JP2005052273A - 中敷きおよび履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行時や座っている場合に任意に足裏のツボを刺激することが可能な中敷きを提供する。
【解決手段】中敷き10内にバッテリ12からの直流電源により振動を発生する振動回路11が配置されている。また、中敷き10は足13の親指18の位置に対応する表面にスイッチ19が配置されている。足13の親指18でスイッチ19を所定の時間押し続けるとスイッチ19はオンになり、振動回路11のモータ駆動回路15が矩形波を発生し、振動モータ16がその矩形波に応じて振動する。この振動は中敷き10の表面を振動させ、足13の裏面14にあるツボ20を刺激する。振動を止める際は、足13の親指18でスイッチ19を所定の時間押し続けるとスイッチはオフになり、振動回路11の振動が止まる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、靴などの履物内に敷いて足の裏にマッサージ効果を与える中敷きおよびそれを利用した履物に関する。
従来、靴やサンダル、スリッパなどの履物を履いて歩行したり立っているときに、足裏のツボを刺激して健康を増進する中敷きや履物あるいはスリッパとして種々のものが提案されている。たとえば特許文献1には、人体の足裏の存在するツボに対応する位置に凹凸状突部を形成した靴の中敷きが記載されている。また、特許文献2には履物の足裏が載せられる面全面に多数の突起を散在させ、つま先、土踏まずおよび踵に対応する部位を高くして足裏に当接する部分に磁性体を有するものが記載されている。また、特許文献3にはスリッパ表面に足裏のツボの配置図を印刷し、ツボ位置に磁石を埋没した刺激器具を形成したスリッパが記載されている。
実開平6−72403号公報 実登3031587号公報 実開平6−72403号公報
しかしながら、従来のこれらの中敷きや履物はいずれも歩行しているときや立っているときなど中敷きや履物に体重がかかっている場合に作用するものであり、室内で椅子に座っているときや、電車、バス、自動車などの乗り物に乗って座っているときには、足踏みするなどの動作をしなければ足裏を刺激することはできない。
また、ぬかるんだ道や坂道などを歩行したり、先を急いで走る場合などでは、足裏に刺激を受けると歩行しにくくなるので、刺激を受けたくない場合が多い。しかしながら、従来の中敷きは履物から取り外さないと足裏の刺激を止めることができない。また、従来の履物では履物を脱がないと足裏の刺激を止めることができない。
従って、本発明の目的は、歩行中はもちろん、室内で椅子に座っているときや、電車、バス、自動車などの乗り物内で座っている場合でも足裏のツボを刺激することができる中敷きおよびそれを利用した履物を提供することにある。
また、足裏へのツボ刺激を履物を履いたまま必要に応じて任意に加えあるいは停止させることが可能な中敷きおよびそれを利用した履物を提供することにある。
請求項1記載の本発明による中敷きは、中敷き内に直流電源により振動を発生する振動源が配置され、中敷きの足指の位置に対応する表面に前記振動源を駆動するためのスイッチが配置され、スイッチは所定の時間押し続けることにより作動することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の中敷きにおいて、振動源はバッテリと、バッテリからの直流電圧により矩形波を発生するモータ駆動回路と、モータ駆動回路により振動する振動モータとを有することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、矩形波は一定時間ごとに矩形波の間隔が変化することを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、矩形波は間隔または幅が時間とともにランダムに変化した矩形波であることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、矩形波は矩形波の振幅または周波数のいずれかが時間とともに変化した矩形波であることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、振動モータはリニア型振動モータであることを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、振動モータは回転型振動モータであることを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、振動モータが足裏のツボに対応した複数の位置に配置されていることを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、バッテリが一次電池であることを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項2に記載の中敷きにおいて、バッテリが二次電池であり、さらに、この二次電池を充電する充電端子を具備することを特徴とする。
