JP2005040269A - 他動式運動補助装置 - Google Patents

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Tetsuo Yoshida
▲てつ▼夫 吉田
Atsushi Ishiguro
篤 石黒
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Abstract

【課題】利用者の可動域に適した運動を行うことのできる他動式運動補助装置を提供すること。
【解決手段】駆動装置10,30と、該駆動装置10,30により身体の少なくとも1つの関節が反復運動を行うように動作される可動部4L、4R、5L、5Rとを備え、可動部4L、4R、5L、5Rが動作する補助力により関節のストレッチ運動を行う他動式運動補助装置1において、前記駆動装置10,30が、身体の第1部位に対応する第1可動部4L、4Rを駆動する第1の駆動装置10と、身体の第2部位に対応する第2可動部5L、5Rを駆動する第2の駆動装置30とから成り、前記第1可動部4L、4R並びに第2可動部5L、5Rの動作に伴って運動される各関節の運動方向が反転する第1可動部4L、4R並びに第2可動部5L、5Rの位置を、個々に設定変更するための反転位置設定手段100、21と、前記第1の駆動装置10と前記第2の駆動装置30の動作を個別に制御する制御手段100と、を備える。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動部により動作する可動部の動作に伴って身体の一部を動かすことで、可動部の補助力により関節を反復運動させることで関節のストレッチ運動を行うことのできる他動式運動補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高齢者人口の増加に伴って、高齢者の運動能力の保持が注目されてきており、特に、高齢になるにつれて関節の可動範囲の低下することに伴う運動能力の低下が重要視されてきており、これら関節の可動範囲の低下を回避、或いは低下した可動範囲を拡大するために、従来のように、摩擦や重力に抗して腕や足等を動作させて筋力を向上させる運動補助装置に代えて、駆動部により所定動作を行う可動部の動作に伴って腕や脚等を反復運動させる他動式運動補助装置が実用化されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の他動式運動補助装置は、身体の異なる2つの部位、例えば腕や脚を単一の駆動源を用いてギアやカム等により腕と脚とを運動させる可動部を動作させているが、これら腕と脚とを運動させる場合においては、利用者毎に両腕と両脚の可動域が異なり、両腕に対応する可動部と両脚に対応する可動部の動作を、利用者の可動域に合わせて個別に設定しようとすると、機構が非常に複雑になるとともに、その設定が非常に難解なものとなってしまうことから、これら両腕と両脚に代表されるような、異なる2つ以上の身体部位の可動域の異なりへの対応が困難であるという問題があった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景としてなされたもので、利用者毎に各身体部位の可動域が異なることにも対応することができ、利用者の可動域に適した運動を行うことのできる他動式運動補助装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の他動式運動補助装置は、駆動装置と、該駆動装置により身体の少なくとも1つの関節が反復運動を行うように動作される可動部とを備え、可動部が動作する補助力により関節のストレッチ運動を行う他動式運動補助装置において、
前記駆動装置が、身体の第1部位に対応する第1可動部を駆動する第1の駆動装置と、身体の第2部位に対応する第2可動部を駆動する第2の駆動装置とから成り、
前記第1可動部並びに第2可動部の動作に伴って運動される各関節の運動方向が反転する第1可動部並びに第2可動部の位置を、個々に設定変更するための反転位置設定手段と、
前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置の動作を個別に制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、第1可動部と第2可動部とが個別の駆動源にて駆動されるとともに、反転位置設定手段において関節の運動方向が反転する第1可動部並びに第2可動部の位置を個々に設定できることから、簡素な構成にて関節の運動方向が反転する位置の変更を実施でき、よって、利用者毎に各身体部位、例えば両腕と両脚の可動域が異なることにも対応でき、利用者の可動域に適した運動を行うことができる。
【0006】
本発明の他動式運動補助装置は、前記反転位置設定手段は、前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を検出するための位置検出手段と、関節の運動方向が反転する前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を入力する入力手段と、該入力手段より入力された前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を特定可能な情報を記憶するための反転位置情報記憶手段と、を含み、
前記制御手段は、前記第1可動部並びに前記第2可動部が、前記反転位置情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて特定される位置において関節の運動方向が反転するように、前記位置検出手段により検出される前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置に基づいて制御することが好ましい。
このようにすれば、入力手段より関節の運動方向が反転する第1可動部並びに第2可動部の位置を入力することで設定を簡便に実施することができる。
【0007】
本発明の他動式運動補助装置は、 前記入力手段は反転位置決定操作部を含み、前記反転位置設定手段は、前記反転位置決定操作部が操作された時点において、前記位置検出手段にて検出された前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を特定可能な情報を前記反転位置情報記憶手段に記憶することが好ましい。
このようにすれば、関節の運動方向が反転する位置の入力を簡便に実施することができる。
【0008】
本発明の他動式運動補助装置は、前記第1可動部或いは前記第2可動部のいずれか一方が着脱可能とされていることが好ましい。
このようにすれば、前記第1可動部或いは前記第2可動部のいずれか一方を容易に着脱できることで、メンテナンスや搬送時における破損を極力回避することができる。
【0009】
本発明の他動式運動補助装置は、前記制御部は、前記第1可動部並びに前記第2可動部の動作状態を、前記第1可動部並びに前記第2可動部の動作に伴って運動される各関節の緊張状態が維持されるような状態に制御することが好ましい。
このようにすれば、制御部により前記可動部が、関節の緊張状態が維持されるような動作状態とされるため、反復運動において関節の緊張状態の維持が繰返し実施されるようになるために、可動範囲の低下を回避、或いは低下した可動範囲を拡大する効果を従来の装置に比較してより高いものとすることができ、より短時間にて十分な効果を得ることができる。
【0010】
本発明の他動式運動補助装置は、前記第1可動部が対応する身体の第1部位が腕であり、前記第2可動部が対応する身体の第2部位が脚であることが好ましい。
