JP2005040998A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005040998A
JP2005040998A JP2003200398A JP2003200398A JP2005040998A JP 2005040998 A JP2005040998 A JP 2005040998A JP 2003200398 A JP2003200398 A JP 2003200398A JP 2003200398 A JP2003200398 A JP 2003200398A JP 2005040998 A JP2005040998 A JP 2005040998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor lasers
image recording
heat sink
recording apparatus
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003200398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kato
昌法 加藤
Manabu Mizumoto
学 水本
Tsukasa Ono
司 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2003200398A priority Critical patent/JP2005040998A/ja
Publication of JP2005040998A publication Critical patent/JP2005040998A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

【課題】半導体レーザの一部が故障して全体の半分の数の半導体レーザで露光する場合に、半導体レーザの温度上昇が大きくなるのを抑制する。
【解決手段】画像記録を行うためのレーザ光を出射する複数の半導体レーザを、放熱用のフィンを有するヒートシンクの上面にその長手方向に沿って配置し、ヒートシンクにはそのフィンの間を強制的に空気を流すためのファンを設置して、複数の半導体レーザのうちの一部が故障した場合に、全体の半導体レーザの半分の数の半導体レーザで露光を行うように構成され、前記露光を行う全体の半分の数の半導体レーザを、その発熱が分散され、かつ、互いに熱の干渉が小さくなるように配置することにより前記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置に係り、特に、複数のレーザ光を用いてマルチビーム露光するための光源である半導体レーザを好適に冷却する冷却システムを備えた画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータにより、デジタル画像を作成し、直接印刷版に画像記録を行うCTP(Computer to Plate)が行われるようになってきている。このようなCTP等において用いられる画像記録装置として、回転するドラムの表面に感光材料を保持しながら、デジタル画像信号に応じてレーザ光露光を行い、画像を記録する画像記録装置が用いられている。
【0003】
また、記録時間を短くするために、複数のレーザ光を用いて、一度に複数の露光点を露光するマルチビーム露光方法も知られている。
半導体レーザ(LD)等の半導体発光光源は、露光記録中に発熱するので、温度が上昇し、発光量が小さくなってしまう。そのため、より大きな駆動電流が必要になるが、その結果発熱量はさらに大きくなるので、そのままでは素子の温度がやがて定格を超えてしまい、寿命が著しく短くなってしまう。特にマルチビーム露光の場合、複数の半導体発光光源が近接して配置されるため、互いの発熱が干渉してより温度が上昇する。そこで、冷却することにより、半導体発光光源の温度を下げることが必要となる。
【0004】
従来、このような冷却装置としては、ペルチェ素子等を用いて温度調節するものが知られていた。しかし、ペルチェ素子による温度制御方式の場合、素子そのものが高価であるばかりでなく、制御基板や大容量の電源が必要となり、冷却システム全体のコストが高くなってしまう。
【0005】
これに対し、安価な冷却システムとして、ファンによりヒートシンクに風を送り、強制的に空冷する方式が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
図5及び図6に、ファンによりヒートシンクに送風して強制的に冷却する装置の一般的な構成を示す。図5は、平面図、図6は図5を左方向から見た側面図である。
図5に示すように半導体レーザ光源は、ヒートシンク90上に、その長手方向に96個(96チャンネル)の半導体レーザ92が、第1チャンネルCH1から第48チャンネルCH48までと、第49チャンネルCH49から第96チャンネルCH96までが、それぞれ1列にチャンネル順に並んでいる。また、各列の半導体レーザ92を駆動するためのドライバ基板94が各列に沿って配置されている。
【0006】
ヒートシンク90の長手方向の一方の端部Aには、吸気ファン96が設けられ、もう一方の端部Bには、排気ファン98が設けられている。