請求項11記載の本発明の履物は、本体と底部からなる履物の底部内に直流電源により振動を発生する振動源が配置され、履物を履いたときの足指の位置に対応する表面に振動源を駆動するためのスイッチが配置され、スイッチは所定の時間押し続けることにより作動することを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項11記載の履物において、振動源はバッテリと、バッテリからの直流電圧により矩形波を発生するモータ駆動回路と、モータ駆動回路により振動する振動モータとを有することを特徴とする。
請求項13記載の本発明は、請求項12記載の履物において、矩形波は一定時間ごとに矩形波の間隔が変化することを特徴とする。
請求項14記載の本発明は、請求項12記載の履物において、矩形波は間隔または幅が時間とともにランダムに変化した矩形波であることを特徴とする。
請求項15記載の本発明は、請求項12記載の履物において、矩形波は矩形波の振幅または周波数のいずれかが時間とともに変化した矩形波であることを特徴とする。
請求項16記載の本発明は、請求項12記載の履物において、振動モータはリニア型振動モータであることを特徴とする。
請求項17記載の本発明は、請求項12記載の履物において、振動モータは回転型振動モータであることを特徴とする。
請求項18記載の本発明は、請求項12記載の履物において、振動モータが足裏のツボに対応した複数の位置に配置されていることを特徴とする。
請求項19記載の本発明は、請求項12記載の履物において、バッテリが一次電池であることを特徴とする。
請求項20記載の本発明は、請求項12記載の履物において、バッテリが二次電池であり、さらに、この二次電池を充電する充電端子を具備することを特徴とする。
請求項21記載の本発明は、請求項11記載の履物において、履物の本体と底部が別体で構成され、底部が前記本体に対して着脱自在であることを特徴とする。
本発明によれば、歩行中はもちろん、室内で椅子に座っているときや、電車、バス、自動車などの乗り物内で座っている場合でも足裏のツボを刺激することができる。
また本発明によれば、足裏へのツボ刺激を履物を履いたまま必要に応じて任意に加えあるいは停止させることができる。
本発明の第1の実施の形態による中敷きは、中敷き内に直流電源により振動を発生する振動源を配置し、中敷きの足指の位置に対応する表面に設けたスイッチを所定の時間押し続けることにより振動源を作動させるものである。本実施の形態によれば、中敷きを靴などの履物に敷くことにより、歩行中はもちろん、室内や乗り物内で座っている場合でも足裏のツボを刺激することができる。また、足裏へのツボ刺激は履物を履いたまま必要に応じて任意に加えあるいは停止させることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による中敷きにおいて、振動源はバッテリと、バッテリからの直流電圧により矩形波を発生するモータ駆動回路と、モータ駆動回路により振動する振動モータとを有するものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動源の構造を簡単な構成で実現することができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、モータ駆動回路が発生する矩形波の間隔を一定時間ごとに変化させるものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動が時間的に変化するので、刺激が単調にならず、新鮮な刺激を与えることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、モータ駆動回路が発生する矩形波の間隔または幅を時間とともにランダムに変化させるものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動に規則性がないので一層新鮮な刺激を与えることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、モータ駆動回路が発生する矩形波の振幅または周波数のいずれかが時間とともに変化するものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動の強度やタイミングが時間とともに変化するので、一層新鮮な刺激を与えることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、振動モータがリニア型振動モータとしたものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動を効率よく得ることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、振動モータが回転型振動モータとしたものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動を安価に得ることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、振動モータを足裏のツボに対応した複数の位置に配置したものである。本実施の形態によれば、足裏にある複数箇所のツボの刺激を同時に行うことができる。
