JP2005052246A - 鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定した状態で被切断物を連続して切断できる鋏を提供する。
【解決手段】 刃体1,2の回動により形成される回動面15に対して一方の刃体1の刃縁13とその反対側に配置される背縁14との方向を同じ向きに設け、回動面15に対して他方の刃体2における刃縁18とその反対側に配置される背縁19との方向を交差する向きに設ける。刃縁18と背縁19間の延長部4側の面をほぼ平に形成したことにより、他方の刃体2が平らな面状となって被切断物を平面的に載置した状態で、一方の刃体1が動刃となって切断できるので、被切断物を安定した状態に保って切断を行うことができる。他方の鋏本体8の延長部4の外側面4cを回動面15より一方へ偏るように設けたことにより、被切断物の切れ目が延長部4の外側面4cの脇を通り抜けることができるので、スムースに切断を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の鋏本体を回動自在に交差させた鋏に関するものである。
従来この種のものとして、一対の鋏本体を回転中心軸を介して回動自在に設け、鋏の一方の刃の外側に取り付けた板の上方に伸びる部分を刃のせん断部の位置で直角に折り曲げて封書の支え部とした封書鋏や、鋏の一対の刃の少なくとも一方の刃に近接して、それらの摺り合せ面に直角である鋏が公知である。
そして、このような従来の鋏においては、一対の鋏本体を静刃側と動刃側として使用することにより、静刃上に紙や薄い板或いは食品等被切断物を載置するようにして切断することが可能である。
しかしながら、前記従来の鋏においては静刃一方の鋏本体上に被切断物を載置するようにして切断することが可能であるが、切り進むにしたがい回転中心軸、さらには把手部が被切断物に入り込むと、回転中心軸や把手部が邪魔になって被切断物の切り始め側を折り曲げないと切り進むことができなくなるという問題がある。
特開平1−198587号公報 特開平3−41667号公報
解決しようとする問題点は、安定した状態で被切断物を連続して切断できるようにする点である。
請求項1の発明は、それぞれ刃体の基端側に延長部を介して把持部が設けられた一対の鋏本体を前記延長部で交差させ、その交差部に開閉中心軸を設けて前記把持部を開閉して前記一対の鋏本体を相対的に回動することにより前記一対の刃体のそれぞれの刃縁により切断作用をなす鋏において、前記刃体の回動により形成される回動面に対して一方の前記刃体の刃縁とその反対側に配置される背縁との方向を同じ向きに設け、前記回動面に対して他方の前記刃体における刃縁とその反対側に配置される背縁との方向を交差する向きに設けると共に、該刃縁と背縁間の前記延長部側の面をほぼ平に形成し、前記他方の鋏本体における前記延長部の外側面を前記回動面より一方へ偏るように設けたことを特徴とする鋏である。
請求項2の発明は、前記回動面に対して前記他方の刃体の表面における刃縁と背縁との方向をほぼ直交する向きに設け、前記他方の鋏本体における刃縁を前記回動面と同一面状の平面に設けたことを特徴とする請求項1記載の鋏である。
請求項3の発明は、前記一方の鋏本体の刃体の後方斜めに延長部は設けられると共に、前記他方の鋏本体の刃体の後方斜めに延長部は設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の鋏である。
請求項4の発明は、前記一方の鋏本体における刃体の刃縁の尖端より刃元にかけて円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋏である。
請求項5の発明は、前記開閉中心軸における前記一対の鋏本体の間にスプリングワッシャーが介在していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鋏である。
請求項6の発明は、前記一対の鋏本体における把持部間に該把持部を開方向に付勢する弾性体を介在することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鋏である。
請求項7の発明は、前記把持部は把持カバーに挿着され、前記把持カバーには基端に開口部を設けた挿入孔が形成され、該挿入孔に挿入された前記把持部に前記弾性体が着脱自在に接続すると共に、該弾性体を前記把持カバーに抜け止め可能に係止することを特徴とする請求項6記載の鋏である。
