JP2005038530A - 音響データ記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの負荷を軽減し、使い勝手の良い音響データ記録方法を提供する。
【解決手段】 予め1または複数のフォルダ条件に定められた1または複数の識別情報と、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データの付加情報とを比較し、識別情報と一致する付加情報を有している音響データがあれば、一時記録フォルダに記録し、記録が終了した後、個別フォルダに記録する。データ記録処理によって音響データの記録が完了したときは、音響データが記録されたフォルダをユーザに対して報知する。たとえば、記録完了時に、表示装置7に記録先のフォルダ名と、音響データの記録が完了した旨のメッセージを表示してもよいし、ユーザが表示装置7を見ていないことを想定して、音声出力装置9から音声でフォルダ名と、音響データの記録が完了した旨のメッセージを出力してもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、音源から入力された音響データを記録装置に記録する音響データ記録方法に関する。
最近の音響システムにおいては、ユーザは、音響データを、たとえば好みの楽曲データを、デジタルデータ放送などの放送媒体を介して受信したり、予め記録されているCD(
Compact Disk)などの記録媒体から読み込むなどして、ユーザの所有するデータ記録装置に記録し、自由に再生して楽しむことができる。
好みの楽曲データを、データ記録装置に記録させる方法としては、ユーザがデータごとに手動で記録させる方法や、放送されるデータの中から自動で選択したデータを記録させる方法などがある。
自動で選択したデータを記録させる方法および装置には以下のものがある。
特許文献1記載の送信装置および受信装置は、送信装置では、放送番組の送信とともに、番組の内容単位で設定されたキーワードを送信し、受信装置では、ユーザにより入力されたキーワードと、受信したキーワードとの一致検出を行い、検出結果に応じて放送信号の記録動作を制御している。
特許文献2記載のFM多重受信機は、入力された音楽データと、復調手段で得られる付加情報データに含まれる音楽データとが一致したとき、受信中の音楽の曲を録音手段に録音させるように制御している。
特許文献3記載の受信機は、デコーダ回路から取り出されたデータが予め指定しておいた条件に合致したとき、記録再生装置に対し、供給されたオーディオ信号を記録するように設定するリモコン信号を送信し、デコーダ回路から取り出されたデータが、他のデータに変化したとき、記録再生装置に対し、記録されたオーディオ信号を繰り返して再生するように設定するリモコン信号を送信する。
特許文献4記載の放送信号記録システムは、放送信号に多重化された文字データに対して、登録されたキーワードに相当する文字列の有無を判別し、判別結果に応じて、記録手段を制御している。
特許文献5記載の受信情報記録システムは、入力された文字情報と、放送信号に多重化された文字情報とを比較し、一致したなら受信した放送信号のプログラム情報を記録媒体に記録する。
特許文献6記載のデジタルテレビ放送受信機は、電源オフ中にチューニングを行って、現在放送中の音声付加情報と、入力された予約楽曲情報とを比較し、放送中の楽曲が予約されている楽曲であると判断したときは、音声録音機器によって録音させる。
特開平7−212327号公報 特開平9−74365号公報 特許第3204282号公報 特開平9−121197号公報 特開平10−55656号公報 特開2000−270280号公報
上記のように、ユーザが所望する楽曲データを自動で選択して記録することは可能であるが、記録した楽曲データを整理するために、ユーザは、記録位置の変更や不要な楽曲データの削除などを手動で行う必要があり、使い勝手が非常に悪いものとなっている。また、放送を受信した楽曲データの場合、受信品質によってノイズの混入や、データの途切れが発生するという問題がある。
本発明の目的は、ユーザの負荷を軽減し、使い勝手の良い音響データ記録方法を提供することである。
本発明は、複数の記録領域に対して、所定の識別情報を関連付ける識別ステップと、
音源から音響データを入力する入力ステップと、
入力された音響データに付加された所定の付加情報を検出する検出ステップと、
検出された付加情報と、識別情報とを比較して入力された音響データを記録する記録領域を決定する決定ステップと、
決定した記録領域に音響データを記録する記録ステップとを有することを特徴とする音響データ記録方法である。
また本発明は、前記音響データは、楽曲を示すデータであり、
前記付加情報および識別情報は、少なくとも楽曲の題名、楽曲の演奏者名、楽曲が属するジャンルのいずれかを有することを特徴とする。
また本発明は、前記決定ステップでは、付加情報と識別情報とにおけるデータの少なくとも一つが一致したとき、一致した識別情報が関連付けられた記録領域に音響データを記録することを特徴とする。
また本発明は、前記記録領域は、関連付けられた識別情報に一致した付加情報を有する音響データのみを記録する個別記録領域と、
個別記録領域に関連付けられた識別情報と付加情報にかかわらず音響データの全てを記録する一時記録領域とを有することを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップでは、まず、前記一時記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、前記個別記録領域に記録することを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップでは、音響データを前記一時記録領域および前記個別記録領域に同時に記録することを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップでは、まず、前記個別記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、所定の複製条件に合致する音響データを複製して一時記録領域に記録することを特徴とする。
