JP2005034570A - ローマンシェードにおける隙間減少パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】 ローマンシェードにおける窓部の遮蔽部材と壁面との隙間を減少し、美観を向上させる着脱自在な隙間減少パネルを提供する。
【解決手段】 窓100の上部の壁面8に取りつけられたローマンシェードのレール1に、パネル取り付け金具30により、隙間減少パネルが取りつけられる。隙間減少パネルの正面パネル10の背面には突出部20が設けられており、遮蔽部材3を窓側に押すことにより、遮蔽部材3と壁面8との隙間を減少させる。
これにより、外からの視線を遮り、断熱性能を向上させる。また、パネル取り付け金具30は簡単にレール1より、取り外すことが出来る。さらに正面パネル10に装飾性のある材質や、形状やデザインを加えることにより著しく美観が向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】 窓100の上部の壁面8に取りつけられたローマンシェードのレール1に、パネル取り付け金具30により、隙間減少パネルが取りつけられる。隙間減少パネルの正面パネル10の背面には突出部20が設けられており、遮蔽部材3を窓側に押すことにより、遮蔽部材3と壁面8との隙間を減少させる。
これにより、外からの視線を遮り、断熱性能を向上させる。また、パネル取り付け金具30は簡単にレール1より、取り外すことが出来る。さらに正面パネル10に装飾性のある材質や、形状やデザインを加えることにより著しく美観が向上する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ローマンシェードにおいて、窓部の遮蔽部材と壁面との隙間を減少させ、かつ、美観を向上させる隙間減少パネルに関するものである。
遮蔽部材が昇降コードを操作することにより、上下に開閉するローマンシェードの取り付けには、正面付けと天付けとがある。
図8は正面付けでの取り付け状態を示した概略斜視図である。図9は正面付けでの縦断面図を示している。
図8は正面付けでの取り付け状態を示した概略斜視図である。図9は正面付けでの縦断面図を示している。
図8,9において、昇降機構を内蔵し、かつその正面に遮蔽部材取り付け手段である面ファスナー5が取り付けられているレール1を、レール取り付け金具2を介して、窓開口部よりも上方の室内側壁面8に取り付ける。遮蔽部材3の反意匠面側の上端に面ファスナー4を縫製などの手段により取り付け、レール1正面の面ファスナー5と嵌合することにより、遮蔽部材3をレール1にとりつける。レール1は窓枠上端部の室内側露出面に取り付けられる場合もある。何れも、遮蔽部材が室内側に突出した状態で取り付けられる。
一方、天付けはレール1を窓開口部内または窓枠内の天面にレール取り付け金具2を介して取り付ける。遮蔽部材は正面付けと同様、面ファスナーによって取り付けられる。
正面付けは窓枠にネジ穴などの傷をつけたくない場合や窓枠全体を隠したいなどの理由で選択される場合が多い。しかしこの場合、レール1と、取り付け用金具2が室内側に突出するため、室内側壁面または窓枠と遮蔽部材との間に図9に示すレール1と取り付け金具2の突出分に相当する間隔の隙間60が生じる。
その隙間により、遮蔽部材3で窓を覆っていても、室外から斜め方向より見た場合、室内が見えてしまう。また、このような隙間は断熱性能も損なう。
さらに、室内からはレール1の側面が露出し、美観を損ねる。
その隙間により、遮蔽部材3で窓を覆っていても、室外から斜め方向より見た場合、室内が見えてしまう。また、このような隙間は断熱性能も損なう。
さらに、室内からはレール1の側面が露出し、美観を損ねる。
また、ローマンシェードを取り付けた時は、外部からの視線が気にならなかった場合でも、隣接して新たな家屋が出来るという環境の変化などによって、外部からの視線が気になる場合も非常に多い。
また、左右に開閉するカーテンは装飾性のあるカーテンレールにより吊り下げられている場合が多い。一方、ローマンシェードは、その上端に装飾性のあるものは何もない。同じ部屋に複数の窓があり、ローマンシェードと装飾性のあるカーテンレールに吊り下げられたカーテンとが別々の窓に吊り下げられた場合、ローマンシェードの上方を装飾するものがないと、カーテンとの調和を考えると美観が劣る。
