JP2005051405A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラーによる情報量の多さや視覚的効果を損なうことなく、色覚障害者に対してもカラー画像と同等の情報量を伝達することのできる画像処理装置を提供する。
【解決手段】パターン管理部5は描画データ中のパターンの設定されていない色を色識別パターン設定部6へ出力する。色識別パターン設定部6はこの色に対応するパターンを図示されない記憶部から読み出して前記パターン管理部5へ出力する。パターン管理部5は記憶部に記憶されていない色についてはパターン生成部7に出力する。その色に対してパターン生成部7は新たにパターンを生成してパターン管理部5へ出力し、パターン管理部5は描画データとパターンを描画実行部8へ出力し、描画実行部8は描画データにパターンを付加して描画を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】パターン管理部5は描画データ中のパターンの設定されていない色を色識別パターン設定部6へ出力する。色識別パターン設定部6はこの色に対応するパターンを図示されない記憶部から読み出して前記パターン管理部5へ出力する。パターン管理部5は記憶部に記憶されていない色についてはパターン生成部7に出力する。その色に対してパターン生成部7は新たにパターンを生成してパターン管理部5へ出力し、パターン管理部5は描画データとパターンを描画実行部8へ出力し、描画実行部8は描画データにパターンを付加して描画を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は色覚障害者が主にグラフや図表などを参照する場合に好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷物がモノクロからカラーになることで、格段に情報量が上がり、その結果、色自体に情報を持たせたグラフや図表が増えている。例えばグラフでは、凡例として色とデータ情報が定義され、実際のグラフの方には色のみの情報しか示されない事が多いが、これは色覚障害者には大きな問題となる。つまり色自体に意味づけがなされているため、その色を区別することができなければそのデータの意味がわからなくなるのである。具体的には色覚障害者には「黄緑と黄土色」、「こげ茶と深緑」、「赤と緑」などの間違えやすい色の組み合わせがあり、これらが色以外の判断基準がなく使用されていると、区別することができない。
モノクロ印刷の場合、それぞれの情報を区別するために、異なるパターンを用いていた。つまり、ある情報は垂直の格子パターン、ある情報は斜めの格子パターン、ある情報は四角形の塗りつぶしなどである。これらは形状の区別であるため、色に関係無く、容易に判断できる。
従来の技術ではカラーの書類を作成する際に作成者に色覚障害者にも視認の容易な色を使わせるようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、カラー画像を中間色の階調性を損なうことなく単一の色で表現しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−331164号公報
【特許文献2】
特開2002−204363号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、通常のカラー画像は色覚障害者にとっては情報が欠落する問題がある。しかし、上記特許文献1のような技術では色覚障害者にとって視認の容易な色のみを使用してカラー画像を使用するため表現の幅が狭まり、画像の作成者が意図したような色が出せないという問題がある。また、特許文献2ではカラー画像を単一色で表現するため、色による情報伝達は不可能である。
【0005】
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的はカラーによる情報量の多さや視覚的効果を損なうことなく、色覚障害者に対してもカラー画像と同等の情報量を伝達することのできる画像処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、描画データと色データとパターンとを管理するパターン管理部と、予め、色を指示する色データとその色データに割り当てたパターンとを対応して内部の記憶部に記憶している色識別パターン設定部と、描画を実行する描画実行部とを具備してなり、前記パターン管理部は描画データに含まれる色データを前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部から受けたパターンを描画データと共に前記描画実行部へ出力し、 前記色識別パターン設定部は、前記パターン管理部から受けた色データに対応するパターンを前記記憶部から読み出して前記パターン管理部へ出力し、 前記描画実行部は前記色データが示す色に前記パターンを付加して描画を実行することを特徴とする画像処理装置である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において前記パターン管理部から出力される色データを受け、該色データに対応するパターンを生成して前記パターン管理部へ出力するパターン生成部を具備し、前記パターン管理部は、前記色識別パターン設定部から「パターンなし」を受けた時、前記色データを前記パターン生成部へ出力することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、ユーザが前記パターンを色に付加するか否かを入力する手段であって、入力されたデータを前記パターン管理部へ出力する第1の操作手段を具備することを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明は請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが前記パターンを色に付加するか否かを入力する手段であって、入力されたデータを通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第2の操作手段を具備することを特徴とするものである。
【0010】
請求項5に記載の発明は請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが色に対応するパターンを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を前記パターン管理部へ出力する第3の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第3の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶することを特徴とするものである。
【0011】
