JP2005047597A - 横ピロー包装装置およびその包装方法 - Google Patents

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泰人 宮澤
Tsutomu Kawakami
勉 川上
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淳一 小林
Tokuo Ogawa
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Abstract

【課題】本発明は、横ピロー包装装置およびその包装方法において、一時的な包装装置の停止後において発生しやすいシール不良品の包装製品と良品の包装製品との判別が良好に行うことのできる横ピロー包装方法と横ピロー包装装置を提供することを目的とする。
【解決手段】横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における起動信号Sに基づいて初期に移送されてくる包装袋Pのカットタイミング箇所を切断する切断機構9による切断工程を不能とし、かつ前記切断機構9による切断工程を不能とした前記カットタイミング箇所が前記切断機構9を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記切断機構9の切断工程を復帰作動してなることを特徴とする。
【選択図】図12

Description

本発明は、フィルムを筒状に製袋しつつ被包装物をフィルム内に連続的に包装する横ピロー包装装置およびその包装方法に関するものである。
従来、この種の包装装置として、たとえば一般的な横ピロー包装装置としては、原反ロールから引き出されるフィルムを案内する案内機構が設けられ、この案内機構を介して引き出された帯状のフィルムを二つ折り状態に折り返し案内してフィルムをフォーマーを介して筒状に製袋しつつ筒状フィルム内に被包装物を供給し、この被包装物を供給した筒状フィルムの側端部同士を一対の供給ローラなどからなる搬送機構によって挟みつけながら搬送し、搬送機構によって送り出された筒状フィルムの側端縁部同士をたとえば一対のシールローラなどからなるセンターシール機構によってシール閉塞し、センターシール機構によって筒状にヒートシールされた筒状フィルムをフィルム搬送方向と直交する方向にエンドシール機構によってシールし、縦横にヒートシールし被包装物を封入した包装袋を順次切断機構によってカットした後に搬出するようにした包装装置が知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2などを参照。)。
実公昭57−6322号公報 特公平5−75616号公報
ところで、上述した特許文献1や特許文献2などからなる従来の横ピロー包装装置においては、包装機械の作動中において何らかの都合により包装機械を止めなければならない場合がある。たとえば、フィルム切れによりフィルムを繋いで補充したり、原反ロールの交換や被包装物を供給する準備あるいは包装機械装置の保守点検などでフィルムの搬送を一時的に停止することがあり、この停止時などにおいては、たとえばセンターシール機構の対をなすシールローラによってフィルムを挟んだまま維持していると、フィルムが加熱されて溶融しフィルムを傷めてしまうという問題がある。
そのため、フィルムの搬送停止時、すなわち一連の被包装物の包装作業工程による作動において、エンドシール機構の作動時にフィルムの送りを停止し、フィルムの幅方向に沿ってヒートシールを行う程度の短時間の停止時においては問題はないにしても、前述したように何らかの都合により包装機械を止めざるを得ない場合にあっては、センターシール機構に設けられた対をなすシールローラによるフィルムの加圧挟持状態を解除し、フィルムを挟み付けている状態から開放状態となるようにする必要がある。
またセンターシール装置に設けられている対をなすシールローラを開放状態に維持したとしても、シールローラとフィルムとの距離の問題、あるいはフィルムの材質などによってはシールローラによる輻射熱がフィルムに伝播し、フィルムが熱により部分的に収縮したり溶融により変形したりすることがある。
従って、フィルムの溶融あるいはフィルムの変形などが発生した場合、包装装置の再起動時(起動時)などにおいて復帰作動し、フィルムの送りと同時にフィルムを対をなすシールローラにて挟んで筒状にヒートシールして送り出した後、フィルム搬送方向と直交する方向にエンドシール機構によってシールし、縦横にヒートシールし被包装物を封入した包装袋を順次切断機構によって一個毎カットして次々と搬出してしまうと、前述したように一時的に停止することによって、包装袋の中でフィルムが熱により部分的に収縮したり溶融によりフィルム自体が変形していた場合、包装製品として不良品として取り扱い、その包装袋を取り除く必要がある。しかしながら、包装装置の機械停止時などに発生するセンターシール部箇所が加熱によるシール不良品と良品である包装製品とを作業者が目視によって判別する際に、外観上において区別がつきにくいという問題があり、場合によっては不良品の混入といった不具合が発生してしまうことがある。
