JP2005042834A - リニアレールロック解除装置およびロック解除方法 - Google Patents

リニアレールロック解除装置およびロック解除方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005042834A
JP2005042834A JP2003278317A JP2003278317A JP2005042834A JP 2005042834 A JP2005042834 A JP 2005042834A JP 2003278317 A JP2003278317 A JP 2003278317A JP 2003278317 A JP2003278317 A JP 2003278317A JP 2005042834 A JP2005042834 A JP 2005042834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear rail
lock
unlocking
pressing
lock plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003278317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4396171B2 (ja
Inventor
Setsuo Nakamura
節男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2003278317A priority Critical patent/JP4396171B2/ja
Publication of JP2005042834A publication Critical patent/JP2005042834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4396171B2 publication Critical patent/JP4396171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 リニアレールに対する移動体のロック固定状態を、圧縮エアを用いずに解除する。
【解決手段】 リニアレール1に沿って移動する移動体3に、リニアレール1に対して接近離反移動するロックプレート11を設け、ロックプレート11に対しリニアレール1と反対側に位置してロックプレート11と対向する面にテーパ面19a,19bを設け、ロックプレート11とテーパ面19a,19bとの間に丸棒21,23を配置する。丸棒21,23は、押圧スプリング25,27により、互いに接近する方向に押圧されることで、ロックプレート11をリニアレール1上に押し付け、移動体3をリニアレール1に対してロック固定する。丸棒21,23相互間に配置したカム部材29,31を回転させてその外周部を、ロック固定状態の丸棒21,23に接触させて押圧することで、丸棒21,23を押圧スプリング25,27に抗して移動させ、ロック固定状態を解除する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、リニアレールに沿って移動可能な移動体のロック固定状態を解除するリニアレールロック解除装置およびロック解除方法に関する。
従来、移動体として例えば自動車の製造ラインでワークを保持して搬送する治具をリニアレールに沿って移動させるものがある。リニアレール上を移動する治具を備えた移動体を、規定の位置にてロック固定した状態で、ワークに対して例えば溶接作業などの加工を行う。
ここで、移動体をリニアレール上の規定の位置でロック固定する際には、ロック装置が必要であり、従来では、そのロック装置におけるロック解除を、例えば下記特許文献1に記載されているように、圧縮エアを用いて行っている。
特開2003−148463号公報
しかしながら、ロック解除を圧縮エアを用いて行う場合には、エアを送るための配管や電磁弁などが必要であり、構造が複雑化し、コストアップを招く。
そこで、この発明は、リニアレールに固定してある移動体のロック固定状態を、圧縮エアを用いることなく解除できるようにすることを目的としている。
前記目的を達成するために、この発明は、リニアレールに沿って移動可能な移動体の前記リニアレールの表面に対向する面にテーパ面を設け、前記リニアレールの表面と前記テーパ面との間に移動可能に配置され、かつ弾性手段によって、前記テーパ面とリニアレールの表面との間隔が狭い側にテーパ面に沿って押圧されることで、前記リニアレールの表面に押し付けられて、前記移動体を前記リニアレールに対してロック固定する押圧部材を設け、前記ロック固定状態の押圧部材に対し、回転によって外周部が接触して押圧することで、前記押圧部材を前記弾性手段に抗して移動させ、前記ロック固定状態を解除するカム部材を設けた構成としてある。