請求項6に記載の発明は請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが色に対応するパターンを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第4の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第4の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶することを特徴とするものである。
【0012】
請求項7に記載の発明は請求項1〜請求項6のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが複数の色と各色に対応する複数のパターンのセットを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を前記パターン管理部へ出力する第5の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第5の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶すると共に、記憶内容に対応するIDを前記パターン管理部を介して前記第5の操作手段に表示することを特徴とするものである。
【0013】
請求項8に記載の発明は請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが複数の色と各色に対応する複数のパターンのセットを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第5の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第5の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶すると共に、記憶内容に対応するIDを前記パターン管理部を介して前記第5の操作手段に表示することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
最初に、本実施形態による画像処理装置の基本的考え方を説明する。いま、例えば、元になる描画データが図2に示されるものであったとする。図2のグラフにおいて「日本」は赤で、「米国」は緑で示されている。しかし、色覚障害者にとってはこの2色は見分けがつかないことが多い。そこで本実施の形態による画像処理装置は図2のグラフの色つき箇所に図3のようにパターンを挿入し、色覚障害者にとって見分けにくい色の違いをパターンによって認識可能とするものである。
【0015】
以下、図面を参照し、本実施の形態について記述する。
図1は本実施形態による画像処理装置1の構成を示すブロック図である。この図において、2は画像処理装置1の外部に設けられたリモート操作部である。このリモート操作部2は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成され、ユーザが操作情報を入力する。また、このリモート操作部2は、画像処理装置1において処理される描画データおよび各種の制御データを、画像処理装置1のデータ解析部3へ出力する。データ解析部3はリモート操作部2から出力されたデータが描画データであるか制御データであるかをチェックし、描画データであった場合は描画データ処理部4へ出力し、制御データであった場合は制御データ処理部9へ出力する。
【0016】
描画データ処理部4はデータ解析部3から出力される描画データを解析して描画データを構成するベクタデータを取り出し、パターン管理部5へ出力する。パターン管理部5は描画データ処理部4から出力されるベクタデータをチェックし、色が指定されていてもパターンが設定されていないものについて、色識別パターン設定部6もしくはパターン生成部7へ渡す。パターンの例を図4および図5に示す。また、ベクタデータおよびパターンを描画実行部8へ出力する。
【0017】
色識別パターン設定部6は記憶部を持ち、色とパターンの組み合わせであるパターンのセットを格納、管理する。そして、色識別パターン設定部6はパターン管理部5からパターンの指定されていない色を受けたとき、その色に対応するパターンを記憶部から読み出し、パターン管理部5へ出力する。パターン生成部7はパターン管理部5から渡された色に対して新たにパターンを生成してパターン管理部5へ出力する。描画実行部8はパターン管理部5からベクタデータおよびパターンを受け取り、色にパターンを付加して描画を行う。
【0018】
制御データ処理部9はデータ解析部3から制御データを入力し、システム制御部11へ出力する。操作部10は本実施形態による画像処理装置1のユーザが制御データを入力するもので、入力された制御データはシステム制御部11へ出力される。システム制御部11は制御データ処理部9もしくは操作部10から出力された制御データをパターン管理部5へ出力する。また、通信データ作成部12に処理結果を出力する。通信データ作成部12はシステム制御部11から処理結果を入力し、通信データを作成してリモート操作部2へ出力する。
【0019】
次に図1を参照し、本実施形態の動作について説明する。
(1) 基本動作
リモート操作部2から出力されたデータは、画像処理装置1のデータ解析部3においてチェックされ、描画データが描画データ処理部4へ出力される。描画データ処理部4は、データ解析部3から出力された描画データがベクタデータであった場合に、そのベクタデータをパターン管理部5へ出力する。パターン管理部5は、ベクタデータで指定されている色やパターンの情報から、パターンの指定がなく、色だけ指定されているかどうかを判定する。色だけ指定されている場合には、その色の情報を色識別パターン設定部6に通知する。色識別パターン設定部6では、パターン管理部5から指定された色の情報を受け、その色に対して割り当てるパターンを図示しない記憶部から選択し、そのパターンをパターン管理部5へ出力する。また、割り当てるべきパターンが記憶部に設定されていない場合は、データ「なし」をパターン管理部5へ出力する。
【0020】
パターン管理部5は、データ「なし」を受けた場合に、その色の情報をパターン作成部7へ出力する。パターン作成部7は、パターン管理部5から指定された色の情報に基づいてパターンを作成し、パターン管理部5に返す。パターン管理部5は描画に必要なベクタデータおよびパターンを描画実行部8へ出力する。描画実行部8は、パターン管理部5から出力されたベクタデータおよびパターンに基づいて実際の描画を行う。
【0021】
(2) パターン生成
パターンの生成に関して説明する。いま、色識別パターン設定部6において、図2のグラフの赤と緑についてパターンが見つからなかったとする。パターン生成部7はパターン管理部5から指示を受け、赤と緑についてパターンの生成を行う。
【0022】
