JP2005052296A6 - 棚装置を備えた机 - Google Patents

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Abstract

【課題】 机天板上の棚装置に形状が非対称の分離本立てを着脱可能且つ左右移動可能に装着して使い勝手を良くする。
【解決手段】 左右の主側板6と下棚板10と上下背板8、9とが備えられた下棚部4を机天板3上に着脱可能に取付けし、各分離本立て7(7′)の背面には、下背板9の上端縁のレール部17に上方から着脱可能且つ左右移動可能に被嵌する複数のフック体15をそれぞれ備える。中間棚板25の左右両側部を前記分離本立て7(7′)の側面及び主側板6の側面との間で受け具26を介して着脱可能に連結できるように構成されている。
【選択図】 図18

Description

本発明は、主として学習机に使用される棚装置、及びこの棚装置を備えた机に関するものである。
児童用の学習机の机天板の上面にはその後部側に棚装置を着脱自在に立設したものが、例えば、特許文献1等において公知である。
また、この棚板装置には、一般に幅寸法の小さい2つの本立てが左右移動可能に設けられていることが前記特許文献1や特許文献2等において知られている。前記特許文献2の構成では、棚装置の主背板の前面に下向き開放の上嵌入溝を有する案内レールを固着し、前記主背板と、下方の正面ボードとの間の裏板取付け突起により上向き開放する下嵌入溝を形成し、この上下嵌入溝の間に、前記移動可能な本立ての背板の上下端縁を挿入したものである。
実用新案登録第2593487号公報 特開平10−286127号公報
しかしながら、前記先行技術の構成では、本立てを棚装置から簡単に取り外すことが困難であったから、各本立てにその収納物品を入れたまま、左右に配置替えすることができない。また、左右の本立ての形状が非対称であるときに、右利き、左利きのユーザーのために、前記左右の本立ての配置を入れ替えることも困難であった。
さらに、左右の本立ての間に中間棚板を着脱可能に装着した構成も知られていたが、前記一方の本立てを取り除いた状態で、他方の本立ての側面と棚装置の側面との間に、前記中間棚板を配置替えすることもできなかった。
本発明は、前記従来の構成の欠点に鑑み、幅の広い棚装置内に、幅寸法の小さい複数の本立てを分離可能とし、且つ中間棚板の配置も棚装置の中央、左右両側のいずれにも配置替え可能とし、さらに、前記複数の本立ての形態を非対称もしくは非同一に形成して、ユーザの使用勝手を向上できるようにした棚装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の発明に係る棚装置を備えた机は、左右の主側板と棚板と背板とが備えられた棚装置を机天板上に着脱可能に取付けした机において、前記棚装置における背板の前面に配置する複数の分離本立てを、少なくとも前記背板に対して係合手段を介してそれぞれ着脱可能に連結し、分離本立ての側板間もしくは分離本立ての側板と前記主側板の内面との間に中間棚板を着脱可能に装着したものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の棚装置を備えた机において、前記棚装置における左右の主側板に近接して左右に一対の分離本立てを配置し、該一対の分離本立ては非同一に形成され、前記一対の分離本立ての左右配置箇所を取り替え可能となるように構成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の棚装置を備えた机において、前記係合手段は、前記棚装置における少なくとも背板と、前記分離本立ての背面板とを両板厚方向に連結するねじ手段としたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の棚装置を備えた机において、前記係合手段は、前記背板に設けられた被係合部と、該被係合部に対して着脱可能に係合するために前記分離本立ての背面に設けられた係合体とからなるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の棚装置を備えた机において、前記背板の被係合部は、前記背板の上端縁に上向きに開放され、または前記背板の前面に開放されるように形成された直線状のレール部であり、前記係合体を前記レール部に対して摺動可能に被嵌させて分離本立てを左右移動可能に構成したものである。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の棚装置を備えた机において、前記背板の被係合部は、前記背板の裏面まで貫通する孔または前記背板の上端縁に上向きに開放された凹部であり、係合体は前記被係合部に対して着脱可能に嵌合するフック体である。
発明の作用・効果
請求項1に記載の発明の構成によれば、各分離本立てを棚装置の背板に対して着脱可能(分離可能)であるから、各分離本立ての配置を容易且つ任意に変更させることができる。
例えば、右利きの人と左利きの人とでは、机天板3上の物品や机天板3の下のワゴン状脇机の使い易い配置(使い勝手)が左右で異なることが多い。その場合、分離本立てに収納している物品を入れ替えることなく、その収納されている物品ごと分離本立ての配置位置を左右に入れ替える作業が至極簡単にできる。
