JP2005047921A - 7位でアミノ化される特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維染色用組成物及び前記組成物を使用する染色方法 - Google Patents

7位でアミノ化される特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維染色用組成物及び前記組成物を使用する染色方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005047921A
JP2005047921A JP2004224869A JP2004224869A JP2005047921A JP 2005047921 A JP2005047921 A JP 2005047921A JP 2004224869 A JP2004224869 A JP 2004224869A JP 2004224869 A JP2004224869 A JP 2004224869A JP 2005047921 A JP2005047921 A JP 2005047921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
dyeing
carbon atoms
composition according
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004224869A
Other languages
English (en)
Inventor
Alain Lagrange
アラン・ラグランジュ
Frederic Guerin
フレデリック・ゲリン
Sylvain Kravtchenko
シルヴァン・クラヴシェンコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2005047921A publication Critical patent/JP2005047921A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
    • A61Q5/065Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/494Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with more than one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4953Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with more than one nitrogen as the only hetero atom containing pyrimidine ring derivatives, e.g. minoxidil
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B56/00Azo dyes containing other chromophoric systems

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

【課題】
あまり色むらがなく多様で極めて強い色彩を得られ経時的変化が殆どなく繊維の色彩を堅牢にできるケラチン繊維の染色用組成物の必要性が存在する。
【解決手段】
本発明は、次式(I)
【化1】
Figure 2005047921

に該当する、7位でアミノ化される特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維染色用組成物であって、R及びRは水素原子であってもよく;
は複素環基であってもよく、Pは0又は1に等しく;pが0に等しいとき、zは単結合でqは1に等しく;pが1に等しいとき、zは、q個のR3基で置換されるアルキレン基であり、qは、1から5の範囲であってもよく;R及びRは、アルキル基であってもよく、Rはフェノール基であってもよく;XおよびYは窒素原子であってもよく、Aはアニオン性対イオンである、組成物に関する。
本発明はこれら特定の直接染料を使用したケラチン繊維の染色方法にも関する。
【選択図】
なし

