JP2005040258A - 集塵装置およびその集塵装置を備えた電気掃除機 - Google Patents

集塵装置およびその集塵装置を備えた電気掃除機 Download PDF

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JP2005040258A JP2003201842A JP2003201842A JP2005040258A JP 2005040258 A JP2005040258 A JP 2005040258A JP 2003201842 A JP2003201842 A JP 2003201842A JP 2003201842 A JP2003201842 A JP 2003201842A JP 2005040258 A JP2005040258 A JP 2005040258A
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Sadao Fukushima
定男 福島
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Tomio Tanigawa
富夫 谷川
Takaya Azumi
喬哉 安積
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Abstract

【課題】簡素な構成で効果的に塵埃を分離することができる電気掃除機の集塵装置を提供することを目的とする。
【解決手段】瞬間分離部を構成する経路部により気流中の粗ゴミが分離されるとともに、その気流は、経路部を通過する途中で徐々に加速されるので、経路部の経路長を短くしても十分に必要な速度を得ることができ、その結果、集塵装置の気流の経路における抵抗を低減することができ、集塵装置の吸い込み効率を向上することができるという効果を得る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集塵モータが発生する吸引力により吸気口から流入させた気流に含まれている塵埃を分離する集塵装置およびその集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、集塵モータが発生する吸引力により吸気口から流入させた気流に含まれている塵埃を分離する集塵装置としては、例えば、いわゆるサイクロン式の集塵装置(特許文献1参照)や、分離した塵埃を圧縮する圧縮式の集塵装置(特許文献2参照)などが提案されていた。
【0003】
【特許文献1】
特公昭62−50141号公報
【特許文献2】
実公昭54−11745号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の装置の場合には、気流から塵埃を除去するために必要となる経路が長くなり、装置が大きくなるという問題があった。また、特許文献2の装置の場合には、圧縮の機構が必要となり、装置が大がかりになるという問題があった。
【0005】
本発明はこのような課題を解決するために、簡素な構成で効果的に塵埃を分離することができる電気掃除機の集塵装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、集塵モータが発生する吸引力により吸気口から流入させた気流に含まれている塵埃を分離する集塵装置において、上記吸気口から流入させた気流を増速させながら略円周状の経路を通過させ、その出口にて気流を膨張させて集塵室へ導く分離部と、上記集塵室の上方にその一方の開口部が設けられ、気流を集塵モータへ導く通路を備えたものである。
【0007】
また、前記集塵室から前記通路の途中に、逆流防止のための板部材を設けたものである。
【0008】
また、前記集塵室には、前記集塵モータへ連通する開口部が設けられ、この開口部には、メッシュ部材が配設されるものである。
【0009】
また、前記集塵室に、気流を整流するための整流板部材を設けたものである。
また、集塵モータが発生する吸引力により吸気口から流入させた気流に含まれている塵埃を分離する集塵装置であって、上記吸気口から流入させた気流を増速させながら略円周状の経路を通過させ、その出口にて気流を膨張させて集塵室へ導く分離部と、上記集塵室の上方にその一方の開口部が設けられ、気流を集塵モータへ導く通路を備えた集塵装置を備えた電気掃除機である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1および図2は、本発明の一実施例にかかる集塵装置の概略構成を示している。
【0012】
図において、集塵装置1は、その上部が分離部に形成されるとともに、下部が集塵部に形成されており、集塵部の下側には、図示しない集塵モータが配置していて、集塵装置1の内部の空気を吸引している。
【0013】
分離部において、適宜な位置に形成されている吸気口2から吸い込まれた気流は、ケース3と、ケース3の内側に設けられた案内部材4により形成されている経路部5に沿って流れる。
【0014】
この経路部5は、吸気口2から流入させた気流を絞りながら増速させて略円周状の経路を通過させるようになっており、案内部材4の端部4aは、広い空間となる集塵室6へと開いている。
【0015】
また、集塵室6の上方には、気流中に含まれる塵埃が経路部5の方向へ戻ることを抑制するための板部材7が設けられている。
【0016】
また、分離部の略中央部には、排気のための通路の開口部8が設けられており、開口部8と集塵室6の間には、メッシュ部材9が配設されている。
【0017】
また、集塵室6の背面には、開口部8より流入した気流を下側の集塵モータへと案内するための案内経路10が形成されており、最下部には、気流中の微細な塵埃を除去するための微細塵捕集フィルタ11が設けられている。
【0018】
以上の構成で、集塵モータによる吸引力が作用すると、集塵装置1には、吸気口2から空気が吸い込まれ、経路部5、集塵室6、メッシュ部材9、開口部8、および、案内経路10を順に通過して、集塵モータへと至る気流の通路が形成される。
【0019】
ここで、経路部5においては、吸気口2から流入させた気流が絞られながら、増速されつつ略円周状の経路を通過し、経路部5の出口へ至り、当該出口で気流は膨張し、集塵室6へと流れる。このとき、気流に含まれている粗い塵埃が気流より脱落して集塵室6へ蓄積される。
【0020】
集塵室6へ流れた気流は、板部材7に衝突してその勢いを減らした状態で、板部材7を迂回し、メッシュ部材9を通過して開口部8へ至る。そして、気流は、さらに、案内経路10へ流れ、微細塵捕集フィルタ11を通過して集塵モータへと至る。このとき、微細塵捕集フィルタ11により、気流に含まれているごく小さい塵が分離され、清浄な空気のみが集塵モータへと送られる。
【0021】
このようにして、本実施例では、瞬間分離部を構成する経路部5により気流中の粗ゴミが分離されるとともに、その気流は、経路部5を通過する途中で徐々に加速されるので、経路部5の経路長を短くしても十分に必要な速度を得ることができ、その結果、集塵装置1の気流の経路における抵抗を低減することができ、集塵装置1の吸い込み効率を向上することができる。
【0022】
図3は、本発明の他の実施例にかかる集塵装置の概略構成を示している。なお、同図において、図1,2と同一部分および相当する部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0023】
この実施例では、集塵室6の底板13の一部を切欠いて開口部13aを設け、この開口部13aにメッシュ部材14を取り付けて、集塵室6に入り込んだ気流の一部を、微細塵捕集フィルタ11を介して、直接集塵モータへと引き込む流路を形成する。なお、開口部13aは、経路部5の出口とは反対側の集塵室6の底板13の部分に設ける。
【0024】
これにより、集塵室6に蓄積される塵埃は、開口部13aへと集められて圧縮されるので、集塵室6における塵埃の振る舞いを制限することができるとともに、集塵室6に集められた塵埃の体積を小さくすることができる。
【0025】
図4は、本発明のさらに他の実施例にかかる集塵装置の概略構成を示している。なお、同図において、図1,2と同一部分および相当する部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0026】
この実施例では、集塵室6に、経路部5から集塵室6に流れる気流の方向を安定させるためのに、円弧状に形成された案内板部材15を設けている。
【0027】
これにより、集塵室6における気流の動きが安定し、例えば、案内板部材15の下側の端部に気流が衝突して乱流を生じ、集塵室6に蓄積された塵埃が吹き飛ぶような事態を回避することができ、その結果、この集塵装置1の集塵効果を高めることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、瞬間分離部を構成する経路部により気流中の粗ゴミが分離されるとともに、その気流は、経路部を通過する途中で徐々に加速されるので、経路部の経路長を短くしても十分に必要な速度を得ることができ、その結果、集塵装置の気流の経路における抵抗を低減することができ、集塵装置の吸い込み効率を向上することができるという効果を得る。
【0029】
また、集塵室の一部に開口部を設けて、集塵モータへと連通させているので、この開口部に塵埃が集中して圧縮され、塵埃の体積を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる集塵装置の概略構成を示した概略構成図。
【図2】本発明の一実施例にかかる集塵装置の概略構成を示した概略構成図。
【図3】本発明の他の実施例にかかる集塵装置の概略構成を示した概略構成図。
【図4】本発明のさらに他の実施例にかかる集塵装置の概略構成を示した概略構成図。
【符号の説明】
1 集塵装置
2 吸気口
3 ケース
4 案内部材
5 経路部
7 板部材
8,13a 開口部
9,14 メッシュ部材
10 案内経路
11 微細塵捕集フィルタ
13 底板
15 案内板部材

