JP2005048794A - バルク容器を用いたlngの供給方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】出荷基地1に備えたLNGタンク2に、LNGを精製して貯蔵し、LNGをトレーラー型のバルク容器3に移し、バルク容器3を、複数の需要家9、生産設備10にガスを供給するサテライト基地4へ搬送し、バルク容器3をサテライト基地4に一時設置し、サテライト基地4に設置したバルク容器3からLNGを取り出し、ガスに変換し、ガスをガス管11を介して各需要家9、生産設備10に供給し、LNGを消費したバルク容器3は出荷基地1へ返送する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、LNG(液化天然ガス)を搬送し、供給する技術に係り、特にLNGを搬送するときに用いるバルク容器をそのままサテライト基地のタンクとして使用するバルク容器を用いたLNG供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
LNGは、地中より発生するメタンガスを主成分とする可燃性ガスである天然ガスを−162℃に冷却して液化したガスである。この液化する際に、除塵、脱硫、脱酸素、脱湿などの前処理を行い、硫黄などの不純物を除去しているので、クリーンなエネルギーとして注目されている。このLNGは、世界に広く分布し、長期に安定した供給が可能な原料である。
【0003】
LNGは、図5に示すように、世界の産出国から各需要家、生産設備等に供給するようになっている。LNGは外国の積出基地からタンカー等を介して、例えば、日本の各港における出荷基地51まで搬送される。出荷基地51まで搬送されたLNGはこの出荷基地51の製造所で精製され、鉄道又は自動車による輸送容器(コンテナ)としてタンクローリー車52でサテライト基地53へ搬送されている。LNGは−162℃の超低温であるために、断熱構造を有する特殊なタンクローリー車52で運搬する。
【0004】
【特許文献1】
LNGの供給方法に関する先行技術としては、特許文献1の特開2002−54796公報に示すように、サテライト基地に配設され、LNGを受入れ、受入れたLNGを天然ガスとして払い出して需要家や生産設備に供給する技術が提案されている。
【0005】
都市ガス配管のない地域等へガスを供給するためのサテライト基地53においては、LNGの貯蔵は、超低温に維持できるLNGタンク54を利用する。図6に示すように、LNGタンクローリー車52からLNGタンク54に移し替え、このサテライト基地53において、LNGをLNG気化器55を用いて、ガス化して各需要家56や生産設備57へ供給するようになっている。また、外気からの入熱によってLNGタンク54内では、常にBOG(Boil Off Gas)が発生しているために、1週間程度以上の設備停止が生じた場合には、このBOGを大気へ放出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のタンクローリー車52でLNGを搬送し、サテライト基地53においてLNGタンク54へ移し替える際には、タンクローリー車52のタンクに供給する加圧ガスのガス圧を、LNGタンク54に供給する加圧ガスのガス圧よりも高圧になるように制御しつつ、このタンクローリー車52からLNGを移し替える必要があるために、その手間と時間がかかるという問題を有していた。
【0007】
また、各サテライト基地53におけるLNGタンク54の建設には多大な費用と時間を要するものであった。そこで、ある程度の軒数の需要家及び生産設備の消費量が所定値を超えないと採算がとれないために、サテライト基地53の設置が制限されていた。その結果、住宅又は生産設備が広範囲に点在しているような地域においては、このようなLNGのサテライト基地53の設置が困難であるという問題を有していた。
【0008】
更に、LNGへの入熱により発生するBOGを都市ガスの原料として使用する場合、このBOGをガスの送出圧以上に昇圧する必要がある。この送出圧が高くなるほど、昇圧のための動力は増大しコストが上昇するという問題を有していた。
【0009】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、サテライト基地にLNGをバルク容器単位で搬送設置することにより、各需要家や生産設備に対するガス供給に支障をきたすことなく、LNGを変換したガスを供給することができ、更にBOG対策を施しているバルク容器を用いたLNG供給方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、出荷基地(1)に備えたLNGタンク(2)に、LNGを精製して貯蔵し、前記LNGをトレーラー型のバルク容器(3)に移し、前記バルク容器(3)を、複数の需要家(9)、生産設備(10)にガスを供給するサテライト基地(4)へ搬送し、該バルク容器(3)を該サテライト基地(4)に一時設置し、前記サテライト基地(4)に設置したバルク容器(3)からLNGを取り出し、ガスに変換し、前記ガスをガス管(11)を介して各需要家(9)、生産設備(10)に供給し、前記LNGを消費したバルク容器(3)は前記出荷基地(1)へ返送する、ことを特徴とするバルク容器を用いたLNGの供給方法が提供される。
【0011】
前記サテライト基地(4)において一時設置されたバルク容器(3)内のLNGの貯残量を検出し、所定量以下になったときに、別にLNGが充填されたバルク容器(3)に交換する。
【0012】
