JP2005035638A - ホッパのブリッジブレーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型,かつ,コンパクトでありながら大型のホッパにも適用できる高効率のブリッジブレーカを提供することを目的とする。
【解決手段】 弾性体13を介して周壁3に支持させた上下の軸19、20の外端部にシェーカ9の両端部を直接支持させることによりシェーカ9を周壁3に近付けて小型化及びコンパクト化を図る一方、スプリング31によりシェーカ9、上下両軸19、20及びスクリーン8を所定の高さに弾性支持することにより、運転中において、上下の軸19、20と弾性体13などとの衝突を無くし、大型ホッパへの実用化を可能にした。
【選択図】 図1
【解決手段】 弾性体13を介して周壁3に支持させた上下の軸19、20の外端部にシェーカ9の両端部を直接支持させることによりシェーカ9を周壁3に近付けて小型化及びコンパクト化を図る一方、スプリング31によりシェーカ9、上下両軸19、20及びスクリーン8を所定の高さに弾性支持することにより、運転中において、上下の軸19、20と弾性体13などとの衝突を無くし、大型ホッパへの実用化を可能にした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ブリッジブレーカに関し、特に、小型かつコンパクトでありながら、大型ホッパにも実用できるようにしたホッパのブリッジブレーカに関する。
ホッパのブリッジブレーカに関する従来技術としては、次掲の特許文献1ないし特許文献3に記載されているものが挙げられる。
前記特許文献1に記載されたホッパのブリッジブレーカ(以下、従来例1という。)は、ホッパの周壁に上下の開口部を設け、これら開口部を個別に閉塞する複数の弾性体に、ホッパ内に配置したスクリーンの上部又は下部を支持させると共に、ホッパ外に配置された振動枠(シェーカサポートフレーム)の上部又は下部を共通の軸を介して支持させ、この振動枠にシェーカを支持させると共に、ホッパの周壁に溶接で固定したステーにスプリングを介して振動枠及びシェーカを支持させた構成を具備している。
この従来例1は、振動枠の外側にシェーカを支持しているので、大型である上、コンパクトさに欠けており、また、ホッパへの取付作業が煩瑣である上、取付位置の選択の自由度がホッパの支柱などにより制限されるなどの問題がある。
前記特許文献2に記載されたホッパのブリッジブレーカ(以下、従来例2という。)は、シェーカの上下両端部を前記軸に直接組付けたものであり、これによれば、小型、かつ、コンパクトなブリッジブレーカを得ることができる。
しかしながら、この従来例2によれば、スクリーン、軸及びシェーカの自重や、ホッパ内でスクリーンに作用する粉粒体の圧力が弾性体を介してホッパ周壁に担われるようにしているので、これらの重量や圧力が大きくなると弾性体が変形し、振動時に軸が押え板に繰返し衝突して極めて激しい騒音が発生するので、作業環境上問題が発生したり、又、軸が繰返し弾性体に衝突して弾性体が破損し、その交換を頻繁に行う必要がある結果、メンテナンスに手間と費用が掛かったりする。このため、従来例2では容量150リットル以上の大型ホッパには実用化することができないなどの問題があった。
前記特許文献3に記載されたホッパのブリッジブレーカ(以下、従来例3という。)は、前記従来例1の弾性体が開口部周囲で周壁に外側から当接される鍔部を備え、前記ステーがこの鍔部を挟んで周壁にボルトで固定する押え板に兼用される他は従来例1と同様に構成されている。
この従来例3によれば、ステーの取り付けが容易になるという効果を得ることができる。しかしながら、大型である上、コンパクトさに欠けるという従来例1の問題は、この従来例3では解決されないのである。
本発明は、これらの従来技術の課題を一挙に解決し、小型、かつ,コンパクトでありながら、大型ホッパにも実用化することができるようにしたブリッジブレーカを提供することを目的とする。
そこで、本発明に係るホッパのブリッジブレーカは、前記目的を達成するために、ホッパの周壁に予め形成された上下の開口部を個別に閉塞する上下の弾性体と、この各弾性体に挿通される上又は下の軸と、上下の軸の内端部に固定されるスクリーンと、上下の軸の外端部に直接に固定されるシェーカと、このシェーカ、上下に軸及びスクリーンの自重並びに前記スクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力に抗して前記シェーカを弾性支持するスプリングとが設けられていることを特徴とする、という技術的手段を採用したものである。
