JP2005052035A - 下葉処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記羽根の取り付け取り外しが簡単にできるようにすること。
【解決手段】 下葉処理装置は、所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸11と21に取付けられた水車状回転体12と22を備えて構成されている。処理される葉菜等の下葉は水車状回転体12と22の羽根13と23で掻き取られる。回転軸11と21には中央部が正方形の断面を有する筒状体14と24が同軸に固着されている。羽根13と23は長方形のスポンジの板部材であり、その基端部を回転軸11と21の中央部の表面に押え板15と25を介してネジ16と26によって着脱可能に固着されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ほうれん草などの葉菜、春菊やクレソンなどの葉茎菜、菊などの花卉の下葉を除去する下葉処理装置に関する。一般に、代表的な下葉処理装置には、下葉をロールで挟んで本体から引き剥がす除去方式と、下葉を掻取刃によって本体から掻き取る除去方式がある。本発明は後者の下葉掻き取り方式の下葉処理装置に関する。
ほうれん草などの葉菜やクレソンなどの葉茎菜は、野菜本体が軟弱で且つ大きさも種類も様々であるため、これら軟弱野菜の下葉処理を機械化することは難しいが、下葉処理装置が組み込まれた大型の野菜処理システムが実用化されている。ところが、この野菜処理システムは特定の軟弱野菜であって且つ大きさが揃ったものを自動的に処理するものであるため、汎用性に乏しいという問題がある。つまり、処理対象が異なると処理できないか、或いは処理できても大幅な調整や変更を必要とするものである。また、小型の下葉処理装置がいくつか市販されているが、下葉の処理効率が未だ満足できるものではないという問題がある。
また、花卉は種別ごとに下葉の形状、大きさ、硬軟度などが異なるため、対象の花卉の種別ごとに下葉処理装置を使い分けなければならなかった。
実開昭62−60194号公報(特許文献1)、実開平1−59091号公報(特許文献2)、実開平1−90386号公報(特許文献3)に開示されている下葉処理装置において、掻取刃は一対の回転体にそれぞれ張り渡された紐状体である。この紐状体を掻取刃とする下葉処理装置は、回転体への紐状体の取り付け取り外しが簡単である。しかしながら、ゴムなどの弾性体である紐状体が回転することによって下葉を掻き取ると共に弾き飛ばして除去するものであるから処理対象の本体を傷つけ易くほうれん草などの軟弱葉菜には適用できないという問題がある。また、同じ種類の処理対象であっても、大きさが異なれば処理できないか、処理効率が著しく低下するという問題がある。
次に、実開平3−5350号公報(特許文献4)、実開平5−47号公報(特許文献5)、実開平6−79226号公報(特許文献6)、特開平8−33426号公報(特許文献7)、特開2000−14244号公報(特許文献8)に開示されている下葉処理装置において、掻取刃は一対の回転軸体にそれぞれ立設された多数の棒状突起である。この棒状突起を掻取刃とする下葉処理装置は、紐状体を掻取刃とする下葉処理装置に比べると処理対象の本体を傷つける可能性は少なく、葉菜、葉茎菜、花卉のいずれにも適用できるものである。しかしながら、同じ種類の処理対象であっても、大きさが異なれば処理できないか、処理効率が著しく低下するという問題がある。
この棒状突起を掻取刃とする下葉処理装置が抱える他の問題は、消耗した掻取刃の交換が極めて難しいということである。即ち、一対の回転軸体にそれぞれ立設された多数の棒状突起を掻取刃とする下葉処理装置において、多数の棒状突起は一部の例外を除いては回転軸体と一体に形成されている。このため、棒状突起だけの交換は不可能であるから、掻取刃の交換は回転軸体を含む部品全体の交換となり、多額のメンテナンス費用を要することになる。
前記の例外は特開2000−14244号公報(特許文献8)に開示されている如く、外周面に軸方向4列の柔軟ピン群が等角度間隔で立設された左側円筒体と、外周面に軸方向4列の柔軟ピン群が等角度間隔で立設された右側円筒体と、前記左側円筒体と前記右側円筒体とを所定間隔をおいて回転可能に支持する支持部と、前記左側円筒体を時計方向に回転させ且つ前記右側円筒体を反時計方向に回転させる回転部とを備えた花卉などの脱葉装置であって、該円筒体を縦方向2分割構造にするとともに、側壁に放射方向に多数開けた孔の内の一対の孔の内側から1本の柔軟ピンをほぼU字状に折り曲げて押通して支持したことを特徴とするものである。このような構造によって、掻取刃として機能する棒状突起の柔軟ピンは交換可能になる。
