JP2005044006A - コンテンツ共用方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツの流通を促進する際に、従来は、コンテンツ提供者に対するインセンティブのみ考慮され、提供されたコンテンツの評価者に対するインセンティブは何ら考慮されていなかった。
【解決手段】センタサーバ104が、コンテンツに対する評価(アンケート)を実施した利用者の利用者IDを利用者端末(102)から受信して、インセンティブ計算プログラム107が、受信した利用者IDの個数つまりアンケート回答回数に従った報酬を計算する。
【選択図】 図1
【解決手段】センタサーバ104が、コンテンツに対する評価(アンケート)を実施した利用者の利用者IDを利用者端末(102)から受信して、インセンティブ計算プログラム107が、受信した利用者IDの個数つまりアンケート回答回数に従った報酬を計算する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラムを含む電子的なデータであるコンテンツの流通もしくは共用を促進するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンテンツの共用を促進するために、コンテンツ提供者にインセンティブを与えるものがある(特許文献1参照)。特許文献1では、コンテンツ提供者が提供したコンテンツに対する評価を受け付け、この評価に基づいて、コンテンツ提供者に対する報酬の額を計算している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−366844号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、閲覧者が評価することになっている。しかし閲覧者が評価することに対するインセンティブについては何ら考慮されていない。また、特許文献1では、コンテンツ提供者のみに報酬が支払われる。つまり、コンテンツの利用者に対するインセンティブについては、何ら考慮されていない。このため、閲覧者が評価を必ずしも行わないとの問題が生じる。これにより、コンテンツ提供者への報酬が計算できず、コンテンツの共用を促進できないとの課題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、コンテンツの利用者に対して、利用したコンテンツを評価した量に応じたインセンティブのための数量(例えば、報酬の金額)を計算する。本発明のコンテンツ共用方法および装置では、まず、コンテンツ登録者の端末からコンテンツ登録依頼があった場合、それに応じ当該コンテンツをセンタサーバに登録する。次に、コンテンツ利用者の端末からセンタサーバに対し、前記登録されたコンテンツ配信要求があった場合、それに応じ当該コンテンツを利用者端末へ配信する。次に、コンテンツ利用者の端末からセンタサーバに対し、前記配信されたコンテンツに対する評価登録依頼があった場合、それに応じその評価をセンタサーバに登録する。そして、前記登録されたコンテンツ評価の数量から、コンテンツ利用者に対するインセンティブを計算する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1に、本実施の形態のシステム構成図を示す。PCや携帯電話などの利用者端末10(−1、2)は、本実施の形態における主たる処理を実行するセンタサーバ104とネットワーク103を介して、接続される。センタサーバ104は、コンテンツ登録・配信プログラム105、アンケート解析・登録プログラム106、インセンティブ計算プログラム107を有し、データベース108と接続している。データベース108は、コンテンツテーブル109、利用者テーブル110、アンケートテーブル111、インセンティブテーブル112を有している。また、利用者端末10(−1,2)およびセンタサーバ104は、プログラムに従い所定の処理を行うコンピュータで実現可能である。次に、図2および図3に示すフローチャートを用いて、本実施の形態の処理内容を説明する。本実施の形態には、大きく分けて「登録処理」、「配信処理」、「アンケート処理」、「インセンティブ処理」がある。
【0007】
まず登録処理について、図2を用いて説明する。登録処理とは、利用者端末がコンテンツを共用するために、利用者の入力を通じて、センタサーバにコンテンツと付帯する情報を送信し、センタサーバが、送信されたコンテンツを検索、配信できるように、送信されたコンテンツおよび付帯する情報を保存する処理である。
【0008】
登録処理においては、まず、ステップ201において、利用者端末からのコンテンツ登録要求を行う。利用者端末101は、コンテンツを登録する利用者の入力によって、コンテンツを登録する利用者の利用者ID(1000)、コンテンツの登録を要求するカテゴリ(A)、登録するコンテンツをセンタサーバ104に送信する。コンテンツの例としては、プログラム、静止画像、音声、動画、文章が挙げられる。なお、本実施例ではコンテンツの本体を送信しているが、コンテンツの位置を指し示す情報を送信するとしてもよい。
【0009】
次に、ステップ202において、利用者端末から受信したコンテンツを含む情報の登録を行う。センタサーバ104は、利用者端末101より送信されたコンテンツ、利用者ID(1000)、カテゴリ(A)を受信する。センタサーバ104は、コンテンツ登録・配信プログラム105を起動して、受信したコンテンツと、受信した利用者ID(1000)と、受信したカテゴリ(A)と、コンテンツを識別するコンテンツID(0001)と、配信件数の初期値(0)と、アンケートポイントの初期値(0)を、コンテンツテーブル109に登録する。