このようにすれば、可動範囲の低下による運動能力の低下の影響の大きい肩関節や股関節のストレッチ運動を実施することができる。
【0011】
尚、本発明における関節とは、骨による関節と、その周囲の筋肉とを含む運動器を指し示すものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例)
まず図1には、本発明が適用された他動式運動補助装置1が示されており、該他動式運動補助装置1の本体は、人が着座可能な座面部2と、背凭れ部3と、からなる着座式の運動補助装置として構成されており、座面部2の下方内部には、後述する腕可動部4L、4R及び脚可動部5L、5Rを動作させるための駆動機構が内蔵されている。
【0013】
また、背凭れ部3の側方位置には、非常停止を実施する際に操作される非常停止スイッチ22と、コードにより後述する制御ユニット40に接続されたリモコン21を保持するリモコンホルダとが設けられており、該リモコン21を用いて各種の設定を実施できるようになっている。なお、図中の18は、他動式運動補助装置1の周囲への人の侵入を検知するためのマット状とされた侵入センサであり、人が踏むことで所定信号を制御ユニット40に出力するようになっている。
【0014】
腕可動部4L、4Rは、座面部2の下方両側部から上方に向けて延びるように形成された腕用ポール6L(左腕用)、6R(右腕用)と、この腕用ポール6L、6Rの上方所定高さ位置に設けられ、座面部2に着座した人が腕用ポール6L、6Rを掴むための把手7が設けられている。把手7は互いに離間するように前後方向に向けて並設された短寸の2本のポールからなり、両ポール間に手を挿入して前方のポールを掴むようになっているため、腕用ポール6L、6Rの前後方向の可動時において手が2本の把手7にてガイドされるようになっている。
【0015】
脚可動部5L、5Rは、座面部2の下方両側部から略水平方向前方に向けて延びるように形成された脚用ポール8L(左脚用)、8R(右脚用)と、この脚用ポール8L、8Rの先端部に設けられ、座面部2に着座した人の脚における膝部下方のふくらはぎを載置可能に形成された脚保持体9が設けられている。脚保持体9は、ふくらはぎを保護するための環状の2つのクッション材9aと、該クッション材9aの両端に設けられ、脚用ポール8L、8Rの可動時において載置された脚(ふくらはぎ)の位置ずれを防止するための円盤9bと、から構成されている。
【0016】
また、背凭れ部3の上端部から上方に向けて延設された上部アーム19は、座面部2に着座して背凭れ部3に凭れた人の目線前方位置に向けて下方に屈曲形成されており、該上部アーム19の先端には、後述する表示パネル20が取付けられている。
【0017】
この表示パネル20には、図4に示すように、スタートスイッチ207とストップスイッチ206とともに、文字や数字等をスクロール表示可能な表示器205が設けられており、表示器205に各種の情報が表示されるとともに、スタートスイッチ207とストップスイッチ206を操作することで、スタート操作やストップ操作等の操作を実施できるようになっている。
【0018】
また、表示パネル20の側方部には、メモリカード221を装着するためのカードスロット220が設けられており、該カードスロット220にメモリカード221を装着することで、メモリカード221に記録されている角度設定やインターバル待機時間やストレッチ時間等の各種設定データが読み出されるとともに、運動日時や運動回数と時間から成る運動量に関する情報を含む運動履歴が書き込まれて記憶される。
【0019】
次に、前述した腕可動部4L、4Rと、脚可動部5L、5Rを可動させるための駆動機構を図2に基づいて説明する。なお、図2(a)は着座部2の下方に設けられた駆動機構の平面図を示し、図2(b)は(a)の右側面図を示しており、図中左側が装置の前側として以下説明する。
【0020】
着座部2の下方には、駆動機構を構成するための枠フレームが図中2点鎖線で示されるように設けられている。該枠フレーム内には、腕可動部4L、4Rを駆動させるための腕用駆動機構が上方位置に、脚用駆動機構が前記腕用駆動機構の下方位置に配設されている。また、枠フレームの後部には、これら駆動機構の駆動制御を行うための制御基板等が内蔵された制御ユニット40が配置されている。
【0021】
腕用駆動機構は、枠フレーム上方前方位置に固設された腕用モータ10と、該腕用モータ10の駆動軸10aの先端に連係された減速機11と、減速機11の上方に突出する出力軸11aの回転を腕用ポール6L、6Rに伝達するための腕用リンク機構と、から主に構成される。
【0022】
腕用リンク機構を説明していくと、前記出力軸11aには、他端が枠フレームにおける右腕用ポール6R側の所定箇所に回動自在に設けられた右腕用回動軸12Rの上部に回動自在に連係されたリンク棒13a〜13cの一端が回動自在に連係されており、リンク棒13a〜13cを介して出力軸11aの回転が右腕用回動軸12Rに伝達されるようになっている。なお、リンク棒13a〜13cは、互いの端部同士が回動自在に連結されて屈曲自在に構成された3本の棒部材にて構成されている。
【0023】
右腕用回動軸12Rの下部には取付片14Rが固着されており、この取付片14Rの先端には右腕用ポール6Rが取付けられている。詳しくは、この取付片14Rの先端にはフランジ部Fが形成されており、該フランジ部Fに対して右腕用ポール6RがボルトBを介して取付けられているため、ボルトBを緩めて取外すことにより右腕用ポール6Rを容易に交換することが出来るようになっている。
【0024】
取付片14Rには、他端が枠フレームにおける左腕用ポール6L側の所定箇所に回動自在に設けられた左腕用回動軸12Lの上部に回動自在に連係され、右腕用回動軸12Rの回動を左腕用回動軸12Lに伝達するための2本のリンク棒15a、15bの一端が連係されている。
【0025】
また、左腕用回動軸12Lの下部には取付片14Lが固着されており、この取付片14Lの先端には左腕用ポール6Lが取付けられている。詳しくは、この取付片14Lの先端にはフランジ部Fが形成されており、該フランジ部Fに対して左腕用ポール6LがボルトBを介して取付けられているため、ボルトBを緩めて取外すことにより左腕用ポール6Lを容易に交換することが出来るようになっている。
【0026】
このように構成される腕用リンク機構にあっては、例えば図2(a)に示される状態から腕用モータ10が駆動し、出力軸11aが例えば反時計回りに回転すると、右腕用回動軸12R並びに取付片14Rが時計回りに回転するとともに、反対側の左腕用回動軸12L並びに取付片14Lが反時計回りに回転することになる。具体的には、取付片14Rは、図3中2点鎖線で示される前方位置から、図中実線で示される後方位置まで移動することになるため、右腕用ポール6Rは図3中における前方位置から後方位置まで移動することになる。なお、左腕用ポール6Lの動きを示す図示は省略しているが、右腕用ポール6Rの移動に同期して両ポール6L、6Rが互いに左右対称に可動し開閉動作することになる。
【0027】
また、腕用ポール6L、6Rの回動軸となる腕用回動軸12L、12Rは、図3に示されるように、枠フレームにおける着座部2に着座した人の肩の位置よりも少し前方に位置するように配設されているため、閉方向の運動を行う際に、腕が前方方向に誘導されることで、肘関節のストレッチ運動も同時に実施できるようになっている。
【0028】
次に、脚用駆動機構は、枠フレーム下方後方位置に固設された脚用モータ30と、該脚用モータ30の駆動軸30aの先端に連係された減速機31と、減速機31の上方に突出する出力軸31aの回転を脚用ポール8L、8Rに伝達するための脚用リンク機構と、から主に構成される。
【0029】
