハウジング25における少なくとも超音波振動子26に対向し、超音波が送受信される部分となる超音波ビーム通過部29は、低密度ポリエチレンやポリメチルペンテン等の超音波透過性材質で構成されている。
このハウジング25内部には超音波伝達媒体31が充填され、超音波振動子26の周囲をこの超音波伝達媒体31で満たしている。この超音波伝達媒体31としては、流動パラフィン、水、カルボキシメチルセルロース水溶液等の液体で、超音波を伝達する特性を有する。
このハウジング25の先端側は細くかつ肉厚にされ、その内側には、ハウジング25内部と外部とを連通し、気泡を通過排出するための気泡通過孔32が設けられ、この気泡通過孔32の開口する端部を封止する部材として気体を選択的に通過させる膜33で封止されている。
この膜33は、空気等の気体は通過するが水や油等の液体(より具体的には超音波伝達媒体31)は通過することができないという特性を有するものであり、例えばポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと略記)を用いた多孔を有する繊維で形成されている。
また、ホルダ27の外周面には周溝が設けられ、Oリング等のシール部材34が収納され、このシール部材34は先端構成部材21におけるホルダ27外周側の貫通孔の壁面に圧接している。このため、ハウジング25内部に充填された超音波伝達媒体31はホルダ27の後方側のフレキシブルシャフト28側に流入しない。
また、本実施の形態では以下のようにハウジング25内部に超音波伝達媒体31を送液する手段が設けられている。
先端構成部材21には、その軸方向に貫通孔35が1本ないし複数本設けられている。この貫通孔35の一端はハウジング25内部に連通しており、他端は先端構成部材21の後端で開口し、この開口に固着されたパイプ36を介して可撓性のチューブ37が接続されている。
このチューブ37は挿入部2内を挿通されており、例えば操作部3の前端付近で中空の口金38に接続されている。そして、この口金38から超音波伝達媒体31を送液することにより、ハウジング25内部に超音波伝達媒体31を送液或いは注入して、ハウジング25内を超音波伝達媒体31で加圧できるようにしている。
なお、チューブ37の途中には逆止弁39が配設されている。この逆止弁39の方向は図2に示すように、口金38からハウジング25の方向に液体が流れるが、その逆方向には液体が流れない。
本実施の形態では上記のようにハウジング25における外部に開口する部分に(ハウジング25から外部に)気泡を排出させる膜33で封止すると共に、外部とハウジング25とを貫通孔35等による管路で接続して、超音波内視鏡1の外部と開口する口金38を設け、この口金38にシリンジ等を接続して超音波伝達媒体31を送液(してハウジング25内を超音波伝達媒体31で加圧)する構造にしていることが特徴となっている。
次に本実施の形態の作用を説明する。
超音波内視鏡1の光源用コネクタ8を図示しない光源装置に接続し、超音波コネクタ9を図示しない超音波観測装置に接続する。また、先端部11にバルーンを取付け、体腔内に挿入し、内視鏡機能により、光学的に観察し、検査しようとする対象部位にバルーンを押しつける。
副操作部3B内の駆動用モータ(図示しない)の回転がフレキシブルシャフト28及びホルダ27を介して超音波振動子26に伝達され、超音波振動子26が回転され、超音波振動子26から出射される超音波ビームがその周囲の超音波伝達媒体31、超音波ビーム通過部29を通り、さらにバルーン内の液体を経てこのバルーンが押しつけられている対象部位側に放射状に出射され、ラジアル走査が行われる。
そして、音響インピーダンスの変化部分で超音波ビームが反射され、再び超音波振動子26で受信されて電気信号に変換され、超音波観測装置で信号処理されて、モニタ画面に超音波断層画像が構築される。
このように超音波振動子26で超音波ビームが送受信されるわけであるが、超音波ビームは超音波伝達媒体31及びハウジング25に設けられた超音波ビーム通過部29を通過する。
ところが、超音波内視鏡1を長期間使用したりすると、図2に示すようにハウジング25内に充填された超音波伝達媒体31中に気泡40が発生することがあり、超音波ビームは気泡40を通過できないので、小さな気泡40でも超音波断層画像の画質を著しく劣化するし、より大きな気泡40の場合には超音波断層画像が殆ど構築できなくなる。