本発明は、従来の問題点に着目し、横ピロー包装装置およびその包装方法において、一時的な包装装置の停止後において発生しやすいシール不良品の包装製品と良品の包装製品との判別が良好に行うことのできる横ピロー包装方法(横ピロー包装装置)を提供することを目的とし、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる包装袋のカットタイミング箇所を切断する切断機構による切断工程を不能とし、かつ前記切断機構による切断工程を不能とした前記カットタイミング箇所が前記切断機構を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記切断機構の切断工程を復帰作動可能とすることを特徴としている。
本発明による横ピロー包装装置およびその包装方法においては、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる包装袋のカットタイミング箇所を切断する切断機構による切断工程を不能とし、かつ前記切断機構による切断工程を不能にした前記カットタイミング箇所が前記切断機構を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記切断機構の切断工程を復帰作動可能とすることにより、フィルムがセンターシール機構による熱により部分的に収縮したり溶融により変形したりすることがあったとしても、少なくとも熱による変形や溶融による箇所に当たる筒状フィルム(包装袋)部分を切断することなく、不良品に該当する筒状フィルムの前後に位置した包装袋を繋いだ状態(2個の包装袋が繋がった状態)にて送り出すことにより、個々に分離して搬送される良品の包装袋と2個連続して繋がった状態の不良品である包装袋とを包装袋の長さの違いによって見分けることができ、簡単に不良品であることを判別することができるものであり、これにより初期の目的を達成することができる。
本発明は、起動時あるいは再起動時などの一時的な包装装置の停止後において、フィルムがセンターシール機構による熱により部分的に収縮したり溶融によって発生しやすい不良品の包装製品と、良品である包装製品との判別を良好に行うことのできる横ピロー包装装置およびその包装方法を提供することを目的とし、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時において、搬送機構によるフィルムの送り量をカウントし所定の長さが送りだされたとき、すなわち、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる包装袋のカットタイミング箇所を切断する切断機構による切断工程を不能とし、かつ切断機構による切断工程を不能にした前記カットタイミング箇所が切断機構を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて切断機構の切断工程を復帰作動可能とすることにより、不良品に該当する筒状フィルム箇所の前後の包装袋が2個繋がった状態の包装製品(包装袋)として送り出される。あるいは、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時において、搬送機構の搬送作動の開始からタイマーなどを介して所定時間経過後、すなわち、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる包装袋のカットタイミング箇所を切断する切断機構による切断工程を不能とし、かつ切断機構による切断工程を不能にした包装袋のカットタイミング箇所が切断機構を通過した後に、次に移送されてくるカットタイミング箇所に合わせて切断機構の切断工程を復帰作動可能とすることにより、同様にして不良品に該当する筒状フィルム箇所の前後の包装袋を2個繋がった状態の包装製品(包装袋)として送り出すことができる。
以下、本発明にかかる包装装置として、横型正ピロータイプによる包装装置を例にして説明する。
図1から図12は本発明の第1実施例を示すもので、この第1実施例では、トレー内に内容物を載せた状態の被包装物を送り込み、フィルムによって被包装物を包装する横ピロー包装装置およびその包装方法を例にして説明する。
同図において、横ピロー包装装置の機枠1には、原反ロールRを回転可能に支持するロール保持機構2が設けられ、このロール保持機構2に支持された原反ロールRから帯状のフィルムFが案内機構3によって引き出し案内され、この案内機構3を介して引き出された帯状のフィルムFをフォーマーからなる製袋機構4によって折り返してフィルムFが筒状に製袋案内され、その製袋機構4によって折り返された筒状のフィルムFの側端縁部同士が搬送機構5によって搬送されるとともに、この搬送機構5によるフィルムFの搬送作動と同期して、製袋機構4によって折り返された筒状フィルムF内に搬送コンベアなどからなる供給機構6を介してたとえばトレー内に内容物を載せた被包装物Wが供給案内される。
また前記搬送機構5によって送り出された筒状フィルムFの側端縁部同士がセンターシール機構7に設けた対をなすシールローラ7A(シール部材)によって筒状にシール閉塞されるとともに、センターシール機構7によって筒状にヒートシールされた筒状フィルムFをフィルム搬送方向と直交する方向にシールするエンドシール機構8が設けられている。これらのシール機構7,8によって形成される被包装物Wを封入した包装袋Pが切断機構9によって個別に分離されて送り出され、分離して送り出された包装袋Pが搬出コンベアなどからなる搬出機構10によって搬出されるように構成されている。
