JP2005050138A - 環境設定システムおよび環境設定方法ならびにプログラム - Google Patents

環境設定システムおよび環境設定方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の計算機システムに同一のサービス設定を簡単、かつ、確実に行う。
【解決手段】 OS3を備えた複数の計算機システムa1〜anの環境設定システムであって、計算機システムa1に設けられたサービスセットシステム1と、計算機システムa2〜anのそれぞれに設けられたサービスセットシステム2とを有する。サービスセットシステム1は、計算機システムa1内のOS3から少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得してサービス設定ファイルを作成する。サービスセットシステム2は、サービスセットシステム1にて作成されたサービス設定ファイルを取り込み、そのファイル内容にしたがって、自計算機システム内の該当するサービスの設定を書き替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略す)やワークステーションなどに代表される計算機システムの環境設定、特に、複数の計算機システムに同一のサービス設定を行うシステムおよび方法に関する。さらには、本発明は、そのようなサービス設定を行うためのプログラムに関する。
計算機システムのサービス設定では、予めインストールされた汎用OS(オペレーティングシステム)に含まれている複数のサービスから利用形態に応じて必要なサービスを設定する、といった設定作業が行われる。このような設定作業では、通常、専用ツールが用いられる。例えば、「Windows OS」(マイクロソフト社の登録商標)では環境設定ツールが用意されており、ユーザ(またはシステム管理者)は、この環境設定ツールを使用することで利用形態に応じたサービス設定を簡単に行うことができる。
複数の計算機システムに同一のサービス設定を行う場合は、システム管理者は、それぞれの計算機システム上で、OSの環境設定ツールを利用した手作業によるサービス設定が行われる。一例として、特許文献1には、サーバと、これに接続される複数のワークステーションとからなるシステムにおいて、ワークステーションのそれぞれでサービス設定を行うことが記載されている。この例では、ワークステーションのそれぞれにおいて、サーバにアクセスすることで、特定のファイルおよびプログラムがダウンロードされて予め割り当てられているサービスのメニューが表示される。ユーザは、その表示されたメニューから必要なサービスを選択して環境設定を行う。
特表2002−529848号
しかしながら、上述した従来の手法には以下のような問題がある。
例えば「Windows OS」がインストールされたパソコン上で、環境設定ツールを用いてサービス設定を行う場合は、まず、設定画面上に表示される複数のサービスのうちから1つのサービスを選択し、この選択したサービスについて複数の設定項目の指定を行って、その設定を有効にする、といった一連の作業が行われる。また、複数のサービスを選択する場合は、選択したサービスのそれぞれについて、その一連の作業を行う必要がある。このような作業を、複数のパソコンのそれぞれで行うと、膨大な作業となり、非常に作業効率が悪い。例えば、100台のコンピュータについて、10個のサービスを選択して設定する場合は、各パソコン上で、「1つサービスを選択し、複数の設定項目に対して指定を行い、設定を有効にする」という一連の作業を10回繰り返すことになり、全体では1000回繰り返すことになる。
また、単純な繰り返しであっても、作業手順が膨大になると、作業ミスも発生し易くなる。同じような作業の繰り返しが多い場合、流れ作業による慣れからくる注意力の低下が作業ミスの要因となっている場合が多い。
本発明の目的は、上記問題を解決し、複数の計算機システムに同一のサービス設定を簡単、かつ、確実に行うことのできる、環境設定システムおよび環境設定方法ならびにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の環境設定システムは、複数のサービスを提供するオペレーティングシステムを備えた複数の計算機システムの環境設定システムであって、
前記複数の計算機システムの中の1つの計算機システムに設けられた第1のサービスセットシステムと、
前記複数の計算機システムの中の、前記1つの計算機システムを除く他の計算機システムにそれぞれ設けられた第2のサービスセットシステムとを有し、
前記第1のサービスセットシステムは、
自計算機システム内の前記オペレーティングシステムから、該オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスの少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得するサービス設定情報取得部と、
前記サービス設定情報取得部にて取得した現在の設定情報を含むサービス設定ファイルを作成するサービス設定ファイル作成部とを有し、