Description

本発明は、ケラチン繊維、特にヒトケラチン繊維及びより特別には毛髪の染色用の、アゾジアジン化合物ファミリーに属する、少なくとも一の特定の直接染料を含む組成物に関する。
本発明は、ケラチン繊維の染色用の組成物中の直接染料としての、前記アゾジアジンファミリーの特定の化合物の使用に関する。
最終的には、本発明はそのような組成物を使用するケラチン繊維の染色方法に関する。
毛髪などのケラチン繊維を染色するために、酸化染料前駆体(特にオルト−又はパラ−フェニレンジアミン、オルト−又はパラ−アミノフェノール、一般的には「酸化ベース」といわれる)及び任意にカップラー(色素調節剤ともいわれる、メタ−フェニレンジアミン、メタ−アミノフェノール及びメタ−ジフェノール)を含む染色用組成物を使用することが知られている。酸化染料前駆体は色がないか又はかすかに色づいている前駆体であり、酸化生成物(過酸化水素など)と組み合わせると、酸化工程を通じて、発色した染色化合物を生じさせる。
特許出願FR1285848 米国特許第2,528,378号 米国特許第2,781,354号 「Handbook of Surfactants」M.R. PORTER, Ed. Blackie & Son, Glasgow and London, 1991, 116-178 the CTFA Dictionary, 5th edition, 1993
しかしながら、酸化染色方法には、以下の欠点がある:
- 過酸化水素などの酸化生成物の使用により、ケラチン繊維の劣化を起こす可能性がありまた、頭皮にやっかいな刺激を与える;
- 酸化生成物は、繊維を堅牢に着色するが、繊維の色は経時的に変化する可能性があり、またしばしば繊維の色むら、すなわち、同じケラチン繊維の間での色の違いが生じる。
上述の欠点を解消するために、直接染料の使用(着色分子(直接染色)を生じさせて毛髪を染色し、過酸化水素の使用に頼ることなく、毛髪中に拡散により浸透させることを含む)による直接染色の方法に頼ることを提案している。
しかしながら、そのような方法は、今まで特に以下の理由により、満足できないものであると証明されてきた。
- そのような方法では、染色堅牢度が不十分となり、数回のシャンプーの後、退色してしまう。
- そのような方法では、繊維の色むら、即ち、同じケラチン繊維の間において色の違いが出てしまう。
したがって、つまり、あまり色むらがなく、非常に多様な色彩及びきわめて強い色彩を得ることができ、加えて経時的に変化がほとんどなく、繊維の色彩を堅牢にすることができるケラチン繊維の染色のための組成物に対する真の必要性が存在する。
かくして、本出願人は、驚くべきことに、ケラチン繊維の染色用組成物に加えられるあるアゾジアジン化合物が、先行技術において遭遇した前記欠点を解消することができること、及び、非常に多様な範囲の色彩を得ることができ、また色むらが非常に少なく及び良好な色彩堅牢度も得られることを発見した。
より正確には、本発明の主題は、次式(I):
Figure 2005047921
[式中、
- Rは及びRは、
- 水素原子;
- 1から6の炭素原子を含むアルキル基であって、任意に、前記基は、ヒドロキシル基、アミノ基、ハロゲン基、アリール基、1から3個の炭素原子を含むアルコキシ基から選択される1以上の基で置換されてもよく;
- 6から18個の炭素原子を含むアリール基であって、任意に、前記アリール基は、アミノ基、ヒドロキシル基、1から3個の炭素原子を含むアルコキシ基、1から6個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の基で置換されてもよく;
- 1から6個の炭素原子を含むカルボキシアルキル基;又は
- 1から6個の炭素原子を含むスルホアルキル基;
を互いに独立して表し:
- pは0又は1に等しく;
- pが0に等しいとき、qは1に等しく、またzは単結合を表し;
- pが1に等しいとき、zは1から4の炭素原子を含むアルキレン基を表し、前記アルキレン基は、q個のR(同一または異なる)で置換され、qは1から5の範囲の整数であり;
- Rは、5から100個の炭素原子を含む一環式又は多環式基であって、芳香族でありまたは芳香族ではなく、任意に1以上のヘテロ原子及び1以上の不飽和結合を含み、前記一環式又は多環式基は、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アルコキシ基又は1から4個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の基で置換されてもよく、pが0に等しいときRはアリール基ではなく、
- Rは、5から100個の炭素原子並びに任意に1以上のヘテロ原子及び1以上の不飽和結合を含む、一環式又は多環式基を表し、前記一環式又は多環式基は、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アリール基、アルコキシ基または1から4個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の基で置換されてもよく;