以上で、登録処理を終了する。
【0010】
次に、配信処理について、図3を用いて、説明する。配信処理とは、利用者端末が、共用されているコンテンツを利用したい利用者の入力を通じて、センタサーバにコンテンツの配信を要求し、センタサーバが要求されたコンテンツを利用者端末へ配信する処理である。
【0011】
まず、ステップ301において、コンテンツの配信要求を行う。利用者端末102が、コンテンツを利用したい利用者の入力を通じて、利用したいコンテンツのコンテンツID(0001)を、センタサーバ104に送信する。なお、利用者端末102が利用したいコンテンツのコンテンツIDを取得する方法としては、例えば、センタサーバ104が、コンテンツ名またはコンテンツ名の一部からコンテンツIDを検索するプログラムを利用者端末に公開し、利用者端末102が、検索プログラムを利用してコンテンツIDを特定する方法がある。
【0012】
次に、ステップ302において、コンテンツの配信を行う。センタサーバ104が、コンテンツ登録・配信プログラム105を起動して、利用者端末101より送信されたコンテンツID(0001)をキーとして、コンテンツテーブル109からコンテンツを検索し、該当するコンテンツを利用者端末102に配信する。
【0013】
次に、ステップ303において、配信したコンテンツの配信件数を増分する。コンテンツ登録・配信プログラム105が、コンテンツテーブル109のコンテンツID(1000)の配信件数を、1件増分する。なお、本処理は、ステップ302の、配信するコンテンツのコンテンツIDを受け取ったタイミングで行ってもよい。
【0014】
また、ステップ304において、利用者端末が、コンテンツの受信処理を行う。利用者端末102が、センタサーバ104から配信された、コンテンツID(0001)で識別されるコンテンツを受信する。なお、ステップ303とステップ304は順不同である。
【0015】
次に、ステップ305において、利用者端末102がコンテンツを用いた処理を行う。例えば、コンテンツがプログラムであれば、利用者端末102はプログラムに従い所定の処理を行い、コンテンツが画像であれば、利用者端末102は画像を表示するプログラムを利用して、例えばディスプレイ装置に表示する処理を行う。なお、コンテンツの利用は利用者端末102からコンテンツを転送した他の端末でもよい。以上で、配信処理を終了する。
【0016】
次に、アンケート処理について、図3を用いて、説明する。アンケート処理とは、利用者端末が、コンテンツを利用した利用者の入力を通じ、アンケート回答情報をセンタサーバに送信し、受信したセンタサーバでアンケート回答情報を評価し、登録する処理である。なお、アンケートに回答するためには、アンケートを端末にする必要があるが、その方法として、例えばコンテンツ送付時にアンケートを同時に送付する方法や、センタサーバが、所定のアンケート入力フォームを用意したアンケート回答プログラムを公開し、それを端末から利用する方法がある。
【0017】
まず、ステップ306において、アンケート回答情報の送信処理を行う。利用者端末102が、コンテンツを利用した利用者の入力を通じて、アンケート回答情報と、アンケート回答者の利用者ID(2000)、アンケート回答の対象となるコンテンツID(0001)をセンタサーバ104に送信する。なお、ここでは、利用者端末102からアンケート回答情報の送信を実行したが、センタサーバに接続可能な他のPC端末や携帯電話からこれらの情報を送信してもよい。
【0018】
次に、ステップ307において、アンケート回答情報の登録を行う。センタサーバ104が、アンケート評価・登録プログラム106を起動して、利用者端末102より送信されたアンケート回答情報、利用者ID(2000)、コンテンツID(0001)を受信し、アンケートテーブル110に登録する。
【0019】
次に、ステップ308において、対象となるコンテンツにインセンティブのための評価ポイントを与えてよいか、アンケート回答情報の判定処理を行う。アンケート解析・登録プログラム106が、利用者端末101より送信されたアンケート回答情報を評価し、アンケートの対象であるコンテンツに評価ポイントを付与してよいかどうか、また、どれだけの評価ポイントを付与するのかを判定する。評価の方法として、例えば、「大変良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、「大変悪い」と5段階の評価があったとき、順に5ポイント、4ポイント、3ポイント、2ポイント、1ポイントと与える方法や、「大変良い」と回答されたコンテンツに規定したポイント(例えば1ポイント)を付与する方法がある。
【0020】
次に、ステップ309において、評価ポイントをコンテンツへ付与する。ステップ308でコンテンツに評価ポイントを付与すると判定された場合、アンケート評価・登録プログラム106が、コンテンツテーブル109から、アンケートの対象となったコンテンツのコンテンツID(0001)を検索し、該当する行のアンケートポイントにステップ308で決定した評価ポイント(例えば1ポイント)を加算する。
【0021】