脚用リンク機構を説明していくと、前記出力軸31aには、他端が枠フレームにおける左脚用ポール8L側の所定箇所に回動自在に設けられた左腕用回動軸32Lの上部に回動自在に連係されたリンク棒33a〜33cの一端が回動自在に連係されており、リンク棒33a〜33cを介して出力軸31aの回転が左脚用回動軸32Lに伝達されるようになっている。なお、リンク棒33a〜33cは、互いの端部同士が回動自在に連結されて屈曲自在に構成された3本の棒部材にて構成されている。
【0030】
左脚用回動軸32Lの下部には取付片34Lが固着されており、この取付片14Lの先端には左脚用ポール8Lが取付けられている。詳しくは、この取付片34Lの先端にはフランジ部Fが形成されており、該フランジ部Fに対して左脚用ポール8LがボルトBを介して取付けられているため、ボルトBを緩めて取外すことにより左脚用ポール8Lを容易に交換することが出来るようになっている。
【0031】
取付片34Rには、他端が枠フレームにおける右脚用ポール6R側の所定箇所に回動自在に設けられた右脚用回動軸32Rの上部に回動自在に連係され、左脚用回動軸32Lの回動を右脚用回動軸32Rに伝達するための2本のリンク棒35a、35bの一端が連係されている。
【0032】
また、右脚用回動軸32Rの下部には取付片34Rが固着されており、この取付片34Rの先端には右脚用ポール6Rが取付けられている。詳しくは、この取付片34Rの先端にはフランジ部Fが形成されており、該フランジ部Fに対して右脚用ポール6RがボルトBを介して取付けられているため、ボルトBを緩めて取外すことにより右脚用ポール6Rを容易に交換することが出来るようになっている。
【0033】
このように構成される脚用リンク機構にあっては、例えば図2(a)に示される状態から脚用モータ30が駆動し、出力軸31aが例えば時計回りに回転すると、左脚用回動軸32L並びに取付片34Lが反時計回りに回転するとともに、反対側の右脚用回動軸32R並びに取付片34Rが時計回りに回転することになる。具体的には、取付片34Rは、図3中2点鎖線で示される前方位置から、図中実線で示される後方位置まで移動することになるため、左脚用ポール8Lは図3中における前方位置から後方位置まで移動することになる。なお、右脚用ポール8Rの動きを示す図示は省略しているが、左脚用ポール8Lの移動に同期して両ポール8L、8Rは互いに左右対称に作動し開閉動作することになる。
【0034】
また、脚用ポール8L、8Rの回動軸となる脚用回動軸32L、32Rは、図3に示されるように、枠フレームにおける着座部2に着座した人の脚の付け根位置となるように配設されているため、股関節を十分に回動させてストレッチできる。
【0035】
このように、脚用駆動機構と腕用駆動機構とはそれぞれ別々の駆動モータにて駆動するように構成されているため、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとを別々に可動させることが出来るようになっている。
【0036】
また、座面部2内部には、荷重により運動者が着座していることを検知するための着座センサ27が内設されているとともに、脚可動部5L、5R内には、脚が脚可動部5L、5Rに載置されていることを、脚部の載置による荷重により検知するための脚センサ25R,25Lとが設けられており、これら着座センサ27や脚センサ25R,25Lにより運動者を検出できない場合には、動作開始前には動作を開始しないように制御され、動作中においては、動作が停止されて所定の基準位置にて停止するように制御される。
【0037】
このように、本実施例では、着座センサ27や脚センサ25R,25Lとして、荷重により動作するスイッチ等を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら着座センサ27や脚センサ25R,25Lとしては、人体から放出される赤外線を検知して着座や脚部の載置を検知するものであっても良く、これら着座センサ27や脚センサ25R,25Lに用いるセンサは、着座や脚部の載置を検知し、運動中における誤動作の少ないものであれば好適に使用することができる。
【0038】
また、脚可動部5Lには、赤外線により人が近接したことを検知することで、脚可動部5L、5R間に人が挟まれることを防止できるようにするための該狭持センサ26が設けられており、該狭持センサ26にて人が検知されてた場合には、異常と判定されて脚可動部5L、5Rが所定の基準位置にて停止するように制御される。
【0039】
このように、本実施例では、狭持センサ26として赤外線センサを用いており、このようにすることは、人体が狭持される以前において、人体の近接を検知して動作を停止することで、これら人体の挟み込みを回避できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら狭持センサ26として、人体と当接することにより動作するスイッチ等を用いるようにしても良い。
【0040】
次に、本実施例における他動式運動補助装置を構成する各電子部品の構成について図5に基づいて説明すると、本実施例においては、図5に示すように、前記制御ユニット40内に設けられている主基板100と、前記表示パネル20に内設されている表示パネル基板200の2つの基板を有し、これら2つの基板は、各基板に設けられた第1シリアル通信回路102、202を通じてデータ通信可能に接続されている。
【0041】
本実施例の主基板100には、EEPROM105に記憶されている制御プログラムに基づいて運動補助装置1の制御を行う制御手段としてのMPU101が搭載されている。
【0042】
このMPU101には、図5に示すように、当該MPU101が行う処理に使用されるワークメモリとなるRAM103や、前記表示パネル基板200とのデータ通信を実施するための第1シリアル通信回路102や、外部機器、例えば検査時の検査装置や運動場の管理コンピュータ等の外部機器にデータ出力するための第2シリアル通信回路104が接続されている。
【0043】
また、MPU101には、スイッチ入力回路106が接続されており、該スイッチ入力回路106に、前記リモコン21に設けられている設定スイッチ23や微動スイッチ24、並びに非常停止スイッチ22が接続されることで、各スイッチの操作による信号がスイッチ入力回路106からMPU101に出力され、MPU101が、これら各種スイッチの操作の有無を検知できるようになっている。
【0044】
また、MPU101には、センサー入力回路107が接続されており、該センサー入力回路107に、運動補助装置1周囲への利用者以外の人の侵入を検知するための侵入センサ18や、脚センサ25R,25Lや、狭持センサ26や、着座センサ27、腕可動部4L、4Rの原点位置を検出するための腕用原点センサ28、脚可動部5L、5R4L、4Rの原点位置を検出するための脚用原点センサ29が接続されることで、各センサによる検出信号が、センサー入力回路107を通じてMPU101に入力されることで、MPU101が、これら各種センサによる検出状況を把握できるようになっている。
【0045】
また、MPU101には、腕用モータコントロール回路108並びに腕用モータ電流測定回路109を介して、前記腕可動部4L、4Rを揺動する腕用モータ10に接続されており、該MPU101からの動作指示に基づいて、腕用モータコントロール回路108が腕用モータ10の回転、停止、方向反転の制御を実施するとともに、回転に伴って腕用モータ10から出力される出力パルスに基づいて、腕可動部4L、4Rが位置している角度に関する角度情報をMPU101に出力するとともに(図6参照)、腕用モータ10に通電される電流に関する情報が腕用モータ電流測定回路109にて測定されてMPU101にて出力されることで、MPU101は、腕可動部4L、4Rが位置する角度と、腕用モータ10に過電流が通電されていないかを把握できるようになっている。