- 1から6個の炭素原子を含むR及びRは、互いに独立して、水素原子、アリール基又はアルキル基を表し、前記基は、任意に、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アリール基、1から4個の炭素原子を含むアルコキシ基から選択される1以上の基で置換され;
- XおよびYは互いに独立して、窒素原子、又は水素原子若しくは1から6個の炭素原子を含むアルキル基を表すR’を有するCR’基を表し;
- Aはアニオン性対イオンである]
の化合物から選択される、少なくとも一の染料を含む、ケラチン繊維の染色用組成物である。
本発明によれば、明細書の前記部分及び後記部分において、用語、アルキル基は、1から6個の炭素原子の直鎖状または分枝状のアルキル基、例えば、メチル、エチル、n‐プロピル、i‐プロピル、n‐ブチル、i‐ブチルまたはt‐ブチル基を意味すると一般的に理解される、と特定される。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、アルキレン基は、正電気を帯びた窒素原子及び前記R基間で架橋を形成する二価のアルキル基を意味するものと理解される。前記アルキレン基の一例として、メチレン基-CH2-、及びエチレン基-CH2-CH2-が挙げられる。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、アルコキシ基は、-O-アルキル基を意味すると理解され、用語、アルキルは、上述したものと同じ定義に対応する。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、アミノ基は、式-NH2-の基であり、任意に1から6個の炭素原子を含むアルキル基のような一又は二の置換基で窒素原子が置換されているものを意味するものと理解される。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、アリール基は、一般的に6から18個の炭素原子を含む一環式又は多環式炭化水素芳香族基(フェニル基及びナフチル基など)を意味するものと理解される。この基は、任意に、アミノ基、ヒドロキシル基、C1からC3のアルコキシ基及びC1からC6のアルキル基から選択される基で置換されてもよい。置換されたアリール基の例として、例えば、2-トリル、3-トリル、及び4-トリル基がある。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、カルボキシアルキル基は、末端に、カルボキシメチル基-CH2-CO2H及びカルボキシエチル基-(CH2)2CO2Hなどの−CO2H基を含む、上記で定義したアルキル基を意味するものと理解される。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、スルホアルキル基は、上述のアルキル基と式(I)の化合物の三環式単位間で架橋を形成する硫黄原子を含む、上記で定義したアルキル基を意味するものと理解される。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、アニオン性対イオンは、本発明によれば、式(I)の化合物の三環式単位の正電気を帯びた窒素原子によって運ばれた正電荷を中和することができる陰イオンを意味するものと理解される。この対イオンは、ハロゲン化物(塩化物、臭化物、ヨウ化物など)、スルファート、メトスルファート、ホスファート及びトシラートであってもよい。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、ヘテロ原子は、酸素、窒素、硫黄原子など、炭素原子以外の原子を意味するものと理解される。
本発明によれば、R3は炭素原子5から100個を含む一環式又は多環式基を表し、芳香族であり又は芳香族ではないものであり、1以上のヘテロ原子及び1以上の不飽和結合を任意に含み、前記一環式又は多環式基は、qが0に等しいときR3はアリール基ではなくてもよいことを条件に置換することができる。
好ましくは、R3は複素環基を表す。
明細書の前記部分及び後記部分において、用語、複素環基は、5、6、7員環芳香族又は非芳香族環及び窒素、硫黄及び酸素原子から選択される1から3個のヘテロ原子、任意に、他の環、特に1以上のヘテロ原子を含む又は含まないフェニル基などの芳香環に結合した系を意味するものと理解される。特にヘテロ原子によって、R3がzと結合している場合、これらの複素環は付加的にアルキル又はアルキレン基により第四級化されても良い。
複素環としては、特に例として、ピリジン、ピラゾール、ピリミジン、イミダゾール、トリアゾール、チアゾール、ピロール、ピロリジン、ベンゾチアゾール、チオフェン、ベンゾイミダゾール、ベンゾチオフェン、ベンゾトリアゾール、ピラゾロピリジン及びピラゾロピリミジン基をあげることができる。
本発明によれば、XおよびYは、互いに独立して、窒素原子または1から6個の炭素原子を含む水素原子またはアルキル基を表すR’を有するCR’基を表す。XおよびYは、窒素原子を表すのが好ましい。
本発明では、Rは5から100個の炭素原子並びに任意に1以上のヘテロ原子及び1以上の不飽和結合を含む一環式又は多環式基を表し、前記一環式又は多環式基は、置換されてもよい。好ましくは、Rは、6から18個の炭素原子(任意に、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アリール基、アルコキシ基または1〜4個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の置換基で置換される)を表す。例えば、Rは、フェノール基を表してもよい。