以下、本発明を詳細に説明すると、以下の通りである。
以下、本発明を詳細に説明すると、以下の通りである。
先ず、本発明のホッパはブリッジ現象が発生する可能性のある乾燥ないし湿潤した粉粒体ないし短繊維を収容するホッパであれば良く、新造品であっても、既設品であってもよい。又、そのホッパ室の形状は少なくともその下部が側面視及び/又は正面視において下窄りであれば特に限定されるものではないが、例えば逆円錐形室、逆半円錐形室、逆楕円錐形室、逆半楕円錐形室、逆角錐形室などに形成すればよい。更に、このホッパ室の軸心が鉛直であることは必要ではなく、ホッパ室の軸心が傾斜しているホッパにも本発明を適用することができる。
このホッパの周壁には、予め、発明に係るホッパのブリッジブレーカを組付ける前に上下の開口部が設けられるが、上の開口部及び下の開口部はそれぞれ少なくとも1口設けてあればよく、例えば2口の上の開口部と1口の下の開口部を設けるというように、上及び/又は下の開口部を複数にすることは妨げない。
この開口部は、本発明のブリッジブレーカの重量、ホッパ室内の粉粒体の圧力、ブリッジブレーカの振動などにより変形しないことが必要であり、例えばホッパ周壁の肉厚が薄い場合などには開口部の周縁に補強板を固定することが必要になる。この補強板をホッパ周壁に固定する構造としては、ホッパ室内に粉粒体の流下を妨げる特異な突起を生じさせない構造が好ましく、例えば補強板を周壁外面に当接させ、溶接で固定する構造や、周壁の外面にピン、ネジなどを植設し、このピン、ネジなどを補強板に挿通し、加締め、ナット止め、溶接などにより固定する構造などを採用することが好ましい。
前記各開口部の開口形状は、縦長の角孔、小判孔、楕円孔などに形成しても良く、又、正方形などの正多角形に形成してもよいが、加工が容易な円形に形成することが好ましい。
もちろん、この開口部はブリッジブレーカを組付ける前に形成してあればよく、例えば周壁の板取時に打抜き加工、トレパン加工などにより形成してもよく、既設のホッパの周壁に形成してもよいのである。
これら上下の開口部を個別に閉塞する弾性体は、それぞれ開口部を閉塞するためにホッパ周壁に固定されるが、この弾性体の組付及び分解を容易にするため、開口部の周縁部にホッパの外側から重ねられるフランジ(つば)を備えることが好ましい。
このフランジをホッパ周壁に固定する構造としては、ホッパ周壁の内面に粉粒体の流下の妨げとなる特異な突起が形成されない構造が好ましく、例えば前記従来例1ないし従来例3に記載されている構造や、周壁の外面に弾性体のフランジに挿通されるねじを外向きに突設し、周壁の外側に重ねたフランジを外側から、好ましくはリング状の押え板を介してナットで周壁に締付ける構造を採用することが好ましい。
なお、前記各開口部の周縁外面に補強板を設ける場合には、このねじを補強板に予め植設しておくと、補強板の位置を割出すことによりネジの位置が割出され、ねじの位置決めを本発明の組付現場でする必要がなくなり、組立作業性を高めることができる。
ところで、前記弾性体は、開口部を閉塞すると共に、後述する付勢手段と共同して前記共通の軸を開口部の中心に保持できる程度の剛性を備えていることが好ましい。
このため、弾性体の形状は、開口部及びその周縁部を覆う単純な板状に形成してもよいが、軸の振動に伴い弾性体に生じる内部応力を軽減させて弾性体の耐久性を高めるために、ホッパ室の内側又は外側に張り出す一端が閉じられたフランジ付筒形、フランジ付錐台形、フランジ付釣鐘形などに形成することが好ましく、特に、ホッパ室の内側に張り出す一端が閉じられたフランジ付筒形、フランジ付錐台形、フランジ付釣鐘形などに形成することが弾性体内に粉粒体が詰まることを防止できるので好ましい。
前記軸は、ホッパ内に配置したスクリーンとホッパ外に配置したシェーカとを連結するために必要な長さを備える必要はあるが、その断面形状は特に限定されるものではない。
この軸は、弾性体から容易に分解できるように当該弾性体に挿通し、弾性体の交換に際して軸を交換せずに済むようにすることが好ましく、弾性体に軸を密封状に挿通して軸の周囲を伝って粉粒体がホッパ外に漏れることを防止することが更に好ましい。もっとも、このことは、各種の接着剤による接着などの手法で弾性体から分解できないように軸と弾性体とを固定することを排除するものではない。