請求項8の発明は、前記一方及び他方の鋏本体のいずれか一方の鋏本体にいずれか他方の鋏本体に係止可能なストッパーを設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鋏である。
請求項9の発明は、前記一方の鋏本体における刃体の背部に凹部を形成すると共に、前記凹部における奥側の前記刃縁方向の幅を該凹部の開口部の開口幅よりも次第に大きく形成し、かつ前記開口部における刃縁に沿った一側角部を鈍角に形成すると共に、前記開口部における刃縁に沿った他側角部を鋭角に形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋏である。
請求項1の発明によれば、ほぼ平に形成した面に被切断物を載置した状態で、安定して切断を行うことができる。
請求項2の発明によれば、ほぼ平に形成した面に対してほぼ直交方向より一方の刃体を配置して確実に切断を行うことができる。
請求項3の発明によれば、切断された被切断物は延長部の下方を通り抜けるようにしてスムースに切断を続けることができる。
請求項4の発明によれば、一方の刃体の刃縁と他方の刃体の刃縁との交差角度が常時ほぼ同じようになるので、切断の始めから終りまで同じような力で切断を行うことができる。
請求項5の発明によれば、スプリングワッシャーを介在していることにより、一対の刃縁にがじりが生じにくくなる。
請求項6の発明によれば、弾性体によって把持部が自動的に開くようになるので、扱いやすくなる。
請求項7の発明によれば、弾性体を取り出すことで把持部と把持カバーとの係止状態を解除でき、両者を簡単に分解することができる。
請求項8の発明によれば、ストッパーにより一対の鋏本体を係止しておくことができる。
請求項9の発明によれば、切断の他に、スプレー缶などの孔開けなどにも利用することができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図6は第1実施例を示しており、鋏はそれぞれ刃体1,2の基端側に延長部3,4を介して把持部5,6が設けられる共に前記延長部3,4で交差させた一対の鋏本体7,8と、交差部で一対の鋏本体7,8を回動自在に軸支する開閉中心軸9と、前記把持部5,6に装着する合成樹脂製の把持カバー10,11と、前記一対の把持部5,6の間に介在しこれら把持部5,6を開くように付勢するコイルバネからなる弾性体12からなり、一対の鋏本体7,8を開閉中心軸9を中心に相対的に回動することにより前記刃体1,2により切断作用をなすようになっている。
そして、一方の鋏本体7は鉄系金属板を加工したもので、刃体1における刃縁13とこの刃縁13と反対側に位置する背縁14とを結ぶ方向は、前記刃体1,2の回動により仮想的に形成される回動面15に対して同じ向きに設ける。さらに前記刃体1の尖端16より刃元17にかけてはそれらの中央側が突設するように円弧状に形成されている。また、一方の鋏本体7の延長部3は、尖端16と刃元17を結ぶ方向に対して後方に向けて斜め上方に配置されている。この配置は背縁14の後部より上方に突設した第1の延長部3aと、この第1の延長部3aの先端に連設して斜め後方に設けられる第2の延長部3bとからなり、この第2の延長部3b側の把持部5が把持カバー10の基端側より挿着している。そして、第1の延長部3aは背縁14の後部より一方へ先端3cが偏位するように斜めに設けられる。すなわち、第1の延長部3aの上端たる先端3cが回転中心軸9の図示しない軸線における一方の鋏本体7の方向に偏位しているものである。
さらに、他方の鋏本体8も鉄系金属板を加工したもので、刃体2における刃縁18とこの刃縁18と反対側に位置する背縁19とを結ぶ方向は、前記刃体2の回動により仮想的に形成される回動面15に対してほぼ直角の向きに交差して設けると共に、該刃縁18と背縁19間の前記延長部4側の面をほぼ平に形成して平面部2aを形成している。さらに前記刃体2の尖端20より刃元21にかけては直線状形成されている。また、他方の鋏本体8の延長部4は、尖端20と刃元21を結ぶ方向に対して後方に向けて斜め上方に配置されている。この配置は背縁19の後部より直角段部22を介して上方に突設した第1の延長部4aと、この第1の延長部4aの先端に連設して斜め後方に設けられる第2の延長部4bとからなり、この第2の延長部4b側の把持部6が把持カバー11の基端側より挿着している。