吸気ファン96によってヒートシンク90内に取り入れられた外気は、各図5及び図6に矢印で示したようにヒートシンク90内を流れ、排気ファン98によって外へ排出される。ヒートシンク90内を流れる外気によりヒートシンク90が冷却され、これにより半導体レーザ92が冷却される。
【0007】
【非特許文献1】
住友軽金属工業株式会社伸銅所加工品開発部「カシメ式ヒートシンク技術資料」住友軽金属工業株式会社伸銅所、1996年8月8日
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の半導体発光光源の冷却システムにおいて、複数の半導体レーザ(素子)のうち1個が故障した場合、サービスマンが画像記録装置の設置先で故障した半導体レーザを交換するまでの間、暫定的に全体の1/2の半導体レーザを使用して露光することが行われている。例えば、図5あるいは図6に示した半導体発光光源において第49チャンネルCH49の半導体レーザが故障した場合には、第1チャンネルCH1から第48チャンネルCH48までの列の半導体レーザ92を用いて露光が行われる。
【0009】
しかし、この場合には、通常の半分の数の半導体レーザで露光しているため、図7に、通常の露光の場合を破線のグラフGで、また通常の半分の数で露光する場合を実線のグラフHで示すように、通常の半分の数で露光したときの記録時間T2 は、通常の記録時間T1 の2倍の時間がかかってしまう。このように記録時間が長くなるため、通常の半分の数で露光したときの温度上昇U2 は、通常の露光における温度上昇U1 よりも大きくなってしまう。このように、上述したような強制空冷方式の冷却システムでは、通常よりも温度上昇が大きくなるという問題がある。
従って、この通常よりも大きな温度上昇を抑えるためには、その分だけ冷却能力の高い冷却システムが必要となる。具体的には、例えばヒートシンクを大きくしたり、ファンの風量を大きくしたりする必要があった。
【0010】
しかし、ヒートシンクを大きくすることは、周囲の制約によっては実現が不可能な場合もあり、また、ファンの風量を大きくすることは、騒音が大きくなる等の問題がある。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであり、半導体レーザの一部が故障して通常の半分の数の半導体レーザで露光する場合に、簡単な構成で安価に、半導体レーザの温度上昇が大きくなるのを抑制することのできる冷却システムを備えた画像記録装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、画像記録を行うためのレーザ光を出射する複数の半導体レーザと、前記複数の半導体レーザがその上面に長手方向に沿って配置され、放熱用のフィンを有するヒートシンクと、前記ヒートシンクのフィンの間を強制的に空気を流すためのファンを含む半導体レーザの冷却システムを有する画像記録装置であって、前記複数の半導体レーザのうちの一部が故障した場合に、全体の半導体レーザの半分の数の半導体レーザで露光を行うように構成され、前記露光を行う全体の半分の数の半導体レーザが、その発熱が分散され、かつ、互いに熱の干渉が小さくなるように配置されたことを特徴とする画像記録装置を提供する。
【0012】
また、前記全体の半分の数の半導体レーザが、前記全体の半導体レーザの配置において1つ置きに配置されたことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像記録装置について、添付の図面に示される好適実施形態を基に詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る画像記録装置の一実施形態の概略構成を示す概略斜視図である。
図1に示す画像記録装置1は、光ビームを射出するレーザ光源部10と、記録材料Aを主走査する主走査部12と、レーザ光源部10から射出される光ビームを主走査部12の記録材料A上に結像する露光ヘッド(結像光学系)14とを有して構成される。
【0015】
レーザ光源部10は、所定数のマルチビームをそれぞれ射出するレーザダイオード(LD)等の半導体レーザを含む、所定数のファイバー結合半導体レーザ(以下、単に半導体レーザとする。)と、これらを載置するドライバ基板、及び半導体レーザを所定温度に保持するためのヒートシンク等を含んでいる。
ヒートシンクは、半導体レーザに発生する熱を吸収して放熱するものであり、冷却用の外気取り込むための吸気ファン及び排気ファンが取り付けられている。
【0016】
本実施形態は、詳しくは後述するが、ヒートシンク上に設置される半導体レーザの配置を工夫して、一部の半導体レーザが故障して、例えば全体の半分の数の半導体レーザだけで露光するような場合にも、半導体レーザの温度が上昇しないように、簡単な構成で温度上昇を抑制するようにしたものである。
【0017】
また、半導体レーザから射出された光ビームは、光ファイバー16により露光ヘッド14に誘導される。本実施形態におけるレーザ光源部10は、ファイバー結合方式であるが、本発明はこれに限定されず、マルチビームを射出することができる光ビーム射出光源であればどのようなものでもよい。また、半導体レーザ(レーザダイオード)も、特に制限的ではなく、シングルモードLD、マルチモードLDでも、ブロードエリアLDでもよく、公知のLDを用いることができる。また、半導体レーザ自体にコリメータレンズやアパーチャを有するものであってもよい。