その結果、目的とする検査対象部位が気泡40で妨げられて描出することができず、診断上不都合が生じる。
そこで、気泡40が発生した場合、図3(A)に示すように、超音波伝達媒体31を充填したシリンジ41を口金38に接続する。
そして、図3(B)に示すように、シリンジ41のピストン側を押圧するようにして内部の超音波伝達媒体31に圧縮力を加えることによりチューブ37及び貫通孔35を介して超音波伝達媒体31をハウジング25内部に送液し、ハウジング25内部の圧力を高める。
この送液による加圧によって気泡40は気泡通過孔32及び膜33を通過してハウジング25外部に放出され、超音波伝達媒体31と置換される。このようにしてハウジング25内の気泡を容易に除去できる。
なお、送液する操作を行う場合、膜33側が上になるようにすると、気泡40を膜33の内側に移動でき、より簡単に膜33を経て外部に放出できる。
なお、膜33は前述の通り液体は通過しない特性を有するので、超音波伝達媒体31が膜33から漏れることを防止できる。
またチューブ37の途中には逆止弁39があるので、ハウジング25内部の超音波伝達媒体31が口金38から流出することはない。
第1の実施の形態の効果は以下の通りである。
ハウジング25に外部に連通する気泡通過孔32と、この気泡通過孔32における外部に開口する部分を封止する膜33とを設けるとともに、ハウジング25内部に超音波伝達媒体31を送液する手段を設けたことで、気泡40を容易に取り除くことができる。
気泡除去の為に、図11の従来例のように蓋93をはずす必要が無く、かつシリンジ針97をハウジング25内部に挿入する必要が無いので、気泡除去の作業が容易であると共に、シリンジ針97で蓋93やハウジング87を破損することもない。
(第2の実施の形態)
図4及び図5は本発明の第2の実施の形態に係り、図4は第2の実施の形態の超音波内視鏡の先端部の構造を示し、図5は本実施の形態の作用の説明図を示す。本実施の形態の目的は、ハウジング内部に発生した気泡を除去しやすく、第1の実施の形態とは異なる構造の超音波内視鏡を提供することである。
本実施の形態は図2におけるハウジング25の先端の気泡通過孔32と説明した開口の先端側の内周面にねじ孔部を設けて、蓋取付部43を形成している。
この蓋取付部43のねじ孔部に螺合するねじ部をその外周面に設けたほぼ円柱形状の蓋44を取り付けている。
この蓋44にはその軸方向に気泡通過孔45が設けられ、かつ気泡通過孔45における例えば取付側(ハウジング25側)の端面には膜33が取り付けてある。つまり、ハウジング25と外部とを連通し、気泡を通過する気泡通過孔45のハウジング25側の端部に膜33を取り付けている。
また、蓋44のねじ部に隣接する取付側の端部寄りの外周面に周溝を設け、シール部材46を収納し、ハウジング25の先端の開口をシールする構造にしている。
この蓋44はハウジング25内部に超音波伝達媒体31を充填した後、ハウジング25の蓋取付部43にねじ止めされる。
その他の部分の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に本実施の形態の作用について説明する。
まず、気泡40が発生した場合、第1の実施の形態と同様の方法で気泡40の除去ができる。
また、ハウジング25内部に最初に超音波伝達媒体31を充填するときは、図5(A)に示すように膜33が取り付けられた蓋44を外し、ハウジング25の蓋取付部43にシリンジ48を取り付け、超音波伝達媒体31を注入する。その後、蓋44をハウジング25に取り付ける。
または、図5(B)に示すように口金38に超音波伝達媒体31が充填されたシリンジ41を接続しハウジング25内部に超音波伝達媒体31を注入してから、蓋44をハウジング25に取り付ける。
また、図6に示すように逆止弁39を設けないで、口金38にネジ孔を設けた変形例の構成にした場合には、ハウジング25内部に最初に超音波伝達媒体31を充填するときは、以下のようにする。図6に示すように、ハウジング25を超音波伝達媒体31で満たした容器49内に入れ、口金38にシリンジ41を接続する。
そしてシリンジ41で超音波伝達媒体31を吸引してハウジング25内部を超音波伝達媒体31で満たした後に、口金38からシリンジ41を取り外し、ネジ孔にネジを取り付けて口金38を気密及び液密的に閉塞する。また、ハウジング25の先端の開口に蓋44を取り付ける。
第2の実施の形態及びその変形例の効果は以下の通りである。