式(I)の化合物に対しては、添え字pは0または1に等しくてもよく、0に等しいのが好ましい。pが0に等しいとき、zは単結合及び次式:
Figure 2005047921
に該当する式(I)の化合物を表す。
は、アリール基を除く、上記で定義された一環式又は多環式基を表す。pが1に等しいとき、式(I)の化合物は上記で定義されるアルキレン基を表すzを有する次式:
Figure 2005047921
[式中、前記アルキレン基は1から5のR3基で置換され、qが2以上のとき、前記R3基は同一又は独立でもよい]
に該当する。
本発明によれば、pが1に等しいとき、qは1に等しい、即ち、zはR3基で置換されると好ましい。
本発明の文脈において使用される式(I)の化合物としては、式(II)
Figure 2005047921
[式中、アニオン性対イオンAは上記で定義されるとおりであり、好ましくは塩素イオンであり、及びWはアニオン性対イオンであり、好ましくは塩素イオンである]
に該当する以下の特定の化合物が挙げられる。
これらの染料は、特許出願FR1285848に記載されたような、従来の合成スキームによって得てもよい。
式(I)の化合物は、直接染料として定義されてもよい、即ち、酸化染料のような適当な剤での発色は要求されない(酸化剤での発色は要求される)。
本発明の染料では、天然または任意に合成毛髪への極めて強い染料を得ることができることを発見した。
これらの染料は、有色又は暗色の、非常に強く、あまり色むらがなく、高い染色堅牢度を示し、多様な輝きを得ることもできる。
特に、本発明の染料では、経時的にほとんど変化のない天然のグレー又は黒の輝きを得ることができる。
式(I)の染料の含量は、前記染色用組成物の総重量に対して、約0.001から20重量%の間、好ましくは、約0.01から10重量%、より好ましくは0.1から5重量%の間の様々な含有量であってもよい。
本発明に係る染色用組成物は、好ましくは、水、又は水と美容上許容できる有機溶媒の混合物からなる水性媒体を含む。美容上許容できる有機溶媒の例としては、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、ポリオールのようなアルコール、ポリオールエーテル、アルカン、ケトン及びそれらの混合物を挙げることができる。
加えて、前記組成物は式(I)の組成物とは異なる1以上の直接染料を含んでいてもよい。これらの直接染料は、直接染色で従来から使用される直接染料から選択してもよい。これらの直接染料としては、ニトロ染料、メチン、アゾメチン、スチリル(styriles)、トリアリールメタン、ジアリールメタン、アゾ染料、アントラキノン及びナフトキノン染料、ポルフィリン、テトラフェニルポルフィリン、メタロポルフィリン、フタロシアニン、カロテノイド、テルペノイド及びフラボノイドタイプの天然染料、フルオレセイン、ローダミン、クマリンなどの蛍光染料などの、一般的に使用される芳香族または非芳香族の染料をあげることができる。
本発明の組成物は、付加的に、酸化染料に従来から使用される1以上のカップラーと任意に組み合わせた1以上の酸化ベースを含んでもよい。
酸化ベースの例としては、パラ−フェニレンジアミン、ビス−フェニルアルキレンジアミン、パラ−アミノフェノール、オルト−アミノフェノール及びジアミノチアゾールなどの複素環ベースから選択することができる。
組み合わせるカップラーは、メタ−フェニレンジアミンカップラー、メタ−アミノフェノールカップラー、メタ−ジフェノールカップラー、ナフタレン性カップラー及び複素環カップラーであってもよい。
染料に加えて、本発明の染色用組成物は、染色用組成物用の通常の添加剤を含んでいてもよい。それらの添加剤は、界面活性剤、増粘剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、分散剤、ヘアコンディショナー、防腐剤、不透明化剤、アルカリ性化剤、酸性化剤及び香料から選択することができる。
上記に定義した式(I)の組成物の存在に特有の、組成物の有利な特性を上述の添加剤によって損なうことのないように、当業者はこれらの添加剤の適切な選択をするであろうと理解される。
前記組成物中の界面活性剤は、陰イオン性の、非イオン性の、両性の、陽イオン性の界面活性剤のいずれかから選択することができる。
本発明の実施に適した陰イオン性の、非イオン性の、両性の、陽イオン性の界面活性剤としては、特に以下のものがある:
単独又は混合で使用することができる陰イオン性界面活性剤の例としては、以下の化合物:
アルキルスルファート、アルキルエーテルスルファート、アルキルアミドエーテルスルファート、アルキルアリールポリエーテルスルファート、モノグリセリドスルファート;アルキルスルホナート、アルキルホスファート、アルキルアミドスルホナート、アルキルアリールスルホナート、α−オレフィンスルホナート、パラフィンスルホナート;(C6-C24)アルキルスルホスクシナート、(C6-C24)アルキルエーテルスルホスクシナート、(C6-C24)アルキルアミドスルホスクシナート、(C6-C24)アルキルスルホアセタート;(C6-C24)アシルサルコシナート及び(C6-C24)アシルグルタマート、
