JP3178356U - 酸素吸入用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】見栄えが良く、かつ、使用者が日常的に活動しても樹脂チューブや酸素供給部の位置がずれにくく、安定した状態で使用することのできる酸素吸入用器具を提供する。
【解決手段】眼鏡のテンプルフレーム20とリムフレーム21とを有する眼鏡型の酸素吸入用器具であって、テンプルフレーム20の少なくとも一方に長手方向に沿って埋設された第1の金属管3と、リムフレーム21の少なくとも一方の智元から鼻当て近傍までの形状に沿って配置された第2の金属管4と、第1の金属管3の一端と第2の金属管4の一端とを接続する可撓性を有する接続チューブ5と、第2の金属管4の他端に接続されている酸素供給部6とを備え、第1の金属管3の他端は酸素供給装置と接続されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、酸素ボンベ等の酸素供給装置から酸素を吸入するための酸素吸入用器具に関する。
呼吸器系や循環器系の疾患等によって、血液中の酸素濃度が低下した人の血液中の酸素濃度を改善させるため、空気よりも高濃度の酸素を供給することによる酸素吸入療法が行われる。この酸素吸入療法は医療機関だけでなく、日常的に自宅や外出先等においても行われる場合があり、在宅酸素療法と呼ばれている。在宅酸素療法では、酸素吸入装置として、高圧酸素ボンベ又は液化酸素装置といった酸素供給装置に酸素吸入用器具である鼻腔カニューレが接続された装置が用いられている。
鼻腔カニューレは、使用者の鼻腔に挿入する酸素供給部と、酸素供給装置に接続されており、酸素供給部まで酸素を供給する樹脂チューブとから構成されている。鼻腔カニューレを使用する際には、使用者の鼻腔にその酸素供給部を挿入すると共に、使用者の鼻腔から頬を横切って耳の後ろまで樹脂チューブを通すことにより装着して使用される。そのため、使用者の頭や顔の動きによって、正しく装着していた鼻腔カニューレの位置が移動してしまい、酸素供給部が鼻腔から外れてしまうことがあった。また、顔を横切る樹脂チューブが目立つことから、外出を躊躇してしまったり、使用者がまるで重症患者であるかのような誤解を受けてしまうことがあった。
特許文献1には、上述のような問題を解決するべく、眼鏡フレームに設けられたリング状部材により鼻腔カニューレの樹脂チューブが固定された眼鏡型酸素吸入用具が提案されている。
特開2001−54575号明細書
しかしながら、特許文献1に記載の眼鏡型酸素吸入用具では、樹脂チューブが眼鏡フレームに固定されている状態が外からそのまま見えるため、見栄えに問題があった。また、樹脂チューブがリング状部材で眼鏡フレームに固定されているため、使用者の頭や顔の動きによって、樹脂チューブが眼鏡フレームに固定された状態で撓んだり、樹脂チューブが引っ張られること等によって固定位置がずれたりすることがあり、酸素供給部の位置が安定しないことがあった。
本考案は上述した点に鑑み案出されたもので、その目的は、外からの見栄えが良く、かつ、使用者が日常的に活動しても樹脂チューブや酸素供給部の位置がずれにくく、安定した状態で使用することのできる酸素吸入用器具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の酸素吸入用器具は、眼鏡のテンプルフレームとリムフレームとを有する眼鏡型の酸素吸入用器具であって、テンプルフレームの少なくとも一方に長手方向に沿って埋設された第1の金属管と、リムフレームの少なくとも一方の智元から鼻当て近傍までの形状に沿って配置された第2の金属管と、第1の金属管の一端と第2の金属管の一端とを接続する可撓性を有する接続チューブと、第2の金属管の他端に接続されている酸素供給部とを備え、第1の金属管の他端は酸素供給装置と接続されている。