第1の実施の形態と同様、ハウジング25に膜33を設けるとともに、ハウジング25内部に超音波伝達媒体31を送液する手段を設けたことで、気泡40を容易に取り除くことができる。
また膜33を蓋44に設けた為、ハウジング25内部に超音波伝達媒体31を最初に充填する際、超音波伝達媒体31を充填後に蓋44を取り付ければよいので、第1の実施の形態に比べ作業性が良い。
(第3の実施の形態)
図7及び図8は本発明の第3の実施の形態に係り、図7は第3の実施の形態の超音波内視鏡の先端部の構造を示し、図8は本実施の形態の作用の説明図を示す。本実施の形態の目的は、ハウジング内部に発生した気泡を除去しやすく、第1の実施の形態とは異なる構造の超音波内視鏡を提供することである。
本実施の形態は例えば図2において、先端構成部材21に貫通孔35を設ける代わりに連通孔51が設けられている。この連通孔51の一端はハウジング25内部に連通し、他端は先端構成部材21の側面で外部に連通している。この他端にはねじ孔が設けられ、このねじ孔に螺合するねじを設けた蓋52が先端構成部材21に対し着脱自在に取り付けられる。
この蓋52にはシール部材53が設けられている。なお、図2におけるパイプ36、チューブ37、口金38、逆止弁39は設けられていない。その他の部分の構成は、第1の実施の形態と同様である。
次に本実施の形態の作用を説明する。
超音波伝達媒体31内に気泡40が発生した場合、図8(A)に示すように、蓋52を先端構成部材21から取り外し、代わりに超音波伝達媒体31を充填したシリンジ41を取り付ける。
そして、図8(B)に示すように、連通孔51を介して超音波伝達媒体31をハウジング25内部に送液する。
その結果ハウジング25内部の圧力が高まり、気泡40は気泡通過孔32及び膜33を通過してハウジング25外部に放出され、超音波伝達媒体31と置換される。
なお、膜33は前述の通り液体は通過しない特性であるので、超音波伝達媒体31が膜33から漏れることはない。
気泡40を除去できたら、図8(C)に示すようにシリンジ41を取り外し、代わりに蓋52を取り付ける。蓋52にはシール部材53が設けられているのでハウジング25内部の超音波伝達媒体31が外部に流出することはない。
第3の実施の形態の効果は以下の通りである。
第1の実施の形態と同様、ハウジング25に膜33を設けるとともに、ハウジング25内部に超音波伝達媒体を送液する手段を設けたことを、気泡40を容易に取り除くことができる。
また、第1の実施の形態で示したパイプ36、チューブ37、逆止弁39、口金38が無い為、構造が簡単で安価にすることができ、かつ挿入部をより細くすることができる。
なお、第3の実施の形態において、ハウジング25に膜33を直接設ける代わりに、第2の実施の形態で示したように、気泡通過孔45を設けた蓋44に膜33を取り付け、この蓋44をハウジング25に取り付けるようにしてもよい。
これらの実施の形態によれば、空気は通過するが水や油等の超音波伝達媒体31は通過することができないという特性を有する膜33をハウジング25に設けるとともに、ハウジング25内部に超音波伝達媒体31を送液する手段を設けているので、ハウジング25内部に充填された超音波伝達媒体31に発生した気泡40を容易に取り除くことができる。
また、気泡40除去の為に、シリンジ針をハウジング25内部に挿入したり真空ポンプなどの大がかりな装置を用意する必要が無いので、ハウジング25を破損する恐れが無く気泡40除去の作業性が良い。
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態の超音波内視鏡を説明する。本実施の形態は挿入部先端に超音波を送受信する超音波送受信部と、その手元側に切り欠き部を有し、この切り欠き部に対物レンズ系及び照明レンズ系を配した前方斜視型の超音波内視鏡であり、この実施の形態の目的は、良好な超音波画像が得られ、かつフレアの発生がなく、しかも挿入しやすい前方斜視型の超音波内視鏡を提供することである。
図9は前方斜視型の超音波内視鏡の先端部11を示す。図9において、前方斜視型の超音波内視鏡の先端部11は、この先端部11を形成する金属製の先端構成部材61の前端側の側面を楔形状に切り欠いた切り欠き部62が設けてある。 この切り欠き部62の手元側の斜面63には、各々の光軸O1,O2が斜面63に対して略垂直になるように照明レンズ系22と対物レンズ系23が設けてある。