また本発明は、前記複製条件は、前記個別記録領域に記録されてからの経過日数であることを特徴とする。
また本発明は、前記音源は、音響データが多重化された放送信号であり、
放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
前記決定ステップでは、検知された受信品質が所定の品質より低い場合は、記録領域を決定せず、記録を中止することを特徴とする。
また本発明は、前記音源は、音響データが多重化された放送信号であり、
放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
前記記録ステップでは、検知された受信品質と音響データとを関連付けて記録することを特徴とする。
また本発明は、既に記録されている音響データが入力されたとき、前記決定ステップでは、記録されている受信品質と、検知された受信品質と比較し、検知された受信品質の方が高い場合は、検知された受信品質と入力された音響データとを記録することを特徴とする。
また本発明は、前記音源は、音響データが多重化された放送信号および音響データが記録された記録媒体であり、
音源が放送信号のときは、前記記録ステップでは、決定した記録領域に音響データを記録する前に、記録媒体に同じ音響データが記録されているかどうかを判断し、記録されていれば、記録媒体に記録されている音響データを決定した記録領域に記録することを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップでは、記録しようとする音響データが、一時記録領域または個別記録領域に既に記録されているかどうかを判断し、少なくとも個別記録領域に既に記録されている場合は、音響データを記録しないことを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップでは、一時記録領域の次に個別記録領域について判断し、一時記録領域に記録されていなければ、一時記録領域に記録しながら個別記録領域について判断し、個別記録領域に記録されていれば一時記録領域への記録を中止することを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップでは、記録しようとする音響データが、一時記録領域に既に記録されているかどうかを判断し、一時記録領域に記録されていない場合は、一時記録領域に音響データを記録することを特徴とする。
また本発明は、前記記録ステップで記録したときに、いずれの記録領域に記録したかをユーザに報知する報知ステップを有することを特徴とする。
また本発明は、一時記録領域に記録した音響データのうち、所定の削除条件に合致した音響データを削除する削除ステップを有することを特徴とする。
また本発明は、前記削除条件は、再生中にユーザによって削除が指示されることを特徴とする。
また本発明は、前記削除条件は、再生頻度が、所定の頻度以下であることを特徴とする。
また本発明は、前記削除条件は、複数の音響データを再生する場合に、連続して再生がスキップされた回数が所定の回数以上であることを特徴とする。
また本発明は、前記削除ステップでは、所定の削除条件に合致した音響データのうち、個別記録領域にも記録されている音響データを削除することを特徴とする。
また本発明は、前記削除ステップでは、一時記録領域の空き容量が所定量以下となったときに削除することを特徴とする。
また本発明は、所定の削除条件に合致した音響データのうち、記録された日時が古い音響データから順に削除することを特徴とする。
本発明によれば、予め複数の記録領域に対して、所定の識別情報を関連付けておき、音響データが入力されると、入力された音響データに付加された所定の付加情報を検出する。検出された付加情報と、識別情報とを比較し、少なくとも一つが一致したとき、一致した識別情報が関連付けられた記録領域に音響データを記録する。付加情報および識別情報は、たとえば、音響データが、楽曲を示すデータの場合、少なくとも楽曲の題名、楽曲の演奏者名、楽曲が属するジャンルのいずれかである。
これにより、音響データが、識別情報が関連付けられた記録領域ごとに振り分けられて記録されるので、ユーザが音響データの整理をする必要がなく、ユーザの負荷を軽減し、使い勝手を良くすることができる。
また本発明によれば、一旦、一時記録領域に記録することで、記録先の個別記録領域の位置を、記録媒体上で探すことなく記録を開始することができる。一時記録領域への記録と平行して次の音響データに対する識別情報との比較を行うことができる。特に、放送信号に含まれる音響データのように連続的に音響データを処理する必要がある場合に有効である。
また本発明によれば、一時記録領域および個別記録領域に同時に記録することで記録に要する時間を短縮することができる。
また本発明によれば、まず、前記個別記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、所定の複製条件、たとえば個別記録領域に記録されてからの経過日数が一致する音響データを複製して一時記録領域に記録する。
これにより、ユーザの必要に応じて一時記録領域に複製を記録することで、記録容量の使用量を最小限に抑えることができる。
また本発明によれば、放送信号の受信品質を検知し、受信品質が所定の品質より低い場合は、記録領域を決定せず、記録を中止する。
これにより、受信品質が低い場合の音響データ、すなわち品質の劣化した音響データが記録されてしまうことを防ぐことができる。
