JP2005044649A - 扁平形電池と、扁平形電池の電池缶と、扁平形電池の電池缶の製造方法 - Google Patents

扁平形電池と、扁平形電池の電池缶と、扁平形電池の電池缶の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電池缶への電解液の充填量を増やし、その分だけ放電容量の向上を図る。併せて、電池蓋をガスケットとともに強固に封止固定して、耐圧強度を増強できる扁平形電池を提供する。
【解決手段】電池缶1の周壁内面の上下中途部に、フランジ状のシール座12を缶周壁と一体に張り出し形成する。シール座12でガスケット3を支持して、電池蓋2およびガスケット3を分離不能に封止固定する。シール座12の下方に液溜めポケット15が形成されるので、液溜めポケット15の容積に等しい量の電解液を余分に充填できる。シール座12は、それぞれ缶周壁に連続する下シール壁12aと上シール壁12bとで2重壁状に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボタン形電池やコイン型電池に代表される扁平形電池、その電池缶、並びに該電池缶の製造方法に関する。
一般的な扁平形電池においては、電池缶の開口周縁壁を内向きにかしめ変形することにより、電池蓋をガスケットと共に封止固定している。リング状のガスケットは、電池缶の内周面に嵌め込んであり、電池缶をかしめ変形した状態において、電池缶の底壁とかしめ壁とで上下方向から挟持固定されている。
この種の扁平形電池において、電池缶の内面の上下中途部にフランジ状の段部を設け、段部でガスケットを受け止めることは、特許文献1、2に公知である。特許文献1では、電池缶の周囲壁を缶内面側へ折り曲げたのち、缶外面側へ反転状に折り返して段部を形成している。この段部は、電池缶に電池蓋をかしめ固定する際に、電池蓋で電池要素が押圧されて傷付くのを防止する。特許文献2では、電池缶をプレス成形する過程で、缶周壁に押し込み加工を施して、先の段部を形成している。
実公昭38−19842号公報(第1頁、第1図) 特開平11−102672号公報(段落番号0015、図3)
特許文献1の電池では、ガスケットを受け止める段部と電池缶の底壁との間に負極材を収容するが、負極材の直径寸法が段部内縁の直径寸法より大きいので、電池をいかにして製造するかが問題となる。予め段部が形成された電池缶に負極材を装填することは、できない。となると、負極材を電池缶に収容したのち、その周壁に曲げ加工を施して段部を形成することになる。しかしこの種の加工は不可能ではないが、曲げ加工の過程で負極材が損傷するおそれがあり、量産には適さない。
この点、特許文献2の電池は、正極材および負極材のそれぞれの直径が段部内縁の直径寸法より小さいので、問題なく電池を量産できる。しかし、電池缶の周壁に押し込み加工を施して段部を形成するので、段部の張り出し量(0.7mm)を大きくできず、ガスケットの下面周縁しか受け止められない。しかも、押し込み加工によって削られた薄肉の開口周囲壁で、ガスケットを介して電池蓋をかしめ固定せざるを得ないので、先のように段部の張り出し量が小さいことも相俟って、十分なかしめ強度を得られず、電池容器に不可欠な耐圧強度が得られにくい。電池缶を分厚い素材で形成すると、段部の張り出し量はある程度まで大きくでき、しかもかしめ変形される開口周囲壁の厚みも大きくできるが、得られる電池の重量および外形寸法が大きくなるうえ、材料の無駄が避けられない。
本発明の目的は、電池容器の容積を増加し、その分だけ電池の放電容量を向上できる扁平形電池ないしそれ用の電池缶を提供することにある。本発明の目的は、組み立てが容易であって、電池蓋をガスケットとともに強固に封止固定でき、従って十分な耐圧強度を備え、信頼性に優れた電池缶を提供することにある。
本発明の目的は、缶内部にシール座が張り出している電池缶と、これを確実に量産できる製造方法とを提供することにある。
本発明の扁平形電池は、図1に示すごとく電池要素およびガスケット3を収容する電池缶1と、ガスケット3とともに電池缶1の開口内縁にかしめ固定されて、電池缶1を密封する電池蓋2とを含む。電池缶1の周壁内面の上下中途部には、フランジ状のシール座12が缶周壁と一体に張り出し形成されている。シール座12で受け止め支持したガスケット3をシール座12と電池缶1のかしめ壁14とで上下に挟持することにより、電池蓋2およびガスケット3を分離不能に封止固定する。そして、シール座12と缶底壁10との間に、液溜めポケット15が周回状に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