本考案の酸素吸入用器具は、眼鏡のテンプルフレームに第1の金属管が埋設され、眼鏡のリムフレームの智元から鼻当て近傍までの形状に沿って第2の金属管が配置された眼鏡型の酸素吸入用器具である。第1の金属管の一端はチューブを介して酸素供給装置と接続され、第1の金属管の他端は可撓性を有するチューブを介して第2の金属管の一端と接続されている。他方、第2の金属管の他端は酸素供給部と接続されている。酸素供給装置から供給された酸素は第1の金属管に入り、第1の金属管を通過したのち、第2の金属管に入る。第2の金属管を通過した酸素は、酸素供給部に入り、使用者の鼻腔に挿入されている酸素供給部の端部から放出されて使用者に供給される。このように、酸素供給装置から供給された酸素はテンプルフレームに埋設された金属管を通過して使用者に供給されることから、テンプルフレーム部分において、酸素供給のためのチューブが外から見えることがないため、見栄えを良くすることができ、酸素吸入用器具を使用していることを外観から気付かれ難くすることができる。また、テンプルフレーム及びリムフレームに配置されているチューブが金属管であることから、撓んだり、固定位置がずれたりすることは殆どなく、その結果、酸素供給部の位置が安定し、安定した状態で確実に酸素吸入を行うことができる。
また、本考案の酸素吸入用器具の酸素供給部は、先端が略U字状に湾曲した樹脂チューブであることも好ましい。外から目立たずに酸素供給部を装着することができると共に樹脂チューブのU字状の先端を鼻腔に挿入することにより、安定した状態で確実に酸素吸入することができる。
そして、本考案の酸素吸入用器具の第2の金属管はリムフレームの内側に配置されていることも好ましい。第2の金属管をリムフレームの内側に位置させることにより、外から第2の金属管を見え難くし、見栄えをよくすることができる。
また、第2の金属管に鼻当てが設けられていることも好ましい。眼鏡のリムフレームではなく、第2の金属管に直接鼻当てを設けることにより、使用者の鼻腔近くに第2の金属管の端部に接続された酸素供給部を位置させることができるため、酸素供給部を小さく形成することができ、装着感を向上させることができる。また、第2の金属管に設けられた鼻当てにより、酸素供給部に近い位置で酸素吸入用器具の装着状態を安定して保持することができるため、酸素供給部の位置ずれをより確実に防ぐことができる。
また、第2の金属管はリムフレームの内部に埋設されていることも好ましい。リムフレームの内部に第2の金属管を埋設することにより、第2の金属管が眼鏡フレームとさらに一体化し、装着感が向上するとともに、金属管が外見上現れないため、外からの見栄えがさらに向上する。
本考案によれば、以下のような優れた効果を有する酸素吸入用器具を提供することができる。
(1)外からの見栄えが良く、かつ、酸素供給部の位置ずれがし難く、安定した状態で確実に酸素吸入することができる。
(2)酸素吸入用器具を装着した際に、酸素供給のためのチューブが使用者の顔に接触する部分が酸素供給部のみであるため、装着感に優れる。
本考案の一実施形態に係る酸素吸入用器具を説明する背面斜視図である。 図1に示す酸素吸入用器具の部分拡大図である。 図1に示す酸素吸入用器具の正面斜視図である。
以下、本考案の一実施形態に係る酸素吸入用器具1について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る酸素吸入用器具1は、眼鏡をかけるようにして装着することのできる眼鏡型の酸素吸入用器具1であり、眼鏡フレーム2と、テンプルフレーム20に埋設された第1の金属管3と、リムフレーム21の智元22から鼻当て23近傍までの形状に沿って配置された第2の金属管4と、第1の金属管3と第2の金属管4とを接続する接続チューブ5と、第2の金属管4と接続された酸素供給部6とから主に構成されている。テンプルフレーム20に埋設された第1の金属管3は、チューブ7を介して酸素供給装置(図示せず)と接続されており、酸素供給装置から供給された酸素は、チューブ7、第1の金属管3、接続チューブ5及び第2の金属管4を通って酸素供給部6から使用者の鼻腔に供給される。テンプルフレーム20に埋設された第1の金属管3に接続されている左右両方の2本のチューブ7は、束ね部8aによって1つに束ねられており、束ね部8aで束ねられたチューブ7は、分岐部からは1本になって酸素供給装置(図示せず)に接続されている。
まず、図1及び図2を参照しつつ、テンプルフレーム20に埋設された第1の金属管3について、より詳細に説明する。第1の金属管3は、後述するテンプルフレーム20の形状に沿うように形成され、テンプルフレーム20の長手方向に沿って埋設されている。それゆえ、テンプルフレーム20を不透明材料で形成すれば、酸素供給のためのチューブ(第1の金属管3)が外から見えることがなく、見栄えを良くすることができる。なお、本実施形態では、第1の金属管3は眼鏡フレーム2の左右両方のテンプルフレーム20に埋設されているが、左右いずれか片方のテンプルフレーム20のみに埋設される構成であってもよい。