この軸へのスクリーンの連結構造は特に限定されるものではなく、例えば溶接、溶着、融着、鍛接、接着、圧着、リベット止めなどの分解不能な連結構造を採用してもよいが、部品交換時の交換部品を必要最低限にするために、ボルト止め、ナット止めなどの分解可能な連結構造を採用することが好ましい。この他、軸を有頭軸で構成し、スクリーンに挿通した軸の頭と弾性体とでスクリーンを挟持させる構造があり、この構造は、構成が簡単である上、分解及び組立が簡易であるので、特に好ましい。
又、この軸へのシェーカの連結構造も特に限定されないが、弾性体の交換に際してシェーカを軸から容易に分解できるようにすることが好ましく、例えばボルト止め、ナット止めなどの分解可能な連結構造を採用することが好ましい。
ここで、軸へのシェーカの連結構造としてボルト止め構造や、ナット止め構造を採用する場合、シェーカに軸端部或いはボルトの脚が挿通されるU字溝を形成してボルトやナットを軸から完全に分解せずにシェーカを軸から分解できるように構成してもよいが、振動により軸からシェーカが分解することを確実に防止するためにシェーカに軸端部或いはボルトの脚が挿通されるアイホール(丸孔)を形成することが好ましい。
前記スクリーンは、ホッパの周壁に倣った平板状、又は曲板状に形成され、その面の輪郭形状は、逆台形、逆三角形等の下窄まりの多角形、円形、楕円形などに形成されることが多いが、長方形、正方形などに形成してもよい。
又、このスクリーンは、延板であってもよいが、剪断方向の振動を面全体にわたって効率良く粉粒体に作用させるために、パンチング、グレーチングなどにより多数の孔を貫設した多孔板であることが好ましく、例えばパンチングにより貫設された多数の孔を有する、いわゆるパンチングボードのように、平滑な板に多数の孔が形成された多孔板は、表面に粉粒体が付着し難く、又、清掃し易いので特に好ましい。
なお、この孔の形状は特に限定されず、縦長又は横長の長方形、正方形、菱形などの四辺形や、六角形、八角形、芒星形などの他の多角形、小判形、楕円形、円形など任意の形状を選択することができるのであり、又、その周縁に三角波形などに形成された孔内に突き出る歯ないし突起を形成してもよいのである。
又、スクリーンの材質は、例えばステンレス鋼、クロムめっき鋼板などの金属、合成樹脂など任意の材質を選択することができ、ホッパ内に収容される粉粒体の材質に対応して、耐薬品性、耐酸性、耐アルカリ性、耐候性、衛生性、耐摩耗性、機械的強度などの要求される特性を備えるものを適宜選択すればよい。
前記シェーカは、ホッパの周壁に沿う上下方向に振動するものであればよく、ディーゼルハンマなどの内燃方式のものを用いてもよいが、運転騒音を小さくするために、エアハンマ又は電動シェーカを用いることが好ましい。
前記シェーカは、振動する本体と、これを上の軸に連結する上連結部材と、前この本体を下の軸に連結する下連結部材とを備えるものを用いる。
これらの上下両連結部材は、複数部材を継足した集合部材で構成してもよいが、部品点数を増加させないために、それぞれワンピースの部材で構成することが好ましい。
ここで、上下両連結部材の軸長、即ち、本体から、上の軸又は下の軸までの距離を同じに設定して上下両連結部材を共通部品にすることはコストダウンを図ることができる上で有益である。
しかしながら、後述するように、下連結部材に付勢手段を外装する場合には、当該下連結部材が付勢手段の長さにより一定以上の長さが必要であるが、上連結部材は付勢手段が無い分だけ下連結部材よりも短くすることができるので、装置の小型化及びコンパクト化を図ることができる。又、これによれば、設計された上下両軸の間で本体の軸方向の長さを極力長くして本体の振動力(打撃力)を大きくすることができる。
ところで、前記スプリングは、ホッパの周壁にステーを介して支持されていると共に、前記スクリーン、軸及びシェーカの重量並びに前記スクリーンに作用する粉体の重量ないし圧力に抗してシェーカを上方に付勢するものであればよく、例えばシェーカを上方に引っ張る引張りコイルバネなどの引張りバネで構成してもよく、又、例えばシェーカを上方に押し上げる圧縮コイルバネ、皿バネ、筍バネなどの圧縮バネで構成してもよい。
ここで、引張りバネを採用する場合には、その上端を係止するステーが、又、圧縮バネを採用する場合には、その下端を下方から受止めるステーがホッパの周壁に固定される。
このステーは、ホッパの周壁に、例えば溶接などにより分解不能に固定しても、ボルト止め、ナット止めなどにより分解可能に固定してもよいのである。
又、このステーをホッパの周壁に分解可能に固定する構造としては、例えばホッパの周壁に植設されたネジに、ナットで前記弾性体のフランジと共締めする構造があり、この構造は、短時間で正確な位置にステーを固定できる上、ホッパ周壁の材質に関係なく安価な鉄製又は炭素鋼製のステーを用いることができるので有益である。
