JP2005041610A - 接地機構及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能ユニットを機器の中に挿入して使用する場合において、低コストで簡単な構成により、機能ユニットに帯電する電荷を機器側に逃がす。
【解決手段】接地機構50は、弾性部材であるねじりコイルばね51で構成され、このねじりコイルばね51は、コイル部51aと、コイル部51aから伸びる2つの延長部51b、51cとを備える。ねじりコイルばね51は、延長部51bがシート搬送装置30の導電性部材であるシート搬送ガイド33に圧接するように、シート搬送装置30の係合部34に設けられる。延長部51cは、シート搬送装置30のプリンタ1への挿入方向と所定の角度をなす形で張り出し、その挿入の最終段階においてプリンタ1の導電性部材2aに圧接する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器に帯電する電荷を逃がすために用いられる接地機構に関する。また、この接地機構を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機器に帯電する電荷を逃がすために、リード線を使用して接続することが多用されている。しかしながら、リード線を使用する際には、リード線を端子板等に接続することによる部品点数の増加を招く。また、リード線を半田付けする際には、半田付けしにくい場所であったり、リード線を取り付ける導電性部材が半田付けできない材質であったりする場合も生じ得る。さらに、半田付けに用いられる半田材料においては、有鉛半田は環境に悪影響を及ぼし、無鉛半田は未だ高価であるなどの問題もある。
【0003】
そして、本体となる機器に、着脱可能な機能ユニットを接続して使用する場合、この機能ユニットが本体に対して着脱可能である必要があるので、これらの機器の間においてアースをとるために各々をリード線で接続することができない。このような問題を解決すべく、圧縮コイルばねを用いることにより、本体となる機器とこれに接続される機能ユニットとの間を電気的に接続する手法が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−222329号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで例えば、画像形成装置のシート搬送装置やシート積載装置等においては、シートが搬送される時の摩擦によりシートや装置が帯電して電荷が蓄積される。その結果、シートが帯電することにより印刷時に画像不良が発生したり、また、装置に蓄積された電荷が放電することにより制御回路に異常が生じたり、使用者が感電したりする。したがって、シートや装置に帯電する電荷を逃がすための工夫を施しておくことがたいへん重要である。この点に関し、特許文献1では次のような対策が講じられている。
【0006】
特許文献1に記載の画像形成装置の接地機構は、圧縮コイルばねを用いることによって、半田付けを行うよりは低コストで画像形成装置とシート積載装置とを電気的に接続することができる。そして、圧縮コイルばねの一部を延長し、この延長部の先に係合部を設けることにより、2つの装置の導電性部材を圧接させることが可能である。なお、この電気的接続がなされる係合部には、2つの装置の導電性部材が圧接するように、板ばねや切り起こし部を設けている。
【0007】
しかしながら、板ばねはその製造に金型を必要とし、また機器への取り付けにはビス等の接続部材が別途必要となるので、接地機構を取り付けるために部品コストや製造工数が増加してしまう。また、導電性部材に切り起こし部を設ける場合も同様に製造に手間が掛かり、コスト削減の効果も小さくなる恐れがある。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、機能ユニットを機器の中に挿入して使用する場合において、低コストで簡単な構成により、機能ユニットに帯電する電荷を機器側に逃がすことが可能な接地機構を提供することを目的とする。また、このような接地機構を用いた高性能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、機器の中に挿入される着脱可能な機能ユニットに帯電する電荷を、機器側に逃がすために用いられる接地機構において、導電性の弾性部材を備えるとともに、この弾性部材の一端が前記機能ユニットの導電性部材に圧接するように取り付けられ、この機能ユニットが前記機器の中に挿入される時には、その挿入の最終段階において前記弾性部材の他端が機器の導電性部材に圧接することとした。
【0010】
この構成によれば、機器に機能ユニットを挿入して使用する場合に、機器と機能ユニットとを機械的に接続するだけで、弾性部材が機器と機能ユニットに対して圧接されて電気的にも接続された状態となるので、機能ユニットに帯電する電荷を機器側に逃がすための構造やその組み立てが簡単である。その結果、部品コストや組み立て工数の削減を図ることが可能であるとともに、複数の機器の間を電気的に接続してアースをとることを容易に行うことが可能である。