本実施形態における第1の金属管3はその両端部、すなわち、ヒンジ側端部3a及びフレーム先端側端部3bが夫々接続チューブ5又はチューブ7と取り外し可能に接続できるように、テンプルフレーム20の外部に突出するように配置されている。それゆえ、第1の金属管3の端部から接続チューブ5やチューブ7を交換したり、取り外して清掃することができ、酸素吸入用器具1のメンテナンスを容易に行うことができる。第1の金属管3のヒンジ側端部3aは、接続チューブ5と接続され、この接続チューブ5を介して第2の金属管4の智元側端部4aと接続されている。他方、第1の金属管3のフレーム先端側端部3bは、チューブ7と接続され、このチューブ7を介して酸素供給装置(図示せず)に接続されている。このように酸素供給のためのチューブが金属管であることから、テンプルフレーム20部分で第1の金属管3が撓んだり、ずれたりすることがなく、その結果、酸素供給部の位置が安定し、安定した状態で確実に酸素吸入を行うことができる。第1の金属管3を形成する金属としては、錆びや腐食等に強い金属であればよく、例えば、ステンレス、アルミニウム又はチタン等が好適に用いられる。
次に、図1〜図3を参照しつつ、テンプルフレーム20について説明する。テンプルフレーム20は、通常の眼鏡同様に耳にかけて装着できるように構成されていると共に、第1の金属管3を埋設できるように設計されている。本実施形態においては、テンプルフレーム20のヒンジ24側に、内側が平面視段状に切り欠きされた段部20aが設けられており、この段部20aから第1の金属管3のヒンジ側端部3aが突出するように設計されている。それゆえ、第1の金属管3のヒンジ側端部3a及びヒンジ側端部3aに接続されている接続チューブ5が、テンプルフレーム20の段部20aの切り欠きが施されていない外側の部分に覆われるため、第1の金属管3のヒンジ側端部3aや接続チューブ5が外部から見えることがなく、見栄えがよくなる。また、テンプルフレーム20の先端側には、図1に示すように、後述するチューブ調整部8のフック8bを引っ掛けるためのフック支持部9を備えることができる。フック支持部9は、本実施形態においては、テンプルフレーム20の先端側に脱着可能に締着されたリング型の天然ゴム、合成ゴム又は可撓性樹脂等から形成されているが、テンプルフレーム20自体がフックを引っ掛ける孔を備える構成としてもよい。なお、本実施形態では、フック支持部9は、左側のテンプルフレーム20のみに備えられているが、右側のみ、又は左右両方に備えることもできる。
次に、図1及び図2を参照しつつ、第2の金属管4について説明する。本実施形態において、第2の金属管4は、後述するリムフレーム21の左右夫々の智元22から左右夫々の鼻当て23近傍までの形状に沿うように形成されている。本実施形態の第2の金属管4は、リムフレーム21の形状に沿ってリムフレーム21の内側に近接して配置されている。それゆえ、外から見た場合にリムフレーム21に第2の金属管4が隠れた状態となり、酸素供給のためのチューブである第2の金属管4が外から見え難く、見栄えが向上する。また、本実施形態では、第2の金属管4はリムフレーム21の左右両方のレンズ25に対応する部分に沿って配置されているが、左右いずれか片方のレンズ25に対応する部分のみに配置される構成であってもよい。さらに、第2の金属管4は、第1の金属管3のようにリムフレーム21に埋設させることも可能である。それにより、第2の金属管4が眼鏡フレーム2と一体化し、装着感が向上するとともに、第2の金属管4が外見上現れないため、外からの見栄えがさらに向上させることができる。
本実施形態における第2の金属管4は、眼鏡フレーム2の左右夫々の智元22近傍でリムフレーム21に夫々固定されている。さらに、固定された第2の金属管4どうしは支持片4cにより連結されており、支持片4cはリムフレーム21のブリッジ26部分に沿った形状に形成されている。このようにリムフレーム21の内側に配置された左右の第2の金属管4を連結させることにより、第2の金属管4を確実にリムフレーム21に支持固定させ、酸素供給部6の位置を安定させることができる。また、第2の金属管4とリムフレーム21とでレンズ25を支持することにより、第2の金属管4をリムフレーム21にさらに固定することも可能である。