また、中間棚板を、前記一対の分離本立てとの間及び棚装置の主側板との間で受け具等にて着脱可能に連結することにより、一方の分離本立てを取外すか、もしくは2つの分離本立てを棚装置の片方に寄せ集め、もしくは他方の分離本立てを適宜左右に移動させ、当該分離本立ての側板と一方の主側板との間に前記中間棚板を着脱可能に取付けするというように、分離本立てと中間棚板との配置替え、もしくは中間棚板を除去した空間に、コンピュータ及び液晶などの表示装置をセットすることもできる。このようにして、少ない構成部品の組み合わせであっても、机天板上の棚装置の使い勝手を向上させることができるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明による作用効果に加えて、左右の分離本立ての形状や寸法等の形態を同じでないものに形成して、棚装置の左右位置に対する前記左右の分離本立ての配置をユーザーの便利なように配置替えすることが簡単にできるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、請求項1また2に記載の発明による作用効果に加えて、係合手段がネジ手段であるため、構成が簡単であり、部品点数も少なくコストの削減に寄与できる。
請求項4に記載の発明によれば、前記係合手段は、前記背板に設けられた被係合部と、該被係合部に対して着脱可能に係合するために前記分離本立ての背面に設けられた係合体とからなるものであるから、棚装置の前方から目立たないようにして分離本立てを着脱可能に構成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記背板の被係合部は、前記背板の上端縁に上向きに開放され、または前記背板の前面に開放されるように形成された直線状のレール部であり、前記係合体を前記レール部に対して摺動可能に被嵌させて分離本立てを左右移動可能に構成したものであるから、請求項3に記載の発明による作用効果に加えて、フック体が背板の上端縁に沿って摺動できるから、棚装置の左右いずれの位置も簡単に移動させることもできるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明によっても、棚装置の前方から目立たないようにして分離本立てを着脱可能に構成することができるという効果を奏する。
次に、本発明の最良の実施形態及び実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図9は、第1実施形態を示しており、図1は正面図、図2(a)は左側面図、図2(b)は図1のIIb −IIb 線矢視断面図、図3(a)は図1の IIIa −IIIa線矢視断面図、図3(b)は図1の IIIb −IIIb線矢視断面図、図4は背面側の一部切欠き斜視図、図5は分離本立ての背面側から見た斜視図、図6は要部平面図、図7は図6のVII −VII 線視一部切欠き側断面図、図8は上棚部を外し、且つ1つの分離本立てのみにした状態の正面図、図9は他方の分離本立てを取り外し、1つの分離本立てのみを移動可能にした状態の正面図である。
棚装置1は、机(学習机)2の天板3の後部に載置されており、下棚部4と上棚部5からなっている。下棚部4は、左右一対の主側板6と、左右主側板6の背面側を連結する上下一対の背板8、9と、左右主側板6の内面間を連結する下棚板10と、この下棚板10に載って左右移動可能で且つ前記一方の背板9に対して着脱可能、つまり分離可能な1乃至複数の分離本立て7等を備えている。そのために、前記下棚板10の上面に下端が載置される各分離本立て7を前記棚装置の背板9に対して着脱可能に係合する係合手段を備えたものである。
第1実施例では、分離本立て7は同じ形態、寸法のものを2つ使用する。各分離本立て7は、左右の側板11と、小棚板12と、前記左右一対の側板11、11の間の背面側を連結する背面板としての上下の小背板13a,13bと、小棚板12の下面側に配置する抽斗14とを備えており、棚装置1を取り外した後、もしくは棚装置1から分離して独立して使用することができる。
前記下棚板10が下背板9の前面から突出する寸法D1は、分離本立て7の側板11の奥行き寸法D2の略半分程度であり(図3(a)及び図6参照)、第1実施形態ではD1≒10cmに設定されている。
前記係合手段の第1実施形態では、前記下背板9の被係合部は、前記下背板9の上端縁に上向きに開放された直線状のレール部17(図3、図4、図6及び図8参照)、係合体としてのフック体15を前記レール部に対して摺動可能に被嵌させて分離本立てを左右移動可能に構成したものである。
第1実施形態では、各分離本立て7における上下の背面板(小背板)13(図3〜図8の実施例では、符号13a、13bを使用する)のうち、下小背板13bの背面側には、金属製または合成樹脂製の下向き開放型(開放の前後寸法D3)のフック体15をねじ16等にて固定する(図6及び図7参照)。
他方、前記下背板9の上端縁には、その全長にわたってその板厚さの一部を段付き状に形成した前後厚さD4のレール部17を有し、このレール部17に前記フック体15を上方から被嵌する(図6及び図7参照)。この場合、レール部17の厚さD4より前記フック体15の開放前後寸法D3が若干大きく設定されている。これにより、各分離本立て7は、その左右両側板11の下面(下端)が下棚板10の上面に載った状態で、左右方向に移動可能となるとともに、分離本立て7の前後方向の重心位置が前寄りであっても、前記フック体15がレール部17から外れることなく被嵌した状態で摺動可能となる。