また本発明によれば、放送信号の受信品質を検知し、検知された受信品質と音響データとを関連付けて記録する。既に記録されている音響データが入力されたとき、記録されている受信品質と、検知された受信品質とを比較する。検知された受信品質の方が高い場合は、検知された受信品質と入力された音響データとを記録する。
これにより、同じ音響データがすでに記録されていても、受信品質が高いものを上書きして更新するので、高品質の音響データを記録することができる。
また本発明によれば、音源が放送信号のときは、決定した記録領域に音響データを記録する前に、記録媒体に同じ音響データが記録されているかどうかを判断する。記録されていれば、記録媒体に記録されている音響データを決定した記録領域に記録する。
記録媒体とは、たとえばDVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disc)であり、これらに記録されている音響データは、放送信号に含まれる音響データのように品質の劣化がほとんど生じない。したがって、記録媒体に記録されている音響データがあれば、それを記録することで高品質の音響データを記録することができる。
また本発明によれば、記録しようとする音響データが、少なくとも個別記録領域に既に記録されている場合は、音響データを記録しない。これにより、同じ音響データが複数記録されることを防ぐことができる。
また本発明によれば、一時記録領域の次に個別記録領域について、記録しようとする音響データが記録されているかどうかを判断する。一時記録領域に記録されていなければ、一時記録領域に記録しながら個別記録領域について判断する。個別記録領域に記録されていれば一時記録領域への記録を中止する。
音響データの検索は時間を要するので、検索と記録を平行して行うことで、処理時間を短縮することができる。
また本発明によれば、記録しようとする音響データが、一時記録領域に既に記録されているかどうかを判断する。一時記録領域に記録されていない場合は、一時記録領域に音響データを記録する。
一時記録記録領域と個別記録領域にはそれぞれ同じ音響データが記録されていてもよく、少なくとも一時記録記録領域には、記録されていることが望ましいので、一時記録フォルダに記録されている音響データのみを検索することで、判断に要する時間を短縮することができる。
また本発明によれば、記録ステップで記録したときに、いずれの記録領域に記録したかをユーザに報知する。報知の方法としては、少なくとも表示または音声出力のいずれかで行う。
これにより、記録された音響データをユーザが探す手間を省くことができる。
また本発明によれば、一時記録領域に記録した音響データのうち、所定の削除条件に合致した音響データを削除する。削除条件としては、再生中にユーザによって削除が指示されること、再生頻度が、所定の頻度以下であること、複数の音響データを再生する場合に、連続して再生がスキップされた回数が所定の回数以上であることである。
これにより、種々の条件で音響データを削除することで、ユーザが好みに応じて設定し、使い勝手を向上させることができる。
また本発明によれば、所定の削除条件に合致した音響データのうち、個別記録領域にも記録されている音響データを削除する。一時記録記録領域にのみ記録されており、個別記録領域に記録されていない音響データについては、削除すると完全に消えてしてしまうため、削除の対象となる音響データは、一時記録記録領域および個別記録領域のいずれにも記録されている音響データとすることで、個別記録領域には音響データを残すことができる。
実際には、上記のように所定の削除条件と一致した音響データを、条件と一致した時点で即座に削除する必要はない。記録している音響データの削除を行うのは、記録領域の記録容量を越えないようにするためであるから、記録容量が十分に確保されている場合は、削除条件に一致した音響データがあっても削除しないようにする。本発明では、一時記録領域の空き容量が所定量以下となったときに、記録された日時が古い音響データから順に削除することで、削除処理を一括で行うことができる。
図1は、本発明の実施の一形態である音響データ記録方法を実現するための音響データ記録システム(以下では「記録システム」と略称する。)100の構成を示すブロック図である。
記録システム100は、ラジオ・テレビチューナ1、DVD・CD(デッキ2、記録装置3、データデコーダ4、システムコントローラ5、映像処理回路6、表示装置7、音声処理回路8、音声出力装置9および入力装置10を有する。
ラジオ・テレビチューナ1は、アンテナ1aを介してデジタルデータ放送の放送信号を複数受信し、受信した複数の放送信号から所定の放送信号を検出し、その中に含まれる音響データや映像データなどをシステムコントローラ5に送る。DVD・CDデッキ2は、DVDやCDなどの記録媒体に記録されている音響データや映像データを読み取り、システムコントローラ5に送る。記録装置3は、ハードディスクドライブや、メモリーカードなどの記録媒体で実現され、音響データを、その種類ごとに複数の記録領域に振り分けて記録する。データデコーダ4は、DVD・CDデッキ2で読み取られた音響データおよび映像データのデコードを行う。システムコントローラ5は、図示しないCPU(中央演算処理装置)およびセレクタ5aを備え、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データに対して、曲名やアーティスト名などを検出し、記録装置3の予め定められた記録領域に振り分けて記録させたり、音響データおよび映像データを映像処理回路6または音声処理回路8に送るなど、音響データおよび映像データの送り先の選択を行う。
