JP2005034832A - 油水分離装置 - Google Patents

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昌夫 山田
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英治 村田
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Abstract

【課題】省スペースに設置可能で、且つ、廃棄物質を液体から効率良く分離可能な油水分離装置を提供する。
【解決手段】油が含まれる排水が投入される投入口11と、投入口11から投入された排水から油を分離する分離槽12と、分離槽12で油と分離された水を排出する排出口13と、投入口11から投入される排水が分離槽12へ落下する速度を減速させる減速板14と、分離槽12で分離された水が排出口13から排出する速度を減速させる減速板15とを備えて構成し、分離槽12に繊維状に解繊された古紙を敷き詰める。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃棄物質と液体とを分離させる油水分離装置に関する。
図6(a)は、既存の油水分離装置60を示す図である。
図6(a)に示す油水分離装置60は、いわゆる、グリストラップ(Greease Trap)と呼ばれるもので、学校や工場などから排出される排水に含まれる廃棄物質(例えば、油など)を取り除くための装置である。
油水分離装置60は、主に、地面下に埋設され、配管61から流れてくる排水を、図6(a)に示すような経路(図6(a)に示す水の流れ)に沿って流し、配管52から排出するものである。
図6(b)は、油水分離装置60により排水に含まれる油が水と分離する原理を説明するための図である。
通常、油は、水よりも密度が小さいため、所定の容器などに水と共に入れられると、水よりも上方に移動する。そのため、油水分離装置60において、図6(a)に示すような水の流れの経路で排水を流すと、図6(b)に示すように、排水に含まれる油が油水分離装置60の上部にたまり、油以外の水が配管62から排出される。すなわち、油水分離装置60は、排水中に含まれる油を分離することができる。
このように、異なる2つの物質(例えば、廃棄物質及び液体)を分離させる分離方法として、油水分離装置60による自然浮上法や加圧浮上法(不図示)とよばれる分離方法が従来より行われている。
また、油水分離装置60による分離方法以外に、繊維状に解繊された古紙に、排水に含まれる油を吸収させることによって、油と水とを分離させる方法がある。(例えば、特許文献1参照)
特開平9−271663号 (第3頁、表1及び2)
しかしながら、このような繊維状に解繊された古紙を利用して油と水とを分離させるための具体的な方法及び装置は、まだ実現されていない。
また、図6に示すような油水分離装置60は、一般に、装置全体が大型化となり、油水分離装置60を設置しようとする場合、十分に広い設置スペースを確保する必要がある。そのため、レストランなどの飲食店や個人の住宅などに設置することが難しく、飲食店や住宅などからでる排水は、油を取り除く作業が行われないまま外に流されてしまうことがほとんどであり、環境問題的にあまり好ましくないという問題がある。
また、たとえ、油水分離装置60を設置するスペースが確保できたとしても、排水に含まれる油が動物性の油である場合、油水分離装置60に残されるその動物性の油が腐食することによって、油水分離装置60から悪臭が発生するという問題がある。
また、油水分離装置60は、一般に、地面より下方に埋設されるものであって、図6(a)に示すように、何十kg或いは何百kgの重さとなる鉄板などにより上部が塞がれる構成としている。そのため、油水分離装置60で分離した油を取り除く作業などの清掃作業を行う際、その鉄板を移動させる作業が大変なため、清掃作業にとても手間がかかるという問題がある。
また、油水分離装置60は、密度の違いにより油を水に浮かせることによって、油と水を分離させるものであって、配管61に流れている時点で既に油が水に浮いている状態の排水であれば、その油と水とを分離することは容易である。しかしながら、完全に水に油が溶け込んでいる状態(エマルジョン化状態)の排水の場合は、油水分離装置60では、完全に、油と水とを分離することができないという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点を考慮し、省スペースに設置可能で、且つ、廃棄物質を液体から効率良く分離可能な油水分離装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の油水分離装置は、液体に含まれる廃棄物質を前記液体から分離させる油水分離装置において、上記廃棄物質が含まれる液体が投入される投入部と、該投入部に投入された液体から上記廃棄物質を分離させる第1の分離部と、該第1の分離部で上記廃棄物質と分離した液体を排出する排出部とを備え、上記第1の分離部は、繊維状に解繊された古紙に、上記廃棄物質を吸着させ、上記液体から上記廃棄物質を分離させることを特徴とする。
