JP2005045711A - 機器監視制御システム - Google Patents

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浩正 渡部
Hiroshi Kikuchi
宏 菊地
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互 吉崎
Hideki Nagai
英樹 永井
Atsushi Mogi
篤志 茂木
Takashi Hirai
隆史 平位
Takahisa Murakami
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Abstract

【課題】 商用電力線を用いた機器監視制御システムにおいて監視信号及び制御信号の伝送距離を延長する。
【解決手段】 電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局と、電力線に親局と子局とが接続される位置の間で電力線に接続され、監視信号及び制御信号に対し復調する復調手段、増幅する増幅手段及び変調する変調手段を具備する中継手段とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応するアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、親局は必要に応じ中継手段を介して主制御端末からの制御信号を子局に伝送し、子局は制御信号を受信して機器を制御する一方、必要に応じ中継手段を介して機器の監視信号を親局に伝送する。
【選択図】 図1





Description

本発明は、商用電力線に監視信号及び制御信号を伝送させてこの電力線に接続された複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムに係わり、特に監視信号及び制御信号の伝送距離を延長する機能、並びに機器の監視情報を機器の管理者に通知する機能を有する機器監視制御システムに関するものである。
従来の機器監視制御システムにおいては、定電流電源発生装置と接続される専用の電力線に送電され、同相で異なる振幅をもつ2つの電圧波形を切り替える定電流電源波形に対し、機器である灯火を制御する制御信号及び端末が監視する灯火の動作状態を示す監視信号を定電流電源波形の所定の位相に同期して重畳し送受信する構成にしており、制御信号及び監視信号にはテキストデータを用いている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−358619号(第3−5頁、第1図)
従来の機器監視制御システムは以上のように構成されていたので、特殊な電源波形を対象に制御信号や監視信号を電源波形の所定の位相に同期して重畳する構成では一般の商用電力線に適用できず、また、テキストデータである監視信号をそのまま機器管理者に配信しては、テキストデータが数値情報のみでその意味を記述する情報が含まれないため監視信号の内容を誤認する可能性があるという問題点があった。
また、商用電力線に伝送される制御信号及び監視信号に対し、商用電力線に接続される機器の電力を制御するインバーターから発生するノイズや、シールドされていない電力線の周囲に設置される機器からのノイズが混入し、また、上記信号に対し電力線からの放射や電力線における伝送損失により減衰するため、制御信号及び監視信号の伝送距離が短くなるという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたものであり、監視信号及び制御信号の伝送距離を延長する商用電力線を用いた機器監視制御システムを得ることを目的とする。
また、簡易な構成により機器の監視情報を機器の管理者に通知する機能を有する機器監視制御システムを得ることを目的とする。
本発明に係る機器監視制御システムにおいては、電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、この電力線に接続される複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムであって、電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び機器を制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、親局は主制御端末からの制御信号を子局に伝送し、子局は制御信号を受信して機器を制御する一方、機器の監視信号を親局に伝送するものである。
また、電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、この電力線に接続される複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムであって、電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び機器を制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局と、電力線に親局と子局とが接続される位置の間で電力線に接続され、監視信号及び制御信号に対し復調する復調手段、増幅する増幅手段及び変調する変調手段を具備する中継手段とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、少なくとも、親局から子局への制御信号の伝送、または、子局から親局への監視信号の伝送のいずれか一方の伝送を中継手段を介して行なうものである。
本発明による機器監視制御システムによれば、電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、この電力線に接続される複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムであって、電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び機器を制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、親局は主制御端末からの制御信号を子局に伝送し、子局は制御信号を受信して機器を制御する一方、機器の監視信号を親局に伝送するので、信号を確実に伝送でき信頼性の高い商用電力線を用いた機器監視制御システムが得られる。
また、電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、この電力線に接続された複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムであって、電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び機器を制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局と、電力線に親局と子局とが接続される位置の間で電力線に接続され、監視信号及び制御信号に対し復調する復調手段、増幅する増幅手段及び変調する変調手段を具備する中継手段とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、少なくとも、親局から子局への制御信号の伝送、または、子局から親局への監視信号の伝送のいずれか一方の伝送を中継手段を介して行なうので、信号を確実に伝送できることに加え、監視信号及び制御信号の伝送距離を延長する商用電力線を用いた機器監視制御システムが得られる。
