JP2005035215A - インクジェット用記録媒体 - Google Patents

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Akira Naito
晃 内藤
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Abstract

【課題】インクジェット用記録媒体にインクジェットプリンターによって画像や文字などの情報を印画記録する場合に美観が良好で、鯵みやコックリングの発生がなく、特に記録媒体の記録部であるインク受容層の色域再現範囲が広く、色安定性に優れ、印刷校正用途としても好適であるインクジェット用記録媒体を提供するのである。
【解決手段】支持体5の少なくとも片面上にインク受容層2が設けられているインクジェット用記録媒体1において、インク受容層2は支持体5上に少なくとも中間層4と染料定着層3とをこの順に設けて構成され、染料定着層3は少なくともカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムと結着剤とから構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はインクジェットプリンターによって画像や文字などの情報を記録する場合に、美観が良好で、鯵みやコックリングの発生もなく、特に記録部の色域再現範囲が広く、且つ印画後の色安定性に優れ、印刷校正用途としても好適なインクジェット用記録媒体に関するものである。
近年、コンピュータ出力用に各種方式のプリンターが普及している。中でもインクジェットプリンターは、静粛性、コスト、簡便性、画像品質が優れ、特にフルカラー画像を高品位で再現でき、他方式には無い優れた性能を有し、さらなる普及が期待できる。特に近年ではインク滴の制御と濃淡インクの開発、及び記録媒体の性能向上に伴い、銀塩写真並みの画像が得られるまでに技術が進歩している。
このような技術の発展に伴い、オフセット印刷やグラビア印刷の印刷校正用としても、インクジェットプリンターを用いることが多くなってきている。そして、インクジェットプリンターによる印刷校正によって、オンデマンドでの校正出力が可能になっただけでなく、さらには、リモートプルーフシステムが実現可能となり、迅速な校正が可能となった。
上記インクジェット記録方式においては、インクとしては染料が溶解された水性インクを使用し、記録媒体としては支持体上にインク受容層の形成された記録媒体を用いるのが一般的である。
ここで、記録媒体の一般的な技術例を挙げるなら、多孔質シリカをポリビニルアルコールに分散させ、カチオン成分を添加したものをインク受容層として設けた記録媒体によって、物理的な作用によりインクをシリカ細孔に吸収させ、且つカチオン成分により、染料を化学的に定着させる方法、もしくはアルミナゾルを用いて、物理的にインクを吸収させながらアルミナにより染料を化学的に定着させる方法、もしくはカチオン性樹脂を用いて膨潤によりインクを物理的に吸収させながら、カチオン部により染料を化学的に定着させる方法等がある。
このような−般的な記録媒体においては、銀塩写真をターゲットとして画質、光沢感、乾燥性、耐水性の向上を目的として開発されたものが多い。そのため、これらの特性については満足のできるものが多いが、色域再現範囲に関しては、オフセット印刷やグラビア印刷の色域再現範囲を満たすことができず、印刷校正用途としては実用的ではなかった。また、印画後、染料は徐々に定着していくため、特に印画後の数時間での色の経時変化は大きく、その点でも色の安定性が重要である印刷校正用途としては不向きであった。
また、近年では、特に無機微粒子にて細孔を形成したインクジェット用記録媒体において、インク吸収性、インク乾燥性、画像品位に関して良好な特性を持つものが多く提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
しかしながら、これらの例では染料が細孔の内部に潰透し、細孔内部にて発色するために、本来染料が持つ色味が十分生かされないため、色域再現範囲に関しては、オフセット印刷やグラビア印刷の印刷における色域再現範囲を満たさず、印刷の校正用途としては不十分であった。また、染料は細孔中で徐々に定着されるために、色安定性も良好とは言えず、印画後30分を基準とした1日後の色相変化の値(ΔE)は高い値であり、印刷の校
正用途としては、この点でも不十分であった。
特開平11−348409公報 特開2000−94830公報 特開2000−309157公報 特開2001−96911公報 また、膨潤によりインクを吸収させるようなインクジェット用記録媒体の場合、透明な樹脂を用いることにより、染料が持つ本来の色相に近いものが得られ、色域再現範囲は広くなるが、膨潤しながらインクを吸収させるためにインク吸収速度は遅く、近年の高速のインクジェットプリンターでは、ビ一ディング等が発生し、高画質を得ることはできなかった。
このため、特に印刷校正用途としても十分使用可能なインクジェット用記録媒体が切望されている。即ち、インク吸収性に優れるばかりではなく、印刷の色再現範囲を満たし、且つ印画後の色安定性の高いインクジェット用記録媒体である。