次に、ステップ310において、アンケートに回答した利用者の、アンケート回答件数を増分する。アンケート評価・登録プログラム106が、利用者テーブル110からアンケート回答者の利用者ID(2000)を検索し、該当する行のアンケート回答件数を1件増分する。以上で、アンケート処理を終了する。
【0022】
次に、インセンティブ処理について、図3を用いて、説明する。インセンティブ処理とは、センタサーバが、コンテンツの配信件数やアンケートの結果から、利用者ごとのインセンティブを算出することである。ここで、インセンティブには、報奨金、ポイント(報奨金に類するものや評価点など)を含む。このため、インセンティブ処理には、インセンティブを所定のシステムに通知することが含まれる。この所定のシステムには、インセンティブを受け取る人間が使用するシステムが含まれる。また、インセンティブが報奨金を含む金銭の場合、所定のシステムには、インセンティブの支払処理を行うシステムが含まれる。この支払処理を行うシステムには、銀行のシステムが含まれる。
【0023】
インセンティブ処理においては、まず、ステップ311において、インセンティブ算出の基礎となる、獲得ポイントの算出を行う。センタサーバ104は、ある期間、例えば四半期ごとに、インセンティブ計算プログラム107を起動して、利用者ごとの獲得ポイントを算出する。以下、図4を用いて具体例を示す。
【0024】
まず、コンテンツ配信件数による獲得ポイントを算出する。初めに、コンテンツテーブル109の配信件数をカテゴリごとに合計する。カテゴリ1093と配信件数1094から、カテゴリ(A)の合計配信件数は5件、カテゴリ(B)の合計配信件数は10件である。そして、当該カテゴリの合計配信件数に対する、コンテンツの配信件数の割合を百分率で算出し、これをコンテンツの獲得ポイントとする。コンテンツID(0002)のコンテンツの獲得ポイントは、コンテンツテーブル109から、4(配信件数)÷5(合計配信件数)×100(%)で、80ポイントとなる。そして、コンテンツ配信件数による獲得ポイントを、利用者ID単位で集計し、インセンティブテーブル112に登録する。利用者ID(2000)のコンテンツ配信件数による獲得ポイントは、コンテンツID(0002)の配信件数による80ポイントと、コンテンツID(0004)の配信件数による90ポイントで、合計170ポイントとなり、このポイント(170)を今期獲得ポイント1122に、コンテンツ登録者の利用者ID(2000)を利用者ID1121に登録する。既に同じ利用者ID1121に同じ利用者IDが登録されている場合は、その行の今期獲得ポイント1122に獲得ポイントを加算する。次に、コンテンツのアンケート評価による獲得ポイントを算出する。初めに、コンテンツテーブル109の評価ポイントの合計値を算出する。コンテンツテーブル109から、評価ポイント1095の合計値は10ポイントとなる。
【0025】
そして、合計評価ポイントに対する、コンテンツの評価ポイントの割合を百分率で算出し、コンテンツの獲得ポイントとする。コンテンツID(0002)のコンテンツの獲得ポイントは、コンテンツテーブル109から、1(評価ポイント)÷10(合計評価ポイント)×100(%)で、10ポイントとなる。そして、アンケート評価による獲得ポイントを、利用者ID単位で集計し、インセンティブテーブル112に登録する。利用者ID(2000)のアンケート評価による獲得ポイントは、コンテンツID(0002)のアンケート評価による10ポイント、コンテンツID(0004)のアンケート評価による80ポイントで、合計90ポイントとなる。ここでポイントの算出を、合計評価ポイント以外の一定の数値を評価ポイントに掛け合わせることで算出してもよい。また、一定の数値でなく、対象者毎の数値や評価ポイントに応じた数値(例えば、評価ポイントが1〜10ならば10を掛け、11以上の場合7を掛けるなど)してもよい。さらに、これらのコンビネーションも本実施例に含まれる。
【0026】
さらに、本実施例には、評価ポイントがマイナスであることも含まれる。但し、この場合、累積値がマイナスになる場合は、下限値である0を下回らない構成としてもよい。つまり、コンテンツの登録者が金銭を支払うことをなくすようにする。また、コンテンツの利用者の1つのコンテンツに対するアンケート回数を、そのコンテンツの配信回数に対応した回数に制限することも本実施例に含まれる。例えば、配信回数と同じ回数をアンケート可能回数としてもよい。図示しないが、コンテンツIDおよびアンケートに回答した利用者IDに、当該利用者IDに配信した回数およびアンケートへの回答回数を対応付けて記憶する。つまり、当該利用者IDへの配信およびアンケートへの回答を検知し、その都度、回数をカウントし、対応する領域に格納する。
【0027】
また、アンケート回数をコンテンツあたり所定回数(例えば、1回)に制限してもよい。この場合、コンテンツIDおよびアンケートに回答した利用者IDに、アンケート回答回数を対応付けて記憶しておき、これに基づいて制御を実行する。
【0028】