映像処理回路6は、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる映像データを、デジタル/アナログ変換処理などによって、表示装置7に応じた形式の映像データに変換する。表示装置7は、CRT(Cathode Ray Tube)や、液晶ディスプレイなどで実現され、映像処理回路6で変換された映像データを表示する。また、記録システム100の設定画面やメニュー画面など、システムコントローラ5が作成した映像データも表示する。
音声処理回路8は、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データを、デジタル/アナログ変換処理などによって、音声出力装置9に応じた形式の音響データに変換する。音声出力装置9は、スピーカなどで実現され、音声処理回路8で変換された音響データを出力する。
入力装置10は、キーボードなどで構成され、ユーザが操作することで、記録システム100の各種設定やメニュー画面の操作を行う。
図2は、記録装置3の記録領域を示す図である。記録装置3には、複数の記録領域が設定されており、たとえば図に示すように、一時記録フォルダ、アーティスト別フォルダ、ジャンル別フォルダなどが設定される。なお、図に示したフォルダは一例であり、これら以外のフォルダを設定してもよい。フォルダとは、表示装置7に記録領域を表示する際に、ユーザがわかり易いように、各記録領域に付した呼称であり、各フォルダの中に音響データが振り分けられて記録される。
一時記録フォルダとは、記録しようとする音響データを、一時的に記録しておく一時記録領域であり、アーティスト別フォルダなどの個別のフォルダに記録させる前に記録する領域である。また、一定の期間一時記録フォルダに振り分けずに記録しておくことで、最新の記録データをすぐに確認、再生することができる。アーティスト別フォルダ、ジャンル別フォルダなどの個別フォルダは、後述のフォルダ条件ごとに区別された個別記録領域であり、音響データは、付加されている付加情報と一致するフォルダ条件を有する個別フォルダに記録される。個別フォルダの中にさらに個別フォルダを作成することもできる。
ユーザは、入力装置10を用いて、フォルダの作成および設定を行うことができる。フォルダの作成によって、新たに記録領域を確保し、他の記録領域と区別するために、ユーザの好みの名称を付けることができる。フォルダの設定によって、作成したフォルダに記録しようとする音響データを識別するための、識別情報や、領域の容量などのフォルダ条件をユーザが入力することができる。フォルダの作成および設定は、システムコントーラ5のCPUが自動で行ってもよい。さらに、フォルダ条件に基づいて音響データを振り分ける時期を示す時期条件や、音響データを消去する際の消去条件など各種条件を記録しておくことができる。なお、フォルダごとの識別条件や領域容量などは、記録装置3に記録させてもよいし、システムコントーラの図示しないRAM(ランダムアクセスメモリ)に記録させてもよい。いずれにしても、セレクタ5aは、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データ内に付加されている各種付加情報と、フォルダ条件などに基づいて、所定のフォルダ(記録領域)に振り分けて記録させる。
以下では、データ記録処理について詳細に説明する。
ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データ内に付加されている付加情報には、曲名、アーティスト名、ジャンル種別、再生時間、データ容量などがある。
曲名は、音響データの楽曲の名称であり、アーティスト名は、楽曲を演奏している人物名、グループ名である。ジャンル種別は、楽曲が属するジャンルの種別である。演奏時間は、楽曲を再生するために必要な時間である。データ容量は、音響データの容量である。
・第1のデータ記録処理
第1のデータ記録処理では、予め1または複数のフォルダ条件に定められた1または複数の識別情報と、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データの付加情報とを比較し、識別情報と一致する付加情報を有している音響データがあれば、まず一時記録フォルダに記録し、記録が終了した後、個別フォルダに記録する。
一旦、一時記録フォルダに記録することで、記録先の個別フォルダの位置を探すことなく記録を開始することができる。一時記録フォルダへの記録と平行して次の音響データに対する識別情報との比較を行うことができる。特に、放送信号に含まれる音響データのように連続的に音響データを処理する必要がある場合に有効である。
・第2のデータ記録処理
第2のデータ記録処理では、第1のデータ記録処理と音響データを記録する時期が異なり、識別条件と一致する付加情報を有している音響データがあれば、一時記録フォルダと個別フォルダとに同時に記録する。
同時に記録することで記録に要する時間を短縮することができる。
・第3のデータ記録処理
第3のデータ記録処理では、識別条件と一致する付加情報を有している音響データがあれば、個別フォルダにのみ記録する。一時記録フォルダには、過去数日間に記録された音響データを記録する。たとえば、ユーザが所望する条件、現在から過去に遡る日数などを入力すると、個別フォルダに記録されている全ての音響データについて、記録されてからの経過日数を算出し、算出された経過日数が、入力された日数以下である音響データを全て複製し、複製された音響データを一時記録フォルダに記録する。
このように、直接個別フォルダに記録し、ユーザの必要に応じて一時記録フォルダに複製を記録することで、記録容量の使用量を最小限に抑えることができる。
次に、ラジオ・テレビチューナ1から送られてくる音響データの記録に対するデータ記録処理について説明する。ラジオ・テレビチューナ1が受信する放送信号は、天候や記録システム100の設置環境などによって、受信品質が影響を受ける。受信品質が悪い場合、放送信号に含まれる音響データおよび映像データには、ノイズが混入したり、データが途切たりして、品質の劣化した音響データおよび映像データを記録することになってしまう。記録システム100は、放送信号に含まれる音響データであっても、高品質の音響データを記録することができる。