具体的には、例えば第2の金属管4でレンズ25の上側周縁部の一部を下向きに押さえて支持すると共に、リムフレーム21の下側の枠でレンズ25の下側周縁部を支持することにより、レンズ25を介して第2の金属管4がリムフレーム21に固定され得る。このように、第2の金属管4のリムフレーム21への固定については、配置位置がずれることがないように固定されていればよく、固定手段及び固定位置は特に限定されない。第2の金属管4の智元側端部4aは、接続チューブ5と接続され、この接続チューブ5を介して第1の金属管3のヒンジ側端部3aと接続されている。他方、第2の金属管4の鼻当て側端部4bは、酸素供給部6に接続されている。第2の金属管4を形成する金属としては、錆びや腐食等に強い金属であればよく、例えば、ステンレス、アルミニウム又はチタン等が好適に用いられる。
さらに、本実施形態における第2の金属管4には鼻当て23が設けられている。通常、鼻当て23は、眼鏡フレーム2のリムフレーム21のブリッジ26下部に設けられているが、第2の金属管4の鼻当て側端部4bの近傍に鼻当て23を設けることにより、使用者の鼻腔近くに第2の金属管4の端部に接続された酸素供給部6を位置させることができるため、酸素供給部6を小さく形成することができ、装着感を向上させることができる。また、第2の金属管4に設けられた鼻当て23により、酸素供給部6に近い位置で酸素吸入用器具1の装着状態を安定して保持することができるため、酸素供給部6の位置ずれをより確実に防ぐことができる。
次に、図1〜図3を参照しつつ、リムフレーム21について説明する。リムフレーム21は、通常の眼鏡同様に装着できるように構成されている。本実施形態においては、リムフレーム21の内側に近接して第2の金属管4が配置されていることから、外から第2の金属管4が見えないように、リムフレーム21の枠太さは第2の金属管4と同程度かそれよりも太いものが好ましい。なお、リムフレーム21には、レンズ25を嵌めこんで通常の眼鏡として使用することも可能である。
眼鏡フレーム2のリムフレーム21とテンプルフレーム20との間には、通常の眼鏡同様にヒンジ24が配置されており、テンプルフレーム20が回動できるように構成されている。本考案においては、このヒンジ部分に可撓性を有する接続チューブ5が配置することにより、第1の金属管3と第2の金属管4の接続状態を維持しつつ、ヒンジ24の動きに従ってテンプルフレーム20を回動させることができる。
次に、図1〜図3を参照しつつ、酸素供給部6について説明する。酸素供給部6は、第2の金属管4の鼻当て側端部4bと接続されており、本実施形態においては、先端が略U字状に湾曲した樹脂チューブが用いられている。それゆえ、外から目立たないように酸素供給部6を装着できると共にチューブのU字状の先端を鼻腔に挿入することで確実に酸素吸入することができる。なお、本実施形態では、酸素供給部6は、左右両方に配置された第2の金属管4の鼻当て側端部4bに夫々接続されて設けられているが、左右いずれか片方の酸素供給部4の鼻当て側端部4bのみに接続されて設けられていてもよい。
次に、図1を参照しつつ、チューブ調整部8について説明する。チューブ調整部8は、第1の金属管3のフレーム先端側端部3bに接続された左右両方のチューブ7を1つに束ねる機能を有する。チューブ調整部8は、チューブ7を束ねる束ね部8aと、束ね部8aに一端が固定されている連結紐8cと、連結紐8cの他端に設けられるフック8bとから主に構成されている。束ね部8aとしては、チューブ7を閉塞させずに2本のチューブ7を1つに束ねることができるものであればよく、本実施形態においてはチューブ7が充分に通る大きさの中空のY字型に形成されている。この束ね部8aには連結紐8cが固定されており、チューブ7における束ね部8aの束ね位置が連結紐8cを引っ張ることで調整される。また、連結紐8cの他端にはフック8bが設けられており、このフック8bをフック支持部9に引掛けることで、束ね部8aの位置が調整された状態で維持される。束ね部8aは本実施形態のように中空のY字型に形成されたもののほか、筒型に形成されたものであってもよい。また、フック8bは、略U字型に折曲した金属線を樹脂で被覆したものや、可撓性を有する樹脂等で成形したものが使用される。連結紐8cの紐長さについては、特に限定されないが、フック支持部9にフック8bを引っ掛けた際に、束ね部8aが使用者の着用する上衣の襟元周辺に位置するような長さが好ましい。このチューブ調整部8により左右のテンプルフレーム20の先端から延びるチューブ7を1つにまとめることができるため、使用者が動いた際にチューブ7が夫々不要に動くなどして眼鏡フレーム2がずれたり、近くにあるものにチューブ7が引っ掛かってしまうことを防ぐことができる。それゆえ、酸素吸入用器具1の装着感が向上すると共に、安定して酸素吸入用器具1を装着することができる。