の塩、特にアルカリ金属塩(ナトリウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩など)を挙げることができる。
アルキルポリグルコシドシトラート、アルキルポリグリコシドタートラート、アルキルポリグルコシドスルホサクシナート、及びアルキルポリグルコシドスルホサクシナマート;アシルイセチオナート及びN−アシルタウラート(N-acyltaurates)などの(C6-C24)アルキルポリグリコシドカルボン酸エーテルを挙げることができる。それらのすべての化合物のアルキル又はアシル基は、12から20個の元素原子を含んでいるのが好ましく、アリール基は好ましくはフェニル又はベンジル基を示している。
使用できるものとしては、オレイン酸、リシノール酸、パルミチン酸及びステアリン酸、やし油酸、または水添やし油酸の塩などの脂肪酸の塩;8から20個の炭素原子を含むアシル基のアシルラクチラート;アルキルD−ガラクトシドウロン酸及びそれらの塩;ポリオキシアルキレン化(C6-C24)アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシアルキレン化(C6-C24)アルキルアミドエーテルカルボン酸及びそれらの塩、特に、2から50のアルキレンオキシド、とりわけエチレンオキシドを含むもの並びにその群及び混合物を含む。
非イオン性界面活性剤
非イオン性界面活性剤は、本来よく知られた化合物であり(例えば「Handbook of Surfactants」M.R. PORTER, Ed. Blackie & Son, Glasgow and London, 1991, 116-178)、そして、非イオン性界面活性剤の性質は、本発明の文脈においては重要ではない。
かくして、非イオン性界面活性剤は単独又は混合して使用され、特に、例えば、アルコール、α−ジオール、8から18個の炭素原子を含む脂肪鎖を有するポリエトキシ化及びポリプロポキシ化アルキルフェノールから選択することができ、エチレンオキシド又はプロピレンオキシド基の数は、特に2から50であってもよく;エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのコポリマー、脂肪アルコールとエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの重縮合物、望ましくは2から30molのエチレンオキシドを有するポリエトキシル化脂肪アミド;平均1から5、及び特に1.5から4のグリセロール基を含むポリグリセロール化脂肪アミド;2から30molのエチレンオキシドを含むソルビタンのオキシエチレン化脂肪酸エステル;スクロースの脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル;アルキルポリグリコシド;N−アルキルグルコサミンの誘導体、及び(C10-C14)アルキルアミンオキシド又はN−アシルアミノプロピルモルホリンオキシドなどのアミンオキシドから選択することができる。
両性界面活性剤
両性界面活性剤(その性質は本発明の内容中では重要ではない)は、単独又は混合で、脂肪族第二級または第三級アミンの誘導体から選択することができる。その脂肪族基は、8から18個の炭素原子を含み少なくとも一の水溶性陰性基、例えば、カルボキシラート、スルホナート、サルファート、ホスファート、又はホスホナートを含む直鎖状または分枝状の鎖である。
(C8-C20)アルキルベタイン、スルホベタイン、(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルベタイン、及び(C8-C20)アルキルアミド(C1-C6)アルキルスルホベタインも挙げることができる。
アミン誘導体では、Mirarol(登録商標)という商標名のRhodia Chimie社製品の化合物を特に挙げることができ、それは米国特許第2,528,378号、米国特許第2,781,354号に記載されており、また「ニナトリウムココアンホジアセタート」、「ニナトリウムラウロアンホジアセタート」、「ニナトリウムカプリルアンホジアセタート」、「ニナトリウムカプリロアンホジアセタート」、「ニナトリウムココアンホジプロピオナート」、「ニナトリウムラウロアンホジプロピオナート」、「ニナトリウムカプリルアンホジプロピオナート」、「ニナトリウムカプリロアンホジプロピオナート」、「ラウリロアンホジプロピオン酸」及び「ココアンホジプロピオン酸」の名でthe CTFA Dictionary, 5th edition, 1993において分類されている。
陽イオン性界面活性剤:
単独又は混合して使用してもよい陽イオン性界面活性剤としては、任意にポリオキシアルキレン化した、第一級、第二級及び第三級脂肪アミンの塩;テトラアルキルアンモニウムアルキルアミドアルキルトリアルキルアンモニウム、トリアルキルベンジルアンモニウム、トリアルキルヒドロキシアルキルアンモニウム及びアルキルピリジニウムクロリド及びボロミドなどの第四級アンモニウム塩;イミダソリン誘導体及び陽イオン性の性質を有するアミンオキシドを挙げることができる。