この発明によれば、カム部材の回転によって押圧部材を弾性手段に抗して移動させることで、押圧部材のリニアレールに対する押し付け状態を開放し、ロック固定状態を解除するようにしたので、圧縮エアを送るための配管や電磁弁を必要とすることなくロック固定状態を解除することができ、構造の複雑化を回避してコスト低下を達成することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、この発明の実施の一形態を示すリニアレールロック解除装置の図2のC−C線に沿った正面断面図、図2は、図1に示したリニアレールロック解除装置のA−A線に沿った平面断面図、図3は、図1に示したリニアレールロック解除装置のB−B線に沿った側面断面図であり、これら各図はロック解除状態を示している。また、図4はロック固定状態での図1に対応する正面断面図である。
図1に示すように、図1中で左右方向に延びるリニアレール1に対し、移動体3を移動可能に設けてある。移動体3の下部には、図3に示すようにガイド凹部3aを設け、このガイド凹部3aにリニアレール1が嵌め込まれて移動体3が移動する。
移動体3は、第1のハウジング5と第2のハウジング7とが互いに接合されて一体化しており、第1のハウジング5内の空間9が、リニアレール1に向けて開口するとともに、第2のハウジング7に向けて開口している。
上記した空間9の第2のハウジング7側の開口を第2のハウジング7が覆っている。一方、リニアレール1側の開口付近には、リニアレール1の表面に押し付けられて移動体3をリニアレール1に対してロック固定するロックプレート11を配置してある。
ロックプレート11は、図1に示すように、空間9における移動体3の移動方向両側の内壁9a,9bに対して離間しており、この各内壁9a,9bとの間に介装してあるロックプレート支持手段としての支持スプリング13,15によって弾性的に支持されている。
上記した各支持スプリング13,15は、図1に示すロック解除状態では、図5に図1の左側部分のみ拡大して示すように、各支持スプリング13,15の互いに対向する側が、内壁9a,9b側に比べて、リニアレール1から離れた位置にある。つまり、ロックプレート1の内壁9a,9bに対向する面に傾斜した凹部11aを設けるとともに、内壁9a,9bに設けたスプリング保持具17に傾斜した凹部17aを設け、この各凹部11a,17aに、支持スプリング13,15の両端部をそれぞれ挿入する。
したがって、図1のロック解除状態では、図5に示すように、ロックプレート11は、リニアレール1の表面に対して傾斜して配置してある支持スプリング13,15の作用によって、リニアレール1の表面から浮き上がった状態となる。
上記第1のハウジング5の空間9内には、この空間9を図1中で上下に分割するようにして配置したガイド部材19を、前記各内壁9a,9b相互を連結して固定してある。このガイド部材19の両内壁9a,9b近傍のロックプレート11に対向する面には、テーパ面19a,19bをそれぞれ設けてある。
この各テーパ面19a,19bは、互いに接近する側程、ロックプレート11との間隔が狭くなる傾斜面となっており、各テーパ面19a,19bとロックプレート11との間に、押圧部材としての円筒部材である丸棒21,23を、図1中で紙面に直交する方向に延長してそれぞれ配置する。各丸棒21,23は、前記した各内壁9a,9b側に設定してある弾性手段としての押圧スプリング25,27によって互いに接近する方向に押圧されており、互いに接近離反する方向に移動可能である。
上記した各押圧スプリング25,27は、内壁9a,9bに設けてあるスプリング収容孔9a1,9b1に一端側を収容し、他端側をスプリング収容孔9a1,9b1から突出させて丸棒21,23に接触させている。この一対の丸棒21,23相互間には、一対のカム部材29,31を配置してある。カム部材29,31は、図3に示すように、ガイド部材19の両端より外側に位置しており、丸棒21,23を押圧スプリング25,27に抗して移動させる役目を果たす。
上記したカム部材29,31は、図1に示すように、ロック解除状態でその両側の丸棒21,23に先端が接触してロック解除状態を保持する凸部29a,31aをそれぞれ備えている。この接触により、各丸棒21,23を互いに離反する方向に移動させてロックプレート11によるリニアレール1に対する押し付け動作を解除する。
各カム部材29,31は、図3に示すように、第1のハウジング5の支持孔5aに対して回転可能に設けてある回転中心軸33に固定してあり、回転中心軸33の軸方向中央部には、作動アーム35の一端を連結固定している。なお、この回転中心軸33は、図示していないが、外部から回転操作可能となっている。
一方、第2のハウジング7内には、図2に示すように、互いに隣接してシリンダ部37,39を形成し、このシリンダ部37,39内に一対のピストン41,43を、移動体3の移動方向と同方向に移動可能に収容する。
この各ピストン41,43は、第1のハウジング5と反対側の端部に形成してあるフランジ41a,43aと第1のハウジング5との間に介装してあるスプリング45,47によって、第1のハウジング5から離れる方向に押し付けられている。なお、各スプリング45,47の第1のハウジング5側には、スプリングリテーナ49,51を設けてある。
また、各ピストン41,43は、第1のハウジング5側に向けて一体に突出するロッド部41b,43bを備えている。このロッド部41b,43bの先端は、第1のハウジング5内の空間9におけるガイド部材19より図1中で上部に配置してある可動ブロック53,55にそれぞれ連結固定してある。