【0018】
また、光ファイバー16も特に制限的ではなく、十分に光を誘導できるものであればよく、さらに、できるだけ細かい方が好ましい。
また、このようにレーザ光源部10と、露光ヘッド14とを分けて光ファイバー16で引き回して接続するようにしたため、レーザ光源部10の設置場所がある程度自由となるため、レーザ光源部10は、露光装置1の下側に配置することができる。下側に配置することで、冷却(空冷)し易くなるとともに、半導体レーザの交換も容易になる。
【0019】
主走査部12は、いわゆるアウタードラム方式の露光を行うためのもので、その外周面に例えばPS版等の記録材料Aを装着して、図に矢印Mで示す主走査方向に回転するドラム18と、このドラム18を回転駆動する駆動源(図示せず)と、露光ヘッド14を図に矢印Sで示す主走査方向と略直交する副走査方向に相対的に移動させる副走査機構(図示せず)を備えている。
【0020】
また、露光ヘッド14は、レーザ光源部10から射出された光ビーム(マルチビーム)を最終的に所定のスポットサイズで記録材料A上に結像する縮小光学系であり、光ファイバー16の各ファイバーの出射端面を副走査方向ら所定間隔を空けて配置したファイバーアレイと、ファイバーアレイすべての光ビームに作用してコリメート光とするコリメータレンズ等を有している。
【0021】
図2に、本実施形態の画像記録装置1をより詳しく示す。図2は、図1に示した画像記録装置1を構成する各部を側面から見た状態を示したものである。
図2に示すように、レーザ光源部10は、光ビームを射出する半導体レーザ20を有し、その下に半導体レーザ20を冷却するためのヒートシンク22が設けられている。また、ヒートシンク22には、吸気ファン26によって取り入れられた冷たい外気により半導体レーザ20の底面のヒートシンク22が効率良く冷却されるように、送風用のダクト24が設けられている。
【0022】
また、各半導体レーザ20から射出された光ビームは、光ファイバー16を通して誘導され、途中コネクタ28により束ねられ、露光ヘッド14に導かれる。
光ファイバー16は、露光ヘッド14が副走査に伴い移動可能なように、途中にファイバー曲がり16aを有し、その出射端面を副走査方向に所定間隔を空けて支持板(図示せず)に配置したファイバーアレイ30に接続されている。
【0023】
また、露光ヘッド14は、ドラム18の外周面に装着された記録材料A上に画像を結像するために、ファイバーアレイ30から射出された光ビームをコリメート光とするコリメータレンズ32、開口34及び結像レンズ36を有している。
露光ヘッド14は、これらの部材が移動支持台38上に固定され、図示しない副走査機構により、ドラム18の軸線方向と略平行な副走査方向に移動するようになっている。
【0024】
図3に、本実施形態のレーザ光源部10の平面図を示し、図4に、図3のレーザ光源部10を図の左側から見た側面図を示す。
図3に示すように、複数の半導体レーザ20がヒートシンク22上にそれぞれその長手方向に沿って1列に並んで配置されている。図3に示すものでは、通常チャンネルCH1からチャンネルCH96までの96個の半導体レーザ20を使用して画像を記録するようになっている。
【0025】
各半導体レーザ20は、48個ずつがそれぞれ1列に並べられ、2列となっている。このとき、各チャンネルは連続して並んでいるのではなく、1個おきに配置されて並んでいる。
具体的には、例えば図3の左側の列では、上からチャンネルCH1から始まって、1つおきにチャンネルCH2、チャンネルCH3・・・と並び、各それらの間にそれぞれチャンネルCH49、チャンネルCH50・・・と、これらも1つおきに配置されている。
【0026】
このようにして、左側の列は、チャンネルCH1〜チャンネルCH24及びチャンネルCH49〜チャンネルCH72が、それぞれ交互に配置されて番号の連続したチャンネルがそれぞれ1つおきに並んで配置されている。
また、同様に図3の右側の列は、チャンネルCH25〜チャンネルCH48及びチャンネルCH73〜チャンネルCH96が交互に配置されて番号の連続したチャンネルがそれぞれ1つおきに並んで配置されている。
【0027】
また、ヒートシンク22のそれぞれの端部C、Dには外気をヒートシンク22内に取り入れるための吸気ファン26が設けられており、ヒートシンク22の両側から外気が入るようになっている。
また、各半導体レーザ20の列に対しドライバ基板40が設置されている。さらに、各半導体レーザ20で発生した光ビームは、光ファイバー16によって、露光ヘッド14に導かれる。
【0028】
また図4に示すように、ヒートシンク22の中央下部には、排気ファン42が設置されている。
ヒートシンク22の両側に設置された吸気ファン26によってヒートシンク22内に取り入れられ、ヒートシンク22を冷却した外気は、ヒートシンク22中央から外部に排気されるようになっている。これにより、従来のように、一方の端から吸気して他方の端から排気するようにした場合に生じる両端での温度差を解消することができる。
【0029】
また、本実施形態の画像記録装置1においては、複数の半導体レーザ20のうちのいずれかが故障した場合には、故障した半導体レーザを修理するまでの間暫定的に、それを含まない、全体の1/2の数の半導体レーザ20で画像を露光するような機構となっている。