その電池缶1は、板材を素材とするプレス成形品からなり、缶底壁10と、缶底壁10の周縁から上向きに折り曲げた下周壁11と、下周壁11に連続して缶内面へ向かって張り出し形成されたシール座12と、シール座12に連続して上向きに折り曲げた上周壁13と、上周壁13の上端側につながるかしめ壁14とを一体に備えている。そして、シール座12が、下周壁11に連続する下シール壁12aと、上周壁13に連続する上シール壁12bと含み、下シール壁12aと上シール壁12bとが上下に密着する2重壁構造に形成されている(請求項2)。
そこでのシール座12の張り出し寸法b1は、図2に示すごとくガスケット3の幅寸法b2とほぼ同一寸法に設定することができる(請求項3)。また、正極材5および負極材6の直径寸法は、シール座12の内縁直径寸法より僅かに小さく設定することができる(請求項4)。
本発明は、電池要素およびガスケット3を収容する扁平形電池の電池缶であって、缶周壁の内面の上下中途部に、ガスケット3を受け止め支持するフランジ状のシール座12が缶周壁と一体に張り出し形成されており、前記シール座12と缶底壁10との間に、液溜めポケット15が周回状に形成されていることを特徴とする(請求項5)。
また、本発明に係る扁平形電池の電池缶1は、図4に示すごとく、板材21に絞り加工を施して周回状の段部22を形成する第1工程と、第1工程で得られたブランク材の段部22の外側に絞り加工を施して、逆V字状の突起23を形成する第2工程と、突起23を形成する内外の壁面を密着させてシール座12を形成する第3工程と、第3工程で得られたブランク材のシール座12の内側に絞り加工を施して、缶底壁10と、缶底壁10に連続して斜めに傾く缶周壁とを形成する第4工程と、シール座12を含む缶周壁を、缶底壁10に対して直交状に絞り形成する第5工程とを経て製造される(請求項6)。
また、別の本発明に係る扁平形電池の電池缶1は、図5に示すごとく、板材21に絞り加工を施して缶底壁10および下周壁11を形成する第1工程と、第1工程で得られたブランク材に絞り加工を施して、下周壁11の開口外側に段部24を形成する第2工程と、第2工程で得られたブランク材に絞り加工を施して、下周壁11の開口壁と段部24の横壁とを密着変形させることにより、フランジ状のシール座12を形成する第3工程とを経て製造される(請求項7)。
本発明では、電池缶1の周壁内面の上下中途部に設けたシール座12でガスケット3を支持し、シール座12の下方に液溜めポケット15を形成するので、ガスケット3および電池蓋2をかしめ固定した状態における電池容器の内容積は、液溜めポケット15が存在する分だけ電解液の充填量が増加しており、電池の放電容量を向上できる(請求項1、請求項5)。
シール座12が、それぞれ缶周壁と一体に形成される下シール壁12aおよび上シール壁12bで2重壁状に形成されているので、十分な機械的強度を有するシール座12が得られる。従って、電池蓋2をガスケット3とともに強固に封止固定して電池の耐圧強度の向上を図れ、その分だけ信頼性に優れた扁平形電池を提供できることになる(請求項2)。
シール座12の張り出し寸法b1が、ガスケット3の幅寸法b2とほぼ同一寸法に設定されていると、かしめ壁14をかしめ変形する際の外力をシール座12で確りと受け止めるので、ガスケット3の圧縮変形量を適正化して電池の耐圧強度が向上し、耐圧強度ばらつきの幅を小さくできる(請求項3)。
正極材5および負極材6の直径寸法が、シール座12の内縁直径寸法より僅かに小さく寸法設定されていると、正極材5および負極材6の電池缶1に対する組み込みが簡単に行えるものでありながら、電池容量をできるだけ大きく設定できる(請求項4)。
請求項6に係る本発明の電池缶1の製造方法によれば、缶内部にシール座12が張り出している電池缶1を確実にしかも精度よく量産できる。
請求項6に係る本発明の製造方法によれば、缶内部にシール座12が張り出している電池缶1をより少ない加工工数で確実に量産できる。
図1ないし図3は本発明に係る扁平形電池の実施例を示す。これの電池容器は、電池要素およびガスケット3を収容する電池缶1と、ガスケット3とともに電池缶1の開口内縁にかしめ固定されて、電池缶1を密封する電池蓋2とで構成されている。電池容器は全体が扁平なボタン形に形成してある。図1において電池要素は、それぞれ円盤形に固められた正極材5、および負極材6と、両者間に介装されるセパレータ7とを含む。
電池缶1は、基本的に上面が開口する丸皿状に形成されるが、電池容器の容積を増加して放電容量を向上させるために、電池缶1の周壁内面の上下中途部にフランジ状のシール座12が張り出し形成されており、このシール座12でガスケット3を受け止め支持することにより、シール座12と缶底壁10との間に液溜めポケット15を確保している。