なお、下棚部4における下背板9の上端縁から上背板8の下端縁までの上下方向の隙間寸法が前記フック体15の上下寸法よりはるかに大きく設定されていることにより、分離本立て7を持ち上げるだけで、前記フック体15の箇所が前記レール部17から簡単に外れ、各分離本立て7を下棚部4から分離することができ、各分離本立て7に収容した物品を入れ替えることなく、左右の分離本立て7の配置替えも至極簡単にできるものである。
前記レール部17の変形例として、下背板9の上端縁の板厚さそのままのもの(前記段付き部がないもの)であっても良い。
分離本立て7における左右両側板11の間を左右に仕切るための仕切り板19の後面には、図1、図3〜図8に示すように、合成樹脂製のスライダ体20が着脱可能な連結手段22を介して固定される。このスライダ体20の上下端部は互いに上下方向に開放される溝部が仕切り板19の後面との間で形成されるように突起部20aが一体的に形成されている。これにより、分離本立て7の前面側に仕切り板19を立て、背面側から上下の背面板(小背板)13との横長の隙間に前記スライダ体20を嵌め入れ、前記上下の突起部20aが前記上下の背面板(小背板)13a、13bの背面側に位置するようにして連結手段22を介して固定すれば、この仕切り板19はその下面が小棚板12の上面に沿って摺接した状態でも左右に移動できるものである。
なお、下棚部4の下背板9には、図1等に示されるように、前記下棚板10より下方で、机天板3より上方部位に、コードやケーブルを挿通する穴23が空いている。また、主側板6の内面には、コンセントボックス24を固定し、該コンセントボックス24に接続するコードを前記穴23を通して棚装置1の背面側に導くことができ、机天板3の上面と下棚板10の下面との小さい隙間空間をコードの収納空間としても利用できる。
上記の実施例において、図1、図2(b)及び図6に示すように、左右の分離本立て7、7を左右の主側板6、6の内面に当接した状態で、この左右の分離本立て7、7の間に中間棚板25を着脱可能に装着するには、分離本立て7の左右両側板11の外面に着脱可能に嵌め込んだ水平方向の線材製受け具26に対して、中間棚板25の左右両端面に水平の溝27を背面端まで凹み形成し、この溝27を前記線材製受け具26に差し込むように、中間棚板25を水平に押し込めばよい。なお、前記左右両側板11の外面に前後それぞれ2箇所に支持ピン(図示せず)状の受け具を着脱可能に突出させ、この支持ピンに中間棚板25を着脱可能に載置しても良い。これらの受け具26を前記側板11の高さの異なる箇所に取付け替え可能に装着すれば、中間棚板25の取付け高さを変更可能とすることができる。また、前記受け具26を前記側板11の高さの異なる複数箇所に装着すれば、中間棚板25を複数段に配置できる。また、前述のように一方の分離本立て7を取外し、下棚板10の上方に、他方の分離本立て7を適宜左右に移動させ、当該分離本立て7と一方の主側板6との間に前記中間棚板25を着脱可能に取付けすることもできる。
図4及び図6に示すように、左右主側板6と上下の背板8、9とは平面視L形のブラケット28をねじ止めすることにより補強しても良い。
上棚部5は、左右の主側板30と、棚板31と、棚板31を挟んで上下に配置した上背板32及び下背板33とを備え、仕切り板34は前記分離本立て7 における仕切り板19の装着部と同様のスライダ体20を介して前記上背板32及び下背板33に沿って左右移動可能に配置されている。
この上棚部5は下棚部4の上端に対して積み重ね可能であり、且つ着脱可能である。その連結手段35は、前記連結手段22と同様であり、例えば主側板6の上端に埋め込みボルト37の係止頭を突出させる。主側板30の下面には、前記係止頭が挿入できる挿通穴を穿設し、前記主側板30の内側面には、前記挿通穴に連通し且つカム溝が内径部に形成され、外径が円形の回動締結体36が回転可能に嵌まる取付け穴を穿設する。前記カム溝に埋め込みボルト37の係止頭を係止した状態で、回動締結体36を回動させて、埋め込みボルト37をその軸方向に張力を与えることで、上下棚部4、5は強固に連結できるものである。
灯具40は、中空状の固定支柱41と、これに昇降自在且つ昇降位置での固定可能に嵌まった昇降支柱42と、昇降支柱42から前向きに延びる固定アーム43と、固定アーム43に前後摺動自在に嵌まった可動アーム44と、可動アーム44に取り付いたランプ部45とを備えている。ランプ部45には、ランプの一例として、直管状の蛍光灯を取付けている。ランプ部45の前面には点灯用のスイッチ46を設けている。また、ランプ部45は上下向きの姿勢に回動させ得る。
そして、前記固定支柱41は、下棚部4の背面側に立設するもので、実施形態では、上下の背板8、9に対して金属製または合成樹脂製の取付け具47を介して固定する。その場合、図4及び図7に示すように、上下の背板8、9の背面と適当な隙間を付与するための基部材47aと挟み付け部材47bとの間に固定支柱41を挟んだ状態で2本のねじ48にて基部材47aと挟み付け部材47bとを背板8、9に固定する。この構成により、固定支柱41の前面側で横移動する分離本立て7のフック体15の通過が固定支柱41により邪魔されることがない。