前記第2のサービスセットシステムは、
前記サービス設定ファイル作成部にて作成された前記サービス設定ファイルを取り込むサービス設定ファイル取り込み部と、
前記サービス設定ファイル取り込み部にて取り込まれた前記サービス設定ファイルの内容にしたがって、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスのうちの該当するサービスの設定を書き替えるサービス設定部とを有することを特徴とする。
また、本発明の環境設定方法は、複数のサービスを提供するオペレーティングシステムを備えた複数の計算機システムの環境設定方法であって、
前記複数の計算機システムの中の1つの計算機システムが、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムから、該オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスの少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得し、該取得した現在の設定情報を含むサービス設定ファイルを作成する第1のステップと、
前記複数の計算機システムの中の、前記1つの計算機システムを除く他の計算機システムのそれぞれが、前記第1のステップで作成されたサービス設定ファイルの内容にしたがって、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスのうちの該当するサービスの設定を書き替える第2のステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、複数のサービスを提供するオペレーティングシステムを備えた複数の計算機システムにおいて用いられるプログラムであって、
前記複数の計算機システムの中の1つの計算機システムにおいて、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムから、該オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスの少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得し、該取得した現在の設定情報を含むサービス設定ファイルを作成する第1の処理を実行させ、
前記複数の計算機システムの中の、前記1つの計算機システムを除く他の計算機システムのそれぞれにおいて、前記第1の処理で作成されたサービス設定ファイルの内容にしたがって、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスのうちの該当するサービスの設定を書き替える第2の処理を実行させることを特徴とする。
上述したとおりの本発明の環境設定システム、環境設定方法およびプログラムにおいては、1つの計算機システム上で作成されたサービス設定ファイルの内容で他の計算機システムにおけるサービス設定の内容が置き換えられる。これにより、他の計算機システムについては、「サービス設定ファイルの内容に置き換える」という1度の作業で様々なサービスの設定が可能となり、従来の手法のような、「サービスを選択し、複数の設定項目に対して指定を行い、設定を有効にする」という作業の繰り返しを行わなくても済む。このように、本発明によれば、他の計算機システムについては、従来の「選択したサービス毎に複数の設定項目の指定を行ってその設定を有効にする」という煩雑な手順から、「サービス設定ファイルの内容に置き換える」という簡単な手順になっているため、サービス設定に必要な作業が従来の場合に比べて大幅に簡略化される。よって、作業の効率化を図ることができる。
また、手順が簡略化されているため、作業時間も短縮することができる。
さらに、作業の繰り返しがなくなるため、作業ミスも軽減される。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に、本発明の一実施形態である環境設定システムの概略構成を示す。この環境設定システムは、複数の計算機システムa1〜anから構成される大規模システムに適用されるものであって、計算機システムa1に設けられるサービスセットシステム1と、他の計算機システムa2〜anに設けられるサービスセットシステム2とからなる。
計算機システムa1〜anは、パソコンやワークステーションなのどの既存の計算機システムであって、環境設定部3aを有するオペレーティングシステム(OS)3が予めインストールされている。OS3は、例えば「Windows OS」などの既存のOSであって、複数のサービスを提供する。環境設定部3aは、OS3の機能の1つであるサービス設定用のインタフェースである。
各計算機システムa1〜anは、図示していないが、CPU、主記憶装置、入出力装置から構成されており、主記憶装置に予め格納されたプログラムをCPUが実行することで、後述するサービスセットシステム1、2およびOS3の各機能が提供される。入出力装置としては、例えば磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ、キーボード、マウス、ディスプレイ装置、通信制御装置などがあり、CPUが、キーボードやマウスからの入力を受け付けて各装置の動作を制御するようになっている。