本発明の第9の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、バッテリが一次電池であるものである。本実施の形態によれば、中敷きを安価に構成することができる。
本発明の第10の実施の形態は、第2の実施の形態による中敷きにおいて、バッテリが二次電池であり、この二次電池を充電する充電端子を具備するものである。本実施の形態によれば、バッテリの容量が減少した場合、バッテリを充電して使用することができるので、中敷きの寿命を長くすることができる。
本発明の第11の実施の形態による履物は、本体と底部からなり、履物の底部内に直流電源により振動を発生する振動源を配置し、履物を履いたときの足指の位置に対応する表面に設けたスイッチを所定の時間押し続けることにより振動源を作動させるものである。本実施の形態によれば、履物を履いているときは、歩行中はもちろん、室内や乗り物内で座っている場合でも足裏のツボを刺激することができる。また、足裏へのツボ刺激は履物を履いたまま必要に応じて任意に加えあるいは停止させることができる。
本発明の第12の実施の形態は、第11の実施の形態による履物において、振動源はバッテリと、バッテリからの直流電圧により矩形波を発生するモータ駆動回路と、モータ駆動回路により振動する振動モータとを有するものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動源の構造を簡単な構成で実現することができる。
本発明の第13の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、モータ駆動回路が発生する矩形波の間隔を一定時間ごとに変化させるものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動が時間的に変化するので、刺激が単調にならず、新鮮な刺激を与えることができる。
本発明の第14の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、モータ駆動回路が発生する矩形波の間隔または幅を時間とともにランダムに変化させるものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動に規則性がないので一層新鮮な刺激を与えることができる。
本発明の第15の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、モータ駆動回路が発生する矩形波の振幅または周波数のいずれかが時間とともに変化するものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動の強度やタイミングが時間とともに変化するので、一層新鮮な刺激を与えることができる。
本発明の第16の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、振動モータがリニア型振動モータとしたものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動を効率よく得ることができる。
本発明の第17の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、振動モータが回転型振動モータとしたものである。本実施の形態によれば、ツボを刺激する振動を安価に得ることができる。
本発明の第18の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、振動モータを足裏のツボに対応した複数の位置に配置したものである。本実施の形態によれば、足裏にある複数箇所のつぼの刺激を同時に行うことができる。
本発明の第19の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、バッテリが一次電池であるものである。本実施の形態によれば、中敷きを安価に構成することができる。
本発明の第20の実施の形態は、第12の実施の形態による履物において、バッテリが二次電池であり、この二次電池を充電する充電端子を具備するものである。本実施の形態によれば、バッテリの容量が減少した場合、バッテリを充電して使用することができるので、中敷きの寿命を長くすることができる。