これにより、廃棄物質が古紙に吸着し、廃棄物質と液体とを分離させることができるので、廃棄物質と液体とがエマルジョン化されている場合であっても、廃棄物質と液体とを効率よく分離させることが可能となる。
また、上記油水分離装置は、上記古紙に、上記古紙と上記廃棄物質との吸着率を高くさせ、且つ、結晶中に空洞を数多くもつ多孔質の添加物質が添加される構成としてもよい。
例えば、添加物質をゼオライトとすることにより、より高い吸着率で古紙に廃棄物質を吸着させることができるので、更に効率よく廃棄物質と液体とを分離させることが可能となる。
また、上記油水分離装置の第1の分離部は、ハニカム構造部材を備え、該ハニカム構造部材の空間内部に上記古紙が充填されるように構成してもよい。
このように、第1の分離部をハニカム構造とすることにより、液体の重さにより古紙が圧縮されることを防止することが可能となる。
また、上記油水分離装置は、上記廃棄物質の密度が上記液体の密度よりも小さい場合、その密度の違いにより、上記廃棄物質を浮上させて上記液体から上記廃棄物質を分離させる第2の分離部を備えるように構成してもよい。
このように、第1及び第2の分離部を備えることにより、更に、効率よく廃棄物質と液体とを分離することが可能となる。
また、上記油水分離装置は、上記第2の分離部が、上記廃棄物質が含まれる上記液体を地面に対して上方から下方に流す液体下降部と、上記液体下降部から流れてくる液体を上記地面に対して下方から上方に流す液体上昇部とを備え、上記液体上昇部は、上方へ流れる液体を上記投入部に投入するように構成してもよい。
これにより、まず、第2の分離部で大まかに廃棄物質と液体とを分離し、次に、第1の分離部でエマルジョン化された排水を廃棄物質と液体とに分離しているので、第1の分離部の古紙の交換期間を、第2の分離部を備えない油水分離装置における交換期間よりも延ばすことが可能となる。
また、上記投入部の近傍に備えられる上記液体下降部は、上記古紙により上記液体から上記廃棄物質を分離させるように構成してもよい。
これにより、更に、効率よく廃棄物質と液体とを分離させることが可能となる。
また、上記油水分離装置は、モータの駆動により上記廃棄物質が含まれる液体を汲み上げ、上記投入部に前記液体を投入する汲上手段を備えるように構成してもよい。
これにより、例えば、床面に流れる排水を自動的に投入部に投入することができるので、効率よく廃棄物質と液体とを分離させることが可能となる。
また、上記油水分離装置の前記排出部は、前記第1の分離部で前記廃棄物質と分離した液体を、前記第1の分離部の内部に溜まる前記液体の水位よりも高い位置まで上昇させてから排出するように構成してもよい。
例えば、投入部に液体が投入される場合、第1の分離部の内部には、一定の水位の液体が溜まるので、第1の分離部に廃棄物質だけを浮かせて、液体だけを排出することができる。これにより、更に、効率よく廃棄物質と液体とを分離させることが可能となる。また、投入部に液体が投入されない場合においても、第1の分離部の内部には一定の水位の液体が溜まるので、しばらくの間、古紙を乾燥させない。これにより、再び古紙解繊装置を使用するときがきても、古紙に水分が含まれ油分を吸収する効果が出るまで待つことなく、すぐに古紙解繊装置を使用することができる。
また、上記油水分離装置の第1の分離部の内部に複数種類の前記古紙からなる複数の古紙層を備えるように構成してもよい。
このように構成しても廃棄物質が古紙層の古紙に吸着し、廃棄物質と液体とを分離させることができるので、廃棄物質と液体とがエマルジョン化されている場合であっても、廃棄物質と液体とを効率よく分離させることが可能となる。
また、上記油水分離装置の複数の古紙層の層と層との間が透水性を有する不織布又は織布で仕切られる構成としてもよい。
このように、古紙層の層と層との間が透水性を有する不織布又は織布を設けることにより、その不織布又は織布に廃棄物質を付着させることができるので、更に、効率よく廃棄物質と液体とを分離することが可能となる。
また、上記油水分離装置の各古紙層は、コピー紙が繊維状に解繊されたもの、段ボールが繊維状に解繊されたもの、又は、新聞紙が繊維状に解繊されたもので形成されてもよい。
これにより、様々な古紙を使用することができる。