前記圧縮付勢手段を採用する場合には、この付勢手段の上端を前記軸、又は下フランジに受止めさせることが可能であるが、シェーカの本体に上方から受止めさせ、かつ、下フランジ又は補長部材に外装すると、小型化及びコンパクト化を図ることができるので有益である。
なお、前記スプリングの張力又は圧力を調整する調整手段を設けるか否かは自由である。
以上に説明したように、本発明は、シェーカが前記軸の外端部に直接に固定されているので、本発明によれば、シェーカがホッパの周壁の近くに位置するという作用を得ることができる。
又、この作用により、ブリッジブレーカを小型、かつ、コンパクトに構成できるという作用や、前記軸方向の振動を無視できる程度に減少させることができるという作用を得ることができる。
又、本発明によれば、シェーカが前記軸の外端部に直接に固定されているので、従来例1又は従来例3の振動枠(シェーカサポートフレーム)が不要になり、部品点数を削減できるという作用を得ることができる。
更に、本発明は、前記のスクリーン、軸及びシェーカの重量並びに、前記スクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力に対抗してシェーカを弾性支持するスプリングが設けられているので、このスプリングの弾力を適宜設計することにより、前記スクリーン、軸及びシェーカの重量並びに前記スクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力に関係なく、シェーカが所定の高さに弾性支持され、高出力を得るためにシェーカの重量が増大したり、ホッパの容量を大きくしたりしても、軸又は必要に応じてこれに外嵌されたスリーブがその周囲の部材に衝突することを確実に防止できるという作用を得ることができる。
そして、この作用により、軸又は必要に応じてこれに外嵌されたスリーブとその周囲の部材との衝突よる騒音や、部材の摩耗ないし破損が防止されるという作用を得ることができるので、高出力を得るためにシェーカの重量が増大したり、ホッパの容量を大きくしたりしても、何ら支障なく実用できるようになる。
以上に説明したように、本発明に係るホッパのブリッジブレーカは、ホッパの周壁に予め形成された上下の開口部を個別に閉塞する上下の弾性体と、この各弾性体に挿通される上又は下の軸と、上下の軸の内端部に固定されるスクリーンと、上下の軸の外端部に直接に固定されるシェーカと、このシェーカ、上下に軸及びスクリーンの自重並びに前記スクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力に抗して前記シェーカを弾性支持するスプリングとが設けられていることを特徴とするものであるので、これによれば、以下の効果を得ることができる。
まず、本発明に係るホッパのブリッジブレーカにおいては、シェーカを直接に上下両軸の外端部に連結しているので、上下両軸に連結したシェーカサポートフレームの外側にシェーカを支持させている従来例1、及び従来例3に比べて、シェーカがホッパの周壁近くに配置されることになるので、ブリッジブレーカを小型、かつ、コンパクトに構成できる上、ブリッジブレーカの設置位置を選択する自由度が高められるという効果を得ることができる。
又、本発明に係るホッパのブリッジブレーカにおいては、シェーカを直接に上下両軸の外端部に連結しているので、上下両軸に連結したシェーカサポートフレームの外側にシェーカを支持させている従来例1、及び従来例3に比べて、軽量にできる効果が得られる上、シェーカがホッパの周壁近くに配置されることになるので、前記の上軸又は下軸の軸方向の振動を無視できる程度に減少させることができるのであり、その結果、シェーカの出力増加に対するスクリーンの振動における剪断方向への成分の増加割合が増大し、期待通りに能力を高めることができる効果を得ることができるのであり、又、前記スクリーンのバタツキによる騒音の発生を防止できるようになるなどの効果を得ることができる。
又、本発明に係るホッパのブリッジブレーカによれば、シェーカが上下両軸の外端部に直接固定されていて、従来例1又は従来例3の振動枠(シェーカサポートフレーム)が不要になるので、部品点数を削減できる上、構造が極めて簡単になり、至極廉価になるという効果、又、組付及び分解が簡易になり、弾性体の交換、スクリーンの清掃などのメンテナンスが容易になるなどの効果を得ることができる。