制御及び監視する機器が商用電力線に接続された街灯である場合を例にとり説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における機器監視制御システム10の全体構成を説明するブロック図である。図1において、商用の電力線11は、高電圧の系統電力線12に変圧器2を介して接続される。監視及び制御される機器である街灯3が電力線11に接続される。ここでは、図の輻輳を避けるため、機器である街灯3が2機の場合を例にとり説明する。
子局4は電力線11及び機器である街灯3毎に接続され、各子局4は街灯3の動作状態を監視する監視手段である検流コイル41と、街灯3の動作を制御する制御手段であるリレースイッチ42と、第1の子局電力線モデム43とを備える。検流コイル41は電流変成器であり、各街灯3に電力を供給する配電線に流れる1次電流がつくる磁界を、非接触で検流コイル内部に設けられる磁性体に捉え、2次電流を出力する。そして、上記2次電流であるアナログ電流値を第1の子局電力線モデム43へ出力する。第1の子局電力線モデム43は2次電流であるアナログ電流値をデジタル電流値に変換し、このデジタル電流値から各街灯3に流れる電流値を算出する。リレースイッチ42は、電力線11から街灯3への回路をオンまたはオフすることにより街灯3を点灯または消灯する。リレースイッチ42が回路をオンまたはオフする動作は、第1の子局モデム43より出力される制御信号に基づき制御される。
第1の子局電力線モデム43は、対応する街灯3の点灯または消灯を行なうリレースイッチ42の制御信号や街灯3の動作状態を表す監視信号を後述する街灯監視PC6へ送信させる制御信号を、街灯監視PC6から後述する親局電力線モデム5及び電力線11を経由して受信する。また、第1の子局電力線モデム43は、街灯3の動作状態を表す監視信号を街灯監視PC6へ送信させる制御信号や、リレースイッチ42に対する制御信号を正常に受信したか否かを連絡する返信信号を、電力線11、親局電力線モデム5を経由して街灯監視PC6へ送信する。
親局である親局電力線モデム5は、電力線11及び主制御端末である街灯監視PC(Personal Computer)6と接続される。親局電力線モデム5は、街灯3の点灯または消灯を行なうリレースイッチ42に対する制御信号や街灯3の動作状態を表す監視信号を送信させる制御信号を主制御端末である街灯監視PC6から受信し、電力線11を介して子局4へ送信する。また、親局電力線モデム5は、街灯3の動作状態を表す監視信号を子局4から電力線11を介して受信し、街灯監視PC6へ送信する。以後、電力線11上を伝送する監視信号、制御信号及び制御信号に対する返信信号などをまとめて搬送信号と呼ぶことにする。
主制御端末である街灯監視PC6は外部ネットワークであるインターネット7と接続するためのモデムを備える。街灯監視PC6は街灯3を点灯または消灯する制御信号を親局電力線モデム5へ送信し、街灯3の動作状態を表す監視信号を親局電力線モデム5から受信する。また、街灯監視PC6は電子メールデータ生成手段である電子メールデータ生成部及び電子メールデータ送出手段である電子メールデータ送出部を備える。
外部ネットワークであるインターネット7には、機器である街灯3の管理者が利用するプロバイダのサーバ8が接続される。街灯3の管理者は、プロバイダサーバ8を介して街灯監視PC6が送信する電子メールを受信することにより、街灯3の動作状態を知ることができる。
中継手段である中継局9は、電力線11上を伝送する搬送信号に対し、復調する復調手段である復調回路、増幅する増幅手段である増幅回路及び変調する変調手段である変調回路を備える。中継局9は、二つの子局4が電力線11と接続される点A及び点Bの間の点Pにおいて電力線11と接続される。ここで、点Pは、親局電力線モデム5と、点Bにおいて接続され中継が必要な子局4とが電力線11に接続される点の間の点である。中継局9は、親局電力線モデム5が点Bにおいて接続される子局4の第1の子局電力線モデム43へ送信する制御信号を受信し、所定のレベルに増幅した後、その第1の子局電力線モデム43へ送信する。また、中継局9は、その第1の子局電力線モデム43が親局電力線モデム5へ送信する街灯3の監視信号及び制御信号に対する返信信号を受信し、所定のレベルに増幅した後、親局電力線モデム5へ送信する。ここで、親局電力線モデム5と点Bにおいて接続される子局4の第1の子局電力線モデム43との間の伝送は共に中継局9を介して行う場合を示すが、親局電力線モデム5やその第1の子局電力線モデム43において、搬送信号の送信電力レベルや、受信するのに必要な最小受信電力レベルの設定などにより、いずれか一方の伝送のみ中継局9を介して行なうこともある。また、図1では中継局9が1つの場合を示すが、子局4が増え、搬送信号の伝送距離の延長が必要となれば、これに応じて中継局9も追加して設ける。
図2は、本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である各子局4に備えられる第1の子局電力線モデム43の構成を説明するブロック図である。図2において、第1の子局電力線モデム43は、データ処理部431、A/D変換部432、プロトコル管理部435、データ通信部436、結合回路437及び電源回路438を備える。なお、図2には記載していないが、データ処理部431、A/D変換部432、プロトコル管理部435、データ通信部436、結合回路437及び電源回路438を制御するCPUである制御部も備える。
データ処理部431は、機器監視制御システム10の起動時に、自局のアドレス番号が設定されたプロトコル管理部435へアドレス番号を取得する要求信号を送出する。データ処理部431は、プロトコル管理部435から返信されたアドレス番号に基づくアドレス情報をデータ処理部431に内蔵するチップに記憶する。データ処理部431は、電力線11を介して搬送信号を受信した場合、その搬送信号に含まれる送信先アドレス情報とデータ処理部431に内蔵するチップが記憶する自局のアドレス情報とを比較し、受信した搬送信号が自局宛であるか否かを判別する。自局宛である場合には、搬送信号に含まれる処理指令に基づき後述する処理を行なう。自局宛でない場合には処理を行なわない。
また、データ処理部431はA/D変換部432を備える。A/D変換部432は、検流コイル端子433から入力される街灯3のアナログ電流値をデジタル電流値に変換する。データ処理部431は、街灯3の動作状態を表す監視信号を街灯監視PC6へ送信させる制御信号を受信すると、監視データであるデジタル電流値に、監視データの送信元情報(自局のアドレス情報)、監視データの送信先情報(親局電力線モデム5のアドレス情報)などを付加し、送信パケットの形態の監視信号を作成する。
