JP2005033713A - 通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現在の通信モードが利用できないエリアに移動した場合、通信モードを変換して通信を継続可能にし、また通話中の端末ではその規制エリアにあった通信モードで通信できない場合、そのエリアにあった通信モードをもつ別の端末を利用して通信を継続可能にすること。
【解決手段】 データベース(DB)3に通信端末1の通信モードと位置エリア毎に許可されている通信モードを記憶しておき、位置エリア7で確立した通信を位置エリア5に移動してきた場合、通信制御装置4はDB3から通信端末1の通信モードと在圏位置エリア5の通信モードとの両方に属する通信モードがある場合、その通信モードを取得し、それにあわせて通信端末1と通信制御装置4間の通信メディアを変換し、通信モードがない場合には同じ所有者で同じ位置エリアにある別の通信端末6に通信を切り替えることにより通信を継続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ある通信モードでの通信中にその通信モードが規制されているエリア内に移動した場合に、そのエリアで可能である通信モードに変換して通信を継続するようにした通信制御技術に関する。
携帯電話の普及に伴い、時間や場所を問わず通信や通話が可能となった。しかし、混雑した場所での通話や通信は、周囲の人々に対し不快感を与える場合があり、病院では携帯電話が発する電波による医療機器の悪影響が問われている。このような状況に対し、電車やバスでは車内放送を利用して、携帯電話の着信モードをマナーモードにすることや電源を切ることを利用者に通知している。この方法では、利用者の行為を伴わないと効果がない。
このような状況を改善するために、特開2002−314642号公報では、着信時の着信音に着目して、地図情報に着信モードを設定しておき、端末がその地図情報を取得することにより、GPSで取得した現在の位置と地図情報を用いて、その地点に設定された着信モードに切り替える端末装置が記載されている。
また、特開2002−262359号公報では、文字・画像表示モードや通常通話モードといった通信モードに着目し、無線通信の規制が必要なエリアに隣接する局所通信制御装置を用いて、端末が規制エリアにはいったことを感知した局所通信制御装置がそのエリアごとに利用できる通信モードに切り替えるもしくは端末の電源を切断する無線移動通信システムが記載されている。
特開2002−314642号公報 特開2002−262359号公報
しかし、これら従来の技術では、通話もしくは通信を開始する前に着信モードや通信モードを切り替えることは可能であるが、通信中もしくは通話中に規制のあるエリアに入った場合でも、そのままの通信モードで継続できてしまう問題点があった。
例えば、駅のホームで通話中の利用者が電車に乗り込んだ場合、電車の中では通話が禁止されているとしても、そのまま通話が継続してしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上記従来技術における問題点を改善するものであり、通話中もしくは通信中に現在の通信モードが利用できないエリアに移動した場合でも、そのエリアにあった通信モードに変換し、通信を継続させることである。
また、本発明の他の目的は、通信中もしくは通話中の端末では、その規制エリアにあった通信モードで通信/通話ができない場合、そのエリアにあった通信モードをもつ別の端末を利用して通信を継続させることである。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の如き構成(手段)を有する。なお、実施例との関連を明確にするために実施例と同じ参照符号を括弧内に付したが、実施例の構成に限定されるものではないことはいうまでもない。