この先端構成部材61の先端側には取付部24を介して超音波送受信部64を形成するハウジング25が設けてあり、先端構成部材61における取付部24に隣接して、図示しないバルーンを装着するための溝65が設けてある。なお、先端構成部材61における切り欠き部62の反対側の底部66から切り欠き部62までの高さhは、底部66から超音波送受信部64の上端67までの高さh′より小さくする。
更に、切り欠き部62の開口角度θは90°以上としている。また、切り欠き部62の先端側の斜面68の上端69と先端構成部材61の超音波送受信部64の取付部24の上端との高さは同じとする。
なお、対物レンズ系23の撮像範囲αは、対物レンズ系23より先端にある超音波送受信部64が撮像範囲に入らず、かつ広範囲な観察視野範囲が得られる80°から100°くらいが望ましい。
なお、先端構成部材61及びハウジング25(超音波受信部64)の中心軸をそれぞれ61a,25aで示している。その他は例えば第3の実施の形態と同様の構成である。
本実施の形態の作用は以下の通りである。
照明レンズ系22は図示しない光源装置からライトガイドを介して送られてきた照明光を出射する。
対物レンズ系23は、照明レンズ系22にて照らされた範囲の物体を結像する。なお、照明レンズ系22から発せられた照明光は先端構成部材61の斜面68に当たるが、この斜面68は照明レンズ系22の光軸O1と相対させないように平行または、照明レンズ系22の手元側で交点ができるような角度となっているので、斜面68による反射光は直接対物レンズ系23に飛び込まない。
本実施の形態の効果は以下の通りである。
超音波内視鏡の先端構成部材61の切り欠き部62の一面に照明レンズ系22及び対物レンズ系23を配し、この切り欠き部62の開口角度を90°以上とすることにより、フレアのない内視鏡画像が得られ、且つ、先端構成部材61と超音波送受信部64との軸ずれを小さく抑えることができる。即ち、超音波送受信部64を小さくすることなく先端構成部材61を細径化することができ、挿入性が良く、超音波画像の良好な超音波内視鏡を提供することができる。
その他は第3の実施の形態と同様の効果を有する。
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態を説明する。本実施の形態の目的は第4の実施の形態と同じである。
図10に示すように前方斜視型の超音波内視鏡の先端部11は、金属製の先端構成部材71に、斜め前方向と垂直となる斜視面72が設けてある。この斜視面72には、各々の光軸O1,O2が斜視面72に対して略垂直になるように照明レンズ系22と対物レンズ系23とが設けてある。
この先端構成部材71の先端側には超音波送受信部64を形成するハウジング25が設けてあり、先端構成部材71における超音波送受信部64の取付部24近傍には、図示しないバルーンを装着するための溝65が設けてある。
この溝65の先端側の、超音波送受信部64の取付部24の外表面は艶消し黒色の樹脂73で覆われている。なお、この艶消し黒色の樹脂の代わりに、取付部24に艶消し黒色の塗装を施してもよい。
なお、対物レンズ系23の撮像範囲α′は、対物レンズ系23より先端にある超音波送受信部64が撮像範囲に入らず、かつ広範囲な観察視野範囲が得られる80°から100°くらいが望ましい。
また、先端構成部材71の底部74と超音波送受信部64の底部75との高さh″は、対物レンズ系23の撮像範囲に超音波送受信部64が入らない範囲で、できるだけ小さくする。その他は、例えば第3の実施の形態と同様の構成である。
本実施の形態の作用は以下の通りである。
照明レンズ系22は図示しない光源装置からライトガイドを介して送られてきた照明光を出射する。
対物レンズ系23は、照明レンズ系22にて照らされた範囲の物体を結像する。なお、照明レンズ系22から発せられた光は先端構成部材71の先端側の外表面に当たるが、取付部24の外表面は艶消し黒色の樹脂73で覆われているので、当たった光を反射しない。従って、対物レンズ系23には直接光は飛び込まない。
本実施の形態の効果は第4の実施の形態とほぼ同じとなる。これに加えて、図9に示す切り欠き部62の先端側の斜面68及びその上端69が不要となるので、先端部11の硬質長Lを短くすることができ、より挿入しやすくなる。その他は第3の実施の形態と同様の効果を有する。