しかしながら前記柔軟ピンの交換は前記2分割構造の円筒体を回転軸から取り外し、また取付ける作業を必要とするから面倒である。しかも、前記2分割構造の円筒体の側壁に放射方向に多数開けた孔の内の一対の孔の内側から1本の柔軟ピンをほぼU字状に折り曲げて押し通す作業も面倒である。従って、特許文献8に開示の花卉などの脱葉装置においても、掻取刃の交換は容易ではないという問題がある。
実開昭62−60194号公報 実開平1−59091号公報 実開平1−90386号公報 実開平3−5350号公報 実開平5−47号公報 実開平6−79226号公報 特開平8−33426号公報 特開2000−14244号公報
本発明が解決しようとする第1の課題は、所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を弾き飛ばして掻き取る下葉処理装置において、前記水車状回転体の羽根の取り付け取り外しが簡単にできるようにすることである。
本発明が解決しようとする第2の課題は、手作業用の可搬型下葉処理装置として利用できると共に、葉菜類の搬送装置を備える据置型下葉処理システムの主要構成ユニットとして利用できる下葉処理装置を提供することである。
上述の課題を解決するために、所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記水車状回転体の羽根を複数の弾性板部材で構成し、且つ前記回転軸に着脱可能な取付け手段で固着した。
前記水車状回転体の羽根を構成する複数の弾性板部材を前記回転軸に着脱可能に取付けて固着する方法は、次の通りである。
第1の手段は、前記回転軸の中央部を正多角形の断面を有するように形成し、前記弾性板部材を着脱可能な取付け手段で前記回転軸の中央部の表面に固着したことである。
第2の手段は、前記回転軸の中央部の表面に複数の軸方向突条を等角度間隔で一体に形成し、前記複数の弾性板部材を着脱可能な取付け手段で前記回転軸の軸方向突条に固着したことである。
第3の手段は、前記回転軸の中央部に正多角形の断面を有する筒状体を同軸に固着し、前記複数の弾性板部材を着脱可能な取付け手段で前記筒状体の表面に固着したことである。
第4の手段は、前記回転軸の中央部に表面に複数の軸方向突条が等角度間隔に形成された筒状体を同軸に固着し、前記複数の弾性板部材を着脱可能な取付け手段で前記筒状体の軸方向突条に固着したことである。
前記着脱可能な取付け手段は、ネジ止め、又は押え板を介したネジ止めで実現できる。着脱を更に容易にするためには、前記着脱可能な取付け手段は紙や葉などを挟んで保持するクリップが望ましい。
具体的には、前記クリップは、上挟持板と、下挟持板と、これら挟持板を回動自在に結合する枢軸部と、及びこれら挟持板を相互に圧接させるバネ部材とから構成されたものである。
また、前記クリップは、特許第2529617号公報に開示されている如く、内面にゴム製ヒゲ板が貼り付けられた一対の枠板を有する断面U字型のクリップであって、前記ゴム製ヒゲ板はクリップの挿入口から奥に向かって斜めに傾斜した多数の小突起が平板な基底に一体に形成されたものであり、且つ前記一対の枠板は前記小突起の先端が全面接触する状態を保持するようにして平行に配置されて構成されたものである。
掻取刃として機能する前記弾性板部材はその掻取刃部が直線の方形部材である。又は、掻取刃として機能する前記弾性板部材はその掻取刃部に多数のスリットが形成されたくし歯状部材である。そして、前記くし歯状部材の形状は、下葉処理される葉菜、葉茎菜、花卉の種類によって適切なものが選ばれる。
更に、水車状回転体が取付けられる一対の回転軸の間隔は、下葉処理される葉菜、葉茎菜、花卉の種類や大きさに対応して調整可能なものとした。
本発明は所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、掻取刃として機能する前記水車状回転体の羽根は複数の弾性板部材で構成され、且つ前記回転軸に着脱可能な取り付け手段で固着されたものである。従って、本発明により、下葉処理装置のメンテナンスの費用は低くなり、メンテナンスの作業性は向上した。