そして、一方の鋏本体7の第2の延長部3bと他方の鋏本体8の第1の延長部4aとが平面的に当接するように設けられると共に、延長部3b,4a相互に、鉄系金属製の開閉中心軸9がかしめられて設けられており、図3に示した拡大図のように前記第1の延長部3aの先端3cが一方へ偏位して、第2の延長部3b自体も一方へ偏位することにより、他方の鋏本体8の延長部4は前記回動面15に対してわずかに一方へ偏位している。尚、図3は刃体1,2を図4などのように開いた状態の側面図であって、図3に示した拡大図においては、後述するストッパー36の軸37を省略して図示している。これは他方の鋏本体8の延長部4の外側面4c、ひいては第1の延長部4aの外側面4cは回動面15より回転中心軸9の軸線における一方の鋏本体7、ひいては刃体1の方向に偏位しているものであって、外側面4cがせつ断面を形成する回動面15を中央として刃体2より刃体1の方向に設けらているものである。尚、外側面4cは回動面15より回転中心軸9の軸線における一方の鋏本体7の方向に、例えば切断する品物によって異なるが0.1から20ミリメートル、好ましくは例えば0.2から10ミリメートルのようにわずかに偏位している。xは偏位長さを示している。また平面的に当接する一方の鋏本体7の第2の延長部3bと他方の鋏本体8の第1の延長部4aとの間には鉄系金属製のスプリングワッシャー23が設けられており、このスプリングワッシャー23は、開閉中心軸9に外嵌合するようにして同軸状に設けられている。図中24は開閉中心軸9の端部に設けられたスプリングワッシャーを示している。
前記それぞれの把持カバー10,11の基端面には、把持部5,6の挿入用開口部31が形成されており、さらに開口部31に連設して挿入孔32が長手方向に形成されている。さらに把持部5,6の開閉方向における把持カバー10,11の内側には開口部31と連通する溝部33が形成されていると共に、その溝部33の先端には溝部33の幅より大きい幅を有する円形溝部よりなる幅大溝部34が形成されている。そして、前記開閉方向における把持部5,6の内側には突起35が形成されており、この突起35が開口部34側より溝部33を通って幅大溝部34へ挿入することができ、さらにこの突起35に弾性体12の端部は外嵌合して着脱自在に接続している。弾性体12の外径は幅大溝部34に嵌合するか、該幅大溝部34よりやや径小に形成されていると共に、溝部33の幅より大きく形成され、さらに弾性体12の内径は突起35の幅よりも大きく形成されて、突起35、ひいては把持部5,6は弾性体12に係止するようになっている。これにより弾性体12の端部が突起35に係止した状態では、把持カバー10,11は把持部5,6より抜け出ることがないようになっている。
また、他方の鋏本体8の第2の延長部4bにはストッパー36が軸37を介して回動自在に設けられており、このストッパー36が係止可能なストッパー受け部38が一方の鋏本体7の第2の延長部3bに設けられている。ストッパー36には第1のストッパー部36aと第2のストッパー部36bが設けられており、刃体1,2を閉じて第1のストッパー部36aがストッパー受け部38に係止することにより、刃縁13,、18相互が重なって弾性体12の付勢力に抗して鋏本体7,8相互が閉じた状態に保持される。一方、刃体1,2を開いて第2のストッパー部36bがストッパー受け部38に係止することにより、刃縁13,、18の刃元17,21のみが重なって弾性体12の付勢力にしたがって鋏本体相互が開いた状態に保持される。
次に前記構成についてその作用を説明する。第2のストッパー部36bがストッパー受け部38に係止した状態で把持カバー10,11にそれぞれ指を掛けて一方の鋏本体7を動刃とし、他方の鋏本体8を静刃として一対の鋏本体7,8を開閉することにより、刃縁13,、18により切断を行う。この際、例えば板状の図示しない被切断物を切断するときには、他方の鋏本体8の刃体2を被切断物の下に配置すると、被切断物は他方の鋏本体8の刃体2に載置状態となって安定した状態で切断が行われる。さらに、鋏本体7,8を開閉して切り進むと切れ目が延長部4の外側面4cの脇を通り抜けて通過する。これは擦りあって切断部を形成する刃縁13,、18による前記回動面15に対して他方の鋏本体8の延長部4がわずかに一方へ偏位していることに起因する。また鋏本体7,8を開閉して切り進むと切り進むと切れ目が把時部5,6の下方を通り抜けて、連続して切断が行われる。