インセンティブテーブル112の利用者ID1121を、利用者ID(2000)で検索し、該当行の今期獲得ポイント1122に90ポイントを加算する。この時点で、利用者ID(2000)の獲得ポイントは260ポイントとなる。次に、利用者のアンケート回答件数による獲得ポイントを算出する。初めに、利用者テーブル110のアンケート回答件数の合計値を算出する。利用者テーブル110から、アンケート回答件数1102の合計値は5件である。そして、合計アンケート回答件数に対する、利用者のアンケート回答件数の割合を百分率で算出し、利用者の獲得ポイントとする。利用者(2000)の獲得ポイントは、利用者テーブル110から、2(アンケート回答件数)÷5(合計アンケート回答件数)×100(%)で、40ポイントとなる。インセンティブテーブル112の利用者ID1121を、利用者ID(2000)で検索し、該当行の今期獲得ポイント1122に40ポイントを加算する。この時点で、利用者ID(2000)の獲得ポイントは300ポイントとなる。
【0029】
ここで、獲得ポイントは、合計アンケート回答件数で、対象者のアンケート回答件数で割っているが、その他の手法を用いてもよい。アンケート回答件数に一定数値を掛け合わせて算出してもよい。また、一定の数値でなく、対象者毎の数値やアンケート回答件数に応じた数値(例えば、アンケート回答件数が1〜10ならば10を掛け、11以上の場合7を掛けるなど)してもよい。さらに、これらのコンビネーションも本実施例に含まれる。
【0030】
次に、ステップ312において、一定ポイント(x)以上獲得した利用者のインセンティブを一律にする。このポイントは、システム内に記憶しておく。このステップで、限度を超えたインセンティブ支払を防ぐことができる。インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112から、今期獲得ポイント1122を確認し、獲得ポイントが一定以上(例えば100ポイント以上)であれば、登録されているポイントを100ポイントに変換する。図4の例では、インセンティブテーブル112の今期獲得ポイント112a22が300ポイントと100ポイントを超えているので、112b22のように100ポイントに変換する。
【0031】
次に、ステップ313において、一定ポイント以下しか獲得していない利用者のインセンティブを0ポイントにする。このステップで、効果の薄い少額のインセンティブ支払を防ぐことができる。インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112から、今期獲得ポイント1122を確認し、獲得ポイントが一定未満(例えば20ポイント未満)であれば、登録されているポイントを0ポイントに変換する。図4の例では、インセンティブテーブル112の今期獲得ポイント112a23が10ポイントで20ポイント未満なので、112b23のように0ポイントに変換する。
【0032】
次に、ステップ314において、先期にインセンティブを受け取った利用者のインセンティブを半分にする。このステップで、同じ人が多くのインセンティブを受け取り続けるのを防ぐことができる。インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112から先期獲得ポイント1123を確認し、獲得ポイントが0以上であれば、その利用者の今期獲得ポイントを半分にする。図4の例では、インセンティブテーブル112の先期獲得ポイント112a31が60ポイントで、利用者ID(1000)の利用者は先期インセンティブを受け取ったことがわかるので、112b21のようにポイントを半減する。さらに、端数を削除する構成としてもよい。つまり、35ポイントを算出した場合、5ポイントを削除し、30ポイントとして、インセンティブを算出してもよい。
【0033】
次に、ステップ315において、インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112の今期獲得ポイント1122に、一定の換金率(例えば1ポイントあたり500円)を掛け、該当する利用者IDをもつ利用者への支払処理を行う。支払処理の方法の例としては、給与システムと連携し、対象者と金額を給与システム側に渡す方法がある。なお、ここでインセンティブを現金、商品券や独自の割引ポイントとしてもよい。以上で、インセンティブ処理を終了する。
【0034】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、コンテンツ利用者に対するインセンティブが考慮され、コンテンツの共用を促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例の登録処理の内容を示すフローチャート。
【図3】本発明の一実施例の配信処理、インセンティブ処理の内容を示すフローチャート。
【図4】本発明の一実施例で用いられるテーブルを示す図。
【符号の説明】
101および102…利用者端末、103…ネットワーク、104…センタサーバ、105…コンテンツ登録・配信プログラム、106…アンケート評価・登録プログラム、107…インセンティブ計算プログラム、108…データベース、109…コンテンツテーブル、110…利用者テーブル、111…アンケートテーブル、112…インセンティブテーブル。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラムを含む電子的なデータであるコンテンツの流通もしくは共用を促進するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンテンツの共用を促進するために、コンテンツ提供者にインセンティブを与えるものがある(特許文献1参照)。特許文献1では、コンテンツ提供者が提供したコンテンツに対する評価を受け付け、この評価に基づいて、コンテンツ提供者に対する報酬の額を計算している。