また、上記油水分離装置の複数の古紙層の内、少なくとも1つの古紙層に、前記古紙と前記廃棄物質との吸着率を高くさせ、且つ、結晶中に空洞を数多くもつ多孔質の添加物質が添加されるように構成してもよい。
例えば、添加物質をゼオライトとすることにより、より高い吸着率で古紙に廃棄物質を吸着させることができるので、更に効率よく廃棄物質と液体とを分離させることが可能となる。
また、上記油水分離装置は台所若しくは調理室に備えられている流しの周壁縁に上部が開口する立方体(例えば、直方体や底板を有する円筒体)を、係合手段を介して着脱可能に設置することができる。言うまでも無く、上記立方体内には繊維状に解繊された古紙を含む第1の分離部が設けられるのであるが、上記立方体を比較的コンパクトに構成すれば、一般家庭や飲食店の厨房などでも本発明の油水分離装置を手軽に導入することが可能になる。
本発明によれば、廃棄物質が古紙に吸着し、廃棄物質と液体とを分離させることができるので、廃棄物質と液体とがエマルジョン化されている場合であっても、廃棄物質と液体とを効率よく分離させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1(a)は、本発明の実施形態の油水分離装置を模式的に示す図である。
図1(a)に示す油水分離装置10は、油(廃棄物質)が含まれる排水(液体)が投入される投入口11(投入部)と、投入口11から投入された排水から油を分離する分離槽12(第1の分離部)と、分離槽12で油と分離された水を排出する排出口13(排出部)と、投入口11から投入される排水の落下速度を減速させ、排水中のゴミを除去する減速板14と、分離槽12で分離された水の排出口13から排出する速度を減速させる減速板15とを備えて構成される。なお、減速板14及び15は、いわゆる、パンチングメタルと呼ばれるもので、上記の作用(排水や水を減速させたり、ゴミを除去する作用)が得られる範囲内で、孔の数や大きさは適宜設定可能である。また、油水分離装置10を構成する外側の筐体は、例えば、ステンレスなどで形成され、分離槽12の形を維持することが可能な強度を有して構成される。また、油水分離装置10は、家庭や飲食店などに設置可能な程度の大きさに構成されてもよい。また、分離槽12は、油水分離装置10の背面部や側面部等に設けられた、分離槽出し入れ口としての所定の開口部から交換可能である。
上記油水分離装置10は、例えば、排水が人の手や機械の駆動などにより投入口11まで汲み上げられ、投入口11に投入されると、減速板14を介して、所定量の排水を所定のスピードで分離槽12に入れる。そして、油水分離装置10は、分離槽12において、油と水とを分離し、減速板15を介して、所定量の水を排出口13から排出する。
図1(b)は、分離槽12の構成の一例を示す断面図である。
図1(b)に示す分離槽12は、段ボール16の内部に繊維状に解繊された古紙17(例えば、使用済みA4コピー紙250g、新聞紙250g、チラシ250g、及び雑誌250gの計1kgの古紙に対して水0.65kgが添加され、それらを回転羽を有する装置で6〜10分程度解繊したもの)が予め入れられており、段ボール16を焼却しても無害なポリエチレン製の袋18で覆うことにより構成している。このように、分離槽12は、段ボール16の周りを袋18で覆い、段ボール16内部に古紙17を入れる簡単な構成であるので製造が容易である。また、段ボール16内部の古紙17における油の吸収力が低下した場合は、袋18のまま油水分離装置10から取り出して新しい分離槽12を入れればよい。このように、分離槽12の交換作業は容易であり、その交換にかかる時間も短くて済む。また、袋18で段ボール16の周りを覆うことにより段ボール16から染み出してくる油が分離層12の外側に流出するのを緩和することが可能となる。
また、図1(b)に示す分離槽12は、段ボール16及び袋18の上部(図1において上方向)の開口部に、排水を分離槽部12の中心に誘導するための流水路移動遮蔽不織布12−1が設けられている。
上述したように、繊維状に解繊された古紙17は、油の分子と結合しやすいため、排水に含まれる油を水から分離させるためのろ過材として効果的な物質である。例えば、古紙17の吸収率は、100gの古紙17に対して、120g程度の油を吸収することができ、2.5kgの古紙17に対しては、3kg程度の油を吸収することができる。分離槽12は、このような繊維状に解繊された古紙17を段ボール16の内側に敷き詰めるようにして構成されている。
また、繊維状に解繊された古紙17は、油の吸収率を高めるために、結晶中に空洞を数多くもつ多孔質の添加物質を、予め添加しておく構成でもよく、その添加物質は、例えば、ゼオライトなどが挙げられる。なお、この添加物質は、廃棄物質の古紙への吸収率を高められるものであれば、その物質の種類は特に限定されない。