すなわち、通常はチャンネルCH1からチャンネルCH96の96個全部の半導体レーザ20を使って画像を露光、記録する。そして、例えばチャンネルCH49の半導体レーザ20が故障したとすると、本実施形態の画像記録装置1は、チャンネルCH1からチャンネルCH48の半導体レーザ20を使って画像を露光、記録する。
【0030】
この場合、通常の半分の48個の半導体レーザ20で露光を行うこととなるため、露光時間は通常の2倍となる。
しかし、露光時間は2倍となるが、本画像記録装置1の半導体レーザ冷却システムにとってみれば、発熱量が1/2になるため、温度上昇を抑えることができる。
また、図3に示すように、いま使用するチャンネルCH1〜チャンネルCH48の各半導体レーザ20は1つおきに配置されており、熱源である半導体レーザ20が互いに離れているため、発熱が分散され、干渉が小さく、これによっても温度上昇が抑えられる。
【0031】
このように、本実施形態においては、半導体レーザが故障した場合に通常の1/2の数で露光するための半導体レーザが、連続して並んでおらず、例えば1個おきに配置され、発熱を分散させ、さらに、熱源同士を互いに離して干渉を抑えるようにすることで、半導体レーザの温度上昇を抑えるようにしている。
【0032】
図3に示すように、本実施形態の半導体レーザの配置は、図5に示す従来例とは、チャンネルの並びが異なっている。すなわち、図3では、ドライバ基板と半導体レーザとの配線は従来例と同じであるが、半導体レーザの制御を半導体レーザの並びに合わせて切り換えるようにしている。このとき、ドライバ基板と半導体レーザとの配線を半導体レーザのチャンネルに合わせて並べ替えるようにしてもよいのはもちろんである。
一方このとき、ファイバーアレイについても、半導体レーザの並びに合わせて接続を並べ替えるようにしている。
【0033】
また、図3に示す例では、ヒートシンク22上に配置される半導体レーザ20は、それぞれ1列に配置されているが、配置は1列に限定されるものではなく、例えば、ヒートシンク22上にそれぞれ2列の千鳥状に配置するようにしてもよい。このようにすると、列方向(ヒートシンク22の長手方向)に送られる冷風を有効に利用することができる。
【0034】
以上説明したように、本実施形態によれば、ペルチェ素子を使用する従来の場合に比較して、冷却システムの構造が簡単で、安価とすることができる。また、半導体レーザが故障して通常の1/2の数の半導体レーザで露光する場合であっても、冷却システムにとって発熱量が1/2となり、かつ半導体レーザを離して配置したため互いの発熱が干渉しにくいため、温度上昇を抑えることができる。その結果、ヒートシンクを小型化でき、さらにファンの風量を抑えることで騒音を低減させることができ、例えば騒音対策に要するコストを低減することも可能となる。
【0035】
なお、上記実施形態では、半導体レーザはヒートシンク上に2列に配置され、故障時にはその1/2を用いて露光するようにしていたが、半導体レーザをヒートシンク上に3列に配置して、故障時にはその2/3あるいは1/3を使用して露光するようにしてもよい。
さらに、一般に半導体レーザをn列に配置して、故障時にはそのうちの1/n等を使用するようにしてもよい。
【0036】
以上、本発明の画像記録装置について、詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0037】
【発明の効果】
以上、説明した通り、本発明によれば、ペルチェ素子を使用する場合に比較して、冷却システムの構造を簡単に、安価にすることができ、半導体レーザが故障して通常の1/2の数の半導体レーザで露光する場合でも、冷却システムにとって発熱量が1/2となり、また互いの発熱が干渉しにくいため、半導体レーザの温度上昇を抑えることができる。
これにより、ヒートシンクを小型化することができ、ファンの風量を抑えることで騒音が低減され、これらに要する費用を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の一実施形態の概略構成を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す画像記録装置を構成する各部を側面から見た状態を示した説明図である。
【図3】本実施形態のレーザ光源部の平面図である。
【図4】図3のレーザ光源部を左側から見た側面図である。
【図5】従来の、ファンによりヒートシンクに送風して強制的に冷却する装置の一般的な構成を示す平面図である。
【図6】図5の冷却装置を左方向から見た側面図である。
【図7】従来の問題点を示す、記録時間と半導体レーザの温度上昇の関係を示す線図である。
【符号の説明】
A 記録材料
10 レーザ光源部
12 主走査部
14 露光ヘッド
16 光ファイバー
18 ドラム
20 半導体レーザ
22 ヒートシンク
24 ダクト
26 吸気ファン
28 コネクタ
30 ファイバーアレイ
32 コリメータレンズ
34 開口
36 結像レンズ
38 移動支持台
40 ドライバ基板
42 排気ファン

Claims (2)