この場合、パターン生成部7は図4のように1個のパターンのサイズを縦32ドット、横32ドットとし、正方形の領域を4個に分割して16ドット四方の4個の正方形を作り、それぞれをC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Kuro)の4色に対応付ける。いま、例えばCMYKをそれぞれ8ビットで表した場合、緑色は203,40,254,21という数値で表現される。Cが203であることから、パターン生成部7は16ドット四方の正方形に対して203÷512=0.396の割合の太さの線を”Cyan”の領域に対角線上に、図4のように配置する。
【0023】
さらにCyanと同じ要領でMagentaは40なので40÷512=0.078の割合の線を対角線上に、Yellowは254÷512=0.496の割合の線を垂直方向に右から、Kuroは21÷512=0.041の割合の線を水平方向に中央から配置し、これによって緑色に対応するパターンを生成する。
なお、線の太さが最大でもCMYKの領域の半分となるようにそれぞれの数値を512で割っている。
【0024】
同様に、赤色の場合、CMYKは0,254,249,0で数値表現される。パターン生成部7は緑色と同じ方法で赤色に対してCMYKの数値から図5のようにパターンを生成する。
なお、図6に色覚障害者が認識しにくい色およびその色に割り当てたパターン例を示す。
【0025】
なお、ベクタデータ中に色とパターンが一緒に設定されている場合には、色識別用のパターンは作成しない。これは色識別用のパターンと元々ベクタデータ中で指定されているパターンが混ざってしまい、見にくくなるのを防ぐためである。なお、本実施形態の対象は円や四角形等のベクタデータであり、写真のようなイメージデータは対象にしない。
【0026】
(3) 操作部10によるパターン付加の指定
ユーザは、操作部10から描画データ中の色に対して、適切なパターンを付加するかどうかを指定することができる。指定された情報は操作部10からシステム制御部11を通してパターン管理部5に通知される。パターン管理部5は、色だけ指定された描画データに対し、その色に対して色識別パターンを付加するか、あるいは、付加しないかを操作部10からの指定に応じて決定し、処理を行う。
【0027】
(4) リモート操作部2によるパターン付加の指定
ユーザは、描画データ中の色に対して、色識別用のパターンを付加するかどうかをリート操作部2において設定することができる。リモート操作部2は、設定された内容を基に制御データを生成し、画像処理装置1へ送る。画像処理装置1に送られた制御データはデータ解析部3から制御データ処理部9に送られる。制御データ処理部9で制御データの内容が解析され、色識別用のパターンを付加するかどうかの設定がシステム制御部11を介してパターン管理部5に通知される。パターン管理部5は、上記と同様に、色だけ指定された描画データに対し、その色に対して色識別パターンを付加するか、あるいは、付加しないかをリモート操作部2からの指定に応じて決定し処理を行う。
【0028】
(5) 操作部10によるパターンの指定
ユーザは、操作部10を用いて特定の色に対して特定の色識別用のパターンを指定することができる。指定された内容は操作部10からシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6は、ユーザによって指定されたパターンを記憶部から読み出し、読み出したパターンと通知された特定の色の情報とを組み合わせて図示しない記憶部に設定する。
【0029】
次に描画データが描画データ処理部4において解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6は、通知された色に対する色識別用のパターンが特別に設定されているかどうかを確認し、設定されている場合には色識別用のパターンとその情報をパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきたパターンを基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0030】
(6) リモート操作部2によるパターンの指定
ユーザはリモート操作部2を用いて特定の色に対して特定の色識別用のパターンを指定することができる。リモート操作部2は、設定された内容を基に制御データを生成し、画像処理装置1へ送る。画像処理装置1に送られた制御データはデータ解析部3から制御データ処理部9に送られる。制御データ処理部9では、制御データの内容が解析され、特定の色に対する色識別パターンの設定がシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6では通知された特定の色とその色に対するパターンを組み合わせ、図示しない記憶部内に設定する。
【0031】
次に描画データが描画データ処理部4で解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6では、通知された色に対する色識別用のパターンが特別に設定されているかどうかを確認し、設定されている場合には色識別用のパターンをパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきたデータを基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0032】
(7) 操作部10から色識別パターンのセットの登録
ユーザは、操作部10から特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを登録することができる。色識別パターン設定部6は、色識別パターンのセットに対して個別のIDを割り当て、そのIDを操作部10に表示して利用者に通知し、2回目以降は、ユーザがそのID番号で色識別パターンのセットを指定することができるようにする。この登録の場合には、操作部10から指定された特定の色に対する特定の色識別パターンのセットの情報はシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6は、通知された色情報とパターンとを組み合わせて記憶部内に設定すると共に、そのセットにIDを割り当ててパターン管理部5に返す。
【0033】
次にパターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきたIDをシステム制御部11に返し、システム制御部11はそのIDを操作部10に返し、操作部10はそのIDを操作画面上に表示し利用者に通知する。利用者はそのIDを操作部10から指定することで先に登録した特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを有効にすることができる。この時、指定されたIDは操作部10からシステム制御部11、パターン管理部5を介して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6では、通知されたIDの色識別パターンのセットを有効にする。
【0034】