このように、図1(b)に示す分離槽12に排水が入れられると、油が古紙17に吸着し、段ボール16から油と分離された水が染み出てくる。袋18には、無数の小さい孔が設けられており、その孔から油と分離された水が出てくる。そして、袋18から出てくる水は、減速板15を介して排出口13から排出され、所定の下水管などに流される。また、排水中の油を吸収した分離槽12は、そのまま焼却することが可能である。
図1(c)は、他の構成の分離槽12を示す断面図である。
図1(c)に示す分離槽12は、繊維状に解繊された古紙17からなる古紙層12−2と、ハニカム構造の段ボールなどからなるハニカム層12−3とが垂直方向(図1(c)において上下方向)に交互に積重される構成であり、古紙層12−2の端部には、上方の層の重さによる圧縮を防止するための補強材19が設けられている。また、最下層の側面部には、排水口13から水が排水されやすい向きに孔が向いているハニカム層12−3が設けられている。
なお、分離槽12において、積重されるハニカム層12−3の各孔の向きは、垂直方向(図1(c)において上下方向)となるように構成される。
また、分離槽12は、ハニカム層12−3の各孔に、繊維状に解繊された古紙17が充填される構成としてもよい。
また、図1(c)に示す分離槽12は、袋18で覆うように構成してもよい。
また、図1(c)に示す分離槽12は、古紙層12−2とハニカム層12−3との間に流水路移動遮蔽不織布12−1を設けるように構成してもよい。
図1(c)に示す分離槽12に排水が入れられると、排水は古紙層12−2及びハニカム層12−3からなる複数層を通る。そして、ハニカム層12−3などから油と分離された水が染み出てくる。このように、染み出てくる水は、減速板15を介して排出口13から排出され、所定の下水管などに流される。
また、排水中の油を吸収した分離槽12は、そのまま焼却することが可能である。
また、分離槽12を段ボールなどのハニカム構造で構成することにより、水の重さなどにより古紙17が圧縮されることを防止すると共に、古紙17が浮遊することを防止することが可能となる。
また、段ボール16自身にも油を吸収させる効果がある。
また、油水分離装置10の分離槽12は、段ボール箱(例えば、(みかん箱のような)梱包用に使用される段ボール箱)程度の大きさで構成することができるので、油水分離装置10は、図6に示す油水分離装置60よりも省スペースに設置可能である。
<第2の実施形態>
図2は、本発明の他の実施形態の油水分離装置20を示す図であり、図2(a)は、油水分離装置20の斜視図であり、図2(b)は、油水分離装置20を上から見た図であり、図2(c)は、油水分離装置20のB1−B2断面図である。
図2(a)〜(c)に示す油水分離装置20は、密度の違いにより廃棄物質と水とを分離させるグリストラップ部21(第2の分離部)と、上記分離槽12が内部に備えられる分離槽部22とを備えて構成される。なお、油水分離装置20は、家庭や飲食店などに設置可能な程度の大きさに構成されてもよい。
上記グリストラップ部21は、例えば、上述した油水分離装置60(グリストラップ)を小型にしたものであり、グリストラップ外板21−1と、油が含まれる排水が投入される投入口21−2(投入部)と、仕切り板21−3と、油回収槽21−4と、油取出し口21−5と、排水口21−6と、繊維状に解繊された古紙17が充填されるフィルタ21−7と、上昇する排水を外側の分離槽部22へ誘導するための配管21−8と、グリストラップ部21内の水を排出するための排水バルブ21−9とを備えて構成され、排水から油を分離させる動作及び原理は、上記油水分離装置60と同様であるので、その説明は省略する。なお、フィルタ21−7には、水がフィルタ21−7内に入り込むための孔が側面又は底面に1つ以上設けられている。グリストラップ部21の特徴とする点は、排水口21−6の近傍にフィルタ21−7が設けられている点であり、このフィルタ21−7により油が古紙に吸着し、油を排水と分離させることが可能となる。
上記分離槽部22は、分離槽外板22−1と、グリストラップ部21の配管21−8から送られてくる排水が投入される投入口22−2と、ポリプロピレン製袋22−3と、段ボール箱22−4と、減速板22−5(パンチングメタル)と、油と分離した水を排出する排水口22−6(排出部)と、グリストラップ部21から送られてくる排水を分離槽部22の中心に誘導するための流水路移動遮蔽不織布22−7と、濾材である古紙17とを備えて構成され、グリストラップ部21から排出される水から、更に、油を分離させる構成である。なお、流水路移動遮蔽不織布22−7は、排水を分離槽部22の中心に誘導することにより、分離槽外板22−1と古紙17との隙間を排水がストレートに流れることを防止している。また、ポリプロピレン製袋22−3、段ボール箱22−4、及び古紙17から分離槽12を構成してもよい。