灯具40のための固定支柱41は、下棚分離本立て4の背板8、9の背面に固定しても良い。独立させて机天板3の後端縁に、クランプ式等の支持手段(図示せず)で固定支柱41を机の2の天板3に固定しても良い。その場合、棚装置1を除去して灯具40のみを使用することが可能となる。
灯具40の固定支柱41を棚装置1の背板8、9に取付ける構造の別例としては、固定支柱41の前面に下向きの係止爪を上下に適宜間隔で複数個設ける一方、背板8、9の背面に後向き突設した補強板に、前記係止爪を落し込みできる係合穴が形成されたものである。
さらに別の実施形態では、図示しないが、固定支柱41の前面に頭付きの係止ピンを設け、背板8、9の背面に突設した補強板には、前記係止ピンの頭が嵌まり得るダルマ形の係合穴を形成している。係止ピンを背板8、9の背面に突設し、該係止ピンの頭が嵌まる円形の凹所を固定支柱41の前面に、形成しても良い。
なお、下棚部4を机天板3に固定するには、従来から公知の構造の側面視コ字型等の左右の金具49を主側板6と机天板3とに跨がって装着することにより着脱可能に連結できる。
以上の構成において、図8に示すように、前記下棚部4から上棚部5を取り外した状態で、前記下棚部4の背面側に固定支柱41を立設し、ランプ部45を上背板8の上方から前に臨ませる。次いで、前記連結手段35を介して上棚部5を下棚部4の左右主側板6、6の上端に連結する(図1及び図9参照)。
そして、各分離本立て7は、下棚部4の前方の空間から配置すれば良く、その場合、下背板9の上端縁(レール部17)に前記フック体15を上方から被嵌させ、分離本立て7の左右両側板11、11の下端を下棚板10に載せるだけで良く、分離本立て7は、その左右両側板11の下面(下端)が下棚板10の上面に載った状態で、左右方向に移動可能となるとともに、分離本立て7の前後方向の重心位置が前寄りであっても、前記フック体15がレール部17から外れることもない。分離本立て7は下棚板10から若干持ち上げた状態で左右の適宜位置に移すことも勿論可能である。従って、各分離本立て7に収容した物品を入れ替えることなく、左右の分離本立て7の配置替えも至極簡単にできるものである。
このようにして、分離本立て7の位置を下棚部4の主側板6、6の間の任意の位置に移動させて、使用者の使い勝手を良くすることができる。例えば、図8もしくは図9のように、分離本立て7を左寄り部位に位置させたり、分離本立て7を外した後には、下棚板10の上方で下棚部4の右側などに大きい空間を形成することができる。その空間に、図示しないがパーソナルコンピュータに接続した液晶パネルなどの表示装置を机天板3上もしくは前記下棚板10上にセットすることができる。また、前記奥行き寸法の小さい下棚板10上に文庫本等の奥行き寸法の短い本等を置いた状態で中間棚板25に大判の本等を立て掛けて載せることも可能である。さらに、前記奥行き寸法の小さい下棚板10上に文房具入れなどの小物入れを載置して、それに小物をいれておけば、机天板3上の整理整頓を効率良く行える。このようにして、机天板1の上面前方部位を広く利用できる。
なお、前記下棚板10の前縁位置が、分離本立て7の奥行き方向の重心より前方位置で、且つ分離本立ての前縁よりの後方になるように、下棚板10の奥行き寸法D1を設定しても良い。また、図10(a)及び図10(b)に示すように、下棚板10の前に追加下棚板10aを着脱可能に構成しても良い。その場合、下棚板10の板厚内には背面側及び左右両側面に筒状(鬼目)ナット51を埋設する一方、下棚部4における主側板6、6の外側から、及び、背板9の背面側から各々ネジ(ビス)52を、主側板6、6及び背板9に貫通した取付け孔を介して挿入し、前記筒状(鬼目)ナット51に螺着する。追加下棚板10aの板厚内には左右両側面に筒状(鬼目)ナット51を埋設し、ネジ(ビス)52を、前記背板9に貫通した取付け孔を介して挿入し、前記筒状(鬼目)ナット51に螺着する。このとき、下棚板10と追加下棚板10aの両上面が同一平面となるように配置する。前記追加下棚板10aは、前記上背板8等、背板の一部を取り外して流用しても良い。
このように下棚板10と追加下棚板10aとにより当該棚部分の奥行き寸法を大きくすると、A4版の書物や、コンピュータにおける液晶表示装置等の奥行き寸法の大きい物品を余裕をもって載置することができる。
さらに、図1の二点鎖線で示すように、左右の分離本立て7、7の間であって、下棚板10の上方の空間に時間割表や従来から周知の学習ボードを背板8、9にもたれさせて立て掛けることも可能である。
前記下棚部4における上背板8の上端縁を水平状に形成し、その上端部にレール部17を設ける等して、分離本立て7の背面に突設したフック体15を前記上背板8に上方から被嵌させる構成であっても良い。また、棚装置の仕切構造は必要に応じて自由に設定できる。例えば、棚板としては下棚板10のみを設けて、下棚板の下方を大きな空間として、これにパソコンなとを収納することも可能である。