第一の発明は、通信端末(1)と、通信先端末(2)と、通信端末(1)の位置情報と許可されている通信モードを管理するデータベース(3)と、通信端末(1)と通信先端末(2)との間に設置され、通信端末(1)と通信先端末(2)の通信を制御する通信制御装置(4)から構成され、通信端末(1)は、自端末(1)の位置情報を取得し、データベース(3)に通知する手段を有し、データベース(3)は、予め設定された第1位置エリア(7)および第2位置エリア(5)および該第1位置エリア(7)および第2位置エリア(5)における可能な通信モード情報を有し、通信端末(1)は、自通信端末(1)が第1位置エリア(7)または第2位置エリア(5)に来たときに、自通信端末(1)が第1位置エリア(7)または第2位置エリア(5)に来たことおよび可能な通信モードを通信制御装置(4)に通知する手段を有するシステムにおける通信制御方法であって、通信制御装置(4)が、第1位置エリア(7)に在圏している通信端末(1)から通信先端末(2)への通信要求または通信先端末(2)から通信端末(1)への通信要求を受信したときに、データベース(3)に通信端末(1)が可能な通信モードの要求を行うステップと、データベース(3)が、通信端末(1)から受信した位置情報が第1位置エリア(7)内であること検知し、要求があった通信制御装置(4)に通信端末(1)の第1位置エリア(7)での可能な通信モードと当該通信端末(1)が持つ通信モードの両方に属する通信モードを送信するステップと、通信制御装置(4)が、通信端末(1)または通信先端末(2)から要求された通信モードとデータベース(3)から受信した通信モードを比較して、両者が合致した場合に、前記要求された通信モードにて通信を確立するとともに、両者が合致しなかった場合に、通信制御装置(4)と通信端末(1)との通信をデータベース(3)から通知された通信モードに変換して通信を確立するステップを有することを特徴とする通信制御方法である。
第二の発明は、請求項1記載の通信制御方法において、さらに、通信端末(1)と通信先端末(2)との通信が通信制御装置(4)を介して確立している状態で通信端末(1)の位置が第1位置エリア(7)から第2位置エリア(5)に移動した場合に、データベース(3)が、通信端末(1)から受信した位置情報が第2位置エリア(5)内であること検知し、通信端末(1)の第2位置エリア(5)での可能な通信モードと通信端末(1)が持つ通信モードの両方に属する通信モードを、要求があった通信制御装置(4)に送信するステップと、通信制御装置(4)が、確立している通信端末(1)と通信制御装置(4)間の通信モードとデータベース(3)から受信した通信モードとを比較し、両者が合致した場合にはそのまま通信を確立しておくとともに、両者が合致しなかった場合には通信制御装置(4)と通信端末(1)との通信をデータベース(3)から通知された通信モードに変換して通信を確立するステップとを有することを特徴とする通信制御方法である。
第三の発明は、請求項1記載の通信制御方法において、さらに、通信端末(1)および通信端末(1)の利用者が所持している別の1以上の通信端末(6)の位置情報および通信モードがそれぞれデータベース(3)に記憶されており、通信端末(1)と通信先端末(2)との通信が通信制御装置(4)を介して確立しており、通信端末(1)の位置が第1位置エリア(7)から第2位置エリア(5)に移動した場合に、データベース(3)が、通信端末(1)から受信した位置情報が第2位置エリア(5)内であること検知し、第2位置エリア(5)での可能な通信モードと通信端末(1)が持つ通信モードの両方に属する通信モードが存在しない場合、通信端末(1)と同一位置エリアにあり同一利用者の別の1以上の通信端末(6)の情報を取得し、別の通信端末(6)の通信モードと第2位置エリア(5)での可能な通信モードとの両方に属する通信モードを通信制御装置(4)に送信し、通信制御装置(4)が、データベース(3)から受信した情報内から別の通信端末(6)の情報を取得し、通信制御装置(4)と別の通信端末(6)との通信をデータベース(3)から通知された通信モードにメディア変換して確立し、通信先端末(2)との通信を継続することを特徴とする通信制御方法である。
本発明によれば、通信中に通信モードに規制があるエリアに移動してきた場合でも、その通信を許可されている通信モードに変更することによって通信を継続することができる。
また、移動した際に現在通信中端末にその位置エリアで許可された通信モードをもっていない場合、その端末の利用者が所有する別の端末に許可された通信モードで接続することによって通信を継続することができることにより、利用者から見れば通信を再接続する必要がなく、規制エリアの運営者にとっては利用者に許可した通信モードを守らせることができる。
(構成の説明)
図1は、本発明に係る通信制御方法を実現するシステム構成図を示す図である。
本システムは、同図に示すように、通信端末1と、通信端末1とは別の通信先端末2と、通信端末1の所有者が所有する別の通信端末6と、通信端末1の位置情報とアドレスと通信モード(音声モードまたはテキストモード)を管理するデータベース3と、通信端末1と通信先端末2との間に設置され、通信端末1と通信先端末2の通信を制御する通信制御装置4にて構成する。