また、データ処理部431は、街灯3の監視信号や街灯3の制御信号に対する返信信号である搬送信号を親局電力線モデム5へ送信する場合、送信経路を決定し、搬送信号に送信先のアドレス情報と中継局のアドレス情報を記述する。子局4が中継局9より親局電力線モデム5に近い場合のように、第1の子局電力線モデム43が親局電力線モデム5へ搬送信号を中継することなく送信可能な場合は、送信先の局が中継局のアドレスを無視し、送信先のアドレスを読み取るように制御するコードを搬送信号に記述する。一方、子局4が親局電力線モデム5から中継局9よりも遠い場合のように、第1の子局電力線モデム43が親局電力線モデム5へ搬送信号を送信するために中継する必要がある場合は、中継局が中継局のアドレスを読み取り、所定の処理を行なった後に送信先のアドレスへ送信するように制御するコードを搬送信号に記述する。
また、データ処理部431はリレースイッチ端子434と接続され、親局電力線モデム5からリレースイッチ42の制御信号を受信すると、リレースイッチ42に対し電力線11から街灯3への回路をオンまたはオフさせる制御指令を出力する。
さらに、データ処理部431は、自局宛の搬送信号を受信した場合、送信元に対し受信状況を返信する。すなわち、搬送信号を正常に受信した場合は、肯定応答であるACK符号を含む信号を送信元に返信する。一方、正常に受信しなかった場合は、否定応答であるNAK符号を含む信号を送信元に返信し、搬送信号の再送を要求する。
プロトコル管理部435はデータ処理部431に接続され、子局4毎に異なり各子局を識別するために設定されるアドレス番号を有する。機器監視制御システム10の起動時、プロトコル管理部435はディップスイッチによりアドレス番号を設定される。
データ通信部436はプロトコル管理部435に接続される。データ通信部436は変調回路を有し、搬送信号を送信先へ送信する場合、0または1のビット列で表現される搬送信号を周波数変調して高周波信号に変換し、後述する結合回路437へ出力する。また、データ通信部436は復調回路を有し、結合回路437から高周波信号である搬送信号を受信した場合、周波数変調された高周波信号を0または1のビット列で表現される搬送信号に復調してプロトコル管理部435へ出力する。ここで、0または1のビットに対応する高周波信号の周波数は、電波法で使用が許可されている10kHzから450kHzの帯域の中の2つ周波数f1及びf2を用いる。2周波数f1及びf2を選定する場合、電力線11に接続される機器から発生し電力線11の電源電圧波形に重畳されるインバータノイズや、電力線11の周囲に配置される機器から電力線11へ混入するノイズの周波数成分と異なる周波数を選定するのが望ましい。
結合回路437はデータ通信部436及び電力線11に接続され、電圧変成器及び帯域通過フィルタを備える。結合回路437は電圧変成器を用いて電力線11上の電圧波形を検出する。次に、帯域通過フィルタを用いて電源電圧の周波数である50Hzまたは60Hzの周波数成分を取り除き、搬送信号に用いる高周波数信号のf1及びf2の周波数成分を取り出してデータ通信部436に出力する。また、結合回路437は電圧変成器を用いて、データ通信部436から出力される高周波信号を電力線11の電源電圧波形に重畳する。
電源回路438は電力線11に接続されて電力線11から交流電力を供給され、データ処理部431、プロトコル管理部435、データ通信部436及び結合回路437へ直流電力を供給する。
図3は本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である親局としての親局電力線モデム5の構成を説明するブロック図である。図3において、親局電力線モデム5は、データ処理部51、シリアルポート(RS232C)52、プロトコル管理部53、データ通信部54、結合回路55及び電源回路56を備える。なお、図3には記載していないが、データ処理部51、プロトコル管理部53、データ通信部54、結合回路55及び電源回路56を制御する制御部も備える。
データ処理部51は、機器監視制御システム10の起動時に、自局のアドレス番号が設定されたプロトコル管理部53へアドレス番号を取得する要求信号を送出する。データ処理部51は、プロトコル管理部53から返信されたアドレス番号に基づくアドレス情報をデータ処理部51に内蔵するチップに記憶する。データ処理部51は、電力線11を介して搬送信号を受信した場合、その搬送信号に含まれる送信先アドレス情報とデータ処理部51に内蔵するチップが記憶する自局のアドレス情報とを比較し、受信した搬送信号が自局宛であるか否かを判別する。自局宛である場合には、搬送信号に含まれる処理指令に基づき処理を行なう。自局宛でない場合には処理を行なわない。
また、データ処理部51はシリアルポート(RS232C)52と接続され、シリアルポート(RS232C)52を経由して街灯監視PC6からの制御信号が入力される。
また、データ処理部51は、リレースイッチ42を制御する制御信号や、街灯3の動作状態を表す監視信号を街灯監視PC6へ送信させる制御信号である搬送信号を第1の子局電力線モデム43へ送信する場合、送信経路を決定し、搬送信号に送信先のアドレス情報と中継局のアドレス情報を記述する。子局4が中継局9よりも親局電力線モデム5に近い場合のように、親局電力線モデム5が第1の子局電力線モデム43へ搬送信号を中継することなく送信可能な場合には、送信先の局が中継局のアドレスを無視し、送信先のアドレスを読み取るように制御するコードを搬送信号に記述する。一方、子局4が親局電力線モデム5から中継局9よりも遠い場合のように、親局電力線モデム5が第1の子局電力線モデム43へ搬送信号を送信するために中継する必要がある場合には、中継局9が自局のアドレスを読み取り、所定の処理を行なった後に送信先のアドレスへ送信するように制御するコードを送信信号に記述する。
プロトコル管理部53はデータ処理部51に接続され、親局を識別するために設定されるアドレス番号を有する。機器監視制御システム10の起動時、プロトコル管理部53はディップスイッチによりアドレス番号を設定される。
データ通信部54はプロトコル管理部53に接続される。データ通信部54は変調回路を有し、搬送信号を送信先へ送信する場合、0または1のビット列で表現される搬送信号を周波数変調して高周波信号に変換し、後述する結合回路55へ出力する。また、データ通信部54は復調回路を有し、結合回路55から高周波信号である搬送信号を受信した場合、周波数変調された高周波信号を0または1のビット列で表現される搬送信号に復調してプロトコル管理部53へ出力する。ここで、0または1のビットに対応する高周波信号の周波数は、第1の子局電力線モデム43のデータ通信部436が採用する2つの周波数f1及びf2を用いる。
結合回路55はデータ通信部54及び電力線11に接続され、電圧変成器及び帯域通過フィルタを備える。結合回路55は電圧変成器を用いて電力線11上の電圧波形を検出する。次に、帯域通過フィルタを用いて電源電圧の周波数である50Hzまたは60Hzの周波数成分を取り除き、搬送信号に用いる高周波数信号のf1及びf2の周波数成分を取り出してデータ通信部54に出力する。また、結合回路55は電圧変成器を用いて、データ通信部54から出力される高周波信号を電力線11の電源電圧波形に重畳する。