【0011】
また、前記弾性部材がねじりコイルばねで構成され、このねじりコイルばねはコイル部と、コイル部から伸びる2つの延長部を備え、延長部のうちの一方は、前記機能ユニットの挿入方向と所定の角度をなす形で張り出しており、この張り出した延長部の端部が前記機器の導電性部材に接触することとした。
【0012】
この構成によれば、コイル部のばね定数と、張り出した延長部の長さを任意に設定することができる。これにより、ねじりコイルばねの、コイル部の弾性と張り出した延長部の長さとを任意に設定することができるので、機器と機能ユニットが広く離れている場合であっても、簡単な部品構成で容易に電気的に接続することが可能である。
【0013】
また、前記ねじりコイルばねのコイル部が、前記機能ユニットに設けられた係合部に係合することによりねじりコイルばねが機能ユニットに取り付けられることとした。
【0014】
この構成によれば、例えば機能ユニットの係合部にピンを設け、このピンをねじりコイルばねのコイル部に挿入して取り付けることができるので、ねじりコイルばねの取り付けを容易に行うことが可能である。
【0015】
また、前記ねじりコイルばねが2個のコイル部を備え、一方の延長部により連結された2個のコイル部が間隔をおいて並ぶこととした。
【0016】
この構成によれば、ねじりコイルばねに備えられた2個のコイル部の間隔を縮小するように手でつまんで機能ユニットに設けられた係合部に挿入し、コイル部に係合ピンが挿入されるように手を離すことにより、簡単にねじりコイルばねを機能ユニットに取り付けることが可能である。
【0017】
さらに本発明では、画像形成装置と、その中に挿入される着脱可能なシート搬送装置との間に上記接地機構を設けることとしたので、画像形成装置の製造コストを下げ、シート搬送の摩擦で生じる電荷を、シート搬送装置から画像形成装置側へと確実に逃がすことができ、画像不良や制御回路の異常、使用者の感電等が発生しない信頼性の高い画像形成装置を得ることが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づき説明する。ここでは、接地機構を用いた画像形成装置の一例としてタンデム式カラープリンタを挙げ、このプリンタと、その中に挿入される着脱可能なシート搬送装置との間に、本発明の接地機構を用いている。
【0019】
図1は本発明の実施形態に係る接地機構を示す斜視図、図2は接地機構に備えられるねじりコイルばねの斜視図、図3は接地機構が取り付けられたシート搬送装置全体を示す斜視図、図4は図3に示すシート搬送装置のプリンタへの挿入の途中の状態を示す模型的側面断面図、図5は図3に示すシート搬送装置のプリンタへの挿入が完了した状態を示す模型的側面断面図、図6は本発明の接地機構を用いたプリンタの概略構造を示す模型的断面図である。
【0020】
最初に、本発明の接地機構を用いたプリンタについて、図6を用いてその構造の概略を説明する。図6に示すプリンタ1においては、外部コンピュータからの原稿画像データの色情報に応じてフルカラー画像出力とモノクロ画像出力のいずれかが選択される。画像出力速度はフルカラーの場合でもモノクロの場合でもA4サイズで20枚/分とされている。
【0021】
プリンタ1のハウジング2の内部にはシート搬送ベルト3が配置されている。シート搬送ベルト3は駆動ローラ4、従動ローラ5に巻き掛けられ、シートSを図6において右方から左方へと水平に搬送する。シート搬送ベルト3のシート受入側には、給紙装置6、シート搬送路7、及びレジストローラ8が配置されている。シート搬送ベルト3のシート排出側には、定着装置9、分岐部10、シート搬送路11、及び排出部12が配置されている。排出部12はハウジング2の上面に位置する。
【0022】
シート搬送ベルト3の下であって、給紙装置6との間には、両面印刷装置20が配置されている。両面印刷装置20には、シートSの搬送方向を切り替えるための中間トレイ21とシート搬送路22が設けられている。両面印刷装置20のシート受入側には、プリンタ1の中に挿入される着脱可能な機能ユニットであるシート搬送装置30が配置されている。シート搬送装置30は、図6において左方からプリンタ1の中に挿入され、図示しないガイドに沿って右方へ水平に進み、装着される。
【0023】
シート搬送ベルト3の上には、計4台の画像形成部がベルト回転方向の上流側から下流側に向けて直列に配置されている。4台の画像形成部とは、上流側から順に、マゼンタ用の画像形成部40M、シアン用の画像形成部40C、イエロー用の画像形成部40Y、及びブラック用の画像形成部40Bである。
【0024】
各画像形成部にトナーを補うため、画像形成部40M、40C、40Y、40Bに対応してトナー供給容器41M、41C、41Y、41Bが設けられ、図示しない搬送手段によりトナーが各画像形成部に補給される。
【0025】
上記構成のプリンタ1は、次のように画像出力動作を行う。
【0026】