すなわち、従来の技術では、銀塩写真に類似した風合いや印画物を得るには好適であるが、色域再現範囲に関してはオフセット印刷やグラビア印刷の持つ色域再現範囲に対して不足していた。また、色安定性も校正用途としては満足できるものではなかった。
一般にオフセット印刷やグラビア印刷では、専用の印刷用紙の上に画像情報に基づいてインキを載せ、乾燥や硬化させることにより画像情報を記録する。その際、印刷インクの一部は用紙内部に浸透するが、その大部分は用紙の表面に留まるのが普通であり、従って発色成分である染料や顔料の大部分も表面に留まることになり、染料や顔料が持つ本来の色相が十分発現される。
一方、インクジェットによる印刷においては、インクジェット記録用のインクが、基本的にインク受容層と呼ばれる塗布層の内部に漫透し、従って染料もインク受容層の内部に定着されて発色する。そのため、インク受容層の膜の透明性、屈折率等の他、さらにはインク中の染料以外の成分、すなわち残溶媒や残添加剤にも発色が影響され、染料本来が持つ色相が十分発現されない場合が多い。
そのため、オフセット印刷やグラビア印刷の色校正等において、インクジェットプリンターを用いてインクジェット用記録媒体のインク受容層に印画を行って色校正をする場合に、従来のインクジェット用記録媒体では、画質や文字の鯵み等が優れていても、色再現範囲に関して、オフセット印刷やグラビア印刷の色再現範囲よりも狭く、実用上十分ではなかった。
また、インクジェット記録用のインクがインク受容層の内部に漬透するのには時間を要し、その間に染料が完全には定着されず、印画初期での色変化は大きいものであった。そのために、インクジェット用記録媒体を校正用途として用いた場合、印画後、色がある程度安定するまでの数時間は、キャリブレーションを行うことができず、実用的ではなかった。
したがって、印刷校正用途としてインクジェット用記録媒体を用いるためには、印画後
直ぐに染料が定着し、印画初期での色変化ができるだけ早い時間で安定することと、その後も色の経時変化が少ないことが求められるものである。
本発明は、このような従来の技術が持つ問題点に鑑みてなされたものであって、すなわち、インクジェット用記録媒体にインクジェットプリンターによって画像や文字などの情報を印画記録する場合に、美観が良好で、鯵みやコックリングの発生がなく、特に記録媒体の記録部であるインク受容層の色域再現範囲が広く、色安定性に優れ、印刷校正用途としても好適であるインクジェット用記録媒体に関するものである。
本発明の請求項1に係る発明は、図1に示すように、支持体5の少なくとも片面上にインク受容層2が設けられているインクジェット用記録媒体1において、インク受容層2は支持体5上に少なくとも中間層4と染料定着層3とをこの順に設けて構成され、染料定着層3は少なくともカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムと結着剤とから構成されていることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3のカチオン性乾式シリカは、その1次粒子の平均粒子径が20nm以下であることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1または2に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3におけるカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムとの混合比率が、カチオン性乾式シリカ100重量部に対して酢酸ジルコニウムが7〜40重量部であることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
本発明の請求項4に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3にアルキルアミン又はアルキルジアミン型四級アンモニウム塩重合体が固形分全重量中に2〜10重量%含まれていることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至4のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3中にθ−アルミナが前記カチオン性乾式シリカ100重量部に対して10〜25重量部含まれていることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項1乃至5のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記中間層4中に湿式シリカが含まれており、且つ該中間層4のバインダーとしてシラノール変性されたポリビニルアルコール類が含まれていることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
本発明の請求項7に係る発明は、上記請求項1乃至6のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記支持体5が非コーテツド紙であることを特徴とするインクジェット用記録媒体である。
以上のように、本発明のインクジェット用記録媒体によれば、インクジェットプリンターによって画像や文字などの情報を記録する場合に、中間層により十分なインク吸収性を持たせ、且つ染料定着層により多くの染料がインク受容層中の表面に近い部分に定着できるようになり、発色性の優れるインクジェット用記録媒体を得ることができる。