次に描画データが描画データ処理部4で解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6では、通知された色が現在有効な色識別用のパターンのセットの中に存在するかどうかを確認し、存在した場合にはその色に対する色識別用のパターンとその情報をパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきた情報を基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0035】
(8) リモート操作部2から色識別パターンのセットの登録
ユーザは、リモート操作部2を用いて特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを登録することができる。色識別パターン設定部6は、色識別パターンのセットに対して個別のIDを割り当て、そのIDをリモート操作部2に表示してユーザに通知し、2回目以降はユーザがそのID番号で色識別パターンのセットを指定することができるようにする。登録の場合には、リモート操作部2を用いて、指定された特定の色に対する特定の色識別パターンのセットの情報を基に制御データが生成され、画像処理装置1に送られる。画像処理装置1に送られた制御データはデータ解析部3から制御データ処理部9に送られる。
【0036】
次に制御データ処理部9で制御データの内容が解析され、指定された色識別パターンのセットの情報がシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6では、通知された色情報とパターンとを組み合わせて記憶部内に設定すると共に、そのセットにIDを割り当ててパターン管理部5に返す。パターン管理部5は、色識別パターン設定部6から返ってきたIDをシステム制御部11に返し、システム制御部11はそのIDを通信データ作成部12に送る。通信データ作成部12では、システム制御部11から送られてきたIDを元に通信データを作成し、通信インターフェースを介してリモート操作部2にID情報を通信する。リモート操作部2はそのIDを操作画面上に表示しユーザに通知する。
【0037】
次にユーザはそのIDをリモート操作部2から指定することで先に登録した特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを有効にすることができる。この時、指定されたIDはリモート操作部2からデータ解析部3、制御データ処理部9、シスデム制御部11、パターン管理部5を介して色識別パターン設定部5に通知される。色識別パターン設定部5では通知されたIDの色識別パターンのセットを有効にする。描画データが描画データ処理部4で解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6では通知された色が現在有効な色識別用のパターンのセットの中に存在するかどうかを確認し、存在した場合にはその色に対する色識別用のパターンとその情報をパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきた情報を基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0038】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、パターンの生成方法では正方形の領域を一辺32ドットとし、CMYKに対応する配置を一意とし、CMYKに対応する個々の正方形の領域への線の書き込み方法を固定化しているが、これらの点は本発明の実施時に変更が容易である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、色とパターンの対応を記憶し、描画データ中の色にパターンを付加して描画を実行したので、色つきのグラフなどの色に重要な意味を持ったデータについて、カラー情報を保持したまま、色覚障害者に対して情報の欠落を防ぐことができる効果が得られる。
また、請求項2の発明によればパターン生成部を設けたので、ユーザが予めパターンを設定する必要がない利点が得られる。
【0040】
また、請求項3または請求項4の発明によれば、ユーザは描画データの色にパターンを付加するかどうかを指定できるようにしたので、描画結果を見る人の色覚障害の有無に応じてユーザはパターンの追加を行うかどうかを指示できる効果が得られる。
【0041】
また、請求項5または請求項6の発明によればユーザが色に対応するパターンを指定することで、描画結果を見る人にとって識別しやすいパターンを設定できる効果が得られる。
【0042】
また、請求項7または請求項8の発明によればユーザが複数の色とパターンの組み合わせを複数とおり登録することで、ユーザは複数のパターンの指定をIDの入力のみで済ませることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における印刷対象の例を示すグラフである
【図3】同実施形態において図2に示す印刷対象を処理した結果を示すグラフでる。
【図4】同実施形態において緑色に対してパターンの例を示す図である。
【図5】同実施形態において赤色に対してパターンの例を示す図である。
【図6】同実施形態において色覚障害者にとって認識しにくい色に対するパターンの例を示す図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置
2…リモート操作部
3…データ解析部
4…描画データ処理部
5…パターン管理部
6…色識別パターン管理部
7…パターン生成部
8…描画実行部
9…制御データ処理部
10…操作部
11…システム制御部
12…通信データ作成部
【発明の属する技術分野】
本発明は色覚障害者が主にグラフや図表などを参照する場合に好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷物がモノクロからカラーになることで、格段に情報量が上がり、その結果、色自体に情報を持たせたグラフや図表が増えている。例えばグラフでは、凡例として色とデータ情報が定義され、実際のグラフの方には色のみの情報しか示されない事が多いが、これは色覚障害者には大きな問題となる。つまり色自体に意味づけがなされているため、その色を区別することができなければそのデータの意味がわからなくなるのである。具体的には色覚障害者には「黄緑と黄土色」、「こげ茶と深緑」、「赤と緑」などの間違えやすい色の組み合わせがあり、これらが色以外の判断基準がなく使用されていると、区別することができない。
モノクロ印刷の場合、それぞれの情報を区別するために、異なるパターンを用いていた。つまり、ある情報は垂直の格子パターン、ある情報は斜めの格子パターン、ある情報は四角形の塗りつぶしなどである。これらは形状の区別であるため、色に関係無く、容易に判断できる。
従来の技術ではカラーの書類を作成する際に作成者に色覚障害者にも視認の容易な色を使わせるようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、カラー画像を中間色の階調性を損なうことなく単一の色で表現しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−331164号公報
