JP2005034927A - 産業用ロボットチャック - Google Patents

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JP2005034927A
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center
chuck
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hollow shaft
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Shunji Fujieda
俊二 藤枝
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Kondo Seisakusho KK
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Kondo Seisakusho KK
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Abstract

【課題】本体中心に対し複数のシリンダが放射状に配設された産業ロボット用チャックにおいて、小径且つ大きな把持力を発生することができる薄型の中空チャックを提供する。
【解決手段】ボディ1中心に設けた貫通孔に中空軸9を挿入し、中空軸外周面に間隔を空けてシール17を配設し、中空軸外周面とボディ1の間に形成した圧力室により、シリンダ内に収容され流体圧により往復動作を行うピストン3を本体中心より外側に向かって動作させる為の複数の圧力室を連通させる。
【選択図】図3

Description

【発明の属する分野】
本発明は、産業用ロボット及び搬送装置等に装着し、被把持体を把持搬送するための産業用ロボットチャックに関する。
【従来の技術】
産業用ロボット及び搬送装置に装着されワークの把持搬送に使用される産業用ロボットチャックには、寸法の大きく異なる多種のワークを段取り替えすることなく把持する事が可能なコンパクト且つ動作ストロークが長い特開2002−337081号公報に記載されるような装置構成の産業用ロボットチャックが知られている。前記方式の産業用ロボットチャックは、本体中心に対し放射状に配設した複数の流体圧シリンダ内を流体圧によって往復動作するピストンと、各把持爪を連結部材によってピストンと連結することで、把持爪が開閉動作を行うように構成したもので、複数のシリンダを配置したことでシリンダを大型化することなく大きな把持力を得ることが可能であると同時に本体を薄くすることが可能となるが、該産業用ロボットチャックへワーク確認センサやプッシャー装置又はエアーブロー等の装置を装着する場合、チャック本体より突出した状態となるため、周辺装置に干渉するなどの問題があった。
周辺装置への干渉を防止する方法としてチャック中心に中空孔を設け、該中空孔に前記したような装置を配設することによって周辺装置との干渉を防ぐ方法がある。チャック本体が薄く、中空孔を持つものとしては実開平5−93784号公報に記載の把持装置が知られているが、該装置構成の把持装置は駆動部が独立可動可能な複数のシリンダより構成されるため、径方向に大型化してしまっていた。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、本体中心に対し複数のシリンダが放射状に配設された産業ロボット用チャックにおいて、小径且つ大きな把持力を発生することができる薄型の中空チャックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明は、前記した課題を解決する手段としてボディ中心に設けた貫通孔に中空軸を挿入し、該中空軸外周面に間隔を空けてシールを配設し、中空軸外周面とボディの間に圧力室を形成させ、該圧力室によってシリンダ内に収容され流体圧により往復動作を行うピストンを本体中心より外側に向かって動作させる為の複数の圧力室を連通させ、ピストン後退用の圧力室を全シリンダ共通の一つの圧力室とした。
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施例は、ボディ中心軸に対し、放射状に配設されたシリンダと、シリンダ内に流体圧により往復動作可能に収容されたピストン3と、ピストン3の動作方向と平行にボディ1に設けられたガイド溝にガイドされ開閉動作を行うマスタージョウ2より構成される中空チャックである。
ボディ中心には貫通孔が設けられており、該中空孔には中空軸17が挿入されている。該中空軸17には間隔を空けてシール18が配設され、中空軸17外周面とボディ1の間に圧力室を形成している。
ボディ1には複数のシリンダが放射状に設けられ、該シリンダ内には、ボディ中心側の一端が他端と較べ小径化した段付き形状のピストン3が、流体圧により往復動可能に収容され、ボディ中心側に形成されるシリンダの小径部は、中空軸17とボディ1によって形成された圧力室によって連通され1つの圧力室を形成し、ボディ1外周側の大径部は、3つの圧力室を形成し、各圧力室はベース部に設けられた流体通路により連通されている。
シリンダ上部にピストン3の動作方向と平行にガイド溝が設けられ、該ガイド溝にはマスタージョウ2が開閉動作可能に収容される。
マスタージョウ2の中央部には貫通孔が設けられ、作動軸A7がマスタージョウ2の底面より突出した状態に取り付けられ、作動軸A7の突出部は、ピストン中央部に設けられた連結孔に挿入され、マスタージョウ2とピストン3が同期動作を行うように連結されている。
ボディ中心に対し、放射状に配設された複数のマスタージョウ2の本体中心側には作動軸B8が取り付けられ、作動軸B8が、ボディ中心に回動自在に設けられたリンク4と係合することで複数のマスタージョウ2が同期し開閉動作を行うことが可能となっている。
次に、本発明のチャックの動作について説明する。
マスタージョウ2が開端時に第1圧力ポート10より流体圧を加えると、第1シリンダ12の第1圧力室15に流体圧が加わると同時に、流体通路にて連通された第2シリンダ13の第1圧力室15および第3シリンダ14の第1圧力室15にも流体圧が加わり、各シリンダ内に往復動可能に収容された段付き形状のピストン3が、ボディ中心方向に移動し、ピストン3の大径部がシリンダの段付き部に当接し、ボディ中心方向への移動を完了する。
ピストン3の動作に伴い、作動軸A7によって連結されたマスタージョウ2が閉方向に移動を行い、ピストン3が移動を完了すると共にマスタージョウ2の閉方向への移動も完了する。
動作完了後、第2圧力ポート11より流体圧を加えると、全シリンダ共通である第2圧力室16に流体圧が供給され、全シリンダがボディ外周方向に移動を行うと共に、作動軸A7によって連結されたマスタージョウ2が開方向に移動を行い、ピストン3がシリンダカバー5に当接し、動作を完了する。
【発明の効果】
本発明のチャックは、本体中心部に中空軸を配設し、該中空軸に間隔を空けてシールを配設し、中空軸外周面とボディの間に圧力室を形成させ、該圧力室によってボディ内に形成した複数の圧力室を連通させ、ピストン後退用の圧力室を、全シリンダ共通の一つの圧力室とした事によって、従来方式のように、ボディ内に独立動作可能な複数のシリンダの前進方向及び後退方向の各圧力室を流体通路によって連通し、動作させる方式と異なり、駆動機構部であるシリンダの全長を短くすることが可能となり、チャック本体を小径化することができる。
更にシリンダ後退方向の圧力室を全シリンダ共通の圧力室としたことで、複数の圧力室を連通するための流体通路を設ける必要が無くなることにより、ボディの加工工数ならびに製造原価の削減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の産業用ロボットチャックの平面図
【図2】本実施例の断面図
【図3】本実施例の要部の拡大断面図
【符号の説明】
1ボディ
2マスタージョウ
3ピストン
4リンク
5シリンダカバー
6センターカバー
7作動軸A
8作動軸B
9中空軸
10第1圧力ポート
11第2圧力ポート
12第1シリンダ
13第2シリンダ
14第3シリンダ
15第1圧力室
16第2圧力室
17シール

Claims (1)

  1. ボディ中心に対し放射状に配置された複数のシリンダと、シリンダ内に往復動可能に収容されたピストンと、ピストンに連結され開閉動作を行うマスタージョウと、複数のマスタージョウを同期動作させるための同期機構を備えたチャックにおいて、ボディ中心に配設した中空軸の外周に間隔を設けて平行に配置したシール部材によって形成した圧力室が、放射状に配設した複数のシリンダに共通する圧力室で有る事を特徴とする産業用ロボットチャック。
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US8585113B2 (en) 2010-05-11 2013-11-19 Gimatic S.P.A. Parallel pneumatic gripper
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