通信端末1は、自通信端末の位置情報を取得し、データベース3に通知する手段を持っている。
データベース3は、予め設定された位置エリアとその位置エリアにおける可能な通信モード情報の対応関係の情報を持っている。
また、データベース3は、その位置エリアに通信端末1が来たときに、通信端末1がその位置エリアに来たことと、その位置アリアで可能な通信モードを通信制御装置4に通知する手段を持っている。
本例では、図1における位置エリア7では利用できる通信モードの制限はないが、位置エリア5内では利用できる通信モードが規制されている。
図2は、通信制御装置4の構成例を示す図である。
通信制御装置4は、同図に示すように、データベース接続部41、端末接続部42、メディア送受信部43、メディア変換部44、および通信制御部45にて構成されている。メディア変換部44は、以下の実施例ではテキストと音声の変換を行うものである。
(動作の説明)
次に、通信端末1と通信先端末2間で通信を行う場合の動作例を説明する。
まず、本発明の第一の動作、すなわち通信端末1と通信先端末2の間で通信制御装置4を介して許可された通信モードで通信を開始した後、通信端末1の位置が移動した結果、それまでの通信モードでの通信ができなくなった場合に、通信制御装置4で通信モードを変換し、通信端末1は許可される新たな通信モードで通信制御装置4との間で通信を行い、通信制御装置4と通信先端末2との間ではそれまでと同じ通信モードで通信を続けるようにした動作について説明する。
図3は、通信端末1から通信先端末2に通信接続要求し、両者の間で許可された通信モードにより通信を行うまでの動作シーケンスを示す図である。
図3に示すように、通信端末1の位置情報をデータベース3に登録しておく(S101)。
通信端末1から通信先端末2への通信要求(接続要求)をした場合(または、図示しないが通信先端末2から通信端末1への通信要求を通信装置4が端末接続部42で受信した場合)、通信制御装置4内の通信制御部45は、データベース接続部41を通して、データベース3に通信端末1の通信モードの要求を行う。
データベース3は、通信端末1から受信して登録してある位置情報から位置エリアを特定し、現在の位置エリアで可能な通信モードと通信端末1がもつ通信モードのうち両方に属している通信モード(共通の通信モード)を抽出し(S102)、該通信モードを通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、通信端末1(または通信先端末2)から要求された通信モードとデータベース3から受信した通信モードを比較し(S103)、両者の通信モードが合致した場合(共通の通信モードがあった場合)、要求された通信モードにて通信を確立する。
両者の通信モードが合致しなかった場合には、通信制御装置4はメディア変換部44を利用してメディアを変換し、通信制御装置4と通信端末1との通信をデータベース3から通知された通信モードにて確立する。
次に、上記のようにして通信モード2により通信が確立した後、通信端末1が移動した場合の動作を説明する。
図4は、通信確立後に通信端末1が移動した場合の動作シーケンスを示す図である。
図3のようにして通信が確立した後、通信端末1が位置エリア5に移動したとき(図1参照)、データベース3は、通信端末1から新たな位置情報を受信して登録し(S201)、該新たな位置情報から新たな位置エリア5と可能な通信モードを収集し(S202)、現在の位置エリア5で通信端末1が可能な通信モードを通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、確立している通信端末1と通信制御装置4の通信モードとデータベース3から受信した通信モードを比較し(S203)、両者が合致している場合、そのまま通信を確立しておき、通信を継続する。
両者の通信モードが合致しなかった場合、例えば図4のように確立している通信モードが通信モード2でデータベース3から受信した通信モードが通信モード1の場合、通信制御装置4のメディア変換部44を利用しメディアを変換し(S204)、通信端末1と通信制御装置4の間の通信をデータベース3から通知された新たな通信モード(通信モード1)にて通信を行い、通信制御装置4と通信先端末2との間は通信モード2のまま通信を行う。
