JP2005043289A - 深度検出回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の深度センサ、例えば広範囲の測定範囲を有する深度センサと測定範囲の狭い深度センサの2つの深度センサを切り替えて用いる深度検出回路において、深度センサを切り替えたときの出力値が急変しない深度検出回路を提供する。
【解決手段】水中に物体を吊下/揚収する際の深度検出回路において、複数の深度検出センサと、当該複数の深度検出センサからの深度センサ出力を切り替えて深度データとして出力するCPUとを有し、前記CPUは、予め設定した第1の深度から前記第1の深度より深い第2の深度までの間は、切り替える2つの深度センサ出力を補正して深度データとして出力することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】水中に物体を吊下/揚収する際の深度検出回路において、複数の深度検出センサと、当該複数の深度検出センサからの深度センサ出力を切り替えて深度データとして出力するCPUとを有し、前記CPUは、予め設定した第1の深度から前記第1の深度より深い第2の深度までの間は、切り替える2つの深度センサ出力を補正して深度データとして出力することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、深度検出回路に関し、特に、水中に物体をケーブルにより吊下/揚収する装置において、深度センサの出力を検出して物体の吊下/揚収速度を制御する装置に関する。
従来の深度検出回路は、図3に示すように、低水圧から高水圧までの広範囲を1つの深度センサを用いて深度検出をしていた。
なお、深度検出回路ではないが、圧力センサを用いた装置として特開平6−186119号公報に記載の発明が公開されており、出力データの急激な変化をなくして変化が滑らかなセンサ出力を得るために、複数の圧力センサを切り換えるようにしている。
従来の深度検出回路のように広範囲の1つの深度センサを使用すると、低水圧時の出力が微弱になるため、精度が劣化すると共に、信号と雑音のレベル差がなくなり、雑音により深度のバラツキが大きくなるため、低水圧時に実際の深度と検出された深度の誤差が大きくなるという問題があった。
また、本発明にかかる装置は、深度センサ信号の単位時間あたりの変化量で物体の吊下/揚収速度の制御を行うため、特開平6−186119号公報に記載の発明のように単純に複数のセンサを使用するだけでは、センサの切り替え時に変化量が急激に変化し、この時に吊下/揚収速度が減少/増加してしまう。つまり、複数の深度センサを切り替えたときのセンサ出力の差により、物体の速度制御が不安定になり、ケーブル及びケーブル巻き取り装置等の機械的部分に負荷をかけてしまうという問題があった。
本発明はかかる問題を解決すべく、複数の深度センサ、例えば広範囲の測定範囲を有する深度センサと測定範囲の狭い深度センサの2つの深度センサを切り替えて用いる深度検出回路において、深度センサを切り替えたときの出力値が急変しない深度検出回路を提供することを目的とする。
そこで本発明にかかる深度検出回路は、水中に物体を吊下/揚収する際の深度検出回路において、複数の深度検出センサと、当該複数の深度検出センサからの深度センサ出力を切り替えて深度データとして出力するCPUとを有し、前記CPUは、予め設定した第1の深度から前記第1の深度より深い第2の深度までの間は、切り替える2つの深度センサ出力を補正して深度データとして出力することを特徴とする。
この場合、前記補正は、切り替える2つの深度センサ出力の平均値としても良く、又、時間又は深度に応じて、切り替える2つの深度センサの出力にそれぞれ複数の重みづけを行い算出することとしても良い。
本発明によれば、測定範囲の異なる深度センサを切り替えて深度検出することで、低水圧時には、測定範囲の狭い深度センサ(広範囲の深度センサより精度が高い)を使用することで精度が向上するため、低水圧時の実際の深度と検出される深度の誤差を小さくすることができる。
また、複数の深度センサを切り替えるタイミングを、吊下時と揚収時とで変え、また切り替え後一定時間は出力値を補正するため、吊下と揚収の方向に対応し、また深度の変化量を小さくすることができ、速度の急激な変化を抑えることができる。つまり、当該切り替え時の出力差によってケーブル及びケーブル巻き取り装置の機械的部分への負荷を軽減できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明にかかる深度検出回路の構成を示しており、深深度用の深度センサ1と、浅深度用の深度センサ2と、これらの測定値を増幅するAmp3及び4と、これらの増幅した測定値をデジタル信号に変換するA/D5及び6と、これらのデジタル信号に変換された信号を補正して図示しない内部回路に送信するCPU7とを備えている。
次に本発明にかかる深度検出回路の動作について図2を参照して説明する。
まず、物体を吊下/揚収する際、この物体の深度が深い場合は深度センサ1の深度センサ出力10を用い、浅い場合は深度センサ2の深度センサ出力11を用いて、CPU7はこれを取り込み深度データ16として出力する。
ここで、物体が浅いところから深いところに吊り下げるとき、又は深いところから浅いところに揚収するときは、図2に示すように、深度センサの性能差等により、深度センサ1の深度センサ出力10と深度センサ2の深度センサ出力11にはズレがあるため、CPU7でそれぞれの出力値を補正する。