また前述したフィルムFの搬送機構5としては、センターシール機構7の前側に位置して、フィルムFの側端縁部同士を挟み付けながら搬送する対をなす供給ローラ5Aが設けられるとともに、センターシール機構7の後側に位置して、センターシール機構7によってシールされる筒状フィルムFを送り出すための対をなす搬出ローラ5Bがそれぞれ設けられている。
本実施例ではこのような横ピロー包装装置において、前記センターシール機構7としては、筒状のフィルムFを加圧挟持して前記搬送機構5によって搬送しつつヒートシールする挟持シール機構としている。すなわち、筒状のフィルムFの下端部を左右外側から一対のセンターシール用のシールローラ7Aで加圧挟持してヒートシールするローラ挟持タイプのセンターシール機構7として構成している。
この場合、対をなして配設される各シールローラ7Aは、その回転支点となる回転支軸11を軸心としてそれぞれセンターシール保持板12上に回転可能に軸支され、その回転支軸11には同軸上にして伝達用ギヤ13が設けられている。
また各センターシール保持板12は、各支点軸14を基点として水平方向に揺動移動可能に設けられており、結果として、対をなすシールローラ7Aは支点軸14を基点として相互に接近・離反移動可能に設けられている。この実施例においては、対をなすシールローラ7A同士が各支点軸14を基点としてスプリング15を介して開放作動するように付勢されており、包装装置の稼働時すなわち包装装置の起動時においては、前記スプリング15の付勢力に抗して筒状フィルムFの搬送領域の両側に配置されたセンターシール保持板12を各シリンダ16の作動によって筒状フィルムF側へと接近するように押圧付勢しており、そのセンターシール保持板12を介してシールローラ7Aが筒状フィルムFを押し圧付勢してヒートシール可能としている。(図2を参照)
また包装装置の非稼働時(停止時)すなわち搬送機構5によるフィルムFの送り停止時においては、前記センターシール機構7に設けたシールローラ7A同士が開放作動するように開閉手段を構成するシリンダ16の押圧付勢力を停止するように復帰作動することによって、前記スプリング15の付勢力にてシールローラ7Aが開放状態を維持するように設けられている。(図3を参照)
また各センターシール保持板12を揺動移動可能に支持する支点軸14にはそれぞれ伝達ギヤ17が軸通され、その各伝達ギヤ17は常時噛み合い状態に配設されるとともに、この伝達ギヤ78と各センターシール保持板12上に設けられている伝達用ギヤ13とが噛み合い状態を維持している。
また伝達ギヤ17の一方と噛み合う中間伝達ギヤ18が設けられるとともに、この中間伝達ギヤ17の支軸19には伝達用プーリ20が取り付けられ、その伝達用プーリ20の両側には搬送機構5側へと回転を伝達するためのアイドルプーリ21と後述する駆動源側へと回転を伝達するための伝達プーリ22がそれぞれ設けられている。
また第1実施例においては、それぞれ対をなすセンターシール機構7の前側に位置した前記供給ローラ5Aとセンターシール機構7の後側に位置した搬出ローラ5Bとからなる搬送機構5と対をなすシールローラ7Aからなるセンターシール機構7とを回転駆動する駆動源となるモータ23が設けられている。
また搬送機構5には、センターシール機構7の前側に位置した対をなす供給ローラ5Aの一方側の支軸24と、センターシール機構7の後側に位置した対をなす搬出ローラ5Bの一方側の支軸25と、駆動源となるモータ23の回転軸26とのそれぞれには、その各支軸24,25や回転軸26と同軸上にそれぞれプーリ27,28,29が各々取り付けられ、伝達用プーリ20とアイドルプーリ21と伝達プーリ22および各プーリ27,28,29間に無端状ベルト30(タイミングベルト)が掛け渡されて構成されており、この際、前記モータ23の回転駆動によって搬送装置5(供給ローラ5A,搬出ローラ5B)とセンターシール機構7(シールローラ7A)とが、モータ23の回転軸26に設けられたプーリ29に架け渡された無端状ベルト30を介して各プーリ20,21,22,27,28を経て回転駆動されるように構成されている。
またエンドシール機構8としては、前記センターシール機構7の下流側に位置して筒状フィルムFの搬送方向と直交する方向、この実施例では上下方向に対をなすエンドシール部材8A,8Bが配設され、その一方のエンドシール部材8A側には、フィルムFの切断機構9であるカッター刃9Aが配置されて構成されている。
この際、各エンドシール部材8A,8Bは駆動モータ31の回転駆動を無端状のタイミングベルト32を介してプーリ33へと伝達し、このプーリ33の回転をリンク機構34の作動に応じて上側のエンドシール部材8Aと下側のエンドシール部材8Bとが一緒に上下動可能に設けられている。この場合、駆動モータ31の回転駆動により上下に対向して配置された上側のエンドシール部材8Aと下側のエンドシール部材8Bとは互いに接近移動したり、離反移動したりするようにそれぞれが上下動可能に設けられており、この第1実施例では、リンク機構34は駆動モータ31の回転駆動をプーリ33へと伝達し、その支軸の軸心を中心として上側のエンドシール部材8A側を上下動させるためのクランク34Aが外側位置にそれぞれ配設され、各クランク34Aに連接棒34Bを介して上側のエンドシール部材8A側と連結するように取付固定されている。また下側のエンドシール部材8B側を上下動させるためのクランク34Cがプーリ33の支軸部分と連結され、このクランク34Cに連結基板34Dなどを介して下側のエンドシール部材8Bが取付固定されている。