更に、本発明に係るホッパのブリッジブレーカにおいては、スクリーン、上下両軸及びシェーカの重量、並びに前記スクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力に対抗してシェーカを弾性支持するスプリングを備え、このスプリングの弾力でシェーカ、上下両軸及びスクリーンを所定の高さに弾性支持しているので、高出力を得るためにシェーカの重量が増大したり、ホッパの容量を大きくしてスクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力が増加したりしても、上下両軸又は必要に応じてこれらに外嵌されたスリーブがその周囲の部材、即ち、弾性体や押え板に衝突することを確実に防止できるなどの効果を奏するのである。
そして、本発明に係るホッパのブリッジブレーカにおいては、このように、これらの衝突により発生する騒音や、スリーブの摩耗ないし破損、弾性体の摩耗ないし破損、押え板の変形ないし破損などの部品故障を確実に防止することができる結果、耐久性を著しく高めることができるなどの効果を得ることができる。
即ち、本発明に係るホッパのブリッジブレーカによれば、小型、かつ、コンパクトでありながら、大型のホッパにも何の支障もなく実用化できるブリッジブレーカを得ることができるという効果が得られるのである。
以下、本発明の実施例に係るホッパのブリッジブレーカを図面に基づいて具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図面において、図1は、本発明の実施例1に係るホッパのブリッジブレーカの側面図であり、図2は、これを付設したホッパの正面図である。
この図2に示すホッパは、4本の支柱1に支持された円筒部分2と、これの下側に連続する逆円錐形の周壁3と、この周壁3の下端部に連設された排出部4とを備え、前記周壁3に本発明の一実施例に係るブリッジブレーカ5が組付けられている。
図1に示すように、前記周壁3にそれぞれ円孔からなる上下の開口部6,6が形成され、この各開口部6の周縁部にはリング状の補強部材7が溶接により固定されている。
前記ブリッジブレーカ5は、ホッパ内に配置されるスクリーン8と、ホッパ外に配置されるシェーカ9とを備え、このシェーカ9は、振動を発生する本体10とこれの上下に固定された上連結部材11及び下連結部材12とで構成されている。
又、このブリッジブレーカ5は、上下の開口部6にホッパの外側からホッパ内に突入させるハット形に形成された上下の弾性体13を備え、補強部材7に植設したネジ14をこの弾性体13に設けたフランジ15と、このフランジ15の外側に重ねた押え板16、17とに挿通し、このネジ14に押え板16、17の外側から螺合したナット18を締め込むことにより、弾性体13が前記周壁3に固定されている。
なお、この図1から容易に想到できるように、前記ネジ14とナット18とに代えて有頭ボルトをフランジ15及び押え板16、17に挿通し、補強部材7に螺締することにより、弾性体13を周壁3に固定することも可能である。
さて、このブリッジブレーカ5は、前記スクリーン8の上部又は下部と各弾性体13とに挿通される有頭軸からなる上軸19と下軸20と、これら上軸19又は下軸20が挿通され、各弾性体13の帽頂部に内接させた合成樹脂製のフリクションリング21及びこれの外側に配置される合成樹脂製のスペーサー22とを備えている。
前記の上軸19及び下軸20の外端部には雄ネジ19a、20aが形成され、これら雄ネジ19a、20aはそれぞれシェーカ9の上連結部材11又は下連結部材12の先端部に挿通される。
前記雄ネジ19a、20aの外端から螺入したナット24を締め込むことにより、上軸19及び下軸20を外側に呼び出すと、上下両軸19、20の頭部19b、20bと弾性体13の帽頂面との間にスクリーン8が挟持されているのであり、又、弾性体13の帽頂部とナット24との間にフリクションリング21、スペーサー22及び上連結部材11又は下連結部材12が挟持されている。
このようにして、ブリッジブレーカ5のスクリーン8とシェーカ9とは、共通の上軸19と下軸20とにより上部どうしと下部どうしとが連結され、かつ、これら上下両軸19、20及び上下の弾性体13を介してホッパの周壁3に支持されている。
一方、下の弾性体13をホッパの周壁3に締付ける押え板17には、下連結部材12が挿通されるステー25が連設され、このステー25には、下連結部材12を挿通するスリーブ状のスプリングホルダ26がシェーカ9の軸方向に進退可能に挿通されている。
このスプリングホルダ26の下端部には雄ネジからなる調整ネジ27が形成され、前記ステー25を挟んでこの調整ネジ27に螺合された2個の調整ナット28、29により、スプリングホルダ26をステー25に固定する。
