JP2005040119A - ジャガイモ等の皮剥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 構造の単純な効率的なジャガイモ等の表皮剥機を提供する。
【解決手段】 ジャガイモを原料ホッパー1に投入し、コンベアー2に乗せて単体ごとに、互いに内側に向けて回転する、軸に固定するスプールに連続して設ける鼓状刃組7,8,9間に配送し、縦に三段に配置されるスプール状皮剥部で、粗削り、中削り、仕上げ削りの三工程を行う。
【選択図】図1
【解決手段】 ジャガイモを原料ホッパー1に投入し、コンベアー2に乗せて単体ごとに、互いに内側に向けて回転する、軸に固定するスプールに連続して設ける鼓状刃組7,8,9間に配送し、縦に三段に配置されるスプール状皮剥部で、粗削り、中削り、仕上げ削りの三工程を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、ジャガイモ等の固形根菜物の皮を剥く装置に関するものである。
従来、ジャガイモ等の皮を剥くには、包丁やピーラー等を用い或いは熱処理等の手作業でおこなうことが普通に行われている。他に、レーザーを用いる皮剥機、パンチング孔を周囲に形成する筒状体内に多数のジャガイモ等を投入して筒状体を回転させて皮を剥く装置、表面がブラシ状の歯を有する回転体で表層を研削して表皮を剥く装置等の機械的に実行する装置も提案されている。更に薬剤による方法もが、実用上、前述の手作業で行われていることが圧倒的に多いのが現状である。
特願平9−527487 特開2002−253190 特開平11−221148 特表平8−504567
前述の従来の皮剥き方法或いは装置にあっては、手作業で行う場合には多くの人手を要し、洗浄を兼ねる大量の水を必要とし、製品の表面が滑らかにならず歩留まりが悪く、3日程度しか日持ちがしない等の問題の他に、機械的に皮を剥く場合には、多数のジャガイモを同時に処理するために、装置が大掛かりなものとなり且つ生産される製品の均一性に欠け、被剥部が多くなり廃棄物量が多く出る等の問題がある。
本発明における課題は、上記問題を解決し得る構造の単純な効率的なジャガイモ等の表皮剥機を提供することである。
本発明における課題は、上記問題を解決し得る構造の単純な効率的なジャガイモ等の表皮剥機を提供することである。
回転軸に沿って複数の鼓状回転刃を有するスプールの周囲に刃孔を多数穿設する刃体の二組を、前記鼓状回転刃は対向するように並行して配置する回転刃組とし、該回転刃組を、その並行する間隔を三段階に変えて、垂直方向に三段に設けるものであり、該回転刃組列を水槽上に設けて成るジャガイモ等の皮剥機とするものである。
また、請求項2に関わる発明は、ホッパーに投入されるジャガイモをホッパーコンベアー、その先に設けるフィーダーコンベアーから、前記最上段の回転刃組間の前記鼓状回転刃間に単体ごとに配送する自動投入機を備える皮剥機として課題を解決している。
また、請求項2に関わる発明は、ホッパーに投入されるジャガイモをホッパーコンベアー、その先に設けるフィーダーコンベアーから、前記最上段の回転刃組間の前記鼓状回転刃間に単体ごとに配送する自動投入機を備える皮剥機として課題を解決している。
人手をおおよそ半数程度に削減でき、水の使用量を大幅に軽減できるので使用後の汚水処理が容易となり、各段における並行する回転刃組間隔が段ごとに同一であるので製品の均一性及び製品の表面が滑らかとなり、雑菌が付着し難く日持ちを従来の1.5倍以上に延長でき且つ間隔調節により被剥部の量を従来の半分以下に抑えることが可能となる等、課題を十分に解決する特有の効果を有するものである。
ジャガイモを単体ごとに最上段の並行するスプール状回転刃組間に自動挿入し、水を霧状に散布しながら、垂直方向に回転刃組の間隔差のことなる三段に併設する刃組間を通して上から順に粗削り、中仕上げ、仕上げの三段階で表皮を剥く装置とするものである。
図1及び図2は、本発明におけるジャガイモの皮剥機の一実施例を示す全体構成図である。ホッパー1内に投入されたジャガイモは、ホッパーコンベアー2を通り、フィーダーコンベアー3の先端部から水槽4の上部に配備されている皮剥部6の一段目回転刃組7の上に単体ごとに配送され、互いに内側に向けて回転している刃組で表皮面が削られて刃組間隔より小さくなると自然落下して二段目回転刃組8間上に収まり、一段目と同様に回転する回転刃組8で一段目より細かく削られて三段目回転刃組9上に落下し更に残りの皮が削られて仕上げされ、落下して水槽内に蓄積された後に取出しコンベアー5から送出されるように構成されている。図2に本実施例の構成を平面図として示すが、一段目回転刃組7とその下方に位置する二段目、三段目の回転刃組を複数列並べて大量に処理する例としているものである。
図3、図4及び図5は、回転刃組の実施例を示す部分図である。図3には側面から見た構成を示すが、上から順に、それぞれ回転軸10に鼓状の一段目回転刃組7と二段目回転刃組8及び三段目回転刃組9を形成するスプール側面の表面11に刃孔13を穿設しているもので、最下段の配置として図4に示すように上方から見るE矢視の平面構成は、スプールに形成する鼓状の刃部は互いに対向し並行して、一組の切削部としているものである。更に、図5には図3のF矢視の前方から見る側面構成を示すが、三段に切削部を設ける皮剥部6は、一対の回転軸10の間隔即ち回転刃組7、8及び9の間隔も回転軸10の間隔で、上から順にA、B及びCのように狭めて構成するものであり、最下段の二つのスプール間隔と一つのスプールに連続して設ける鼓状の回転刃組7、8及び9の間隔によって、被剥物としてのジャガイモの最終大きさが決まるものであり、同一の大きさの製品が連続して水槽4内に落とし、そこから取出しコンベアー5に乗せて供給できることになる。