電池缶1は、図1に示すごとく、缶底壁10と、缶底壁10の周縁から上向きに折り曲げた下周壁11と、下周壁11に連続して缶内面へ向かって張り出し形成されるシール座12と、シール座12に連続して上向きに折り曲げた上周壁13と、上周壁13の上端側につながるかしめ壁14とを含む。その製造要領は後述する。
シール座12は、下周壁11に連続する下シール壁12aと、上周壁13に連続する上シール壁12bとを上下に密着させた2重壁構造に形成されている。これでシール座12の構造強度のアップを図り、電池蓋2およびガスケット3をより強固にかしめ固定することができる。
電池蓋2は浅い丸皿状に形成してあり、その周縁に多段状の拡径部を有し、拡径部の下端縁に、外向きに折り返されたシール部17が形成されている。電池缶1および電池蓋2はステンレス、鋼材、アルミニウム、チタン、ニッケルのいずれか1種、あるいはこれらの金属の合金、または前記金属の複数種を積層したクラッド材で形成される。
ガスケット3は、弾性と絶縁性に優れたプラスチック材を素材とするリング状の射出成形品からなり、電池蓋2のシール部17を受け入れるために、上向きに開口する周回状のシール溝18と、シール部17の外周面に密接するシール壁19とを備えている。
正極材5および負極材6の直径寸法は、シール座12の内縁直径寸法より僅かに小さく寸法設定してある。したがって、正極材5および負極材6は電池缶1に対して支障なく組み込める。この後に、ガスケット3をシール座12に組み付け、電池缶1内に電解液を注入したうえで、シール部17がシール溝18に嵌り込む状態で電池蓋2をガスケット3に組み、図1に示すように電池缶1のかしめ壁14を内向きにかしめ処理することにより、電池蓋2とガスケット3とをかしめ固定して電池缶1を密封状に封口処理する。
上記構成の電池によれば、ガスケット3をシール座12で受け止め支持した状態において、シール座12の下方に液溜めポケット15が確保されているので、ガスケット3および電池蓋2をかしめ固定した状態における電池容器の内容積が増加し、その分だけ電解液の充填量が増えて、電池の放電容量を大にできる。
シール座12は、下シール壁12aおよび上シール壁12bで2重壁になっているので、シール座12これ自体の構造強度を向上できる。このことは、電池蓋2をガスケット3とともに強固に封止固定できることを意味しており、従って十分な耐圧強度を備え、信頼性に優れた扁平形電池が得られる。
電池缶1を構成する各部の関係寸法は、以下のように設定する。電池缶1の全高寸法h1は1〜10mmとする。全高寸法h1が1mm未満だと、電池缶1の内面にシール座12を形成することが困難となり、全高寸法h1が10mmを越えると、扁平形電池の域を越えて電池が分厚くなるからである。
シール座12の上面からかしめ壁14の上縁までの高さ寸法h2は、電池缶1の全高寸法h1の10〜70%とする。高さ寸法h2が10%未満だと、かしめ壁14のかしめ代が小さく、電池蓋2およびガスケット3を確実に封止固定できない。高さ寸法h2が70%を越えると、液溜めポケット15の容積が小さくなり、電解液の増加度合いが僅かになるからである。
シール座12の張り出し寸法b1は、缶底壁10の外直径寸法d1の2〜15%とする。張り出し寸法b1が2%未満であると、かしめ壁14をかしめた状態において、ガスケット3を確実に支持することができず、シール不良を生じやすい。張り出し寸法b1が15%を越えると、正極材5、および負極材6の直径寸法を小さくする必要があるので、電池の容量が小さくなるからである。
実施例における電池缶1の各部の関係寸法を具体的に挙げると、図3に示すように、缶底壁10の外直径寸法d1を19.95mmとするとき、かしめ処理する前のかしめ壁14の外直径寸法d2は20.2mmとし、かしめ処理する前の電池缶1の全高寸法h1は2.73mmとし、シール座12の上面からかしめ壁14の上縁までの高さ寸法h2は1.70mmとした。さらに、シール座12の張り出し寸法b1は1.00mmとして、ガスケット3の断面幅寸法b2は1.04mmとした。
缶周壁の内面にシール座12が張り出している電池缶1は、次の手順で製造する。第1工程では、図4(b)に示すように、板材21に絞り加工を施して周回状の段部22を形成する。第2工程では、第1工程で得られたブランク材の段部22の外側に絞り加工を施して、逆V字状の突起23を形成する(図4(c))。第3工程では、突起23を形成する内外の壁面23a・23bを密着させてシール座12を形成する(図4(d))。第4工程では、第3工程で得られたブランク材のシール座12の内側に絞り加工を施して、缶底壁10と、缶底壁10に連続して斜めに傾く缶周壁とを形成する(図4(e))。第5工程では、シール座12を含む缶周壁を、缶底壁10に対して直交状に絞り形成する(図4(f))。