給紙装置6からシート搬送路7を通って送られてきたシートSはレジストローラ8に到達する。レジストローラ8は、各画像形成部と同期をとってシート搬送ベルト3上へとシートSが送り込む。シートSには、画像形成部40M、40C、40Y、40Bで、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色のトナーが順次転写され、シートS上にカラー画像が形成される。
【0027】
そして、未定着のカラートナー像を担持したシートSは定着装置9へ送られ、定着装置9の内部で熱ローラによりトナーが加熱、溶融され定着される。定着装置9から排出されたシートSは、分岐部10及びシート搬送路11を通ってハウジング2の上面に設けられた排出部12に排出される。
【0028】
また、両面印刷が行われる場合には、分岐部10にてシートSの搬送方向が下方へと切り替えられる。分岐部10から下方へ送られたシートSは、シート搬送装置30を通って、両面印刷装置20に設けられた中間トレイ21に図6において左方から右方へと進入し、一時的に保管される。次に、シートSは左方へと搬送方向を切り替えられ、シート搬送路22を通って再度レジストローラ8へと送り込まれる。
【0029】
続いて、本発明の実施形態に係る接地機構の詳細な構成について、図1〜図3を用いて説明する。本発明の接地機構50は、上記プリンタ1と、その中に挿入される着脱可能なシート搬送装置30との間に用いられている。
【0030】
接地機構50は、弾性部材であるねじりコイルばね51で構成されている。ねじりコイルばね51は、コイル部51aと、このコイル部51aから伸びる2つの延長部51b、51cを備えている。なお、コイル部51aは2個備えられ、その各々の延長部が連結され、U字形に折曲形成されて延長部51cを構成し、2個のコイル部51aは間隔をおいて並んでいる。ねじりコイルばね51は導電性を有する金属で構成されているので、端から端に至るまでの導通が図られている。
【0031】
シート搬送装置30は、本体31と、シート搬送ローラ32と、シート搬送ガイド33とを備える。本体31は合成樹脂で、シート搬送ローラ32は合成ゴムで、シート搬送ガイド33は金属等の導電性部材で、各々構成されている。本体31の一方の端部には係合部34が備えられ、この係合部34の内部には係合ピン35が端面を向かい合わせる形で2本設けられている。
【0032】
接地機構50を構成するねじりコイルばね51は、コイル部51aに、シート搬送装置本体31に設けられた係合部34の係合ピン35を挿入して取り付けられている。ねじりコイルばね51は、その延長部51bが、導電性部材であるシート搬送ガイド33に接触するように設けられている。この時、ねじりコイルばね51は係合部34の側壁にその形態を拘束され、延長部51bがシート搬送ガイド33に圧接するように設けられている。一方、ねじりコイルばね51の他方の延長部51cは、シート搬送装置30のプリンタ1への挿入方向(図1及び図3の矢印)と所定の角度をなす形で張り出している。
【0033】
次に、接地機構50が用いられたシート搬送装置30のプリンタ1への挿入動作について、図4及び図5を用いて説明する。なお、図4及び図5に記載の接地機構50、シート搬送装置30、及びプリンタ1の構成については、説明上必要な部材のみ記載し、他の部材については記載を省略している。
【0034】
図4に示すシート搬送装置30のプリンタ1への挿入の途中の状態において、接地機構50を構成するねじりコイルばね51は、一方の延長部51cがシート搬送装置30の挿入方向(図中矢印)と所定の角度をなす形で張り出し、他の何の部材とも干渉していない。さらに挿入を進めていくと、シート搬送装置30の取り付け位置の上方にあるハウジング2に設けられた導電性部材2aに接触し、図5に示すその挿入の最終段階において、延長部51cが導電性部材2aに圧接する。
【0035】
このようにして、プリンタ1とシート搬送装置30とを機械的に接続するだけで、ねじりコイルばね51がプリンタ1とシート搬送装置30に対して圧接されて電気的にも接続された状態となるので、シート搬送装置30に帯電する電荷をプリンタ1側に逃がすための構造やその組み立てが簡単である。その結果、部品コストや組み立て工数の削減を図ることが可能であるとともに、複数の機器の間を電気的に接続してアースをとることを容易に行うことが可能である。
【0036】
また、接地機構50に備えられるねじりコイルばね51が、コイル部51aと、シート搬送装置30の挿入方向と所定の角度をなす形で張り出す延長部51cとを備え、コイル部51aのばね定数と、延長部51cの長さを任意に設定することができるので、プリンタ1とシート搬送装置30の各々の導電性部材が広く離れている場合であっても、簡単な部品構成で容易に電気的に接続することが可能である。
【0037】
さらに上記の構成によれば、ねじりコイルばね51の2個のコイル部51aの間隔を縮小するように手でつまんでシート搬送装置30に設けられた係合部34に挿入し、コイル部51aに係合ピン35が挿入されるように手を離すことにより、簡単にねじりコイルばね51をシート搬送装置30に取り付けることが可能である。