電源回路56は電力線11に接続されて電力線11から交流電力を供給され、データ処理部51、プロトコル管理部53、データ通信部54及び結合回路55へ直流電力を供給する。
図4は本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である主制御端末としての街灯監視PC6の構成を説明するブロック図である。図4において、街灯監視PC6は、シリアルポート(RS232C)61、監視信号受信部62、電子メールデータ生成手段である電子メールデータ生成部63a、電子メール送出手段である電子メール送出部64a、モデム65、入力部66、表示部67、制御信号送受信部68及び制御部69を備える。
シリアルポート(RS232C)61は親局電力線モデム5が備えるシリアルポート(RS232C)52と接続される。監視信号受信部62はシリアルポート(RS232C)61と接続され、シリアルポート(RS232C)61を経由して街灯3の監視信号が入力される。街灯3の監視信号が入力されると、後述する制御部69は監視信号に含まれる街灯3のデジタル電流値に基づき、街灯3の点灯または消灯を判別する。
電子メールデータ生成部63aは監視信号受信部62と接続され、監視信号受信部62から街灯3のデジタル電流値及び制御部69から街灯3の点灯または消灯の判別情報が入力される。電子メールデータ生成部63aは、街灯3のデジタル電流値および点灯または消灯の判別情報からなる監視情報に、監視情報の説明情報、街灯3の管理者のメールアドレス情報、送信元メールアドレス情報及び時刻などの所定の情報を追加した電子メールデータを生成する。
電子メール送出部64aは電子メールデータ生成部63aと接続され、モデム65に対し、電子メールデータに基づく電子メールを外部インターネット7に接続されたプロバイダサーバ8へ送出する指令を出力する。モデム65は電子メール送出部64aとインターネット7とに接続され、電子メールデータを周波数変調し、インターネット7を経由してプロバイダサーバ8へ送信する。
入力部66はキーボードや画面に触れることにより入力可能な装置であり、街灯3の管理者が街灯3の消灯または点灯の制御指令を入力する。表示部67はLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)及びLCD(Liquid crystal Display、液晶ディスプレイ)からなる。監視信号受信部62が受信する街灯3の監視信号に基づき、LEDは各街灯3の点灯または消灯の状態を表示する。LCDは、街灯3の管理者が入力部66を用いて入力する制御指令情報や、各街灯3に流れる電流値、機器監視制御システム10の稼動状況などを表示する。
制御信号送受信部68はシリアルポート(RS232C)61と接続される。制御信号送受信部68はシリアルポート(RS232C)61を介して、後述する制御部69が作成するパケット信号を親局電力線モデム5へ送信する。また、親局電力線モデム5から街灯3の制御信号に対する返信信号を受信し、制御部69に出力する。
制御部69は、監視信号受信部62、電子メールデータ生成部63a、電子メール送出部64a、モデム65、入力部66、表示部67及び制御信号送受信部68と接続され、各部の動作を制御する。また、各子局4及び中継局9のアドレス情報を記憶する。また、街灯3の点灯または消灯を行なうリレースイッチ42の制御指令や街灯3の動作状態を表す監視信号を後述する街灯監視PC6へ送信させる制御指令を表す制御コードに、制御指令の送信元情報(自局のアドレス情報)、制御の送信先情報(子局電力線モデム43のアドレス情報)などを付加し、送信パケットの形態の制御信号を作成する。さらに、制御信号に対する返信信号を子局電力線モデム43から受信し、その返信信号に否定応答であるNAK符号が含まれる場合、制御信号を再送する。
図5は本発明の実施の形態1における要部構成である中継局9の構成を説明するブロック図である。図5において、中継局9は点Pにおいて電力線11と接続され、結合回路91、増幅手段である増幅回路92、復調手段である復調回路93a及び変調手段である変調回路93bを備えたデータ通信部93、プロトコル管理部94、データ処理部95及び制御部96を備える。なお、図5には記載していないが、電力線11より交流電力を供給され、結合回路91、増幅回路92、データ通信部93、プロトコル管理部94、データ処理部95及び制御部96に直流電力を供給する電源回路も備える。
結合回路91は電圧変成器及び帯域通過フィルタを備える。結合回路91は電圧変成器を用いて電力線11上の電圧波形を検出する。次に、帯域通過フィルタを用いて電源電圧の周波数である50Hzまたは60Hzの周波数成分を取り除き、搬送信号に用いる高周波数信号のf1及びf2の周波数成分を取り出して、増幅回路92へ出力する。増幅回路92は結合回路91から入力された高周波数信号を増幅し、データ通信部93の復調回路93aに出力する。
データ通信部93は復調回路93a及び変調回路93bを備える。復調回路93aは周波数変調された高周波信号を0または1のビット列で表現される受信信号に復調して、プロトコル管理部94へ出力する。変調回路93bは0または1のビット列で表現される送信信号を再び周波数変調して高周波信号に変換し、結合回路91へ出力する。
プロトコル管理部94はデータ通信部93と接続され、中継局9を識別するために設定されるアドレス番号を有する。機器監視制御システム10の起動時、プロトコル管理部94はディップスイッチによりアドレス番号を設定される。
データ処理部95は、機器監視制御システム10の起動時に、自局のアドレス番号が設定されたプロトコル管理部94へアドレス番号を取得する要求信号を送出する。データ処理部95は、プロトコル管理部94から返信されたアドレス番号に基づくアドレス情報をデータ処理部95に内蔵するチップに記憶する。データ処理部95は、電力線11を介して搬送信号を受信した場合、その搬送信号に含まれる送信先アドレス情報とデータ処理部95に内蔵するチップが記憶する自局のアドレス情報とを比較し、受信した搬送信号が自局宛であるか否かを判別する。自局宛である場合、データ処理部95はプロトコル管理部94に対し、復調した受信信号を変調回路93bに送出するよう指令する。自局宛でない場合には処理を行なわない。
制御部96は、結合回路91、増幅回路92、通信部93、プロトコル管理部94及びデータ処理部95と接続され、各部の動作を制御する。
図6は、パケット信号の形態で搬送される、監視信号、制御信号及び制御信号に対する返信信号である搬送信号のフレーム構成を説明する図である。図6において、搬送信号20は、プリアンブル(PA)201、フレーム開始デリミタ(SFD)202、送信先アドレス(DA)203a、中継先アドレス(RA)203b、送信元アドレス(SA)203c、制御部(C)204、データ長(LEN)205a、データ部(I)205b及び誤り検出部であるフレームチェックシーケンス(FCS)206を備える。