また実施例におけるエンドシール機構8においては、上下に対向する対をなすエンドシール部材8A,8Bが駆動モータ31の間欠的な回転駆動によって作動して筒状フィルムFの幅方向に沿ってヒートシールされる。この時、エンドシール機構8による間欠的な作動に合わせて包装フィルムFの送りも間欠的に作動し、そのヒートシールによるフィルム送りの停止の間に切断機構9に設けられたカッター刃9Aをシリンダ35によってフィルムF側に向かって作動し、そのカッター刃9Aの作動によって被包装物Wを封入した包装袋PがフィルムFの幅方向に沿ってカットされ、カットされて個別に分離された包装袋Pが搬出機構10を介して間欠的に送り出され、次に待機している筒状フィルムF内に被包装物Wを封入した包装袋Pも搬送機構5の間欠送りによって順次送り込まれるように構成されている。
また横ピロー包装装置の停止時すなわち搬送機構5によるフィルムFの送り停止時において、この第1実施例では、所定時間経過後にセンターシール機構7に設けられた対をなすシールローラ7A同士を開閉手段であるシリンダ16の作動によって開放作動するように設定しており、フィルムF停止時において、センターシール機構7とフィルムFとが直接的に押圧されることによるフィルムFの溶融あるいはフィルムFの変形などを未然に防ぐようにしている。しかしながら、フィルムFの材質(性質)たとえば熱に弱いフィルムFにあっては、包装装置の一時停止とほぼ同時にセンターシール機構7を開放状態となるようにしても良い。
また包装機械の停止後において、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時に操作パネル35に設けられているスイッチ36の起動操作によって起動信号Sが入力されると、制御部37を介して搬送機構5に設けられたそれぞれ対をなす供給ローラ5Aと搬出ローラ5Bとを回転駆動するモータ23が作動し、このモータ23の回転駆動によってフィルムFが搬送作動されるとともに、その搬送作動と同期して、あるいは所定時間の経過後にセンターシール機構7に設けた対をなすシールローラ7Aが復帰作動し、そのシールローラ7Aの回転駆動とともに、フィルムFに対して挟み付けながら送り出すように設定している。
この際、操作パネル36に設けられたスイッチ37の起動操作によって起動信号Sが入力されると、少なくとも、制御部38に設けられている遅延手段などからなるタイマー機構38Aの所定時間経過後に切断機構9のカッター刃9Aに連結されたシリンダ35が作動するように設定されている。すなわち、この第1実施例にあっては、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時におけるスイッチ37による起動信号S(検出信号)に基づいて初期に移送されてくる包装袋Pのエンドシール箇所に相当する筒状フィルムFのカットタイミング箇所を切断する切断機構9による切断工程を不能とし、かつ切断機構9による切断工程を不能にした包装袋Pのカットタイミング箇所が切断機構9を通過した後に、次に移送されてくるカットタイミング箇所に合わせて切断機構9の切断工程を復帰作動可能となるように制御部38に設けられたタイマー機構38Aの時間設定の間停止状態を維持するように設定している。(図11と図12のタイミングチャートを参照)
また第1実施例にあっては、切断機構9とともに、エンドシール機構8においても同様に制御部38に設けられたタイマー機構38A(遅延手段)の時間設定によって、エンドシール機構8に設けられた上下方向に対をなすエンドシール部材8A,8Bが所定の時間経過後に作動するように設定されている。すなわち、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時において、操作パネル36に設けられたスイッチ37による起動信号S(検出信号)に基づいて初期に移送されてくるエンドシール箇所に相当する筒状フィルムFのシールタイミング箇所をフィルム搬送方向と直交する方向にシールするエンドシール機構8によるエンドシール工程を不能とするために駆動モータ31の回転駆動を停止し、かつエンドシール機構8によるエンドシール工程を不能にした筒状フィルムFのシールタイミング箇所がエンドシール機構8を通過した後に、次に移送されてくるエンドシールタイミング箇所に合わせてエンドシール機構8のエンドシール工程、すなわち駆動モータ31の回転駆動を復帰作動可能となるように制御部38に設けられたタイマー機構38Aの時間設定の間停止状態を維持するように設定している。(図11と図12のタイミングチャートを参照)
前述した構成において、横ピロー包装装置の一連の基本的な包装動作および本願発明の主要部である包装フィルムFを供給する搬送機構5とセンターシール機構7およびエンドシール機構8、切断機構9などの主要部である作動を主体にして説明する。