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−366844号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、閲覧者が評価することになっている。しかし閲覧者が評価することに対するインセンティブについては何ら考慮されていない。また、特許文献1では、コンテンツ提供者のみに報酬が支払われる。つまり、コンテンツの利用者に対するインセンティブについては、何ら考慮されていない。このため、閲覧者が評価を必ずしも行わないとの問題が生じる。これにより、コンテンツ提供者への報酬が計算できず、コンテンツの共用を促進できないとの課題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、コンテンツの利用者に対して、利用したコンテンツを評価した量に応じたインセンティブのための数量(例えば、報酬の金額)を計算する。本発明のコンテンツ共用方法および装置では、まず、コンテンツ登録者の端末からコンテンツ登録依頼があった場合、それに応じ当該コンテンツをセンタサーバに登録する。次に、コンテンツ利用者の端末からセンタサーバに対し、前記登録されたコンテンツ配信要求があった場合、それに応じ当該コンテンツを利用者端末へ配信する。次に、コンテンツ利用者の端末からセンタサーバに対し、前記配信されたコンテンツに対する評価登録依頼があった場合、それに応じその評価をセンタサーバに登録する。そして、前記登録されたコンテンツ評価の数量から、コンテンツ利用者に対するインセンティブを計算する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1に、本実施の形態のシステム構成図を示す。PCや携帯電話などの利用者端末10(−1、2)は、本実施の形態における主たる処理を実行するセンタサーバ104とネットワーク103を介して、接続される。センタサーバ104は、コンテンツ登録・配信プログラム105、アンケート解析・登録プログラム106、インセンティブ計算プログラム107を有し、データベース108と接続している。データベース108は、コンテンツテーブル109、利用者テーブル110、アンケートテーブル111、インセンティブテーブル112を有している。また、利用者端末10(−1,2)およびセンタサーバ104は、プログラムに従い所定の処理を行うコンピュータで実現可能である。次に、図2および図3に示すフローチャートを用いて、本実施の形態の処理内容を説明する。本実施の形態には、大きく分けて「登録処理」、「配信処理」、「アンケート処理」、「インセンティブ処理」がある。
【0007】
まず登録処理について、図2を用いて説明する。登録処理とは、利用者端末がコンテンツを共用するために、利用者の入力を通じて、センタサーバにコンテンツと付帯する情報を送信し、センタサーバが、送信されたコンテンツを検索、配信できるように、送信されたコンテンツおよび付帯する情報を保存する処理である。
【0008】
登録処理においては、まず、ステップ201において、利用者端末からのコンテンツ登録要求を行う。利用者端末101は、コンテンツを登録する利用者の入力によって、コンテンツを登録する利用者の利用者ID(1000)、コンテンツの登録を要求するカテゴリ(A)、登録するコンテンツをセンタサーバ104に送信する。コンテンツの例としては、プログラム、静止画像、音声、動画、文章が挙げられる。なお、本実施例ではコンテンツの本体を送信しているが、コンテンツの位置を指し示す情報を送信するとしてもよい。
【0009】
次に、ステップ202において、利用者端末から受信したコンテンツを含む情報の登録を行う。センタサーバ104は、利用者端末101より送信されたコンテンツ、利用者ID(1000)、カテゴリ(A)を受信する。センタサーバ104は、コンテンツ登録・配信プログラム105を起動して、受信したコンテンツと、受信した利用者ID(1000)と、受信したカテゴリ(A)と、コンテンツを識別するコンテンツID(0001)と、配信件数の初期値(0)と、アンケートポイントの初期値(0)を、コンテンツテーブル109に登録する。
以上で、登録処理を終了する。
【0010】
次に、配信処理について、図3を用いて、説明する。配信処理とは、利用者端末が、共用されているコンテンツを利用したい利用者の入力を通じて、センタサーバにコンテンツの配信を要求し、センタサーバが要求されたコンテンツを利用者端末へ配信する処理である。
【0011】
まず、ステップ301において、コンテンツの配信要求を行う。利用者端末102が、コンテンツを利用したい利用者の入力を通じて、利用したいコンテンツのコンテンツID(0001)を、センタサーバ104に送信する。なお、利用者端末102が利用したいコンテンツのコンテンツIDを取得する方法としては、例えば、センタサーバ104が、コンテンツ名またはコンテンツ名の一部からコンテンツIDを検索するプログラムを利用者端末に公開し、利用者端末102が、検索プログラムを利用してコンテンツIDを特定する方法がある。
【0012】
次に、ステップ302において、コンテンツの配信を行う。センタサーバ104が、コンテンツ登録・配信プログラム105を起動して、利用者端末101より送信されたコンテンツID(0001)をキーとして、コンテンツテーブル109からコンテンツを検索し、該当するコンテンツを利用者端末102に配信する。
【0013】