【0046】
また、MPU101には、脚用モータコントロール回路110並びに脚用モータ電流測定回路111を介して、前記脚可動部5L、5Rを揺動する脚用モータ30に接続されており、該MPU101からの動作指示に基づいて、脚用モータコントロール回路110が脚用モータ30の回転、停止、方向反転の制御を実施するとともに、回転に伴って脚用モータ30から出力される出力パルスに基づいて、脚可動部5L、5Rが位置している角度に関する角度情報をMPU101に出力するとともに(図6参照)、脚用モータ30に通電される電流に関する情報が脚用モータ電流測定回路111にて測定されてMPU101にて出力されることで、MPU101は、脚可動部5L、5Rが位置する角度と、脚用モータ30に過電流が通電されていないかを把握できるようになっている。
【0047】
このように、本実施例では、腕用モータ10と脚用モータ30に対応して個別のモータコントロール回路108、110を有することで、腕用モータ10と脚用モータ30との動作を個別に制御できるようになっている。
【0048】
次に、本実施例の表示パネル基板200には、EEPROM210に記憶されている処理プログラムに基づいて表示パネル20における各種動作の制御を行うMPU201が搭載されている。
【0049】
このMPU201には、図5に示すように、当該MPU201が行う開閉回数や運動時間の計測処理や、メモリカード221からの読み出しや書込処理や、表示器205に表示する表示内容を生成して表示器205に表示させる処理等の処理内容が記述された処理プログラムが記憶されたEEPROM210に加え、MPU201における処理に使用されるワークメモリとなるRAM211や、時刻情報を出力可能なリアルタイムクロック(RTC)209や、前記主基板100とのデータ通信を実施するための第1シリアル通信回路202や、メモリカード221とのデータ送受を実施するための第2シリアル通信回路203が接続されていて、該第2シリアル通信回路203を通じてメモリカード221から読み出された設定情報等のデータが、前記主基板100に対して送信されるようになっている。
【0050】
また、MPU201には、表示器205における表示の制御を実施する表示制御回路204が接続されており、該表示制御回路204に対してMPU201から表示内容のデータを出力することで、該表示内容のデータに対応する表示が表示器205に表示されるように表示制御回路204にて制御される。
【0051】
また、MPU201には、スイッチ入力回路208が接続されており、該スイッチ入力回路208に、前記表示パネル20に設けられているストップスイッチ206やスタートスイッチ207が接続されることで、ストップスイッチ206やスタートスイッチ207の操作による信号がスイッチ入力回路208からMPU201に出力され、MPU201が、これらストップスイッチ206やスタートスイッチ207の操作の有無を検知して、該ストップスイッチ206やスタートスイッチ207の操作の通知を前記主基板100に対して送信するようになっている。
【0052】
ここで、本実施例における腕用モータ10と脚用モータ30により動作される腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの動作制御について説明すると、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rは前述のように、腕可動部4L、4Rを動作させる腕用モータ10と脚可動部5L、5Rを動作させる脚用モータ30の個別のモータにより動作されるようになっている。
【0053】
これら腕用モータ10と脚用モータ30は、減速機11、31の出力軸に連設されたリンク機構を介して腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rを駆動しており、該出力軸の回転角度と腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとの揺動(開閉)角度とが等しくなるようになっている。
【0054】
これら腕用モータ10と脚用モータ30には個別に腕用モータコントロール回路108や脚用モータコントロール回路110が設けられており、MPU101から各モータコントロール回路108、110に対して動作指示コマンドが出力されることで、該動作指示コマンドに対応する駆動指示信号(出力電圧による駆動指示)が腕用モータ10と脚用モータ30に出力されて腕用モータ10と脚用モータ30が指示された速度にて回転或いは停止する。
【0055】
本実施例の腕用モータコントロール回路108や脚用モータコントロール回路110には、図6に示すように、腕用モータ10と脚用モータ30が回転することにより腕用モータ10と脚用モータ30から回転に比例して出力されるパルス信号が入力されることで、該パルス信号の加算、減算に基づいて前記減速機11、31の出力軸の角度、つまりは腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの角度を検出する角度検出回路を内在しており、該角度検出回路にて検出された角度情報が、MPU101に出力されることで、MPU101が腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rが位置する角度を把握できるようになっている。
【0056】
また、本実施例では、減速機11、31の出力軸の上部位置に、図7(a)、図7(b)に示す各センサ用プレートと、当該プレートの外周を挟むように配置された発光素子と受光素子とから成り、該センサ用プレートに設けられた切欠き部が発光素子と受光素子との間に位置したときに、受光素子による光検知による信号が出力される腕用原点センサ28と脚用原点センサ29とを設けており、これら腕用原点センサ28と脚用原点センサ29からの検出信号が前記センサー入力回路107を介してMPU101に入力されるとともに、これら切欠き部へと移行する位置を原点位置、つまり腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rが非動作時に位置する基準位置に対応するように各センサ用プレートを配置することで、腕用原点センサ28と脚用原点センサ29による検出状態が変化することにより、MPU101が原点を検知して各モータコントロール回路108、110に対して原点情報を出力することで、前記角度検出回路において原点位置の補正が実施されるとともに、動作開始時や動作中等において、これら腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rが原点から閉方向或いは開方向のどちらに位置しているかをMPU101が把握できるようになっている。
【0057】
また、本実施例では、図7に示すように、前記原点位置を腕可動部4L、4Rの場合には、腕可動部4L、4Rが完全に閉じた閉位置から25度の角度位置とし、また、脚可動部5L、5Rの場合には、脚可動部5L、5Rが完全に閉じた閉位置から15度の角度位置とすることで、腕可動部4L、4R或いは脚可動部5L、5Rが動作する際に、必ず原点位置を通過するようになっており、このようにすることは、1動作において必ず原点位置検出による角度補正がなされることで、検出角度のズレが蓄積されて腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの可動角度が大きくなってしまうことを回避できることから好ましいが、これら原点位置等は、適宜に選択すれば良い。