本発明の組成物中に混合してもよい増粘剤は、無機又は有機由来であってもよい。増粘剤は、ガム(キサンタンガム、カロブガム、グアガム)のような天然由来の増粘ポリマー、合成由来の増粘ポリマー(ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリル酸など)を挙げることができる。これらの合成ポリマーとしては、特に脂肪鎖を含む会合ポリマー、例えば、アクリル酸またはポリウレタンタイプの会合ポリマーなどを挙げることができる。
本発明に適合する染色用組成物のpHは、通常、約3から12であり、好ましくは5から11であり、より好ましくは6から10である。
このpHは、ケラチン繊維を染色するために、一般的に、使用される酸性化剤またはアルカリ性化剤を組成物へ追加することによって、代替的に従来のバッファー系の補助により、所望の値に調節させることができる。
酸性化剤として、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸(酢酸、酒石酸、クエン酸、乳酸など)及びスルホン酸などの無機または有機の酸を挙げることができる。
アルカリ性化剤として、例えば、水溶性のアンモニア、アルカリ金属カルボン酸、例えばモノ−、ジ−、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン及びその誘導体、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム及び次式(III):
Figure 2005047921
[式中、Wは、任意にヒドロキシル基またはC1-C4アルキル基で置換されるプロピレン残基であり、R、R、R,R10は、同一または異なっており、水素原子、C1-C4アルキル又はC1-C4ヒドロキシアルキル基を表す]
の化合物を挙げることができる。
化粧組成物は、多様な生薬形態で、例えば、ローション、クリーム、ゲル又はケラチン繊維を染色するための他のすべての適切な形態で提供することができる。化粧組成物は、推進剤の存在下、エアゾール缶中に加圧して封入してもよく、また、ムースの形態であってもよい。
本発明は、ケラチン繊維の染色のため、特に毛髪などのヒトのケラチン繊維の染色のための組成物における直接染料としての、上記に定義した式(I)の化合物の使用にも関する。
前記組成物は、上述の組成物と同様の組成を有する、と特定される。
結局、本発明は、ケラチン繊維の直接染色のための方法であって、連続的に、
a)上記の染色用組成物をケラチン繊維に塗布する工程;
b)十分な時間ケラチン繊維に前記組成物を放置して染色する工程;
c)任意に前記染色用組成物を取り除くためにケラチン繊維をリンスする工程;
d)任意に、ケラチン繊維を一回又は複数回洗浄し、各洗浄の後ケラチン繊維をリンスする工程;
e)ケラチン繊維を乾燥させる工程;
を含む方法に関する。
従って、本発明の直接染色方法は、上述のとおり染色用組成物を染色される毛髪への塗布することからなる最初の工程を含む。次いで、第二の工程として、毛髪に適した組成物の浸透時間を与えるためには、一般的に、放置時間は、3から60分、好ましくは5から40分、より好ましくは15から30分である。この放置段階は、室温から80℃、好ましくは25から55℃範囲の温度で実施するとよい。
次に、かくして染色されたケラチン繊維から、繊維と反応し一回又は数回洗浄した染色用組成物を取り除くため任意にリンスする。
前記染色用組成物が、少なくとも一の式(I)の化合物及び少なくとも一の酸化染料を含むとき、上述のとおり、染色方法として酸化剤で酸化染料を発色させる付加的工程が必要となる。
したがって、本発明は、ケラチン繊維の染色のための方法であって、連続的に、
f)上記の式(I)の少なくとも一の化合物及び少なくとも一の酸化染料を含む染色用組成物を、ケラチン繊維に塗布し、酸化染料と酸化剤で発色させる工程;
g)十分な時間ケラチン繊維に前記組成物を放置して染色する工程;
h)任意に前記染色用組成物を取り除くためにケラチン繊維をリンスする工程;
i)任意に、ケラチン繊維を一回又は複数回洗浄し、各洗浄の後ケラチン繊維をリンスする工程;
j)ケラチン繊維を乾燥させる工程;
を含む方法に関する。
使用することができる酸化剤としては、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属ブロマート、過ホウ酸塩及び過硫酸塩などの過酸塩、過酸及びペルオキシダーゼなどのオキシダーゼ、ウリカーゼなどの二電子を含むオキシドレダクターゼ、及びラッカーゼなどの四電子を含むオキシゲナーゼをあげることができる。酸化剤は過酸化水素が好ましい。
酸化剤は、使用時に本発明の組成物に添加してもよく、又は酸化剤を含む酸化組成物から使用してもよい、と特定される。
最後に、組成物が毛髪に適切に反応し発色が生ずるために十分な時間をとるために、一般的に3から60分、好ましくは5から40分、及びより好ましくは、15から30分放置することが好ましい、と特定される。放置段階は、室温から80℃、好ましくは25から55℃の範囲の温度で実施するとよい。
本発明は以下の実施例に関して記載されるが、これは説明のためのものであり、制限的なものではない。
(実施例)