そのため、インクジェットプリンターによって本発明のインクジェット用記録媒体に印画された画像や文字などの情報は美観が良好で、鯵みやコックリングの発生もなく、オフセット印刷やグラビア印刷のもつ色域再現範囲を十分に満たすことができ、且つ印画後の色安定性に優れ、印刷校正用途としても十分使用可能なインクジェット用記録媒体を得ることができる。
以下に、本発明のインクジェット用記録媒体について詳細に説明する。
本発明のインクジェット用記録媒体は、図1の側断面図に示すように、支持体5の少なくとも片面上にインク受容層2が設けられているインクジェット用記録媒体1において、インク受容層2は、支持体5上に少なくとも中間層4と染料定着層3とをこの順に設けて構成され、染料定着層3は、少なくともカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムと結着剤とから構成されているインクジェット用記録媒体である。
本発明で述べる染料定着層3の酢酸ジルコニウムは、イオン的には中性のジルコニウム化合物である。通常、粉末あるいは水溶液として市販されているが、水溶液の場合、酢酸と酸化ジルコニウムの混合液として提供され、濃度は、酸化ジルコニウムの%で表示されることもある。
理由は明らかではないが、酢酸ジルコニウムをインク受容層2(インク受像層)を構成する染料定着層3に加えることにより、特にシアンの色安定性に優れる記録媒体が達成される。
本発明で述べる染料定着層3のカチオン性乾式シリカは、気相法シリカともよばれ、一般的には四塩化ケイ素を、水素と酸素と共に燃焼させ作製されるシリカであり、特徴としては、粒子が非常に微細であることが挙げられる。ここでカチオン性乾式シリカは、染料定着層3の透明性とインク受容層2表面の光沢性の点から1次粒子の平均粒子径が20nm以下のものがより好ましく用いられる。
これによると、染料定着層3を構成層とするインク受容層2の透明性が向上し、色再現範囲が広いインクジェット記録用のインク受容層2が達成される。本発明では、染料の定着性を向上させ、色の安定性を高めるためにも、染料定着層3にはカチオン性の乾式シリカを用いる。
染料定着層3に含有させるカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムとの混合割合は、好ましくは、シリカ100に対する酢酸ジルコニウムの重量比が7〜40である。前述した通り、酢酸ジルコニウムの使用により、特にシアンの色の安定性を向上させ、色の経時変化を抑制させることができる。しかしながら、多量に用いると色再現範囲が狭まり、校正用途としては好ましくない。色の安定性と色の再現範囲のバランスを考慮し、適切な割合で用いるのが好ましい。
カチオン性乾式シリカとは、乾式シリカの表面をカチオン性化合物によりカチオン化させたものである。通常、未処理の乾式シリカは表面がアニオン性であり、アニオン性の染料を定着することはできない。そのため、染料を定着させるためには、カチオン性の添加剤を別途加えるか、あるいはシリカの表面をカチオン性にする必要がある。カチオン性の添加剤を別途加える場合、調液の難しさや調液後の安定性といった多くの課題があり、シリカのシラノール基を直接化学処理して、カチオン性とする方法が比較的容易である。
カチオン性化合物としては、有機化合物、無機化合物は問わないが、カチオン化方法と
しては、例えば四級アンモニウム塩を有する有機化合物やポリマーにて表面処理を行い、乾式シリカの表面をカチオン化させる方法、あるいはアミンを有する有機化合物やポリマーにて、乾式シリカの表面処理を行い、その後ハロゲン化アルキルやルイス酸等で処理を行い、アミン塩としてカチオン化させる方法、あるいはアルミナ、チタン、マグネシウムの無機化合物、あるいはその酸化物によって乾式シリカの表面処理を行い、カチオン化させる方法等がある。
また、カチオン化方法として、アミノ基を有する有機化合物やポリマーにて乾式シリカの表面処理を行い、水中に分散させてアミノ基を電解させることにより表面をカチオン化させる方法等がある。尚、電解により表面をカチオン化させる方法においては、乾式シリカのコロイド分散液のpH値を、十分に等電点のpH値以下とすることが必要である。
ここで、アミンを有する有機化合物やポリマーにて、乾式シリカの表面処理を行い、その後ハロゲン化アルキルやルイス酸等で処理を行い、アミン塩としてカチオン化させる方法よりも、加水分解等によりアミンを処理させ、酸性下にてカチオン性とするカチオン化方法が、より簡易であり、安定性にも優れるため、本発明には、上記方法の中で好適であると考えられる。
しかしながら、アミンを処理させた場合、pH値によっては、アミンがカチオン性を有することができず、インクジェット記録時におけるインクがインク受容層2表面(染料定着層3)に打ちこまれた瞬間の染料定着性に対して弱い場合もある。そのため、カチオン性のアルキルジアミン型の四級アンモニウム塩重合体を同時に加えることにより、インク定着性に優れた染料定着層3が達成される。