尚、一対の鋏本体7,8を開閉して切断する際にあっては、刃体1の尖端16より刃元17にかけて円弧状に形成されているので、該刃体1の刃縁13と他方の鋏本体8の刃縁18とは常時ほぼ同じ交差角度を保つようになっている。
そして、鋏を廃棄するような場合は、まず突起35との係止状態を解除して弾性体12を幅大溝部34より抜き取り、次に把持部5,6を把持カバー10,11の挿入孔32より抜き取ることにより、鉄系金属製の鋏本体7,8、開閉中心軸9及びスプリングワッシャー23,24と、合成樹脂製の把持カバー10,11を分別して廃棄することができる。
以上のように、前記実施例においては前記刃体1,2の回動により形成される回動面15に対して一方の前記刃体1の刃縁13とその反対側に配置される背縁14との方向を同じ向きに設け、前記回動面15に対して他方の前記刃体2における刃縁18とその反対側に配置される背縁19との方向を交差する向きに設けると共に、該刃縁18と背縁19間の前記延長部4側の面をほぼ平に形成したことにより、他方の刃体2が平らな面状となって被切断物を平面的に載置した状態で、一方の刃体1が動刃となって切断できるので、被切断物を安定した状態に保って切断を行うことができる。さらに前記他方の鋏本体8の延長部4の外側面4cを前記回動面15より一方へ偏るように設けたことにより、被切断物の切れ目が延長部4の外側面4cの脇を通り抜けることができるので、スムースに切断を行うことができる。
さらに、他方の刃体2に設けられた平面部2aは延長部4に対してほぼ直交するように設けられているので、前記平面部2aに載置された被切断物に対して一方の刃体1をほぼ直角方向に移動することで正確な切断を行うことができる。
また、前記一方の鋏本体7の刃体1の後方斜めに延長部3は設けられると共に、前記他方の鋏本体8の刃体2の後方斜めに延長部4は設けられることで、切り進められた被切断物が把持部5,6の近傍に来ても被切断物は把持部5,6の下方を通り抜けるようになり、把持部5,6に邪魔されることなく切り進むことができる。
しかも、前記一方の鋏本体7における刃体2の尖端16より刃元17にかけて円弧状に形成されているので、一対の刃縁13,18の交差角度を常時ほぼ同じ角度とすることで、常時同じ力で切り進むことができる。
さらに、前記一対の鋏本体7,8の延長部3,4の間にスプリングワッシャー23を介在することで、刃縁13,18のがじりなどを確実に防止できる。
また、前記一対の鋏本体7,8における把持部5,6間に該把持部5,間を開方向に付勢する弾性体12を介在することにより、把持部5,6に掛けた指の力を緩めると弾性体12により把持部5,6は自動的に開き、この後把持部5,6を閉じることにより、簡単に切断を継続することができる。
しかも、前記把持部5,6は把持カバー10,11に挿着され、前記把持カバー10,11には基端に開口部31を設けた挿入孔32が形成され、該挿入孔32に挿入された前記把持5,6部に前記弾性体12が着脱自在に接続すると共に、該弾性体12を前記把持カバー10,11に抜け止め可能に係止することにより、鉄系金属製の鋏本体7,8、開閉中心軸9及びスプリングワッシャー23,24と、合成樹脂製の把持カバー10,11を簡単に分別して廃棄することができる。
さらに、前記他方の鋏本体7,8に第1及び第2のストッパー部36a,36bを設けたストッパー36を設けると共に、前記一方の鋏本体7に前記第1及び第2のストッパー部36a,36bが選択的に係止するストッパー受け部38を設けたことにより、一対の鋏本体7,8を閉じた状態に保持して保管を安全にしたり、或いは開いた状態に保持することにより一対の鋏本体を開閉操作し易くできる。
図7及び図8は第2実施例を示しており、前記第1実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。第2実施例においては、把持カバー10,11を細長なリング状に形成したものであって、一方の刃体1の背縁14に例えばスプレー缶のような缶cの底bに孔を形成するための孔開け部を設けたものである。この孔開け部は、前記一方の鋏本体7における刃体1の背部13に凹部41を形成すると共に、前記凹部41における奥側の前記刃縁13方向の幅Wを該凹部41の開口部42の開口幅よりも次第に大きく形成し、かつ前記開口部42における刃縁13に沿った一側角部43を鈍角に形成すると共に、前記開口部42における刃縁13に沿った他側角部44を鋭角に形成したものである。