先ず、原反ロールRから案内機構3によって引き出し案内される帯状のフィルムFは、エンドシール機構の8のシール動作間隔に合わせて間欠的に引き出されながら供給され、間欠的に引き出された帯状のフィルムFはフォーマーからなる製袋機構4によって筒状に折り返されながら筒状に製袋案内される。
続いて、製袋機構4によって折り返された筒状のフィルムFの側端縁部同士が搬送機構5に設けた対をなす供給ローラ5Aと対をなす搬出ローラ5Bとによって挟みつけながら間欠的に搬送されるとともに、この搬送機構5によるフィルムFの搬送作動と同期して、製袋機構4によって折り返された筒状フィルムF内に搬送コンベアなどからなる供給機構6を介してたとえばトレー内に内容物を載せた被包装物Wが間欠的に供給案内される。
また前記搬送機構5によって間欠的に送り出された筒状フィルムFの側端縁部同士がセンターシール機構7に設けた対をなすシールローラ7Aによって筒状にシール閉塞されるとともに、センターシール機構7によって筒状にヒートシールされる。
また筒状にヒートシールされた筒状フィルムFがフィルム搬送方向と直交する方向にシールするエンドシール機構8へと間欠的に送り込まれ、上下に対向する対をなすエンドシール部材8A,8Bが作動して筒状フィルムFの幅方向に沿ってヒートシールされ、ヒートシールされた被包装物Wを封入した包装袋Pが切断機構9のカッター刃9Aによって個別に分離されて送り出され、分離して送り出された包装袋Pが搬出コンベアなどからなる搬出機構10によって間欠的に搬出される。
ところで、前述したように、横ピロー包装装置の一連の連続した包装動作工程において、包装機械の作動中において都合により包装機械を停止しなければならない場合にある。たとえばフィルム切れによるフィルム繋ぎによるフィルム補充作業、原反ロールRの補充交換作業、包装シール部の状態確認、シール切断位置の確認や調整あるいは被包装物Wを送り込むための供給準備作業や包装機械の保守点検作業などにおいて、被包装物Wの供給作動やフィルムFの搬送作動を一時的に停止する必要がある。
この場合、本発明の第1実施例にあっては、たとえば包装装置の操作パネル36に設けられているスイッチ37の操作によって停止信号が入力されると、案内機構3の回転駆動動作が停止するとともに、搬送機構5に設けられた対をなす供給ローラ5Aと搬出ローラ5Bとを回転駆動するモータ23の回転駆動も停止する。この停止時においてセンターシール機構7に設けられた対をなすシールローラ7A同士を開閉手段であるシリンダ16の復帰作動によって各シリンダ16のピストンが引っ込み作動し、押圧されていた各センターシール保持板12が支点軸14を基点として開放作動し、これにより各センターシール保持板12上に支持されている各シールローラ7Aが開放状態とり、各シールローラ7A間に挟まれていたフィルムFがシールローラ7Aとの押圧による接触状態から開放されるため、フィルムFは、直接的に押圧されて加熱されることがないため、フィルムFの材質(性質)にもよるが、フィルムFを傷めてしまうという現象を極力抑えることが可能となる。(図3,図5を参照)
また包装機械の停止後において、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時に操作パネル36に設けられているスイッチ37の操作によって起動信号Sが入力されると包装装置が稼働し、搬送機構5に設けられたそれぞれ対をなす供給ローラ5Aと搬出ローラ5Bとを回転駆動するモータ23が作動する。このモータ23の回転駆動によって搬送機構5の供給ローラ5Aと搬出ローラ5Bとが回転駆動されるため、フィルムFが繰り出される。これによりシールローラ7A箇所と対峙していたフィルムF箇所は搬送機構5の駆動によって搬出方向へと事前に送り出される。(図2,図4および図12のタイミングチャート参照)
また搬送機構5によるフィルムFの繰り出しと同時に、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時に操作パネル36に設けられているスイッチ37の操作によって起動信号S(検出信号)が入力されると、制御部38に設けられている遅延手段などからなるタイマー機構38Aの所定時間経過後に切断機構9のカッター刃9Aがシリンダ35を介して作動するように設定されている。(図10,図11および図12のタイミングチャート参照)
すなわち、この第1実施例にあっては、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時におけるスイッチ37による起動信号S(検出信号)に基づいて初期に移送されてくる包装袋Pのエンドシール箇所に相当する筒状フィルムFのカットタイミング箇所を切断する切断機構9による切断工程を不能とし、かつ切断機構9による切断工程を不能にした包装袋Pのカットタイミング箇所が切断機構9を通過した後に、次に移送されてくる包装袋Pのカットタイミング箇所に合わせて切断機構9の切断工程を復帰作動可能となるように制御部38に設けられたタイマー機構38Aの時間設定の間停止状態を維持するように設定しているため、フィルムFがセンターシール機構7による熱により部分的に収縮したり溶融により変形したりすることがあったとしても、少なくとも熱による変形や溶融による箇所に当たる筒状フィルムF(包装袋P)部分を切断することなく、不良品に相当する筒状フィルムFの前後に位置した包装袋P箇所を繋いだ状態(2個の包装袋Fが繋がった状態)にて送り出すことにより、個々に分離して搬送される良品の包装袋Pと2個連続して繋がった状態の不良品である包装袋Pとを包装袋Pの長さの違いによって見分けることができるため、簡単に不良品であることを判別することができる。(図9,図10,図11および図12のタイミングチャート参照)