図11は前記第1実施形態の変形例であり、下棚部4と上棚部5とが分離可能で、下棚部4の下棚板10に載置する分離本立て7′が1つの場合である。この実施例における分離本立て7′は前記第1実施形態の分離本立て7に比べて横幅(左右幅)寸法が若干広く、仕切り板19が2枚であり、また抽斗14が左右2列に配置されている。そして、分離本立て7′の片方の側板11と下方の主側板6との間に、中間棚板25を着脱可能に装着することができる。その場合の取付け手段は前記線材受け具26と溝27等である。この中間棚板25を2段にすることもできる(図11の二点鎖線参照)。その他の構成は第1実施形態と同じであるので、同じ部品には同じ符号を付して、詳細な説明は省略する。また、この変形例における作用効果も第1実施形態と同じである。
図12及び図13に示す係合手段の第2実施例では、被係合部としての直線状のレール部17′は、前記下背板9もしくは前記上背板8の間、または上下に分離していない一枚の背板)の前面にその長手方向(左右方向の全長にわたり、もしくは長手方向の一部に左右方向に長い開口部53が開放されるように形成されたものであり、実施例では、合成樹脂製、またはアルミ等の金属材料の押出成形品を利用する。この直線状のレール部17′には、前記開口部53の下には上向きの係止片54が一体的に形成されている。従って、分離本立て7(7′)を背板9 の前方向のやや上方向から前記背面板13の裏面に固着した下向きのフック体15の爪部を前記レール部17′の開口部53内に簡単に嵌め入れ、又逆に取り外すこともできる。そして、当該分離本立て7(7′)は、その左右両側板11の下面(下端)が下棚板10の上面に載った状態で、左右方向に移動可能となるとともに、分離本立て7(7′)の前後方向の重心位置が前寄りであっても、前記フック体15がレール部17から外れることなく被嵌した状態で摺動可能となる。なお、レール部17′は一枚の背板8(9)の前面に突出するように設けても良い。
図14は係合手段の第3実施例を示す。この実施例では、前記下棚部4における厚さD4′の上背板8または下背板9の上端縁に、被係合部としての上向き開放状に凹部(切欠き部)50を形成し、分離本立て7(7′)の背面から後向きに突設した係合体としての下向きフック体15を前記凹部50に上方から嵌合させる。その状態でも、分離本立て7(7′)の下端、例えば側板11の下端面が下棚板10の上面に載り、分離本立て7(7′)の荷重を下棚板10で支持することができるように構成されているものである。また、第3実施例では、凹部50に開口幅D3(>D4′)のフック体15が嵌合することにより、分離本立て7(7′)の左右移動を規制し、または左右位置決めするものであり、前記凹部50は上背板8または下背板9の上端縁の長手方向の所定箇所に複数設けることができる。図14に示すように、左右一対のフック体15の左右配置間隔(L1)に対応させて、3つ以上の凹部50を同じ配置間隔(L1)で設けることにより、この一対のフック体15の配置間隔毎に下棚部4の左右方向に分離本立て7(7′)を配置替えすることができる。また、下棚部4の左右両端に近接する位置からその中途位置にまで、前記フック体15の配置間隔毎に分離本立て7(7′)を配置替えできる。
図15は係合手段の第4実施例を示す。この実施例では、前記下棚部4における厚さD4′の上背板8または下背板9に被係合部としての背板8(9)の前面から裏面に貫通する係合孔55を穿設する。一方、分離本立て7(7′)の背面から後向きに突設した係合体としての下向きフック体15を前記係合孔55に上方から嵌合させる。その状態でも、分離本立て7(7′)の下端、例えば側板11の下端面が下棚板10の上面に載り、分離本立て7(7′)の荷重を下棚板10で支持することができるように構成されているものである。また、第4実施例では、係合孔55に開口幅D3(>D4′)のフック体15が嵌合することにより、分離本立て7(7′)の左右移動を規制し、または左右位置決めするものであり、前記係合孔55は上背板8または下背板9の長手方向の所定箇所に複数設けることができる。図15に示すように、左右一対のフック体15の左右配置間隔(L1)に対応させて、3つ以上の係合孔55を同じ配置間隔(L1)で設けることにより、この一対のフック体15の配置間隔毎に下棚装置4の左右方向に分離本立て7(7′)を配置替えすることができる。
図16(a)及び図16(b)は係合手段の第5実施例を示す。この実施例では、少なくとも前記下棚部4における上背板8または下背板9と、分離本立て7(7′)の背面板13とを、両板厚さ方向に連結するネジ手段であり、この実施例では、背面板13の板厚内には背面側及び左右両側面に埋設用の筒状(鬼目)ナット56を埋設する一方、下棚部4における背板8(9)の背面側から各々ネジ(ビス)57を、背板8(9)に貫通した取付け孔を介して挿入し、前記筒状(鬼目)ナット56に螺着する。なお、分離本立て7(7′)を下棚部4の一方の主側板6の内面に分離本立て7(7′)の一方の側板11を密接して配置する場合には、前記のネジ手段に加えて(もしくは替えて)、前記一方の側板11に筒状(鬼目)ナット56を埋設する。一方の主板6に貫通した取付け孔を介してネジ(ビス)57を外側から挿入し、前記筒状(鬼目)ナット56に螺着する(図16(b)参照)。