プリアンブル(PA)201は定型のビット列であり、搬送信号20の先頭を識別し、クロックを再生するためのトリガに使用してデータ通信時の同期をとる。フレーム開始デリミタ(SFD)202はフレーム本体の開始を識別する。送信先アドレス(DA)203aは搬送信号の最終の宛先を記述するアドレスである。搬送信号20が制御信号である場合、送信先アドレス(DA)203aは機器である街灯3の子局4に対応したアドレス部である。中継先アドレス(RA)203bは必要に応じ搬送信号を中継する中継局のアドレスである。送信元アドレス(SA)203cは搬送信号の送信元のアドレスである。搬送信号20が監視信号または制御信号に対する返信信号である場合、送信元アドレス(SA)203cは機器である街灯3の子局4に対応したアドレス部である。制御部(C)204は制御指令、制御指令に対する返信情報または中継先アドレス(RA)203bを読み取るか否かの制御をするためのコードを記述する。データ長(LEN)205aはデータ部(I)205bのフレームに記述されるデータの長さを記述する。誤り検出部であるフレームチェックシーケンス(FCS)206は搬送信号が誤りなく伝送されたか否かを判別するための誤り検出用コードであり、チェックサム方式による誤り検出を行なう。
次に動作について説明する。
図7は機器監視制御システム10の動作を説明する動作フローチャートである。機器監視制御システム10を起動するとステップS1の初期設定を行なう。ステップS1は、親局電力線モデム5、各第1の子局電力線モデム43及び中継局9の各局において行なう処理であり、各局のプロトコル管理部に対しディップスイッチを用いてアドレス番号を設定する。次に、ステップS2の変数初期設定を行なう。ステップS2は街灯監視PC6に対し行なう処理であり、街灯監視PC6の入力部66から、街灯3の数の設定、街灯3に流れる電流値を検流コイル41から検出する時間間隔の設定、街灯3の点灯または消灯を判別する閾値としての電流値の設定を行なう。次に、ステップS3は街灯監視PC6に対し行なう処理であり、表示部67のLED及びLCDの初期表示の設定を行なう。
ステップS4は、各子局電力線モデム43、親局電力線モデム5及び中継局9が行なう処理であり、各子局電力線モデム43、親局電力線モデム5及び中継局9がそれぞれ自局のアドレスを取得する。各局のデータ処理部は自局のプロトコル管理部へアドレスの問い合わせ処理を行ない、プロトコル管理部はアドレス番号をデータ管理部へ返信することによりアドレスを取得する。これ以降、街灯監視PC6は、各第1の子局電力線モデム43及び中継局9に対し、上記アドレスを用いてデータの送受信を行なう。以上、ステップS1、ステップS2、ステップS3及びステップS4は、機器監視制御システム10の起動時に1回だけ行なう。
ステップS5は各第1の子局電力線モデム43における処理であり、受信した搬送信号20が自局宛か否かを判別する。第1の子局電力線モデム43が電力線11を経由して搬送信号20を受信した場合、第1の子局電力線モデム43のデータ処理部431は、搬送信号20の送信先アドレス(DA)203aのフレーム情報と自局のアドレスとを比較する。その結果、受信した搬送信号20が自局宛(アドレス受信)の場合にはステップS6の処理を行なう。自局宛でない場合は処理を行なわず、ステップS5の処理を待機する状態に戻る。
ステップS6は第1の子局電力線モデム43における処理であり、搬送信号20が監視データの送信指令を含むか否かを判別する。第1の子局電力線モデム43が受信した搬送信号20が自局宛の場合、第1の子局電力線モデム43のデータ処理部431は搬送信号20の制御部(C)204のフレームの内容を読み取り解読する。制御部(C)204のフレームの内容が街灯3の監視データの送信指令の場合、ステップS7を実行する。制御部(C)204のフレームの内容が街灯3の監視データの送信指令でない場合、ステップS9を実行する。
ステップS7は第1の子局電力線モデム43における処理である。まず、検流コイル41は、電力線11から街灯3に供給されるアナログ電流値を検出する。次に、A/D変換部432が街灯3の監視データであるアナログ電流値をデジタル電流値へA/D変換し、このA/D変換された監視データを含む送信パケットを作成する。
次に、データ処理部431は、監視データであるデジタル電流値を搬送信号20のデータ部(I)205bのフレームに、そのデータ長をデータ長(LEN)205aのフレームに、監視データの送信元情報(自局電力線モデム43のアドレス)を送信元アドレス(SA)203cのフレームに、監視データの送信先情報(親局電力線モデム5のアドレス)を送信先アドレス(DA)203aのフレームにそれぞれ記述する。搬送信号20を街灯監視PC6へ送信するために中継が必要な場合、データ処理部431は、中継局9のアドレスを中継先アドレス(RA)203bのフレームに、中継局9が中継先アドレス(RA)203bを読み取るように制御するコードを制御部(C)204のフレームに記述する。
データ処理部431は制御部(C)204に対し、中継が不要の場合は、制御部(C)204のフレームに、中継局9が中継先アドレス(RA)203bのフレームを読み取らないように制御コードを記述する。中継が必要な場合は、中継局9が中継先アドレス(RA)203bを読み取るように制御コードを記述する。さらに、プリアンブル(PA)201、フレーム開始デリミタ(SFD)202、フレームチェックシーケンス(FCS)206の情報を追加し、搬送信号20の各フレームに所定の情報が記述された送信パケットを作成する。
ステップS8は第1の子局電力線モデム43における処理であり、ステップS7で作成された送信パケットを送信する。データ処理部431において作成された送信パケットは0または1のビット列で表現されたものであり、データ通信部436に送出される。データ通信部436は、0または1のビット列で表現される送信信号を周波数変調して高周波信号に変換し、結合回路437へ送出する。結合回路437は、電圧変成器を用いて高周波信号を電力線11の電源電圧波形に重畳する。このようにして、送信パケットの形態の搬送信号20が電力線11を経由して親局電力線モデム5へ送信される。
ステップS9は第1の子局電力線モデム43における処理であり、受信した搬送信号20が子局4に対し処理を必要とするものであるか否かを判別する。第1の子局電力線モデム43が受信した搬送信号20が自局宛の場合、第1の子局電力線モデム43のデータ処理部431は、搬送信号20の制御部(C)204及びデータ部(I)205bのフレームの内容を読み取り解読する。制御部(C)204及びデータ部(I)205bのフレームに何も記述されていない場合、すなわち、子局4に対する監視データの送信指令またはリレースイッチ42の制御指令のいずれでもなく、また、親局電力線モデム5に対し何ら処理を必要としない搬送信号20を受信した場合には、ステップS5の待機状態に戻る。一方、受信した搬送信号20が子局4または親局電力線モデム5に対し処理を必要とする場合、ステップS10を実行する。
ステップS10は第1の子局電力線モデム43における処理であり、受信した搬送信号20がリレースイッチ42の制御指令を含むか否かを判別する。第1の子局電力線モデム43のデータ処理部431は、搬送信号20の制御部(C)204のフレームの内容を読み取り解読する。制御部(C)204のフレームの内容がリレースイッチ42の制御指令を含む場合、ステップS11を実行する。リレースイッチ42の制御指令を含まない場合、ステップS5の待機状態に戻る。
