JP2005038342A - カタログ商品注文方法、カタログ商品受注方法、及び、受注システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 セキュリティ上の安全性が高いカタログ商品注文方法を提供する。
【解決手段】受注システムMが、ユーザ端末Uから商品または商品細目の識別情報と注文数量とカタログ識別コードとを受信し、注文情報を生成して記憶手段に記憶し、受注番号を生成してユーザ端末Uに送信する注文情報生成ステップと、受注システムMが、ユーザ端末Uから受注番号と顧客識別コードを受信し、受注番号によって特定される注文情報を記憶手段から抽出し、カタログ識別コードに基づいて店舗情報を店舗ファイルから抽出し、店舗側システムSに顧客識別コードと注文情報とを送信する一方、出荷指示データを生成し出力する注文情報送信・出荷指示出力ステップと、店舗側システムSが、受注システムMから受信した顧客識別コードに対応する顧客情報を顧客マスタ49から抽出し、顧客請求データを生成し出力する顧客請求出力ステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネットを介してカタログ掲載商品の注文を行うためのカタログ商品注文方法に関する。
従来、店頭に置いていない商品を注文したい場合には、顧客は、店舗において、店員に注文したい商品をカタログで示して、店員によりメーカに電話等で問い合わせを行ってもらい、価格等を知らせてもらった上で、店舗を通じて商品を注文していた。
また、店頭にない商品を注文する方法としては、インターネットを用いて注文する方法もあり、かかる方法としては、顧客とメーカとを仲介する仲介業者のサイトにアクセスして、仲介業者を介して商品を注文する方法や、メーカのサイトにアクセスして直接注文する方法が知られている。
なお、先行技術文献調査は行っていないので、記載すべき先行技術文献情報は無い。
しかし、上記の店舗を通じた注文方法では、問い合わせに対する回答を得るのに時間がかかるので、店舗でカタログを示したときに、すぐに価格等の商品情報を得ることはできないという問題があった。また、電話等でやり取りするので、聞き間違い等のミスが発生し易いという問題もあった。
また、上記のインターネットを用いた方法では、顧客は、自分の名前や住所等の個人情報を、インターネットを介して送信しなければならず、かかる個人情報がインターネットから流出し、不正に転用される虞があり、セキュリティ上の不安があった。
この発明は、上述した問題を解決するものであり、インターネットを用いるにもかかわらず、セキュリティ上の安全性が高いカタログ商品注文方法を提供することを目的とする。また、店舗において、カタログ商品についての商品情報をすぐに得ることができ、さらに、入力ミスが発生しにくいカタログ商品注文方法を提供することを目的とする。
請求項1記載のカタログ商品注文方法は、カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルと、注文情報が記憶される記憶手段とを備えた受注システムと、インターネットを介して前記受注システムと交信可能なユーザ端末と、各顧客の顧客情報が当該顧客に対して付与された顧客識別コードと対応付けられて記憶された顧客ファイルを備え、前記受注システムとインターネットを介して交信可能であって、店舗側に設けられた店舗側システムと、を用いたカタログ商品注文方法であって、前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成して前記記憶手段に記憶し、前記注文情報を特定可能な情報(以下、注文特定情報と言う。)を生成して前記ユーザ端末に送信する注文情報生成ステップと、前記受注システムが、前記ユーザ端末から、前記注文特定情報と共に、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードを受信し、前記注文特定情報によって特定される前記注文情報を、前記記憶手段から抽出するとともに、前記顧客識別コードと共に受信した前記カタログ識別コード、または、抽出した前記注文情報に含まれていた前記カタログ識別コードに基づいて、前記店舗情報を前記店舗ファイルから抽出し、前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報送信・出荷指示出力ステップと、前記店舗側システムが、前記受注システムから受信した前記顧客識別コードに対応する前記顧客情報を、前記顧客ファイルから抽出し、抽出した前記顧客情報と、前記受注システムから受信した前記注文情報とに基づいて、顧客に代金を請求するための顧客請求データを、生成し出力する顧客請求出力ステップと、を有することを特徴とする。
ここで、請求項2記載のように、前記受注システムが、商品毎の商品識別コードと商品情報とが対応付けられて記憶された商品情報ファイルを備え、前記カタログには、掲載された商品毎に、当該商品の前記商品識別コードを示す2次元コードが付された商品識別部が設けられ、2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記商品識別部から前記商品識別コードを読み取って、前記受注システムに送信し、前記受注システムが、受信した前記商品識別コードに対応する前記商品情報を、前記商品情報ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記商品情報を表示する商品情報表示ステップが前記注文情報生成ステップの前に行われることが好ましい。
また、請求項3記載のように、前記受注システムが、各店舗における各商品または各商品細目の価格情報が、当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードに対応付け可能であるとともに、当該商品または当該商品細目の識別情報に対応付けられて記憶された価格ファイルを備え、前記受注システムが、前記ユーザ端末から前記識別情報と前記カタログ識別コードとを受信して、前記識別情報と前記カタログ識別コードとに対応する前記価格情報を、前記価格ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記価格情報を表示する価格情報表示ステップが前記注文情報生成ステップの前に行われることが好ましい。
さらに、請求項4記載のように、前記カタログ識別部に前記カタログ識別コードを示す2次元コードが付され、2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記カタログ識別部から前記カタログ識別コードを読み取って、前記受注システムに送信することが好ましい。
請求項5記載のカタログ商品注文方法は、カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルを備えた受注システムと、インターネットを介して前記受注システムと交信可能なユーザ端末と、各顧客の顧客情報が当該顧客に対して付与された顧客識別コードと対応付けられて記憶された顧客ファイルを備え、前記受注システムとインターネットを介して交信可能であって、店舗側に設けられた店舗側システムと、を用いたカタログ商品注文方法であって、前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードと、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成し、受信した前記カタログ識別コードに基づいて前記店舗ファイルから抽出された前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報生成送信・出荷指示出力ステップと、前記店舗側システムが、前記受注システムから受信した前記顧客識別コードに対応する前記顧客情報を、前記顧客ファイルから抽出し、抽出した前記顧客情報と、前記受注システムから受信した前記注文情報とに基づいて、顧客に代金を請求するための顧客請求データを、生成し出力する顧客請求出力ステップと、を有することを特徴とする。