図7に示すように、前記レール分離本立て17とフック体15との係合手段に加えて、分離本立て7(7′)における小棚板12より下方で抽斗14の奥側に位置する背面板13cに鬼目ナット56を埋設し、背板9の裏面側からネジ(ビス)57を挿入し、前記鬼目ナット56に螺着するように構成すれば、抽斗14付きの分離本立て7(7′)の連結強度が増大でき、且つ抽斗14の存在でネジ手段を棚装置1の前方から見えなくして外観が向上する。
なお、図17に示すように、前記ネジ手段の変形例として、前記背板8(9)に埋設用の筒状(鬼目)ナット56を埋設し、分離本立て7(7′)の背面板13に穿設(貫通)された取付け孔を介して背面板13の前方向からネジ(ビス)57を挿入し、前記筒状(鬼目)ナット56に螺着する構成であっても良い。
これらの第5実施例の構成(ネジ手段)によれば、ネジ(ビス)57と筒状(鬼目)ナット56だけで良いから、構造が嵩張らないという効果を奏する。
図18〜図20は第2実施形態を示す。この実施形態では、棚装置1は、机(学習机)2の天板3の後部に載置されており、下棚部4と上棚部5からなっている。下棚部4は、左右一対の主側板6と、左右主側板6の背面側を連結する上下一対の背板8、9と、前記一方の背板9に対して着脱可能、つまり分離可能な複数の分離本立て7(7′)及び60と、中間棚板25とを備えている。また、上棚部5は下棚部4に対して装着及び分離可能に構成されていることや、灯具40の支柱部分が下棚部4の裏面側に配置され、ランプ部45が、下棚部4と上棚部5との隙間から前方に臨むように構成されている点は、前記第1実施形態と同じ構成であるので、第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付して、詳細な説明は省略する。
第2実施形態では、下棚部4、ひいては棚装置1の使い勝手を良くするために、左右の主側板と棚板と背板とが備えられた棚装置を机天板上に着脱可能に取付けした机において、前記棚装置における背板の前面に配置する複数の分離本立てを、少なくとも前記背板に対して係合手段を介してそれぞれ着脱可能に連結し、分離本立ての側板間もしくは分離本立ての側板と前記主側板の内面との間に中間棚板を着脱可能に装着するものであり、また、前記棚装置における左右の主側板に近接して左右に一対の分離本立てを配置し、該一対の分離本立てはその形状及び寸法のいずれか一方もしくは両方が同一でない(異なる)ものや非対称に形成され、前記一対の分離本立ての左右配置箇所を取り替え可能となるように構成するものである。即ち、分離本立て7(7′)及び60はその形状(形態)寸法が同じでないか、非対称である。そして、分離本立て7(7′)及び60と中間棚板25はそれぞれ着脱可能であり、且つ、下棚部4の左右位置等に配置替え可能に構成されている。形態等が同一でない、もしくは非対称である態様としては、分離本立ての色彩、模様等も含まれる。
また、この実施形態では前記第1実施形態で必須であった下棚板10は任意の構成であり、基本的には下棚板10は配置しなくてよい。つまり、第2実施形態における下棚板10には分離本立て7(7′)及び60の下端が載置されず、分離本立ての荷重が作用しない。
第2実施形態では、分離本立て7は左右の側板11と、小棚板12と、前記左右一対の側板11、11の間の背面側を連結する背面板13としての上下の小背板13a,13bと、小上下の小背板13a,13bにスライダ体20を介して左右に移動可能な仕切り板19と、棚板12の下面側に配置する抽斗14と、を備えており、分離本立て7′は仕切り板19が存在しない点で相違だけである。これら分離本立て7(7′)は棚装置1を取り外した後、もしくは棚装置1から分離して独立して使用することができる。
分離本立て60は、左右の側板61と、小棚板62と、側板11、11の間の背面側を連結する背面板としての上下の小背板63と、スライダ体20を介して左右に移動可能な仕切り板64とからなる。分離本立て60の左右方向の寸法W3及び奥行き寸法D7は、前記分離本立て7(7′)の左右方向の寸法W2及び奥行き寸法D6より大きい。分離本立て60の左右方向の寸法W3は下棚部4の左右方向の寸法W1の半分より小さく設定されている。
分離本立て7(7′)、60の下棚部4に対する着脱可能な構成(係合手段)は、基本的には、第1実施形態と同じであり、下小背板13b(63)の背面側には、金属製または合成樹脂製の下向き開放型(開放の前後寸法D3)のフック体15をねじ等にて固定する(図21参照)。
他方、前記下背板9の上端縁には、その全長にわたってその板厚さに等しく形成した前後厚さD4′のレール部17′を有し、このレール部17′に前記フック体15を上方から被嵌する(図18及び図21参照)。この場合、レール部17′の厚さD4′より前記フック体15の開放前後寸法D3が若干大きく設定されている。なお、レール部は、下背板9の板厚さの一部を段付き状に形成した形態であっても良いし、前記図12及び図13の実施例のごとく背板8(9)の前面に開口部を有するレール部材であっても良い。これらにより、各分離本立て7(7′)は、その前後方向の重心位置が前寄りであっても、前記フック体15がレール部17から外れることなく被嵌した状態で下棚部4の左右方向に摺動可能となる。
下棚部4における下背板9の上端縁から上背板8の下端縁までの上下方向の隙間寸法が前記フック体15の上下寸法よりはるかに大きく設定されていることにより、分離本立て7(7′)、60を持ち上げるだけで、前記フック体15の箇所が前記レール部17から簡単に外れ、各分離本立て7を下棚部4から分離することができ、各分離本立て7(7′)、60に収容した物品を入れ替えることなく、左右の分離本立て7(7′)、60の配置替えも至極簡単にできるものである。