また、弾性板の寸法、形状、材質を選択して多様な掻取刃を形成することができる。従って、本発明は装置本体の構成を変更しないで、多様な掻取刃の中から最適のものを選択し交換することができるので、1台の下葉処理装置で様々な種類と大きさの葉菜、葉茎菜、花卉の下葉の処理ができるようになった。
掻取刃は弾性板部材であるから、掻取刃として刷毛を用いた下葉処理装置と異なり、抜けることがない。従って、本発明においては、処理された葉菜類に刷毛等の異物が混入する危険性が激減した。
更にまた、本発明により、手作業用の小型可搬式下葉処理装置として利用できると共に、葉菜類の搬送装置を備える据置型下葉処理システムの主要構成ユニットとして利用できる下葉処理装置が提供された。
本発明に係る下葉処理装置は、所定間隔を置いて平行に設置された一対の水車状回転体の羽根によって、前記一対の水車状回転体の間に挿入された葉菜等の下葉を掻き取るものである。前記回転軸には正方形断面の筒状体が同軸に取付けられている。前記羽根は掻取刃として機能するものであって、それぞれの先端部に多数のスリットが形成された複数の長方形弾性板部材である。前記羽根は、基端部を前記筒状体の表面に着脱可能な取付け手段によって固着されている。前記着脱可能な取付け手段は、押え板とネジとを用いた取り付け手段である。
実施例1の下葉処理装置は、図1に示す如く、筐体1に所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸11と21に取付けられた水車状回転体12と22を備えて構成されている。筐体1の上部には、一対の回転軸11と21を相互に反対方向に回転させるための回転力伝達機構が配置されている。前記回転力伝達機構は、筐体1に固着された支持部材2にベアリングで支持された回転軸3、回転軸3の中央に固定されたVベルト車4、回転軸3の左側と右側にそれぞれ固定された左側水平ギア5と右側水平ギア6、筐体1の上面に配置された左側垂直ギア7と右側垂直ギア8、左側回転軸11を軸支する左側ベアリング9と右側回転軸21を軸支する右側ベアリング10、及び、図示しないモータとで構成されている。
前記モータの回転力は図示しないVベルトを介してVベルト車4に伝達される。すると、回転軸3に固定されている左側水平ギア5と右側水平ギア6は同一方向に回転する。そして、左側水平ギア5と噛み合う左側垂直ギア7は左側回転軸11を時計方向に回転させ、右側水平ギア6と噛み合う右側垂直ギア8は右側回転軸21を反時計方向に回転させる。なお、前記回転力伝達機構が左側回転軸11を反時計方向に回転させるならば、右側回転軸21は時計方向に回転させられる。
下葉処理装置の水車状回転体12と22は、処理される葉菜等の下葉を掻き取る羽根13と23をそれぞれ備えている。回転軸11と21には正方形の断面を有する筒状体14と24が同軸に固着されている。羽根13と23は長方形の弾性板部材であり、その基端部を回転軸11と21の中央部の表面に押え板15と25を介してネジ16と26によって着脱可能に固着されている。前記弾性板部材は、ゴム材やプラスチック発砲体のスポンジ材の如き摩擦係数の大きい板状体、又はこれと均等な材料で形成されている。
水車状回転体12と22は、軸方向から見た場合、図2に示す如くである。即ち、左側水車状回転体12は回転軸11に固着された断面正方形の筒状体14に、4枚の弾性板部材の羽根13が押え板15とネジ16によって着脱可能に取り付けられて構成されている。同様に、右側水車状回転体22は回転軸21に固着された断面正方形の筒状体24に、4枚の弾性板部材の羽根23が押え板25とネジ26によって着脱可能に取り付けられて構成されている。
ところで、一対の水車状回転体12と22は、図2に示した4枚の羽根を有するものの他に様々なものがある。例えば図4に示す如く、3枚羽根の水車状回転体(A)、5枚羽根の水車状回転体(B)、6枚羽根の水車状回転体(C)が実施可能である。要するに、一対の水車状回転体12と22は、回転軸11と21にそれぞれ同軸にして固着された断面正N角形の筒状体14と24に、N枚の弾性板部材13と24がそれぞれ取り付けられて構成されたものである。Nは3以上の整数である。
実施例2の下葉処理装置も筐体1に所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸11と21に取付けられた水車状回転体12と22を備えて構成されている。実施例2の下葉処理装置の基本的構成は、図1に示した実施例1の下葉処理装置と同じである。