ここで、請求項6記載のように、前記受注システムが、商品毎の商品識別コードと商品情報とが対応付けられて記憶された商品情報ファイルを備え、前記カタログには、掲載された商品毎に、当該商品の前記商品識別コードを示す2次元コードが付された商品識別部が設けられ、2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記商品識別部から前記商品識別コードを読み取って、前記受注システムに送信し、前記受注システムが、受信した前記商品識別コードに対応する前記商品情報を、前記商品情報ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記商品情報を表示する商品情報表示ステップが前記注文情報生成送信・出荷指示出力ステップの前に行われることが好ましい。
また、請求項7記載のように、前記受注システムが、各店舗における各商品または各商品細目の価格情報が、当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードに対応付け可能であるとともに、当該商品または当該商品細目の識別情報に対応付けられて記憶された価格ファイルを備え、前記受注システムが、前記ユーザ端末から前記識別情報と前記カタログ識別コードとを受信して、前記識別情報と前記カタログ識別コードとに対応する前記価格情報を、前記価格ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記価格情報を表示する価格情報表示ステップが前記注文情報生成送信・出荷指示出力ステップの前に行われることが好ましい。
さらに、請求項8記載のように、前記カタログ識別部に前記カタログ識別コードを示す2次元コードが付され、2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記カタログ識別部から前記カタログ識別コードを読み取って、前記受注システムに送信することが好ましい。
請求項9記載のカタログ商品受注方法は、カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルと、注文情報が記憶される記憶手段とを備え、ユーザ端末とインターネットを介して交信可能であるとともに、店舗側に設けられた店舗側システムとインターネットを介して交信可能な受注システムと、を用いたカタログ商品受注方法であって、前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成して前記記憶手段に記憶し、注文特定情報を生成して前記ユーザ端末に送信する注文情報生成ステップと、前記受注システムが、前記ユーザ端末から、前記注文特定情報と共に、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードを受信し、前記注文特定情報によって特定される前記注文情報を、前記記憶手段から抽出するとともに、前記顧客識別コードと共に受信した前記カタログ識別コード、または、抽出した前記注文情報に含まれていた前記カタログ識別コードに基づいて、前記店舗情報を前記店舗ファイルから抽出し、前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報送信・出荷指示出力ステップと、を有することを特徴とする。
請求項10記載のカタログ商品受注方法は、カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルを備え、ユーザ端末とインターネットを介して交信可能であるとともに、店舗側に設けられた店舗側システムとインターネットを介して交信可能な受注システムと、を用いたカタログ商品受注方法であって、前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードと、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成し、受信した前記カタログ識別コードに基づいて前記店舗ファイルから抽出された前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報生成送信・出荷指示出力ステップを有することを特徴とする。
請求項11記載の受注システムは、各店舗の店舗情報が当該店舗に配布されるカタログに付与されたカタログ識別コードに対応付けられて格納された店舗ファイルと、注文情報を記憶する記憶手段とを備え、ユーザ端末とインターネットを介して交信可能であるとともに、店舗側に設けられた店舗側システムとインターネットを介して交信可能な受注システムであって、注文される商品について、前記ユーザ端末から、当該商品が掲載された前記カタログの前記カタログ識別コードと、当該商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品を注文する顧客の顧客識別コードとを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記識別情報と前記注文数量とに基づいて、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成し、前記記憶手段に記憶する手段と、前記受信手段によって受信した前記カタログ識別コードに対応する前記店舗情報を、前記店舗ファイルから抽出する店舗情報抽出手段と、前記店舗情報抽出手段によって抽出した前記店舗情報中のアドレス情報を用いることにより、前記店舗側システムに、受信した前記顧客識別コードと、前記記憶手段から抽出した前記注文情報とを送信する手段と、前記店舗情報抽出手段によって抽出した前記店舗情報と、前記記憶手段から抽出した前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成して出力する手段と、を有することを特徴とする。
ここで、請求項12記載のように、本発明の受注システムが、各店舗における各商品または各商品細目の価格情報が、当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードに対応付け可能であるとともに、当該商品または当該商品細目の前記識別情報に対応付けられて記憶された価格ファイルを備え、前記受信手段によって受信した前記識別情報と前記カタログ識別コードとに対応する前記価格情報を、前記価格ファイルから抽出し、前記ユーザ端末に送信する手段を有することが好ましい。
本発明のカタログ商品注文方法によれば、インターネットを介して、ユーザ端末から受注システムに送信され、受注システムから店舗側システムに送信される顧客の情報は、顧客の個人情報を含まない顧客識別コードだけであり、その顧客識別コードを受信した店舗側システムが、店舗側システム内の顧客ファイルから、受信した顧客識別コードに対応する顧客情報を抽出する。したがって、インターネット上に顧客の個人情報を流す必要がないので、個人情報の流出の虞を低減することができ、セキュリティ上の安全性が高い。
また、受注システムが、ユーザ端末から商品識別コードを受信して、対応する商品情報を商品情報ファイルから抽出し、ユーザ端末に送信することとすれば、店舗においてユーザ端末を使用している顧客は、カタログ商品についての商品情報をすぐに得ることができる。そして、カタログにおいて商品識別コードを2次元コードで示し、2次元コードを読取可能な携帯電話機であるユーザ端末が、商品識別コードを読み取って、受注システムに送信することとすれば、入力ミスの発生を防止できる。
また、受注システムが、ユーザ端末から商品または商品細目の識別情報とカタログ識別コードとを受信して、対応する価格情報を価格ファイルから抽出し、ユーザ端末に送信することとすれば、店舗においてユーザ端末を使用している顧客は、カタログ商品の価格情報をすぐに得ることができる。そして、同じ商品であっても店舗によって価格が異なる場合にも、店舗に応じた価格を表示することができる。