また、遮蔽部材3はレールlに面ファスナーにより取り付けられているため、遮蔽部材に面ファスナーを縫いつけている部分が肉厚で針あとが目立ち、美観を損ねる。さらに、面ファスナーの嵌合力が、埃や洗濯時の糸くずなどの付着により、低下すると、遮蔽部材の両端がレールから剥がれることがあり、著しく美観を損ねる。
本発明が解決しようとする課題は、正面付けのローマンシェードにおいて、遮蔽部材と室内側壁面との隙間を減少させることにより、外部からの視線を遮り、断熱性能を向上しかつ遮蔽部材の美観を向上させる着脱自在の隙間減少パネルを提供することにある。
請求項1に係わる隙間減少パネルは、ローマンシェードの上部正面を巾方向に覆う正面パネルとそのパネルの背面より窓方向に突出した突出部材、及び着脱自在なパネル取り付け手段からなることを特徴とするものである。
パネルの背面に設けられた突出部材は、遮蔽部材の意匠面側の上部を窓方向に押すことにより、遮蔽部材と壁面との隙間が減少する。よって、外部から室内を見にくくすると同時に断熱効果も向上する。
また、パネルの装着は、遮蔽部材のレールへの取り付け状態を露出させない。さらにパネルに装飾性のある材質を使用したり、デザインを施すことにより、美観が優れ商品価値が著しく向上する。
また、この隙間減少パネルは着脱自在な取り付け手段により、レールまたはレール取り付け手段に装着される。よって、以前は外からの視線を気にすることはなかった住環境が変化し、外からの視線を遮る必要が出てきた場合、既に取り付けられているローマンシェードにも簡単に装着できる。
また、レールよりも大きなパネルを使用することにより、または、パネルの両端が窓方向に屈曲した形状とすることにより、または、パネルの両端を覆うカバーを取り付けることにより、これまで露出していたレールの側面を見えにくくする。これにより、美観が向上する。
更に、これまで遮蔽部材を洗濯すると、面ファスナーに糸くずなどが付着し、嵌合力が劣化し、遮蔽部材が剥がれる場合があった。しかし、パネルが遮蔽部材に密着する取り付け手段を選ぶことにより、遮蔽部材が剥がれることはない。
なお、この隙間減少パネルの材質は合成樹脂、金属、木材などを使用してもよいし、それらを組み合わせても構わない。また、表面に生地、紙などを取り付けても構わない。更に、パネルの両端の形状は、窓側に屈曲していても構わない。パネルの形状は平面であっても、凹凸があっても、曲面であっても構わない。
また、パネルと突出部材は一体であっても、別体であっても構わない。
また、突出部材は、パネルの巾方向に連続した形状でも、不連続でも構わない。
また、パネルと突出部材は一体であっても、別体であっても構わない。
また、突出部材は、パネルの巾方向に連続した形状でも、不連続でも構わない。
請求項2に係わる隙間減少パネルは、さらに前記突出部が、その突出量を調節することにより、隙間の量を調整する隙間調整手段を有することを特徴とするものである。
窓枠が室内壁面よりも突出している場合、その突出量は多様である。よって、隙間調整手段を設けることにより、窓枠の突出の度合いによって、遮蔽部材と窓枠室内側露出面との隙間を調整できる。
請求項3に係わる隙間減少パネルは、さらに前記突出部に遮蔽部材が取り付けられる、遮蔽部材取り付け手段を有することを特徴とするものである。
ローマンシェードの遮蔽部材はレールに取り付けられている。よって、レールに遮蔽部材が取り付けられた状態でパネルを取りつけると、パネルの突出部によって窓方向に押された分だけ、丈寸法が短くなる。よって、新たにローマンシェードを作製するときに行う採寸は、突出部の突出量を考慮する必要がある。しかし、窓枠が室内側に突出したものなどは、その突出量が多様であり、採寸が面倒であるばかりか、寸法間違いを起こす原因となる。しかし、背面の突出部に遮蔽部材を取り付ける場合は、遮蔽部材が押されることがないため、採寸の際、押されることによる丈寸法の変化を考慮する必要がない。よって、採寸が簡単で、間違いが起きにくい。
さらに、既に取り付けられているローマンシェードにおいて、パネルを取り付けることにより、丈が短くなると、遮蔽部材の下端より、開口部が露出する場合がある。しかし、パネル背面に遮蔽部材を取り付ける場合、レールよりも下方に取り付けられるため、開口部の露出がない。
請求項4に係わる隙間減少パネルは、さらに前記突出部に遮蔽部材が取り付けられる場合、遮蔽部材の取り付け高さを調整できる、遮蔽部材高さ調整手段を有することを特徴とするものである。
開口部の底面に室内側に突出した棚板が取り付けられている場合、遮蔽部材を壁面に接近させることにより、遮蔽部材の下端が棚板に接触する場合がある。