【0058】
以下、本実施例の他動式運動補助装置における動作状況について説明すると、まず、電源投入されると、MPU101とMPU201とは、前記EEPROM105、210から制御プログラム並びに処理プログラムを読み出した後、MPU201が主基板100に対して、起動完了を示す所定データを送信することで、MPU101は初期設定である処理ステータス0に移行して、待機状態となる。
【0059】
この待機状態において、表示パネル20に設けられたスタートスイッチ207が操作された場合には、該スタートスイッチ207の操作通知が表示パネル基板200から主基板100に送信されることで、処理ステータス1に示すカード読み込み処理に移行し、ストップスイッチ206が操作された場合には、該ストップスイッチ206の操作通知が表示パネル基板200から主基板100に送信されることで、処理ステータス6に示すパターン設定処理に移行する。
【0060】
まず、処理ステータス6に示すパターン設定処理においては、スタートスイッチ207を操作することで、腕可動部4L、4Rや脚可動部5L、5Rの動作速度や(例えば普通や早め或いは遅め等)、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの開閉を連動するか或いは反対運動とするか等の各種内容が組み合わされたモードが順次表示パネル20の表示器205に表示されることで、所望のモードをストップスイッチ206を操作して選択、設定することができるようになっており、該ストップスイッチ206の操作による設定の後に、処理ステータス1に示すカード読み込み処理に移行する。
【0061】
次に、処理ステータス1に示すカード読み込み処理に移行した場合には、MPU101からMPU201に対してメモりカード221に記憶されている設定データ(設定情報)の読み出し要求が出力されることに基づき、MPU201は、第2シリアル通信回路を介してメモりカード221に記憶されている設定データ(設定情報)の読み出しを実施し、設定データの読み出しが完了した場合、つまりメモりカード221に設定データが記録されていた場合には、該読み出した設定データを主基板100のMPU101へ送信し、設定データの読み出しが完了できなかった場合、つまりメモりカード221に設定データが記録されていなっかった場合には、読み出し不良の通知を主基板100のMPU101へ送信する。
【0062】
MPU101は、前記読み出し要求に対する返信が、設定データを含む場合には、該設定データをRAM103に記憶するとともに、読み込み完了と判定してステータス5に示す終了回数設定処理に移行し、返信が読み出し不良の通知を含む場合には、読み出し不良と判定してステータス2〜ステータス5に示す各種設定処理に移行して設定内容の受付けを実施する。
【0063】
ステータス2の角度設定処理においては、リモコン21に設けられている微動スイッチ24を操作することで、角度設定処理が開始される。本実施例における角度設定処理においては、図9のステータス100に示すように腕用モータ10や脚用モータ30が駆動される。具体的には、まず、微動スイッチ24の操作に基づく角度設定処理の開始に伴い、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとが完全に閉じた閉位置に移動され、該閉位置への移動後において、最初に腕可動部4L、4Rの角度設定、次いで脚可動部5L、5Rの角度設定が実施される。具体的な腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの角度設定の手順としては、閉位置への移動後に、リモコン21の微動スイッチ24をトレーナー等が操作することで、腕可動部4L、4R或いは脚可動部5L、5Rが所定角度つづ開方向に微動していき(ステータス101)、該微動後における腕可動部4L、4R或いは脚可動部5L、5Rの角度情報が表示パネル20の表示器205に表示されていく(ステータス102)。そして、運動者が好適或いは限度と思う開状態となった時点において、トレーナー等がリモコン21の設定スイッチ23を操作することで、当該開状態における腕可動部4L、4R或いは脚可動部5L、5Rの角度情報が前記RAM103に記憶され、当該記憶された角度において腕可動部4L、4R或いは脚可動部5L、5Rの運動方向が、開方向から閉方向に反転制御されるように制御される。尚、本実施例では、これら設定された腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの角度情報が表示パネル20に送信され、前記表示器205に表示されることで、運動者やトレーナーが設定角度を確認できるようになっている。
【0064】
これら設定スイッチ23による角度設定の実施後において処理ステータス3に示すインターバル待機時間設定に移行する。このインターバル待機時間設定においては、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rが閉状態となってから、再度開方向への動作を開始する間の時間であるインターバル待機時間を設定できるようになっており、リモコン21の微動スイッチ24を操作することでインターバル待機時間設定が開始され、微動スイッチ24を操作することで表示パネル20の表示器205に0〜2秒の間の各時間が、0.1秒刻みに順次表示されていき、所望の時間が表示された際にリモコン21の設定スイッチ23を操作することで、該表示されている時間、例えば0.2秒が表示されているときに設定スイッチ23を操作することで、0.2秒がインターバル待機時間としてRAM103に記憶されて設定される。尚、本実施例では、これらインターバル待機時間として腕と脚とに同一のインターバル待機時間を設定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらインターバル待機時間を腕と脚とで個別に設定できるようにしても良い。また、本実施例では、これら設定されたインターバル待機時間が表示パネル20に送信され、前記表示器205に表示されることで、運動者やトレーナーがインターバル待機時間を確認できるようになっている。
【0065】
そして、設定スイッチ23によるインターバル待機時間設定の実施後において処理ステータス4に示すストレッチ時間設定に移行する。このストレッチ時間設定においては、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rが角度設定にて設定された角度に開状態となって停止された状態(モータが停止した時点)から、再度閉方向への動作を開始する間の時間であるストレッチ時間を設定できるようになっており、リモコン21の微動スイッチ24を操作することでストレッチ時間設定が開始され、微動スイッチ24を操作することで表示パネル20の表示器205に0〜5秒の間の各時間が、0.1秒刻みに順次表示されていき、所望の時間が表示された際にリモコン21の設定スイッチ23を操作することで、該表示されている時間、例えば1.0秒が表示されているときに設定スイッチ23を操作することで、1.0秒がストレッチ時間としてRAM103に記憶されて設定される。尚、本実施例では、これらストレッチ時間として腕と脚とに同一のストレッチ時間を設定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらストレッチ時間を腕と脚とで個別に設定できるようにしても良い。また、本実施例では、これら設定されたストレッチ時間が表示パネル20に送信され、前記表示器205に表示されることで、運動者やトレーナーがストレッチ時間を確認できるようになっている。
【0066】