さらに、カタログにおいてカタログ識別コードを2次元コードで示し、2次元コードを読取可能な携帯電話機であるユーザ端末が、カタログ識別コードを読み取って、受注システムに送信することとすれば、入力ミスの発生を防止できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、商品を出荷するメーカ側には受注システムMが設けられており、受注システムMは、互いに接続されたメーカ管理装置1と基幹業務システム2とを備えている。メーカ管理装置1は、Webサーバソフトウェアが搭載されたサーバコンピュータであり、インターネットに接続されている。基幹業務システム2は、互いに接続された出荷管理装置21と会計管理装置22とを備えている。出荷管理装置21はコンピュータであり、出荷管理DB(データベース)23を有し、出荷指示データを生成し出力する手段を構成するものである。会計管理装置22もコンピュータであり、会計管理DB24を有している。また、基幹業務システム2は、出荷管理装置21に接続された出荷用端末25と、会計管理装置22に接続されたメーカ管理端末26とを備えている。出荷用端末25とメーカ管理端末26もコンピュータである。
出荷された商品を受け取って顧客に販売する各契約店舗側には、店舗側システムSが設けられており、店舗側システムSは、互いに接続された店舗管理装置4と基幹業務システム5とを備え、さらに、店舗管理装置4に接続された店舗管理端末3を備えている。店舗管理装置4は、互いに接続された店舗サーバ41と顧客管理装置42とを備えている。店舗サーバ41は、Webサーバソフトウェアが搭載されたサーバコンピュータであり、インターネットに接続されている。したがって、店舗サーバ41とメーカ管理装置1とは、インターネットを介して互いに交信可能であり、すなわち、受注システムMと店舗側システムSとは、インターネットを介して互いに交信可能である。店舗サーバ41は注文DB48を有している。顧客管理装置42はコンピュータであり、顧客ファイル(以下、顧客マスタと表記)49を有している。また、基幹業務システム5もコンピュータであり、仕入れ管理DB54と販売管理DB53とを有している。店舗管理装置4は、メーカ管理端末26と専用回線を介して接続されている。
本実施形態では、店舗管理装置4と基幹業務システム5は、各契約店舗の本部(センター)に1つずつ設けられている。なお、図1では、説明を簡単にするため、1つの契約店舗を取り上げて図示しているので、店舗管理装置4と基幹業務システム5も1つしか図示されていない。また、店舗管理端末3は、各契約店舗の販売店(すなわち、顧客が来店して商品を購入する店舗)毎に設けられている。すなわち、店舗管理端末は、1つの契約店舗に複数設けられているが、図1では、説明を簡単にするため、1つしか示していない。なお、店舗管理装置4と基幹業務システム5を、販売店毎に設けてもよいし、店舗管理装置4のうち、店舗サーバ41を販売店毎に設け、顧客管理装置42を本部に設けるようにしてもよい。
商品を注文する顧客が用いるユーザ端末Uとしては、携帯通信端末6、レンズ付携帯電話機7、バーコード読取装置80が装着されたインターネット対応携帯電話機8、及び、その他のインターネット対応端末9(パーソナル・コンピュータを含む)があり、いずれも、インターネット接続機能とWebブラウザを有する。したがって、ユーザ端末Uはインターネットを介してメーカ管理装置1と交信可能である。
メーカ管理装置1は、図2に示すように、演算部17と、演算部17に接続された通信部18と表示部19と入力部20と記憶領域100とを有している。記憶領域100には、店舗ファイル10、価格ファイル(以下、価格マスタと表記)13、商品情報ファイル(以下、商品用途マスタと表記)16、取引DB14、及び、顧客コード管理DB15が格納(記憶)されている。店舗ファイル10は、店舗識別マスタ11と店舗マスタ12とにより構成されている。取引DB14は、注文情報が記憶される記憶手段となるものである。また、記憶領域100には、Webサーバソフトウェアその他の必要なプログラムや、ユーザ端末Uに各種画面を表示するためのデータが格納されている。
そして、通信部18は、ユーザ端末Uや店舗側システムSとの間でインターネットを介して情報の送受信を行う手段や、基幹業務システム2との間で情報の送受信を行う手段を構成するものである。また、演算部17は、店舗ファイル10から店舗情報を抽出する手段や、注文情報を生成し取引DB14に記憶する手段、注文特定情報を生成する手段を構成するものである。
店舗識別マスタ11には、図3に示すように、カタログに付与されたカタログ識別コード(単に、カタログコードとも表記。)と、そのカタログが配布される店舗(ここでは、販売店)の店舗コードとが、対応付けられて格納されている。なお、「対応付けられている」とは、図3に示すように直接対応付けられている場合のみならず、他の情報を介して間接的に対応付けられている場合も含むものとする。店舗コードは、各店舗を識別できるように、店舗(販売店)毎に異なっている。店舗マスタ12には、図4に示すように、店舗毎に、店舗コードと店舗情報とが対応付けられて格納されている。したがって、店舗ファイル10には、カタログ識別コードと店舗情報とが、店舗コードを介して対応付けられて格納されていることとなる。店舗情報には、店名、所在地、電話番号、店舗サーバ41が持つメールアドレス等が含まれている。
商品用途マスタ16には、図5に示すように、商品毎に、商品識別コードと商品情報とが対応付けられて格納されている。商品識別コードは、各商品を識別できるように、商品毎に異なっており、商品の識別情報に該当する。商品情報には、商品の用途についての情報が含まれている。
また、各商品は仕様(本実施形態では、サイズ)毎に細分類される。例えば、図6の例では、「蛍光灯チェーン クロ」という商品には、「#12クロ」、「#14クロ」、「#16クロ」の3サイズがあり、3つに分類されることとなる。このように商品を細分類した1つ1つを商品細目と言うことにする。そして、各商品は、商品細目毎に単価が定められており、注文の際は、商品細目を指定して注文することとなる。
そこで、価格マスタ13には、図7に示すように、各商品の商品識別コードに対し、その商品に含まれる商品細目についての情報(以下、商品細目情報と表記)が対応付けられて格納され、さらに、各商品細目情報に対して、その商品細目の識別情報(以下、細目識別情報と表記)が対応付けられて格納されている。そして、さらに、各商品細目の価格は店舗毎に異なり得るので、価格マスタ13には、各店舗における各商品細目の価格情報が、その店舗の店舗コードに対応付けられるとともに、その商品細目の細目識別情報に対応付けられて格納されている。上述したように、店舗識別マスタ11内で店舗コードはカタログ識別コードに対応付けられているので、各店舗における各商品細目の価格情報は、その店舗に配布されるカタログ30のカタログ識別コードに対応付け可能である。本実施形態では、商品細目情報はサイズに関する情報(以下、サイズ情報と表記)である。また、本実施形態の細目識別情報は、図6の細目コード表示部34に示すようなJANコードである。
顧客管理装置42は、図8に示すように、演算部421と、演算部421に接続された入力部422と表示部423と通信部424と記憶領域425とを有しており、記憶領域425には顧客マスタ49が格納されている。顧客マスタ49には、図9に示すように、顧客毎に、顧客識別コードと顧客情報とが対応付けられて格納されている。顧客情報には、顧客名、住所、電話番号等の顧客の個人情報が含まれる。
店舗サーバ41は、図10に示すように、演算部411と、演算部411に接続された入力部412と表示部413と通信部414と記憶領域415とを有しており、記憶領域415には注文DB48が格納されている。
携帯通信端末6は、図11に示すように、演算部61と、演算部61に接続された入力部62と表示部63と通信部64と記憶領域65とを有している。