遮蔽部材の下端には、アルミニウム、スチール、鉛などの錘が取り付けられている。
その錘がローマンシェードを昇降させるたびに棚板に当たると、遮蔽部材および棚板を損傷する場合がある。
遮蔽部材の下端には、アルミニウム、スチール、鉛などの錘が取り付けられている。
その錘がローマンシェードを昇降させるたびに棚板に当たると、遮蔽部材および棚板を損傷する場合がある。
しかし、このような場合でも、遮蔽部材の高さを調整することにより、棚板と遮蔽部材下端との間に錘が接触しない程度に、隙間を生じさせない取り付けが可能となる。これにより、棚板及び遮蔽部材を損傷することない。また、特に寒い時に遮蔽部材の下端の隙間より室内に入ってくる冷気をなくすことができる。
また、既に取り付けられているローマンシェードにパネルを取り付ける際、背面突出部に遮蔽部材を取り付けると、以前の取りつけ状態と比べ、床面からの取り付け高さが変わる。しかし、パネル背面で正面にその取り付け位置が露出しないように取り付け高さが調整できることにより、以前の取りつけの縦横のバランスを変えることがない位置調整をすることもできる。
本発明の請求項5に記載の隙間減少パネルは、さらに突出部材が着脱自在であることを特徴とするものである。
ローマンシェードの上方からパネルを装着する時などは、窓枠が室内側に突出している場合に、パネル背面の突出部が取り付けの邪魔になる。このような場合パネル背面の突出部材をはずすことにより、パネルとローマンシェードが干渉することなく、パネルを容易に取り付けられる。突出部はパネル装着後に取り付ければよい。
また、窓枠の突出の度合いにより、パネル背面に取り付ける突出部材の大きさを変えることもできる。よって、突出部材のみを複数もつことにより、室内側への突出量が様々な寸法の窓枠に対応ができ、コストも抑えられる。
本発明の隙間減少パネルは、ローマンシェードの正面付けの際、ローマンシェードの上方に着脱自在な、背面に突出部が設けられたパネルを特徴とするものである。この突出部が遮蔽部材を窓方向に押すことにより、遮蔽部材と壁面との間に形成されていた隙間を減少するものである。よって、これまでのローマンシェードにおいて、隙間より外から斜め方向より、室内が見えてしまうことや、外気との熱の移動による冷暖房効率の低下などの問題を低減できる。
また、ローマンシェードを取りつけた時は、外からの視線は気にならなくても、その後、隣接した位置に家屋や、道路ができることにより、外からの視線が気になる場合が出てくる。しかし、着脱自在であるため、既存のローマンシェードにも、改良などをしなくても取りつけられ、外からの視線を遮ることが出来る。
さらに、これまでローマンシェードの上方を装飾するものが無かったが、ローマンシェードの上方にパネルを装着することにより、美観が上がり、商品価値が著しく向上する。また、従来、遮蔽部材をレールに取りつける手段として、遮蔽部材背面に面ファスナーを縫製していたが、美観を損ねる要因ともなっていた。しかし、この縫製部分がパネル装着により、露出しなくなる。
さらに本発明は、既存の取り付け状態に対して、何の改造もなく容易に取りつけられることが大きな特徴である。よって、従来のローマンシェードを販売した後も、本パネルは単独で市場に流通することが可能であり、取り付けの対象は、新規にローマンシェードをとりつける需要層に限定されず、すでに取りつけられたローマンシェードにも市場を拡大できる。
以下、本発明の各種実施形態に係わるローマンシェードにおける隙間減少パネルについて、図1〜図7を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係わる隙間減少パネルにおける斜視図をしめす。
図2は、同じく第1実施形態に係わる要部の部分縦断面図である。
図1及び図2において、ローマンシェードのレール1はレール取り付け金具2により、開口部上方の室内壁面8に取りつけられている。正面パネル10の背面には、パネル取り付け金具30と突出部材20が取り付けられている。パネル取り付け金具30は、屈曲した金具で、昇降機構を内蔵したレール1の上部に装着されている。パネル取り付け金具30がレール1とレール1に取り付けられている遮蔽部材3に丁度はまる寸法にすることにより、容易にレール1の上から取り付けられる。また、パネル1を上に引き上げれば簡単に取り外すことができる。
図2は、同じく第1実施形態に係わる要部の部分縦断面図である。