中間棚板25は、図18及び図19に示すように、左右の分離本立て7(7′)と60とをそれぞれ左右の主側板6、6の内面に当接した状態で、この左右の分離本立て7(7′)、60の間に中間棚板25を着脱可能に装着する。その構成は前記第1実施形態と同じであって良く、分離本立て7(7′)と60の左右両側板11(61)の外面に着脱可能に嵌め込んだ水平方向の線材製受け具26に対して、中間棚板25の左右両端面に水平の溝27を背面端まで凹み形成し、この溝27を前記線材製受け具26に差し込むように、中間棚板25を水平に押し込めばよい。なお、前記左右両側板11(61)の外面に前後それぞれ2箇所に支持ピン(図示せず)状の受け具を着脱可能に突出させ、この支持ピンに中間棚板25を着脱可能に載置しても良い。また、前述のように一方の分離本立て7(7′)または60を取外すか、もしくは2つの分離本立て7(7′)及び60を下棚部4の片方に寄せ集め、もしくは他方の分離本立て60または7(7′)を適宜左右に移動させ、当該分離本立て60または7(7′)の側板11(61)と一方の主側板6との間に前記中間棚板25を着脱可能に取付けすることもできる。
なお、これらの受け具26を前記側板11(61)の高さの異なる箇所に取付け替え可能に装着すれば、中間棚板25の取付け高さを変更可能とすることができる。また、前記受け具26を前記側板11の高さの異なる複数箇所に装着すれば、中間棚板25を複数段に配置できる。
なお、下棚部4の少なくとも背板8(9)に対して、前記分離本立て7(7′)、60をそれぞれ着脱可能に連結するための係合手段の他の実施例は、図22〜図28に示す。そのうち図22〜図24までの実施例は、前記第1実施形態における第2実施例(図14)〜第5実施例(図16、図17参照)と同じである。従って、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。そして、これらの実施例による作用・効果と同じく、前記分離本立て7(7′)、60はそれぞれ、下棚部4に対して着脱可能であると共に、左右に配置替え可能になる。
図25〜図28に示す係合手段としての実施例は、前記分離本立て7(7′)、60を下棚部4の前方向から着脱操作できるものであって、合成樹脂製等の第1受け具(係合体)65は、前記背板8(9)の前面側に開口するように設けられた筒状(鬼目)ナット67とピン孔68とにネジ66及び第1受け具65に一体形成されたピン65aにて固定する。第1受け具65の上端に形成された突起部65bを、前記分離本立て7(7′)、60の背面板13(63)の下端縁に形成された被係合部としての切欠き部13aに嵌めて支持する。
他方、合成樹脂製等の第2受け具(係合体)70に一体的に形成された複数のピン70aは、下棚部4の主側板6の内面に穿設されたピン孔6aに嵌まり、ネジ71にて第2受け具70内のナット70bに螺着して位置固定される。前記分離本立て7(7′)、60の側板11(61)の下端に切欠き形成された被係合部72に前記第2受け具(係合体)70が嵌まって支持され、且つ分離本立て7(7′)、60が前後方向にずれない。
以上の第2実施形態の構成によれば、例えば、右利きの人と左利きの人とでは、机天板3上の物品や机天板3の下のワゴン状脇机の使い易い配置(使い勝手)が左右で異なることが多い。そのため、分離本立て7(7′)と60の大きさや形態を非対称(同じでないもの)に形成して、下棚部4の左右位置に対する前記分離本立て7と60との配置をユーザーの便利なように配置替えできるようにする。そのために、各分離本立て7を前記棚装置の背板9に対して着脱可能に係合する係合手段を備えたものである。そして、前記構成によれば、図18及び図19に示すように下棚部4の右端に配置した分離本立て60と、左端に配置した分離本立て7(7′)との配置位置が逆になるように、分離本立て7(7′)と60に収納している物品を入れ替えることなく、その収納されている物品ごと分離本立て7(7′)、60の配置位置を左右に入れ替える作業が至極簡単にできる。
また、中間棚板25を、前記分離本立て7と60との間にて前記受け具26等にて着脱可能に連結することにより、前述のように一方の分離本立て7(7′)または60を取外すか、もしくは2つの分離本立て7(7′)及び60を下棚部4の片方に寄せ集め、もしくは他方の分離本立て60または7(7′)を適宜左右に移動させ、当該分離本立て60または7(7′)の側板11(61)と一方の主側板6との間に前記中間棚板25を着脱可能に取付けするというように、分離本立て60または7(7′)と中間棚板25との配置替え、もしくは中間棚板26を除去した空間に、コンピュータ75及び液晶などの表示装置76をセットすることもできる(図20参照)。このようにして、少ない構成部品の組み合わせであっても、机天板上の棚装置の使い勝手を向上させることができる。
なお、前記第1実施形態及び第2実施形態のいずれにおいても、分離本立て7(7′)及び60の形態は本願発明の要旨を逸脱しないかぎり、種々の態様を採用することができる。また、任意にフック体15を左右に2つ乃至3つ並設しても良い。さらに、前記第1実施形態及び第2実施形態のいずれにおいても、中間棚板25は水平平板上に1乃至複数の縦仕切り板を備えた形態であっても良い。