本発明の第21の実施の形態は、第11の実施の形態による履物において、履物の本体と底部を別体で構成し、底部を本体に対して着脱自在としたものである。本実施の形態によれば、バッテリの寿命が来た場合は本体から底部を取り外し、底部のみを新しいものに交換して使用することができる。また、底部の交換時に本体をクリーニングすれば常に新品同様に使用することができる。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による一実施例の中敷きと靴内の右足との位置関係を示す概略図である。
中敷き10内に、振動回路11およびバッテリ12が埋め込まれている。振動回路11は中敷き10を靴内に設置したとき、足13の裏面14にあるツボ、たとえば湧泉や足心などに所定の振動を与えるための回路で、バッテリ12からの直流電圧によりモータ駆動回路15が矩形波を発生し、その矩形波により振動モータ16を駆動して矩形波に対応した振動を発生する。振動モータ16は入力信号に応じて往復振動を発生するモータで、携帯電話の着信を知らせるために使用されている回転式のブラシレスモータや、リニア式で振動を発生する振動リニアモータなどが使用される。
図2(a)に振動リニアモータの一例における断面側面図を示す。低損失のコア21の周囲にコイル22が高密度に巻回されており、その周囲を囲んでリング状の磁石23が配置されている。磁石23とブラケット24、および、磁石23とカバー25間にそれぞれスプリング26、27が配置されている。スプリング26、27は図2(b)に示す平面図に見られるように、コア21の先端が挿入されるリング状部261から周囲方向に半円形に伸びる延長部262、263を有し、その先端部が磁石23に固定され、磁石23とブラケット24間および磁石23とカバー25間にリベットかしめにより固定されている。
この振動リニアモータはスプリング26、27が外部から加わる駆動力により共振して、図2(a)の上下方向に振動する。
一般に、足13の裏面14は土踏まずに対応した位置が凹んでいるので、中敷き10にはその凹んだ位置に対応する部分に凸状部17が形成されている。また、中敷き10の先端部には、靴内における足13の足指、たとえば親指18の位置に対応する位置にスイッチ19が設けられている。スイッチ19はオンオフする際に所定の時間押し続けたときに作動する長押しスイッチで、スイッチをオンしたいときはスイッチオフの状態で所定時間、たとえば3秒間押し続けるとオンする。同様にスイッチをオフにするには、スイッチオンの状態で所定時間、たとえば3秒間押し続けるとオフされる。
次に動作を説明する。靴(図示せず)内に中敷き10を敷いた状態で靴内に足13を挿入して履く。歩行時は親指18を含む足指部および踵が支点になって歩行するので親指18がスイッチ19を押すことはあるが、歩行中に親指18がスイッチ19を所定時間押し続けることはないので振動回路11が作動することはなく、通常の歩行が可能である。走っている場合も同様である。また、立っている場合は、つま先立ちの場合以外は親指18がスイッチ19を所定時間押し続けることはないので同様に振動回路11が作動することはない。座っている場合も親指18がスイッチ19を所定時間押し続けることはないので振動回路11が作動することはない。したがって、通常の中敷きと同様に使用することができる。
振動回路11を作動させたい場合は、親指18でスイッチ19を所定の時間、たとえば3秒間押し続ける。すると、スイッチ19がスイッチオンし、バッテリ12によりモータ駆動回路15を作動させる。モータ駆動回路15はバッテリ12の直流電圧により矩形波を発生する。
この様子を図3の波形図により説明する。図3においては、バッテリ12の直流電圧が6V、矩形波の周波数が150Hzである場合について説明する。時刻t0でモータ駆動回路15が作動を開始すると、モータ駆動回路15は150Hzの矩形波41を発生する。矩形波41はたとえばデューティ比50%、電流値100mAとする。矩形波41はあらかじめ設定されたプログラムに従って0〜5秒経過時まで発生させ、5秒経過後10秒経過までは150Hzの状態で1秒間に2回オンオフを繰り返す矩形波42を発生させる。以下10秒〜15秒経過時は矩形波41、15秒〜20秒経過時は矩形波42、20秒〜25秒経過時は矩形波41、25秒〜30秒経過時は矩形波42を発生させ、30秒経過時に矩形波発生を止める。その後所定時間たとえば10秒間矩形波発生を中断して再び同様の操作を繰り返す。
こうしてモータ駆動回路15が図3に示すような矩形波41、42を発生すると、振動モータ16は図3の矩形波41、42に従って機械的な振動を発生する。この機械的な振動は中敷き10の表面を振動させる。振動モータ16を足13の裏面14の涌泉や足心などのツボ20に対応する位置に設置しておけば、これらのツボ20に振動が加えられて指圧やマッサージなどの刺激が与えられる。足裏は涌泉や足心以外にも健康増進のための多くのツボがあることが知られているので、それらのツボを振動モータ16で刺激することにより健康増進を図ることができる。振動モータ16の振動を中止したい場合は、親指18でスイッチ19を所定時間押し続ければスイッチ19がオフになり、モータ駆動回路15もオフになって振動モータ16は振動を止める。