このスプリングホルダ26の中間部には、外鍔状のバネ座30が周設され、このバネ座30とシェーカ9の本体10との間に圧縮コイルバネからなるスプリング31が挿入される。又、このスプリング29は、前記下連結部材12及びスプリングホルダ26に外装され、受座32を介して前記本体10に受止められる。
もっとも、この実施例では下連結部材12を本体10に組付けるボルトの頭が下連結部材12から突出しているので、受座32を設けているが、このボルト頭を下連結部材12内に沈める場合にはこの受座32は省略してもよいのである。
又、前記2個の調整ナット28、29によりステー25及び本体10に対するスプリングホルダ26の位置を調整することにより、このスプリング31の組込み圧の鉛直成分を前記スクリーン8、上下両軸19、20及びシェーカ9の重量並びに設計上仮定されたスクリーン8に作用する粉粒体の重量ないし圧力の合計鉛直成分に等しくする。
以上に説明したように、この実施例に係るブリッジブレーカ5は、シェーカ9を直接に上下両軸19、20の外端部に連結しているので、上下両軸19、20に連結したシェーカサポートフレームの外側にシェーカを支持させている従来例1、又は従来例3に比べて、シェーカ9がホッパの周壁3の近くに配置されることになる。
これにより、ブリッジブレーカ5を小型、かつ、コンパクトに構成でき、例えば図2に仮想線で示す支柱1と周壁3との間でもブリッジブレーカ5を配置することが可能になり、ブリッジブレーカ5の設置位置を選択する自由度が高められる上、前記の上軸19又は下軸20の軸方向の振動を無視できる程度に減少させることができるので、シェーカ9の出力増加に対するスクリーン8の振動における剪断方向への成分の増加割合が増大し、期待通りに能力を高めることができるようになる。
又、この実施例によれば、シェーカ9が上下両軸19、20の外端部に直接に固定されていて、従来例1又は従来例3の振動枠(シェーカサポートフレーム)が不要になり、部品点数を削減できるので、構造が極めて簡単になり、その結果、至極廉価になる上、組付及び分解が簡易になり、弾性体13の交換、スクリーン8の清掃などのメンテナンスが容易になるのである。
更に、この実施例は、前記のスクリーン8、上下両軸19、20及びシェーカ9の重量、並びに前記スクリーン8に作用する粉粒体の重量ないし圧力に対抗してシェーカ9を弾性支持するスプリング31を備え、このスプリング31の弾力をその鉛直方向成分が前記のスクリーン8、上下両軸19、20及びシェーカ9の重量、並びに前記スクリーン8に作用する粉粒体の重量の鉛直成分と等しくなるように構成している。これにより、前記のスクリーン8、上下両軸19、20及びシェーカ9の重量、並びに前記スクリーン8に作用する粉粒体の重量ないし圧力に関係なく、シェーカ9が所定の高さに弾性支持され、高出力を得るためにシェーカ9の重量が増大したり、ホッパの容量を大きくしたりしても、上下両軸19、20に外嵌されたスリーブ22がその周囲の部材、即ち、弾性体13や押え板16、17に衝突することを確実に防止できるのであり、これらの衝突により、発生する騒音、スリーブ22や弾性体13の摩耗ないし破損、押え板16、17の変形ないし破損などを確実に防止することができる上、耐久性を高めることができるのである。
即ち、この実施例によれば、小型、かつ、コンパクトでありながら、大型のホッパにも何の支障もなく実用化できるブリッジブレーカ5が得られるのである。
図3は、本発明の実施例2に係るホッパのブリッジブレーカを示す正面図であり、この実施例2のブリッジブレーカ5は、上の弾性体13、上軸19、押え板16、17、フリクションリング、スペーサー、ナット24などを2組備え、シェーカ9の上連結部材11が、本体10に固定される第1連結部材11aと、これの上端部に固定される第2連結部材11bとからなる集合部材で構成されている。
そして、前記第2連結部材11bは、ホッパ周壁3に沿って円弧状に湾曲させてあり、その中央部が第1連結部材11aの上端に連結されている。又、この第2連結部材11bの両端が前例と同様の構成で各上軸19に固定されている。
この実施例2のその他の構成、作用ないし効果は、前記本発明の実施例1のそれらと同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
図4は、本発明の実施例3に係るホッパのブリッジブレーカを示す側面図であり、この図4に示すように、この実施例3では、ステー25は下軸20よりも下方に設けられ、下連結部材12の下端に受止められる受座32とステー25との間に圧縮コイルバネからなるスプリング31を挿入している。
