JP2005038530A - 音響データ記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 予め1または複数のフォルダ条件に定められた1または複数の識別情報と、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データの付加情報とを比較し、識別情報と一致する付加情報を有している音響データがあれば、一時記録フォルダに記録し、記録が終了した後、個別フォルダに記録する。データ記録処理によって音響データの記録が完了したときは、音響データが記録されたフォルダをユーザに対して報知する。たとえば、記録完了時に、表示装置7に記録先のフォルダ名と、音響データの記録が完了した旨のメッセージを表示してもよいし、ユーザが表示装置7を見ていないことを想定して、音声出力装置9から音声でフォルダ名と、音響データの記録が完了した旨のメッセージを出力してもよい。
【選択図】 図1
Description
Compact Disk)などの記録媒体から読み込むなどして、ユーザの所有するデータ記録装置に記録し、自由に再生して楽しむことができる。
特許文献1記載の送信装置および受信装置は、送信装置では、放送番組の送信とともに、番組の内容単位で設定されたキーワードを送信し、受信装置では、ユーザにより入力されたキーワードと、受信したキーワードとの一致検出を行い、検出結果に応じて放送信号の記録動作を制御している。
音源から音響データを入力する入力ステップと、
入力された音響データに付加された所定の付加情報を検出する検出ステップと、
検出された付加情報と、識別情報とを比較して入力された音響データを記録する記録領域を決定する決定ステップと、
決定した記録領域に音響データを記録する記録ステップとを有することを特徴とする音響データ記録方法である。
前記付加情報および識別情報は、少なくとも楽曲の題名、楽曲の演奏者名、楽曲が属するジャンルのいずれかを有することを特徴とする。
個別記録領域に関連付けられた識別情報と付加情報にかかわらず音響データの全てを記録する一時記録領域とを有することを特徴とする。
放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
前記決定ステップでは、検知された受信品質が所定の品質より低い場合は、記録領域を決定せず、記録を中止することを特徴とする。
放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
前記記録ステップでは、検知された受信品質と音響データとを関連付けて記録することを特徴とする。
音源が放送信号のときは、前記記録ステップでは、決定した記録領域に音響データを記録する前に、記録媒体に同じ音響データが記録されているかどうかを判断し、記録されていれば、記録媒体に記録されている音響データを決定した記録領域に記録することを特徴とする。
これにより、記録された音響データをユーザが探す手間を省くことができる。
ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データ内に付加されている付加情報には、曲名、アーティスト名、ジャンル種別、再生時間、データ容量などがある。
第1のデータ記録処理では、予め1または複数のフォルダ条件に定められた1または複数の識別情報と、ラジオ・テレビチューナ1およびDVD・CDデッキ2から送られてくる音響データの付加情報とを比較し、識別情報と一致する付加情報を有している音響データがあれば、まず一時記録フォルダに記録し、記録が終了した後、個別フォルダに記録する。
第2のデータ記録処理では、第1のデータ記録処理と音響データを記録する時期が異なり、識別条件と一致する付加情報を有している音響データがあれば、一時記録フォルダと個別フォルダとに同時に記録する。
同時に記録することで記録に要する時間を短縮することができる。
第3のデータ記録処理では、識別条件と一致する付加情報を有している音響データがあれば、個別フォルダにのみ記録する。一時記録フォルダには、過去数日間に記録された音響データを記録する。たとえば、ユーザが所望する条件、現在から過去に遡る日数などを入力すると、個別フォルダに記録されている全ての音響データについて、記録されてからの経過日数を算出し、算出された経過日数が、入力された日数以下である音響データを全て複製し、複製された音響データを一時記録フォルダに記録する。
第4のデータ記録処理では、ラジオ・テレビチューナ1が受信した放送信号の受信品質を検出し、受信品質が低い場合は、放送信号に含まれる音響データの付加情報と、識別状況との比較は行わない。所定の受信品質以上の場合は、第1〜第3のデータ記録処理と同様に音響データの記録を行う。
第5のデータ記録処理では、ラジオ・テレビチューナ1が受信した放送信号の受信品質を検出し、フォルダ条件に識別情報と、ラジオ・テレビチューナ1から送られてくる音響データの付加情報とを比較し、識別条件と一致する付加情報を有している音響データがあれば、検出した受信品質を示す品質情報と関連付けて記録する。品質情報とは、音響データ受信時の受信品質を示す情報であり、第4のデータ記録処理で算出した低品質割合などである。すでに同じ音響データが記録されており、品質情報が記録されている場合は、検出した音響データの品質情報とを比較し、検出した品質情報のほうが良い場合は、送られてきた音響データと、検出した品質情報とで上書きして記録する。