先の電池缶1は、図5に示す手順で製造してもよい。この場合、第1工程では、板材21に絞り加工を施して缶底壁10および下周壁11を形成する(図5(b))。第2工程では、第1工程で得られたブランク材に絞り加工を施して、下周壁11の開口外側に段部24を形成する(図5(c))。第3工程では、第2工程で得られたブランク材に絞り加工を施して、下周壁11の開口壁と段部24の横壁とを密着変形させることにより、フランジ状のシール座12を形成する(図5(d))。第4工程では、上周壁13の上部周縁のフランジ壁をトリミングする(図5(e))。
上記の実施例以外に、電池要素は実施例で説明した正極材5および負極材6である必要はなく、要は電池缶1に電解液が充填してある電池であればよい。シール座12はビード加工によって形成してもよい。電池缶1は必要があればダイキャスト成形品で形成することができる。
扁平形電池の縦断面図 扁平形電池の分解断面図 電池缶の要部の拡大縦断面図 扁平形電池の製造工程を示す説明図 扁平形電池の別の製造工程を示す説明図
符号の説明
1 電池缶
2 電池蓋
3 ガスケット
10 缶底壁
12 シール座
15 液溜めポケット

Claims (7)

  1. 電池要素およびガスケットを収容する電池缶と、前記ガスケットとともに前記電池缶の開口内縁にかしめ固定されて、前記電池缶を密封する電池蓋とを含む扁平形電池であって、
    前記電池缶の周壁内面の上下中途部には、フランジ状のシール座が缶周壁と一体に張り出し形成されており、
    前記シール座で受け止め支持した前記ガスケットを前記シール座と前記電池缶のかしめ壁とで上下に挟持することにより、前記電池蓋および前記ガスケットが分離不能に封止固定されており、
    前記電池缶の前記シール座と缶底壁との間には、液溜めポケットが周回状に形成されていることを特徴とする扁平形電池。
  2. 板材を素材とするプレス成形品からなる前記電池缶が、缶底壁と、前記缶底壁の周縁から上向きに折り曲げた下周壁と、前記下周壁に連続して缶内面へ向かって張り出し形成されたシール座と、前記シール座に連続して上向きに折り曲げた上周壁と、前記上周壁の上端側につながるかしめ壁とを一体に備えており、
    前記シール座が、前記下周壁に連続する下シール壁と、前記上周壁に連続する上シール壁とを含み、前記下シール壁と前記上シール壁とが上下に密着する2重壁構造に形成されている請求項1記載の扁平形電池。
  3. 前記シール座の張り出し寸法が、前記ガスケットの幅寸法とほぼ同一寸法に設定されている請求項1または2記載の扁平形電池。
  4. 正極材および負極材の直径寸法が、前記シール座の内縁直径寸法より僅かに小さく設定されている請求項1または2または3記載の扁平形電池。
  5. 電池要素およびガスケットを収容する扁平形電池の電池缶であって、
    缶周壁の内面の上下中途部に、前記ガスケットを受け止め支持するフランジ状のシール座が前記缶周壁と一体に張り出し形成されており、
    前記シール座と缶底壁との間に、液溜めポケットが周回状に形成されていることを特徴とした扁平形電池の電池缶。
  6. 板材に絞り加工を施して周回状の段部を形成する第1工程と、
    第1工程で得られたブランク材の前記段部の外側に絞り加工を施して、逆V字状の1次突起を形成する第2工程と、
    前記1次突起を形成する内外の壁面を密着させてシール座を形成する第3工程と、
    第3工程で得られた前記ブランク材の前記シール座の内側に絞り加工を施して、缶底壁と、前記缶底壁に連続して斜めに傾く缶周壁とを形成する第4工程と、
    前記シール座を含む前記缶周壁を、前記缶底壁に対して直交状に絞り形成する第5工程とを含む扁平形電池の電池缶の製造方法。
  7. 板材に絞り加工を施して缶底壁および下周壁を形成する第1工程と、
    第1工程で得られたブランク材に絞り加工を施して、前記下周壁の開口外側に段部を形成する第2工程と、
    第2工程で得られた前記ブランク材に絞り加工を施して、前記下周壁の開口壁と前記段部の横壁とを密着変形させることにより、フランジ状のシール座を形成する第3工程とを含む扁平形電池の電池缶の製造方法。
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