親指18でスイッチ19を所定時間押し続ける動作は、歩行中や立っているときはもちろん、室内で椅子に座っているときや、電車、バス、自動車などの乗り物内で座っている場合でも任意に可能なので、中敷き10を敷いた履物を履いている間はいつでもどこでも足裏のツボ刺激を行うことができる。従って、たとえば、歩行中や行列待ちの状態以外に、電車や飛行機内、あるいは、講演会、会議中など長時間座った状態でいつでも足裏のツボ刺激を行うことにより足の血行促進、むくみ、疲れを緩和したり、健康増進や脳の活性化などを行うことができる。
ツボ刺激の振動モードは、図3に示したモータ駆動回路15が発生する矩形波のモードを変えることにより自由に設定することができる。つまり、これはモータ駆動回路15の矩形波発生プログラムを変えることにより行うことができる。矩形波発生プログラムを変えるモータ駆動回路15に外部から調整可能な振動モード変更回路を組み込んだり、固定振動モードのモータ駆動回路15を組み込んだ中敷き10を複数種用意し、交換して使用することにより対処することができる。
矩形波のモードとしては、図3に示した一定時間ごとに矩形波の間隔を変化させるもの以外に、矩形波の幅を変化させるもの、時間とともに矩形波の間隔や幅をランダムに変化させるもの、矩形波の振幅または周波数を時間とともに変化させるものなどツボ刺激の位置や種類に応じて種々の変形が可能である。
また、振動モータ16は足裏14のツボ20の位置に対応して設置されるが、複数のツボを同時に刺激したい場合には複数の振動モータ16を配置すればよい。この場合、振動モードが1種類でよければモータ駆動回路15を複数の振動モータ16に共通に接続すればよいが、ツボの位置によって振動モードを変えたい場合には各振動モータ16に個別にモータ駆動回路15を接続すればよい。
なお、中敷き10を交換するときは通常全体が交換されるので、バッテリ12としては一時電池を使用すればよく、バッテリ12の寿命が終わったら中敷き10ごと新しいものに交換すればよい。もちろんバッテリ12を中敷き10から着脱自在とし、バッテリ12のみを交換することも可能である。また、バッテリ12として二次電池を使用し、中敷き10にさらにバッテリ充電用の端子を設けて家庭用コンセントで充電するようにすることもできる。
なお、以上の説明では、中敷きを右足用で説明したが、左足用の場合でも同様に構成することができる。また、スイッチ19の位置を親指に対応した位置に設けた場合について説明したが、他の足指に対応させた位置の設けてその指でスイッチ19を操作するようにしてもよい。
次に、図4により本発明による他の実施例について説明する。本実施例は振動回路を履物に直接埋め込んだ実施例である。図4は、履物としてスリッパに適用した場合の実施例における、スリッパと右足との位置関係を示す概略側面図である。スリッパ30は本体31と底部32が別体で構成されており、両者は面ファスナーなどのより着脱自在に取り付けられる。底部32内には振動モータ33、モータ駆動回路34およびバッテリ35が埋め込まれている。振動モータ33、モータ駆動回路34およびバッテリ35は、図1における振動モータ16、モータ駆動回路15およびバッテリ12と同様な構成である。
一方、本体31には、スリッパ30を履いたときに足の親指に対応する位置にスイッチ36が設けられている。スイッチ36は、図1におけるスイッチ19と同様の長押しスイッチで、本体31と底部32が一体化されたときに底部32内のバッテリ35に接続してバッテリ35とモータ駆動回路34の接続をオン、オフする接続端子を有している。
本体31と底部32を一体化した状態では通常のスリッパ30として使用される。このスリッパを履いた状態で、足の親指でスイッチ36を所定の時間押し続けるとスイッチ36がオンとなり、モータ駆動回路34がバッテリ35からの直流電圧により矩形波を発生して振動モータ33を駆動し、本体31の足裏接触面を振動させる。動作の詳細および作用効果は図1と同様であるので説明は省略する。
本実施例によれば、本体31と底部32が別体で構成されているので、バッテリ35の寿命が来た場合は本体31から底部32を取り外し、底部32のみを新しいものに交換して使用することができる。この場合は、メンテナンスを考慮すると、バッテリ35は二次電池であるほうが好ましいが、もちろん一時電池であってもよい。また、底部32の交換時に本体31をクリーニングすれば常に新品同様に使用することができる。
なお、本実施例では履物としてスリッパを例に説明したが、靴やサンダル、ミュールなどその他の履物にも適用することができる。