したがって、缶cの縁を凹部41に挿入すると共に一側角部43の端に縁を係止し、次に把持部5を握って一側角部43の端を回転中心として一方の鋏本体7を持ち上げると、鋭角な他側角部44が缶cの底bに突き刺さり、孔を形成することができるものである。
以上のように前記実施例においては、凹部41の一側角部43を鈍角に形成すると共に、他側角部44を鋭角にして孔開け部を設けることにより、切断の他に孔開け等もでき便利となる。
以上のように本発明にかかる鋏は、紙、鉄板や合成樹脂などの平板やパイプの切断加工の他に、例えば各種食品の加工や蟹の脚などを食するときにも適用できる。
本発明の第1実施例を示す正面図である。 本発明の第1実施例を示す背面図である。 本発明の第1実施例を示す一部を拡大した側面図である。 本発明の第1実施例を示す斜視図である。 本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施例を示す要部の断面図である。 本発明の第2実施例を示す斜視図である。 本発明の第2実施例を示す要部の拡大正面図である。
符号の説明
1,2 刃体
2a 平面部
4 延長部
4c 外側面
7,8 鋏本体
10,11 把持カバー
12 弾性体
13 刃縁
14 背縁
15 回動面
16 尖端
17 刃元
18 刃縁
19 背縁
28 スプリングワッシャー
36 ストッパー
41 凹部
42 開口部
43 一側角部
44 他側角部
W 幅

Claims (9)

  1. それぞれ刃体の基端側に延長部を介して把持部が設けられた一対の鋏本体を前記延長部で交差させ、その交差部に開閉中心軸を設けて前記把持部を開閉して前記一対の鋏本体を相対的に回動することにより前記一対の刃体のそれぞれの刃縁により切断作用をなす鋏において、前記刃体の回動により形成される回動面に対して一方の前記刃体の刃縁とその反対側に配置される背縁との方向を同じ向きに設け、前記回動面に対して他方の前記刃体における刃縁とその反対側に配置される背縁との方向を交差する向きに設けると共に、該刃縁と背縁間の前記延長部側の面をほぼ平に形成し、前記他方の鋏本体における前記延長部の外側面を前記回動面より一方へ偏るように設けたことを特徴とする鋏。
  2. 前記回動面に対して前記他方の刃体の表面における刃縁と背縁との方向をほぼ直交する向きに設け、前記他方の鋏本体における刃縁を前記回動面と同一面状の平面に設けたことを特徴とする請求項1記載の鋏。
  3. 前記一方の鋏本体の刃体の後方斜めに延長部は設けられると共に、前記他方の鋏本体の刃体の後方斜めに延長部は設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の鋏。
  4. 前記一方の鋏本体における刃体の刃縁の尖端より刃元にかけて円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋏。
  5. 前記開閉中心軸における前記一対の鋏本体の間にスプリングワッシャーが介在していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鋏。
  6. 前記一対の鋏本体における把持部間に該把持部を開方向に付勢する弾性体を介在することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鋏。
  7. 前記把持部は把持カバーに挿着され、前記把持カバーには基端に開口部を設けた挿入孔が形成され、該挿入孔に挿入された前記把持部に前記弾性体が着脱自在に接続すると共に、該弾性体を前記把持カバーに抜け止め可能に係止することを特徴とする請求項6記載の鋏。
  8. 前記一方及び他方の鋏本体のいずれか一方の鋏本体にいずれか他方の鋏本体に係止可能なストッパーを設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鋏。
  9. 前記一方の鋏本体における刃体の背部に凹部を形成すると共に、前記凹部における奥側の前記刃縁方向の幅を該凹部の開口部の開口幅よりも次第に大きく形成し、かつ前記開口部における刃縁に沿った一側角部を鈍角に形成すると共に、前記開口部における刃縁に沿った他側角部を鋭角に形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋏。
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