各可動ブロック53,55は、空間9内において、ガイド部材19と第1のハウジング5の内壁との間にガイドされて移動体5の移動方向と同方向に移動可能である。この各可動ブロック53,55相互は、図1中で紙面に直交する方向に延びるピン57によって連結固定している。
そして、このピン57を、前記した作動アーム35の他端に形成してある切欠35aに移動可能に挿入して連結する。すなわち、上記したピストン41,43の移動により、作動アーム35が回転中心軸33を中心として回転し、カム部材29,31を回転させる。この作動アーム35は、図2に示すように、ガイド部材19に形成してある開口19aを通してピン57の位置まで突出している。
上記した各ピストン41,43は、スプリング45,47によって常に第1のハウジング5から離れる方向に付勢されており、したがって、常時(ロック固定状態)は、図4に示すように、第1のハウジング5から離れた位置にある。
このとき、各ピストン41,43のロッド部41b,43bに連結してある可動ブロック53,55も第2のハウジング7側に移動しており、これに伴い、作動アーム35も図1のロック解除状態から第2のハウジング7側に回転変位している。このため、ロック固定状態では、作動アーム35とともに回転するカム部材29,31も、図1のロック解除状態から時計方向に回転変位して図4の状態となる。
すなわち、図4のロック固定状態では、カム部材29,31の各凸部29a,31aは、丸棒21,23から離れた状態となる。このため各丸棒21,23は、図1の状態から、押圧スプリング25,27によって、テーパ面19a,19bとロックプレート11との間隔が狭い側に向けて、テーパ面19a,19bに沿って押圧され、互いに接近する方向に移動する。
この移動により丸棒21,23は、テーパ面19a,19bとロックプレート11との間に挟まれた状態となって、ロックプレート11をリニアレール1の表面に向けて押し付けることになり、この結果移動体3を、リニアレール1に対してロック固定することになる。
上記した図4に示すロック固定状態を解除する際には、カム部材29,31を連結固定している回転中心軸33を、移動体3の外部から図4中で反時計方向に回転させて図1の状態とする。このときカム部材29,31は、その外周に形成してある凸曲面部29b,31bが丸棒21,23に対して摺接しつつ押し付けることで、丸棒21,23を押圧スプリング25,27に抗して互いに離反する方向に移動させ、最終的には図1に示すように、各凸部29a,31aが丸棒21,23に接触した状態となる。
上記図1の状態でロックプレート11は、丸棒21,23による押圧から開放され、図5に詳細に示すように、斜めに配置してある支持スプリング13,15によってリニアレール1の表面から浮き上がってロックを解除した状態となる。
このロック解除状態では、回転中心軸33の回転によって作動アーム35も図4の位置から図1の位置まで回転し、これに伴いピストン41,43も第1のハウジング5側に移動してスプリング45,47を圧縮させる。
したがって、このロック解除状態で、移動体3を、リニアレール1に沿って移動させた後、適宜位置に停止させ、この停止位置で、回転中心軸33に対する反時計方向への回転操作力の付与を開放すると、上記圧縮状態のスプリング45,47の弾性力によって、ピストン41,43が第1のハウジング5から離れる方向に移動して図4の状態となる。
これに伴い作動アーム35も図1の状態から図4の状態となるよう回転するので、作動アーム35に回転支持軸33を介して連結しているカム部材29,31も図4の状態となるよう回転する。図4の状態での丸棒21,23は、カム部材29,31による押圧動作から開放されているので、押圧スプリング25,27により押圧されてロックプレート11をリニアレール1に押し付け、ロック固定状態となる。
上記した実施形態によれば、カム部材29,31の回転によって丸棒21,23を押圧スプリング25,27に抗して移動させることで、ロックプレート11のリニアレール1に対する押し付け動作を開放し、ロック固定状態を解除するようにしたので、圧縮エアを送るための配管や電磁弁を必要とすることなくロック固定状態を解除することができ、構造の複雑化を回避してコスト低下を達成することができる。
また、図1,図5に示すロック解除状態で、ロックプレート11をリニアプレート1の表面から浮かせる構造としたので、移動体3を移動させる際の摺動抵抗を低減することができ、耐久性を向上させることができる。
図6は、上記した移動体3を、ロック解除時に外部駆動機構59によってリニアレール1に沿って移動させる構成を示す正面図である。図7は図6の右側面図、図8は図6の平面図である。
ここでの移動体3には、外部駆動機構59と互いに連結する可動連結部61を一体に設けてある。可動連結部61は、移動体3と同様にリニアレール1に沿って移動可能である。この移動体59および可動連結部61には、互いに対向する方向に突出するフランジ63,65ををそれぞれ設け、この各フランジ63,65に形成した貫通孔63a,65aに連結ピン67を挿入して相互を一体化する。
可動連結部61には、図8に示すように、外部駆動機構59に向けて突出する連結突起69を設けてある。一方外部駆動機構59の回動アーム71の先端には、連結部となる連結凹部71aを設け、この連結凹部71aと前記した可動連結部61の連結突起69とを互いに係合することで、外部駆動機構59と、可動連結部61すなわち移動体3とが互いに連結した状態となる。