上記第4及び第5の実施の形態によれば、挿入部先端に、超音波を送受信と超音波送受信部と、その手元側に切り欠き部を有し、この切り欠き部に対物レンズ系及び照明レンズ系を配した前方斜視型の超音波内視鏡において、
切り欠き部の開口角度を90°以上としたことで、先端外径を太くせずに、良好な超音波画像が得られるとともに、照明レンズ系からの出射光が直接対物レンズ系に飛び込まないので、フレアがでないことから、患者に対して挿入しやすく、常に良好な超音波画像と内視鏡画像が得られる超音波内視鏡を提供することができる。
なお、本発明は例えば図4に示す先端部11において、ハウジング25の先端側の外部に開口する部分を膜33を設けた着脱自在の蓋44で覆った構造にしても良い(図4の貫通孔35等の送液手段を設けない構造にしたもの)。
この場合には、ハウジング25内に最初に超音波伝達媒体31を充填する場合には蓋44を外して、図5(A)と同様にシリンジ48を用いてシリンジ48内部の超音波伝達媒体31を注入すれば良い。
また、長期の使用などで気泡40が発生した場合には、蓋44を外し、シリンジ48等で超音波伝達媒体31を若干量注入した後、蓋44を超音波伝達媒体31を加圧する状態で取り付け、この蓋44側が上方向となるようにする。
蓋44を取り付けた際の加圧により、気泡40は膜33を介して外部に通過排出でき、気泡40をハウジング25内から除去できる。この場合も従来例よりも簡単に気泡40を除去できる。
なお、小さな気泡40が発生した場合には、超音波伝達媒体31を注入しないで、単に蓋44の締め付け量を多くして、蓋44の取付け位置をハウジング25側に移動することにより、加圧状態にして、ハウジング25から気泡40を除去することもできる。
この構造の超音波内視鏡は従来例のものに対して、蓋部分のみを変更すれば良いので、広い適用範囲を有すると共に、低コストで実現できる。
なお、蓋44のハウジング25側の端部に取り付ける膜33をOリング等の弾性部材を介してハウジング25側に付勢する(超音波伝達媒体31を若干加圧する状態)ようにして取り付けても良い。このようにすると、ハウジング25の容積が変化した場合等の気泡が混入或いは発生し易い場合にも、膜33の移動により、気泡の混入或いは発生を防止できる。
また、仮に気泡が発生しても、加圧する状態であるので、膜33を介して除去できる。このため、長期にわたり、実質的に気泡の発生を防止できる。
なお、上述した実施の形態等を部分的等で組み合わせて形成される実施の形態等も本発明に属する。
[付記]
1.挿入部に超音波を送受信する超音波送受信部を内在する超音波内視鏡において、
前記超音波送受信部を覆うハウジング部材と、
前記ハウジング部材内に、前記超音波送受信部の周囲に充填される超音波を伝達する超音波伝達媒体と、
前記ハウジング部材の内部と外部とを連通する開口に設けられ、前記超音波伝達媒体を通過させないで、かつ気体を通過させる特性を有する封止部材と、 前記挿入部内に内在し、一端が前記ハウジング部材と連通し、他端が超音波内視鏡外に開口する開口部と連通する管路と、
前記開口部と連結し、前記管路を介して前記ハウジング部材内に超音波伝達媒体を送液する送液手段と、
を具備したことを特徴とする超音波内視鏡。
2.前記封止部材は、多孔質の繊維であることを特徴とする付記1記載の超音波内視鏡。
3.前記封止部材は、中空の蓋に取り付けられ、前記蓋は前記ハウジング部材に着脱自在に固定されることを特徴とする付記1記載の超音波内視鏡。
4.挿入部に超音波を送受信する超音波送受信部を内在する超音波内視鏡において、
前記超音波送受信部を覆うハウジング部材と、
前記ハウジング部材内に、前記超音波送受信部の周囲に充填される超音波を伝達する超音波伝達媒体と、
前記ハウジング部材の内部と外部とを連通する開口に設けられ、前記超音波伝達媒体を通過させないで、かつ気体を通過させる特性を有する封止部材と、 前記挿入部内に内在し、一端が前記ハウジング部材と連通し、他端が超音波内視鏡外に開口する開口部と連通する管路と、
前記開口部を着脱自在に開閉する閉塞部材と、
を具備したことを特徴とする超音波内視鏡。
5.挿入部に超音波を送受信する超音波送受信部を内在する超音波内視鏡において、
前記超音波送受信部を覆うハウジング部材と、
前記ハウジング部材内に、前記超音波送受信部の周囲に充填される超音波を伝達する超音波伝達媒体と、