図1及び図2において、ローマンシェードのレール1はレール取り付け金具2により、開口部上方の室内壁面8に取りつけられている。正面パネル10の背面には、パネル取り付け金具30と突出部材20が取り付けられている。パネル取り付け金具30は、屈曲した金具で、昇降機構を内蔵したレール1の上部に装着されている。パネル取り付け金具30がレール1とレール1に取り付けられている遮蔽部材3に丁度はまる寸法にすることにより、容易にレール1の上から取り付けられる。また、パネル1を上に引き上げれば簡単に取り外すことができる。
突出部材20は、パネル10の背面に設けられた溝に挿入されている。
突出部材20により、遮蔽部材3は、図2に示すように窓側に押され、その結果、壁面との隙間は減少する。これにより、外からの視線を遮るだけでなく、断熱効果もたかまり、冷暖房の効率を上げる。
突出部材20により、遮蔽部材3は、図2に示すように窓側に押され、その結果、壁面との隙間は減少する。これにより、外からの視線を遮るだけでなく、断熱効果もたかまり、冷暖房の効率を上げる。
また、突出部材20は溝に通してあるだけで、簡単に取り外しができる。
よって、パネル10を取り付けた後に突出部材20を取り付けることもできる。また、パネル10の両側面には、図1に示すように、穴11があいており、その部分に側面カバー40が取り付けられる。これにより、レール側面が露出しなくなり、美観が向上する。また、すでに取り付けられて、時間を経ているローマンシェードでも、パネルの脱着が可能なことにより、本パネルさえあれば、容易に壁面との隙間を減少させることができる。
よって、パネル10を取り付けた後に突出部材20を取り付けることもできる。また、パネル10の両側面には、図1に示すように、穴11があいており、その部分に側面カバー40が取り付けられる。これにより、レール側面が露出しなくなり、美観が向上する。また、すでに取り付けられて、時間を経ているローマンシェードでも、パネルの脱着が可能なことにより、本パネルさえあれば、容易に壁面との隙間を減少させることができる。
図3は本発明の第2実施形態に係わる隙間減少パネルの要部の部分縦断面図である。
実施例1と同様にレール1はレール取り付け金具2により、室内壁面8に取りつけられている。図3においてパネル12の背面には、スチール製の板23が取り付けられている。突出部材20Aに磁石22が接着により取り付けられている。よって、突出部材20Aは磁石22により、パネル背面に取り付けられたスチール板23に取り付けられる。
また、突出部材20Aのもう一方の面には、面ファスナー21が接着により取り付けられている。遮蔽部材3の上端の意匠面側には突出部材に取り付けられた面ファスナー21に嵌合する面ファスナー4Aが縫製により取り付けられている。
実施例1と同様にレール1はレール取り付け金具2により、室内壁面8に取りつけられている。図3においてパネル12の背面には、スチール製の板23が取り付けられている。突出部材20Aに磁石22が接着により取り付けられている。よって、突出部材20Aは磁石22により、パネル背面に取り付けられたスチール板23に取り付けられる。
また、突出部材20Aのもう一方の面には、面ファスナー21が接着により取り付けられている。遮蔽部材3の上端の意匠面側には突出部材に取り付けられた面ファスナー21に嵌合する面ファスナー4Aが縫製により取り付けられている。
レール1への取り付けは、屈曲したパネル取り付け金具30Aにより、上部よりレール1をつかむように取り付けられている。パネル取り付け金具30Aは、パネル12にネジ31により、取り付けられている。また、パネル取り付け金具30Aの背部にはネジ穴が設けられている。
このネジ穴にネジ32が取り付けられることにより、パネル12をレール1に固定する。
このネジ穴にネジ32が取り付けられることにより、パネル12をレール1に固定する。
本実施形態では、磁石が取り付けられた突出部材は取り外しができ、また、スチール板23への取り付け高さもスチール板の高さの範囲内で調整が可能である。よって、室内側に取り付け位置が露出することなく高さ調整ができる。また、突出部材20Aの肉厚を変えることにより、突出具合が調整でき、壁面と遮蔽部材の隙間を調整できる。
図4は本発明に係わる第3実施形態を示す要部の部分斜視図である。図4において、パネル12の背面には、レール1へのパネル取り付け金具30A及び隙間調整金具24がネジ止めされている。隙間調整金具24はL字状に屈曲した形状であり、パネル背面から垂直方向に伸びた面には、ネジ穴が設けられている。