さらに、前記染料定着層3中に、θ−アルミナを加えることにより、インク定着性向上の効果はより一層強くなる。しかし一方では、四級アンモニウム塩の割合を増やすことにより、急激に耐候性が劣るという欠点や、アルミナの割合を増やすことにより記録媒体の色再現範囲が狭くなるという欠点があるために、色の安定性や色再現範囲を重要視するような用途のインクジェット記録用媒体(インクジェット記録用受像紙)を得るためには、上記θ−アルミナ、四級アンモニウム塩重合体は一定量以下の範囲の使用が好ましい。
その範囲とは、θ−アルミナの使用量は、前記カチオン性乾式シリカ100重量部に対して10〜25重量部含まれていること、アルキルアミン型又はアルキルジアミン型の四級アンモニウム塩重合体の使用量は、重量%で固形分全重量中に2〜10重量%含まれていることである。
また、本発明での染料定着層3の結着剤は任意のものが用いられるが、一般的にはポリビニルアルコール類、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エステル樹脂を溶媒に溶解させて用いるか、或いは自己乳化もしくは乳化剤によりエマルジョン化させて用いる。その際、カチオン性乾式シリカを凝集させることのないような結着剤の選定が重要である。
本発明での染料定着層3の結着剤として、中でも、ポリビニルアルコール類を用いる場合、高画質で広い色域再現範囲を持つインクジェット用記録媒体を安価に製造できるだけではなく、カチオン性乾式シリカの分散安定性が良く、塗工安定性に優れた染料定着層3の塗工液を得ることができる。さらに、この安定性を高めるために染料定着層3の塗工液のpH値を6.0以下に調整することが好ましく、さらには、そのpH値を5.0以下に調整することがより好ましい。
また、本発明における染料定着層3のアルキルアミンあるいはアルキルジアミン型の四級アンモニウム塩重合体は、重合度は特に限定されないが、調液後の塗液の安定性を考慮
した場合は、比較的低分子のものが用いられる。なお、本発明における染料定着層3には必要に応じてガラスビーズ(例えば、GB603M、東芝バロティーニネン社製)を適宜に混入分散させることができる。
本発明における支持体5には、天然セルロース繊維、合成セルロース繊維等のパルプ構造体としての紙、あるいは紙を主体とするシート、あるいは合成樹脂フィルム等が使用できるが、本発明においては、特に非コーティツド紙が好適である。
また、支持体5は、インクジェット用記録媒体のインクジェットプリンターヘの良好な搬送性を得るために、通常80〜200g/m2 程度のものを用いるのが好ましい。
非コーティツド紙については、紙の表面がコート処理されていない紙であり、上質紙、中質紙などが用いられる。また、サイズ度、白色度は特に限定されないが、サイズ剤を内添させ、ステキヒトサイズ度が、おおよそ15秒以上であるものを用いると、インク受容層2の塗布工程がより容易となるために好ましい。しかしながら、ステキヒトサイズ度が高すぎると吸収性が低下し、鯵みや色域再現範囲の低下となるので、バランスを考慮し適当なものを選択する。
中間層4に用いる材料としては通常、インク吸収性の点から吸水量の比較的大きな無機フィラーを主とした材料を用いる。特に湿式シリカを用いると、コストやインク吸収能力の点に優れ、好適である。さらに、シラノール変性されたポリビニルアルコール類をバインダーとして用いることにより、熱架橋により強固な中間層が形成され、クラックの発生も少なく、且つ上層の染料定着層3を塗布しても、中間層4が溶解したりすることがないためより好ましい。なお、この中間層4には必要に応じてガラスビース(例えば、GB603M、東芝バロティーニネン社製)を適宜に混入、分散させるようにしてもよい。
中間層4の塗布量は、通常10〜40g/m2 程度、好ましくは15〜30g/m2 程度である。塗布厚みが薄すぎるとインク吸収性が低下し、インク受容層2の表面で鯵みが発生したり、乾燥性が遅くなり、コックリングが発生する等の悪影響を与えるため好ましくない。また、厚みが厚すぎると、コスト高になり、カールが発生したりするために好ましくない。
染料定着層3の塗布量は、通常3g〜20g/m2 程度、好ましくは5g〜15g/m2 程度である。厚みが薄すぎると染料定着能力が不足し、鯵みの発生が見られたり、色域再現範囲が狭くなり、逆に厚みが厚すぎると、コスト高になり、カールが発生するために好ましくない。
本発明においては、インク受容層2には必要に応じて、架橋剤、染料固着剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、界面活性剤、消泡剤、pH調整剤、防腐剤、紫外線吸収剤、分散剤等の添加剤を、本発明の目的を防げない範囲で、従来公知のものから任意に選択し含有させても良い。
また、インク受容層2は、支持体5の片面、或いは両面に設けることができるが、片面に設ける場合、カール防止やプリンターヘの搬送性向上のために、必要に応じてインク受容層2の反対面に、該インク受容層2の乾燥固化収縮率が略等しいコーティング剤による背面層(図示せず)を設けることができる。
本発明のインクジェット記録媒体を作成するに当たっては、中間層4や染料定着層3に混合するシリカやジルコニウム等のフィラーと、結着剤、及び添加剤の混合、分散は、分散機等を用いて分散、混合、または溶解する従来公知の方法を用いれば良い。