図6はスプール部における一実施例の構成を示す半断面図である。回転軸10に、刃孔13を表面11から裏面12に穿つ筒状のスプールの鼓状回転刃部で固定して成るものである。
この実施例においては、筒状のスプールを示したが、スプールは筒状に限るものでは無く、要するに表面に刃となる孔が多数設けられており、周囲の鼓状刃が連続して形成されているものであればよい。
この実施例においては、筒状のスプールを示したが、スプールは筒状に限るものでは無く、要するに表面に刃となる孔が多数設けられており、周囲の鼓状刃が連続して形成されているものであればよい。
以上、図面に示す実施例に従って本発明の詳細を説明したが、刃組を三段に且つ垂直方向に設けて本技術範囲を特定するものであるが、刃組を三段にし且つ垂直に構成する以外に、段数を変え傾斜させて被剥物を自由落下させる構成でも実施出来ることは、もとより可能であり、被剥物としての対象固形根菜の種類によって自由に選択出来るものである。
特には、最終生産物としてジャガイモ等の根菜以外に、球型状の被剥物を得ることを目的として比較的表層部の薄い果物等の一般成形を行うことも、装置の設計変更により可能となる。
中規模の生産に好適な、比較的構造の単純な構成で実現できることの有利性を有する可能性である。
中規模の生産に好適な、比較的構造の単純な構成で実現できることの有利性を有する可能性である。
1 ホッパー
2 ホッパーコンベアー
3 フィーダーコンベアー
4 水槽
5 取出しコンベアー
6 皮剥部
7 一段目回転刃組
8 二段目回転刃組
9 三段目回転刃組
10 回転軸
11 スプール表面
12 スプール裏面
13 刃孔
2 ホッパーコンベアー
3 フィーダーコンベアー
4 水槽
5 取出しコンベアー
6 皮剥部
7 一段目回転刃組
8 二段目回転刃組
9 三段目回転刃組
10 回転軸
11 スプール表面
12 スプール裏面
13 刃孔
Claims (2)
- 対向し平行して、回転軸の軸方向に等間隔で複数の鼓状回転刃を前記回転軸の周囲に設ける刃孔を有するスプールの周囲に配設する回転刃組を、その並行間隔を大中小の三段階の順に上から垂直方向の三段に配置して水槽上に設けて成るジャガイモの皮剥機。
- ホッパーに投入するジャガイモを、ホッパーコンベアーを通し、その先に配置するフィーダーコンベアーから、前記最上段の回転刃組間に単体ごとに配送して成る自動投入機を設ける請求項1記載のジャガイモ皮剥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2039257A1 (en) | 2007-09-19 | 2009-03-25 | Circle Tekko Co., Ltd. | Agricultural product peeling apparatus |
JP4497427B1 (ja) * | 2009-09-08 | 2010-07-07 | 株式会社エフ・イー | 根菜類などの皮むき装置 |
CN107692267A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-16 | 浙江机电职业技术学院 | 土豆去皮包装设备 |
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2003
- 2003-07-24 JP JP2003305423A patent/JP3845677B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP2039257A1 (en) | 2007-09-19 | 2009-03-25 | Circle Tekko Co., Ltd. | Agricultural product peeling apparatus |
KR101051371B1 (ko) * | 2007-09-19 | 2011-07-22 | 사사키 겐지 | 농산물 껍질깎기 장치 |
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JP2011055746A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Fe:Kk | 根菜類などの皮むき装置 |
CN107692267A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-16 | 浙江机电职业技术学院 | 土豆去皮包装设备 |
CN107692267B (zh) * | 2017-10-09 | 2023-03-31 | 浙江机电职业技术学院 | 土豆去皮包装设备 |
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