このように、油水分離装置20は、グリストラップ部21及び分離槽部22で排水から油を分離させることにより、図1(a)に示す油水分離装置10や図6に示す油水分離装置60よりも多くの油を排水から分離させることが可能となる。
<第3の実施形態>
図3は、本発明の他の実施形態の油水分離装置30を示す図である。なお、図1と同様な構成においては、同様な符号を付している。
図3に示す油水分離装置30は、油が含まれる排水が投入される投入口11(投入部)と、投入口11から投入された排水から油を分離する分離槽12(第1の分離部)と、分離槽12で油と分離された水を排出する排出口13(排出部)と、投入口11に排水を汲み上げるためのポンプ31(汲上手段)とを備えて構成される。なお、油水分離装置30は、家庭や飲食店などに設置可能な程度の大きさで構成されてもよい。
図1(a)に示す油水分離装置10と異なる点は、ポンプ31により、自動で投入口11へ排水を汲み上げることができる点である。
これにより、飲食店などで床面に流れる排水も自動的に投入口11へ汲み上げることができるので、効率よく排水から油を分離させることが可能となる。
<第4の実施形態>
図4は、本発明の他の実施形態の油水分離装置40を示す図であり、図4(a)は、油水分離装置40の斜視図を、図4(b)は、油水分離装置40を上から見た図を、図4(c)は、図4(b)のC1−C2断面図をそれぞれ示している。なお、図1と同様な構成においては、同一の符号を付している。
図4(a)〜(c)に示す油水分離装置40は、油が含まれる排水が投入される投入口41(投入部)と、投入口41から投入された排水から油を分離する分離槽42(第1の分離部)と、所定の大きさの孔が複数設けられ排水中の比較的大きなゴミを取り除くためのパンチングメタル板43と、所定長の配管で構成され分離槽42で油と分離された水を分離槽42の下方から排出させる排出管44と、所定長のU字型の配管で構成されると共に、その配管の一方の口が排出管44の経路を分岐させるように排出管44の途中に取り付けられ、配管の他方の口から分離槽42で油と分離された水を分離槽42の内部に溜まる排水の水位よりも高い位置まで上昇させて排出させる排出管45(排出部)と、排出管44の出口付近に設けられ分離槽42で油と分離された水を排出管44又は排出管45のどちらか一方の配管に切り換えて流すためのバルブ46とを備えて構成される。なお、油水分離装置40は、家庭や飲食店の厨房などに設置可能な程度の大きさで構成されてもよい。
また、上記分離槽42の内部には、段ボール箱47が備えられ、その段ボール箱47の内部には、コピー紙、段ボール、又は新聞紙などの古紙が繊維状に解繊されたものが充填されている。
ここで、図5は、段ボール箱47を示す図であり、図5(a)は、段ボール箱47の斜視図を、図5(b)は、段ボール箱47を上から見た図を、図5(c)は、図5(b)のD1−D2断面図を示す図をそれぞれ示している。なお、図4と同様な構成については、同一の符号を付している。
例えば、図5(c)に示すように、段ボール箱47の内部には、複数種類の古紙で形成される古紙層が重なって充填されており、図5(c)に示す例では、段ボール箱47の底から新聞紙が繊維状に解繊されたもので構成された古紙層48、段ボールが繊維状に解繊されたもので構成された古紙層49、及び、コピー紙が繊維状に解繊されたもので構成された古紙層50が順番に充填されている。なお、図5(c)に示される古紙層は、3層であるが、特に古紙層の数は限定されない。また、図5(c)に示される古紙層は、古紙層48、古紙層49、古紙層50の順番に重ねられているが、その順番は限定されない。
また、各古紙層を形成するための古紙の種類は、コピー紙、段ボール、及び新聞紙に限らず、例えば、雑誌などの古紙でもよい。このように構成することにより、様々な古紙を使用して古紙層を形成することができる。
また、それぞれの古紙層48〜50に穀物の殻を混ぜてもよい。これにより、古紙の凝縮化を防止することができる。
そして、古紙層48〜50の間には、層と層とを間仕切る間仕切シート51が設けられている。この間仕切シート51は、不織布(例えば、ポリエチレン製の不織布)や織布(例えば、木綿)など、水分を良く通すものが使用される。なお、この間仕切シート51は、透水性を有するものであればその材質は限定されない。また、各古紙層48〜50の間の間仕切りシート51の代わりに、袋に様々な種類の古紙を入れて、その袋を重ねて古紙層48〜50を形成してもよい。