次に、本発明の第二の動作、すなわち通信端末1と通信先端末2の間で通信制御装置4を介して許可された通信モードで通信を開始した後、通信端末1の位置が移動した結果、通信端末1と通信先端末2との間でそれまでと同じ通信モードでの通信ができなくなった場合に、通信制御装置4で通信モードを変換し、通信端末1の所有者が所有している別の通信端末6を用いて許可された通信モードで通信制御装置4との間で通信を行い、通信制御装置4と通信先端末2との間ではそれまでと同じ通信モードで通信を続けるようにした動作について説明する。
上述した第一の動作と同様に、図3に示すように、通信端末1から通信先端末2への通信要求(接続要求)をした場合(または、図示しないが通信先端末2から通信端末1への通信要求を通信装置4が端末接続部42で受信した場合)、通信制御装置4内の通信制御部45は、データベース接続部41を通して、データベース3に通信端末1の通信モードの要求を行う。
データベース3は、通信端末1から受信して登録してある位置情報から位置エリアを特定し、現在の位置エリアで可能な通信モードと通信端末1がもつ通信モードのうち両方に属している通信モード(共通の通信モード)を抽出し(S102)、該通信モードを通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、通信端末1(または通信先端末2)から要求された通信モードとデータベース3から受信した通信モードを比較し(S103)、両者の通信モードが合致した場合(共通の通信モードがあった場合)、要求された通信モードにて通信を確立する。
両者の通信モードが合致しなかった場合には、通信制御装置4はメディア変換部44を利用してメディアを変換し、通信制御装置4と通信端末1との通信をデータベース3から通知された通信モードにて確立する。
次に、上記のようにして通信が確立した後、通信端末1が移動した場合の動作を説明する。
図5は、通信確立後に通信端末1が移動した場合に、通信端末1と同じ所有者が所有している通信端末6を用いて通信を継続する動作シーケンスを示す図である。
図3のようにして通信が確立した後、通信端末1が位置エリア5に移動したとき(図1参照)、データベース3は、通信端末1から位置情報を受信して登録し(S301)、該登録した位置情報から位置エリアを特定し、該位置エリアで通信可能な通信モードを収集し(S302)、現在の位置エリアで通信可能な通信モードと通信端末1の通信モードとを比較する。
比較の結果、現在の位置エリアで通信可能な通信モードと通信端末1の通信モードとで共通のものがあれば図4の動作シーケンスと同様の制御をしてもよい。
比較の結果、現在の位置エリアで通信可能な通信モードと通信端末1の通信モードが合致しない場合(共通の通信モードがない場合)、通信端末1を所有しておりかつ位置エリア5に在圏する同じ所有者が保持している別の通信端末6のアドレスとその許可されている通信モード(通信モード3)(これらは予めデータベース3に登録されているものとする)を通信制御装置4に通知する(S302)。
通信制御装置4では、現在通信中の通信端末1と通信制御装置4間の通信モードとデータベース3から上記通知された通信モードを比較する(S303)。本例の場合は位置エリアの移動により合致しない。
従って、本例の場合は、上記比較の結果は異なる通信モードであり、移動した位置エリアに許可されている通信モードを有する通信端末6に対して接続要求を行って、通信制御装置4でメディア変換部44を利用しメディアを変換し(S304)、通信端末6と通信制御装置4の間の通信をデータベース3から通知された通信モード(通信モード3)にて通信を行い、通信制御装置4と通信先端末2の間を従来通りの通信モード(通信モード2)で通信を行う。
以下、本発明に係る通信制御方法の具体的な実施例を説明する。
(実施例1)
実施例1は、通信端末1と通信先端末2の間で通信制御装置4を介して許可された通信モードで通信を開始した後、通信端末1の位置が移動した結果、それまでの通信モードでの通信ができなくなった場合に、通信制御装置4で通信モードを変換し、通信端末1は許可される新たな通信モードで通信制御装置4との間で通信を行い、通信制御装置4と通信先端末2との間ではそれまでと同じ通信モードで通信を続けるようにした動作の具体例である。
図1において、通信端末1および通信端末6は同じ所有者で、利用者が携帯している通信端末である。
また、位置エリア5は、例えば図書館等のエリアを示しており、音声での通信は禁止されているが、文字(テキスト)での通信は許可されているものとする。