また、支持体5への中間層4や染料定着層3の塗工に際しても、公知の方法、例えばロールコーター法、フレードコーター法、エアナイフコーター法、ゲートロールコータ一法、サイズプレスコーター法等により支持体5表面に塗布する。その後、熱風乾燥炉、熱ドラム等を用いて乾燥を行い、本発明のインクジェット記録媒体1を得る。
本発明のインクジェット用記録媒体は、次のような作用がある。
<作用>
本発明の請求項1に係るインクジェット用記録媒体は、染料定着層3に、少なくともカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムが含まれており、染料定着層3に対するインクジェット用インキの吸収速度、吸収容量が向上し、印画後の乾燥性がより高く、鯵みの少ないインクジェット用記録媒体が達成される。
さらに、本発明の請求項2に係るインクジェット用記録媒体は、上記請求項1に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3に含有するカチオン性乾式シリカの1次粒子の平均粒子径を20nm以下とすることにより、透明性に優れた染料定着層3が形成され、色再現範囲が広く、且つ光沢性のより高いインクジェット用記録媒体を得ることができる。
また、本発明の請求項3に係るインクジェット用記録媒体は、上記請求項1または2に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3におけるカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムとの混合比率を、カチオン性乾式シリカを100重量部に対して、酢酸ジルコニウムを7〜40重量部とすることにより、インク吸収性と染料定着性のバランスに優れ、また、印画後の色安定性に優れたインクジェット用記録媒体を得ることができる。
さらに、本発明の請求項4に係るインクジェット用記録媒体は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3に、アルキルアミン又はアルキルジアミン型四級アンモニウム塩重合体を、固形分全重量100%に対して2〜10重量%含むようにすることにより、染料定着速度が向上し、短時間で色が安定するために好ましい。
また、本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至4のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記染料定着層3中にθ−アルミナを、前記カチオン性乾式シリカ100重量部に対して10〜25重量部含むようにすることにより、色安定性をさらに向上させることができる。
また、本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項1乃至5のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記中間層4中に湿式シリカを含ませ、且つ中間層4のバインダーとしてシラノール変性されたポリビニルアルコール類を含ませることにより、インキ受容層2の中間層4、または染料定着層3と中間層4とから構成されるインキ受容層2の層全体に対するインクジェット用インキの吸収速度、吸収容量を向上させることができ、印画後の乾燥性がより高く、鯵みの少ないインクジェット用記録媒体を得ることができる。
さらに、本発明の請求項7に係る発明は、上記請求項1乃至6のいずれか1項に係るインクジェット用記録媒体において、前記支持体5を、非コーテツド紙とすることにより、色再現範囲が広くなるために、より好ましい。
以上のように本発明によれば、インクジェットプリンターによって画像や文字などの情
報を記録する場合に、美観が良好で、鯵みやコックリングの発生もなく、特には記録部の色域再現範囲が広く、色安定性に優れ、印刷校正用途としても好適であるインクジェット用記録媒体を得ることができる。
以下に、本発明の実施例及び比較例について具体的に説明する。まず、実施例及び比較例において使用する材料は下記の通りである。文中の重量値は固形分基準である。
支持体5には、以下に示す支持体A、Bのそれぞれ用紙を用いた。
<支持体>
・支持体A
OKプリンス上質(王子製紙(株)製) 127.9g/m2
・支持体B
OKトップコートN(王子製紙(株)製) 127.9g/m2
中間層4には以下に示す組成にて調液した中間層用インキA、Bを用いた。
<中間層>
・中間層用インキA
湿式シリカ X−37B(トクヤマ(株)製) 10g
シラノール変性ポリビニルアルコール R−1130(クラレ(株)製) 4g
水 86g
・中間層用インキB
炭酸カルシウム μ−POWDER 3N(備北粉化工業(株)製) 120g
シラノール変性ポリビニルアルコール R−1130(クラレ(株)製) 4g
水 84g
染料定着層3には以下に示す組成にて調液した染料定着層用インキA〜Gを用いた。
<染料定着層>
・染料定着層A
カチオン性乾式シリカA(平均1次粒子径:7nm) 70g
酢酸ジルコニウム水溶液(濃度値20%:日本軽金属(株)製) 18g
ポリピニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
水 410g
・染料定着層B
カチオン性乾式シリカB(平均1次粒子径:25nm) 70g
酢酸ジルコニウム水溶液(濃度値20%:日本軽金属(株)製) 18g
ポリビニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
水 410g
・染料定着層C
カチオン性乾式シリカA(平均1次粒子径:7nm) 70g
酢酸ジルコニウム水溶液(濃度値20%:日本軽金属(株)製) 18g
ポリビニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
四級アンモニウム重合体 DC−902Pく第一工業製薬社製)
水 410g
・染料定着層D
カチオン性乾式シリカA(平均1次粒子径:7nm)70g 70g
酢酸ジルコニウム水溶液(濃度値20%:日本軽金属(株)製) 18g
θ−アルミナ AKP−G008(住友化学工業(株)製) 70g
ポリビニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
水 410g
・染料定着層E
カチオン性乾式シリカA(平均1次粒子径:7nm) 70g
酢酸ジルコニウム水溶液(濃度値20%:日本軽金属(株)製) 18g
θ−アルミナ AKP−G008(住友化学工業(株)製) 70g
四級アンモニウム重合体 DC−902P(50%水溶液:第一工業製薬(株)製)
12g
ポリビニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
水 410g
・染料定着層F
カチオン性乾式シリカA(平均1次粒子径:7nm) 90g
ポリビニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
水 450g
・染料定着層G
乾式シリカA(未処理品、平均1次粒子径:7nm) 70g
酢酸ジルコニウム水溶液(濃度値20%:日本軽金属(株)製) 18g
ポリビニルアルコール PVA−617(クラレ(株)製) 10g
水 450g
まず、実施例について説明する。
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキAを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例1によるインクジェット用記録媒体1を得た。
支持体5として支持体Bの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキAを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例2によるインクジェット用記録媒体1を得た。
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキBを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキAを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例3によるインクジェット用記録媒体1を得た。
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキBを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例4によるインクジェット用記録媒体1を得た。
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗
布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキCを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例5によるインクジェット用記録媒体1を得た。
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキDを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例6によるインクジェット用記録媒体1を得た。
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキEを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた実施例7によるインクジェット用記録媒体1を得た。
以下に、比較例について説明する。
<比較例1>
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキFを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた比較例1によるインクジェット用記録媒体1を得た。
<比較例2>
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させた。その後、中間層4上に染料定着層3として染料定着層用インキGを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、中間層4、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた比較例2によるインクジェット用記録媒体1を得た。
<比較例3>