【特許文献2】
特開2002−204363号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、通常のカラー画像は色覚障害者にとっては情報が欠落する問題がある。しかし、上記特許文献1のような技術では色覚障害者にとって視認の容易な色のみを使用してカラー画像を使用するため表現の幅が狭まり、画像の作成者が意図したような色が出せないという問題がある。また、特許文献2ではカラー画像を単一色で表現するため、色による情報伝達は不可能である。
【0005】
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的はカラーによる情報量の多さや視覚的効果を損なうことなく、色覚障害者に対してもカラー画像と同等の情報量を伝達することのできる画像処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、描画データと色データとパターンとを管理するパターン管理部と、予め、色を指示する色データとその色データに割り当てたパターンとを対応して内部の記憶部に記憶している色識別パターン設定部と、描画を実行する描画実行部とを具備してなり、前記パターン管理部は描画データに含まれる色データを前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部から受けたパターンを描画データと共に前記描画実行部へ出力し、 前記色識別パターン設定部は、前記パターン管理部から受けた色データに対応するパターンを前記記憶部から読み出して前記パターン管理部へ出力し、 前記描画実行部は前記色データが示す色に前記パターンを付加して描画を実行することを特徴とする画像処理装置である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において前記パターン管理部から出力される色データを受け、該色データに対応するパターンを生成して前記パターン管理部へ出力するパターン生成部を具備し、前記パターン管理部は、前記色識別パターン設定部から「パターンなし」を受けた時、前記色データを前記パターン生成部へ出力することを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、ユーザが前記パターンを色に付加するか否かを入力する手段であって、入力されたデータを前記パターン管理部へ出力する第1の操作手段を具備することを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明は請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが前記パターンを色に付加するか否かを入力する手段であって、入力されたデータを通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第2の操作手段を具備することを特徴とするものである。
【0010】
請求項5に記載の発明は請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが色に対応するパターンを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を前記パターン管理部へ出力する第3の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第3の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶することを特徴とするものである。
【0011】
請求項6に記載の発明は請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが色に対応するパターンを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第4の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第4の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶することを特徴とするものである。
【0012】
請求項7に記載の発明は請求項1〜請求項6のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが複数の色と各色に対応する複数のパターンのセットを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を前記パターン管理部へ出力する第5の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第5の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶すると共に、記憶内容に対応するIDを前記パターン管理部を介して前記第5の操作手段に表示することを特徴とするものである。
【0013】
請求項8に記載の発明は請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載の画像処理装置において、ユーザが複数の色と各色に対応する複数のパターンのセットを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第5の操作手段を具備し、前記色識別パターン設定部は前記第5の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶すると共に、記憶内容に対応するIDを前記パターン管理部を介して前記第5の操作手段に表示することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
最初に、本実施形態による画像処理装置の基本的考え方を説明する。いま、例えば、元になる描画データが図2に示されるものであったとする。図2のグラフにおいて「日本」は赤で、「米国」は緑で示されている。しかし、色覚障害者にとってはこの2色は見分けがつかないことが多い。そこで本実施の形態による画像処理装置は図2のグラフの色つき箇所に図3のようにパターンを挿入し、色覚障害者にとって見分けにくい色の違いをパターンによって認識可能とするものである。
【0015】
以下、図面を参照し、本実施の形態について記述する。
図1は本実施形態による画像処理装置1の構成を示すブロック図である。この図において、2は画像処理装置1の外部に設けられたリモート操作部である。このリモート操作部2は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成され、ユーザが操作情報を入力する。また、このリモート操作部2は、画像処理装置1において処理される描画データおよび各種の制御データを、画像処理装置1のデータ解析部3へ出力する。データ解析部3はリモート操作部2から出力されたデータが描画データであるか制御データであるかをチェックし、描画データであった場合は描画データ処理部4へ出力し、制御データであった場合は制御データ処理部9へ出力する。