・第4のデータ記録処理
第4のデータ記録処理では、ラジオ・テレビチューナ1が受信した放送信号の受信品質を検出し、受信品質が低い場合は、放送信号に含まれる音響データの付加情報と、識別状況との比較は行わない。所定の受信品質以上の場合は、第1〜第3のデータ記録処理と同様に音響データの記録を行う。
ここで受信品質を評価するための具体的な値としては、受信した放送信号の電界強度、エラーレートおよびSN(Signal to Noise)比などがある。
予め閾値を定めておき、放送信号を受信すると同時に、前述のような評価値を検出して閾値と比較する。受信品質が低いか否かの判断は、受信した放送信号に含まれる音響データのうち、評価値が閾値以下であったデータの割合(低品質割合)を算出し、低品質割合が所定の割合を越えていた場合に、受信品質が低いと判断する。または、誤り訂正ができないデータの割合が所定の割合を越えていた場合に、受信品質が低いと判断する。
このように受信品質が低い場合の音響データ、すなわち品質の劣化した音響データが記録されてしまうことを防ぐことができる。
図3は、データ記録処理を示すフローチャートである。なお、この処理はラジオ・テレビチューナ1の動作中に繰り返し実行される。
まず、ステップS1では、ラジオ・テレビチューナ1における放送信号の各種処理を行いステップS2に進む。ステップS2では、受信品質が低いか否かを、たとえば電界強度、ノイズレベル、エラーレートなどに基づき判断する。低ければ処理を終了し、高ければステップS3に進む。ステップS3では、放送信号に含まれる音響データを記録し、処理を終える。なお、音響データの記録は、楽曲データなどの一連のデータ単位で行い、たとえば楽曲データの一部で受信状態が悪化した場合は、記録を中止する。
・第5のデータ記録処理
第5のデータ記録処理では、ラジオ・テレビチューナ1が受信した放送信号の受信品質を検出し、フォルダ条件に識別情報と、ラジオ・テレビチューナ1から送られてくる音響データの付加情報とを比較し、識別条件と一致する付加情報を有している音響データがあれば、検出した受信品質を示す品質情報と関連付けて記録する。品質情報とは、音響データ受信時の受信品質を示す情報であり、第4のデータ記録処理で算出した低品質割合などである。すでに同じ音響データが記録されており、品質情報が記録されている場合は、検出した音響データの品質情報とを比較し、検出した品質情報のほうが良い場合は、送られてきた音響データと、検出した品質情報とで上書きして記録する。
このように、同じ音響データがすでに記録されていても、受信品質が高いものを上書きして更新するので、高品質の音響データを記録することができる。
図4は、データ記録処理を示すフローチャートである。なお、この処理はラジオ・テレビチューナ1の動作中に繰り返し実行される。
ステップS11では、ラジオ・テレビチューナ1における放送信号の各種処理を行いステップS12に進む。ステップS12では、すでに記録されている同じ音響データの受信時の受信品質より低いか否かを判断する。低ければ処理を終了し、高ければステップS13に進む。ステップS13では、新たに受信した音響データで上書きして記録し、処理を終える。
・第6のデータ記録処理
第6のデータ記録処理では、ラジオ・テレビチューナ1が受信した放送信号に含まれる音響データと同じ音響データが、DVD・CDデッキ2内のCDなど他の記録媒体に記録されているかどうかを検索し、同じ音響データがあれば、放送信号に含まれる音響データではなく、他の記録媒体に記録されている音響データを、第1〜第3のデータ記録処理と同様にして記録を行う。
CDなどの記録媒体に記録されている音響データは、放送信号に含まれる音響データのように品質の劣化がほとんど生じないので、記録媒体に記録されている音響データがあれば、それを記録することで高品質の音響データを記録することができる。
図5は、データ記録処理を示すフローチャートである。なお、この処理はラジオ・テレビチューナ1の動作中に繰り返し実行される。
ステップS21では、ラジオ・テレビチューナ1における放送信号の各種処理を行いステップS22に進む。ステップS22では、他の記録媒体に同じ音響データが記録されているか否かを判断する。記録されていればステップS23に進み、記録されていなければステップS24に進む。ステップS23では、他の記録媒体の音響データを記録し、ステップS24では、放送信号に含まれる音響データを記録し、処理を終える。
上記のようにして音響データを自動で記録する場合、識別情報と付加情報とが一致したときに必ず記録すると同じ音響データが複数記録される可能性がある。これを避けるため、識別情報と付加情報とが一致したときに、一時記録フォルダおよび個別フォルダに記録されている音響データを検索し、記録しようとしている音響データと同じ音響データがすでに記録されているか否かを判断するようにしてもよい。同じ音響データがすでに記録されていれば、現在記録しようとしている音響データは記録しないようにする。なお、検索中は、一時記録フォルダへの記録を継続しておき、検索の結果、同じ音響データが記録されていることが判明した時点で、記録を中止することが好ましい。音響データの検索は時間を要するので、検索と記録を平行して行うことで、処理時間を短縮することができる。
図6は、データ記録処理を示すフローチャートである。なお、この処理はラジオ・テレビチューナ1の動作中に繰り返し実行される。