支持体5として支持体Aの片面上に、染料定着層3として染料定着層用インキAを、その乾燥塗布量が10g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で3分間乾燥させて、染料定着層3からなるインク受容層2を備えた比較例3によるインクジェット用記録媒体1を得た。
<比較例4>
支持体5として支持体Aの片面上に、中間層4として中間層用インキAを、その乾燥塗布量が20.0g/m2 となるようにワイヤーバーを用いて塗布し、100℃で5分間乾燥させて、比較例4によるインクジェット用記録媒体1を得た。
<評価画像の測定、評価>
得られた上記実施例1〜7及び比較例1〜4の各インクジェット記録媒体1に対して、キャノン製インクジェットプリンター(製品名:BJ−F870)を用いて、評価画像を印画形成し、色域再現範囲の確認を行って、画質、鯵み、コックリングを評価した。
光沢度の確認には、60°光沢度計を用いてインク受容層2表面の光沢度を測定した。色域再現範囲の確認には、グレタグマクベス社製のスペクトロリノを用いた。
評価の基準は以下の通りである。
(光沢度)
未印画部の受像層表面の光沢度を測定した。
A:光沢度は10%以上であり印刷用コート紙と同等の光沢感を持つ。
B:光沢度は5 %〜10%であり印刷用コート紙に近い光沢惑を持つ。
C:光沢度は5 %未満であり印刷用マットコート紙と同等の光沢感を持つ。
(鯵み)
文字のパターンを数種印画し、目視にて評価を行った。
○:抜き文字や背景のある文字にも鯵みはなく、シャープである。
△:抜き文字や背景のある文字には若干鯵みがあるが、文字は認識できる。
×:単独の文字にも渉みが見られ、実用上不十分である。
(コックリング)
インクジェット用記録媒体1の一面に、濃度の濃いベタパターンを印画し、コックリングを評価した。
○:コックリングは見られない。
×:紙が波打ちした感じとなり、コックリングが見られる。
(色域再現範囲)
色域確認用チャートを印画し、色相測定を行い、オフセット印刷あるいはグラビア印刷の持つ色域再現範囲を網羅することができるかの確認を行った。
A:色域は十分に広く、印刷の色域再現範囲を十分に満たす。
B:印刷の色域再現範囲を満たすことができる。
C:色域は狭く、印刷の色域再現範囲を満たすことができない。
(色安定性)
Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のベタパターンを印画し、印画後、30分、1日後に色相を測定し、印画後30分を基準とした1日後のΔEを算出した。
A:ΔEの平均値が3以下であり、色安定性に優れ、印刷校正用途として十分使用できるレベルである。
B:ΔEの平均値が5以下であり、色安定性はそこそこであるが、印刷校正用途としては限定される。
C:ΔEの平均値が5を超えており、色安定性が悪く、印刷校正用途としての使用は難しい。
評価結果を下記表1に示す。
本発明のインクジェット用記録媒体の側断面図。
符号の説明
1…インクジェット用記録媒体 2…インク受容層(インク受像層)
3…染料定着層 4…中間層 5…支持体

Claims (7)

  1. 支持体5の少なくとも片面上にインク受容層2が設けられているインクジェット用記録媒体1において、インク受容層2は支持体5上に少なくとも中間層4と染料定着層3とをこの順に設けて構成され、染料定着層3は少なくともカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムと結着剤とから構成されていることを特徴とするインクジェット用記録媒体。
  2. 前記染料定着層3のカチオン性乾式シリカは、その1次粒子の平均粒子径が20nm以下であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット用記録媒体。
  3. 前記染料定着層3におけるカチオン性乾式シリカと酢酸ジルコニウムとの混合比率が、カチオン性乾式シリカ100重量部に対して酢酸ジルコニウムが7〜40重量部であることを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット用記録媒体。
  4. 前記染料定着層3にアルキルアミン又はアルキルジアミン型四級アンモニウム塩重合体が固形分全重量中に2〜10重量%含まれていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のインクジェット用記録媒体。
  5. 前記染料定着層3中にθ−アルミナが前記カチオン性乾式シリカ100重量部に対して10〜25重量部含まれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のインクジェット用記録媒体。
  6. 前記中間層4中に湿式シリカが含まれており、且つ該中間層4のバインダーとしてシラノール変性されたポリビニルアルコール類が含まれていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のインクジェット用記録媒体。
  7. 前記支持体5が非コーテツド紙であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のインクジェット用記録媒体。
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