第6のデータ記録処理では、ラジオ・テレビチューナ1が受信した放送信号に含まれる音響データと同じ音響データが、DVD・CDデッキ2内のCDなど他の記録媒体に記録されているかどうかを検索し、同じ音響データがあれば、放送信号に含まれる音響データではなく、他の記録媒体に記録されている音響データを、第1〜第3のデータ記録処理と同様にして記録を行う。
第1のデータ削除処理では、一時記録フォルダに記録されている音響データのうち、記録されてから現在までの経過時間が所定時間を越える音響データを削除する。削除の基準となる所定時間は、ユーザが入力して設定する。ユーザが入力しない場合でも削除可能なように、初期値を設定しておくことが望ましい。また、経過時間の算出、所定時間との比較および削除などの処理は、たとえば、一日に一回、設定された時間に行うようにしてもよいし、記録システム100の電源をオフするときに行うようにしてもよい。
第2のデータ削除処理では、音響データが再生中にユーザが指示すると、再生中の音響データが削除される。ユーザは、入力装置10の所定のキーを入力することで削除の指示を行う。ユーザが曲を聞いているその場で指示を出すことができるので、容易に削除することができる。
第3のデータ削除処理では、再生頻度が、所定の頻度以下の音響データを削除する。再生頻度とは、一定期間内での再生回数である。また再生したことをカウントする条件としては、たとえば、データ量にして50%以上が再生された場合や時間にして1分間以上再生された場合などである。
第4のデータ削除処理では、複数の音響データを再生する場合に、連続して再生がスキップされた回数が所定の回数以上の音響データを削除する。たとえば、一時記録フォルダに記録されている音響データを所定の順序で全て再生するような場合に、再生が連続してスキップされた回数をカウントする。スキップとは、再生される予定であったにも関わらず、再生されることなく、次に再生する音響データ以降の音響データが再生された場合、または再生直後に再生が中断され、次に再生する音響データ以降の音響データが再生された場合である。ユーザが入力装置10を操作することでスキップが生じる。このようなスキップが連続して所定回数生じた場合に音響データを削除する。音響データに対するスキップ回数をカウントしておき、所定回数と比較して一致したときに削除行う。スキップ回数は連続したスキップ回数であるので、スキップされずに再生された場合は、それまでのスキップ回数はリセットされて0となる。
2 DVD(Digital Versatile Disk)・CD(Compact Disc)デッキ
3 記録装置
4 データデコーダ
5 システムコントローラ
6 映像処理回路
7 表示装置
8 音声処理回路
9 音声出力装置
10 入力装置
100 音響データ記録システム
Claims (23)
- 音源から入力された音響データを記録装置に記録する音響データ記録方法であって、
複数の記録領域に対して、所定の識別情報を関連付ける識別ステップと、
音源から音響データを入力する入力ステップと、
入力された音響データに付加された所定の付加情報を検出する検出ステップと、
検出された付加情報と、識別情報とを比較して入力された音響データを記録する記録領域を決定する決定ステップと、
決定した記録領域に音響データを記録する記録ステップとを有することを特徴とする音響データ記録方法。 - 前記音響データは、楽曲を示すデータであり、
前記付加情報および識別情報は、少なくとも楽曲の題名、楽曲の演奏者名、楽曲が属するジャンルのいずれかを有することを特徴とする請求項1記載の音響データ記録方法。 - 前記決定ステップでは、付加情報と識別情報とにおけるデータの少なくとも一つが一致したとき、一致した識別情報が関連付けられた記録領域に音響データを記録することを特徴とする請求項1または2記載の音響データ記録方法。
- 前記記録領域は、関連付けられた識別情報に一致した付加情報を有する音響データのみを記録する個別記録領域と、
個別記録領域に関連付けられた識別情報と付加情報にかかわらず音響データの全てを記録する一時記録領域とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。 - 前記記録ステップでは、まず、前記一時記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、前記個別記録領域に記録することを特徴とする請求項4記載の音響データ記録方法。
- 前記記録ステップでは、音響データを前記一時記録領域および前記個別記録領域に同時に記録することを特徴とする請求項4記載の音響データ記録方法。
- 前記記録ステップでは、まず、前記個別記録領域に音響データを記録し、記録が完了した後、所定の複製条件に合致する音響データを複製して一時記録領域に記録することを特徴とする請求項4記載の音響データ記録方法。
- 前記複製条件は、前記個別記録領域に記録されてからの経過日数であることを特徴とする請求項7記載の音響データ記録方法。
- 前記音源は、音響データが多重化された放送信号であり、