両端が垂直に折れ曲がった遮蔽部材取り付け金具26は、隙間調整金具24のネジ穴において、ネジ25によりネジ止めされる。遮蔽部材取り付け金具26には、両端の折れ曲がった部分に長穴29があけられている。この長穴は、前後方向に遮蔽部材取り付け金具26がスライドすることを可能とするものである。これにより、突出量を調整し、ネジ25により、隙間調整金具24と遮蔽部材取り付け金具26を固定する。
両端が垂直に折れ曲がった遮蔽部材取り付け金具26は、隙間調整金具24のネジ穴において、ネジ25によりネジ止めされる。遮蔽部材取り付け金具26には、両端の折れ曲がった部分に長穴29があけられている。この長穴は、前後方向に遮蔽部材取り付け金具26がスライドすることを可能とするものである。これにより、突出量を調整し、ネジ25により、隙間調整金具24と遮蔽部材取り付け金具26を固定する。
遮蔽部材取り付け金具26の背面には、接着などの手段により面ファスナー27が取り付けられている。遮蔽部材3の意匠面側上端には、面ファスナー27と嵌合する面ファスナー4Aが縫製などの手段により取り付けられている。
これにより、遮蔽部材3はパネル背面に取り付けられる。図4に省略されている、もう一方のパネルの端も、隙間調整金具24と同じ金具が取りつけられており、遮蔽部材取り付け金具26がネジ止めされている。
これにより、遮蔽部材3はパネル背面に取り付けられる。図4に省略されている、もう一方のパネルの端も、隙間調整金具24と同じ金具が取りつけられており、遮蔽部材取り付け金具26がネジ止めされている。
図5は第3実施形態を示す概略縦断面図である。図5において、レール1はレール取り付け金具2により、開口部上方の室内壁面8に取りつけられている。また、窓枠35は室内壁面よりも突出している。このような場合は、遮蔽部材取り付け金具26をスライドさせることにより、窓枠35に接するように、遮蔽部材3の位置を調整できる。この結果、窓枠35と遮蔽部材3との隙間が無くなり外から室内が見えないだけでなく、断熱性能も上がる。
レール1への取り付けは第2実施形態と同じく屈曲したパネル取り付け金具30Aにより、上部より取り付けられており、ネジ32により固定されているため、容易に脱着可能である。よって、既に取り付けられて時間が経ているローマンシェードでも簡単に装着でき、住環境の変化により、外からの視線が気になった時でも、本パネルを装着することにより、外からの視線を遮ることができる。
図6は本発明に係わる第4実施形態を示す要部の部分斜視図である。
図6において、パネル12の背面には、レール1へのパネル取り付け金具30A及び隙間調整金具50がネジ止めされている。
図6において、パネル12の背面には、レール1へのパネル取り付け金具30A及び隙間調整金具50がネジ止めされている。
隙間調整金具50はL字状に屈曲した形状であり、パネル背面から垂直方向に伸びた面の形状は半円形状である。その半円の中心部には、ネジ穴が設けられている。このネジ穴を中心に回転できる長円状のアーム53は、両端に穴があいている。一方は隙間調整金具50に取り付けられるネジ52が挿入され、もう一方には、棒状の遮蔽部材取り付け手段54が挿入される。遮蔽部材取り付け手段54には、ネジ56により、棒状の遮蔽部材取り付け手段55が取り付けられる。遮蔽部材3は遮蔽部材取り付け手段54,55にはさまれ、ネジ56により固定される。遮蔽部材の取り付け高さは、遮蔽部材3をはさむ位置を調整することにより、任意の位置に取り付けられる。また、アーム53はネジ52を中心に回転するため、突出量の調整ができ、隙間調整が可能となる。アーム53は、ネジ52により、固定される。
図7は第4実施形態を示す概略縦断面図である。図7において、レール1はレール取り付け金具2により、開口部上方の室内壁面8に取りつけられている。また、棚板45が室内壁面よりも突出している状態を示している。パネルを取りつける前は、遮蔽部材の丈が開口部よりも長い場合でも、棚板から離れた位置に吊り下げられているために、棚板45と遮蔽部材3が接触することがない。しかし、パネルの装着によって、遮蔽部材3と棚板45があたる場合がある。このような場合でも、遮蔽部材3の取り付け高さを調整することによって、遮蔽部材下端が棚板に接触するか否かの微妙な位置に、高さ調整が可能となる。
これにより、棚板と遮蔽部材が昇降動作の際、ぶつかり、損傷してしまうような位置設定をしないように調整ができ、さらに、特に寒い時に遮蔽部材の下端の隙間より室内に入ってくる冷気をなくすことができる。
上記各実施形態は、それぞれ特定の構造について説明したが、本発明はこれらの実施形態の構造に限定されるものではない。