また、前記図26〜図28に示す第1受け具65や第2受け具70の構成は前記第1実施形態における係合手段として利用することができる。
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、棚装置は複数のものを上下に接続する方式には限らず、分離不能な単一構造でも良い。下棚部4のみを使用しても良い。
また、灯具の具体的な形状も様々に設定できる。例えば、アームを屈曲自在な構造として、その先端にランプ部を設けても良い。ランプは直管状には限らず、白熱灯タイプとすることも可能である。また、灯具の支柱はブラケットを介して左右側板に固定することも可能であり、棚装置を机に固定しておく場合は、灯具の支柱を机の天板に固定しておいても良い。
さらに、本発明の棚装置1は、主側板6、30、棚板31、下棚板10、分離本立て7(7′)、60の主要部材を木材にて構成しても良い。
第1実施形態の下棚部と上棚部とを連結した状態の正面図である。 図2(a)は左側面図、図2(b)は図1のIIb −IIb 線矢視断面図である。 図3(a)は図1の IIIa −IIIa線矢視断面図、図3(b)は図1の IIIb −IIIb線矢視断面図である。 背面側の一部切欠き斜視図である。 分離本立ての背面側から見た斜視図である。 分離本立ての要部平面図である。 図6のVII −VII 線視一部切欠き側断面図である。 上棚分離本立てを除去し、分離本立の1つを外した状態の正面図である。 分離本立てを中途位置に配置した状態の正面図である。 (a)は下棚板の追加状態を示す一部切欠き平面図、(b)は図10(a)のXb−Xb線矢視断面図である。 第1実施形態の変形例の正面図である。 係合手段の第2実施例の斜視図である。 図12のXIII−XIII線矢視断面図である。 係合手段の第3実施例の斜視図である。 係合手段の第4実施例の斜視図である。 (a)は係合手段の第5実施例の斜視図、(b)は一部切欠き平面図である。 係合手段の第5実施例の変形例を示す一部切欠き平面図である。 第2実施形態の正面図である。 第2実施形態の平面図である。 第2実施形態で分離本立ての配置替えした状態の平面図である。 係合手段の第1実施例の斜視図である。 係合手段の第2実施例の斜視図である。 係合手段の第3実施例の斜視図である。 係合手段の第4実施例の斜視図である。 係合手段の第5実施例の断面図である。 (a)は第1受け具の斜視図、(b)は断面図である。 第2受け具の斜視図である。 (a)は第2受け具の側面図、(b)は要部断面図である。
符号の説明
1 棚装置
3 机天板
4 下棚部
5 上棚部
6,30 主側板
7,7′,60 分離本立て
8,32 上背板
9,33 下背板
10 下棚板
11 側板
14 抽斗
15 フック体
17,17′ レール部
25 中間棚板
40 灯具
41 固定支柱
42 昇降支柱
43 固定アーム
44 可動アーム
45 ランプ部
50 凹部
51,56鬼目ナット
52,57ネジ
53 開口部
55 係合孔

Claims (6)

  1. 左右の主側板と棚板と背板とが備えられた棚装置を机天板上に着脱可能に取付けした机において、
    前記棚装置における背板の前面に配置する複数の分離本立てを、少なくとも前記背板に対して係合手段を介してそれぞれ着脱可能に連結し、分離本立ての側板間もしくは分離本立ての側板と前記主側板の内面との間に中間棚板を着脱可能に装着したことを特徴とする棚装置を備えた机。
  2. 前記棚装置における左右の主側板に近接して左右に一対の分離本立てを配置し、該一対の分離本立ては非同一に形成され、前記一対の分離本立ての左右配置箇所を取り替え可能となるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の棚装置を備えた机。
  3. 前記係合手段は、前記棚装置における少なくとも背板と、前記分離本立ての背面板とを両板厚方向に連結するねじ手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の棚装置を備えた机。
  4. 前記係合手段は、前記背板に設けられた被係合部と、該被係合部に対して着脱可能に係合するために前記分離本立ての背面に設けられた係合体とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の棚装置を備えた机。
  5. 前記背板の被係合部は、前記背板の上端縁に上向きに開放され、または前記背板の前面に開放されるように形成された直線状のレール部であり、前記係合体を前記レール部に対して摺動可能に被嵌させて分離本立てを左右移動可能に構成したことを特徴とする請求項4に記載の棚装置を備えた机。
  6. 前記背板の被係合部は、前記背板の裏面まで貫通する孔または前記背板の上端縁に上向きに開放された凹部であり、係合体は前記被係合部に対して着脱可能に嵌合するフック体であることを特徴とする請求項4に記載の棚装置を備えた机。
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