上記方法の発明では、出荷基地(1)まで搬送されたLNGは、この出荷基地(1)の製造所において精製した後、LNGタンク(2)に貯蔵し、このLNGタンク(2)からトレーラー型のバルク容器(3)に移す。このバルク容器(3)はトレーラー(6)でサテライト基地(4)へ搬送する。このサテライト基地(4)では、このLNGを充填したバルク容器(3)をトレーラー(6)から切り離し、LNG気化器(8)等に接続する。一方、このバルク容器(3)を切り離したトレーラー(6)は、空になったバルク容器(3)又は貯残量が極端に低くなったバルク容器(3)を牽引して出荷基地(1)まで搬送し、ここで新たにLNGを充填し、別のサテライト基地(4)へ搬送する。
【0013】
サテライト基地(4)に一時設置したバルク容器(3)からLNG気化器(8)を用いてLNGをガス化し、各需要家(9)や生産設備(10)へ供給する。特に、従来のようにサテライト基地(4)に建設していた貯蔵用のLNGタンク(54)が不要になるので、LNGの移し替えに要する作業時間を回避することができる。
【0014】
また、前記出荷基地(1)とサテライト基地(4)との中間位置に、更にバルク容器(3)を用意することが好ましい。
【0015】
サテライト基地(4)が出荷基地(1)から遠隔の地にあるときは、LNGを充填した複数のバルク容器(3)を、出荷基地(1)とサテライト基地(4)との中間位置に用意することで、トレーラー(6)の走行距離を短縮して、バルク容器(3)を迅速にサテライト基地(4)へ搬送することができる。これにより、サテライト基地(4)に一時設置したバルク容器(3)の貯残量が極端に低くなり、その交換に緊急を要するときに迅速に新たなバルク容器(4)に交換でき、ガス供給が停止するという不具合を回避することができる。
【0016】
前記バルク容器(3)と前記需要家(9)、生産設備(10)と間に複数の供給口(12)と供給口切替弁(13)を介在して、LNG、LNGのガス、又はBOGを前記需要家(9)、生産設備(10)へ選択的に供給又は放出する。前記バルク容器(3)から発生したBOG量を検出し、所定量以上になったときにBOGを排出する。
【0017】
前記サテライト基地(4)における前記バルク容器(3)からのLNGの供給が長期停止する場合に、該バルク容器(3)を前記出荷基地(1)へ返送する。前記サテライト基地(4)におけるLNGの消費量が停滞してBOGの発生量がLNGの消費量を上回る場合に、前記バルク容器(3)を前記出荷基地(1)に一時回収する。前記サテライト基地(4)におけるLNGの消費量が停滞してBOGの発生量がLNGの消費量を上回る場合に、前記バルク容器(3)内のLNGを低温のLNGに交換する。
【0018】
このように、サテライト基地(4)におけるバルク容器(3)が長期停止する場合に、バルク容器(3)をサテライト基地(4)から出荷基地(1)へ持ち帰ることにより、サテライト基地(4)におけるBOGの放出を回避することができる。また、LNGの消費量が著しく停滞しているときは、その消費状況を自動照会し、消費計画が伸び悩むようであれば、バルク容器(3)を一時回収し、又は低温のLNGへ差し替えることで、BOGに対する万全な対策となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明のバルク容器を用いたLNG供給方法の実施の形態を示すブロック図である。図2はLNG供給方法のフロー図である。
本発明のバルク容器を用いたLNG供給方法は、出荷基地1に備えたLNGタンク2に貯蔵されたLNGをトレーラー型のバルク容器3に移し、このバルク容器3をサテライト基地4に搬送し、バルク容器3をサテライト基地4に一時設置し、サテライト基地4に一時設置されたバルク容器3からLNGをガス化して、複数の需要家9、生産設備10にガスを供給する方法である。
【0020】
LNGは、世界の産出国の積出基地からタンカー等を介して出荷基地1まで搬送され、この製造所において、除塵、脱硫、脱酸素、脱湿などの前処理を行い、硫黄などの不純物を除去した液化ガスに精製される。このLNGは、出荷基地1に備えたLNGタンク2に貯蔵し、このLNGをトレーラー型のバルク容器3に移す。
【0021】
トレーラー型のバルク容器3をサテライト基地4に搬送するときは、このバルク容器3自体に車輪5を具備し、トレーラー6で牽引して出荷基地1とサテライト基地4間を搬送するようになっている。このバルク容器3は、構造的には従来のタンクローリー車のタンク部分の構造と同様で、超低温のLNGを貯蔵できる構造になっている。
【0022】
本発明では、従来のタンクローリー車に代えて、バルク容器3をそのまま各サテライト基地4に一時設置する。この一時設置されるバルク容器3が従来の各サテライト基地4に建設されていたLNGタンクを兼用するものである。これにより、従来のように各サテライト基地4にLNGタンクを建設する必要がなくなり、サテライト基地4の設備及び運転費用を低減することができる。
【0023】
バルク容器3をサテライト基地4に一時設置するときは、単純にトレーラー6からバルク容器3を切り離し、このバルク容器3の車輪5と支持台7を用いてサテライト基地4に固定するようになっている。このバルク容器3は、サテライト基地4におけるLNG気化器8等、各需要家9や生産設備10へガスを供給するために必要な設備に着脱自在に接続し、不用意にそれらの接続が外れないように固定する必要がある。この接続に要する時間は、各需要家9や生産設備10へのガス供給に支障が生じない程度の短時間にすることができる。
【0024】