放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
前記決定ステップでは、検知された受信品質が所定の品質より低い場合は、記録領域を決定せず、記録を中止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。 - 前記音源は、音響データが多重化された放送信号であり、
放送信号の受信品質を検知する検知ステップを有し、
前記記録ステップでは、検知された受信品質と音響データとを関連付けて記録することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。 - 既に記録されている音響データが入力されたとき、前記決定ステップでは、記録されている受信品質と、検知された受信品質と比較し、検知された受信品質の方が高い場合は、検知された受信品質と入力された音響データとを記録することを特徴とする請求項10記載の音響データ記録方法。
- 前記音源は、音響データが多重化された放送信号および音響データが記録された記録媒体であり、
音源が放送信号のときは、前記記録ステップでは、決定した記録領域に音響データを記録する前に、記録媒体に同じ音響データが記録されているかどうかを判断し、記録されていれば、記録媒体に記録されている音響データを決定した記録領域に記録することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。 - 前記記録ステップでは、記録しようとする音響データが、一時記録領域または個別記録領域に既に記録されているかどうかを判断し、少なくとも個別記録領域に既に記録されている場合は、音響データを記録しないことを特徴とする請求項4〜8記載の音響データ記録方法。
- 前記記録ステップでは、一時記録領域の次に個別記録領域について判断し、一時記録領域に記録されていなければ、一時記録領域に記録しながら個別記録領域について判断し、個別記録領域に記録されていれば一時記録領域への記録を中止することを特徴とする請求項13記載の音響データ記録方法。
- 前記記録ステップでは、記録しようとする音響データが、一時記録領域に既に記録されているかどうかを判断し、一時記録領域に記録されていない場合は、一時記録領域に音響データを記録することを特徴とする請求項4〜8記載の音響データ記録方法。
- 前記記録ステップで記録したときに、いずれの記録領域に記録したかをユーザに報知する報知ステップを有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
- 一時記録領域に記録した音響データのうち、所定の削除条件に合致した音響データを削除する削除ステップを有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
- 前記削除条件は、再生中にユーザによって削除が指示されることを特徴とする請求項17記載の音響データ記録方法。
- 前記削除条件は、再生頻度が、所定の頻度以下であることを特徴とする請求項17記載の音響データ記録方法。
- 前記削除条件は、複数の音響データを再生する場合に、連続して再生がスキップされた回数が所定の回数以上であることを特徴とする請求項17記載の音響データ記録方法。
- 前記削除ステップでは、所定の削除条件に合致した音響データのうち、個別記録領域にも記録されている音響データを削除することを特徴とする請求項17〜20のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
- 前記削除ステップでは、一時記録領域の空き容量が所定量以下となったときに、削除することを特徴とする請求項17〜21のいずれか1つに記載の音響データ記録方法。
- 所定の削除条件に合致した音響データのうち、記録された日時が古い音響データから順に削除することを特徴とする請求項22記載の音響データ記録方法。
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JP2008070868A (ja) * | 2006-08-14 | 2008-03-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 楽曲一致判定装置、楽曲記録装置、楽曲一致判定方法、楽曲記録方法、楽曲一致判定プログラム、及び楽曲記録プログラム |
JP2009117008A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Denso Corp | 録音装置 |
JP2009259330A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 音楽記録再生装置およびナビゲーション機能を有する音楽記録再生装置 |
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- 2003-07-16 JP JP2003275497A patent/JP4633345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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