ステップS31では、ラジオ・テレビチューナ1における放送信号の各種処理を行いステップS32に進む。ステップS32では、一時記録フォルダに同じ音響データが存在するか否かを判断する。存在していればステップS35に進み、存在していなければステップS33に進む。ステップS33では、一時記録フォルダに、放送信号に含まれている音響データの記録を開始する。ステップS34では、他のフォルダに記録されている音響データを検索する。ステップS35では、他のフォルダに存在するか否かを判断する。存在していればステップS36に進み、存在していなければステップS33で開始した音響データの記録を継続する。ステップS36では、ステップS33で開始した音響データの記録を中止し、処理を終える。
また、一時記録フォルダと個別フォルダにはそれぞれ同じ音響データが記録されていてもよいので、一時記録フォルダに記録されている音響データのみを検索するようにしてもよい。
図7は、データ記録処理を示すフローチャートである。なお、この処理はラジオ・テレビチューナ1の動作中に繰り返し実行される。
ステップS41では、ラジオ・テレビチューナ1における放送信号の各種処理を行いステップS42に進む。ステップS42では、一時記録フォルダに同じ音響データが存在するか否かを判断する。存在していれば処理を終了し、存在していなければステップS43に進む。ステップS43では、放送信号に含まれている音響データを一時記録フォルダに記録し、処理を終える。
各データ記録処理によって音響データの記録が完了したときは、音響データが記録されたフォルダをユーザに対して報知することが好ましい。たとえば、記録完了時に、表示装置7に記録先のフォルダ名と、音響データの記録が完了した旨のメッセージを表示してもよいし、ユーザが表示装置7を見ていないことを想定して、音声出力装置9から音声でフォルダ名と、音響データの記録が完了した旨のメッセージを出力してもよい。音響データが再生中の場合は、割り込み処理によって、音声出力を行う。報知することで、自動で記録された音響データをユーザが探す手間を省くことができる。
図8は、記録完了の報知処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、各データ記録処理の終了後に実行される。
ステップS51では、条件が一致した音響データの記録を開始する。ステップS52で記録が完了すると、ステップS53で表示装置7または音声出力装置9などで報知し、処理を終える。
上記のようにして記録した音響データは、記録システム100が動作し続けるに従い増加するが、記録装置7の記録容量には限りがあるため、適度に記録した音響データを削除することが必要である。手動で削除することは、ユーザに与える負荷が大きく好ましくない。記録システム100では、所定の削除条件に合致した音響データを自動で削除することができる。
・第1のデータ削除処理
第1のデータ削除処理では、一時記録フォルダに記録されている音響データのうち、記録されてから現在までの経過時間が所定時間を越える音響データを削除する。削除の基準となる所定時間は、ユーザが入力して設定する。ユーザが入力しない場合でも削除可能なように、初期値を設定しておくことが望ましい。また、経過時間の算出、所定時間との比較および削除などの処理は、たとえば、一日に一回、設定された時間に行うようにしてもよいし、記録システム100の電源をオフするときに行うようにしてもよい。
なお、一時記録フォルダにのみ記録されており、個別ファイルに記録されていない音響データについては、削除すると記録装置7から完全に消えてしてしまうため、削除の対象となる音響データは、一時記録フォルダおよび個別フォルダのいずれにも記録されている音響データとしてもよい。
・第2のデータ削除処理
第2のデータ削除処理では、音響データが再生中にユーザが指示すると、再生中の音響データが削除される。ユーザは、入力装置10の所定のキーを入力することで削除の指示を行う。ユーザが曲を聞いているその場で指示を出すことができるので、容易に削除することができる。
・第3のデータ削除処理
第3のデータ削除処理では、再生頻度が、所定の頻度以下の音響データを削除する。再生頻度とは、一定期間内での再生回数である。また再生したことをカウントする条件としては、たとえば、データ量にして50%以上が再生された場合や時間にして1分間以上再生された場合などである。
一定期間および所定の頻度は、ユーザが入力して設定する。ユーザが入力しない場合でも削除可能なように、初期値を設定しておくことが望ましい。また、再生頻度の算出、所定頻度との比較および削除などの処理は、たとえば、一日に一回、設定された時間に行うようにしてもよいし、記録システム100の電源をオフするときに行うようにしてもよい。
・第4のデータ削除処理
第4のデータ削除処理では、複数の音響データを再生する場合に、連続して再生がスキップされた回数が所定の回数以上の音響データを削除する。たとえば、一時記録フォルダに記録されている音響データを所定の順序で全て再生するような場合に、再生が連続してスキップされた回数をカウントする。スキップとは、再生される予定であったにも関わらず、再生されることなく、次に再生する音響データ以降の音響データが再生された場合、または再生直後に再生が中断され、次に再生する音響データ以降の音響データが再生された場合である。ユーザが入力装置10を操作することでスキップが生じる。このようなスキップが連続して所定回数生じた場合に音響データを削除する。音響データに対するスキップ回数をカウントしておき、所定回数と比較して一致したときに削除行う。スキップ回数は連続したスキップ回数であるので、スキップされずに再生された場合は、それまでのスキップ回数はリセットされて0となる。
上記のように、種々の条件で音響データを削除することにより、ユーザが好みに応じて設定し、使い勝手を向上させることができる。
図9は、データ削除処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、所定の期間ごとに定期的に実行されたり、電源のオンまたはオフのときなどに実行される。