次に、ステップ303において、配信したコンテンツの配信件数を増分する。コンテンツ登録・配信プログラム105が、コンテンツテーブル109のコンテンツID(1000)の配信件数を、1件増分する。なお、本処理は、ステップ302の、配信するコンテンツのコンテンツIDを受け取ったタイミングで行ってもよい。
【0014】
また、ステップ304において、利用者端末が、コンテンツの受信処理を行う。利用者端末102が、センタサーバ104から配信された、コンテンツID(0001)で識別されるコンテンツを受信する。なお、ステップ303とステップ304は順不同である。
【0015】
次に、ステップ305において、利用者端末102がコンテンツを用いた処理を行う。例えば、コンテンツがプログラムであれば、利用者端末102はプログラムに従い所定の処理を行い、コンテンツが画像であれば、利用者端末102は画像を表示するプログラムを利用して、例えばディスプレイ装置に表示する処理を行う。なお、コンテンツの利用は利用者端末102からコンテンツを転送した他の端末でもよい。以上で、配信処理を終了する。
【0016】
次に、アンケート処理について、図3を用いて、説明する。アンケート処理とは、利用者端末が、コンテンツを利用した利用者の入力を通じ、アンケート回答情報をセンタサーバに送信し、受信したセンタサーバでアンケート回答情報を評価し、登録する処理である。なお、アンケートに回答するためには、アンケートを端末にする必要があるが、その方法として、例えばコンテンツ送付時にアンケートを同時に送付する方法や、センタサーバが、所定のアンケート入力フォームを用意したアンケート回答プログラムを公開し、それを端末から利用する方法がある。
【0017】
まず、ステップ306において、アンケート回答情報の送信処理を行う。利用者端末102が、コンテンツを利用した利用者の入力を通じて、アンケート回答情報と、アンケート回答者の利用者ID(2000)、アンケート回答の対象となるコンテンツID(0001)をセンタサーバ104に送信する。なお、ここでは、利用者端末102からアンケート回答情報の送信を実行したが、センタサーバに接続可能な他のPC端末や携帯電話からこれらの情報を送信してもよい。
【0018】
次に、ステップ307において、アンケート回答情報の登録を行う。センタサーバ104が、アンケート評価・登録プログラム106を起動して、利用者端末102より送信されたアンケート回答情報、利用者ID(2000)、コンテンツID(0001)を受信し、アンケートテーブル110に登録する。
【0019】
次に、ステップ308において、対象となるコンテンツにインセンティブのための評価ポイントを与えてよいか、アンケート回答情報の判定処理を行う。アンケート解析・登録プログラム106が、利用者端末101より送信されたアンケート回答情報を評価し、アンケートの対象であるコンテンツに評価ポイントを付与してよいかどうか、また、どれだけの評価ポイントを付与するのかを判定する。評価の方法として、例えば、「大変良い」、「良い」、「普通」、「悪い」、「大変悪い」と5段階の評価があったとき、順に5ポイント、4ポイント、3ポイント、2ポイント、1ポイントと与える方法や、「大変良い」と回答されたコンテンツに規定したポイント(例えば1ポイント)を付与する方法がある。
【0020】
次に、ステップ309において、評価ポイントをコンテンツへ付与する。ステップ308でコンテンツに評価ポイントを付与すると判定された場合、アンケート評価・登録プログラム106が、コンテンツテーブル109から、アンケートの対象となったコンテンツのコンテンツID(0001)を検索し、該当する行のアンケートポイントにステップ308で決定した評価ポイント(例えば1ポイント)を加算する。
【0021】
次に、ステップ310において、アンケートに回答した利用者の、アンケート回答件数を増分する。アンケート評価・登録プログラム106が、利用者テーブル110からアンケート回答者の利用者ID(2000)を検索し、該当する行のアンケート回答件数を1件増分する。以上で、アンケート処理を終了する。
【0022】
次に、インセンティブ処理について、図3を用いて、説明する。インセンティブ処理とは、センタサーバが、コンテンツの配信件数やアンケートの結果から、利用者ごとのインセンティブを算出することである。ここで、インセンティブには、報奨金、ポイント(報奨金に類するものや評価点など)を含む。このため、インセンティブ処理には、インセンティブを所定のシステムに通知することが含まれる。この所定のシステムには、インセンティブを受け取る人間が使用するシステムが含まれる。また、インセンティブが報奨金を含む金銭の場合、所定のシステムには、インセンティブの支払処理を行うシステムが含まれる。この支払処理を行うシステムには、銀行のシステムが含まれる。
【0023】
インセンティブ処理においては、まず、ステップ311において、インセンティブ算出の基礎となる、獲得ポイントの算出を行う。センタサーバ104は、ある期間、例えば四半期ごとに、インセンティブ計算プログラム107を起動して、利用者ごとの獲得ポイントを算出する。以下、図4を用いて具体例を示す。
【0024】