レンズ付携帯電話機(すなわち、カメラ付き携帯電話機)7は、図12に示すように、演算部71と、演算部71に接続された画像演算部72と電話通信部74とIX通信部(インターネット通信部)75と記憶領域76と音声処理部77とキー入出力部78と表示部79とを有し、さらに、画像演算部72に接続されたレンズ73を有し、また、音声処理部77に接続されたスピーカ771とマイクロフォン772とを有している。そして、レンズ付き携帯電話機7は、カメラの接写機能を使って2次元コードであるQRコード(登録商標)を読み取る機能を有している。かかる機能を有するレンズ付き携帯電話機7としては、例えば、J−フォン(商標又は登録商標)のJ−SH09、J−SH52、J−SH53があり、現在市販されているので、詳しい説明は省略する。
インターネット対応携帯電話機8は、図13に示すように、演算部81と、演算部81に接続された入出力部82と電話通信部83とIX通信部(インターネット通信部)84と記憶領域85と音声処理部86とキー入出力部87と表示部88とを有している。一方、バーコード読取装置80は、演算部802と、演算部802に接続された信号変換装置801とバーコード読取部803とを有し、信号変換装置801が入出力部82に接続されている。かかるインターネット対応携帯電話機8に装着可能なバーコード読取装置80は、現在市販されているので、詳しい説明は省略する。
店舗に配布されるカタログ30には、図14に示すように、カタログ識別部31が設けられており、カタログ識別部31には、そのカタログ30に付与されたカタログ識別コードを情報として持つ2次元コードが、貼付または印刷されている。本実施形態では、2次元コードとしてQRコード(登録商標)を用いるものとする。
また、図6に示すように、カタログ30中には、掲載された商品毎に、商品識別部33が設けられている。そして、商品識別部33には、その商品の商品識別コードを情報として持つ2次元コードが印刷されている。また、この2次元コードには、メーカ管理装置1を示すURL(Uniform Resource Locator)と商品名とが情報として含まれている。また、カタログ30中には、掲載された商品に含まれる商品細目毎に、細目コード表示部34が設けられ、各細目コード表示部34には、その商品細目に付与されたJANコードが表示されている。
次に、図15〜図18のフローチャートに基づいて、ユーザ端末Uとしてレンズ付き携帯電話機7(以下、携帯電話機7と略す。)を用いた場合のメーカ管理装置1等の動作について説明する。なお、フローチャート中では、携帯電話機7と表記せず、ユーザ端末と表記する。
1.商品情報表示ステップ
顧客は、店舗においてカタログ30を閲覧し、注文したい商品の商品識別部33に、携帯電話機7のレンズ73を当てて所定の操作を行う。すると、携帯電話機7は、商品識別部33の2次元コードを読み取り(S101)、その情報を解読して、図19に示すように、商品識別コードを情報として持ったURL701と商品名とを、表示部79に表示する(S102)。図19の例では、商品識別コードは「0030010」であり、商品名は「精密ねじセット」である。そして、図19のようにURL701が選択されている状態で、顧客が決定ボタン702を操作すると、携帯電話機7は、URL701により示されるメーカ管理装置1に、商品識別コードを送信する(S103)。
メーカ管理装置1は、受信した商品識別コードに対応付けられた商品情報を、商品用途マスタ16から抽出し(S104)、また、受信した商品識別コードに対応付けられた商品細目情報であるサイズ情報と、そのサイズ情報に対応付けられた細目識別情報であるJANコードとを、価格マスタ13から抽出する(S105)。そして、抽出した商品情報とサイズ情報とJANコードとを、商品情報表示画面を表示するためのデータに埋め込んで、携帯電話機7に送信する(S106)。すると、携帯電話機7には図20及び図21に示すような商品情報表示画面が表示される。
図20及び図21に示す商品情報表示画面では、商品情報表示部703に商品情報が表示され、サイズ選択欄704にはサイズ情報が選択可能に表示される。なお、JANコードは、対応するサイズ情報に付されているが、画面には表示されない。
2.価格情報表示ステップ
顧客は、注文したい商品のサイズを示すサイズ情報を、サイズ選択欄704において選択し、注文数量を数量入力欄705に入力する(S107)。そして、その商品が掲載されているカタログ30のカタログ識別コードを、カタログ識別コード入力欄706に入力する(S108)。
このカタログ識別コードの入力について、図22及び図23に基づいて説明する。なお、ここに示す入力手順及び画面は、ある機種の携帯電話機7を用いた場合の例であり、機種が異なれば、勿論、入力手順及び画面は異なり得る。顧客が、図22(a)に示すようにカタログ識別コード入力欄706が選択されている状態で、オプションの選択等の所定の操作を行うと、携帯電話機7は図22(b)に示すような入力画面を表示する(S201)。そして、顧客が、入力画面に設けられたメニューボタン715を選択すると、携帯電話機7は図22(c)に示すようなメニュー画面を表示する(S202)。
顧客が、メニュー画面に設けられたバーコードボタン708を選択すると、携帯電話機7は図22(d)に示すようなバーコード選択画面を表示する。顧客が、バーコード選択画面において2次元コードを選択すると(S204)、携帯電話機7は図23(e)に示すような2次元コード認識画面を表示する。
顧客が、携帯電話機7のレンズ73をカタログ識別部31に向けて、カタログ識別部31に表示されている2次元コードを2次元コード認識画面内に写し出し、認識ボタン709を選択すると(S205)、携帯電話機7は2次元コードを認識して、図23(f)に示すような2次元コード確定画面を表示し、2次元コードを解読して、その解読結果であるカタログ識別コードを、図23(g)に示すような解読結果表示画面に表示する。
このように認識したデータ(ここでは、カタログ識別コード)が表示された状態で、顧客が、解読結果表示画面に設けられた決定ボタン710を選択すると(S206)、携帯電話機7は、図23(h)に示すように、認識したデータが表示された入力画面を表示する。そして、顧客が入力画面に設けられた決定ボタン711を選択すると(S207)、携帯電話機7は、図23(i)に示すように、商品情報表示画面のカタログ識別コード入力欄706にカタログ識別コードを表示する。これにより、カタログ識別コードの入力が終了する(S208)。
図15に戻って説明すると、図21のようにカタログ識別コードが入力された状態で、送信ボタン707を選択すると、携帯電話機7は、選択されたサイズ情報に対応するJANコードと、入力された注文数量と、入力されたカタログ識別コードとを、メーカ管理装置1に送信する(S109)。メーカ管理装置1は、携帯電話機7からJANコード、注文数量、及び、カタログ識別コードを受信する(S110)。
メーカ管理装置1は、受信したカタログ識別コードに対応する店舗コードを、店舗識別マスタ11から抽出し、その店舗コードに対応する店舗情報を、店舗マスタ12から抽出する。また、受信したJANコードと抽出した店舗コードとに対応する価格情報(ここでは、単価)を、価格マスタ13から抽出する(S111)。そして、抽出した価格情報と受信した注文数量とに基づいて、合計価格と送料・税込み合計価格を算出し、カタログ識別コード、商品名、サイズ情報、JANコード、価格情報、合計価格、及び、送料・税込み合計価格を、確認画面を表示するためのデータに埋め込んで、携帯電話機7に送信する(S112)。
携帯電話機7は、受信した情報に基づいて、図24に示すような確認画面を表示する。確認画面には、カタログ識別コード、商品名、サイズ情報、価格情報(単価)、注文数量、合計価格、及び、送料・税込み合計価格が表示される。なお、確認画面にはJANコードは表示されない。
3.注文情報生成ステップ
顧客が、確認画面に設けられた確認ボタン712を選択すると、携帯電話機7は確認情報をメーカ管理装置1に送信する(S113)。確認情報には、カタログ識別コード、JANコード、注文数量、単価、合計価格、及び、送料・税込み合計価格が含まれる。
メーカ管理装置1は確認情報を受信して(S114)、確認情報に基づいて注文情報を生成し、取引DB14に記憶する。注文情報には、カタログ識別コード、JANコード、注文数量、単価、合計価格、及び、送料・税込み合計価格が含まれる。また、メーカ管理装置1は、注文情報毎に異なる受注番号を生成し、注文情報に対応付けて、取引DB14に記憶する(S115)。この受注番号は、注文情報を特定可能であるので、注文特定情報に相当する。