【0016】
描画データ処理部4はデータ解析部3から出力される描画データを解析して描画データを構成するベクタデータを取り出し、パターン管理部5へ出力する。パターン管理部5は描画データ処理部4から出力されるベクタデータをチェックし、色が指定されていてもパターンが設定されていないものについて、色識別パターン設定部6もしくはパターン生成部7へ渡す。パターンの例を図4および図5に示す。また、ベクタデータおよびパターンを描画実行部8へ出力する。
【0017】
色識別パターン設定部6は記憶部を持ち、色とパターンの組み合わせであるパターンのセットを格納、管理する。そして、色識別パターン設定部6はパターン管理部5からパターンの指定されていない色を受けたとき、その色に対応するパターンを記憶部から読み出し、パターン管理部5へ出力する。パターン生成部7はパターン管理部5から渡された色に対して新たにパターンを生成してパターン管理部5へ出力する。描画実行部8はパターン管理部5からベクタデータおよびパターンを受け取り、色にパターンを付加して描画を行う。
【0018】
制御データ処理部9はデータ解析部3から制御データを入力し、システム制御部11へ出力する。操作部10は本実施形態による画像処理装置1のユーザが制御データを入力するもので、入力された制御データはシステム制御部11へ出力される。システム制御部11は制御データ処理部9もしくは操作部10から出力された制御データをパターン管理部5へ出力する。また、通信データ作成部12に処理結果を出力する。通信データ作成部12はシステム制御部11から処理結果を入力し、通信データを作成してリモート操作部2へ出力する。
【0019】
次に図1を参照し、本実施形態の動作について説明する。
(1) 基本動作
リモート操作部2から出力されたデータは、画像処理装置1のデータ解析部3においてチェックされ、描画データが描画データ処理部4へ出力される。描画データ処理部4は、データ解析部3から出力された描画データがベクタデータであった場合に、そのベクタデータをパターン管理部5へ出力する。パターン管理部5は、ベクタデータで指定されている色やパターンの情報から、パターンの指定がなく、色だけ指定されているかどうかを判定する。色だけ指定されている場合には、その色の情報を色識別パターン設定部6に通知する。色識別パターン設定部6では、パターン管理部5から指定された色の情報を受け、その色に対して割り当てるパターンを図示しない記憶部から選択し、そのパターンをパターン管理部5へ出力する。また、割り当てるべきパターンが記憶部に設定されていない場合は、データ「なし」をパターン管理部5へ出力する。
【0020】
パターン管理部5は、データ「なし」を受けた場合に、その色の情報をパターン作成部7へ出力する。パターン作成部7は、パターン管理部5から指定された色の情報に基づいてパターンを作成し、パターン管理部5に返す。パターン管理部5は描画に必要なベクタデータおよびパターンを描画実行部8へ出力する。描画実行部8は、パターン管理部5から出力されたベクタデータおよびパターンに基づいて実際の描画を行う。
【0021】
(2) パターン生成
パターンの生成に関して説明する。いま、色識別パターン設定部6において、図2のグラフの赤と緑についてパターンが見つからなかったとする。パターン生成部7はパターン管理部5から指示を受け、赤と緑についてパターンの生成を行う。
【0022】
この場合、パターン生成部7は図4のように1個のパターンのサイズを縦32ドット、横32ドットとし、正方形の領域を4個に分割して16ドット四方の4個の正方形を作り、それぞれをC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(Kuro)の4色に対応付ける。いま、例えばCMYKをそれぞれ8ビットで表した場合、緑色は203,40,254,21という数値で表現される。Cが203であることから、パターン生成部7は16ドット四方の正方形に対して203÷512=0.396の割合の太さの線を”Cyan”の領域に対角線上に、図4のように配置する。
【0023】
さらにCyanと同じ要領でMagentaは40なので40÷512=0.078の割合の線を対角線上に、Yellowは254÷512=0.496の割合の線を垂直方向に右から、Kuroは21÷512=0.041の割合の線を水平方向に中央から配置し、これによって緑色に対応するパターンを生成する。
なお、線の太さが最大でもCMYKの領域の半分となるようにそれぞれの数値を512で割っている。
【0024】
同様に、赤色の場合、CMYKは0,254,249,0で数値表現される。パターン生成部7は緑色と同じ方法で赤色に対してCMYKの数値から図5のようにパターンを生成する。
なお、図6に色覚障害者が認識しにくい色およびその色に割り当てたパターン例を示す。
【0025】
なお、ベクタデータ中に色とパターンが一緒に設定されている場合には、色識別用のパターンは作成しない。これは色識別用のパターンと元々ベクタデータ中で指定されているパターンが混ざってしまい、見にくくなるのを防ぐためである。なお、本実施形態の対象は円や四角形等のベクタデータであり、写真のようなイメージデータは対象にしない。
【0026】
(3) 操作部10によるパターン付加の指定
ユーザは、操作部10から描画データ中の色に対して、適切なパターンを付加するかどうかを指定することができる。指定された情報は操作部10からシステム制御部11を通してパターン管理部5に通知される。パターン管理部5は、色だけ指定された描画データに対し、その色に対して色識別パターンを付加するか、あるいは、付加しないかを操作部10からの指定に応じて決定し、処理を行う。
【0027】
(4) リモート操作部2によるパターン付加の指定
ユーザは、描画データ中の色に対して、色識別用のパターンを付加するかどうかをリート操作部2において設定することができる。リモート操作部2は、設定された内容を基に制御データを生成し、画像処理装置1へ送る。画像処理装置1に送られた制御データはデータ解析部3から制御データ処理部9に送られる。制御データ処理部9で制御データの内容が解析され、色識別用のパターンを付加するかどうかの設定がシステム制御部11を介してパターン管理部5に通知される。パターン管理部5は、上記と同様に、色だけ指定された描画データに対し、その色に対して色識別パターンを付加するか、あるいは、付加しないかをリモート操作部2からの指定に応じて決定し処理を行う。
【0028】
(5) 操作部10によるパターンの指定
ユーザは、操作部10を用いて特定の色に対して特定の色識別用のパターンを指定することができる。指定された内容は操作部10からシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6は、ユーザによって指定されたパターンを記憶部から読み出し、読み出したパターンと通知された特定の色の情報とを組み合わせて図示しない記憶部に設定する。
