JP2005050047A - 印刷処理方法及び印刷処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィールドデータや画像データなどの基本的なデータを複数組み合わせた複雑な帳票の印刷処理をスクリプトとして記述し、クライアント側でそれを解析することにより、単数又は複数の印刷ジョブを容易に実行することができる印刷処理方法及び印刷処理装置を提供する。
【解決手段】外部装置からの要求に応じて、外部装置に表示されている表示画面に対応するデータをクライアント側のプリンタで印刷する。クライアントは、印刷ジョブの手続が記述された第1のデータと、第1のデータに基づいて印刷される表示画面に表示された複数のデータを含む第2のデータを取得する。次いで、第1のデータを解析し、その解析結果に基づいて画像データを生成し印刷する。尚、当該画像データは、オーバレイ処理、マージ処理、又は、バインド処理の少なくともいずれか1つの処理で生成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続されたサーバ装置とクライアント装置間において、帳票等の印刷データを生成して印刷を行う印刷処理方法及び印刷処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
World Wide Web(以下、「Web」と呼ぶ。)の急速な発展とWebサーバ(サーバ側プログラム)の林立に伴い、業務処理のWeb化が推進されている。例えば、情報の表示と情報の入力が可能なWebブラウザ(クライアント側プログラム)を搭載した、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)を用いて、WebブラウザとWebサーバによる業務処理が広く行われるようになっている。このとき、業務処理に必要な情報が、WebサーバとWebブラウザの間で交換される。
【0003】
すなわち、Webサーバは、Webブラウザから入力された情報を受け取り、その情報を加工し、加工後の情報を再びWebブラウザに送信する。一方、Webブラウザは、その加工後の情報を表示する。これらの動作が繰り返し行われて、業務が遂行される。
【0004】
しかし、WebブラウザとWebサーバによる業務処理においては、業務処理上欠かせない印刷処理に関する部分が問題となってくる。特に、従来は、帳票等の特定のフォーマットに従った印刷をユーザの所望するように行うことができなかった。
【0005】
通常のWebブラウザは、印刷機能を提供しているものの、この機能は、Webブラウザ上に表示されたイメージのハードコピーを、Webブラウザ配下のプリンタ(或いは、Webブラウザが起動しているコンピュータの配下にあるプリンタ)に印刷させるものである。この印刷方式では、用紙サイズを越えるイメージや、複数ページにまたがるイメージの印刷では、ページ区切りをどのようにするかという問題があり、ユーザが所望する印刷が行われないことが多い。
【0006】
これらを解決する方法として、Webサーバを有し印刷処理を行うサーバ装置が、Webブラウザからの指示に応じて、印刷用データ(例えば、帳票印刷データ)を生成し、それをクライアント装置のWebブラウザに配信する印刷処理方法が考えられる。この印刷処理方法における印刷手順には、主として以下に示すような手順がある。
【0007】
(1)第1の印刷手順
印刷要求した個々のプリンタ用の印刷データをサーバ装置で生成し、それを逐次的にクライアント装置に配信する。サーバ装置側は、指定されたプリンタ用の印刷データを変換プログラム(例えば、プリンタドライバ)を用いて生成し、Webブラウザ経由、若しくはIPP(Internet Printing Protocol)等の方法を用いて直接プリンタに配信する(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−351625号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の印刷手順による印刷処理方法では、Webサーバは、印刷要求した個々のクライアント装置が有するプリンタ用の出力機能(例えば、プリンタドライバ)を有しなくてはならないため、プリンタを増設又は変更したときの対処が容易でないという問題がある。また、一般に、印刷出力はサイズが大きいため、クライアント装置への配信に時間がかかるという問題がある。
従って、サーバ側に個々のプリンタドライバを用意する必要なく、クライアント側のプリンタで出力を得ることができるようにしたいという要求があった。
【0010】
そこで、第1の印刷手順による印刷処理方法の課題を解決するため、以下に示す第2の印刷手順による印刷処理方法(クライアントオーバレイ方式)を用いて、サーバ側から帳票印刷用のフィールドデータとテンプレートを分割し、逐次的にクライアント側に配信し、クライアント側で印刷データを生成して印刷処理を行う方法が実行されている。
【0011】
(2)第2の印刷手順
帳票印刷用のデータをフィールドデータとテンプレートに分割し、逐次的にクライアントに配信する。「フィールドデータ」とは、適当な書式で構造化された文字列データであって、一般に個々の帳票印刷ジョブで可変なデータである。一方、「テンプレート」とは、上記フィールドデータが埋め込まれる印刷用の台紙を表すデータであって、フィールドの座標データやフィールドの属性データ、背景データ、表、画像などから構成され、一般に複数の印刷ジョブで共有して使用される。
【0012】
クライアントのWebブラウザでは、付属プログラム(例えば、プラグインやヘルパー・アプリケーション・プログラム)などを用いて帳票印刷用のフィールドデータとテンプレートとを組み合わせて印刷データを生成(以下、「オーバレイ」と呼ぶ。)し、さらにクライアントが有する印刷プログラム(例えば、プリンタドライバ)を用いて印刷可能データに変換し、プリンタに出力する(以下、「クライアントオーバレイ方式」または「Client Side Making(CSM)」方式と呼ぶ。)。
【0013】
上述したクライアントオーバレイ方式の利用により、分散環境においてサーバ側に個々のプリンタドライバを用意する必要なく、クライアントから印刷処理方法を実行できる。また、クライアント側で帳票印刷用のフィールドデータとテンプレートを保存するため、サーバ側の印刷用のデータとクライアント側の印刷用のデータが同じ場合は該データを配信する必要がなくなる。従って、サーバからクライアントに送信されるデータが最適なサイズに減少されるため、ネットワークの負荷を軽減したり印刷スピードを高速化したりして出力できるようになる。
したがって、上記第2の印刷手順による印刷処理方法(クライアントオーバレイ方式)を用いることによって上記第1の印刷手順による印刷処理方法の課題は解決される。