ステップS11は第1の子局電力線モデム43における処理であり、リレースイッチ42に対し電力線11から街灯3への回路をオン(ON)またはオフ(OFF)させる処理を行なう。データ処理部431は、受信した搬送信号20の制御部(C)204のフレームの内容を読み取り、リレースイッチ42に対する制御の内容を判別する。データ処理部431は上記制御の内容に基づき、制御信号をリレースイッチ42へ出力する。
ステップS12は第1の子局電力線モデム43における処理であり、親局電力線モデム5へ、リレースイッチ42の制御指令を正常に受信した旨の肯定応答であるACK符号を含む信号を返信する。
図8は機器監視制御システム10の通信手順フローを説明する通信手順フロー図である。図8の(a)は、図7のステップS4におけるアドレス問い合わせ送信の場合及び街灯3の監視信号を第1の子局電力線モデム43から電力線11を経由して街灯監視PC6へ伝送する場合の通信手順フローを示す。図8の(b)は、街灯3の制御信号を街灯監視PC6から電力線11を経由して第1の子局電力線モデム43へ伝送する場合の通信手順フローを示す。図8の(a)及び(b)において、縦軸は時間の流れ、横軸は各部のデータの流れを示す。
図8の(a)において、「パケットA1」(PA1)、「パケットB1」(PB1)、「パケットA2」(PA2)及び「パケットB2」(PB2)のフローは、図7のステップS4の「アドレス問い合わせ送信」に対応するフローである。「パケットA1」(PA1)及び「パケットB1」(PB1)は第1の子局電力線モデム43、「パケットA2」(PA2)及び「パケットB2」(PB2)は親局電力線モデム5に関する。
第1の子局電力線モデム43は、電力線11に接続されることにより電力の供給を受けて起動すると、第1の子局電力線モデム43のデータ処理部431がプロトコル管理部435へアドレス番号を問い合わせるパケット信号である「パケットA1」(PA1)を送出する。「パケットA1」(PA1)を受信したプロトコル管理部435は、ディップスイッチで設定されたアドレス番号を、パケット信号である「パケットB1」(PB1)としてデータ処理部431へ返信する。これにより、データ処理部431は第1の子局電力線モデム43のアドレスを取得する。
同様に、親局電力線モデム5は、電力線11に接続されることにより電力の供給を受けて起動すると、親局電力線モデム5のデータ処理部51がプロトコル管理部53へアドレス番号を問い合わせるパケット信号である「パケットA2」(PA2)を送出する。「パケットA2」(PA2)を受信したプロトコル管理部53は、ディップスイッチで設定されたアドレス番号を、パケット信号である「パケットB2」(PB2)としてデータ処理部51へ返信する。これにより、データ処理部51は親局電力線モデム5のアドレスを取得する。
次に、図8の(a)において、「パケットC1」(PC1)、「パケットC2」(PC2)及び「パケットC3」(PC3)のフローは、街灯3の監視データのフローである。D1は検流コイル41からデータ処理部431に取り込まれる街灯3のアナログ電流値のフローである。図8の(a)には記載していないが、データ処理部431が、街灯3の動作状態を表す監視信号を街灯監視PC6へ送信させる制御信号を受信したときに、以下の動作を行なう。第1の電力線モデム43のデータ処理部431におけるA/D変換部432は、街灯3のアナログ電流値を所定の時間間隔(例えば0.25秒間隔)でデジタル電流値に変換する。データ処理部431は所定の時間(例えば5秒間)内に取得された複数のデジタル電流値の平均値を算出し、この平均値を街灯3の監視データとする。
データ処理部431は、上記所定の時間(5秒間)を周期として、監視データであるパケット信号「パケットC1」(PC1)、「パケットC2」(PC2)及び「パケットC3」(PC3)を作成する。そして、これらのパケット信号は、プロトコル管理部435及びデータ通信部436を経由して電力線11に送出される。その後、親局電力線モデム5のデータ通信部54、プロトコル管理部53、データ処理部51、街灯監視PC6の制御部69を経て表示部67に至り、街灯3の監視データが表示される。なお、「パケットC1」(PC1)、「パケットC2」(PC2)及び「パケットC3」(PC3)の3つのパケットのフローを示しているが、街灯3の電流値の検出は、第1の子局電力線モデム43の電源が切られるまで連続的に行なわれ、それに対応して監視データのパケットも継続して作成され伝送される。
次に、図8の(b)において、「パケットD」(PD)及び「パケットE」(PE)のフローは街灯3の制御信号のフローである。図8の(b)には記載していないが、街灯監視PC6の入力部66から街灯3の点灯または消灯の制御指令が入力される。制御部69は制御指令であるパケット信号「パケットD」(PD)を作成する。このパケット信号は親局電力線モデム5のデータ処理部51、プロトコル管理部53及びデータ通信部54を経由して電力線11に送出される。その後、第1の子局電力線モデム43のデータ通信部436、プロトコル管理部435を経てデータ処理部431へ伝送される。
データ処理部431は「パケットD」(PD)のフレームチェックシーケンス(FCS)206の内容を読み取り、チェックサムによる結果と比較する。両者が一致しなかった場合、データ処理部431は伝送された「パケットD」(PD)に誤りがあると判別する。この場合、データ処理部431は、送信元である街灯監視PC6に対し、「パケットD」(PD)が正常に受信できなかったことを通知し、「パケットD」(PD)の再送を要求するため、否定応答であるNAK符号を含むパケット信号「パケットE」(PE)を作成する。そして、プロトコル管理部435、データ通信部436、電力線11、親局電力線モデム5のデータ通信部54、プロトコル管理部53及びデータ処理部51を経て街灯監視PC6の制御部69に返信する。
パケット信号「パケットE」(PE)を受信した制御部69は、パケット信号「パケットD」(PD)を第1の子局電力線モデム43のデータ処理部431へ再度送信する。データ処理部431は「パケットD」(PD)のフレームチェックシーケンス(FCS)206の内容を読み取り、チェックサムによる結果と比較する。両者が一致した場合、データ処理部431は伝送された「パケットD」(PD)に誤りがないと判別する。すると、データ処理部431は街灯3のリレースイッチ42に制御信号を送出する。また、データ処理部431は、送信元である街灯監視PC6に対し、「パケットD」(PD)が誤りなく受信できたことを通知するため、肯定応答であるAKC符号を含むパケット信号「パケットE」(PE)を作成する。そして、街灯監視PC6の制御部69に返信する。
このように、搬送信号として、誤り検出部を備えたパケット信号を電力線に伝送するので、電源波形の所定の位相に同期して伝送する必要がなく、一般の商用電力線に適用でき、搬送信号を確実に伝送することができる。また、機器の監視信号に所定の説明情報を付加したので、機器管理者が監視信号の内容を誤認することがない。さらに、中継局を設けたので、制御信号及び監視信号の伝送距離を延長することができる。