また第1実施例にあっては、前述したように、切断機構9とともに、エンドシール機構8においても同様に制御部38に設けられたタイマー機構38A(遅延手段)の時間設定によって、エンドシール機構8に設けられた上下方向に対をなすエンドシール部材8A,8Bが所定の時間経過後に作動するように設定している。(図11および図12のタイミングチャート参照)
すなわち、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時において、操作パネル36に設けられたスイッチ37による起動信号S(検出信号)に基づいて初期に移送されてくるエンドシール箇所に相当する筒状フィルムFのシールタイミング箇所をフィルム搬送方向と直交する方向にシールするエンドシール機構8によるエンドシール工程を不能とし、かつエンドシール機構8によるエンドシール工程を不能にした筒状フィルムFのシールタイミング箇所がエンドシール機構8を通過した後に、次に移送されてくるエンドシールタイミング箇所に合わせてエンドシール機構8のエンドシール工程を復帰作動可能となるように制御部38に設けられたタイマー機構38Aの時間設定の間停止状態を維持するように設定している。(図11および図12のタイミングチャート参照)
従って、少なくとも熱による変形や溶融による箇所に当たる筒状フィルムF(包装袋P)部分を切断することなく、不良品に相当する筒状フィルムFの前後に位置した包装袋P箇所を繋いだ状態(2個の包装袋Fが繋がった状態)にて送り出すとともに、包装袋Pのエンドシール部箇所に相当する部分にフィルムFの幅方向に沿ってヒートシールを施すことなく2個の包装袋Pが繋がった状態にて搬出することにより、個々に分離して搬送される良品の包装袋Pと2個連続して繋がった状態の不良品である包装袋Pとによる包装袋Pの長さの違いによって即座に見分けることができるため、簡単に不良品であることを判別することができる。(図10を参照)
なお本発明は上述した実施例に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であり、第1実施例においては、起動時あるいは再起動時などの一時的な包装装置の停止後において、フィルムがセンターシール機構による熱により部分的に収縮したり溶融によって発生しやすい不良品の包装製品(包装袋P)と、良品である包装製品(包装袋P)との判別を良好に行うことのできる横ピロー包装装置およびその包装方法を提供することを目的とし、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時において、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時におけるスイッチ37による起動信号S(検出信号)に基づいて初期に移送されてくる包装袋Pのエンドシール箇所に相当する筒状フィルムFのカットタイミング箇所を切断する切断機構9による切断工程を不能とし、かつ切断機構9による切断工程を不能にした包装袋Pのカットタイミング箇所が切断機構9を通過した後に、次に移送されてくる包装袋Pのカットタイミング箇所に合わせて切断機構9の切断工程を復帰作動可能となるように制御部38に設けられたタイマー機構38Aの時間設定の間停止状態を維持するように設定していたが、たとえば図示はしないが、搬送機構5に設けられた供給ローラ5Aや搬出ローラ5Bの回転数あるいは搬送機構5を回転駆動するモータ23の回転数などをカウントしてフィルムFの所定の長さが送り出されたとき、すなわち、横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における起動信号S(検出信号)に基づいて初期に移送されてくる包装袋Pのカットタイミング箇所を切断する切断機構8による切断工程を不能とし、かつ切断機構8による切断工程を不能にした前記カットタイミング箇所が切断機構8を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて切断機構8の切断工程を復帰作動可能とするまでのフィルムFの所定の長さをカウントするパルスカウンタ機能を備えた制御部38を設けてなることにより、搬送機構5の回転数やモータ23などの回転数をパルスカウンタ機能によって検出してフィルムFの送り量に換算し、このフィルムFの所定の送り量経過後に、不良品に該当する筒状フィルムF箇所の前後の包装袋Pが2個繋がった状態の包装製品(包装袋P)として送り出すことができる。
従って、前述した第1実施例と同様にして個々に分離して搬送される良品の包装袋と2個連続して繋がった状態の不良品である包装袋とを包装袋の長さの違いによって見分けることができ、簡単に不良品であることを判別することができるものであり、これにより初期の目的を達成することができる。