水車状回転体12と22は、軸方向から見た場合、図3に示す如くである。即ち、左側水車状回転体12は、回転軸11に固着された断面正方形であって且つ4本の軸方向突条14aが形成された筒状体14に、4枚の弾性板部材の羽根13が押え板15とネジ16によって着脱可能に取り付けられて構成されている。同様に、右側水車状回転体22は、回転軸21に固着された断面正方形であって且つ4本の軸方向突条24aが形成された筒状体24に、4枚の弾性板部材の羽根23が押え板25とネジ26によって着脱可能に取り付けられて構成されている。
なお、筒状体14、24の表面に形成された軸方向突条14a、24aは、羽根13、23の基底部の長さにわたって連続している必要はなく、固定用ネジが締め付けられる部分だけ突出して形成してもよい。
以上、一対の水車状回転体12と22を実施例1と実施例2について詳細に説明した。これらの実施例において、弾性板部材の羽根13と23は回転軸11と21に筒状体14と24を介して着脱可能に取り付けられているが、筒状体14と24を用いないで回転軸11と21に直接取り付けることもできる。この場合、回転軸11と21は断面が正N角形の回転軸であり、羽根はN枚となる。或いは、回転軸11と21は断面が正N角形で且つN本の軸方向突条が表面に形成された回転軸であり、羽根はN枚となる。
また、回転軸11と21に、又は回転軸11と21にそれぞれ同軸に固着された筒状体14と24に弾性板部材の羽根13と23をそれぞれ着脱可能に取り付ける手段は、押え板15と25とネジ16と26を用いた取り付け手段でなく、紙や葉などを挟んで保持するクリップで実現できる。このようなクリップを用いて構成した場合、弾性板部材の羽根13と23の取り付けも取り外しも非常に容易になる。
具体的には、前記クリップは、上挟持板と、下挟持板と、これら挟持板を回動自在に結合する枢軸部と、及びこれら挟持板を相互に圧接させるバネ部材とから構成されたものである。このクリップは、回転軸11、21又は筒状体14、24と別体でなく、これら部材の一部として構成することも可能である。例えば、前記下挟持板として回転軸11、21又は筒状体14、24の表面を利用し、クリップの構成を簡単にすることができる。
また、前記クリップは、特許第2529617号公報に開示されている如く、内面にゴム製ヒゲ板が貼り付けられた一対の枠板を有する断面U字型のクリップであって、前記ゴム製ヒゲ板はクリップの挿入口から奥に向かって斜めに傾斜した多数の小突起が平板な基底に一体に形成されたものであり、且つ前記一対の枠板は前記小突起の先端が全面接触する状態を保持するようにして平行に配置されて構成されているものである。このU字型のクリップは、回転軸11、21又は筒状体14、24と別体でなく、これら部材の一部として構成することも可能である。例えば、上記一対の枠板の一方として回転軸11、21又は筒状体14、24の表面を利用し、クリップの構成を簡単にすることができる。
更に、掻取刃として機能する弾性板部材の羽根13と23は、その掻取刃部が直線の方形部材、又は、多数のスリットが形成されたくし歯状部材である。羽根13と23の寸法、即ち横幅と縦幅及び厚みは下葉処理される葉菜、葉茎菜、花卉の種類によって適切なものが選ばれる。また、前記くし歯状部材の羽根の形状、即ちスリットの間隔や歯数等も、下葉処理される葉菜、葉茎菜、花卉の種類によって適切なものが選ばれる。要するに、本発明においては、下葉処理される葉菜、葉茎菜、花卉の種類に対応して、材料、寸法、形状を選択して形成された最適な羽根を選ぶことができるのである。
更にまた、水車状回転体が取付けられる一対の回転軸の間隔は、下葉処理される葉菜、葉茎菜、花卉の種類や大きさに対応して調整可能なものとしてある。具体的には、図1に示す如く、左側回転軸11を軸支する左側ベアリング9と右側回転軸21を軸支する右側ベアリング10を左右にスライドさせて間隔の調整を行い、同時に左側垂直ギア7と噛み合う左側水平ギア5と右側垂直ギア8と噛み合う右側水平ギア6を左右にスライドして間隔の調整を行う。
なお、本発明に係る下葉処理装置に、処理される葉菜類の根を切断する根切り部を設けることも可能である。この場合、前記根切り部は例えば一対の回転ロールであって、前記一対の回転軸11と21に固着して構成できる。
本発明は市販されている下葉処理装置を改良した下葉処理装置であるから、製造販売される可能性は確実である。