サービスセットシステム1は、サービス設定ファイル送信部10、サービス設定ファイル作成部11およびサービス設定情報取得部12を有する。サービス設定情報取得部12は、環境設定部3aを介してOS3により提供される各サービスの現在の設定状態を表す情報(設置情報)を取得するものである。サービス設定ファイル作成部11は、サービス設定情報取得部12で取得した現在の設定情報に基づいて、他の計算機システムa2〜anに設定すべき情報を含む共通のサービス設定ファイルを作成するものである。サービス設定ファイル送信部10は、送信要求に応じて、サービス設定ファイル作成部11にて作成されたサービス設定ファイルを他の計算機システムa2〜anに設けられたサービスセットシステム2へ送信する。このサービス設定ファイルの送信は、ネットワークを介して行われる。
他の計算機システムa2〜anに設けられたサービスセットシステム2は、いずれも同じものであるので、ここでは、計算機システムa2のサービスセットシステム2を例に具体的な構成を説明する。
サービスセットシステム2は、サービス設定ファイル取り込み部20とサービス設定部21からなる。サービス設定ファイル取り込み部20は、計算機システムa2上でシステム管理者が所定の入力操作を行うと、サービス設定ファイル送信部10に対してサービス設定ファイルの送信を要求して、サービス設定ファイル送信部10からサービス設定ファイルを取り込む。サービス設定部21は、サービス設定ファイル取り込み部20にて取り込まれたサービス設定ファイルの内容にしたがって、計算機システムa2内のOS3が提供するサービスのうちの該当サービスの設定を行う。
次に、本実施形態の環境設定システムにおいて行われる環境設定手順について具体的に説明する。
システム管理者は、計算機システムa1〜anに同一のサービス設定を行うために、まず、計算機システムa1上で、OS3を起動してサービスの設定を行う。このサービスの設定には、従来行われていた環境設定ツールを利用した設定手法を用いる。次いで、システム管理者は、計算機システムa1上でサービスセットシステム1を起動してサービス設定ファイルの作成を行うとともに、他の計算機システムa2〜an上でOS3およびサービスセットシステム2をそれぞれ起動してサービスセットシステム1で作成されたサービス設定ファイルに基づく環境設定を行う。以下、各サービスセットシステム1、2による動作を説明する。
(1)サービスセットシステム1によるサービス設定ファイルの作成動作:
サービスセットシステム1が起動されると、サービス設定情報取得部12が、環境設定部3aを介してOS3により提供される全サービスの現在の設定情報を取得し、サービス設定ファイル作成部11が、その取得した設定情報に基づいて、他の計算機システムa2〜anのOS3を設定するために必要な共通のサービス設定ファイルを作成する。そして、サービス設定ファイル送信部10が、他の計算機システムa2〜anに設けられたサービスセットシステム2からの送信要求に応じて、その作成したサービス設定ファイルを送信する。
サービス設定ファイルの作成は、サービスセットシステム1が計算機システム3aの画面上に提示する、例えば図2に示すようなサービス設定画面上でシステム管理者が入力操作を行うことで実行される。
サービス設定画面には、サービスの名称、スタートアップの情報および現在の状態の各項目からなる設定一覧表100、「テンプレート」のボタン101、「読込」のボタン102、「設定」のボタン103、および「終了」のボタン104などが設けられている。このサービス設定画面上で、システム管理者が「テンプレート」のボタン101を押下する(例えばマウスを用いて、画面上に表示されたポインタをボタン上に移動させてクリックする)と、サービス設定情報取得部12が、環境設定部3aを介してOS3により提供される全てのサービスの現在の設定情報を1件ずつ取得して設定一覧表100に順次表示する。
全サービスの現在の設定情報が設定一覧表100に表示されると、サービス設定ファイル作成部11が、設定一覧表100に表示された設定情報に基づいてサービス設定ファイルを作成する。こうして作成されたサービス設定ファイルには、OS3が提供する全サービスの設定情報がテキスト形式で格納されている。テキスト形式での設定情報の格納例としては、例えば図3に示すような形式がある。この例では、1行毎にサービスの設定内容がテキスト形式で格納される。例えば1行目には「サービスS1,service 1, 1, 1」、2行目には「サービスS2,service 2, 2, 1」といった具合に格納される。ここで、「service 1, 1, 1」のカンマで区切られた項目のうち、最初の「service 1」はサービス名、次の「1」はスタートアップ、その次の「1」は状態をそれぞれ表す。スタートアップの項目では、例えば「1」は自動、「2」は手動を意味する。また、状態の項目では、例えば「1」は開始、「2」は停止を意味する。