そして、設定スイッチ23によるストレッチ時間設定の実施後、或いは処理ステータス1のカード読み込み処理における読み込み完了後において処理ステータス5に示す終了回数設定処理に移行する。この終了回数設定処理においては、開方向と閉方向への動作回数をそれぞれ1回の動作としてカウントした場合に、どの回数値になった場合に運動を終了するかを設定できるようになっており、リモコン21の微動スイッチ24を操作することで終了回数設定処理が開始され、該設定の開始後に更に微動スイッチ24を操作することで表示パネル20の表示器205に、10回、20回、30回・・に示すように、10回刻みの終了回数が順次表示されていき、所望の終了回数が表示された際にリモコン21の設定スイッチ23を操作することで、該表示されている終了回数、例えば100回が表示されているときに設定スイッチ23を操作することで、100回が終了回数としてRAM103に記憶されて設定される。尚、本実施例では、これら終了回数が表示パネル20への送信され、前記表示器205に運動回数の分母表示として表示されることで、運動者やトレーナーが終了回数を確認できるようになっている。
【0067】
これら終了回数設定処理の後に、処理ステータス7に示す運転待機処理に移行することで、前記表示器205には「スタート待ち」の表示が表示されることで、スタート可能であることが運動者またはトレーナー等に報知される。この段階において、スタートスイッチ207を運動者またはトレーナーが操作すると、侵入センサ18による検知異常(検出有り)や、脚センサ25R、25Lによる脚検知異常(検出なし)や、狭持センサ26による検知異常(検出有り)や、着座センサ27による着座検知異常(検出なし)等の異常検知がない場合において、運動動作が開始されるとともに、表示パネル基板200に対して運転開始が通知されて経過時間の計測が開始され、ステータス8に示す運転中処理へ移行する。
【0068】
一方、処理ステータス7においてストップスイッチ206を運動者またはトレーナーが操作すると、前述した処理ステータス0に示す待機状態に戻り、リモコン21の設定スイッチ23を操作すると、前記処理ステータス2〜処理ステータス5の設定処理が実施されて、設定内容の変更を実施できる。
【0069】
これら運転開始によりモータの動作状態は、初期状態のステータス0のアイドル状態からステータス10へ移行し閉じる方向への動作を開始し、ステータス11へ進む。尚、この際、運動回数が終了回数に達した場合には、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとを両モータ10、30を駆動して原点位置に移動させた後、ステータス0に戻りアイドル状態へ移行する。
【0070】
ステータス11においては、閉じる方向の動作終了待ち、つまり、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとの角度位置が閉状態の角度となったかの判定待ちを実施し、角度位置が閉状態の角度にて停止するように両モータ10、30の駆動を制御するとともに、該両モータ10、30の停止に基づく閉動作終了時に、1を加算した動作回数(初期値0)を表示パネル基板200へ送信することで、動作回数を表示器205に表示した後、ステータス12へ移行する。
【0071】
ステータス12においては、前記インターバル待機時間設定にて設定されたインターバル待機時間の経過を、MPU101が内蔵するタイマによるカウントアップにより特定し、該インターバル待機時間の経過を待ってステータス20へ移行することで、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとが閉状態にて、インターバル待機時間の間動作停止される。
【0072】
ステータス20においては、両モータ10、30の駆動が開始されることで、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの開く方向への動作が開始されステータス21へ進む。
【0073】
ステータス21においては、開く方向の動作終了待ち、つまり、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとの角度位置が角度設定された角度となったかの判定待ちを実施し、角度位置が角度設定された角度にて停止するように両モータ10、30の駆動を制御するとともに、該両モータ10、30の停止に基づく開動作終了時に、1を加算した動作回数(初期値0)を表示パネル基板200へ送信することで、動作回数を表示器205に表示した後、ステータス22へ移行する。
【0074】
ステータス22においては、前記ストレッチ時間設定にて設定されたストレッチ時間の経過を、MPU101が内蔵するタイマによるカウントアップにより特定し、該ストレッチ時間の経過を待ってステータス10へ移行することで、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとが開状態にて、ストレッチ時間の間動作停止されることで、関節の緊張状態が維持されるような状態に保持される。
【0075】
尚、本実施例では、関節の緊張状態が維持されるような状態として、ストレッチ時間の間、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの動作を停止しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの動作をストレッチ時間の間においてごく小さく微動させることで、開位置近傍において所定期間滞留されることで、関節の緊張状態が維持されるような状態を形成するようにしても良い。
【0076】
このように、ステータス10→ステータス11→ステータス12→ステータス20→ステータス21→ステータス22→ステータス10を繰返し実施することで、閉動作→インターバル待機時間停止→開動作→ストレッチ時間停止→閉動作が繰返し実施される。
【0077】
これら運転中において実施される処理ステータス8に示す運転中処理においては、前記にて計測が開始された経過時間と、動作回数とが表示器205に表示される。そして、侵入センサ18による検知異常(検出有り)や、脚センサ25R、25Lによる脚検知異常(検出なし)や、狭持センサ26による検知異常(検出有り)や、着座センサ27による着座検知異常(検出なし)等の異常検知があった場合、或いは非常停止スイッチ22の操作があった場合には処理ステータス11に示す緊急停止処理へ移行し、ストップスイッチ206が操作された場合には処理ステータス9に示す運転中断処理へ移行し、動作回数が終了回数に達した場合には、処理ステータス10に示す運転終了処理に移行する。
【0078】
異常検知があった場合或いは非常停止スイッチ22が操作された場合に移行する処理ステータス11に示す緊急停止処理においては、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの動作を両モータ10、30の駆動を停止することで停止させるとともに、スタートスイッチ207の操作により両モータ10、30を駆動して腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rとを基準位置に移動して停止させた後、スタートスイッチ207或いはストップスイッチ206のいずれかの操作により処理ステータス0に戻る。
【0079】