このように構成された実施の形態1による機器監視制御システムは、電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、この電力線に接続された複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムであって、電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び機器を制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局と、電力線に親局と子局とが接続される位置の間で電力線に接続され、監視信号及び制御信号に対し復調する復調手段、増幅する増幅手段及び変調する変調手段を具備する中継手段とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、親局は必要に応じ中継手段を介して主制御端末からの制御信号を子局に伝送し、子局は制御信号を受信して機器を制御する一方、必要に応じ中継手段を介して機器の監視信号を親局に伝送するので、信号を確実に伝送できることに加え、監視信号及び制御信号の伝送距離を延長でき、また、テキストデータである監視信号に所定の説明情報を付加したので、機器管理者が監視信号の内容を誤認することがない商用電力線を用いた機器監視制御システムが得られる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2における機器監視制御システム10の全体構成を説明するブロック図である。図9において、実施の形態1で示した中継局9及び中継局9より親局電力モデム5に近い子局4の代わりに、中継機能を有する第2の子局電力モデム43aを備えた子局4aを電力線上の点Pの位置に設ける。その他の構成は実施の形態1の構成と同様である。
図10は、本発明の実施の形態2における機器監視制御システムの要部構成であり、子局4aに備えられる第2の子局電力線モデム43aの構成を説明するブロック図である。図10において、第2の子局電力線モデム43cは、実施の形態1で示した第1の子局電力線モデム43の構成に加え、増幅回路439を備える。データ通信部436は実施の形態1で示した構成と同様であり、復調手段である復調回路436a及び変調手段である変調回路436bを備える。増幅回路92は結合回路91と接続され、結合回路91から入力された高周波数信号を増幅する。増幅した高周波信号をデータ通信部436の復調回路436aへ出力する。また、変調回路436bは変調した高周波信号を結合回路437へ出力する。なお、図10には記載していないが、データ処理部431、A/D変換部432、プロトコル管理部435、データ通信部436、結合回路437、電源回路438及び増幅回路439を制御する制御部も備える。
次に動作について説明する。第2の電力線モデム43aは、実施の形態1で示した第1の電力線モデム43の機能に加え、中継局9の機能をあわせもつものである。点Pは、親局電力線モデム5と点Bにおいて接続され中継が必要な子局4とが電力線11に接続される点の間の点である。第2の電力線モデム43aは、親局電力線モデム5が第1の子局電力線モデム43へ送信する制御信号を受信し、所定のレベルに増幅した後、第1の子局電力線モデム43へ送信する。また、第2の電力線モデム43aは、第1の子局電力線モデム43が親局電力線モデム5へ送信する街灯3の監視信号及び制御信号に対する返信信号を受信し、所定のレベルに増幅した後、親局電力線モデム5へ送信する。
このように、搬送信号として、誤り検出部を備えたパケット信号を電力線に伝送するので、電源波形の所定の位相に同期して伝送する必要がなく、一般の商用電力線に適用することができ、搬送信号を確実に伝送することができる。また、機器の監視信号に所定の説明情報を付加したので、機器管理者が監視信号の内容を誤認することがない。また、中継機能を有する電力線モデムを設けたので、制御信号及び監視信号の伝送距離を延長することができる。さらに、実施の形態1で示した中継局を子局の他に別途設ける必要がなく、機器監視制御システムの構成を簡単化できる。
このように構成された実施の形態2による機器監視制御システムは、電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、この電力線に接続された複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムであって、電力線に接続される親局と、この親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、機器の動作を監視する監視手段及び機器を制御する制御手段を具備し機器及び電力線に接続される子局と、電力線に親局と子局とが接続される位置の間で電力線に接続され、監視信号及び制御信号に対し復調する復調手段、増幅する増幅手段及び変調する変調手段を具備する中継手段とを備え、監視信号及び制御信号は機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、親局は必要に応じ中継手段を介して主制御端末からの制御信号を子局に伝送し、子局は制御信号を受信して機器を制御する一方、必要に応じ中継手段を介して機器の監視信号を親局に伝送するので、信号を確実に伝送できることに加え、監視信号及び制御信号の伝送距離を延長でき、また、テキストデータである監視信号に所定の説明情報を付加したので、機器管理者が監視信号の内容を誤認することがない商用電力線を用いた機器監視制御システムが得られる。
上記の2つの実施の形態の説明において、街灯監視PC6は電子メールデータ生成手段及び電子メールデータ送出手段を備えたが、図11に示すように、ホームページデータ生成手段であるホームページデータ生成部63b、及び、ホームページデータを外部ネットワークに接続されるプロバイダサーバにアップロードするアップロード手段であるアップロード部64bを備えてもよい。ホームページデータ生成部63bは監視信号受信部62と接続され、監視信号受信部62から街灯3のデジタル電流値及び街灯3の点灯または消灯の監視情報が入力される。ホームページデータ生成部63bは、街灯3の監視情報に所定の説明情報を付加したホームページデータを生成する。アップロード部64bは、ホームページデータを外部ネットワークであるインターネット7に接続され街灯3の管理者が利用するプロバイダサーバ8に定期的にアップロードする。街灯3の管理者は、プロバイダサーバ8にアップロードされるホームページにアクセスすることにより、街灯3の動作状態を知ることができる。
また、アップロード部64bが外部ネットワークであるインターネット7に接続されるプロバイダサーバ8にホームページデータをアップロードする代わりに、街灯監視PC6にサーバ手段であるサーバ回路を設け、街灯監視PC6をホームページデータのサーバとして外部ネットワークからホームページデータを閲覧させるようにしてもよい。
