JP2005034201A - 富化酸素供給用鼻カニューレ - Google Patents
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Abstract
【課題】酸素富化ガスを顔面部、頭部に接触することなく、富化酸素の供給源から鼻孔付近まで導くことができる富化酸素供給用鼻カヌューレの提供。
【解決手段】富化酸素供給用鼻カヌューレは、両耳部にかけるための耳掛部1a,1b、耳掛部1a,1bに接続し、患者の後頭部を圧迫しないよう当接するように形成された支持体1、この支持体1からさらに鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材2、この延設部材2の先端に設けられ、鼻孔に富化酸素を導く導入部材3と、からなることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】富化酸素供給用鼻カヌューレは、両耳部にかけるための耳掛部1a,1b、耳掛部1a,1bに接続し、患者の後頭部を圧迫しないよう当接するように形成された支持体1、この支持体1からさらに鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材2、この延設部材2の先端に設けられ、鼻孔に富化酸素を導く導入部材3と、からなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸素富化ガスを吸入するための鼻カヌューレに関する。更に詳細には、酸素富化ガスを衛生的にかつ、顔面部及び頭部への違和感なしに供給する用具に関するものである。また、鼻孔へ挿入することなく酸素富化ガスを衛生的に供給する富化酸素供給用鼻カヌューレに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、酸素吸入のための、富化酸素供給用鼻カヌューレとして、外出の際にも目立たなくするために眼鏡型のものが提案されている。
【特許文献1】特開平11−76407号公報
また、鼻孔へ挿入している状態を目立たなくするために鼻孔の片方にカヌューレを挿入する眼鏡型のものも提案されている。
【特許文献2】特開2001−54575号公報
また、鼻孔へ挿入している状態を隠すためにマスクを着脱した鼻カヌューレも提案されている。
【特許文献3】特許 2710679号公報
【0003】
しかしながら、従来のものは、いずれも鼻孔にカニューレを挿入して酸素吸入を行うもので、マスク、カニューラは、使用者に違和感があり、リラックス効果を著しく妨げる問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、患者の顔、表情を隠すことがなく、リラックス効果、清潔感を増す酸素富化ガスを供給する富化酸素供給用鼻カヌユーレを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の富化酸素供給用鼻カヌューレは、両耳部にかけるための耳掛部、耳掛部に接続し、患者の後頭部を圧迫しないよう当接するように形成された支持体、支持体からさらに鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材、延設部材の先端に設けられ、鼻孔に該富化酸素を導く導入部材と、からなることを特徴とする。
【0006】
また、導入部材は、該延設部材着脱可能に設けられることを特徴とする。また、導入部材は、富化酸素を噴出させる孔を1つ以上を持つことを特徴とする。また、導入部材は、さらに、多孔性の肌当パッドを備えることを特徴とする。また、延設部材は、内径1〜2mmの形状記憶合金または形状記憶実施で形成されることを特徴とする。また、超弾性合金は、NI−Ti系合金であることを特徴とする。また、延設部材は、内径1〜2mmで形成され、コイル状又は線状の形状記憶合金または形状記憶樹脂で補強されることを特徴とする
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例の富化酸素供給用カヌューレ(富化酸素供給用鼻カヌューレ)を示すもので、図1(a)は、患者Pに装着した時の正面斜視図、図1(b)は、患者Pに装着した時の背面面斜視図である。円弧状の支持体1、両耳に掛けるために支持体から延設された耳掛部1a,1b、支持体1下部からさらに患者Pの鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材2、延設部材の先端に設けられ、鼻孔に富化酸素を導く導入部材3、チューブ5で構成されている。
【0008】
この支持体1は、軽量で所定の剛性を有する熱可塑性樹脂またはチタン系合金等の軽金属合金等で形成される。また、耳掛部1a,1bは、軽量で所定の剛性を有するチタン径合金等の軽金属合金、形状記憶樹脂等で形成される。なお、支持体1と耳掛部1a,1bは一体的に形成してもかまわない。
【0009】
延設部材2は、酸素濃縮装置(不図示)へ連通する可撓性チューブ5を介して、富化酸素が所定流量(0.5〜3L/分)通るように内径1〜2mm程度の内部ルーメンを有している。折り曲がり等の防止のために、形状記憶合金で形成するか、熱可塑性樹脂に形状記憶合金ワイヤーを一体化させて形成する。また、延設部材2は、内径1〜2mmで合成樹脂で形成し、コイル状又は線状の形状記憶合金または形状記憶樹脂で補強するようにしてもよい。
【0010】
導入部材3は、延設部材2に着脱可能に設けられ、富化酸素を噴出させる孔を1つ以上を持つようにするのが好ましい。また、多孔性の肌当パッド4を導入部材3に設け、導入部材3が直接、患者Pの肌に当らないようにしてもよい。
【0011】
なお、本願発明は、実施例に限定されるものでなく、適宜変更が可能うである。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、富化酸素を衛生的にかつ、顔面部及び頭部への違和感なしに供給することができる。また、患者の顔、表情を隠すことがなく、リラックス効果、清潔感を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の富化酸素供給用鼻カヌューレを示す図である。
【符号の説明】
1…支持体、1a,1b…耳掛部、2…延設部材、3…導入部材、4…肌当パッド、5…チューブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、酸素富化ガスを吸入するための鼻カヌューレに関する。更に詳細には、酸素富化ガスを衛生的にかつ、顔面部及び頭部への違和感なしに供給する用具に関するものである。また、鼻孔へ挿入することなく酸素富化ガスを衛生的に供給する富化酸素供給用鼻カヌューレに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、酸素吸入のための、富化酸素供給用鼻カヌューレとして、外出の際にも目立たなくするために眼鏡型のものが提案されている。
【特許文献1】特開平11−76407号公報
また、鼻孔へ挿入している状態を目立たなくするために鼻孔の片方にカヌューレを挿入する眼鏡型のものも提案されている。
【特許文献2】特開2001−54575号公報