【0014】
しかしながら、上記第2の印刷手順に係る印刷処理方法(クライアントオーバレイ方式)では、1回の印刷ジョブで常に一組の帳票印刷用のフィールドデータとテンプレートを使用して印刷するため、従来の印刷処理においては、複数のフィールドデータを組み合わせて1回の印刷ジョブとしたり、また1回の印刷ジョブを複数個の印刷ジョブに分割したりして印刷することができないという問題があった。
【0015】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、フィールドデータや画像データなどの基本的なデータを複数組み合わせた複雑な帳票の印刷処理手続が記述されたスクリプトをクライアント側で解析することにより、単数又は複数の印刷ジョブを容易に実行することができる印刷処理方法及び印刷処理装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、外部装置からの要求に応じて、該外部装置に表示されている表示画面に対応するデータを印刷する印刷処理方法であって、
印刷ジョブの手続が記述された第1のデータと、該第1のデータに基づいて印刷される前記表示画面に表示された複数のデータを含む第2のデータを取得する取得工程と、
前記第1のデータを解析する解析工程と、
前記第1のデータの解析結果に基づいて、複数のデータを含む前記第2のデータを用いて画像データを生成する生成工程と、
生成された画像データを印刷する印刷工程とを有し、
前記生成工程は、
文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ工程、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ工程、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド工程の少なくともいずれか1つを有することを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、外部装置からの要求に応じて、該外部装置に表示されている表示画面に対応するデータを印刷する印刷処理装置であって、
印刷ジョブの手続が記述された第1のデータと、該第1のデータに基づいて印刷される前記表示画面に表示された複数のデータを含む第2のデータを取得する取得手段と、
前記第1のデータを解析する解析手段と、
前記第1のデータの解析結果に基づいて、複数のデータを含む前記第2のデータを用いて画像データを生成する生成手段と、
生成された画像データを印刷する印刷手段とを備え、
前記生成手段は、
文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ手段、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ手段、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド手段の少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本実施形態では、上述した第2の印刷手順に係るクライアントオーバレイ方式において、単数又は複数の印刷ジョブを制御する手続き(以下、「スクリプト」と呼ぶ。)の記述を解析し、当該スクリプトを実行する印刷処理方法及び印刷処理装置について説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る帳票印刷処理を実施するサーバ装置及びクライアント装置の機能構成図である。図1において、100は、帳票印刷処理を行うWebクライアント装置(以下、「クライアント」と略す。)であるPC等の情報処理装置である。また、110は、サーバ装置(以下、「サーバ」と略す。)であるPC等の情報処理装置である。また、109は、サーバ110とクライアント100とを互いに接続するネットワークである。ネットワークの形態として、LAN(Local Area Network)、インターネット、無線等がある。尚、ここでは、ネットワーク106は、Web環境の通信手順(例えば、TCP/IPプロトコルやHTTPプロトコル)に対応したものであるとする。また、図1では、ネットワーク109にクライアント100が1個だけ接続された形態が示されているが、ネットワーク109に複数の端末が接続している場合についても同様である。
【0020】
次に、クライアント100の詳細について説明する。クライアント100において、101は、Webブラウザである。Webブラウザ101は、HTML(Hypertext Markup Language)などで記述された文書データファイル(Webドキュメント)を表示する機能を持つアプリケーションプログラムであり、後述するWebサーバから受信したWebドキュメントを表示する。また、Webブラウザ101は、単にWebドキュメントを表示するのみならず、HTMLの記述に従ってユーザに画面上でデータを入力又は選択させ、入力等されたデータをWebサーバに返送する機能をも有する。
【0021】
尚、Webブラウザ101は、入力又は選択されたURLに従って、サーバ110からWebドキュメントを取得する。さらに、Webブラウザ101は、取得したWebドキュメントが印刷データ用のHTMLのFORM要素を持つ場合には、当該FORM要素を印刷データとしてユーザに入力又は選択させ、それを後述するWebサーバ111に返送する機能をも有する。そして、Webサーバ111は、送信されたFORMデータを解析し、対応する印刷用フィールドデータと印刷用テンプレートを得て、Webブラウザ101に返送する。
【0022】
102は、Webブラウザ101が得た印刷用フィールドデータと印刷用テンプレートとをそれぞれ対応する識別子とともに記憶領域に記憶し、印刷用フィールドデータと印刷用テンプレートのそれぞれに対してネットワーク識別子を対応させて管理するデータ管理部である。
【0023】
尚、帳票テンプレートには、クライアント100がサーバ110から読み出したWebドキュメントごとに、それぞれに対応したものが存在する。従って、サーバ110が帳票テンプレートに対応付けられるWebドキュメントをクライアント100に送信した場合、クライアント100では、そのWebドキュメントに対応する識別子がデータ管理部102にさらに記憶される。データ管理部102に格納される帳票テンプレートには、対応するWebドキュメントの識別子が帳票テンプレート識別子として関連付けられている。
【0024】