外部駆動機構59は、上記した回動アーム71の他、回動アーム71を連結突起69に連結する連結位置と連結を解除した非連結位置との間をスイング作動させる駆動手段としての駆動シリンダ73と、駆動シリンダ73を、移動体3の移動方向に移動させる移動体駆動ユニット75とをそれぞれ備えている。
図7に示すように、外部駆動機構59の移動体駆動ユニット75は、リニアレール1に対して側方でかつ下方位置に配置してある。
移動体駆動ユニット75は、ハウジングベース77を有し、このハウジングベース77の図6中で左右両端付近に立設した支持板79に、ねじ棒81を回転可能に支持させたボールねじを備え、ねじ棒81にボールガイドナット83を螺合してある。図8に示すように、ハウジングベース77のリニアレール1と反対側の側方には、モータ85を配置してあり、このモータ85に連結したプーリ87と、ねじ棒81の端部に連結したプーリ89とを、ベルト91により連結している。
図6に示すように、ボールガイドナット83の上部には、支持ブラケット93を取り付けてある。支持ブラケット93は、図7に示すように、リニアレール1に向けて斜めに上方に突出しており、その突出先端側に、前記した回動アーム71の基端側に設けてある取付具95の一端側(下端側)を、支持軸97を介して回転可能に取り付けてある。
一方、支持ブラケット93の基端側のリニアレール1と反対側の側部に形成してある取付部93aには、前記した駆動シリンダ73を、支持軸99を介して回転可能に取り付けてある。駆動シリンダ73の上方に延びるピストンロッド101の先端は、上記した取付具95の図7中で右方向に突出した他端側に、支持軸103を介して回転可能に連結してある。
また、外部駆動機構59における回動アーム71の先端の側部下面には、ロック解除用押圧部材としての押圧板105を固定してある。この押圧板105は、図8に示すように、先端側の押圧部105aが、回動アーム71先端の連結凹部71aを連結突起69に連結した状態で移動体3の近傍に位置している。
一方移動体3の回転中心軸33には、ロック解除用アーム107を連結してある。このロック解除用アーム107は、図8に示すように、回転支持軸33から同軸上に突出する基部107aの先端から、前記図1に示すロック解除状態で可動連結部61に向けて90度屈曲してリニアレール1と平行となるよう突出する先端部107bを備えている。
この先端部107bは、前記図4に示すロック固定状態では、図6に二点鎖線で示すように、リニアレール1と平行となった状態に対して約60度立ち上がっている。この状態で、回動アーム71の連結凹部71aを連結突起69に連結する際に、押圧板105の押圧部105aが前記立ち上がった状態の先端部107aに接触して押し下げ、先端部107aをリニアレール1と平行な位置、すなわちロック解除状態とする。
上記した外部駆動機構59の駆動シリンダ73を図7中の二点鎖線で示す後退位置から実線で示す前進位置に駆動して、回動アーム71を可動連結部61に連結した状態では、押圧板105が図6で二点鎖線で示す状態のロック解除用アーム107を押し下げて、ロック解除用アーム107に連結している回転中心軸33を回転させ、前記図1に示すロック解除状態とすることができる。
また、上記駆動シリンダ73を後退位置に戻し、回動アーム71を可動連結部61から離反させた状態では、押圧板105がロック解除用アーム107から離れるので、回転中心軸33に連結しているロック解除用アーム107は、図6中で二点鎖線位置となり、前記図4に示すロック固定状態とすることができる。
このように、外部駆動機構59の移動体3に対する連結,非連結によってロック解除状態とロック固定状態とを切り替えることができるので、従来のように、圧縮エアを用いてロック解除を行う際に、外部駆動機構59から圧縮エアを送る場合に必要となるエア配管ジョイント機構が不要となり、構造の簡素化を図ることができるともに、ロック解除動作を短時間で行うことができる。
この発明の実施の一形態を示すリニアレールロック解除装置の図2のC−C線に沿った正面断面図である。 図1のリニアレールロック解除装置のA−A線に沿った平面断面図である。 図1のリニアレールロック解除装置のB−B線に沿った側面断面である。 図1のリニアレールロック解除装置のロック固定状態を示す正面断面図である。 図1のリニアレールロック解除装置のロックプレートを支持する部分の詳細を示す断面図である。 図1のリニアレールロック解除装置の移動体をロック解除時に外部駆動機構によって移動させる構成を示す正面図である。 図6の右側面図である。 図6の平面図である。
符号の説明
1 リニアレール
3 移動体
11 ロックプレート
13,15 支持スプリング(ロックプレート支持手段)
19a,19b テーパ面
21,23 丸棒(押圧部材)
25,27 押圧スプリング(弾性手段)
29,31 カム部材
33 カム部材の回転中心軸
59 外部駆動機構
71 回動アーム
71a 連結凹部(連結部)
73 駆動シリンダ(駆動手段)
105 押圧板(ロック解除用押圧部材)
107 ロック解除用アーム