サテライト基地4に置いてきたバルク容器3は、そのLNGをLNG気化器8を用いて、ガス化してガス管11を介して各需要家9や生産設備10へ供給するようになっている。
【0025】
サテライト基地4のバルク容器3内のLNGについて、各需要家9や生産設備10が消費してバルク容器3内のLNGの貯残量が極端に低くなったときは、その情報を出荷基地1へ連絡し、LNGを充填した新たなバルク容器3をトレーラー6で搬送し、交換する。サテライト基地4に到着したトレーラー6は、バルク容器3を切り離し、上述したLNG気化器8等に接続して、新たなLNGの交換作業を完了する。このトレーラー6は空になったバルク容器3を牽引して出荷基地1へ搬送し、新たにLNGを充填して別のサテライト基地4へ搬送するときに用いる。
【0026】
図3はサテライト基地におけるLNGラインとBOGラインを示す系統図である。図4はサテライト基地におけるBOGの処理方法のフロー図である。
サテライト基地4に一時設置されたバルク容器3は、複数の供給口12と供給口切替弁13を介して、サテライト基地4におけるLNG気化器8、加圧器14、加温器15又は放出塔16に接続し、LNGのガス供給の他に、BOGの放出又は供給を選択的かつ円滑に実施し得るようになっている。例えば、BOGをそのまま放出するときは、図3における最上段のラインにおける供給口12と接続して、放出塔16から放出する。
【0027】
また、BOGをガス燃料として供給するときは、図3における上から二段目のラインにおける供給口12と接続して、加温器15で温度調整してから各需要家9や生産設備10へ供給する。このラインからもBOGを放出塔16から放出することは可能である。
【0028】
更に、BOGをガス燃料として消費するときに、図3における上から三段目のラインにおける供給口12と接続して、先ず加圧器14を通して加圧してから各需要家9や生産設備10へ供給することも可能である。
【0029】
このようにバルク容器3から発生したBOGについては、その発生量を検出し、所定量以上になったときにBOGを排出し、又は消費する。しかし、サテライト基地4におけるバルク容器3からのLNGの供給が長期停止する場合に、このバルク容器3を出荷基地1へ戻すことにより、サテライト基地4におけるBOGの放出を回避することも可能である。
【0030】
また、サテライト基地4におけるLNGの消費量が停滞してBOGの発生量がLNGの消費量を上回る場合、バルク容器3を一時回収して、再度需要が高まってきたときに、そのサテライト基地4に搬送する。またはこのバルク容器3内のLNGを低温のLNGに交換する。例えば、バルク容器3内から温度の上昇したLNGを排出し、低温のLNGに入れ替えることができる。
【0031】
各サテライト基地4へは、出荷基地1から直接バルク容器3をトレーラー6で牽引搬送する必要はなく、バルク容器3を中継基地17に搬送し、かつ中継基地17に待機させことも可能である(図1参照)。例えば、出荷基地1に備えたLNGタンク2のLNGをバルク容器3に移し、このバルク容器3を中継基地17に搬送し、かつ中継基地17に待機させる。この中継基地17からバルク容器3を各サテライト基地4へ搬送し、このバルク容器3をサテライト基地4に一時設置することも可能である。
【0032】
このように、サテライト基地4が出荷基地1から遠隔の地にあるときは、LNGを充填したバルク容器3を用意するLNGの中継基地17を設置することで、トレーラー6の走行距離を短縮して、バルク容器3を迅速にサテライト基地4へ搬送することができる。これにより、サテライト基地4に一時設置したバルク容器3の貯残量が極端に低くなり、その交換に緊急を要するときに迅速に対応することができる。または、サテライト基地4におけるガス消費量が極端に増加するなどの事態に容易に対応することができる。
【0033】
なお、本発明は、サテライト基地3にLNGを充填したバルク容器3を一時設置し、その交換を容易かつ迅速に処理し、LNG(LNGガス)を補給することができる方法であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0034】
また、図3に示すようなLNGとBOGのラインの構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のバルク容器を用いたLNG供給方法は、出荷基地からLNGをトレーラー型のバルク容器でサテライト基地へ搬送し、サテライト基地にこのバルク容器をトレーラーから切り離して一時設置して、貯蔵用のタンクとして機能させることで、従来は必要であったLNGタンクの建設が不要になりサテライト基地における建設費、運営費等の費用を大幅に軽減することができる。
【0036】
特に、従来の設置タンク方式では、LNGについて規定容量しか貯蔵できなかったが、本発明ではサテライト基地におけるガス消費量が極端に増加するような事態に対してはバルク容器の設置台数の増加又は交換時間の短縮等により容易に対応することができる。
【0037】
また、従来のようにタンクローリー車からLNGをタンクへ移し替える作業がなくなり、単にバルク容器とLNG気化器等の機器間の接続作業のみになるので、移し替えに要する時間を短縮することができると共に、LNGの供給停止という不具合を回避することができる。
【0038】
更に、LNGへの入熱により発生するBOGについては、サテライト基地におけるLNG気化器、加圧器、加温器又は放出塔にバルク容器を切替接続することにより、LNGのガス供給の他に、BOGの放出又は供給を選択的かつ円滑に実施することができる、等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルク容器を用いたLNG供給方法の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】バルク容器を用いたLNG供給方法のフロー図である。