また、段ボール箱47の内部の内側にポリエチレン製の不織布を貼り付けてもよい。
また、古紙層48〜50の外周に直接ポリエチレン製の不織布を張り付け、その古紙層を分離層42の内部に備えるようにしてもよい。
また、段ボール箱47は、上記古紙解繊装置10の分離槽12の内部又は上記古紙解繊装置20の分離槽部22の内部に備える構成としてもよい。
また、古紙層48〜50の少なくとも1つの古紙層に、油の吸収率を高める効果、防腐効果、及び防臭効果などの効果を有するゼオライトなどの添加物が混ぜられていてもよく、その添加物が古紙に混ぜられる割合は、1kgの古紙に0.5kgの添加物が混ぜられるような割合が望ましい。そして、この古紙層48〜50に混ぜられる添加物は、結晶中に空洞を数多くもつ多孔質の添加物質であれば、その添加物の種類は特に限定されない。すなわち、各古紙層48〜50に添加される添加物として、例えば、乳酸など防臭効果のある添加物が考えられる。
図1に示す油水分離装置10と図4に示す油水分離装置40とで異なる点は、投入口41に排水が投入されているときや投入口41に排水が投入されていないときに、分離槽42の内部に所定量の水を溜めておけるように、排出管44及び排出管45が形成されている点である。
すなわち、例えば、図4(c)に示すように、投入口41に単位時間当りに一定量の排水が投入されているときの分離槽42内の水位(ここでいう水位は地面を基準としたときの水位とする)を水位X1とする場合、その場合の排出管45の水位が水位X2となるように、また、投入口41に排水が投入されていないときの分離槽42内の水位を水位Y1とする場合、その場合の排出管45内の水位が水位Y2となるように、排出管45の長さ(高さ)が調整され形成されている点である。
また、油水分離装置40を使用する場合(投入口41に排水が投入されている場合)は、バルブ46を閉めておき、投入口41に投入された排水を分離槽42で油と分離させた後、排出管45から排出させる。また、しばらくの間、油水分離装置40の使用をやめる場合(投入口41に排水を投入することをやめる場合)は、バルブ46を開け、分離槽42内の水を排出管44から排出させる。
このように、古紙解繊装置40は、単位時間当りに一定量の排水が投入口41に投入されている場合、分離槽42の水位を一定に保つことができる。これにより、排水に溶け込んでいない油は分離槽42内の排水の上部に浮かせて排水から分離させることができ、完全に水に油が溶け込んでいる状態の排水の油は古紙層48〜50の古紙に吸収させて排水から分離させることができる。そして、排水から油を分離させた水を排出管45から排出させることができる。
また、排水を投入口41に投入しない場合は、分離槽42内の水位と排出管45内の水位がそれぞれ一定の水位で保たれるので、再び古紙解繊装置40を使用するまでの間、分離槽42に充填されている古紙を乾燥させない。このように、古紙解繊装置40を数日間使用しない場合があっても、分離槽42に充填されている古紙に常に適当な量の水分を含ませておけるので、再び古紙解繊装置40を使用する際には、すぐに使用することができる。また、古紙を乾燥させないことにより、古紙層48〜50を縮ませないので、古紙層48〜50と段ボール箱47に隙間が空かないようにすることができる。
<第5の実施形態>
図7は本発明の他の実施形態の油水分離装置70を示す図である。
図において、油水分離装置70は上部が開口する立方体(例えば、直方体や底面板を有する円筒体)を有しており、図示のものではステンレスによって形成したほぼ直方体の筐体71を設けている。なお、この筐体71はステンレス以外の金属、プラスチック、木その他の材料で適宜の形状の立方体に形成することができる。
上記筐体71は底面板72「図8(a)」を有しており、この底面板72には第1の実施形態の説明で述べたのと同様に無数と言えるほど沢山の小孔を穿設してある(いわゆるパンチングメタルと呼ばれるものと同様に構成してある)。なお、孔の数や大きさは第1の実施形態の説明で述べた事柄に配慮して適切に設定される。また、小孔を穿設する部分は上記底面板72の全面であってもよく、若しくは、周辺部を残して内側の部分だけにしてもよい「図8(a)」。
上記筐体71の周縁部からは天板74が延出しているが、プラスチックで形成する場合には一体成型とし、金属材料で形成する場合には、溶着、鋲着、ねじ着等の結着手法が採られる。
上記天板74の一辺には中央部を境に左右両側に適宜の距離を空けて断面ほぼ逆L字状を呈する係合部材73を設けてある。なお、上記係合部材73は上記天板74の一辺に沿う幅をやや長めに形成すれば、上記天板74の中央部に一つだけ設けるだけでもよい。また、都合により上記天板74の上記一辺に三つ以上の係合部材を設けることもできる。更に、上記天板74を設けずに、上記筐体71の一側面に断面コの字状の係合部材を設けるよう構成することもできる。その場合、上記係合部材と上記筐体71との結着手段は溶着、接着、鋲着、ねじ着その他の手法で実行することが可能である。