103は、Webブラウザ101が処理するWebドキュメントや帳票テンプレート、印刷用フィールドデータ、印刷用スクリプトなどのデータの格納を行うデータ格納部である。104は、WebドキュメントをWebブラウザ101に表示したり、Webブラウザ101が表示したWebドキュメントに対して上記識別子を選択したりするためのデータを処理するデータ処理部である。また、105は、上記帳票テンプレートと印刷用フィールドデータとからオーバレイ処理により印刷用データを生成する出力データ生成部である。
【0025】
106は、Webブラウザ101からの指示により、Webブラウザ101に表示されているイメージを標準的な印刷用データに変換するためのプリント出力部である。プリント出力部106は、所定の形式で記述された印刷データをプリンタに依存した出力形式に従ったデータ形式に変換して印刷機107から出力させるほか、サーバ110などから受信したプリンタの出力形式のデータをスプールに入れて、プリンタ等の印刷機107により印刷させる。
【0026】
108は、帳票印刷処理のためにサーバ110のWebサーバに対して、データの入出力を行うデータ入出力部である。データ入出力部108は、電話回線やLAN等のネットワーク109を介してサーバ110とデータを交換する。
【0027】
次に、PC等の情報処理装置であるサーバ110の詳細について説明する。
【0028】
111は、サーバ側プログラム(以降、「Webサーバ」と称す。)である。ここで、Webサーバ機能とは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)等をサポートする機能であり、URL(Uniform Resource Locators)やURI(Uniform Resource Identifier)などのネットワーク識別子で指定された文書データファイル(Webドキュメント)などを、上記クライアント100からの要求に応じてネットワーク109上の上記クライアント100に送信することができるものである。
【0029】
112は、Webサーバ111の通信機能を有するネットワーク通信制御部である。また、113は、データ管理部であり、一度作成された帳票印刷データを保存し、保存した帳票印刷データをクライアント100へ送信する。114は、データ処理部であり、各業務用のアプリケーションプログラムに従ってデータ処理を行う。
【0030】
115は、帳票印刷の際に使用される印刷用帳票フォームを示す帳票テンプレート或いは帳票フィールドデータが格納されているデータ格納部である。
【0031】
尚、帳票テンプレートは、クライアント100がサーバ110から読み出したWebドキュメントごとに、それぞれに対応したものがある。従って、サーバ110が帳票テンプレートに対応付けられるWebドキュメントをクライアント100に送信した場合、そのWebドキュメントに対応する識別子をサーバ110は記憶しておく。また、データ格納部に格納される帳票テンプレートには、対応するWebドキュメントの識別子が帳票テンプレート識別子として関連付けられている。データ格納部115は、あらかじめデータベース化されていることもあり、またはWebブラウザ101から受信されたデータがファイルとしてそのままデータ格納部に格納されることもある。
【0032】
116は、Webブラウザ101に送信するデータを決められた様式に従って作成する出力データ生成部である。
【0033】
図2は、本発明に係る帳票印刷処理の動作手順を説明するためのフローチャートである。本処理は、図1に示すクライアント100がサーバ110にアクセスし、処理が開始された段階で行われる。まず、クライアント100からサーバ110にアクセスする際、クライアント100上で動作するWebブラウザ101からURLを入力又は選択し、サーバ110で動作するWebサーバ111へ当該URLを送信する(ステップS202)。Webサーバ111は、受信したURLに対応したHTMLデータ(Webドキュメント)中に印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と印刷用データのネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)とを埋め込み、クライアント100へ返信する。
【0034】
次に、クライアント100では、サーバ110から返信された上記HTMLデータをクライアント100上で動作するWebブラウザ101が受信し、画面上に表示する(ステップS203)。さらに、Webブラウザ101は、受信したHTMLデータを解析し、印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と、印刷用データのネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)とを得る。
【0035】
そして、ユーザは、画面上に表示されたHTMLデータから印刷用のフィールドデータを入力又は選択する(ステップS204)。入力又は選択された印刷用のフィールドデータはデータ格納部103に格納される。
【0036】
次に、データ管理部102がデータ管理テーブルを検索して、印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と、ダウンロードの結果を示すフラグの値を得て、選択された印刷用データがクライアント側で保存されているかどうか(CSM_DATA_IDがテーブルに登録されているかどうか、登録されている場合はダウンロードの結果を示すフラグが成功OKか失敗NGか)を判断する(ステップS205)。その結果、印刷用データが保存されていない場合又はダウンロードに失敗した場合は、サーバ側の印刷用データをダウンロードする必要があるので(Yes)、以下のステップS206で印刷用データをダウンロードし、それ以外の場合(No)は、以下のステップS209へ進む。
【0037】
ステップS206で、クライアント100は上記ネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)を使用して、再びサーバ110へネットワーク識別子であるURLを送信し、最新の印刷用データをダウンロードする。そして、ダウンロードに成功した場合は、以下のステップS207に進み、失敗した場合は以下のステップS212に進む。
【0038】
ステップS207で、クライアント100は受信した上記印刷用データをクライアント側のデータ格納部103に格納し、印刷用の帳票テンプレートを取得する。次いで、印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と、ダウンロードの結果を示すフラグの値(OK)をデータ管理テーブルに登録し記憶する(ステップS208)。
【0039】
ステップS209では、印刷用データから印刷用のスクリプトデータを取得する。そして、ステップS210では、オーバレイ処理が行われ、上記スクリプトデータの手続きを実行し、上記帳票テンプレートと上記帳票フィールドデータとを組み合わせて印刷用のデータを作成する。また、ステップS211では、印刷用のデータを印刷機107に送信し印刷処理を行う。