また、街灯監視PC6の制御部69や中継局9のデータ処理部95において、自局宛の搬送信号を受信した場合、送信元に対し受信状況を返信する機能を持たせてもよい。すなわち、搬送信号を正常に受信した場合は、肯定応答であるACK符号を含む信号を送信元に返信する。一方、正常に受信しなかった場合は、否定応答であるNAK符号を含む信号を送信元に返信し、搬送信号の再送を要求する。このように構成することにより確実に搬送信号を伝送することができる。
また、子局電力線モデムと親機電力線モデムとを別の構成にしたが、図12に示すように、子局電力線モデムの機能と親機電力線モデムの機能とを共用する構成とし、プログラム設定により両者の機能を切り替えるようにしてもよい。このように構成することにより電力線モデムの構成が同一となり、部品の調達や製造工程が簡単化される利点がある。
また、監視及び制御される機器である街灯が2機の場合について説明したが、3機以上の複数機あってもよい。
また、監視及び制御される機器である街灯毎に子局電力線モデムを設けたが、近接して配置される複数の街灯に対し1機の子局電力線モデムを設け、該子局電力線モデムが上記複数の街灯の監視データを取り込み、上記複数の街灯毎に制御指令を送出するように構成してもよい。
以上実施の形態を2例説明したが、これらは単独でなく、組み合わせて用いてもよいことはいうまでもない。
本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの全体構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である第1の子局電力線モデムの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である親局電力線モデムの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である主制御端末としての街灯監視PCの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの要部構成である中継局の構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの制御信号及び監視信号である搬送信号のフレーム構成を説明する構成図である。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの動作を説明する動作フローチャートである。 本発明の実施の形態1における機器監視制御システムの通信手順フローを説明する通信手順フロー図である。 本発明の実施の形態2における機器監視制御システムの全体構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態2における機器監視制御システムの要部構成である第2の子局電力線モデムの構成を説明するブロック図である。 本発明における機器監視制御システムの要部構成である街灯監視PCの別の実施の形態の構成を説明するブロック図である。 本発明における機器監視制御システムの要部構成である電力線モデムの別の実施の形態の構成を説明するブロック図である。
符号の説明
10 機器監視制御システム、11 電力線、12 系統電力線、2 変圧器、3 機器である街灯、4、4a 子局、41 監視手段である検流コイル、42 制御手段であるリレースイッチ、43 第1の子局電力線モデム、43a 第2の子局電力線モデム、431 データ処理部、432 A/D変換部、433 検流コイル端子、434 リレースイッチ端子、435 プロトコル管理部、436 データ通信部、436a 復調回路、436b 変調回路、437 結合回路、438 電源回路、439 増幅回路、5 親局電力線モデム、51 データ処理部、52 シリアルポート(RS232C)、53 プロトコル管理部、54 データ通信部、55 結合回路、56 電源回路、6 主制御端末である街灯監視PC、61 シリアルポート(RS232C)、62 監視信号受信部、63a 電子メールデータ生成手段である電子メールデータ生成部、63b ホームページデータ生成手段であるホームページデータ生成部、64a 電子メール送出手段である電子メール送出部、64b アップロード手段であるアップロード部、65 モデム、66 入力部、67 表示部、68 制御信号送受信部、69 制御部、7 外部ネットワークであるインターネット、8 プロバイダサーバ、9 中継局、91 結合回路、92 増幅回路、93 データ通信部、93a 復調回路、93b 変調回路、94 プロトコル管理部、95 データ処理部、96 制御部、20 パケット信号である搬送信号、201 プリアンブル(PA)、202 フレーム開始デリミタ(SFD)、203a 送信先アドレス(DA)、203b 中継先アドレス(RA)、203c 送信元アドレス(SA)、204 制御部、205a データ長(LEN)、206 誤り検出部であるフレームチェックシーケンス(FCS)。

Claims (5)

  1. 電力線に監視信号及び制御信号を伝送し、上記電力線に接続される複数の機器の監視と制御を行なう機器監視制御システムにおいて、上記電力線に接続される親局と、該親局に接続され外部ネットワークと接続するモデムを具備する主制御端末と、上記機器の動作を監視する監視手段及び上記機器を制御する制御手段を具備し上記機器及び上記電力線に接続される子局とを備え、上記監視信号及び上記制御信号は上記機器に対応したアドレス部及び誤り検出部を備えたパケット信号で構成し、上記親局は上記主制御端末からの制御信号を上記子局に伝送し、上記子局は上記制御信号を受信して上記機器を制御する一方、上記機器の監視信号を上記親局に伝送する機器監視制御システム。
  2. 電力線に親局と子局とが接続される位置の間で上記電力線に接続され、監視信号及び制御信号に対し復調する復調手段、増幅する増幅手段及び変調する変調手段を具備する中継手段を備え、少なくとも、上記親局と上記子局との間のいずれか一方の伝送を上記中継手段を介して行なうことを特徴とする請求項1に記載の機器監視制御システム。
  3. 主制御端末が機器の監視信号に基づき機器監視情報を電子メールデータとして生成する電子メールデータ生成手段及び上記電子メールデータを外部ネットワークに送出する電子メール送出手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の機器監視制御システム。
  4. 主制御端末が機器の監視信号に基づき機器監視情報をホームページデータとして生成するホームページデータ生成手段及び上記ホームページデータを外部ネットワークに接続されるプロバイダサーバにアップロードするアップロード手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の機器監視制御システム。
  5. 主制御端末が機器の監視信号に基づき機器監視情報をホームページデータとして生成するホームページデータ生成手段及び外部ネットワークから上記ホームページデータを閲覧させるサーバ手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の機器監視制御システム。
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