そして、メーカ管理装置1は、受注番号とカタログ識別コードとを、顧客識別コード入力画面を表示するためのデータに埋め込んで、携帯電話機7に送信する(S116)。顧客識別コード入力画面は、受注番号とカタログ識別コードとを表示して顧客識別コードを入力させるための画面である。なお、メーカ管理装置1は、カタログ識別コードに基づいて、店舗ファイル10から店舗情報を抽出し、その店舗情報中の店舗名も、顧客識別コード入力画面を表示するためのデータに埋め込んで送信する。
4.注文情報送信・出荷指示処理ステップ
携帯電話機7には、図25に示すような顧客識別コード入力画面が表示される。顧客識別コード入力画面には、受注番号とカタログ識別コードの他に、カタログ識別コードに基づいて抽出された店舗情報中の店舗名が、受取店として表示される。顧客が、キー操作により、顧客識別コード入力画面に設けられた顧客識別コード入力欄713に顧客識別コードを入力し、送信ボタン714を選択すると、携帯電話機7は、入力された顧客識別コードと、カタログ識別コードと、受注番号とを、メーカ管理装置1に送信する(S117)。顧客識別コードとしては、例えばその店舗で発行された会員カードの番号等、顧客を識別可能な情報として店舗管理装置4に登録済みのものを用いる。
メーカ管理装置1は、送信された情報を受信し(S118)、受注履歴として、顧客識別コードとカタログ識別コードと受注番号とを、顧客コード管理DB15に記憶する(S119)。なお、顧客識別コードは、顧客の個人情報を含まないものであるので、顧客識別コードをメーカ管理装置1に保持しておいても、顧客の個人情報の流出の虞はない。
メーカ管理装置1は、受信した受注番号に対応する注文情報を、取引DB14から抽出する。また、メーカ管理装置1は、受信したカタログ識別コードに対応する店舗コードを店舗識別マスタ11から抽出し、その店舗コードにより店舗マスタ12から店舗情報を抽出する(S120)。なお、受信したカタログ識別コードを用いず、抽出した注文情報中のカタログ識別コードを用いて、店舗情報を抽出することとしてもよい。そのようにすれば、ステップS116において、カタログ識別コードを、顧客識別コード入力画面を表示するためのデータに埋め込んで、携帯電話機7に送信する必要はなくなる。
メーカ管理装置1は、抽出した店舗情報中のアドレス情報を用いることにより(ここでは、店舗情報中のメールアドレスを送信先として指定することにより)、受注番号、注文情報、及び、顧客識別コードを、店舗管理装置4中の店舗サーバ41に送信する(S120)。その後、メーカ管理装置1は、携帯電話機7に完了通知画面を表示するためのデータを送信する(S121)。携帯電話機7には、図26に示すような完了通知画面が表示される。
次に、メーカ管理装置1は、出荷管理装置21に、受注番号、店舗コード、店舗情報、注文情報を送信し(S122)、出荷管理装置21は、注文情報を出荷情報に変換し、受注番号と店舗コードとに対応付けて、出荷管理DB23に記憶する(S123)。そして、出荷管理装置21は、メーカ管理装置1から受信した情報に基づいて、出荷指示データを生成し、出荷用端末25に出力(送信)する(S124)。出荷指示データには、受注番号、JANコード、注文数量、及び、店舗情報が含まれる。
出荷用端末25は、例えば出荷用倉庫に設けられており、出荷用端末25から出力された出荷指示データに従って、メーカ側は商品の出荷を行う(S125)。そして、メーカ側は、出荷した商品に、店舗情報、受注番号、及び、検品データを付して、店舗情報により示された店舗に送付する。なお、検品データは受注番号を含み、バーコードで示されている。出荷完了後、出荷用端末25は、出荷管理装置21に出荷完了情報を送信する。出荷完了情報には、受注番号が含まれる。
出荷管理装置21は、出荷用端末25から出荷完了情報を受け取ると、出荷完了情報中の受注番号に対応する出荷情報を、出荷管理DB23から抽出し、その出荷情報に基づいて店舗請求データを生成して、会計管理装置22に送信する(S127)。店舗請求データには、店舗請求データ毎に異なるように生成された店舗請求コードと、出荷情報に対応付けられた店舗コード及び受注番号とが含まれ、また、出荷情報から抽出されたJANコード、注文数量、単価、合計価格、送料・税込み合計価格が含まれる。会計管理装置22は、メーカ管理装置1に、店舗請求データを送信する(S128)。また、会計管理装置22は、店舗請求データを会計管理DB24に記憶しておく。
メーカ管理装置1は、店舗請求データ中の店舗コードに対応する店舗情報を、店舗マスタ12から抽出する(S129)。そして、メーカ管理装置1は、抽出した店舗情報中のメールアドレスを用いて、店舗請求データを店舗管理装置4中の店舗サーバ41に送信する(S130)。店舗管理装置4は、受信した店舗請求データを基幹業務システム5に送信し、基幹業務システム5は、受信した店舗請求データを仕入管理DB54に記憶しておく。
9.顧客請求出力ステップ
一方、店舗管理装置4は、ステップS120で送信された受注番号、注文情報、及び、顧客識別コードを、店舗サーバ41で受け取り、注文DB48に記憶する(S131)。また、店舗管理装置4は、受信した受注番号、注文情報、及び、顧客識別コードを、基幹業務システム5に送信する。基幹業務システム5は、受信した注文情報を仕入れ管理DB54に記憶し(S132)、受信した顧客識別コードに対応する顧客情報を、顧客管理装置42の顧客マスタ49から取得して、取得した顧客情報と受信した注文情報とにより、顧客請求データを生成し、受注番号と対応付けて、販売管理DB53に記憶しておく(S133)。顧客請求データには、JANコード、単価、注文数量、合計価格、送料・税込み合計価格が含まれる他、顧客名や顧客の電話番号等、顧客情報から抽出した顧客に関する情報が含まれる。
店舗側では、メーカ側から送付された商品を受け取り、検品データに基づいて検品を行う(S134)。すなわち、商品に付された検品データを示すバーコードを読取り、検品データ中の受注番号に対応する注文情報を、仕入管理DB54から抽出して、その内容と、受け取った商品の内容とを照合する。
そして、顧客が商品を受け取りに来店すると、商品に付された検品データを示すバーコードを、店舗管理端末3で読み取って、店舗管理装置4に送信する。店舗管理装置4は、基幹業務システム5の販売管理DB54から、検品データ中の受注番号に対応する顧客請求データを抽出して、店舗管理端末3に出力(送信)する(S135)。
店舗側では、店舗管理端末3から出力された顧客請求データに基づいて、顧客に商品を渡し、代金を請求して取得する(S136)。このとき、例えば顧客請求データ中の顧客に関する情報を用いて、顧客がその商品を注文した顧客であることを確認できる。
10.店舗売上・仕入支払処理ステップ
代金を取得すると、店舗側では、店舗管理端末3において、受注番号を含む売上情報を店舗管理装置4に送信する操作を行う。店舗管理装置4は、店舗管理端末3から売上情報を受信すると、売上情報中の受注番号に対応する店舗請求データを、仕入管理DB54から抽出し、その店舗請求データ中の店舗請求コードと、受注番号とを、メーカ管理端末26に送信する(S137)。そして、店舗側では、店舗売上処理及び仕入支払処理を行う(S138)。
11.メーカ売上処理ステップ
一方、メーカ管理端末26は、ステップS137で送信された店舗請求コードを、会計管理装置22に送信する(S139)。会計管理装置22は、受信した店舗請求コードに基づいて、店舗請求データを会計管理DB24から抽出し、売上処理を行う(S140)。