また、鼻孔へ挿入している状態を隠すためにマスクを着脱した鼻カヌューレも提案されている。
【特許文献3】特許 2710679号公報
【0003】
しかしながら、従来のものは、いずれも鼻孔にカニューレを挿入して酸素吸入を行うもので、マスク、カニューラは、使用者に違和感があり、リラックス効果を著しく妨げる問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、患者の顔、表情を隠すことがなく、リラックス効果、清潔感を増す酸素富化ガスを供給する富化酸素供給用鼻カヌユーレを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の富化酸素供給用鼻カヌューレは、両耳部にかけるための耳掛部、耳掛部に接続し、患者の後頭部を圧迫しないよう当接するように形成された支持体、支持体からさらに鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材、延設部材の先端に設けられ、鼻孔に該富化酸素を導く導入部材と、からなることを特徴とする。
【0006】
また、導入部材は、該延設部材着脱可能に設けられることを特徴とする。また、導入部材は、富化酸素を噴出させる孔を1つ以上を持つことを特徴とする。また、導入部材は、さらに、多孔性の肌当パッドを備えることを特徴とする。また、延設部材は、内径1〜2mmの形状記憶合金または形状記憶実施で形成されることを特徴とする。また、超弾性合金は、NI−Ti系合金であることを特徴とする。また、延設部材は、内径1〜2mmで形成され、コイル状又は線状の形状記憶合金または形状記憶樹脂で補強されることを特徴とする
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例の富化酸素供給用カヌューレ(富化酸素供給用鼻カヌューレ)を示すもので、図1(a)は、患者Pに装着した時の正面斜視図、図1(b)は、患者Pに装着した時の背面面斜視図である。円弧状の支持体1、両耳に掛けるために支持体から延設された耳掛部1a,1b、支持体1下部からさらに患者Pの鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材2、延設部材の先端に設けられ、鼻孔に富化酸素を導く導入部材3、チューブ5で構成されている。
【0008】
この支持体1は、軽量で所定の剛性を有する熱可塑性樹脂またはチタン系合金等の軽金属合金等で形成される。また、耳掛部1a,1bは、軽量で所定の剛性を有するチタン径合金等の軽金属合金、形状記憶樹脂等で形成される。なお、支持体1と耳掛部1a,1bは一体的に形成してもかまわない。
【0009】
延設部材2は、酸素濃縮装置(不図示)へ連通する可撓性チューブ5を介して、富化酸素が所定流量(0.5〜3L/分)通るように内径1〜2mm程度の内部ルーメンを有している。折り曲がり等の防止のために、形状記憶合金で形成するか、熱可塑性樹脂に形状記憶合金ワイヤーを一体化させて形成する。また、延設部材2は、内径1〜2mmで合成樹脂で形成し、コイル状又は線状の形状記憶合金または形状記憶樹脂で補強するようにしてもよい。
【0010】
導入部材3は、延設部材2に着脱可能に設けられ、富化酸素を噴出させる孔を1つ以上を持つようにするのが好ましい。また、多孔性の肌当パッド4を導入部材3に設け、導入部材3が直接、患者Pの肌に当らないようにしてもよい。
【0011】
なお、本願発明は、実施例に限定されるものでなく、適宜変更が可能うである。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、富化酸素を衛生的にかつ、顔面部及び頭部への違和感なしに供給することができる。また、患者の顔、表情を隠すことがなく、リラックス効果、清潔感を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の富化酸素供給用鼻カヌューレを示す図である。
【符号の説明】
1…支持体、1a,1b…耳掛部、2…延設部材、3…導入部材、4…肌当パッド、5…チューブ
Claims (7)
- 両耳部にかけるための耳掛部、
該耳掛部に接続し、患者の後頭部を圧迫しないよう当接するように形成された支持体、
該支持体からさらに鼻孔近くに延び、所定の剛性を有し、富化酸素が通るルーメンを有する延設部材、
該延設部材の先端に設けられ、鼻孔に該富化酸素を導く導入部材と、
からなることを特徴とする富化酸素供給用鼻カヌューレ。 - 該導入部材は、該延設部材着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の富化酸素供給用鼻カヌューレ。
- 該導入部材は、酸素富化ガスを噴出させる孔を1つ以上を持つことを特徴とする請求項1に記載の富化酸素供給用鼻カヌューレ。
- 該導入部材は、さらに、多孔性の肌当パッドを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の富化酸素供給用鼻カヌューレ。
- 該延設部材は、内径1〜2mmの形状記憶合金または形状記憶樹脂で形成されることを特徴とする請求項1に記載の富化酸素供給用鼻カヌューレ。
- 該形状記憶合金は、NI−Ti系合金であることを特徴とする請求項5に記載の富化酸素供給用鼻カヌューレ。
- 該延設部材は、内径1〜2mmで合成樹脂で形成され、コイル状又は線状の形状記憶合金または形状記憶樹脂で補強されることを特徴とする請求項1に記載の富化酸素供給用鼻カヌューレ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003197360A JP2005034201A (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | 富化酸素供給用鼻カニューレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003197360A JP2005034201A (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | 富化酸素供給用鼻カニューレ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005034201A true JP2005034201A (ja) | 2005-02-10 |
Family
ID=34207536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003197360A Pending JP2005034201A (ja) | 2003-07-15 | 2003-07-15 | 富化酸素供給用鼻カニューレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005034201A (ja) |
-
2003
- 2003-07-15 JP JP2003197360A patent/JP2005034201A/ja active Pending
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