ストップスイッチ206が操作された場合に移行する処理ステータス9に示す運転中断処理では、ストップスイッチ206が操作された時点で両モータ10、30の駆動を停止して、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの動作を停止するとともに、運転中断を表示パネル基板200に通知することで、前記経過時間の計測が中断されるとともに、表示器205には「中断中」が表示される。そして、スタートスイッチ207の操作により再度処理ステータス8に示す運転中処理に戻ることで、腕可動部4L、4Rと脚可動部5L、5Rの動作が再開されるとともに、経過時間の計測が再開される。一方、「中断中」の表示中においてストップスイッチ206が操作された場合には、処理ステータス7に示す運転待機処理に戻ることで、運動が中止される。
【0080】
また、動作回数が終了回数に達した場合に移行する処理ステータス10に示す運転終了処理では、運転結果である運動回数と経過時間とが表示器205に再表示されるとともに、これら運動回数と経過時間と当該日時とを含む運動履歴の情報と、前記RAM103に記憶された設定データとをメモリカード221に記憶した後、スタートスイッチ207或いはストップスイッチ206のいずれかの操作により処理ステータス7に示す運転待機処理に戻る。
【0081】
以上、本実施例の他動式運動補助装置1によれば、第1可動部である腕可動部4L、4Rと第2可動部である脚可動部5L、5Rとが個別の駆動源である腕用モータ10と脚用モータ30とにて駆動されるとともに、反転位置設定手段となるリモコン21と主基板100において関節の運動方向が反転する腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの位置を個々に設定できることから、簡素な構成にて関節の運動方向が反転する位置の変更を実施でき、よって、利用者毎に各身体部位である両腕と両脚の可動域が異なることにも対応でき、利用者の可動域に適した運動を行うことができる。
【0082】
また、本実施例の他動式運動補助装置1によれば、入力手段であるモータコントロール回路108、110より主基板100のMPU101に第1可動部である腕可動部4L、4Rの位置と、第2可動部である脚可動部5L、5Rの位置とが入力され、前記反転位置決定操作部であるリモコン21の設定スイッチ23を操作することで、その時点での腕可動部4L、4Rの位置と、第2可動部である脚可動部5L、5Rの位置とが反転位置として記憶されることで、これら設定や判定位置の入力を簡便に実施することができる。
【0083】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0084】
例えば、前記実施例の他動式運動補助装置1では、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの反転位置の設定を、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの位置検出に基づく角度情報を記憶することで設定し、該設定された角度において腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rが反転するように各駆動モータ10、30を前記主基板100が制御するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの反転位置の設定を、電子的ではなく、例えば、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rのそれぞれを駆動するリンク機構上に、該リンク棒の長さを可変とする調整部を設け、該調整部にてリンク棒の長さを可変させて反転位置を変更するようにしても良いし、更には、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rのそれぞれを駆動するリンク機構上に、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの反転位置となる位置においてリンク棒等と当接することで「ON」または「OFF」される移動配置可能なスイッチ等を用い、該スイッチの配置位置を変化させることで、反転位置を設定できるようにしても良いし、これら反転位置設定手段は、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rのそれぞれの反転位置を個別に設定できるものであれば良い。
【0085】
また、前記実施例では、腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rの反転位置の設定を、リモコン21に設けた微動スイッチ24にて所望の反転位置に腕可動部4L、4R並びに脚可動部5L、5Rを移動させて、設定スイッチ23を操作することで、その時点での位置が記憶、設定されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの設定を、例えば完全に閉じた位置からの角度や前記原点からの角度を、テンキー等から45度や58度…のように数値にて入力することで設定するようにしても良いし、或いは予め設定値1が20度、設定値2が25度…のように定められている場合には、該設定値の値を入力することで設定ができるようにしても良い。
【0086】
また、前記実施例の他動式運動補助装置1では、緊張状態が維持されるような動作状態である停止を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの停止等の緊張状態の維持を実施しない構成としても良いし、或いは、これらの停止或いは微動による滞留を、開位置に到る経路中において多段的に実施して徐々に高い緊張状態を形成するようにしても良いし、或いは、複数回の開閉に1回実施したり、運動の終盤においてこれらの停止を実施するようにしても良い。
【0087】
また、前記実施例の他動式運動補助装置1では、処理ステータス4に示すストレッチ時間設定処理においてストレッチ時間を変更設定できるようにしており、このようにすることは、各個人毎に適したストレッチ動作状態の所定期間であるストレッチ時間を設定することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらストレッチ時間は変更不可で一義的とされていても良い。
【0088】
また、前記実施例の他動式運動補助装置1では、腕と脚とを同時に反復運動させており、このようにすることは、両肩関節と両股関節とを同時に反復運動させることができ、これら両肩関節と両股関節とを個別に反復運動される場合に比較して短時間にて運動を終えることができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら反復運動を腕のみ或いは脚のみについて実施するものであっても良いし、更には、腕と脚以外の関節や、脚と腕以外の関節の組み合わせによるものとしても良い。
【0089】
また、前記実施例の他動式運動補助装置1では、腕可動部4L、4Rを構成する腕用ポール6L、6R並びに脚可動部5L、5Rを構成する脚用ポール8L、8RとがボルトBを取外すことで着脱自在とされており、このようにすることは、これら腕用ポール6L、6Rや脚用ポール8L、8Rを容易に着脱できることで、メンテナンスや搬送時における破損を極力回避することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら腕用ポール6L、6Rや脚用ポール8L、8Rが着脱不能に固設されていても良い。
【0090】
また、前記実施例の他動式運動補助装置1では、両モータ10、30としてサーボモータを使用し、原点位置を各開閉動作毎に検出して、原点位置の補正を実施することで、安価にて良好な精度を有するとともに、良好な開閉トルクを伴った運転を可能としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらモータ10、30として入力パルスに応じて回転するステッピングモータ等を使用して、原点位置の補正等を実施することなく、モータの回転制御を実施できるようにしても良い。