Claims (10)

  1. リニアレールに沿って移動可能な移動体の前記リニアレールの表面に対向する面にテーパ面を設け、前記リニアレールの表面と前記テーパ面との間に移動可能に配置され、かつ弾性手段によって、前記テーパ面とリニアレールの表面との間隔が狭い側にテーパ面に沿って押圧されることで、前記リニアレールの表面に押し付けられて、前記移動体を前記リニアレールに対してロック固定する押圧部材を設け、前記ロック固定状態の押圧部材に対し、回転によって外周部が接触して押圧することで、前記押圧部材を前記弾性手段に抗して移動させ、前記ロック固定状態を解除するカム部材を設けたことを特徴とするリニアレールロック解除装置。
  2. 前記リニアレールの表面と前記押圧部材との間に、前記リニアレールの表面に対して接近離反移動可能なロックプレートを設けたことを特徴とする請求項1記載のリニアレールロック解除装置。
  3. 前記カム部材を中心としてその両側に、前記押圧部材をそれぞれ配置するとともに、この各押圧部材に対応して前記テーパ面およびロックプレートをそれぞれ設け、前記各押圧部材に対応するロックプレート相互を一体化したことを特徴とする請求項2記載のリニアレールロック解除装置。
  4. 前記押圧部材を前記テーパ面に沿って転動可能な円筒部材としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリニアレールロック解除装置。
  5. 前記ロックプレートをロック解除時に前記リニアレールの表面から浮き上がらせるロックプレート支持手段を設けたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のリニアレールロック解除装置。
  6. 前記ロックプレート支持手段は、一体化したロックプレートの両側から弾性支持する支持スプリングで構成したことを特徴とする請求項5記載のリニアレールロック解除装置。
  7. 前記移動体をロック解除時にリニアレールに沿って移動させる外部駆動機構を設け、この外部駆動機構を前記移動体に連結する際に、ロック固定状態の前記カム部材を回転させてロック解除状態とするロック解除用押圧部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のリニアレールロック解除装置。
  8. 前記外部駆動機構は、駆動手段によってスイング作動する回動アームを備え、この回動アームの先端に前記移動体に連結可能な連結部を設け、この連結部近傍に前記ロック解除用押圧部材を設けたことを特徴とする請求項7記載のリニアレールロック解除装置。
  9. 前記カム部材の回転中心軸にロック解除用アームを連結し、このロック解除用アームに対し、前記外部駆動機構のロック解除用押圧部材が接触して押圧することで、前記カム部材を回転させてロック解除状態とすることを特徴とする請求項7または8記載のリニアレールロック解除装置。
  10. リニアレールに沿って移動可能な移動体の前記リニアレールの表面に対向する面にテーパ面を設け、前記リニアレールの表面と前記テーパ面との間に移動可能に配置され、かつ弾性手段によって、前記テーパ面とリニアレールの表面との間隔が狭い側にテーパ面に沿って押圧されることで、前記リニアレールの表面に押し付けられて、前記移動体を前記リニアレールに対してロック固定する押圧部材を設け、カム部材を回転させてその外周部を、前記ロック固定状態の押圧部材に接触させて押圧することで、前記押圧部材を前記弾性手段に抗して移動させ、前記ロック固定状態を解除することを特徴とするリニアレールロック解除方法。
JP2003278317A 2003-07-23 2003-07-23 リニアレールロック解除装置およびロック解除方法 Expired - Fee Related JP4396171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278317A JP4396171B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 リニアレールロック解除装置およびロック解除方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278317A JP4396171B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 リニアレールロック解除装置およびロック解除方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005042834A true JP2005042834A (ja) 2005-02-17
JP4396171B2 JP4396171B2 (ja) 2010-01-13