【0029】
次に描画データが描画データ処理部4において解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6は、通知された色に対する色識別用のパターンが特別に設定されているかどうかを確認し、設定されている場合には色識別用のパターンとその情報をパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきたパターンを基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0030】
(6) リモート操作部2によるパターンの指定
ユーザはリモート操作部2を用いて特定の色に対して特定の色識別用のパターンを指定することができる。リモート操作部2は、設定された内容を基に制御データを生成し、画像処理装置1へ送る。画像処理装置1に送られた制御データはデータ解析部3から制御データ処理部9に送られる。制御データ処理部9では、制御データの内容が解析され、特定の色に対する色識別パターンの設定がシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6では通知された特定の色とその色に対するパターンを組み合わせ、図示しない記憶部内に設定する。
【0031】
次に描画データが描画データ処理部4で解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6では、通知された色に対する色識別用のパターンが特別に設定されているかどうかを確認し、設定されている場合には色識別用のパターンをパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきたデータを基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0032】
(7) 操作部10から色識別パターンのセットの登録
ユーザは、操作部10から特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを登録することができる。色識別パターン設定部6は、色識別パターンのセットに対して個別のIDを割り当て、そのIDを操作部10に表示して利用者に通知し、2回目以降は、ユーザがそのID番号で色識別パターンのセットを指定することができるようにする。この登録の場合には、操作部10から指定された特定の色に対する特定の色識別パターンのセットの情報はシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6は、通知された色情報とパターンとを組み合わせて記憶部内に設定すると共に、そのセットにIDを割り当ててパターン管理部5に返す。
【0033】
次にパターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきたIDをシステム制御部11に返し、システム制御部11はそのIDを操作部10に返し、操作部10はそのIDを操作画面上に表示し利用者に通知する。利用者はそのIDを操作部10から指定することで先に登録した特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを有効にすることができる。この時、指定されたIDは操作部10からシステム制御部11、パターン管理部5を介して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6では、通知されたIDの色識別パターンのセットを有効にする。
【0034】
次に描画データが描画データ処理部4で解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6では、通知された色が現在有効な色識別用のパターンのセットの中に存在するかどうかを確認し、存在した場合にはその色に対する色識別用のパターンとその情報をパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきた情報を基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0035】
(8) リモート操作部2から色識別パターンのセットの登録
ユーザは、リモート操作部2を用いて特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを登録することができる。色識別パターン設定部6は、色識別パターンのセットに対して個別のIDを割り当て、そのIDをリモート操作部2に表示してユーザに通知し、2回目以降はユーザがそのID番号で色識別パターンのセットを指定することができるようにする。登録の場合には、リモート操作部2を用いて、指定された特定の色に対する特定の色識別パターンのセットの情報を基に制御データが生成され、画像処理装置1に送られる。画像処理装置1に送られた制御データはデータ解析部3から制御データ処理部9に送られる。
【0036】
次に制御データ処理部9で制御データの内容が解析され、指定された色識別パターンのセットの情報がシステム制御部11、パターン管理部5を通して色識別パターン設定部6に通知される。色識別パターン設定部6では、通知された色情報とパターンとを組み合わせて記憶部内に設定すると共に、そのセットにIDを割り当ててパターン管理部5に返す。パターン管理部5は、色識別パターン設定部6から返ってきたIDをシステム制御部11に返し、システム制御部11はそのIDを通信データ作成部12に送る。通信データ作成部12では、システム制御部11から送られてきたIDを元に通信データを作成し、通信インターフェースを介してリモート操作部2にID情報を通信する。リモート操作部2はそのIDを操作画面上に表示しユーザに通知する。
【0037】
次にユーザはそのIDをリモート操作部2から指定することで先に登録した特定の色に対する特定の色識別パターンのセットを有効にすることができる。この時、指定されたIDはリモート操作部2からデータ解析部3、制御データ処理部9、シスデム制御部11、パターン管理部5を介して色識別パターン設定部5に通知される。色識別パターン設定部5では通知されたIDの色識別パターンのセットを有効にする。描画データが描画データ処理部4で解析され、色だけ指定されたベクタデータがパターン管理部5に入力されると、パターン管理部5はその色の情報を色識別パターン設定部6に対して通知する。色識別パターン設定部6では通知された色が現在有効な色識別用のパターンのセットの中に存在するかどうかを確認し、存在した場合にはその色に対する色識別用のパターンとその情報をパターン管理部5に返す。パターン管理部5は色識別パターン設定部6から返ってきた情報を基に描画実行部8に対して必要なデータの設定を行う。