なお、横ピロー包装方法および横ピロー包装装置において、搬送機構5によるフィルムFの送り停止時において所定時間経過後にセンターシール機構7に設けられた対をなすシールローラ7A同士を開放作動する開閉手段として、実施例においてはシリンダ16からなる開閉手段によってセンターシール保持板12を介して対をなすシールローラ7Aが開閉揺動移動可能に設けられて構成されていたが、たとえばモータの回転駆動によってカム機構を作動し、そのカム機構と対向して配置されるセンターシール保持板12を開閉移動可能に設けたり、あるいは電磁ソレノイドの動きに連れてリンク機構を介してセンターシール機構7に設けた各シールローラ7Aを直接開閉可能に設けるようにしても良いものであり、またエンドシール機構8として上下に対向して配設されたエンドシール部材8A,8Bを開閉シールする手段として、駆動モータ31の回転駆動を無端状タイミングベルト32を介してプーリ33へと伝達し、プーリ33の回転をリンク機構34の作動に応じてエンドシール部材8A,8Bが上下動して開閉作動する構造を採用していたが、モータとカム機構あるいはシリンダによる往復移動する機構などにより作動するようにしても良いものであり、またカッター機構9においても同様にして、シリンダのみならず、電磁ソレノイド、モータなどの他の駆動手段によって往復移動するようにしても良いものである。
また実施例においては、搬送機構5とセンターシール機構7とを回転駆動する駆動手段を一つのモータ23によって兼用して駆動するように設けていたが、それぞれ個別に駆動手段を設けたり、また場合によっては、搬送機構5の供給ローラ5Aと搬出ローラ5Bとに回転駆動するためのモータをそれぞれ独立して設けても良い。
また搬送機構5によるフィルムFの送り・停止として、原反ロールRから引き出し案内する案内機構3の作動を基準として搬送機構5の作動を同期させてフィルムFの搬出・停止を行うように設定しても良い。
また実施例では、横型正ピロータイプの包装装置を例にして説明したが、逆ピロータイプであっても適用可能であり、同様の効果を得ることができるものである。
本発明の第1実施例を示す横ピロー包装装置の全体正面図である。 図2は、図1の包装装置の搬送機構とセンターシール機構およびエンドシール機構と切断機構との主要部を示す平面図である。 図3は、図2のフィルム停止時における搬送機構とセンターシール機構とを主体に示した動作平面図である。 図4は、図2のフィルム搬送状態における搬送機構とセンターシール機構とを駆動する駆動機を主体に示した動作平面図である。 図5は、図3のフィルム停止時における搬送機構とセンターシール機構およびその駆動機構を主体に示した動作平面図である。 図6は、本発明の第1実施例に適用されているエンドシール機構および切断機構を示す要部の正面図である。 図7は、図6の動作状態を示したエンドシール機構および切断機構の要部正面図である。 図8は、エンドシール機構と包装フィルムおよび被包装物との動作状態を示した概略正面図である。 図9は、エンドシール機構と切断機構とによって被包装物を収容した良品である包装袋を切断した状態を示した概略正面図である。 図10は、エンドシール機構と切断機構とによって被包装物を収納した不良品に相当する包装袋を切断した状態を示した概略正面図である。 図11は第1実施例におけるエンドシール機構および切断機構の制御構成の概要を示すブロック図である。 図12は、第1実施例における搬送機構によるフィルム送りとエンドシール機構および切断機構の動作タイミングを示した図である。
符号の説明
1 機枠
2 ロール保持機構
3 案内機構
4 製袋機構
5 搬送機構
5A 供給ローラ
5B 搬出ローラ
6 供給機構
7 センターシール機構
7A シールローラ
8 エンドシール機構
8A,8B エンドシール部材
9 切断機構
9A カッター刃
10 搬出機構
11 回転支軸
12 センターシール保持板
13 伝達用ギヤ
14 支点軸
15 スプリング
16 シリンダ(開閉手段)
17 伝達ギヤ
18 中間伝達ギヤ
19 支軸
20 伝達用プーリ
21 アイドルプーリ
22 伝達プーリ
23 モータ
24,25 支軸
26 回転軸
27,28,29 プーリ
30 無端状ベルト
35 シリンダ
36 操作パネル
37 スイッチ
38 制御部
38A タイマー機構
F フィルム(筒状フィルム)
P 包装袋
R 原反ロール
S 起動信号(検出信号)
W 被包装物

Claims (4)

  1. 原反ロールから帯状のフィルムを引き出し案内するフィルム案内機構と、このフィルム案内機構を介して引き出されたフィルムを二つ折り状態に折返し案内してフィルムを筒状に製袋する製袋機構と、この製袋機構によって筒状に折り返された筒状フィルム内に被包装物を供給する供給機構と、この供給機構の位置よりフィルムの搬出側にて前記筒状フィルムの側端縁部同士を搬送する搬送機構と、この搬送機構によって送り出された筒状フィルムの側端縁部同士を挟み付けながらシールするセンターシール機構と、このセンターシール機構によって筒状にヒートシールされた筒状フィルムをフィルム搬送方向と直交する方向にシールするエンドシール機構と、これらのシール機構によって形成される被包装物を封入したそれぞれの包装袋を順次切断する切断機構とからなる横ピロー包装装置であって、前記横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる前記包装袋のカットタイミング箇所を切断する前記切断機構による切断工程を不能とし、かつ前記切断機構による切断工程を不能とした前記カットタイミング箇所が前記切断機構を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記切断機構の切断工程を復帰作動可能にする制御部を備えてなることを特徴とする横ピロー包装装置。