本発明に係る染色用組成物は、下記の表1に記載された成分を有する。この組成物は以下の式:
Figure 2005047921
の一つに該当する本発明に係る染料(1)(分子量518g/mol)を含む。
Figure 2005047921

Claims (24)

  1. 次式(I):
    Figure 2005047921
    [式中、
    - Rは及びRは、
    - 水素原子;
    - 1から6の炭素原子を含むアルキル基であって、任意に、前記基は、ヒドロキシル基、アミノ基、ハロゲン基、アリール基、1から3個の炭素原子を含むアルコキシ基から選択される1以上の基で置換されてもよく;
    - 6から18個の炭素原子を含むアリール基であって、任意に、前記アリール基は、アミノ基、ヒドロキシル基、1から3個の炭素原子を含むアルコキシ基、1から6個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の基で置換されてもよく;
    - 1から6個の炭素原子を含むカルボキシアルキル基;又は
    - 1から6個の炭素原子を含むスルホアルキル基;
    を互いに独立して表し:
    - pは0又は1に等しく;
    - pが0に等しいとき、qは1に等しく、またzは単結合を表し;
    - pが1に等しいとき、zは1から4の炭素原子を含むアルキレン基を表し、前記アルキレン基は、q個のR(同一または異なる)で置換され、qは1から5の範囲の整数であり;
    - Rは、5から100個の炭素原子を含む一環式又は多環式基であって、芳香族でありまたは芳香族ではなく、任意に1以上のヘテロ原子及び1以上の不飽和結合を含み、前記一環式又は多環式基は、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アルコキシ基又は1から4個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の基で置換されてもよく、pが0に等しいときRはアリール基ではなく、
    - Rは、5から100個の炭素原子並びに任意に1以上のヘテロ原子及び1以上の不飽和結合を含む、一環式又は多環式基を表し、前記一環式又は多環式基は、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アリール基、アルコキシ基または1から4個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の基で置換されてもよく;
    -R及びRは、互いに独立して、水素原子、アリール基又は1から6個の炭素原子を含むアルキル基を表し、前記基は、任意に、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アリール基、1から4個の炭素原子を含むアルコキシ基から選択される1以上の基で置換され;
    - XおよびYは互いに独立して、窒素原子、又は水素原子若しくは1から6個の炭素原子を含むアルキル基を表すR’を有するCR’基を表し;
    - Aはアニオン性対イオンである]
    の化合物から選択される、少なくとも一の染料を含む、ケラチン繊維の染色用組成物。
  2. pが1に等しいとき、qは1に等しい、請求項1記載の染色用組成物。
  3. 基が芳香族複素環を表す、請求項1または2記載の染色用組成物。
  4. 前記芳香族複素環が、ピリジン、ピラゾール、ピリミジン、イミダゾール、トリアゾール、チアゾール、ピロール、ピロリジン、ベンゾチアゾール、チオフェン、ベンズイミダゾール、ベンゾチオフェン、ベンゾトリアゾール、ピラゾロピリジン及びピラゾロピリミジン基から選択される、請求項3記載の染色用組成物。
  5. X及びYがそれぞれ窒素原子を表す、請求項1から4のいずれか1項記載の染色用組成物。
  6. が6から18個の炭素原子を含むアリール基を表し、任意に、ヒドロキシル基、シアノ基、ハロゲン基、アミノ基、アリール基、アルコキシ基又は1から4個の炭素原子を含むアルキル基から選択される1以上の置換基で置換される、請求項1から5のいずれか一項記載の組成物。
  7. がフェノール基を表す、請求項6記載の組成物。
  8. 前記染料が、次式(II):
    Figure 2005047921
    [式中、Aは請求項1に記載されたものであり、Wはアニオン性対イオンである]
    の化合物である、請求項1から7のいずれか一項記載の染色用組成物。
  9. 前記染料が、前記組成物の総重量の0.001から20重量%の範囲の量で存在する、請求項1から8のいずれか一項に記載の染色用組成物。
  10. 前記染料が、前記組成物の総重量の0.01から10重量%、好ましくは0.1から5重量%の範囲の量で存在する、請求項1から9のいずれか一項に記載の染色用組成物。
  11. 水、又は水と美容上許容できる有機溶媒の混合物からなる水性媒体を含む、請求項1から10のいずれか一項記載の染色用組成物。
  12. 前記美容上許容できる有機溶媒がエチルアルコール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、ポリオールなどのアルコール、ポリオールエーテル、アルカン、ケトン及びそれらの混合物から選択される、請求項11記載の染色用組成物。
  13. 請求項1に記載された式(I)の化合物とは異なる1以上の直接染料を付加的に含む、請求項1から12のいずれか一項記載の染色用組成物。
  14. 式(I)の化合物とは異なる前記直接染料がニトロ染料、メチン、アゾメチン、スチリル、トリアリールメタン、ジアリールメタン、アゾ染料、アントラキノン及びナフトキノン染料、ポルフィリン、テトラフェニルポルフィリン、メタロポルフィリン、フタロシアニン、カロテノイド、テルペノイド及びフラボノイドタイプの天然染料、フルオレセイン、ローダミン、クマリンなどの蛍光染料から選択される請求項13記載の染色用組成物。
  15. 1以上のカップラーと任意に組み合わせた1以上の酸化ベースを付加的に含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の染色用組成物。
  16. 前記酸化ベースが、パラ−フェニレンジアミン、ビス−フェニルアルキレンジアミン、パラ−アミノフェノール、オルト−アミノフェノール及び複素環ベースから選択される、請求項15に記載の染色用組成物。
  17. 前記カップラーが、メタ−フェニレンジアミンカップラー、メタ−アミノフェノール
    カップラー、メタ−ジフェノールカップラー、ナフタレン性カップラー及び複素環カップラーから選択される請求項15記載の染色用組成物。
  18. 界面活性剤、増粘剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、分散剤、ヘアコンディショナー、防腐剤、不透明化剤、アルカリ性化剤、酸性化剤及び香料から選択される1以上の添加剤を付加的に含む、請求項1から17のいずれか一項記載の組成物。
  19. pHが、約3から12であり、好ましくは5から11であり、より好ましくは6から10である、請求項1から18のいずれか一項記載の染色用組成物。
  20. ケラチン繊維の染色用組成物中の直接染料としての、請求項1に記載の式(I)の化合物の使用。
  21. ケラチン繊維の直接染色のための方法であって、連続的に、
    a)請求項1から19のいずれか一項に記載の染色用組成物をケラチン繊維に塗布する工程;
    b)十分な時間ケラチン繊維に前記組成物を放置して染色する工程;
    c)任意に前記染色用組成物を取り除くためにケラチン繊維をリンスする工程;
    d)任意に、ケラチン繊維を一回又は複数回洗浄し、各洗浄の後ケラチン繊維をリンスする工程;
    e)ケラチン繊維を乾燥させる工程;
    を含む方法。
  22. ケラチン繊維の染色のための方法であって、連続的に、
    f)請求項1から19のいずれか一項に記載の式(I)の少なくとも一の化合物及び少なくとも一の酸化染料を含む染色用組成物をケラチン繊維に塗布し、酸化染料と酸化剤で発色させる工程;
    g)十分な時間ケラチン繊維に前記組成物を放置して染色する工程;
    h)任意に前記染色用組成物を取り除くためにケラチン繊維をリンスする工程;
    i)任意に、ケラチン繊維を一回又は複数回洗浄し、各洗浄の後ケラチン繊維をリンスする工程;
    j)ケラチン繊維を乾燥させる工程;
    を含む方法。
  23. 放置時間が、3から60分、好ましくは5から40分、より好ましくは15から30分である、請求項21または22に記載の染色方法。
  24. 前記酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属ブロマート、過ホウ酸塩及び過硫酸塩などの過酸塩、過酸及びペルオキシダーゼなどのオキシダーゼ、ウリカーゼなどの二電子を含むオキシドレダクターゼ、及びラッカーゼなどの四電子を含むオキシゲナーゼから選択される、請求項22記載の染色方法。