【0040】
一方、ステップS212では、クライアント100上のデータ管理部102は上記印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と印刷用データのネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)とダウンロードの結果を示すフラグの値(NG)とをデータ管理テーブルに登録し、データ管理テーブルを更新する。その際、印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と印刷用データのネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)とを関連づけて、次回のダウンロード処理で、CSM_DATA_IDとCSM_DATA_URLから所望の組み合わせの印刷用データを得られるようにデータ管理テーブルに登録し、データ格納部103に格納する。ステップ213では、本印刷処理が終了する。
【0041】
上述したように、本発明の特徴は、クライアントオーバレイ方式によるデータの印刷処理において、印刷ジョブを制御するスクリプトをダウンロードし、クライアント側で当該スクリプトに従って印刷ジョブを制御可能とする機能を提供することにある。特に、複数の印刷ジョブを制御する機能や、複数の印刷結果を組み合わせた印刷処理を可能にすることにある。
【0042】
<実施例1>
次に、本発明の第1の実施例におけるクライアントオーバレイ方式によるデータの印刷処理について説明する。
【0043】
図3は、本発明の第1の実施例におけるクライアント装置100上での画面表示例を説明するための概要図である。図3において、301はクライアント100上に表示されるWebブラウザ101のウィンドウである。302は、図1のサーバ110にアクセスするためのURLを入力するフィールドである。URLのhttpの部分は、プロトコルがHTTPであることを示し、192.168.1.100の部分は、サーバ110のIP(Internet Protocol)アドレスを示している。
【0044】
さらに、図3に示す表示例では、HTML_IDが5に対応したHTMLデータであることを指示するための情報「HTML_ID_5.html」が末尾に付加されている。尚、HTML_IDが5に対応した印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)、チェックサムの値(CHECKSUM)及びネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)は、HTMLデータ中にHIDDEN属性のINPUT要素として埋め込まれているため、画面には表示されていない。
【0045】
以下の例では、HTMLデータのFORM要素のPOSTメソッドを用いて、URIが/cgi−bin/data_download.cgiで示されるサーバ上のCGI(Common Gateway Interface)プログラムに印刷データが送信されることを示す。
【0046】
すなわち、HTMLデータ中に埋め込まれたCSM_DATA_IDの値が3、CHECKSUMの値が34226、CSM_DATA_URLの値がhttp://192.168.1.100/csm_data_3の場合のINPUT要素の例は、
<FORM METHOD=”POST” ACTION=”/cgi−bin/data_download.cgi”>
<INPUT TYPE=”HIDDEN” NAME=”CSM_DATA_ID” VALUE=”3”>
<INPUT TYPE=”HIDDEN” NAME=”CHECKSUM” VALUE=”34226”>
<INPUT TYPE=”HIDDEN” NAME=”CSM_DATA_URL” VALUE=”http://192.168.1.100/csm_data_3”>
…省略…
</FORM>
である。
【0047】
また、図3において、303は出力する帳票データを表す。この例では、「7月 月次集計を出力」、「8月 月次集計を出力」、「9月 月次集計を出力」から一つのみを選択する。以下の例では、HTMLデータ中に埋め込まれたSELECT要素の例として、month変数の選択要素として、「7月 月次集計を出力」、「8月 月次集計を出力」、「9月 月次集計を出力」から一つのみが選択可能で、それぞれ選択した場合にJuly、August、Septemberの値を選択し、サーバに送信することを示している。
【0048】
すなわち、HTMLデータ中に埋め込まれたSELECT要素の例は、
<SELECT NAME=”month” SIZE=”1”>
<OPTION VALUE=”July” selected>7月 月次集計を出力
<OPTION VALUE=”August”>8月 月次集計を出力
<OPTION VALUE=”September”>9月 月次集計を出力
</SELECT>
である。
【0049】
さらに、図3において、304は出力リクエストをサーバに送る命令を発行する操作を表すポインティングデバイスのマーカである。ユーザはポインティングデバイスを実行ボタン305上でクリックすることにより、Webブラウザ101は当該HTMLを解析して、HTML_IDが5に対応した印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)、チェックサムの値(CHECKSUM)及びネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)を得る。
【0050】
さらにWebブラウザ101は、受信したCHECKSUMの値とダウンロードしたデータのチェックサムの値を比較し、データの整合性を検査し、ダウンロードの正当性を検査する。ここで、ダウンロードが成功した場合、Webブラウザ101は選択された出力データの値をHTTPのPOSTメソッドを使用してサーバ110上のdata_download.cgiプログラムへ送信する。次に、data_download.cgiプログラムは、送信された印刷データを解析し、ユーザが指定した帳票データをサーバ110上の記憶部(データ格納部115)から得て、クライアント100へ返送する。
【0051】
以下の例では、HTMLデータ中に埋め込まれたINPUT要素の例として、実行ボタンをクリック305するとユーザが選択した印刷オプションからなる印刷データがサーバ110へサブミット(submit)されることを示す。
【0052】
すなわち、HTMLデータ中に埋め込まれた実行ボタンを示すINPUT要素の例は、
<INPUT TYPE=”submit” VALUE=”実行”>