まず、コンテンツ配信件数による獲得ポイントを算出する。初めに、コンテンツテーブル109の配信件数をカテゴリごとに合計する。カテゴリ1093と配信件数1094から、カテゴリ(A)の合計配信件数は5件、カテゴリ(B)の合計配信件数は10件である。そして、当該カテゴリの合計配信件数に対する、コンテンツの配信件数の割合を百分率で算出し、これをコンテンツの獲得ポイントとする。コンテンツID(0002)のコンテンツの獲得ポイントは、コンテンツテーブル109から、4(配信件数)÷5(合計配信件数)×100(%)で、80ポイントとなる。そして、コンテンツ配信件数による獲得ポイントを、利用者ID単位で集計し、インセンティブテーブル112に登録する。利用者ID(2000)のコンテンツ配信件数による獲得ポイントは、コンテンツID(0002)の配信件数による80ポイントと、コンテンツID(0004)の配信件数による90ポイントで、合計170ポイントとなり、このポイント(170)を今期獲得ポイント1122に、コンテンツ登録者の利用者ID(2000)を利用者ID1121に登録する。既に同じ利用者ID1121に同じ利用者IDが登録されている場合は、その行の今期獲得ポイント1122に獲得ポイントを加算する。次に、コンテンツのアンケート評価による獲得ポイントを算出する。初めに、コンテンツテーブル109の評価ポイントの合計値を算出する。コンテンツテーブル109から、評価ポイント1095の合計値は10ポイントとなる。
【0025】
そして、合計評価ポイントに対する、コンテンツの評価ポイントの割合を百分率で算出し、コンテンツの獲得ポイントとする。コンテンツID(0002)のコンテンツの獲得ポイントは、コンテンツテーブル109から、1(評価ポイント)÷10(合計評価ポイント)×100(%)で、10ポイントとなる。そして、アンケート評価による獲得ポイントを、利用者ID単位で集計し、インセンティブテーブル112に登録する。利用者ID(2000)のアンケート評価による獲得ポイントは、コンテンツID(0002)のアンケート評価による10ポイント、コンテンツID(0004)のアンケート評価による80ポイントで、合計90ポイントとなる。ここでポイントの算出を、合計評価ポイント以外の一定の数値を評価ポイントに掛け合わせることで算出してもよい。また、一定の数値でなく、対象者毎の数値や評価ポイントに応じた数値(例えば、評価ポイントが1〜10ならば10を掛け、11以上の場合7を掛けるなど)してもよい。さらに、これらのコンビネーションも本実施例に含まれる。
【0026】
さらに、本実施例には、評価ポイントがマイナスであることも含まれる。但し、この場合、累積値がマイナスになる場合は、下限値である0を下回らない構成としてもよい。つまり、コンテンツの登録者が金銭を支払うことをなくすようにする。また、コンテンツの利用者の1つのコンテンツに対するアンケート回数を、そのコンテンツの配信回数に対応した回数に制限することも本実施例に含まれる。例えば、配信回数と同じ回数をアンケート可能回数としてもよい。図示しないが、コンテンツIDおよびアンケートに回答した利用者IDに、当該利用者IDに配信した回数およびアンケートへの回答回数を対応付けて記憶する。つまり、当該利用者IDへの配信およびアンケートへの回答を検知し、その都度、回数をカウントし、対応する領域に格納する。
【0027】
また、アンケート回数をコンテンツあたり所定回数(例えば、1回)に制限してもよい。この場合、コンテンツIDおよびアンケートに回答した利用者IDに、アンケート回答回数を対応付けて記憶しておき、これに基づいて制御を実行する。
【0028】
インセンティブテーブル112の利用者ID1121を、利用者ID(2000)で検索し、該当行の今期獲得ポイント1122に90ポイントを加算する。この時点で、利用者ID(2000)の獲得ポイントは260ポイントとなる。次に、利用者のアンケート回答件数による獲得ポイントを算出する。初めに、利用者テーブル110のアンケート回答件数の合計値を算出する。利用者テーブル110から、アンケート回答件数1102の合計値は5件である。そして、合計アンケート回答件数に対する、利用者のアンケート回答件数の割合を百分率で算出し、利用者の獲得ポイントとする。利用者(2000)の獲得ポイントは、利用者テーブル110から、2(アンケート回答件数)÷5(合計アンケート回答件数)×100(%)で、40ポイントとなる。インセンティブテーブル112の利用者ID1121を、利用者ID(2000)で検索し、該当行の今期獲得ポイント1122に40ポイントを加算する。この時点で、利用者ID(2000)の獲得ポイントは300ポイントとなる。
【0029】
ここで、獲得ポイントは、合計アンケート回答件数で、対象者のアンケート回答件数で割っているが、その他の手法を用いてもよい。アンケート回答件数に一定数値を掛け合わせて算出してもよい。また、一定の数値でなく、対象者毎の数値やアンケート回答件数に応じた数値(例えば、アンケート回答件数が1〜10ならば10を掛け、11以上の場合7を掛けるなど)してもよい。さらに、これらのコンビネーションも本実施例に含まれる。
【0030】
次に、ステップ312において、一定ポイント(x)以上獲得した利用者のインセンティブを一律にする。このポイントは、システム内に記憶しておく。このステップで、限度を超えたインセンティブ支払を防ぐことができる。インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112から、今期獲得ポイント1122を確認し、獲得ポイントが一定以上(例えば100ポイント以上)であれば、登録されているポイントを100ポイントに変換する。図4の例では、インセンティブテーブル112の今期獲得ポイント112a22が300ポイントと100ポイントを超えているので、112b22のように100ポイントに変換する。