【0038】
そして、上記のようにプリンタ1と、その中に挿入される着脱可能なシート搬送装置30との間に接地機構50を設けることとしたので、プリンタ1の製造コストを下げ、シート搬送の摩擦で生じる電荷を、シート搬送装置30からプリンタ1側へと確実に逃がすことができ、画像不良や制御回路の異常、使用者の感電等が発生しない信頼性の高いプリンタ1を得ることが可能である。
【0039】
なお、本発明の接地機構50は、プリンタ1の中に挿入される着脱可能なシート搬送装置30に帯電する電荷を、プリンタ1側に逃がすために用いられているが、他の機能ユニットのアースをとるために用いることも可能である。
【0040】
また、弾性部材はねじりコイルばねである必要はなく、単に線材を折り曲げたような形態であっても構わない。この場合であっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。
【0041】
上記のように本発明の実施形態を示したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
【0042】
前記実施形態では、本発明の接地機構を用いた画像形成装置の一例としてタンデム式カラープリンタを挙げたが、タンデム式カラープリンタではない他の画像形成装置であっても構わないし、画像形成装置ではない他の機器であっても構わない。
【0043】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、機器に機能ユニットを挿入して使用する場合に、機器と機能ユニットとを機械的に接続するだけで、弾性部材が機器と機能ユニットに対して圧接されて電気的にも接続された状態となるので、機能ユニットに帯電する電荷を機器側に逃がすための構造やその組み立てが簡単である。その結果、部品コストや組み立て工数の削減を図ることが可能であるとともに、複数の機器の間を電気的に接続してアースをとることを容易に行うことが可能である。
【0044】
また、接地機構に備えられるねじりコイルばねが、コイル部と、機能ユニットの挿入方向と所定の角度をなす形で張り出す延長部とを備え、コイル部のばね定数と、延長部の長さを任意に設定することができるので、機器と機能ユニットが広く離れている場合であっても、簡単な部品構成で容易に電気的に接続することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る接地機構を示す斜視図
【図2】図1に示す接地機構に備えられるねじりコイルばねの斜視図
【図3】図1に示す接地機構が取り付けられたシート搬送装置全体を示す斜視図
【図4】図3に示すシート搬送装置のプリンタへの挿入の途中の状態を示す模型的側面断面図
【図5】図3に示すシート搬送装置のプリンタへの挿入が完了した状態を示す模型的側面断面図
【図6】本発明の接地機構を用いたプリンタの概略構造を示す模型的断面図
【符号の説明】
1 プリンタ
2 ハウジング
2a 導電性部材
20 両面印刷装置
30 シート搬送装置
31 シート搬送装置本体
33 シート搬送ガイド(導電性部材)
34 係合部
35 係合ピン
50 接地機構
51 ねじりコイルばね
51a コイル部
51b、51c 延長部

Claims (5)

  1. 機器の中に挿入される着脱可能な機能ユニットに帯電する電荷を、機器側に逃がすために用いられる接地機構において、
    導電性の弾性部材を備えるとともに、この弾性部材の一端が前記機能ユニットの導電性部材に圧接するように取り付けられ、この機能ユニットが前記機器の中に挿入される時には、その挿入の最終段階において前記弾性部材の他端が機器の導電性部材に圧接することを特徴とする接地機構。
  2. 前記弾性部材がねじりコイルばねで構成され、このねじりコイルばねはコイル部と、コイル部から伸びる2つの延長部を備え、延長部のうちの一方は、前記機能ユニットの挿入方向と所定の角度をなす形で張り出しており、この張り出した延長部の端部が前記機器の導電性部材に接触することを特徴とする請求項1に記載の接地機構。
  3. 前記ねじりコイルばねのコイル部が、前記機能ユニットに設けられた係合部に係合することによりねじりコイルばねが機能ユニットに取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の接地機構。
  4. 前記ねじりコイルばねが2個のコイル部を備え、一方の延長部により連結された2個のコイル部が間隔をおいて並ぶことを特徴とする請求項3に記載の接地機構。
  5. 画像形成装置と、その中に挿入される着脱可能なシート搬送装置との間に、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の接地機構を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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