また、大きな1つの窓に複数のローマンシェードが並列に取りつけられている場合、本パネルは、1つのパネルで複数のローマンシェードに取りつけても構わない。
また、ここでいうローマンシェードは、昇降紐の操作により、上下方向に開閉するものであれば良い。また、カーテンは、左右両側に開閉するものを称している。よって、ローマンシェードとカーテンは窓装飾において、別々の形態を表している。
1 レール
2 レール取り付け金具
3 遮蔽部材
4、4A 遮蔽部材に取りつけられる面ファスナー
5 レールに取りつけられる面ファスナー
6 昇降紐
8 室内側壁面
10,12 正面パネル
20,20A 突出部材
24,50 隙間調整金具
26 遮蔽部材取り付け金具
30,30A パネル取り付け金具
35 窓枠
45 棚板
54,55 遮蔽部材取り付け手段
60 遮蔽部材と壁面との間で形成される隙間
100 窓
120 リングテープ
2 レール取り付け金具
3 遮蔽部材
4、4A 遮蔽部材に取りつけられる面ファスナー
5 レールに取りつけられる面ファスナー
6 昇降紐
8 室内側壁面
10,12 正面パネル
20,20A 突出部材
24,50 隙間調整金具
26 遮蔽部材取り付け金具
30,30A パネル取り付け金具
35 窓枠
45 棚板
54,55 遮蔽部材取り付け手段
60 遮蔽部材と壁面との間で形成される隙間
100 窓
120 リングテープ
Claims (5)
- 窓開口部よりも上方の室内側壁面または、窓枠上端の室内側露出面に、室内側に突出して取り付けられた窓部を遮蔽するローマンシェードにおいて、その巾を覆う大きさで、かつ窓部の遮蔽部材を壁面方向に接近させることにより遮蔽部材と壁面との間の隙間を減少する機能を有し、かつローマンシェードの上部に着脱可能な取り付け手段を有することを特徴とする隙間減少パネル。
- さらに遮蔽部材と壁面までの隙間の間隔を調整できる隙間調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の隙間減少パネル。
- 遮蔽部材をパネル背面に着脱可能とする遮蔽部材取り付け手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の隙間減少パネル。
- さらにパネル背面に取り付けられた遮蔽部材の取り付け高さが調整できる遮蔽部材高さ調整手段を有することを特徴とする請求項3に記載の隙間減少パネル。
- 遮蔽部材を壁面方向に接近させる機能部が着脱可能である請求項1から4に記載の隙間減少パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295697A JP2005034570A (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | ローマンシェードにおける隙間減少パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003295697A JP2005034570A (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | ローマンシェードにおける隙間減少パネル |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007135702A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Imai:Kk | 遮蔽装置 |
KR200460562Y1 (ko) | 2009-12-30 | 2012-06-11 | 정인순 | 외풍을 차단하는 보온 커튼 |
JP2016202735A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | トーソー株式会社 | 日射遮蔽装置の遮蔽体の下降ガイド機構 |
JP2018166709A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 株式会社川島織物セルコン | たくし上げシェード |
-
2003
- 2003-07-15 JP JP2003295697A patent/JP2005034570A/ja active Pending
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