【0091】
また、前記実施例の他動式運動補助装置1では、有線のリモコン21を使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらリモコンを無線や赤外線等の非接触通信によるリモコンとしても良い。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(a)請求項1に記載の発明によれば、第1可動部と第2可動部とが個別の駆動源にて駆動されるとともに、反転位置設定手段において関節の運動方向が反転する第1可動部並びに第2可動部の位置を個々に設定できることから、簡素な構成にて関節の運動方向が反転する位置の変更を実施でき、よって、利用者毎に各身体部位、例えば両腕と両脚の可動域が異なることにも対応でき、利用者の可動域に適した運動を行うことができる。
【0093】
(b)請求項2に記載の発明によれば、入力手段より関節の運動方向が反転する第1可動部並びに第2可動部の位置を入力することで設定を簡便に実施することができる。
【0094】
(c)請求項3に記載の発明によれば、関節の運動方向が反転する位置の入力を簡便に実施することができる。
【0095】
(d)請求項4に記載の発明によれば、前記第1可動部或いは前記第2可動部のいずれか一方を容易に着脱できることで、メンテナンスや搬送時における破損を極力回避することができる。
【0096】
(e)請求項5に記載の発明によれば、制御部により前記可動部が、関節の緊張状態が維持されるような動作状態とされるため、反復運動において関節の緊張状態の維持が繰返し実施されるようになるために、可動範囲の低下を回避、或いは低下した可動範囲を拡大する効果を従来の装置に比較してより高いものとすることができ、より短時間にて十分な効果を得ることができる。
【0097】
(f)請求項6に記載の発明によれば、可動範囲の低下による運動能力の低下の影響の大きい肩関節や股関節のストレッチ運動を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における他動式運動補助装置を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における駆動機構を示す図である。
【図3】本発明の実施例の他動式運動補助装置における動作状況を示す図である。
【図4】本発明の実施例の他動式運動補助装置における表示パネルを示す図である。
【図5】本発明の実施例の他動式運動補助装置の各電子部品の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例の他動式運動補助装置おけるモータ制御の状況を示す説明図である。
【図7】(a)、(b)は、本発明の実施例の他動式運動補助装置に用いたセンサ用プレートを示す図である。
【図8】本発明の実施例の他動式運動補助装置おける処理内容の流れを示す図である。
【図9】本発明の実施例の他動式運動補助装置おけるモータ駆動の流れ(ステータス)を示す図である。
【符号の説明】
1 運動補助装置
2 座面部
3 背凭れ部
4R、4L 腕可動部
5R、5L 脚可動部
6R、6L 脚用ポール
7 把手
7R、7L 腕用ポール
9a クッション材
9b 円盤
9 脚保持体
10 腕用モータ
10a 駆動軸
11 減速機
11a 出力軸
12R 、12L 腕用回動軸
13a リンク棒
14L、14R 取付片
15a リンク棒
18 侵入センサ
19 上部アーム
20 表示パネル
21 リモコン
22 非常停止スイッチ
23 設定スイッチ
24 微動スイッチ
25R、25L 脚センサ
26 狭持センサ
27 着座センサ
28 腕用原点センサ
29 脚用原点センサ
30 脚用モータ
30a 駆動軸
31 減速機
31a 出力軸
32R、32L 脚用回動軸
33a リンク棒
34R、34L 取付片
35a リンク棒
40 制御ユニット
100 主基板
101 MPU
103 RAM
106 スイッチ入力回路
107 センサー入力回路
108 モータコントロール回路
109 腕用モータ電流測定回路
110 脚用モータコントロール回路
111 脚用モータ電流測定回路
200 表示パネル基板
201 MPU
202 第1シリアル通信回路
203 第2シリアル通信回路
204 表示制御回路
205 前記表示器
206 ストップスイッチ
207 スタートスイッチ
208 スイッチ入力回路
220 カードスロット
221 メモリカード

Claims (6)

  1. 駆動装置と、該駆動装置により身体の少なくとも1つの関節が反復運動を行うように動作される可動部とを備え、可動部が動作する補助力により関節のストレッチ運動を行う他動式運動補助装置において、
    前記駆動装置が、身体の第1部位に対応する第1可動部を駆動する第1の駆動装置と、身体の第2部位に対応する第2可動部を駆動する第2の駆動装置とから成り、
    前記第1可動部並びに第2可動部の動作に伴って運動される各関節の運動方向が反転する第1可動部並びに第2可動部の位置を、個々に設定変更するための反転位置設定手段と、
    前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置の動作を個別に制御する制御手段と、を備えることを特徴とする他動式運動補助装置。
  2. 前記反転位置設定手段は、前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を検出するための位置検出手段と、関節の運動方向が反転する前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を入力する入力手段と、該入力手段より入力された前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を特定可能な情報を記憶するための反転位置情報記憶手段と、を含み、
    前記制御手段は、前記第1可動部並びに前記第2可動部が、前記反転位置情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて特定される位置において関節の運動方向が反転するように、前記位置検出手段により検出される前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置に基づいて制御する請求項1に記載の他動式運動補助装置。
  3. 前記入力手段は反転位置決定操作部を含み、前記反転位置設定手段は、前記反転位置決定操作部が操作された時点において、前記位置検出手段にて検出された前記第1可動部並びに前記第2可動部の位置を特定可能な情報を前記反転位置情報記憶手段に記憶する請求項2に記載の他動式運動補助装置。
  4. 前記第1可動部並びに前記第2可動部のいずれか一方が着脱可能とされている請求項1〜3のいずれかに記載の他動式運動補助装置。
  5. 前記制御部は、前記第1可動部並びに前記第2可動部の動作状態を、前記第1可動部並びに前記第2可動部の動作に伴って運動される各関節の緊張状態が維持されるような状態に制御する請求項1〜4のいずれかに記載の他動式運動補助装置。
  6. 前記第1可動部が対応する身体の第1部位が腕であり、前記第2可動部が対応する身体の第2部位が脚である請求項1〜5のいずれかに記載の他動式運動補助装置。
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