この補正について説明すると、まず吊下時においては、始め浅深度用の深度センサ2の深度センサ出力11を深度データ16として出力するが、深度bに到達すると、深度センサ出力10と深度センサ出力11から、例えばその中間値に補正して深度データ16として出力する。その後、深度aに到達すると、深深度用の深度センサ1の深度センサ出力10を深度データ16として出力する。
反対に揚収時においては、始め深深度用の深度センサ1の深度センサ出力10を深度データ16として出力するが、深度aに到達すると、深度センサ出力10と深度センサ出力11から、例えばその中間値に補正して深度データ16として出力する。その後、深度bに到達すると、浅深度用の深度センサ2の深度センサ出力11を深度データ16として出力する。
この補正方法については、時系列に複数のデータをサンプリングして移動平均処理する方法では、時定数により深度データ16が出力されるまでに時間がかかり、実際の深度との間に時間的なズレが生じてしまうため、CPU7は単純平均補正を行うことが望ましい。
ただし、より出力値のズレを小さくしたい場合は、それぞれの測定値を補正する際に、それぞれの測定値に時間又は深度に応じて複数の重みづけを行うことで、より滑らかな切り替えが可能となる。
1 深深度用の深度センサ
2 浅深度用の深度センサ
3,4 Amp
5,6 A/D
7 CPU
10,11 深度センサ出力
12,13 増幅器出力
14,15 A/D変換器出力
16 深度データ
17 深度センサ
18 Amp
19 A/D
20 CPU
2 浅深度用の深度センサ
3,4 Amp
5,6 A/D
7 CPU
10,11 深度センサ出力
12,13 増幅器出力
14,15 A/D変換器出力
16 深度データ
17 深度センサ
18 Amp
19 A/D
20 CPU
Claims (3)
- 水中に物体を吊下/揚収する際の深度検出回路において、複数の深度検出センサと、当該複数の深度検出センサからの深度センサ出力を切り替えて深度データとして出力するCPUとを有し、
前記CPUは、予め設定した第1の深度から前記第1の深度より深い第2の深度までの間は、切り替える2つの深度センサ出力を補正して深度データとして出力することを特徴とする深度検出回路。 - 前記補正は、切り替える2つの深度センサ出力の平均値とすることを特徴とする請求項1に記載の深度検出回路。
- 前記補正は、時間又は深度に応じて、切り替える2つの深度センサの出力にそれぞれ複数の重みづけを行い算出することを特徴とする請求項1に記載の深度検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279451A JP2005043289A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | 深度検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003279451A JP2005043289A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | 深度検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005043289A true JP2005043289A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34265546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003279451A Withdrawn JP2005043289A (ja) | 2003-07-24 | 2003-07-24 | 深度検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005043289A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100996411B1 (ko) | 2007-06-28 | 2010-11-24 | 이석훈 | 심도 경사계 |
JP2011040850A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 周波数シンセサイザ |
CN102208897A (zh) * | 2010-03-31 | 2011-10-05 | 日本电波工业株式会社 | 基准信号振荡器 |
-
2003
- 2003-07-24 JP JP2003279451A patent/JP2005043289A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100996411B1 (ko) | 2007-06-28 | 2010-11-24 | 이석훈 | 심도 경사계 |
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CN101997545A (zh) * | 2009-08-07 | 2011-03-30 | 日本电波工业株式会社 | 频率合成器 |
CN101997545B (zh) * | 2009-08-07 | 2013-04-24 | 日本电波工业株式会社 | 频率合成器 |
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US8497740B2 (en) | 2010-03-31 | 2013-07-30 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Reference signal oscillator |
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