ステップS61では、上記のような削除条件に一致する音響データを一時記録フォルダ内で検索する。ステップS62では、削除条件に一致する音響データが存在するか否かを判断する。存在すればステップS63に進み、存在しなければ処理を終了する。
なお、削除の対象を音響データとして説明したが、フォルダごとに削除するようにしてもよい。個別フォルダに対して、最近音響データが記録された日時や、個別フォルダに記録された音響データの平均頻度などを用いて、削除条件と一致したフォルダごと削除する。
実際には、上記のように所定の条件と一致した音響データを、条件と一致した時点で即座に削除する必要はない。記録している音響データの削除を行うのは、記録装置3の記録容量を越えないようにするためであるから、記録容量が十分に確保されている場合は、削除条件に一致した音響データがあっても削除しないようにする。すなわち、記録装置3の空き容量が所定量以下となったときに、削除条件に一致した音響データを削除するようにする。記録装置3の空き容量が所定量以下となった時点で、削除条件に一致した音響データは複数ある場合が多いので、複数の音響データのうち、記録された日付が古い音響データから順に、記録装置3の空き容量が十分に所定量を越えるまで削除するようにしてもよいし、削除条件に一致した音響データは全て削除するようにしてもよい。なお、空き容量としては、記録装置3全体の空き容量ではなく、たとえば一時記録フォルダに割り当てる記録容量を予め設定しておき、一時記録フォルダの空き容量が所定量以下となった時点で、削除するようにしてもよい。
また、削除を行う基準を、空き容量が所定量以下となった場合ではなく、記録している音響データの数が所定数以上となった場合としてもよい。
音響データを削除する時点で、ユーザに対して削除するか否かの確認を行うことが好ましい。確認は、たとえば表示装置7に記録されているフォルダ名、音響データの曲名などを表示し、削除してもよいかどうかを確認する。ユーザは、入力装置10を操作することで、削除の許可または非許可を指示することができる。許可の場合は、音響データを削除する。非許可の場合は、削除は行わない。ただし、ユーザの指示により削除を行わなかった音響データは、依然として削除の条件を満足しているため、すぐに削除の対象となってしまう。したがって、記録された日時や、連続スキップ回数など、削除の条件に関するパラメータについては全てリセットするようにしてもよい。
図10は、削除確認を行うデータ削除処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、所定の期間ごとに定期的に実行されたり、電源のオンまたはオフのときなどに実行される。
ステップS71では、削除条件に一致する音響データを一時記録フォルダ内で検索する。ステップS72では、削除条件に一致する音響データが存在するか否かを判断する。存在すればステップS73に進み、存在しなければ処理を終了する。ステップS73では、ユーザによって削除が許可されたか否かを判断する。許可されればステップS74に進み、許可されなければ処理を終了する。ステップS74では、削除条件に一致する音響データを削除する。
本発明の実施の一形態である音響データ記録方法を実現するための音響データ記録システム100の構成を示すブロック図である。 記録装置3の記録領域を示す図である。 データ記録処理を示すフローチャートである。 データ記録処理を示すフローチャートである。 データ記録処理を示すフローチャートである。 データ記録処理を示すフローチャートである。 データ記録処理を示すフローチャートである。 記録完了の報知処理を示すフローチャートである。 データ削除処理を示すフローチャートである。 削除確認を行うデータ削除処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ラジオ・テレビチューナ
2 DVD(Digital Versatile Disk)・CD(Compact Disc)デッキ
3 記録装置
4 データデコーダ
5 システムコントローラ
6 映像処理回路
7 表示装置
8 音声処理回路
9 音声出力装置
10 入力装置
100 音響データ記録システム

Claims (23)

  1. 音源から入力された音響データを記録装置に記録する音響データ記録方法であって、
    複数の記録領域に対して、所定の識別情報を関連付ける識別ステップと、
    音源から音響データを入力する入力ステップと、
    入力された音響データに付加された所定の付加情報を検出する検出ステップと、
    検出された付加情報と、識別情報とを比較して入力された音響データを記録する記録領域を決定する決定ステップと、
    決定した記録領域に音響データを記録する記録ステップとを有することを特徴とする音響データ記録方法。
  2. 前記音響データは、楽曲を示すデータであり、
    前記付加情報および識別情報は、少なくとも楽曲の題名、楽曲の演奏者名、楽曲が属するジャンルのいずれかを有することを特徴とする請求項1記載の音響データ記録方法。
  3. 前記決定ステップでは、付加情報と識別情報とにおけるデータの少なくとも一つが一致したとき、一致した識別情報が関連付けられた記録領域に音響データを記録することを特徴とする請求項1または2記載の音響データ記録方法。
  4. 前記記録領域は、関連付けられた識別情報に一致した付加情報を有する音響データのみを記録する個別記録領域と、
    個別記録領域に関連付けられた識別情報と付加情報にかかわらず音響データの全てを記録する一時記録領域とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  5. 前記記録ステップでは、まず、前記一時記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、前記個別記録領域に記録することを特徴とする請求項4記載の音響データ記録方法。