である。
【0053】
一方、ダウンロードに失敗した場合、上記印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)、ダウンロード結果を示すフラグ及びネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)を上記データ管理テーブルへ登録して、印刷処理を終了する。
【0054】
図4は、本発明の第1の実施例に係るデータ管理部102において印刷用のデータを管理するためのデータ管理テーブルの例を示す図である。図4において、401は、データ管理テーブルが、印刷用データの識別子(CSM_DATA_ID)と、ダウンロードの結果を示すフラグ(成功の場合はOK、失敗又はダウンロードしていない場合はNG)と、ネットワーク識別子(CSM_DATA_URL)とのカラムから構成されることを示す。
【0055】
402は、CSM_DATA_IDの値が1で指定される印刷用データの情報について、上記フラグがOK、CSM_DATA_URLの値がhttp://192.168.1.100/csm_data_1であることを示す。403は、CSM_DATA_IDの値が2で指定される印刷用データの情報について、上記フラグがNG、CSM_DATA_URLの値がhttp://192.168.1.100/csm_data_2であることを示す。404は、CSM_DATA_IDの値が3で指定される印刷用データの情報について、上記フラグがOK、CSM_DATA_URLの値がhttp://192.168.1.100/csm_data_3であることを示す。405は、CSM_DATA_IDの値が4で指定される印刷用データの情報について、上記フラグがNG、CSM_DATA_URLの値がhttp://192.168.1.100/csm_data_4であることを示す。
【0056】
尚、上記例では、CSM_DATA_IDの値が2又は4で指定される印刷用データのみがダウンロードされていないため、次回のダウンロードで再ダウンロードする必要があることを示す。
【0057】
図5は、本発明の第1の実施例においてダウンロードした印刷用データの模式図である。501は、ダウンロードした印刷用データを示す。502は、印刷用データ501のヘッダーブロックを示す。ヘッダーブロック502は、印刷用データのサイズ、ブロック構造、各ブロックのオフセット情報を含む。また、503は、印刷用データ501のスクリプトブロックを示す。スクリプトブロック503は印刷ジョブの手続き(スクリプト)を記述する。さらに、504は、印刷用データ501のリソースブロックを示す。リソースブロック504はテンプレートデータ、フィールドデータ、画像データから構成される。
【0058】
図6は、本発明の第1の実施例に係る第1のデータ構成図である。本実施例では、リソースブロック504中のデータとして、Adobe Systems社の規定しているPortable Document Format(PDF)で構成される画像データA.PDFと、キヤノン販売株式会社の販売しているFormCraft Pro.アプリケーションプログラムにより作成されるテンプレートデータA.FCPと、文字列データから構成されるフィールドデータA.DATとを使用することを示す。さらに、上記A.FCPとA.DATをオーバレイ処理して生成した画像データを、上記A.PDFを背景として重ね合わせる処理(以下、「差し込み」と呼ぶ。)により帳票カタログ画像データを印刷することを示す。
【0059】
図7は、本発明の第1の実施例に係る第1のスクリプト記述例である。図7において、
(1) job1=<createPDF>A.FCP,A.DAT</createPDF>
の行は、A.FCPとA.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。また、
(2) lastjob=<mergePage>A.PDF:1,<@job1></mergePage>
の行は、A.PDFの「1ページ目」に対して(1)の結果を重ね合わせ(マージ処理)て出力画像を生成することを示す。尚、<createPDF>…</createPDF>は、オーバレイ処理を示すコマンドであり、<mergePage>…</mergePage>は、マージ処理を示すコマンドである。また、<@jobX>は、jobXの処理によって作成された画像データ(差し込み用PDF)を示すコマンドである。
【0060】
図8は、本発明の第1の実施例に係る第2のデータ構成図である。本実施例では、リソースブロック504中のデータとして、PDFで構成される画像データA.PDF, B.PDF, C.PDF, D.PDF, E.PDFを使用することを示す。さらに、上記A.PDF, B.PDF, C.PDF, D.PDF, E.PDFを重ね合わせる処理により帳票カタログ画像データを印刷することを示す。
【0061】
図9は、本発明の第1の実施例に係る第2のスクリプト記述例である。図9において、
(1) lastjob=<bindPages>A.PDF,B.PDF,C.PDF,D.PDF,E.PDF</bindPages>の行は、A.PDF、B.PDF、C.PDF、D.PDF、E.PDFを連結して(バインド処理)、出力画像である帳票カタログ画像データを生成することを示す。尚、<bindPages>…</bindPages>は、バインド処理を示すコマンドである。
【0062】
また、図10は、本発明の第1の実施例に係る第3のデータ構成図である。本実施例では、リソースブロック504中のデータとして、PDFで構成される画像データA.PDF, B.PDF, C.PDF, D.PDF, E.PDFと、テンプレートデータB.FCP, C.FPC, D.FCPと文字列データから構成されるフィールドデータB.DAT, C.DAT, D.DATを使用することを示す。さらに、上記B.FCPとB.DAT、C.FPCとC.DAT、D.FCPとD.DATをそれぞれオーバレイ処理して生成した画像データを、それぞれ上記B.PDF, C.PDF, D.PDFに重ね合わせて、最後にA.PDF, E.PDFを連結することにより帳票カタログ画像データを印刷することを示す。
【0063】
図11は、本発明の第1の実施例に係る第3のスクリプト記述例である。図11において、
(1) job1=<createPDF>B.FCP,B.DAT</createPDF>
の行は、B.FCPとB.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。また、
(2) job2=<createPDF>C.FCP,C.DAT</createPDF>
の行は、C.FCPとC.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。さらに、