上記係合部材73を設けることによって、図7に示すように上記筐体71を台所若しくは調理室に備えられている流し75の周壁縁に着脱可能に保定することができるようになる。なお、係合部材73が設けられる辺の長さを上記流し75の寸法を勘案して設定すれば、図7に示す如く上記係合部材73が設けられる辺と直交する対向辺の両端部を上記流し75の周壁縁に当接させることができるので、より安定的に上記筐体71を保定させることができる。
上記油水分離装置70は上記筐体71の上部に嵌着可能な深皿状容体76を備えている。この深皿状容体76には上記筐体71の側壁の長さの約1/3〜約1/4の長さの側壁を形成してあり、この側壁の底部は底板77に繋がっている。この底板77には上記筐体71の底面板72に穿設された小孔と同様の小孔を沢山、穿設してある。そして、上記深皿状容体76の側壁上部は鍔部78に繋がるよう形成してある。なお、上記鍔部78は四つの側壁上部の総べてから延び出す構成としているが、相対向する二つの側壁上部からのみ延び出す構成としてもよい。
上記油水分離装置70は上記筐体71内に収容される袋体79を備えている。この袋体79は、例えば、下方部に水抜き用の小孔80を多数設けたビニール袋を利用することができる。そして、この袋体79内に繊維状に解繊された古紙を収容して上記袋体79を上記筐体71内に収容することで、第1の分離部が構成される。なお、上記袋体79は紙袋、不織布袋若しくは布袋を採用することも可能である。
上記天板74の側辺のうち上記流し75の周壁縁に当接しない側辺側の裏面には補強リブ81を形成してあり、この側辺が撓むのを防止している。また、上記天板の裏面の上記流し75の周壁縁近傍に位置する部位にはストッパー片84を設けてあり、このストッパー片84を上記流し75の周壁の内側に当接させることにより、上記天板74が滑り動くのを阻止している。
上記筐体71の内部上方には、例えば、直径4mmのステンレス棒を周壁に沿い、且つ、周壁から若干の隙間を空けて張設し、袋体端部押え部材82を構成している(図8)。上記袋体端部押え部材82の張設の仕方は図8(a)のA部分の詳細見取図、即ち、図8(d)に示すように、上記袋体端部押え部材82の角部から延び出す支持杆83の先端部を上記筐体71の内壁側にやや曲げて内壁に当接させ、その部分を溶接して固定している。
上記深皿状容体76の上記鍔部78には取っ手85「図9(a)、(b)、(c)」を溶着、ねじ着などによって設けることができる。上記取っ手85を設けることにより、上記深皿状容体76に溜まったごみを片付ける際、取り扱いが容易になる。
以上のように構成された上記油水分離装置70は台所の流しの隅に着脱可能に設置され、繊維状に解繊された古紙を収容した袋体79を上記筐体71内に収容し、袋体79の上部を割り箸などを用いて上記袋体端部押え部材82と上記筐体の内壁の間に挟み入れて、袋体79の上部が外部にはみ出さないよう整え、しかる後、上記深皿状容体76を上記筐体71内に嵌入させる。その結果、上記深皿状容体76の上部は廃棄物質が含まれる液体が投入される投入部となる。また、繊維状に解繊された古紙が収容された袋体79は第1の分離部となり、上記筐体71の上記底面板72の外面は前記第1の分離部で前記廃棄物質と分離した液体を排出する排出部となる。なお、上記深皿状容体76の上記底板77は上記投入部から投入される排水の上記第1の分離部へ落下する速度を減速させ、排水中のゴミを除去する減速板の役を担っている。同様に、上記筐体71の底面板は上記第1の分離部で分離された水の排出する速度を減速させる減速板の役を担っている。なお、上記袋体79内には直接、繊維状に解繊された古紙を収容してもよいが、不織布、布、目の密な網などの袋に入れて小型の枕状に形成したものを用いることができる。
本発明の実施形態の油水分離装置を示す図である。 本発明の他の実施形態の油水分離装置を示す図である。 本発明の他の実施形態の油水分離装置を示す図である。 本発明の他の実施形態の油水分離装置を示す図である。 本発明の他の実施形態の油水分離装置を示す図である。 既存の油水分離装置を示す図である。 本発明の他の実施形態の油水分離装置を示す概略斜視図である。 (a)は筐体と天板を示す概略平面図である。(b)は筐体と天板を示す概略正面図である。(c)は筐体と天板を示す概略側面図である。 (a)は深皿状容体を示す概略平面図である。(b)は深皿状容体を示す概略正面図である。(c)は深皿状容体を示す概略側面図である。
符号の説明