又、この実施例3の上連結部材11と下連結部材12とは同じ形状及び大きさを備える共通部品であり、この上下両連結部材11、12の共通部品化によりコストダウンを図っている。更に、予め規格化されたスプリング31を用いて、調整ネジ27及び調整ナット28、29を省略することにより、コストダウンを図っている。
この実施例3のその他の構成、作用ないし効果は前記本発明の実施例1のそれらと同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
図5は、本発明の実施例4に係るホッパのブリッジブレーカを示す側面図であり、この図5に示すブリッジブレーカ5は、本体10の周壁3に沿う両横に配置される引張りコイルバネからなる左右のスプリング31を備える。これらスプリング31は、本体10に下連結部材12と共締め固定されるフック板33とは上の押え板16に連設されたステー25とにわたって架着されることにより、スクリーン8、上下両軸19、20及びシェーカ9に重量、並びに前記スクリーン8に作用する粉粒体の重量ないし圧力に対抗してシェーカ9を所定の高さに保持することができる。
この実施例4のその他の構成、作用ないし効果は前記本発明の実施例1のそれらと同様であるので、重複説明を避けるため省略する。
3 周壁
5 ブリッジブレーカ
6 開口部
8 スクリーン
9 シェーカ
10 本体
11 上連結部材
12 下連結部材
13 弾性体
15 フランジ
16 押え板
17 押え板
19 上軸
20 下軸
25 ステー
31 スプリング
5 ブリッジブレーカ
6 開口部
8 スクリーン
9 シェーカ
10 本体
11 上連結部材
12 下連結部材
13 弾性体
15 フランジ
16 押え板
17 押え板
19 上軸
20 下軸
25 ステー
31 スプリング
Claims (3)
- ホッパの周壁に予め形成された上下の開口部を個別に閉塞する上下の弾性体と、この各弾性体に挿通される上又は下の軸と、上下の軸の内端部に固定されるスクリーンと、上下の軸の外端部に直接に固定されるシェーカと、このシェーカ、上下に軸及びスクリーンの自重並びに前記スクリーンに作用する粉粒体の重量ないし圧力に抗して前記シェーカを弾性支持するスプリングとが設けられていることを特徴とするホッパのブリッジブレーカ。
- 弾性体が開口部の周縁部に外側から当接させるフランジを有し、スプリングをホッパの周壁に支持させるステーがこのフランジの外側に重ねられてホッパの周壁に共締めにより固定されている請求項2に記載のホッパのブリッジブレーカ。
- シェーカが振動を発生する本体と、この本体を下の軸に連結する下連結部材とを備え、スプリングが、前記本体と前記軸との間に外装される圧縮コイルバネからなる請求項1又は2に記載のホッパのブリッジブレーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003275993A JP2005035638A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | ホッパのブリッジブレーカ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003275993A JP2005035638A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | ホッパのブリッジブレーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005035638A true JP2005035638A (ja) | 2005-02-10 |
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ID=34212456
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JP2003275993A Pending JP2005035638A (ja) | 2003-07-17 | 2003-07-17 | ホッパのブリッジブレーカ |
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- 2003-07-17 JP JP2003275993A patent/JP2005035638A/ja active Pending
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