(3) job3=<createPDF>D.FCP,D.DAT</createPDF>
の行は、D.FCPとD.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。
【0064】
さらにまた、
(4) job4=<mergePage>B.PDF:1,<@job1></mergePage>
の行は、B.PDFの「1ページ目」と(1)の結果を重ね合わせることを示す。また、
(5) job5=<mergePage>C.PDF:1,<@job2></mergePage>
の行は、C.PDFの「1ページ目」と(2)の結果を重ね合わせることを示す。さらに、
(6) job6=<mergePage>D.PDF:1,<@job3></mergePage>
の行は、D.PDFの「1ページ目」と(3)の結果を重ね合わせることを示す。そして、
(7) lastjob=<bindPages>A.PDF,<@job4>,<@job5>,<@job6>,E.PDF</bindPages>
の行は、A.PDF、(4)の結果、(5)の結果、(6)の結果、E.PDFを連結することを示す。
【0065】
図12は、本発明の第1の実施例に係る第4のデータ構成図である。本実施例では、リソースブロック504中のデータとして、PDFで構成される画像データA.PDF, B.PDF, C.PDF, D.PDF, E.PDFと、テンプレートデータA.FCP, C.FPC, E.FCPと文字列データから構成されるフィールドデータA.DAT, C.DAT, E.DATを使用することを示す。さらに、上記A.FCPとA.DAT、C.FPCとC.DAT、E.FCPとE.DATをそれぞれオーバレイ処理して生成した画像データを、それぞれ上記A.PDF, C.PDF, E.PDFに重ね合わせて、最後に、E.PDFとD.PDFを連結することにより帳票カタログ画像データを印刷することを示す。
【0066】
図13は、本発明の第1の実施例に係る第4のスクリプト記述例である。図13において、
(1) job1=<createPDF>A.FCP,A.DAT</createPDF>
の行は、A.FCPとA.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。また、
(2) job2=<createPDF>C.FCP,C.DAT</createPDF>
の行は、C.FCPとC.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。さらに、
(3) job3=<createPDF>E.FCP,E.DAT</createPDF>
の行は、E.FCPとE.DATを使ってオーバレイを実行し、差し込み用PDFを作成することを示す。
【0067】
一方、
(4) job4=<mergePage>A.PDF:1,<@job1></mergePage>
の行は、A.PDFの「1ページ目」と(1)の結果を重ね合わせることを示す。また、
(5) job5=<mergePage>C.PDF:1,<@job2></mergePage>
の行は、C.PDFの「1ページ目」と(2)の結果を重ね合わせることを示す。そして、
(6) job6=<mergePage>E.PDF:1,<@job3></mergePage>の行は、E.PDFの「1ページ目」と(3)の結果を重ね合わせることを示す。さらにまた、
(7) lastjob=<bindPages><@job4>,B.PDF,<@job5>,D.PDF,<@job6></bindPages>
の行は、(4)の結果、B.PDF、(5)の結果、D.PDF、(6)の結果を連結することを示す。
【0068】
本発明により、クライアントオーバレイ方式による印刷処理の場合、クライアント側で印刷処理を制御するスクリプトを実行して印刷できることが示された。
【0069】
<実施例2>
第2の実施例は、スクリプトを記述する言語を第1の実施例のように独自のものではなく汎用的な言語とするものである。特に、スクリプトをExtensible Markup Language(XML)で記述することによって、印刷ジョブを汎用的に記述できるため、他のアプリケーションプログラムとの連携を容易にできる効果がある。
【0070】
図14は、図7に示す第1のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。尚、印刷ジョブの内容は、第1のスクリプト記述例と同じである。
【0071】
図15は、図9に示す第2のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。尚、印刷ジョブの内容は、第2のスクリプト記述例と同じである。
【0072】
図16は、図11に示す第3のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。尚、印刷ジョブの内容は第3のスクリプト記述例と同じである。
【0073】
図17は、図13に示す第4のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。尚、印刷ジョブの内容は、第4のスクリプト記述例と同じである。
【0074】
<実施例3>
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0075】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(又は記憶媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0077】
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0078】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、フィールドデータや画像データなどの基本的なデータを複数組み合わせた複雑な帳票の印刷処理手続が記述されたスクリプトをクライアント側で解析することにより、単数又は複数の印刷ジョブを容易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る帳票印刷処理を実施するサーバ装置及びクライアント装置の機能構成図である。