10 油水分離装置
11 投入口
12 分離槽
12−1 流水路移動遮蔽不織布
12−2 古紙層
12−3 ハニカム層
13 排出口
14 減速板
15 減速板
16 段ボール
17 古紙
18 袋
19 補強材
20 油水分離装置
21 グリストラップ部
22 分離槽部
23 投入口
24 古紙充填部
25 排出口
30 油水分離装置
31 ポンプ
40 油水分離装置
41 投入口
42 分離槽
43 パンチングメタル板
44、45 排出管
46 バルブ
47 段ボール箱
48〜50 古紙層
51 間仕切シート
60 油水分離装置
61 配管
62 配管
70 油水分離装置
71 筐体
72 底面板
73 係合部材
74 天板
75 流し
76 深皿状容体
77 底板
78 鍔部
79 袋体
80 小孔
81 補強リブ
82 袋体端部押え部材
83 支持杆
84 ストッパー片
85 取っ手

Claims (13)

  1. 液体に含まれる廃棄物質を前記液体から分離させる油水分離装置において、
    前記廃棄物質が含まれる液体が投入される投入部と、
    前記投入部に投入された液体から前記廃棄物質を分離させる第1の分離部と、
    前記第1の分離部で前記廃棄物質と分離した液体を排出する排出部と、
    を備え、
    前記第1の分離部は、繊維状に解繊された古紙に、前記廃棄物質を吸着させ、前記液体から前記廃棄物質を分離させることを特徴とする油水分離装置。
  2. 請求項1に記載の油水分離装置であって、
    前記古紙は、前記古紙と前記廃棄物質との吸着率を高くさせ、且つ、結晶中に空洞を数多くもつ多孔質の添加物質が添加されていることを特徴とする油水分離装置。
  3. 請求項1に記載の油水分離装置であって、
    前記第1の分離部は、ハニカム構造部材を備え、該ハニカム構造部材の空間内部に前記古紙が充填されていることを特徴とする油水分離装置。
  4. 請求項1に記載の油水分離装置であって、
    前記廃棄物質の密度が前記液体の密度よりも小さい場合、その密度の違いにより、前記廃棄物質を浮上させて前記液体から前記廃棄物質を分離させる第2の分離部を備えることを特徴とする油水分離装置。
  5. 請求項4に記載の油水分離装置であって、
    前記第2の分離部は、
    前記廃棄物質が含まれる前記液体を地面に対して上方から下方に流す液体下降部と、
    前記液体下降部から流出する液体を前記地面に対して下方から上方に流す液体上昇部と、
    を備え、
    前記液体上昇部は、前記上方へ流れる液体を前記投入部に投入することを特徴とする油水分離装置。
  6. 請求項5に記載の油水分離装置であって、
    前記投入部の近傍に備えられる前記液体下降部は、前記古紙により前記液体から前記廃棄物質を分離させることを特徴とする油水分離装置。
  7. 請求項1に記載の油水分離装置であって、
    モータの駆動により前記廃棄物質が含まれる液体を汲み上げ、前記投入部に前記液体を投入する汲上手段を備えることを特徴とする油水分離装置。
  8. 請求項1に記載の油水分離装置であって、
    前記排出部は、前記第1の分離部で前記廃棄物質と分離した液体を、前記第1の分離部の内部に溜まる前記液体の水位よりも高い位置まで上昇させてから排出することを特徴とする油水分離装置。
  9. 請求項1又は8に記載の油水分離装置であって、
    前記第1の分離部は、内部に複数種類の前記古紙からなる複数の古紙層を備えることを特徴とする油分分離装置。
  10. 請求項9に記載の油水分離装置であって、
    前記複数の古紙層の層と層との間は、透水性を有する不織布又は織布で仕切られていることを特徴とする油水分離装置。
  11. 請求項10に記載の油水分離装置であって、
    前記複数の古紙層の各古紙層は、コピー紙が繊維状に解繊されたもの、段ボールが繊維状に解繊されたもの、又は、新聞紙が繊維状に解繊されたもので形成されることを特徴とする油水分離装置。
  12. 請求項9〜11の何れか1項に記載の油水分離装置であって、
    前記複数の古紙層の内、少なくとも1つの古紙層に、前記古紙と前記廃棄物質との吸着率を高くさせ、且つ、結晶中に空洞を数多くもつ多孔質の添加物質が添加されていることを特徴とする油水分離装置。
  13. 請求項1に記載の油水分離装置であって、
    前記第1の分離部を収容する筐体若しくは該筐体の周縁部から延出する天板に、台所若しくは調理室に備えられる流しの周壁縁に油水分離装置を着脱可能に保定するための係合部材を形成したことを特徴とする油水分離装置。

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