以上説明したように、本実施形態では、インターネットを介して、携帯電話機7から受注システムMに送信され、受注システムMから店舗側システムSに送信される顧客の情報は、個人情報を含まない顧客識別コードだけであり、インターネット上に顧客の個人情報を流す必要がない。したがって、個人情報の流出の虞を低減することができ、セキュリティ上の安全性が高い。そして、従来から使用されている会員カードの番号等を顧客識別コードとして用いることにより、従来から店舗側に登録されている顧客情報を利用できることとなり、かかる顧客情報については、通常、既にセキュリティ対策が施されているので、新たにセキュリティ対策を施す必要性が少なく、運用コストを低減することができる。また、注文時の最後に顧客識別コードを入力させているので、インターネット上を顧客識別コードが流れるのは1回だけとなり、顧客識別コードの流出の虞も低減できる。
また、本実施形態では、カタログ識別コードと商品識別コードを2次元コードで表し、ユーザ端末Uとして2次元コードを読み取り可能なレンズ付き携帯電話機7を用いて、カタログ識別コードと商品識別コードとを読み取らせることとしたので、入力ミスを防止することができる。
特に、商品識別部32の2次元コードに、商品識別コードを有したURLを情報として持たせているので、顧客は、携帯電話機7を用いて商品識別部32の2次元コードを読み取るだけで、URLと商品識別コードとを取得でき、ボタン操作だけで、そのURLを用いて商品識別コードを受注システムMに送信することができる。したがって、送信が容易であり、また、URLの入力ミスも防止できる。
そして、商品識別コードの送信に対して受注システムMから商品情報が返信されて、携帯電話機7に表示されるので、顧客は、商品についての詳細な情報をすぐに得ることができる。
また、カタログ識別コードとJANコードの送信に対して、受注システムMから価格情報が返信されて、携帯電話機7に表示されるので、顧客は、価格についてもすぐに確認することができる。また、同じ商品であっても、店舗によって(例えば、小売店か卸売り店かによって)価格が異なることがあるが、受注システムMは、受信したカタログ識別コードに応じた(すなわち、そのカタログ識別コードを持つカタログが配布された店舗に応じた)価格情報を返信する。したがって、店舗に応じた価格情報が携帯電話機7に表示されることとなり、店舗によって価格が異なる場合にも対応可能である。
そして、受注システムMが直接顧客からの注文を直接受け付けて、出荷指示データを出力するので、従来のように店舗を介して注文を受け付ける場合に比べ、迅速に出荷が行え、また、注文ミスも抑制できる。さらに、出荷した商品は店舗に送付されて、店頭で顧客に引き渡されるので、顧客に商品を直接送付する従来のインターネット販売に比べ、顧客にとっては、例えば故障時には購入した店舗を通じて修理を依頼すればよいこととなり、アフターサービスへの不安が小さくなる。
なお、カタログ識別コードと商品識別コードをバーコード(1次元コード)で表し、ユーザ端末Uとして、バーコード読取装置80が装着されたインターネット対応携帯電話機8(以下、単に携帯電話機8と表記)を用いることとしてよい。かかる場合には、顧客は携帯電話機8においてキー操作によりURLを打ち込んで、メーカ管理装置1にアクセスし、バーコード読取装置80でカタログ識別コードや商品識別コードを読み取って、そのデータをメーカ管理装置1に送信し、メーカ管理装置1は受信したデータを解読して、対応する商品情報や価格情報を携帯電話機8に送信することとなる。これによっても、入力ミスを防止し、注文ミスを抑制することができる。
また、商品識別部33に商品識別コードそのものを表示し、顧客がそのコードを見てキー操作により、商品識別コードを直接入力することとしてもよい。同様に、カタログ識別コードそのものをカタログ識別部31に表示し、顧客がそのコードを見てキー操作により、カタログ識別コードを直接入力することとしてもよい。このように、表示されたコードを顧客がキー操作により入力することとすれば、ユーザ端末Uとして、2次元コード読み取り機能やバーコード読み取り機能を持たない携帯通信端末6や、その他のインターネット対応端末9も利用可能となる。
さらに、商品識別コードを2次元コードで表すとともに、図6の符号35に示すように商品識別コードそのものを表示し、ユーザ端末Uとして、携帯電話機7を用いる場合には2次元コードを読み取ることにより商品識別コードを入力し、携帯電話機7以外を用いる場合には、キー操作により直接商品識別コードを入力できるようにするとよい。カタログ識別コードについても同様に併記し、携帯電話機7と携帯電話機7以外のユーザ端末Uの両方が使用できるようにするとよい。
また、カタログ識別部31や商品識別部33に、対応するコードやURL情報等が記録されたICタグを付すこととしてもよい。
また、店舗管理装置4に店舗サーバ41と顧客管理装置42とを設け、インターネットに直接接続されていない顧客管理装置42に顧客マスタ49を設けることとしたのは、個人情報を不正に取得されないように、セキュリティ対策のためであり、勿論、店舗サーバ41と顧客管理装置42とを分離しない実施形態も採り得る。
また、店舗ファイル10を店舗識別マスタ11と店舗マスタ12とに分けずに、1つのファイルとしてもよいし、店舗情報とカタログ識別コードとを、店舗コードを介さず直接対応付けることとしてもよい。
また、価格マスタ13内に、店舗コードの代わりにカタログ識別コードを格納し、カタログ識別コードと価格情報を直接対応付けるようにしてもよい。
さらに、商品が商品細目に分類されない場合であっても、本発明の方法は適用可能である。かかる場合の一実施形態について、以下に説明する。なお、上記実施形態と同様の部分については、同じ符号を用いる。
携帯電話機7から商品識別コードを受信すると、メーカ管理装置1は、商品情報を商品用途マスタ16から抽出し、受信した商品識別コードを商品情報に付加して、商品情報表示画面を表示するためのデータに埋め込み、携帯電話機7に送信する。携帯電話機7に表示された商品情報表示画面は、図20及び図21に示すものと同様であるが、サイズ選択欄704は設けられていない(商品情報表示ステップ)。
顧客が、商品情報表示画面において注文数量を数量入力欄705に入力し、カタログ識別コードをカタログ識別コード入力欄706に入力して、送信ボタン707を選択すると、携帯電話機7からは、商品情報に付加されていた商品識別コードと、注文数量と、カタログ識別コードとが、メーカ管理装置1に送信される。
価格マスタ13には、各店舗における各商品の価格情報が、その店舗の店舗コードに対応付けられるとともに、その商品の商品識別コードに対応付けられて格納されている。メーカ管理装置1は、受信したカタログ識別コードに対応する店舗コードを店舗識別マスタ11から抽出し、その店舗コードと受信した商品識別コードとに対応する価格情報を、価格ファイル13から抽出する。そして、合計価格等を算出し、価格情報等と共に確認画面を表示するためのデータに埋め込んで、携帯電話機7に送信する。携帯電話機7には、確認画面が表示される。この確認画面は、図24に示すものと同様であるが、サイズは表示されていない(価格情報表示ステップ)。
そして、確認画面に設けられた確認ボタン712が選択されると、携帯電話機7は、カタログ識別コード、商品識別コード、注文数量等を含む確認情報を、メーカ管理装置1に送信し、メーカ管理装置1は、カタログ識別コード、商品識別コード、注文数量等を含む注文情報と、受注番号とを生成する(注文情報生成ステップ)。注文情報生成ステップより後のステップについては、上記実施形態と同様であるので省略する。
このように、商品が商品細目に分類されない場合には、メーカ管理装置1は、細目識別情報(JANコード)を受信する代わりに、商品の識別情報(商品識別コード)を受信することとなる。
また、本発明の方法は、上記のような順で行われなくてもよい。例えば、カタログ識別部31にカタログ識別コードを有するURL情報を埋め込んでおき、まず、携帯電話機7にカタログ識別部31を読み込ませて、カタログ識別コードをメーカ管理装置1に送信し、次に、商品識別部33から商品識別コードを読み込ませてメーカ管理装置1に送信し、商品情報を受信するようにしてもよい。