  1. 画像記録を行うためのレーザ光を出射する複数の半導体レーザと、前記複数の半導体レーザがその上面に長手方向に沿って配置され、放熱用のフィンを有するヒートシンクと、前記ヒートシンクのフィンの間を強制的に空気を流すためのファンを含む半導体レーザの冷却システムを有する画像記録装置であって、
    前記複数の半導体レーザのうちの一部が故障した場合に、全体の半導体レーザの半分の数の半導体レーザで露光を行うように構成され、前記露光を行う全体の半分の数の半導体レーザが、その発熱が分散され、かつ、互いに熱の干渉が小さくなるように配置されたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記全体の半分の数の半導体レーザが、前記全体の半導体レーザの配置において1つ置きに配置された請求項1に記載の画像記録装置。
JP2003200398A 2003-07-23 2003-07-23 画像記録装置 Withdrawn JP2005040998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003200398A JP2005040998A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003200398A JP2005040998A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005040998A true JP2005040998A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34260817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003200398A Withdrawn JP2005040998A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005040998A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235205A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd 温度調整装置および温度調整方法
JP2008256863A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光記録ヘッド及びこの光記録ヘッドを用いた画像記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235205A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd 温度調整装置および温度調整方法
JP2008256863A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光記録ヘッド及びこの光記録ヘッドを用いた画像記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070273839A1 (en) Video Projector
JP5354288B2 (ja) プロジェクタ
CN107526242B (zh) 光源装置以及投影装置
JPH1071733A (ja) レーザ・プリンタ
JP2009214396A (ja) 光書込みヘッドおよび画像形成装置
JP2016177162A (ja) 放熱装置、光源装置及び投影装置
JPH0647954A (ja) 光源ユニット
TWI338984B (en) Method and device for driving semiconductor laser, method and device for producing pattern of semiconductor laser driving current
JP2002344181A (ja) 素子支持装置
JPH07276698A (ja) 画像記録装置
JP6004767B2 (ja) 光源装置
JP2005040998A (ja) 画像記録装置
JP2007109929A (ja) 二次元vcselアレイの駆動装置および駆動方法および画像形成方法および光走査装置および画像形成装置
JP4521164B2 (ja) 光走査装置
JP6593901B2 (ja) 光源装置および投写型表示装置、半導体発光素子の冷却方法
JP5495334B2 (ja) 光記録ヘッドおよび画像形成装置
JP2003094716A (ja) 画像記録装置および光源ユニット
JP2001326411A (ja) 半導体レーザ装置
JP2004153056A (ja) 冷却装置
JP2004257649A (ja) 冷却装置
JP6890248B2 (ja) 冷却装置、および投写型映像表示装置
JP5151899B2 (ja) 走査装置および画像形成装置
JP2004259824A (ja) 画像記録装置用光源ユニット
JP2001339122A (ja) 光 源
JP2005353614A (ja) 半導体レーザーアレイ、半導体レーザーアレイヘッド、印刷用版材製版装置、光走査装置、画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003