前記ハウジング部材の内部と外部とを連通する開口に着脱自在に設けられ、前記超音波伝達媒体を通過させないで、かつ気体を通過させる特性を有する選択的気体通過部材を設けた着脱自在の封止部材と、
を具備したことを特徴とする超音波内視鏡。
6.挿入部先端に、超音波を送受信する超音波送受信部と、その手元側に切り欠き部を有し、この切り欠き部に対物レンズ系及び照明レンズ系を配した前方斜視型の超音波内視鏡において、
切り欠き部の開口角度を90°以上としたことを特徴とする超音波内視鏡。
(付記6の背景)
本発明は、挿入部先端に、超音波を送受信する超音波送受信部を有し、照明レンズ系により照らされた範囲を対物レンズ系により、目視的に観察しながら超音波画像を描出することのできる超音波内視鏡装置に関する。
(従来の技術)
一般に超音波内視鏡は、挿入部先端に超音波送受信部が設けてあり、この超音波送受信部の手元側に対物レンズ系及び照明レンズ系が設けられている。このため、超音波内視鏡は外径が太くなる傾向がある。これを避けるために対物レンズ系と照明レンズ系を超音波送受信部手元側の先端構成部を斜めに切り欠いてその面に設け、前方斜視型とすることが多い。
しかしながら、このような前方斜視型の超音波内視鏡の場合、挿入性を向上させるため、外径をできるだけ細くする必要がある。従って、図13の超音波内視鏡の側面図に示すように、なるべく先端部82を形成する先端構成部材83の中心軸線C1と先端構成部材83の先端に取付部86を介して設けられた超音波送受信部77の中心軸線C2とを近づけ、段差Hを少なくする必要がある。
すると、先端構成部材83の超音波送受信部77との取付部86や、バルーンを使用する場合にバルーンを装着するための溝の面78が照明レンズ系84に近づき、この面78に照明光が反射して対物レンズ系85に入射して一部分が明るく輝くフレアとなることが多かった。
また、超音波送受信部77の外径を小さくすれば、このフレアが発生する可能性は少なくなる。しかし、たとえばメカラジアル型の超音波送受信部の場合、低周波数では大きな開口径を持つ振動子が必要なため、良好な超音波画像が得られない。また、電子走査式の超音波送受信部の場合、振動子の素子数が少なくなるので、やはり良好な超音波画像が得られないという不具合もある。
本発明は上記の問題点についてなされたもので付記6の目的は、患者に対して挿入しやすく、常に良好な超音波画像と内視鏡画像が得られる超音波内視鏡を提供することである。
(課題を解決するための手段及び作用)
本発明は付記6の構成をとることで、先端外径を太くせずに、良好な超音波画像が得られるとともに、照明レンズ系からの出射光が直接対物レンズ系に飛び込まないので、フレアがでないという作用を持つ。
本発明の第1の実施の形態の超音波内視鏡の全体を示す外観図。 超音波内視鏡の先端部の構造を示す断面図。 本実施の形態の作用の説明図。 本発明の第2の実施の形態の超音波内視鏡の先端部の構造を示す断面図。 本実施の形態の作用の説明図。 本実施の形態の変形例の作用の説明図。 本発明の第3の実施の形態の超音波内視鏡の先端部の構造を示す断面図。 本実施の形態の作用の説明図。 本発明の第4の実施の形態の超音波内視鏡の先端部を示す側面図。 本発明の第5の実施の形態の超音波内視鏡の先端部を示す側面図。 従来例の超音波内視鏡の先端部の構造及び気泡除去の方法を示す図。 従来例の超音波内視鏡における気泡除去の方法を示す図。 従来例の超音波内視鏡の先端部を示す側面図。
符号の説明
1…超音波内視鏡
2…挿入部
3…操作部
11…先端部
21…先端構成部材
22…照明レンズ系
23…対物レンズ系
24…取付部
25…ハウジング
26…超音波振動子
27…ホルダ
28…フレキシブルシャフト
29…超音波ビーム通過部
31…超音波伝達媒体
32…気泡通過孔
33…膜
34…シール部材
35…貫通孔
36…パイプ
37…チューブ
38…口金
39…逆止弁
40…気泡
41…シリンジ
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (1)

  1. 体腔内に挿入される挿入部の先端に超音波を送受信する超音波送受信部を有し、対物レンズ系及び照明レンズ系を配した斜視面を前記超音波送受信部の手元側に備える超音波内視鏡において、
    前記超音波送受信部の取付け部は、艶消し黒色を呈することを特徴とする超音波内視鏡。
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