また、注文情報を生成するための確認情報を取得するときに、顧客識別コードを顧客に入力させるようにしてもよい。すなわち、例えば、図24に示すような確認画面に、顧客識別コードの入力欄を設けておき、ユーザ端末Uが、カタログ識別コード、JANコード、注文数量を含む確認情報と同時に、入力された顧客識別コードをメーカ管理装置1に送信する。そして、メーカ管理装置1が、JANコードと注文数量とを含む注文情報を生成し、受信したカタログ識別コードに基づいて店舗情報を店舗ファイル10から抽出し、抽出した店舗情報中のアドレス情報を用いて、店舗側システムSに、受信した顧客識別コードと、生成した注文情報とを送信する一方、抽出した店舗情報と、生成した注文情報とに基づいて、店舗情報とJANコードと注文数量とを含む出荷指示データを生成し、出荷管理装置21に出力(送信)するように構成してもよい。
すなわち、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、本発明は種々の実施形態を採り得る。
本発明の一実施形態に係る受注システム、店舗側システムの概略構成を示すブロック図である。 メーカ管理装置の概略構成を示すブロック図である。 店舗識別マスタ内のデータの対応を示す図である。 店舗マスタ内のデータの対応を示す図である。 商品用途マスタ内のデータの対応を示す図である。 カタログ内の商品が掲載されたページの例である。 価格マスタ内のデータの対応を示す図である。 顧客管理装置の概略構成を示すブロック図である。 顧客マスタ内のデータの対応を示す図である。 店舗サーバの概略構成を示すブロック図である。 携帯通信端末の概略構成を示すブロック図である。 レンズ付き携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。 バーコード読取装置を装着したインターネット対応携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。 2次元コードが付されたカタログ識別部を有するカタログの一例である。 本発明の一実施形態に係る処理の流れを示すフローチャートである。 図15の続きのフローチャートである。 図16の続きのフローチャートである。 図17の続きのフローチャートである。 レンズ付き携帯電話機に表示された画面の例である。 レンズ付き携帯電話機に表示された商品情報表示画面の例である。 レンズ付き携帯電話機に表示された商品情報表示画面の例であり、図20の続きである。 カタログ識別コード入力処理の流れを示すフローチャートである。 図22の続きのフローチャートである。 レンズ付き携帯電話機に表示された確認画面の例である。 レンズ付き携帯電話機に表示された顧客識別コード入力画面の例である。 レンズ付き携帯電話機に表示された完了通知画面の例である。
符号の説明
1…メーカ管理装置
4…店舗管理装置
7…レンズ付き携帯電話機(ユーザ端末)
10…店舗ファイル
13…価格マスタ(価格ファイル)
14…取引DB(記憶手段)
16…商品用途マスタ(商品情報ファイル)
30…カタログ
31…カタログ識別部
33…商品識別部
49…顧客マスタ(顧客ファイル)
U…ユーザ端末
M…受注システム
S…店舗側システム

Claims (12)

  1. カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、
    各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルと、注文情報が記憶される記憶手段とを備えた受注システムと、
    インターネットを介して前記受注システムと交信可能なユーザ端末と、
    各顧客の顧客情報が当該顧客に対して付与された顧客識別コードと対応付けられて記憶された顧客ファイルを備え、前記受注システムとインターネットを介して交信可能であって、店舗側に設けられた店舗側システムと、
    を用いたカタログ商品注文方法であって、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成して前記記憶手段に記憶し、前記注文情報を特定可能な情報(以下、注文特定情報と言う。)を生成して前記ユーザ端末に送信する注文情報生成ステップと、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から、前記注文特定情報と共に、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードを受信し、前記注文特定情報によって特定される前記注文情報を、前記記憶手段から抽出するとともに、前記顧客識別コードと共に受信した前記カタログ識別コード、または、抽出した前記注文情報に含まれていた前記カタログ識別コードに基づいて、前記店舗情報を前記店舗ファイルから抽出し、前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報送信・出荷指示出力ステップと、
    前記店舗側システムが、前記受注システムから受信した前記顧客識別コードに対応する前記顧客情報を、前記顧客ファイルから抽出し、抽出した前記顧客情報と、前記受注システムから受信した前記注文情報とに基づいて、顧客に代金を請求するための顧客請求データを、生成し出力する顧客請求出力ステップと、
    を有することを特徴とするカタログ商品注文方法。
  2. 前記受注システムが、商品毎の商品識別コードと商品情報とが対応付けられて記憶された商品情報ファイルを備え、
    前記カタログには、掲載された商品毎に、当該商品の前記商品識別コードを示す2次元コードが付された商品識別部が設けられ、
    2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記商品識別部から前記商品識別コードを読み取って、前記受注システムに送信し、
    前記受注システムが、受信した前記商品識別コードに対応する前記商品情報を、前記商品情報ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記商品情報を表示する商品情報表示ステップ
    が前記注文情報生成ステップの前に行われることを特徴とする請求項1記載のカタログ商品注文方法。
  3. 前記受注システムが、各店舗における各商品または各商品細目の価格情報が、当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードに対応付け可能であるとともに、当該商品または当該商品細目の識別情報に対応付けられて記憶された価格ファイルを備え、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から前記識別情報と前記カタログ識別コードとを受信して、前記識別情報と前記カタログ識別コードとに対応する前記価格情報を、前記価格ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記価格情報を表示する価格情報表示ステップ
    が前記注文情報生成ステップの前に行われることを特徴とする請求項1または2記載のカタログ商品注文方法。
  4. 前記カタログ識別部に前記カタログ識別コードを示す2次元コードが付され、2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記カタログ識別部から前記カタログ識別コードを読み取って、前記受注システムに送信することを特徴とする請求項1、2、または、3記載のカタログ商品注文方法。
  5. カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、
    各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルを備えた受注システムと、
    インターネットを介して前記受注システムと交信可能なユーザ端末と、
    各顧客の顧客情報が当該顧客に対して付与された顧客識別コードと対応付けられて記憶された顧客ファイルを備え、前記受注システムとインターネットを介して交信可能であって、店舗側に設けられた店舗側システムと、