【0038】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、パターンの生成方法では正方形の領域を一辺32ドットとし、CMYKに対応する配置を一意とし、CMYKに対応する個々の正方形の領域への線の書き込み方法を固定化しているが、これらの点は本発明の実施時に変更が容易である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、色とパターンの対応を記憶し、描画データ中の色にパターンを付加して描画を実行したので、色つきのグラフなどの色に重要な意味を持ったデータについて、カラー情報を保持したまま、色覚障害者に対して情報の欠落を防ぐことができる効果が得られる。
また、請求項2の発明によればパターン生成部を設けたので、ユーザが予めパターンを設定する必要がない利点が得られる。
【0040】
また、請求項3または請求項4の発明によれば、ユーザは描画データの色にパターンを付加するかどうかを指定できるようにしたので、描画結果を見る人の色覚障害の有無に応じてユーザはパターンの追加を行うかどうかを指示できる効果が得られる。
【0041】
また、請求項5または請求項6の発明によればユーザが色に対応するパターンを指定することで、描画結果を見る人にとって識別しやすいパターンを設定できる効果が得られる。
【0042】
また、請求項7または請求項8の発明によればユーザが複数の色とパターンの組み合わせを複数とおり登録することで、ユーザは複数のパターンの指定をIDの入力のみで済ませることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における印刷対象の例を示すグラフである
【図3】同実施形態において図2に示す印刷対象を処理した結果を示すグラフでる。
【図4】同実施形態において緑色に対してパターンの例を示す図である。
【図5】同実施形態において赤色に対してパターンの例を示す図である。
【図6】同実施形態において色覚障害者にとって認識しにくい色に対するパターンの例を示す図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置
2…リモート操作部
3…データ解析部
4…描画データ処理部
5…パターン管理部
6…色識別パターン管理部
7…パターン生成部
8…描画実行部
9…制御データ処理部
10…操作部
11…システム制御部
12…通信データ作成部
Claims (8)
- 描画データと色データとパターンとを管理するパターン管理部と、予め、色を指示する色データとその色データに割り当てたパターンとを対応して内部の記憶部に記憶している色識別パターン設定部と、描画を実行する描画実行部とを具備してなり、
前記パターン管理部は描画データに含まれる色データを前記色識別パターン設定部へ出力し、前記色識別パターン設定部から受けたパターンを描画データと共に前記描画実行部へ出力し、
前記色識別パターン設定部は、前記パターン管理部から受けた色データに対応するパターンを前記記憶部から読み出して前記パターン管理部へ出力し、
前記描画実行部は前記色データが示す色に前記パターンを付加して描画を実行する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記パターン管理部から出力される色データを受け、該色データに対応するパターンを生成して前記パターン管理部へ出力するパターン生成部を具備し、
前記パターン管理部は、前記色識別パターン設定部から「パターンなし」を受けた時、前記色データを前記パターン生成部へ出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - ユーザが前記パターンを色に付加するか否かを入力する手段であって、入力されたデータを前記パターン管理部へ出力する第1の操作手段を具備する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。 - ユーザが前記パターンを色に付加するか否かを入力する手段であって、入力されたデータを通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第2の操作手段を具備する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の画像処理装置。 - ユーザが色に対応するパターンを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を前記パターン管理部へ出力する第3の操作手段を具備し、
前記色識別パターン設定部は前記第3の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、
前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶する
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの項に記載の画像処理装置。 - ユーザが色に対応するパターンを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第4の操作手段を具備し、
前記色識別パターン設定部は前記第4の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、
前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶する
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の画像処理装置。 - ユーザが複数の色と各色に対応する複数のパターンのセットを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を前記パターン管理部へ出力する第5の操作手段を具備し、
前記色識別パターン設定部は前記第5の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、
前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶すると共に、記憶内容に対応するIDを前記パターン管理部を介して前記第5の操作手段に表示する
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかの項に記載の画像処理装置。 - ユーザが複数の色と各色に対応する複数のパターンのセットを指定する手段であって、ユーザによる指定内容を通信回線を介して前記パターン管理部へ出力する第6の操作手段を具備し、
前記色識別パターン設定部は前記第6の操作手段から受けたユーザによる指定内容を前記色識別パターン設定部へ出力し、
前記色識別パターン設定部は前記ユーザによる指定内容に従って前記色データとパターンを組み合わせて前記記憶部に記憶すると共に、記憶内容に対応するIDを前記パターン管理部を介して前記第6の操作手段に表示する
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかの項に記載の画像処理装置。
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