  6. 前記記録ステップでは、音響データを前記一時記録領域および前記個別記録領域に同時に記録することを特徴とする請求項4記載の音響データ記録方法。
  7. 前記記録ステップでは、まず、前記個別記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、所定の複製条件に合致する音響データを複製して一時記録領域に記録することを特徴とする請求項4記載の音響データ記録方法。
  8. 前記複製条件は、前記個別記録領域に記録されてからの経過日数であることを特徴とする請求項7記載の音響データ記録方法。
  9. 前記音源は、音響データが多重化された放送信号であり、
    放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
    前記決定ステップでは、検知された受信品質が所定の品質より低い場合は、記録領域を決定せず、記録を中止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  10. 前記音源は、音響データが多重化された放送信号であり、
    放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
    前記記録ステップでは、検知された受信品質と音響データとを関連付けて記録することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  11. 既に記録されている音響データが入力されたとき、前記決定ステップでは、記録されている受信品質と、検知された受信品質と比較し、検知された受信品質の方が高い場合は、検知された受信品質と入力された音響データとを記録することを特徴とする請求項10記載の音響データ記録方法。
  12. 前記音源は、音響データが多重化された放送信号および音響データが記録された記録媒体であり、
    音源が放送信号のときは、前記記録ステップでは、決定した記録領域に音響データを記録する前に、記録媒体に同じ音響データが記録されているかどうかを判断し、記録されていれば、記録媒体に記録されている音響データを決定した記録領域に記録することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  13. 前記記録ステップでは、記録しようとする音響データが、一時記録領域または個別記録領域に既に記録されているかどうかを判断し、少なくとも個別記録領域に既に記録されている場合は、音響データを記録しないことを特徴とする請求項4〜8記載の音響データ記録方法。
  14. 前記記録ステップでは、一時記録領域の次に個別記録領域について判断し、一時記録領域に記録されていなければ、一時記録領域に記録しながら個別記録領域について判断し、個別記録領域に記録されていれば一時記録領域への記録を中止することを特徴とする請求項13記載の音響データ記録方法。
  15. 前記記録ステップでは、記録しようとする音響データが、一時記録領域に既に記録されているかどうかを判断し、一時記録領域に記録されていない場合は、一時記録領域に音響データを記録することを特徴とする請求項4〜8記載の音響データ記録方法。
  16. 前記記録ステップで記録したときに、いずれの記録領域に記録したかをユーザに報知する報知ステップを有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  17. 一時記録領域に記録した音響データのうち、所定の削除条件に合致した音響データを削除する削除ステップを有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  18. 前記削除条件は、再生中にユーザによって削除が指示されることを特徴とする請求項17記載の音響データ記録方法。
  19. 前記削除条件は、再生頻度が、所定の頻度以下であることを特徴とする請求項17記載の音響データ記録方法。
  20. 前記削除条件は、複数の音響データを再生する場合に、連続して再生がスキップされた回数が所定の回数以上であることを特徴とする請求項17記載の音響データ記録方法。
  21. 前記削除ステップでは、所定の削除条件に合致した音響データのうち、個別記録領域にも記録されている音響データを削除することを特徴とする請求項17〜20のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  22. 前記削除ステップでは、一時記録領域の空き容量が所定量以下となったときに、削除することを特徴とする請求項17〜21のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
  23. 所定の削除条件に合致した音響データのうち、記録された日時が古い音響データから順に削除することを特徴とする請求項22記載の音響データ記録方法。
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JP2009117008A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Denso Corp 録音装置
JP2009259330A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Sanyo Electric Co Ltd 音楽記録再生装置およびナビゲーション機能を有する音楽記録再生装置

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