    を用いたカタログ商品注文方法であって、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードと、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成し、受信した前記カタログ識別コードに基づいて前記店舗ファイルから抽出された前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報生成送信・出荷指示出力ステップと、
    前記店舗側システムが、前記受注システムから受信した前記顧客識別コードに対応する前記顧客情報を、前記顧客ファイルから抽出し、抽出した前記顧客情報と、前記受注システムから受信した前記注文情報とに基づいて、顧客に代金を請求するための顧客請求データを、生成し出力する顧客請求出力ステップと、
    を有することを特徴とするカタログ商品注文方法。
  6. 前記受注システムが、商品毎の商品識別コードと商品情報とが対応付けられて記憶された商品情報ファイルを備え、
    前記カタログには、掲載された商品毎に、当該商品の前記商品識別コードを示す2次元コードが付された商品識別部が設けられ、
    2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記商品識別部から前記商品識別コードを読み取って、前記受注システムに送信し、
    前記受注システムが、受信した前記商品識別コードに対応する前記商品情報を、前記商品情報ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記商品情報を表示する商品情報表示ステップ
    が前記注文情報生成送信・出荷指示出力ステップの前に行われることを特徴とする請求項5記載のカタログ商品注文方法。
  7. 前記受注システムが、各店舗における各商品または各商品細目の価格情報が、当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードに対応付け可能であるとともに、当該商品または当該商品細目の識別情報に対応付けられて記憶された価格ファイルを備え、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から前記識別情報と前記カタログ識別コードとを受信して、前記識別情報と前記カタログ識別コードとに対応する前記価格情報を、前記価格ファイルから抽出して、前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末が前記価格情報を表示する価格情報表示ステップ
    が前記注文情報生成送信・出荷指示出力ステップの前に行われることを特徴とする請求項5または6記載のカタログ商品注文方法。
  8. 前記カタログ識別部に前記カタログ識別コードを示す2次元コードが付され、2次元コードを読取可能な携帯電話機である前記ユーザ端末が、前記カタログ識別部から前記カタログ識別コードを読み取って、前記受注システムに送信することを特徴とする請求項5、6、または、7記載のカタログ商品注文方法。
  9. カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、
    各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルと、注文情報が記憶される記憶手段とを備え、ユーザ端末とインターネットを介して交信可能であるとともに、店舗側に設けられた店舗側システムとインターネットを介して交信可能な受注システムと、
    を用いたカタログ商品受注方法であって、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成して前記記憶手段に記憶し、注文特定情報を生成して前記ユーザ端末に送信する注文情報生成ステップと、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から、前記注文特定情報と共に、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードを受信し、前記注文特定情報によって特定される前記注文情報を、前記記憶手段から抽出するとともに、前記顧客識別コードと共に受信した前記カタログ識別コード、または、抽出した前記注文情報に含まれていた前記カタログ識別コードに基づいて、前記店舗情報を前記店舗ファイルから抽出し、前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報送信・出荷指示出力ステップと、
    を有することを特徴とするカタログ商品受注方法。
  10. カタログ識別コードを示すカタログ識別部が設けられ、各店舗に配布されるカタログと、
    各店舗の店舗情報が当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードと対応付けられて記憶された店舗ファイルを備え、ユーザ端末とインターネットを介して交信可能であるとともに、店舗側に設けられた店舗側システムとインターネットを介して交信可能な受注システムと、
    を用いたカタログ商品受注方法であって、
    前記受注システムが、前記ユーザ端末から、顧客が注文する商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品が掲載されている前記カタログの前記カタログ識別コードと、当該商品を注文する前記顧客の前記顧客識別コードとを受信し、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成し、受信した前記カタログ識別コードに基づいて前記店舗ファイルから抽出された前記店舗情報を用いて、前記店舗側システムに前記顧客識別コードと前記注文情報とを送信する一方、前記店舗情報と前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成し出力する注文情報生成送信・出荷指示出力ステップ
    を有することを特徴とするカタログ商品受注方法。
  11. 各店舗の店舗情報が当該店舗に配布されるカタログに付与されたカタログ識別コードに対応付けられて格納された店舗ファイルと、注文情報を記憶する記憶手段とを備え、ユーザ端末とインターネットを介して交信可能であるとともに、店舗側に設けられた店舗側システムとインターネットを介して交信可能な受注システムであって、
    注文される商品について、前記ユーザ端末から、当該商品が掲載された前記カタログの前記カタログ識別コードと、当該商品または当該商品に含まれる商品細目の識別情報と、当該商品の注文数量と、当該商品を注文する顧客の顧客識別コードとを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記識別情報と前記注文数量とに基づいて、前記識別情報と前記注文数量とを含む注文情報を生成し、前記記憶手段に記憶する手段と、
    前記受信手段によって受信した前記カタログ識別コードに対応する前記店舗情報を、前記店舗ファイルから抽出する店舗情報抽出手段と、
    前記店舗情報抽出手段によって抽出した前記店舗情報中のアドレス情報を用いることにより、前記店舗側システムに、受信した前記顧客識別コードと、前記記憶手段から抽出した前記注文情報とを送信する手段と、
    前記店舗情報抽出手段によって抽出した前記店舗情報と、前記記憶手段から抽出した前記注文情報とに基づいて、前記商品を前記店舗情報によって示される店舗に出荷するための出荷指示データを、生成して出力する手段と、
    を有することを特徴とする受注システム。
  12. 各店舗における各商品または各商品細目の価格情報が、当該店舗に配布される前記カタログの前記カタログ識別コードに対応付け可能であるとともに、当該商品または当該商品細目の前記識別情報に対応付けられて記憶された価格ファイルを備え、
    前記受信手段によって受信した前記識別情報と前記カタログ識別コードとに対応する前記価格情報を、前記価格ファイルから抽出し、前記ユーザ端末に送信する手段を有することを特徴とする請求項11記載の受注システム。
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