図4に、サービスセットシステム1によるサービス設定ファイルの作成作業の流れを模式的に示す。この例では、計算機システムa1において、OS3によりサービスS1〜S8が提供されている。現在の設定状態として、サービスS1、S3、S7、S8については、スタートアップが「自動」、状態が「開始」に設定され、サービスS2、S6については、スタートアップが「手動」、状態が「停止」に設定され、サービスS4、S5については、スタートアップが「手動」、状態が「開始」に設定されている。サービスセットシステム1は、「テンプレート」のボタンが押下されると、全サービスS1〜S8について現在設定されている状態をそのまま取り込んでサービス設定ファイル1aを作成する。
全サービスS1〜S8の設定情報を他の計算機システムa2〜anの環境設定に使用したい場合は、サービス設定ファイル1aをそのまま使用する。サービスS1〜S8のうちの一部のサービスに関する設定情報を他の計算機システムa2〜anの環境設定に使用したい場合は、サービス設定ファイル1aの内容を修正する必要がある。サービス設定ファイル1aの内容の確認および修正は、既存のエディタを使用することで行うことができる。例えば、サービスS1、S4の2つのサービスに関する設定情報を他の計算機システムa2〜anの環境設定に使用したい場合は、システム管理者は、計算機システムa1上でエディタを使用してサービス設定ファイルを開き、その内容から不要なサービスS2、S3、S5〜S8の項目を削除する。
以上のようにして、計算機システムa1上に、他の計算機システムa2〜anで使用するための共通のサービス設定ファイルが準備される。この後、サービスセットシステム1は、他の計算機システムa2〜anからの送信要求待ち状態となる。
(2)サービスセットシステム2による環境設定動作:
他の計算機システムa2〜anのそれぞれでは、サービスセットシステム2が起動されると、サービス設定ファイル取り込み部20が、計算機システムa1にて作成されたからサービス設定ファイルを取り込む。そして、サービス設定部21が、自計算機システム内のOS3により提供されるサービスのうちの該当するサービスの設定を、サービス設定ファイル取り込み部20で取り込んだサービス設定ファイルの内容に置き換える。
上記のサービス設定ファイルの取り込みおよびサービス設定の処理は、サービスセットシステム2が自計算機システムの画面上に表示する図2に示したサービス設定画面上で、システム管理者が入力操作を行うことで実行される。
まず、システム管理者は、サービス設定画面上で「読込」のボタン102を押下すると、サービス設定ファイル取り込み部20が、計算機システムa1に対してサービス設定ファイルの送信を要求する。計算機システムa1では、その送信要求に応じて、サービス設定ファイル送信部10が、上記(1)の処理で準備したサービス設定ファイルをサービス設定ファイル取り込み部20へ送信する。こうしてサービス設定ファイルがサービス設定ファイル取り込み部20にて取り込まれ、その取り込まれたサービス設定ファイルの内容がサービス設定画面上の設定一覧表100に表示される。
システム管理者は、設定一覧表100に表示されたサービス設定ファイルの内容を確認した後、サービス設定画面上で「設定」のボタン103を押下する。すると、サービス設定部21が、その設定一覧表100に表示されたサービス設定ファイルの内容で、OS3により提供されるサービスのうちの該当サービスの設定を書き換える。
一例として、図5に、計算機システムa2における、サービスセットシステム2によるサービス設定の流れを模式的に示す。この例では、計算機システムa2において、OS3によりサービスS1〜Snが提供されており、システム管理者により、現在の設定状態として、サービスS1については、スタートアップが「手動」、状態が「開始」に設定され、サービスS2については、スタートアップが「手動」、状態が「停止」に設定されている。説明を簡潔なものにするため、他のサービスS3〜Snの設定についてはここでは省略する。
サービスセットシステム2は、「読込」のボタンが押下されると、サービスセットシステム1からサービス設定ファイル1aを取得する。このサービス設定ファイル1aには、サービスS1について、スタートアップが「自動」、状態が「開始」に設定され、サービスS4について、スタートアップが「手動」、状態が「開始」に設定された情報が格納されている。
次いで、サービスセットシステム2は、「設定」のボタンが押下されると、サービス設定ファイル1aに格納されている設定情報にしたがって計算機システムa2におけるサービス設定を行う。この設定により、計算機システムa2のサービスS1〜Snのうち、サービスS1、S4の設定状態が、サービス設定ファイル1aに格納されている設定状態となる。このとき、サービス設定ファイル1aに無いサービスについては、そのまま、現在の状態が維持される。なお、「終了」のボタンを押下することで、サービスに設定に関する処理を終了させることができる。