  2. 原反ロールから帯状のフィルムを引き出し案内するフィルム案内機構と、このフィルム案内機構を介して引き出されたフィルムを二つ折り状態に折返し案内してフィルムを筒状に製袋する製袋機構と、この製袋機構によって筒状に折り返された筒状フィルム内に被包装物を供給する供給機構と、この供給機構の位置よりフィルムの搬出側にて前記筒状フィルムの側端縁部同士を搬送する搬送機構と、この搬送機構によって送り出された筒状フィルムの側端縁部同士を挟み付けながらシールするセンターシール機構と、このセンターシール機構によって筒状にヒートシールされた筒状フィルムをフィルム搬送方向と直交する方向にシールするエンドシール機構と、これらのシール機構によって形成される被包装物を封入したそれぞれの包装袋を順次切断する切断機構とからなる横ピロー包装装置であって、前記横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる前記筒状フィルムのシールタイミング箇所をフィルム搬送方向と直交する方向にシールする前記エンドシール機構によるエンドシール工程を不能とするとともに、初期に移送されてくる前記包装袋のカットタイミング箇所を切断する前記切断機構による切断工程を不能とし、かつ前記エンドシール機構と前記切断機構による各工程を不能とした前記各タイミング箇所が前記エンドシール機構と前記切断機構とを通過した後に、次に移送されてくる前記シールタイミング箇所および次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記エンドシール機構のエンドシール工程と前記切断機構の切断工程とをそれぞれ復帰作動可能にする制御部を備えてなることを特徴とする横ピロー包装装置。
  3. 原反ロールから帯状のフィルムをフィルム案内機構を介して引き出し案内する工程と、この引き出されたフィルムを製袋機構を介して二つ折り状態に折返し案内してフィルムを筒状に製袋する工程と、筒状に製袋された筒状フィルム内に供給機構を介して被包装物を供給する工程と、筒状フィルムの側端縁部同士を搬送機構によって搬送する工程と、前記搬送機構によって送り出された筒状フィルムの側端縁部同士をセンターシール機構によって挟み付けながら筒状にヒートシールする工程と、筒状にヒートシールされた筒状フィルムをエンドシール機構によってフィルム搬送方向と直交する方向にヒートシールする工程と、これらのシール機構によって形成される被包装物を封入したそれぞれの包装袋を切断機構によって順次切断する工程と、からなる横ピロー包装方法であって、前記横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる前記包装袋のカットタイミング箇所を切断する前記切断機構による切断工程を不能とし、かつ前記切断機構による切断工程を不能とした前記カットタイミング箇所が前記切断機構を通過した後に、次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記切断機構の切断工程を復帰作動可能とすることを特徴とする横ピロー包装方法。
  4. 原反ロールから帯状のフィルムをフィルム案内機構を介して引き出し案内する工程と、この引き出されたフィルムを製袋機構を介して二つ折り状態に折返し案内してフィルムを筒状に製袋する工程と、筒状に製袋された筒状フィルム内に供給機構を介して被包装物を供給する工程と、筒状フィルムの側端縁部同士を搬送機構によって搬送する工程と、前記搬送機構によって送り出された筒状フィルムの側端縁部同士をセンターシール機構によって挟み付けながら筒状にヒートシールする工程と、筒状にヒートシールされた筒状フィルムをエンドシール機構によってフィルム搬送方向と直交する方向にヒートシールする工程と、これらのシール機構によって形成される被包装物を封入したそれぞれの包装袋を切断機構によって順次切断する工程と、からなる横ピロー包装方法であって、前記横ピロー包装装置の起動時あるいは再起動時における検出信号に基づいて初期に移送されてくる前記筒状フィルムのシールタイミング箇所をフィルム搬送方向と直交する方向にシールする前記エンドシール機構によるエンドシール工程を不能とするとともに、初期に移送されてくる前記包装袋のカットタイミング箇所を切断する切断機構による切断工程を不能とし、かつ前記エンドシール機構と前記切断機構とによる各工程を不能とした前記タイミング箇所が前記エンドシール機構と前記切断機構とを通過した後に、次に移送されてくる前記シールタイミング箇所および次に移送されてくる前記カットタイミング箇所に合わせて前記エンドシール機構のエンドシール工程と前記切断機構の切断工程とをそれぞれ復帰作動可能とすることを特徴とする横ピロー包装方法。
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