Claims (5)

  1. 集塵モータが発生する吸引力により吸気口から流入させた気流に含まれている塵埃を分離する集塵装置において、
    上記吸気口から流入させた気流を増速させながら略円周状の経路を通過させ、その出口にて気流を膨張させて集塵室へ導く分離部と、
    上記集塵室の上方にその一方の開口部が設けられ、気流を集塵モータへ導く通路を備えたことを特徴とする電気掃除機の集塵装置。
  2. 前記集塵室から前記通路の途中に、逆流防止のための板部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の集塵装置。
  3. 前記集塵室には、前記集塵モータへ連通する開口部が設けられ、この開口部には、メッシュ部材が配設されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気掃除機の集塵装置。
  4. 前記集塵室には、気流を整流するための整流板部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気掃除機の集塵装置。
  5. 集塵モータが発生する吸引力により吸気口から流入させた気流に含まれている塵埃を分離する集塵装置であって、上記吸気口から流入させた気流を増速させながら略円周状の経路を通過させ、その出口にて気流を膨張させて集塵室へ導く分離部と、上記集塵室の上方にその一方の開口部が設けられ、気流を集塵モータへ導く通路を備えた集塵装置を備えた電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011224189A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Panasonic Corp 遠心力集塵装置及びそれを用いた電気掃除機

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