【図2】本発明に係る帳票印刷処理の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例におけるクライアント装置100上での画面表示例を説明するための概要図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るデータ管理部102において印刷用のデータを管理するためのデータ管理テーブルの例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例においてダウンロードした印刷用データの模式図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係る第1のデータ構成図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係る第1のスクリプト記述例である。
【図8】本発明の第1の実施例に係る第2のデータ構成図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係る第2のスクリプト記述例である。
【図10】本発明の第1の実施例に係る第3のデータ構成図である。
【図11】本発明の第1の実施例に係る第3のスクリプト記述例である。
【図12】本発明の第1の実施例に係る第4のデータ構成図である。
【図13】本発明の第1の実施例に係る第4のスクリプト記述例である。
【図14】図7に示す第1のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。
【図15】図9に示す第2のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。
【図16】図11に示す第3のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。
【図17】図13に示す第4のスクリプト記述例をXMLで記述した例である。
【符号の説明】
100 クライアント
101 Webブラウザ
102 データ管理部
103 データ格納部
104 データ処理部
105 出力データ生成部
106 プリント出力部
107 印刷機
108 データ入出力部
109ネットワーク
110 サーバ
111 Webサーバ
112 ネットワーク通信制御部
113 データ管理部
114 データ処理部
115 データ格納部
116 出力データ生成部

Claims (24)

  1. 外部装置からの要求に応じて、該外部装置に表示されている表示画面に対応するデータを印刷する印刷処理方法であって、
    印刷ジョブの手続が記述された第1のデータと、該第1のデータに基づいて印刷される前記表示画面に表示された複数のデータを含む第2のデータを取得する取得工程と、
    前記第1のデータを解析する解析工程と、
    前記第1のデータの解析結果に基づいて、複数のデータを含む前記第2のデータを用いて画像データを生成する生成工程と、
    生成された画像データを印刷する印刷工程とを有し、
    前記生成工程は、
    文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ工程、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ工程、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド工程の少なくともいずれか1つを有することを特徴とする印刷処理方法。
  2. 前記生成工程が、文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ工程、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ工程、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド工程のいずれか2つ以上の工程を組み合わせて1つの画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理方法。
  3. ネットワークを介して互いに接続されたサーバとクライアント間における印刷処理方法であって、
    前記取得工程は、前記クライアントが保持していない前記第1のデータ及び前記第2のデータを前記サーバから取得し、
    前記生成工程は、前記画像データが印刷される該クライアントに接続されたプリンタに適するように、前記第2のデータを用いて該画像データを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷処理方法。
  4. 前記解析工程は、前記第1のデータに記述されている、オーバレイ処理を示すコマンドと、該オーバレイ処理の対象となる文字列データを示すファイル名とテンプレートデータを示すファイル名とから構成されるジョブコマンドを検出し、
    前記オーバレイ工程は、検出された前記文字列データを示すファイル名と前記テンプレートデータを示すファイル名とに基づいて、前記第2のデータに含まれる前記文字列データと前記テンプレートデータとをオーバレイ処理することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷処理方法。
  5. 前記解析工程は、前記第1のデータに記述されている、マージ処理を示すコマンドと、該マージ処理の対象となる複数の画像データを示す複数のファイル名を検出し、
    前記マージ工程は、検出された複数の前記画像データのファイル名に基づいて、前記第2のデータに含まれる複数の該画像データをマージ処理することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷処理方法。
  6. 前記解析工程は、前記第1のデータに記述されている、バインド処理を示すコマンドと、該バインド処理の対象となる複数の画像データを示す複数のファイル名を検出し、
    前記バインド工程は、検出された複数の前記画像データのファイル名に基づいて、前記第2のデータに含まれる複数の該画像データをバインド処理することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷処理方法。
  7. 前記マージ工程によってマージ処理される前記画像データを示す少なくとも1つのファイル名が、該マージ処理に先立って実行されるオーバレイ処理の結果生成される画像データに対応するコマンドであることを特徴とする請求項5に記載の印刷処理方法。
  8. 前記バインド工程によってバインド処理される前記画像データを示す少なくとも1つのファイル名が、該バインド処理に先立って実行されるマージ処理の結果生成される画像データに対応するコマンドであることを特徴とする請求項6に記載の印刷処理方法。
  9. 前記第1のデータが、スクリプト言語で記述されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の印刷処理方法。
  10. 前記第1のデータが、XMLで記述されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の印刷処理方法。