以上のように、本実施形態の環境設定システムによれば、システム管理者は、計算機システムa1上で、所望のサービス設定を行った後に、サービスセットシステム1を使用してその設定内容の一部または全部の情報を含むサービス設定ファイルを作成するとともに、他の計算機システムa2〜an上で、サービスセットシステム2を使用してその作成したサービス設定ファイルの内容でのサービス設定を行うだけで、複数の計算機システムa1〜anに対して同一のサービス設定を行うことができる。このサービス設定において、システム管理者に対して要求される基本的な作業は、
(a)計算機システムa1上で、所望のサービス設定を行う。
(b)計算機システムa1上で、サービスセットシステム1を起動して「テンプレート」のボタンを押す。
(c)他の計算機システムa2〜an上でそれぞれサービスセットシステム2を起動して、「読込」および「設定」のボタンを押下する。
の3つである。従来行われていた、選択したサービス毎に複数の設定項目の指定を行ってその設定を有効にする、といった一連の作業は、上記(a)の作業において、計算機システムa1についてのみ行えばよく、他の計算機システムa2〜anについてはそのような一連の作業を行う必要はない。よって、サービス設定に関する作業数は、従来と比べて格段に少なくなり、作業効率が大幅に改善される。例えば、20台の計算機システムのサービス設定を行う場合は、従来かかっていた手間の20分の1で済む。
さらに、作業の工程数が少なくなった分、作業人員も少なくてもすむ。
また、他の計算機システムa2〜anへのサービス設定については、システム管理者は、上記(c)の作業を行うだけで、自動的にサービス設定が行われるので、作業ミスが生じる恐れは殆ど無い。
上述した効果は、設定する必要のあるサービスの数が多ければ多いほど、また、設定が必要な計算機システムの数が多ければ多いほど大きくなる。また、本実施形態で説明したサービス設定は、組織内で大量にパソコンを購入してサービスを設定する、といった初期のシステム生成において有効であることはもちろん、すでにサービス設定が施されたシステムにおいて、一部のサービス設定をシステム全体で変更する場合にも有効である。
上述した本実施形態の環境設定システムにおいて、他の計算機システムa2〜anへのサービス設定ファイルの供給は、ネットワークを介して行われるようになっているが、これに替えて、情報の書き込みが可能なCD(コンパクトディスク)やフロッピーディスクなどに代表されるリムーバル媒体にサービス設定ファイルを格納し、それを計算機システムa2〜anへ供給するようにしてものよい。この場合の動作を、以下に簡単に説明する。
図1に示したシステムにおいて、計算機システムa1〜anのそれぞれは、記録媒体、例えばCDに対する情報の書き込みおよび読み出しが可能なディスク装置を備える。システム管理者は、サービス設定ファイルの作成にあたって、計算機システムa1のディスク装置に新しいCDをセットする。この状態で、「テンプレート」のボタンが押されると、サービス設定ファイル作成部11にてサービス設定ファイルが作成される。そして、サービス設定ファイル送信部10が、その作成したサービス設定ファイルをディスク装置に転送してCDに格納させる。また、システム管理者は、他の計算機システムa2〜anのサービス設定を行うにあたって、設定対象である計算機システムのディスク装置に、上記サービス設定ファイルを格納したCDをセットする。この状態で、「読込」のボタンが押されると、ディスク装置からCDに格納されたサービス設定ファイルが読み出されてサービス設定ファイル取り込み部20に格納される。そして、サービス設定部21が、その格納されたサービス設定ファイルの内容に従ってサービス設定を行う。
また、本実施形態の環境設定システムにおいて、サービスセットシステム1、2は基本的にはプログラムによって実現される。このプログラムは、計算機システムの記憶装置に予めインストールされていても良いし、CD−ROMなどの記録媒体で提供されてもよい。
以上説明した本実施形態の環境設定システムは一例であり、本発明はその構成および動作に限定されるものではなく、共通のサービス設定ファイルを用いて複数の計算機システムに対して同一のサービス設定を行う、という本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜、システムの変形が可能である。
本発明の一実施形態である環境設定システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示す環境設定システムにおいて用いられるサービス設定画面の一例を示す模式図である。 図1に示す環境設定システムにおいて作成されるサービス設定ファイルの一例を示す模式図である。 図1に示す環境設定システムにおいて行われるサービス設定ファイルの作成作業の流れを示す模式図である。 図1に示す環境設定システムにおいて行われるサービス設定作業の流れを示す模式図である。
符号の説明
a1〜an 計算機システム
1、2 サービスセットシステム
1a サービス設定ファイル
3 オペレーティングシステム
3a 環境設定部
10 サービス設定ファイル送信部
11 サービス設定ファイル作成部
12 サービス設定情報取得部
20 サービス設定ファイル取り込み部
21 サービス設定部
100 設定一覧表