本発明に係る下葉処理装置の一実施例の正面から見た縦断面図である。 本発明に係る下葉処理装置を構成する一対の水車状回転体の一実施例の正面図である。 本発明に係る下葉処理装置を構成する一対の水車状回転体の他の実施例の正面図である。 本発明に係る下葉処理装置を構成する一対の水車状回転体のパターン図で、(A)は三枚羽根回転体、(B)は五枚羽根回転体、(C)は六枚羽根回転体を示す。
符号の説明
1 筐体
2 支持部材
3 回転軸
4 Vベルト車
5,6 水平ギア
7,8 垂直ギア
9,10 ベアリング
11,21 回転軸
12,22 水車状回転体
13,23 羽根
14,24 筒状体
14a,24a 軸方向突条
15,25 押え板
16,26 ネジ
















Claims (10)

  1. 所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記水車状回転体の羽根は複数の弾性板部材で構成され、且つ前記回転軸に着脱可能な取付け手段によって固着されていることを特徴とする下葉処理装置。
  2. 所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記回転軸は中央部が正多角形の断面を有するものであること、前記水車状回転体の羽根は複数の弾性板部材で構成されていること、及び前記水車状回転体の羽根はその基端部を前記回転軸の中央部の表面に着脱可能な取付け手段によって固着されていることを特徴とする下葉処理装置。
  3. 所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記回転軸は中央部の表面に複数の軸方向突条が等角度間隔に形成されたものであること、前記水車状回転体の羽根は複数の弾性板部材で構成されていること、及び前記水車状回転体の羽根はその基端部を前記軸方向突条に着脱可能な取付け手段によって固着されていることを特徴とする下葉処理装置。
  4. 所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記回転軸はその中央部に正多角形の断面を有する筒状体が同軸に固着されたものであること、前記水車状回転体の羽根は複数の弾性板部材で構成されていること、及び前記水車状回転体の羽根はその基端部を前記筒状体に着脱可能な取付け手段によって固着されていることを特徴とする下葉処理装置。
  5. 所定間隔を置いて平行に設置された一対の回転軸に取付けられた水車状回転体の羽根で葉菜等の下葉を掻き取る下葉処理装置において、前記回転軸は表面に複数の軸方向突条が等角度間隔に形成された筒状体が同軸に固着されたものであること、前記水車状回転体の羽根は複数の弾性板部材で構成されていること、及び前記水車状回転体の羽根はその基端部を前記軸方向突条に着脱可能な取付け手段によって固着されていることを特徴とする下葉処理装置。
  6. 前記着脱可能な取付け手段は、上挟持板と下挟持板を蝶番で回転自在に結合し、これら上挟持板と下挟持板をバネ部材で圧接させるようにしたクリップであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の下葉処理装置。
  7. 前記着脱可能な取付け手段は、内面にゴム製ヒゲ板が貼り付けられた一対の枠板を有する断面U字型のクリップであって、前記ゴム製ヒゲ板はクリップの挿入口から奥に向かって斜めに傾斜した多数の小突起が平板な基底に一体に形成されたものであり、且つ前記一対の枠板は前記小突起の先端が全面接触する状態を保持するようにして平行に配置されて構成されたものであるクリップであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の下葉処理装置。
  8. 掻取刃として機能する前記弾性板部材はその掻取刃部が直線であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の下葉処理装置。
  9. 掻取刃として機能する前記弾性板部材はその掻取刃部がくし歯状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の下葉処理装置。
  10. 前記一対の回転軸の所定間隔は調整可能なものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の下葉処理装置。
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