JP2004224869A 2003-07-30 2004-07-30 7位でアミノ化される特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維染色用組成物及び前記組成物を使用する染色方法 Withdrawn JP2005047921A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0350386A FR2858219B1 (fr) 2003-07-30 2003-07-30 Composition de teinture de fibres keratiniques comprenant un colorant direct azodiazine particulier amine en position 7 et procedes de coloration la mettant en oeuvre

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005047921A true JP2005047921A (ja) 2005-02-24

Family

ID=33548345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004224869A Withdrawn JP2005047921A (ja) 2003-07-30 2004-07-30 7位でアミノ化される特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維染色用組成物及び前記組成物を使用する染色方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7175672B2 (ja)
EP (1) EP1504751A1 (ja)
JP (1) JP2005047921A (ja)
FR (1) FR2858219B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2912910B1 (fr) * 2007-02-23 2011-04-22 Oreal Composition de coloration comprenant au moins un colorant azoique cationique a motif julolidine et au moins une base d'oxydation aminee particuliere et procede de coloration

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2528378A (en) 1947-09-20 1950-10-31 John J Mccabe Jr Metal salts of substituted quaternary hydroxy cycloimidinic acid metal alcoholates and process for preparation of same
US2781354A (en) 1956-03-26 1957-02-12 John J Mccabe Jr Imidazoline derivatives and process
FR1285848A (fr) 1961-04-08 1962-02-23 Du Pont Procédé de teinture de fibres de polyesters modifiées à l'acide et articles textiles teints ainsi obtenus
DE19746137A1 (de) * 1997-10-18 1999-04-22 Henkel Kgaa Verwendung von Phenaziniumsalzen zum Färben von keratinhaltigen Fasern
JP2002012533A (ja) * 2000-06-27 2002-01-15 Kao Corp 染毛剤組成物
DE20303559U1 (de) * 2003-03-06 2003-08-28 L'Avant Garde Inc., Simi Valley, Calif. Mittel zum gleichzeitigen Färben und Aufhellen von Keratinfasern

Also Published As

Publication number Publication date
US20050108833A1 (en) 2005-05-26
EP1504751A1 (fr) 2005-02-09
FR2858219B1 (fr) 2006-02-24
FR2858219A1 (fr) 2005-02-04
US7175672B2 (en) 2007-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100360517B1 (ko) 케라틴 섬유의 직접 염색용 2종의 양이온성 염료 배합물의용도
KR100391695B1 (ko) 양이온성 직접 염료 및 계면활성제를 함유하는 케라틴섬유 염색용 조성물
JP2008044959A (ja) カチオン性直接着色剤と第4級アンモニウム塩を含有するケラチン繊維の染色用組成物
HU222990B1 (hu) Kétlépéses eljárás keratintartalmú rostok direkt festésére bázisos direkt színezékek alkalmazásával
CA2290566A1 (en) Hair colouring methods
JP2010506892A (ja) ヒトの毛髪を着色するための天然染料の使用
US7056355B2 (en) Hair dye composition and dyeing method
WO2011027076A2 (fr) Procédé de coloration consistant à appliquer un sel métallique et une composition comprenant un colorant hydrophobe et un composé particulier
US6371994B2 (en) Dye composition for keratin fibers, with a cationic direct dye and a polyol or polyol ether
NL8501743A (nl) Verfsamenstelling voor keratinevezels, die tenminste een mede oplosbaar gemaakt n-gesubstitueerd 2-nitro-para-fenyleendiamine bevat en werkwijzen voor het verven van overeenkomstige keratinevezels.
US20040226111A1 (en) Use of latent pigments for high-remanence dyeing, composition containing the said pigments and processes using them
JP2005047921A (ja) 7位でアミノ化される特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維染色用組成物及び前記組成物を使用する染色方法
JP2005047922A (ja) 特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維の染色用組成物、及びそれを使用する染色方法
US7270684B2 (en) Composition for dyeing keratinous fibers comprising at least one azodiazine direct dye containing an aniline group and dyeing method using it
JP2005097260A (ja) 7位がアミノ化されていない特定のアゾジアジン直接染料を含むケラチン繊維の染色用組成物、及びそれを使用する染色方法
FR2945745A1 (fr) Composition comprenant un colorant hydrophobe et un sucre reducteur et utilisation en coloration
US7326257B2 (en) Composition for dyeing keratinous fibers comprising at least one azodiazine direct dye which is non-aminated at the 7-position and dyeing method using said at least one azodiazine direct dye
KR20090051091A (ko) 남아있는 음이온성 착색된 중합전해질을 이용한 헤어 염색 방법
FR2955491A1 (fr) Composition comprenant un colorant d'oxydation et un derive d'hydroxyde d'ammonium, coloration de fibres keratiniques et dispositif
EP1398022A1 (en) Hair dye composition comprising an azo dye containing a dissociative proton, method and use
FR2915878A1 (fr) Compositions comprenant des colorants directs xantheniques fluores, procedes de mise en oeuvre et utilisations.
JP2004168779A (ja) 高耐性の染色のための潜在性染料の使用、該染料を含有する組成物及びその使用方法
FR2942591A1 (fr) Composition comprenant un colorant synthetique et un alcool monohydroxyle aliphatique, coloration de fibres keratiniques la mettant en oeuvre.
FR2886842A1 (fr) Composition de teinture de fibres keratiniques comprenant un colorant direct particulier et procedes de coloration la mettant en oeuvre
JP2005047922A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051212

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060612