【0031】
次に、ステップ313において、一定ポイント以下しか獲得していない利用者のインセンティブを0ポイントにする。このステップで、効果の薄い少額のインセンティブ支払を防ぐことができる。インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112から、今期獲得ポイント1122を確認し、獲得ポイントが一定未満(例えば20ポイント未満)であれば、登録されているポイントを0ポイントに変換する。図4の例では、インセンティブテーブル112の今期獲得ポイント112a23が10ポイントで20ポイント未満なので、112b23のように0ポイントに変換する。
【0032】
次に、ステップ314において、先期にインセンティブを受け取った利用者のインセンティブを半分にする。このステップで、同じ人が多くのインセンティブを受け取り続けるのを防ぐことができる。インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112から先期獲得ポイント1123を確認し、獲得ポイントが0以上であれば、その利用者の今期獲得ポイントを半分にする。図4の例では、インセンティブテーブル112の先期獲得ポイント112a31が60ポイントで、利用者ID(1000)の利用者は先期インセンティブを受け取ったことがわかるので、112b21のようにポイントを半減する。さらに、端数を削除する構成としてもよい。つまり、35ポイントを算出した場合、5ポイントを削除し、30ポイントとして、インセンティブを算出してもよい。
【0033】
次に、ステップ315において、インセンティブ計算プログラム107が、インセンティブテーブル112の今期獲得ポイント1122に、一定の換金率(例えば1ポイントあたり500円)を掛け、該当する利用者IDをもつ利用者への支払処理を行う。支払処理の方法の例としては、給与システムと連携し、対象者と金額を給与システム側に渡す方法がある。なお、ここでインセンティブを現金、商品券や独自の割引ポイントとしてもよい。以上で、インセンティブ処理を終了する。
【0034】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、コンテンツ利用者に対するインセンティブが考慮され、コンテンツの共用を促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例の登録処理の内容を示すフローチャート。
【図3】本発明の一実施例の配信処理、インセンティブ処理の内容を示すフローチャート。
【図4】本発明の一実施例で用いられるテーブルを示す図。
【符号の説明】
101および102…利用者端末、103…ネットワーク、104…センタサーバ、105…コンテンツ登録・配信プログラム、106…アンケート評価・登録プログラム、107…インセンティブ計算プログラム、108…データベース、109…コンテンツテーブル、110…利用者テーブル、111…アンケートテーブル、112…インセンティブテーブル。
Claims (4)
- コンテンツを複数の端末で共用するコンテンツ共用方法において、
コンテンツ登録者の登録端末から送信される登録を希望するコンテンツを含むコンテンツ登録依頼をセンタサーバが受信し、
前記センタサーバは、前記コンテンツと前記コンテンツ登録者を対応付けて登録し、
前記センタサーバは、コンテンツ利用者の利用端末から送信されるコンテンツの利用要求に該当するコンテンツを特定して、前記利用端末に特定されたコンテンツを配信し、
前記利用端末からの配信されたコンテンツに対する評価を、前記センタサーバが受付け、
前記センタサーバは、前記コンテンツ登録者と前記評価に対応する登録数値を対応付けて登録し、
前記登録数値の累積値を算出して、前記累積値に基づいて前記コンテンツに関するインセンティブを算出することを特徴とするコンテンツ共用方法。 - 請求項1に記載のコンテンツ共有方法において、
前記コンテンツ利用者と前記評価を行ったことに対する評価数値を対応付けて登録し、
前記登録数値および前記評価数値の累積値を算出して、前記インセンティブを算出することを特徴とするコンテンツ共有方法。 - 請求項1に記載のコンテンツ共有方法において、
前記インセンティブは、前記累積数値に比例する金額を示す金銭であることを特徴とするコンテンツ共有方法。 - 請求項1に記載のコンテンツ共有方法において、
前記インセンティブの上限値を記録しておき、
前記累積数値に対応するインセンティブが前記上限値を越えるか否かを判断して、越える場合前記上限値をインセンティブとすることを特徴とするコンテンツ共有方法。
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JP2010533921A (ja) * | 2007-07-19 | 2010-10-28 | デパルマ,マーク,エス. | 認定を蓄積するためのシステムおよび方法 |
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2003
- 2003-07-24 JP JP2003200835A patent/JP2005044006A/ja active Pending
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