101〜104 ボタン

Claims (6)

  1. 複数のサービスを提供するオペレーティングシステムを備えた複数の計算機システムの環境設定システムであって、
    前記複数の計算機システムの中の1つの計算機システムに設けられた第1のサービスセットシステムと、
    前記複数の計算機システムの中の、前記1つの計算機システムを除く他の計算機システムにそれぞれ設けられた第2のサービスセットシステムとを有し、
    前記第1のサービスセットシステムは、
    自計算機システム内の前記オペレーティングシステムから、該オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスの少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得するサービス設定情報取得部と、
    前記サービス設定情報取得部にて取得した現在の設定情報を含むサービス設定ファイルを作成するサービス設定ファイル作成部とを有し、
    前記第2のサービスセットシステムは、
    前記サービス設定ファイル作成部にて作成された前記サービス設定ファイルを取り込むためのサービス設定ファイル取り込み部と、
    前記サービス設定ファイル取り込み部にて取り込まれた前記サービス設定ファイルの内容にしたがって、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスのうちの該当するサービスの設定を書き替えるサービス設定部とを有する環境設定システム。
  2. 前記1つの計算機システムは、前記他の計算機システムとネットワークを介して接続されており、
    前記第1のサービスセットシステムは、前記サービス設定ファイル作成部にて作成された前記サービス設定ファイルを前記ネットワークを介して前記サービス設定ファイル取り込み部に供給するサービス設定ファイル送信部をさらに有する、請求項1に記載の環境設定システム。
  3. 複数のサービスを提供するオペレーティングシステムを備えた複数の計算機システムの環境設定システムであって、
    前記複数の計算機システムの中の1つの計算機システムが、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムから、該オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスの少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得し、該取得した現在の設定情報を含むサービス設定ファイルを作成する第1のステップと、
    前記複数の計算機システムの中の、前記1つの計算機システムを除く他の計算機システムのそれぞれが、前記第1のステップで作成されたサービス設定ファイルの内容にしたがって、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスのうちの該当するサービスの設定を書き替える第2のステップとを含む環境設定方法。
  4. 前記1つの計算機システムが、前記第1のステップで作成したサービス設定ファイルを前記他の計算機システムのそれぞれにネットワークを介して送信するステップをさらに含む、請求項3に記載の環境設定方法。
  5. 複数のサービスを提供するオペレーティングシステムを備えた複数の計算機システムにおいて用いられるプログラムであって、
    前記複数の計算機システムの中の1つの計算機システムにおいて、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムから、該オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスの少なくとも一部のサービスに関する現在の設定情報を取得し、該取得した現在の設定情報を含むサービス設定ファイルを作成する第1の処理を実行させ、
    前記複数の計算機システムの中の、前記1つの計算機システムを除く他の計算機システムのそれぞれにおいて、前記第1の処理で作成されたサービス設定ファイルの内容にしたがって、自計算機システム内の前記オペレーティングシステムが提供する前記複数のサービスのうちの該当するサービスの設定を書き替える第2の処理を実行させるプログラム。
  6. 前記1つの計算機システムにおいて、前記第1の処理で作成したサービス設定ファイルを前記他の計算機システムのそれぞれにネットワークを介して送信する処理をさらに実行させる、請求項5に記載のプログラム。
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JP2013054485A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Nec System Technologies Ltd 設定支援システム、これを構成するサーバ装置、管理装置、設定支援方法およびプログラム

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