次に、本実施形態にかかる酸素吸入用器具1の使用方法について説明する。本考案の酸素吸入用器具1は、通常の眼鏡をかけるようにして装着することができる。具体的には、酸素吸入用器具1の眼鏡フレーム2を使用者の鼻と耳に固定させて装着すると共に使用者の鼻腔に酸素供給部6のチューブの先端を挿入することで装着される。それゆえ、酸素吸入用器具1を装着した際に、酸素供給のためのチューブが使用者の顔に接触する部分が酸素供給部6の先端のみであるため、装着感に優れている。また、本実施形態の酸素吸入用器具1においては、リムフレーム21の内側に固定された第2の金属管4に鼻当て23が設けられていることから、使用者の鼻腔近くに第2の金属管4の端部に接続された酸素供給部6を位置させることができると共に酸素供給部6に近い位置で酸素吸入用器具1が固定されるため、酸素供給部6の位置ずれを防いで安定して酸素吸入することができる。酸素は、酸素供給装置からチューブ7を通り、第1の金属管3のフレーム先端側端部3bからヒンジ側端部3aを通り、接続チューブ5を通り、第2の金属管4の智元側端部4aから鼻当て側端部4bを通り、酸素供給部6から使用者の鼻腔に供給される。さらに、この酸素吸入用器具1を使用する際には、チューブ調整部8を用いることにより、第1の金属管3のフレーム先端側端部3bに接続された左右両方のチューブ7を使用者の背中側、又は胸側等の適当な位置で1つに束ねることができる。それゆえ、使用者が動いた際にチューブ7が夫々不要に動くなどして眼鏡フレーム2がずれたり、近くにあるものにチューブ7が引っ掛かってしまうことを防ぎ、装着感が向上すると共に安定して酸素吸入することができる。
本考案は、上記の実施形態に限定されるものでなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態も技術的範囲に含まれるものである。
1 酸素吸入用器具
2 眼鏡フレーム
20 テンプルフレーム
20a 段部
21 リムフレーム
22 智元
23 鼻当て
24 ヒンジ
25 レンズ
26 ブリッジ
3 第1の金属管
3a ヒンジ側端部
3b フレーム先端側端部
4 第2の金属管
4a 智元側端部
4b 鼻当て側端部
4c 支持片
5 接続チューブ
6 酸素供給部
7 チューブ
8 チューブ調整部
8a 束ね部
8b フック
8c 連結紐
9 フック支持部

Claims (5)

  1. 眼鏡のテンプルフレームとリムフレームとを有する眼鏡型の酸素吸入用器具であって、
    前記テンプルフレームの少なくとも一方に長手方向に沿って埋設された第1の金属管と、前記リムフレームの少なくとも一方の智元から鼻当て近傍までの形状に沿って配置された第2の金属管と、前記第1の金属管の一端と前記第2の金属管の一端とを接続する可撓性を有する接続チューブと、前記第2の金属管の他端に接続されている酸素供給部とを備え、前記第1の金属管の他端は酸素供給装置と接続されていることを特徴とする酸素吸入用器具。
  2. 前記酸素供給部は、先端が略U字状に湾曲した樹脂チューブであることを特徴とする請求項1に記載の酸素吸入用器具。
  3. 前記第2の金属管は該リムフレームの内側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸素吸入用器具。
  4. 前記第2の金属管に鼻当てが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の酸素吸入用器具。
  5. 前記第2の金属管は前記リムフレームの内部に埋設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸素吸入用器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018520775A (ja) * 2015-07-02 2018-08-02 マテリアライズ・ナムローゼ・フエンノートシャップMaterialise Nv アイウェアおよびフレキシブル要素

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