【図3】サテライト基地におけるLNGラインとBOGラインを示す系統図である。
【図4】サテライト基地におけるBOGの処理方法のフロー図である。
【図5】従来のLNG供給方法を示す概略ブロック図である。
【図6】従来のサテライト基地に設けたLNGタンクにLNGを貯蔵する概略説明図である。
【符号の説明】
1 出荷基地
2 LNGタンク(出荷基地)
3 バルク容器
4 サテライト基地
9 需要家
10 生産設備
12 供給口
13 供給口切替弁
17 出荷基地
Claims (8)
- 出荷基地(1)に備えたLNGタンク(2)に、LNGを精製して貯蔵し、
前記LNGをトレーラー型のバルク容器(3)に移し、
前記バルク容器(3)を、複数の需要家(9)、生産設備(10)にガスを供給するサテライト基地(4)へ搬送し、該バルク容器(3)を該サテライト基地(4)に一時設置し、
前記サテライト基地(4)に設置したバルク容器(3)からLNGを取り出し、ガスに変換し、
前記ガスをガス管(11)を介して各需要家(9)、生産設備(10)に供給し、
前記LNGを消費したバルク容器(3)は前記出荷基地(1)へ返送する、ことを特徴とするバルク容器を用いたLNGの供給方法。 - 前記サテライト基地(4)において一時設置されたバルク容器(3)内のLNGの貯残量を検出し、所定量以下になったときに、別にLNGが充填されたバルク容器(3)に交換する、ことを特徴とする請求項1のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
- 前記出荷基地(1)とサテライト基地(4)との中間位置に、更にバルク容器(3)を用意する、ことを特徴とする請求項1のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
- 前記バルク容器(3)と前記需要家(9)、生産設備(10)と間に複数の供給口(12)と供給口切替弁(13)を介在して、LNG、LNGのガス、又はBOGを前記需要家(9)、生産設備(10)へ選択的に供給又は放出する、ことを特徴とする請求項1のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
- 前記バルク容器(3)から発生したBOG量を検出し、所定量以上になったときにBOGを排出する、ことを特徴とする請求項1のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
- 前記サテライト基地(4)における前記バルク容器(3)からのLNGの供給が長期停止する場合に、該バルク容器(3)を前記出荷基地(1)へ返送する、ことを特徴とする請求項1、2、3,4又は5のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
- 前記サテライト基地(4)におけるLNGの消費量が停滞してBOGの発生量がLNGの消費量を上回る場合に、前記バルク容器(3)を前記出荷基地(1)に一時回収する、ことを特徴とする請求項1、2、3,4、5又は6のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
- 前記サテライト基地(4)におけるLNGの消費量が停滞してBOGの発生量がLNGの消費量を上回る場合に、前記バルク容器(3)内のLNGを低温のLNGに交換する、ことを特徴とする請求項1、2、3,4、5又は6のバルク容器を用いたLNGの供給方法。
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JP2003203252A JP2005048794A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | バルク容器を用いたlngの供給方法 |
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JP2003203252A JP2005048794A (ja) | 2003-07-29 | 2003-07-29 | バルク容器を用いたlngの供給方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005048794A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007085403A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | バルクコンテナを用いた液化天然ガスの輸送方法 |
JP2007231982A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 液化ガスの供給システム及びその供給方法 |
JP2008144877A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 天然ガス供給システム及び天然ガス供給方法 |
-
2003
- 2003-07-29 JP JP2003203252A patent/JP2005048794A/ja active Pending
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