  11. 前記生成工程により生成される前記画像データが、帳票印刷において使用される帳票印刷データであることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の印刷処理方法。
  12. 外部装置からの要求に応じて、該外部装置に表示されている表示画面に対応するデータを印刷する印刷処理装置であって、
    印刷ジョブの手続が記述された第1のデータと、該第1のデータに基づいて印刷される前記表示画面に表示された複数のデータを含む第2のデータを取得する取得手段と、
    前記第1のデータを解析する解析手段と、
    前記第1のデータの解析結果に基づいて、複数のデータを含む前記第2のデータを用いて画像データを生成する生成手段と、
    生成された画像データを印刷する印刷手段とを備え、
    前記生成手段は、
    文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ手段、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ手段、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド手段の少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする印刷処理装置。
  13. 前記生成手段が、文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ手段、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ手段、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド手段のいずれか2つ以上の手段を組み合わせて1つの画像データを生成することを特徴とする請求項12に記載の印刷処理装置。
  14. ネットワークを介してサーバに接続された印刷処理装置であって、
    前記取得手段は、前記クライアントが保持していない前記第1のデータ及び前記第2のデータを前記サーバから取得し、
    前記生成手段は、前記画像データが印刷される該クライアントに接続されたプリンタに適するように、前記第2のデータを用いて該画像データを生成することを特徴とする請求項12又は13に記載の印刷処理装置。
  15. 前記解析手段は、前記第1のデータに記述されている、オーバレイ処理を示すコマンドと、該オーバレイ処理の対象となる文字列データを示すファイル名とテンプレートデータを示すファイル名とから構成されるジョブコマンドを検出し、
    前記オーバレイ手段は、検出された前記文字列データを示すファイル名と前記テンプレートデータを示すファイル名とに基づいて、前記第2のデータに含まれる前記文字列データと前記テンプレートデータとをオーバレイ処理することを特徴とする請求項12から14までのいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  16. 前記解析手段は、前記第1のデータに記述されている、マージ処理を示すコマンドと、該マージ処理の対象となる複数の画像データを示す複数のファイル名を検出し、
    前記マージ手段は、検出された複数の前記画像データのファイル名に基づいて、前記第2のデータに含まれる複数の該画像データをマージ処理することを特徴とする請求項12から14までのいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  17. 前記解析手段は、前記第1のデータに記述されている、バインド処理を示すコマンドと、該バインド処理の対象となる複数の画像データを示す複数のファイル名を検出し、
    前記バインド手段は、検出された複数の前記画像データのファイル名に基づいて、前記第2のデータに含まれる複数の該画像データをバインド処理することを特徴とする請求項12から14までのいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  18. 前記マージ手段によってマージ処理される前記画像データを示す少なくとも1つのファイル名が、該マージ処理に先立って実行されるオーバレイ処理の結果生成される画像データに対応するコマンドであることを特徴とする請求項16に記載の印刷処理装置。
  19. 前記バインド手段によってバインド処理される前記画像データを示す少なくとも1つのファイル名が、該バインド処理に先立って実行されるマージ処理の結果生成される画像データに対応するコマンドであることを特徴とする請求項17に記載の印刷処理装置。
  20. 前記第1のデータが、スクリプト言語で記述されていることを特徴とする請求項12から19までのいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  21. 前記第1のデータが、XMLで記述されていることを特徴とする請求項12から19までのいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  22. 前記生成手段により生成される前記画像データが、帳票印刷において使用される帳票印刷データであることを特徴とする請求項12から21までのいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  23. 外部装置からの要求に応じて、該外部装置に表示されている表示画面に対応するデータをプリンタに印刷させるコンピュータに、
    印刷ジョブの手続が記述された第1のデータと、該第1のデータに基づいて印刷される前記表示画面に表示された複数のデータを含む第2のデータを取得する取得手順と、
    前記第1のデータを解析する解析手順と、
    前記第1のデータの解析結果に基づいて、複数のデータを含む前記第2のデータを用いて画像データを生成する生成手順と、
    生成された画像データを前記プリンタに印刷させる印刷手順とを実行させるためのプログラムであって、
    前記生成手順は、
    文字列データとテンプレートデータとを組み合わせて1つの画像データを生成するオーバレイ手順、複数の画像データを重ね合わせて1つの画像データを生成するマージ手順、又は、複数の画像データを連結して1つの画像データを生成するバインド手順の少なくともいずれか1つを有することを特徴とするプログラム。
  24. 請求項23に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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