本実施例においても履物を右足用で説明したが、左足用の場合でも同様に構成することができる。また、スイッチ36の位置を親指に対応した位置に設けた場合について説明したが、他の指に対応させた位置に設けてその指でスイッチ36を操作するようにしてもよい。
スリッパ、靴、サンダル、ミュール、その他の履物、これらの中敷きに適用することができる。
本発明による一実施例の中敷きと靴内の右足との位置関係を示す概略側面図 本発明に使用される振動リニアモータの一例を示す図で、(a)は断面側面図、(b)は振動部であるスプリングの平面図 本発明による一実施例の中敷きの動作を説明するための波形図 本発明による他の実施例における履物と右足との位置関係を示す概略側面図
符号の説明
10 中敷き
11 振動回路
12 バッテリ
13 足
15 モータ駆動回路
16 振動モータ
18 親指
19 スイッチ
21 コア
22 コイル
23 磁石
24 ブラケット
26、27 スプリング
30 スリッパ
31 本体
32 底部
33 振動モータ
34 モータ駆動回路
35 バッテリ
36 スイッチ

Claims (21)

  1. 靴内に配置される中敷きであって、前記中敷き内に直流電源により振動を発生する振動源が配置され、前記中敷きの足指の位置に対応する表面に前記振動源を駆動するためのスイッチが配置され、前記スイッチは所定の時間押し続けることにより作動することを特徴とする中敷き。
  2. 前記振動源はバッテリと、前記バッテリからの直流電圧により矩形波を発生するモータ駆動回路と、前記モータ駆動回路により振動する振動モータとを有することを特徴とする請求項1に記載の中敷き。
  3. 前記矩形波は一定時間ごとに矩形波の間隔が変化することを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  4. 前記矩形波は間隔または幅が時間とともにランダムに変化した矩形波であることを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  5. 前記矩形波は矩形波の振幅または周波数のいずれかが時間とともに変化した矩形波であることを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  6. 前記振動モータはリニア型振動モータであることを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  7. 前記振動モータは回転型振動モータであることを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  8. 前記振動モータが足裏のツボに対応した複数の位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  9. 前記バッテリが一次電池であることを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  10. 前記バッテリが二次電池であり、さらに、前記二次電池を充電する充電端子を具備することを特徴とする請求項2に記載の中敷き。
  11. 本体と底部からなる履物の前記底部内に直流電源により振動を発生する振動源が配置され、前記履物を履いたときの足指の位置に対応する表面に前記振動源を駆動するためのスイッチが配置され、前記スイッチは所定の時間押し続けることにより作動することを特徴とする履物。
  12. 前記振動源はバッテリと、前記バッテリからの直流電圧により矩形波を発生するモータ駆動回路と、前記モータ駆動回路により振動する振動モータとを有することを特徴とする請求項11に記載の履物。
  13. 前記矩形波は一定時間ごとに矩形波の間隔が変化することを特徴とする請求項12に記載の履物。
  14. 前記矩形波は間隔または幅が時間とともにランダムに変化した矩形波であることを特徴とする請求項12に記載の履物。
  15. 前記矩形波は矩形波の振幅または周波数のいずれかが時間とともに変化した矩形波であることを特徴とする請求項12に記載の履物。
  16. 前記振動モータはリニア型振動モータであることを特徴とする請求項12に記載の履物。
  17. 前記振動モータは回転型振動モータであることを特徴とする請求項12に記載の履物。
  18. 前記振動モータが足裏のツボに対応した複数の位置に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の履物。
  19. 前記バッテリが一次電池であることを特徴とする請求項12に記載の履物。
  20. 前記バッテリが二次電池であり、さらに、前記二次電池を充電する充電端子を具備することを特徴とする請求項12に記載の履物。
  21. 履物の本体と底部が別体で構成され、前記底部が前記本体に対して着脱自在であることを特徴とする請求項11に記載の履物。
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