図6は、データベース3に格納されている位置エリア5と許可通信モードの関係を示す図である。また、図7は、データベース3に格納されている通信端末1と通信端末6の各々が所有する通信モード,アドレス,所有者を示す図である。
次に、本実施例の動作を、図面を用いてさらに詳細に説明する。
図8は、本実施例における、通信端末1から通信先端末2に通信接続要求し、両者の間で許可された通信モードにより通信を行うまでの動作シーケンスを示す図であり、図3に対応している。
図1に示すように、通信端末1は位置エリア7に在圏している。
通信端末1の位置情報がデータベース3に登録される(S401)。通信端末1から通信先端末2への通信要求(通信モード:音声)を通信制御装置4が受信したときに、通信制御装置4はデータベース3に、通信端末1の通信モードの要求を行う。
データベース3は、通信端末1から受信して登録した位置情報から位置エリア7を特定し、通信端末1の在圏する位置エリア7を特定し、現在の位置エリア7での可能な通信モード(音声、テキスト)と通信端末1がもつ通信モード(音声、テキスト)のうち両方に属している通信モード(音声、テキスト)を収集して(S402)、それを通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、通信端末1から要求された通信モード(音声)が、データベース3から受信した通信モードを比較し(S403)、両者が合致した場合、要求された通信モード(音声)にて通信を確立する。
図9は、通信確立後に通信端末1が移動した場合の動作シーケンスを示す図であり、図4に対応している。
図8のようにして通信が確立した後、通信端末1が位置エリア5に移動したとき(図1参照)、データベース3は、通信端末1から新たな位置情報を受信して登録し(S501)、該新たな位置情報から新たな位置エリア5と可能な通信モード(テキスト)を収集し(S502)、現在の位置エリア5において通信端末1が可能な通信モード、すなわち、現在の位置エリア5で可能な通信モード(テキスト)と通信端末1がもつ通信モード(音声、テキスト)のうち両方に属している通信モード(テキスト)を通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、確立している通信端末1と通信制御装置4の通信モード(音声)とデータベース3から受信した通信モード(テキスト)と比較し(S503)、合致しないので、通信端末1に通信モード(テキスト)への切替要求を行う。
通信端末1から通信モード(テキスト)の切替応答を受けた通信制御装置4は、メディア変換部44を利用しメディアを変換し(S504)、通信制御装置4と通信端末1との通信をデータベース3から通知された通信モード(テキスト)にて確立し、通信端末1と通信制御装置4との音声通信のパスは通信制御装置4で切断する。通信制御装置4と通信先端末2との通信の通信モードは音声のままである。
本実施例によれば、通信または通話中の端末が、通信が制限されているエリアに移動した場合、データベースで管理するそのエリアで利用可能な通信モードと、通信端末がもつ通信モードとが合致した通信モードにて通信を継続することができる。
(実施例2)
実施例2は、通信端末1と通信先端末2の間で通信制御装置4を介して許可された通信モードで通信を開始した後、通信端末1の位置が移動した結果、通信端末1と通信先端末2との間でそれまでと同じ通信モードでの通信ができなくなった場合に、通信制御装置4で通信モードを変換し、通信端末1の所有者が所有している別の通信端末6を用いて許可された通信モードで通信制御装置4との間で通信を行い、通信制御装置4と通信先端末2との間ではそれまでと同じ通信モードで通信を続けるようにした動作の具体例である。
図10は、本実施例でデータベース3に記憶している通信端末1と通信端末6の情報(所有者,通信モード,アドレス)の例を示す図である。
実施例1と同様に、通信端末1は位置エリア7に在圏している。通信端末1から通信先端末2への通信要求(通信モード:音声)を通信制御装置4が受信したときに、通信制御装置4はデータベース3に、通信端末1の通信モードの要求を行う。
データベース3は、通信端末1から受信した位置情報から位置エリア7を特定し、現在の位置エリア7で可能な通信モード(音声、テキスト)と通信端末1がもつ通信モード(音声)のうち両方に属している通信モード(音声)を通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、通信端末1から要求された通信モード(音声)とデータベース3から受信した通信モードとを比較し、合致した場合(共通の通信モード(音声)があった場合)、要求された通信モード(音声)にて通信を確立する。
図11は、通信確立後に通信端末1が移動した場合の動作シーケンスを示す図であり、図5に対応している。
同図に示すように、その後、通信端末1が位置エリア5に移動したとき、通信端末1からデータベース3に新たな位置情報の登録を行う(S601)。データベース3は、通信端末1から受信し登録した位置情報から位置エリア5を特定し、現在の位置エリア5で可能な通信モード(テキスト)と通信端末1がもつ通信モード(音声)を比較し、両方に属している共通の通信モードがないので、通信端末1と同じ所有者情報を持ち、かつ通信端末1と同一位置エリア5にあり、かつ位置エリア5で許可された通信モードをもつ通信端末6のアドレスとその通信モード(テキスト)を収集し(S602)、通信制御装置4に送信する。
それを受信した通信制御装置4は、現在通信中の通信モード(音声)とデータベース3から通知された通信モード(テキスト)を比較する(S603)。
比較の結果、本例の場合は一致していないので、データベース3から通知された移動した位置エリアに許可されている通信モード(テキスト)を有する通信端末6に対して接続要求を行う。通信端末6から接続応答を受けた通信制御装置4は、メディア変換部44を利用しメディアを変換し(S604)、通信端末6と通信制御装置4の間の通信をデータベース3から通知された通信モード(テキスト)にて確立し、通信端末1と通信制御装置4との音声通信のパスは通信制御装置4で切断する。通信先端末2と通信制御装置4とはそのままの通信モード(音声)での通信を継続する。
本実施例によれば、データベースで管理するそのエリアで利用可能な通信モードと通信端末がもつ通信モードとが合致した通信モードがない場合、そのエリア内にある利用者の別の端末にて通信を継続することができる。
上記実施例では、メディア送受信部43およびメディア変換部44を通信制御装置4内に設けた例を示したが、これらは通信制御装置4以外のサーバに設けてもよい。
また、通信端末1または通信端末6の位置情報は、通信端末1または通信端末6から直接データベース3に送信するのではなく、通信端末1または通信端末6とデータベース3を中継する無線基地局または交換機が通信端末1または通信端末6の在圏を検知し、当該端末の位置情報をデータベース3に送信してもよい。
なお、上記各実施例において通信制御装置4が行う処理をプログラムコード化してCD−ROMやFDなどの記録媒体、あるいはインターネットなどのネットワークを介してユーザに頒布することが可能である。
本発明に係る通信制御方法を実現するシステム構成図を示す図である。 図2は、通信制御装置4の構成例を示す図である。 通信端末1から通信先端末2に通信接続要求し、両者の間で許可された通信モードにより通信を行うまでの動作シーケンスを示す図である。 通信確立後に通信端末1が移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 通信確立後に通信端末1が移動した場合に、通信端末1と同じ所有者が所有している通信端末6を用いて通信を継続する動作シーケンスを示す図である。 データベース3に格納されている位置エリア5と許可通信モードの関係を示す図である。 データベース3に格納されている通信端末1と通信端末6の各々が所有する通信モード,アドレス,所有者を示す図である。 通信端末1から通信先端末2に通信接続要求し、両者の間で許可された通信モードにより通信を行うまでの動作シーケンスを示す図である。 通信確立後に通信端末1が移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 データベース3に記憶している通信端末1と通信端末6の情報(所有者,通信モード,アドレス)の例を示す図である。 通信確立後に通信端末1が移動した場合の動作シーケンスを示す図である。
符号の説明
1 通信端末
2 通信先端末
3 データベース
4 通信制御装置
5,7 位置エリア
6 通信端末1と同じ所有者がもつ通信端末
41 データベース接続部
42 端末接続部
43 メディア送受信部
44 メディア変換部

Claims (3)

  1. 通信端末と、通信先端末と、前記通信端末の位置情報と許可されている通信モードを管理するデータベースと、前記通信端末と前記通信先端末との間に設置され、前記通信端末と前記通信先端末の通信を制御する通信制御装置から構成され、
    前記通信端末は、自端末の位置情報を取得し、前記データベースに通知する手段を有し、
    前記データベースは、予め設定された第1位置エリアおよび第2位置エリアおよび該第1位置エリアおよび第2位置エリアにおける可能な通信モード情報を有し、
    前記通信端末は、自通信端末が前記第1位置エリアまたは第2位置エリアに来たときに、自通信端末が前記第1位置エリアまたは第2位置エリアに来たことおよび可能な通信モードを前記通信制御装置に通知する手段を有するシステムにおける通信制御方法であって、
    前記通信制御装置が、前記第1位置エリアに在圏している前記通信端末から前記通信先端末への通信要求または前記通信先端末から前記通信端末への通信要求を受信したときに、前記データベースに前記通信端末が可能な通信モードの要求を行うステップと、
    前記データベースが、前記通信端末から受信した位置情報が前記第2位置エリア内であること検知し、前記要求があった前記通信制御装置に前記通信端末の前記位置エリアでの可能な通信モードと当該通信端末が持つ通信モードの両方に属する通信モードを送信するステップと、
    前記通信制御装置が、前記通信端末または通信先端末から要求された通信モードと前記データベースから受信した通信モードを比較して、両者が合致した場合に、前記要求された通信モードにて通信を確立するとともに、両者が合致しなかった場合に、前記通信制御装置と前記通信端末との通信を前記データベースから通知された通信モードに変換して通信を確立するステップを有することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記請求項1記載の通信制御方法において、さらに、
    前記通信端末と前記通信先端末との通信が前記通信制御装置を介して確立している状態で前記通信端末の位置が第1位置エリアから第2位置エリアに移動した場合に、
    前記データベースが、前記通信端末から受信した位置情報が前記第2位置エリア内であること検知し、前記通信端末の前記第2位置エリアでの可能な通信モードと前記通信端末が持つ通信モードの両方に属する通信モードを、前記要求があった前記通信制御装置に送信するステップと、
    前記通信制御装置が、前記確立している前記通信端末と前記通信制御装置間の通信モードと前記データベースから受信した通信モードとを比較し、両者が合致した場合にはそのまま通信を確立しておくとともに、両者が合致しなかった場合には前記通信制御装置と前記通信端末との通信を前記データベースから通知された通信モードに変換して通信を確立するステップと
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  3. 前記請求項1記載の通信制御方法において、
    前記通信端末および前記通信端末の利用者が所持している1以上の別の通信端末の位置情報および通信モードがそれぞれ前記データベースに記憶されており、前記通信端末と前記通信先端末との通信が前記通信制御装置を介して確立しており、前記通信端末の位置が第1位置エリアから第2位置エリアに移動した場合に、
    前記データベースが、前記通信端末から受信した位置情報が前記第2位置エリア内であること検知し、前記第2位置エリアでの可能な通信モードと前記通信端末が持つ通信モードの両方に属する通信モードが存在しない場合、前記通信端末と同一位置エリアにあり同一利用者の1以上の別の通信端末の情報を取得し、前記別の通信端末の通信モードと前記第2位置エリアでの可能な通信モードとの両方に属する通信モードを前記通信制御装置に送信し、
    前記通信制御装置が、前記データベースから受信した情報内から前記別の通信端末の情報を取得し、前記通信制御装置と前記別の通信端末との通信を前記データベースから通知された通信モードにメディア変換して確立し、前記通信先端末との通信を継続することを特徴とする通信制御方法。
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JP2008530935A (ja) * 2005-02-28 2008-08-07 ノキア コーポレイション 音声からマルチメディアへのネットワーク主導型サービス変更
JPWO2018034295A1 (ja) * 2016-08-16 2019-06-20 本郷飛行機株式会社 情報処理システム

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