Family

ID=34264763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003278317A Expired - Fee Related JP4396171B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 リニアレールロック解除装置およびロック解除方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4396171B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015224670A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社イマオコーポレーション 固定装置
CN114321224A (zh) * 2021-12-20 2022-04-12 北京银河方圆科技有限公司 一种用于医疗器械的刹车系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015224670A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社イマオコーポレーション 固定装置
CN114321224A (zh) * 2021-12-20 2022-04-12 北京银河方圆科技有限公司 一种用于医疗器械的刹车系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4396171B2 (ja) 2010-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3662476B2 (ja) クランプ装置
JP3602433B2 (ja) クランプ装置
JP5418997B2 (ja) クランプ装置
KR101056636B1 (ko) 클램프 장치
JP6353796B2 (ja) 出力装置および出力システム
JP2001009741A (ja) クランプ装置
US8419325B2 (en) Tool unclamping device
JPH10131918A (ja) 線形運動ユニット用ロック装置
US20050035515A1 (en) Tube clamp
JP4396171B2 (ja) リニアレールロック解除装置およびロック解除方法
KR20100070438A (ko) 푸싱지그 및 이를 구비한 피가공물 고정장치
JP2008183651A (ja) 段替えプレートのクランプ装置
JP4517586B2 (ja) ダブルカム装置
JP3644882B2 (ja) クランプ装置
JP2010051980A (ja) 位置決め部保持装置、及びこれを用いたワーク位置決め方法
JP6598895B2 (ja) 可撓性リング嵌め込み装置
KR102065517B1 (ko) 키트형 바이스
JP4684160B2 (ja) コンプライアンスモジュール
JP2014214853A (ja) 球面ジョイント機構及びこの球面ジョイント機構を備えた組立て装置
JP2008213125A (ja) ワーク支持装置
KR200145238Y1 (ko) 제품 척킹장치
JP3618263B2 (ja) クランプ装置
CN109794717B (zh) 一种可旋转产品的夹紧装置
CN116493927A (zh) 辅助定位组装治具
JP4281669B2 (ja) 部品チャック機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060529

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090304

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Written amendment

Effective date: 20090717

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20090929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091012

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121030

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees