JP2005033675A - ヘアカラーシミュレーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者が有する携帯端末を用いてヘアカラーシミュレーションを行う場合において、その操作方法を極めて簡単にすることができるヘアカラーシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】 カメラ機能とディスプレイを有する携帯通信端末3a,3bとネットワーク4を構成する管理サーバ2を用いて、前記携帯通信端末から顔画像及び施術するヘアカラー商品の種類に関する情報を受信し、前記受信したヘアカラー商品の施術後を予想した術後顔画像を作成して前記ディスプレイに表示するヘアカラーシミュレーション方法である。前記ヘアカラー商品の種類に関する情報は、前記顔画像を送信する送信先が、前記ヘアカラー商品の種類ごとに区別して決定された特定の送信先により決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複雑な手間を要することなく、ヘアカラー商品の施術により染まりあがりのイメージを把握することができるシミュレーション方法に関する。
近年、ヘアカラー商品を使用して、頭髪全体又は一部を染色、脱色し、顔の印象を変化させることが行われている。特に若い女性の間では、ヘアカラーを用いて顔全体のイメージを変化させることが一般化し、ヘアカラー商品はもはや既に化粧品の一種といってよいほど普及しつつある。
しかし、ヘアカラー商品は、化粧品の様に実際に試用して商品を選択することができないのが実情である。すなわち、ヘアカラー商品は購入前に試用ができず、商品のパッケージに付されている色のサンプル、又は、店頭にかざられている染まりあがり色に染色したナイロン毛の毛束見本のみを目安にしてヘアカラー商品を選択するしかなかった。その結果、染まりあがりのイメージが当初のイメージとずれているような場合もあり、本当に意図する商品の選択が困難であった。
上記問題を解決すべく、出願人は、特開2002−150307号公報(特許文献1)に開示の通り、自己画像の頭髪領域にヘアカラー商品特有の変色処理を行い、その施術後の自己画像をシミュレーションすることによって、ヘアカラー商品の選択決定に有益な情報を提供するシステムを開発した。
このシステムは、ヘアカラー商品施術後の外観を、自分の写真を用いてシミュレーションすることができるため、店頭などでヘアカラー商品の選択決定を行うことが容易となる。
特開2002−150307号公報
しかし、上記システムの利用者端末が、例えば、店頭などに据え付けられている場合、当該利用者端末は複数の利用者が一度に使用することができない。したがって、大型量販店などでは、この利用者端末を使用することができない購入予定者が多くなり、商品の選択決定においてこのシステムの効率的な利用ができないという問題があった。また、一度に多くの利用者に使用してもらうために、利用者端末を多数設置すれば上記問題は解決するが、店頭にこの端末を配置するためのスペースの問題が生じる。
この問題は、例えば、携帯電話などの利用者が有する携帯端末を用いてシミュレーションすることができるようにすれば解決する。しかし、携帯電話などの携帯機器は、画面上における操作が面倒であり、入力できる情報も大幅に制約がある。したがって、携帯電話などの携帯端末を用いて上記システムによるシミュレーションを行うことは、実質困難であるという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、利用者が有する携帯端末を用いてヘアカラーシミュレーションを行う場合において、その操作方法を極めて簡単にすることができるヘアカラーシミュレーション方法を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下のヘアカラーシミュレーション方法を提供する。
本発明の第1態様は、カメラ機能とディスプレイを有する携帯通信端末とネットワークを構成する管理サーバを用いて、前記携帯通信端末から顔画像及び施術するヘアカラー商品の種類に関する情報を受信し、前記受信したヘアカラー商品の施術後を予想した術後顔画像を作成して前記ディスプレイに表示するヘアカラーシミュレーション方法であって、前記ヘアカラー商品の種類に関する情報は、前記顔画像を送信する送信先が、前記ヘアカラー商品の種類ごとに区別して決定された特定の送信先情報により決定することを特徴とする、ヘアカラーシミュレーション方法を提供する。
上記方法において、ヘアカラーシミュレーションは、携帯通信端末と管理サーバとから構成されるネットワークを用いて行う。携帯通信端末は、カメラ機能とディスプレイを有するものであって、例えば、カメラ付携帯電話や通信機能を有するカメラ付PDAなどを例示することができる。管理サーバは、携帯通信端末からシミュレーションに用いる顔画像の受信を求め、携帯通信端末は、管理サーバが指定する送信先に顔画像を送信する。この送信先は、ヘアカラー商品の種類ごとに特有のものであり、どの送信先に送信したかの情報が、ヘアカラー商品の種類に関する情報として使用される。
管理サーバは、送信先情報からヘアカラー商品を特定し、受信した顔画像を用いて、当該写真の頭髪部分に特定されたヘアカラー商品を施術した後の状態を示す術後顔画像を作成し、当該利用者が操作する携帯通信端末に送信する。
本発明の第2態様は、特定の送信先情報は、前記ヘアカラー商品のパッケージに掲載されている。
上記構成によれば、ヘアカラー商品の購入者である利用者は、興味あるヘアカラー商品を実際に手に取り、パッケージに印刷されている送信先に顔画像を送信することにより、そのヘアカラー商品を施術した後のイメージを見ることができる。したがって、送信先の入力を誤ることがなく、特に商品の種類が多い場合などには、送信先の入力ミスを防止することができる。
本発明の第3態様は、前記送信先情報は、商品の種類ごとに異なるURI(Uniform Resource Identifier)である。
上記構成において、管理サーバとしてwebサーバが用いられている場合、商品ごとに異なるURIを用いて顔画像を受信することにより、そのURIの配置された情報資源を用いてヘアカラーシミュレーションを行うことができる。
本発明の第4態様は、前記送信先情報は、商品の種類ごとに異なるメールアドレスである。
上記構成において、管理サーバとして、メールサーバが用いられている場合、商品ごとに異なるメールアドレスに顔画像を添付して送信するように求めることにより、受信アドレスごとに、ヘアカラー商品を特定することができる。受信した顔画像は、ヘアカラーシミュレーション処理を行う場合に、メールサーバから読み出され、術後顔画像に変換された後、利用者端末に返送される。
本発明の第5態様は、前記送信先情報は、商品の種類ごとに異なるURI又はメールアドレスを示す2次元コードであり、前記携帯通信端末は、前記カメラ機能により撮影された2次元コードをURI又はメールアドレスに解析する機能を有することを特徴とするヘアカラーシミュレーション方法を提供する。
上記構成において、携帯通信端末が、カメラ機能により撮影された2次元コードを解析する機能を有する場合において、送信先情報として、URI又はメールアドレスをコード化した2次元コードを表示する。したがって、上記方法によれば、携帯通信端末によって解析されたURI又はメールアドレスを用いて顔画像を送信することができ、送信先情報の入力の手間を軽減することができる。
本発明の第6態様は、外面にその商品の種類により決定された特有の送信先情報が掲載された、上記第1態様から第5態様のいずれかのヘアカラーシミュレーション方法に用いられるヘアカラー商品のパッケージを提供する。
本発明の第7態様は、カメラ機能とディスプレイを有する携帯通信端末とネットワークを構成し、前記携帯通信端末から顔画像及び施術するヘアカラー商品の種類に関する情報を受信し、前記受信したヘアカラー商品の施術後を予想した術後顔画像を作成して前記ディスプレイに表示するヘアカラーシミュレーションを行うための管理サーバであって、
前記ヘアカラー商品の種類に関する情報は、前記顔画像を送信する送信先が、前記ヘアカラー商品の種類ごとに区別して決定された特定の送信先情報により決定するように制御されていることを特徴とする、管理サーバを提供する。
本発明のヘアカラーシミュレーション方法によれば、顔画像の送信先の情報によって、そのままヘアカラー商品の種類が決定されるため、携帯通信端末を操作する利用者は、顔画像を送信するだけで、当該ヘアカラー商品施術後の術後顔画像を得ることができ、ヘアカラーシミュレーションのための操作を簡便にすることができる。
以下、本発明の各実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のヘアカラーシミュレーション方法に用いられる第1実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムの概略構成図である。図1において、2は管理サーバ、3a,3bは利用者端末、4は公衆ネットワークを示している。
利用者端末3a,3b、管理サーバ2は、それぞれ、インターネットなどの公衆ネットワーク4に接続可能である。本実施形態では、公衆回線4としてインターネットが利用されている。利用者端末3a,3bは、利用者が携帯する携帯電話などの携帯通信端末である。利用者端末は、カメラ機能が搭載されており、搭載するカメラを用いて写真を撮影し、その写真画像のデータを取り込んで、送信することができる機能を有する。
管理サーバ2は、利用者端末3a,3bとの通信や本システムの総合的な管理を司る。管理サーバ2は、図2に示すように、通常のコンピュータと同様の構成であり、全体の制御を行うCPU21を備える。CPU21には、プログラム、データなどを記憶するROM22、ワークエリアとしてのRAM23、外部との通信のための通信装置24、キーボード、マウスなどの入力装置25、ハードディスクドライブなどの記憶装置26及び、プリンタなどの出力装置27が接続される。記憶装置26(たとえばハードディスク装置のハードディスク)には、ヘアカラーシミュレーションを行うためのソフト、及び商品ごとに画像を変換するためのヘアカラー商品に関するデータベース及び、前記データベースに格納されている情報を集計して、利用者端末に表示させるための機能を備えるウェブサーバーソフトなどが記憶されている。管理サーバ2は、ウェブサーバを介したアクセスに対応して、アクセス元の利用者端末に各種GUI画面を提供する。また、記憶装置26には、管理サーバ2をメールサーバとして機能させるためのプログラムも記憶されている。
ヘアカラー商品に関する情報は、ヘアカラー商品の製造者などに配置された端末から受信するように構成されていてもよい。ヘアカラー商品に関する情報としては、ヘアカラー商品の名称や染色後の色に関する情報などが挙げられる。この情報は、利用者が利用者端末を操作してシミュレーションする場合に用いられる。
次に、本実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムの処理の流れについて説明する。図3は、図1のヘアカラーシミュレーションシステム用のヘアカラー商品の外観図である。図4は、図1のヘアカラーシミュレーションシステムの一連の操作の流れを示す図である。
先ず、利用者は、利用者端末のカメラ機能を用いて、シミュレーションしたい顔画像の写真を撮影する(#11)。このとき、写真画像は、カラー画像であることが必要であり、また、写真フレーム中の顔画像の大きさなどについては、一定の大きさであることが望ましい。このために、ヘアカラー商品のパッケージの外装に写真枠に写りこむ顔の大きさを示すスケールや注意書きを付しておき、利用者は、この注意書きにしたがって、写真撮影を行うことが好ましい。
利用者は、所定のメールアドレスに、撮影した顔画像を添付し電子メールを管理サーバ2に送信する(#12)。このときの所定のメールアドレスは、ヘアカラー商品のパッケージに印刷されている。図3に示すように、ヘアカラー商品のパッケージは、通常、その種類(染め上がりの色の種類)に応じて、それぞれのパッケージが用いられており、パッケージ30の外装の一部に、ヘアカラー商品の種類の表示32が印刷されている。本実施形態においては、パッケージの外装には、そのヘアカラー商品の種類に応じたアクセス先表示欄31が印刷されている。また、アクセス先表示欄31には、上記の写真撮影に関する注意書きを掲載してもよい。メールアドレス33は、共通部分33aと変更部分33bとに分けることができ、ヘアカラー商品の種類別に変更部分33bの表示を異ならせて掲載されている。すなわち、ヘアカラー商品の種類別に、それぞれ異なる特定のインターネット資源にアクセスすることとなる。
利用者端末から所定のメールアドレスに電子メールが送信されることから管理サーバ2は、電子メールアドレスからヘアカラー商品の種類を特定することができる。管理サーバ2は、受信した顔画像を当該ヘアカラー商品を用いて施術した場合についての術後の状態を試行するシミュレーション処理を行う(#22)。
図5は、シミュレーション処理における管理サーバの処理の流れを示すフロー図である。シミュレーション処理においては、先ず、利用者端末から受信した顔画像を読み込み(#221)、次いで、規定位置より基準色の測色を行う(#222)。規定位置は、顔の中央ではなく両側側頭部あたりになるように設定され、その位置における写真画像のRGB値を測色する。
次に、規定位置の側色結果に基づいて、頭髪の領域である規定範囲を設定する(#223)。規定範囲の設定は、規定位置の測色値に対して所定の範囲の近似するRGBを有するピクセルを選択することにより行う。この段階では、顔を除いた髪型上の大枠の範囲が設定されるため、次いで、測色値の情報を元に、上記の大枠の範囲を自動でトリミングし、頭髪の領域である規定範囲を設定する。
規定範囲の設定が終了すると、ヘアカラー商品に関するデータベースから電子メールアドレスの情報から特定されるヘアカラー商品の色情報を呼び出し(#224)、規定範囲のピクセルの色を変更する(#225)。色の変更については、例えば、特開2002−150307号公報などに開示されている方法などを用いることができる。
規定範囲についての変色が終了すると、上述のように術後顔画像を作成し、利用者端末にメール添付して送信するために、利用者端末のディスプレイに表示させるためのシミュレーション画像を作成する(#23)。すなわち、シミュレーション結果を利用者端末に表示させるためにシミュレーション画像を作成して、電子メールに添付して当該操作を行った利用者端末に送信する。シミュレーション画像を受信した利用者端末は、電子メールに添付されたシミュレーション画像を開き、シミュレーション結果をディスプレイに表示する。
本実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムによれば、電子メールアドレスがヘアカラー商品の種類ごとに異ならせているため、ヘアカラー商品の選択による処理を行う必要がない。したがって、電子メールを特定の電子メールアドレスに送信するだけで、返信された電子メールにシミュレーション結果に関する情報を含めることができる。したがって、利用者は、簡単にヘアカラー商品のシミュレーションを行うことができる。
なお、変形例として、管理サーバは、術後顔画像を作成すると、シミュレーション画像を掲載したウェブ画面を作成し、当該ウェブ画面のURLを返信メールの本文などに含めて、当該利用者に変芯するようにしてもよい。利用者は、返信メールに記述されたURLにアクセスし、シミュレーション結果を示すシミュレーション画面(図9参照)を見ることができる。
次に、本発明のヘアカラーシミュレーション方法に用いられる第2実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムについて説明する。第2実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムは、第1実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムと概ね共通の構成を有しているため、以下では、相違点を中心として説明する。
第2実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムは、利用者端末との通信をWWWブラウザを用いて行う点において第1実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムと異なる。すなわち、ヘアカラー商品のパッケージには、その種類ごとに異なるURLが表示されており、利用者は、そのURLにアクセスして、利用者端末に表示された画面に基づいて処理を進める。
上記シミュレーションシステムの管理サーバの処理の流れを説明する。図6は、第2実施形態に係るシミュレーションシステム使用時における利用者端末での画面遷移を示す図である。以下の説明においては、管理サーバの処理の流れを説明するため、利用者端末でのシミュレーション用の写真画像の撮影が終了し、ヘアカラー商品のパッケージ外装に印刷されている特定のURLを入力してアクセスしたことを前提として説明する。
利用者端末が、特定のURLにアクセスを行うと、管理サーバは、当該アクセス元の利用者端末にトップページを表示させる(#31)。図7は、トップページの画面表示例である。トップページには、シミュレーションしたい写真画像の送信を求めるための表示がなされており、テキストボックス51aに写真画像のファイル名を入力する。このときの写真画像のファイル名の選択を容易にするために参照ボタン51bが設けられており、当該参照ボタン51bを選択することで、利用者端末に格納されている写真画像のファイル名の一覧を表示して、所望の写真を選択する。
テキストボックスに顔画像のファイル名が入力されると、画面が切り替わり、画像入力画面52が表示される。図8は画像入力画面の画面表示例である。画像入力画面52では、画像の表示欄52aにトップページで選択した顔画像が表示され、利用者に対して確認を求める。利用者がこの写真でよいと判断した場合は、送信ボタン52bを選択し、当該写真画像を管理サーバ2に送信する。一方、選択しなおしたい場合は、やりなおしボタン52cを選択して、顔画像の再選択を行う。
管理サーバ2が顔画像を受信すると、上述したようにシミュレーション処理(#22)が開始される。
規定範囲についての変色が終了して術後顔画像が作成されると、利用者端末のディスプレイにシミュレーション画面を表示させる。図9にシミュレーション画面の表示例を示す。シミュレーション画面には、ヘアカラー商品の名称および販売価格及び術後顔画像を表示する表示欄53a設けられている。利用者は、表示欄53aに表示された染色後の写真画像を見て、当該ヘアカラー商品を施術したときのイメージを確認することができる。
なお、シミュレーション画面において、他の商品についてのシミュレーションを行う場合(#34)は、他の色も試すボタン53bを選択する。このときは、どのヘアカラー商品を用いてシミュレーションするかを特定することができないため、商品選択画面54及び55に移行する(#35)。図10は第1商品選択画面54の画面表示例である。第1商品選択画面54では、利用者に染色の色味の選択を求める。色味の選択はオプションボタン54aの1つを選択することにより行う。利用者が希望する色味のオプションボタンを選択すると、第2商品選択画面55に画面が切り替わる。
なお、第1商品選択画面において、「今月のお勧め」は、色味に関係なく、システム運営者が選択したお勧めの選択群のヘアカラー商品を選択することができる。一方、他のオプションボタンは、「レッド」、「オレンジ」などの色味に基づいてヘアカラー商品を選択する。
図11は、第2商品選択画面の画面表示例である。第2商品選択画面55は、第1商品選択画面で選択した選択群に属するヘアカラー商品の見本色が表示される。利用者は、所望の見本色に対応したオプションボタン55aを1つ選択したあと、送信ボタン55bを操作して管理サーバに送信する。
管理サーバは、受信した情報に基づいて、ヘアカラー商品を検索、特定し、上述のシミュレーション処理を行って、顔画像を元に術後顔画像を作成する。
以上説明したように、本実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムによれば、操作の手間が大きい携帯通信端末を利用者端末として用いた場合であっても、ヘアカラー商品の選択の手間を軽減することができる。また、一度シミュレーションした後に他の種類のヘアカラー商品のシミュレーションを行いたい場合にも簡易な手続で処理を進めることができる。
なお、上記実施形態に係るヘアカラーシミュレーションシステムの変形例として、ヘアカラー商品のパッケージに印刷されている管理サーバへの顔画像の送信先の情報は、上述のようにURLや電子メールアドレスをコード化した2次元コードを用いてもよい。2次元コードの具体例としては、例えば、QRコードなどが例示できる(例えば、特開2003−144739号参照)。この場合は、利用者端末に2次元コードを解析するための機能が必要となる。この解析機能は従来のものを用いることができる。例えば、2次元コードを写真撮影し、当該撮影された写真画像を解析することが例示できる。
送信先の情報として2次元コードを用いることにより、利用者が、URLまたは電子メールアドレスの入力を文字データを用いて行う必要がなく、入力の手間を大幅に軽減することができる。
なお、本発明は上記態様に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、上記実施形態では、ヘアカラー商品のパッケージの外装にその種類に特有のURLなどを表示するようにしているが、例えば、ヘアカラー商品とURLとの一覧表を店頭に掲示したり、商品カタログや雑誌などにヘアカラー商品とURLやメールアドレスを掲載するようにしてもよい。
また、利用者端末から送信された利用者の顔画像は、管理サーバに格納しておき、2回目以降のシミュレーションでは、顔画像の送信を義務付けしないようにすることもできる。このとき、たとえば、個々の利用者端末(携帯電話)ごとに設けられている装置識別子や電子メールアドレスなどで利用者の識別を行うようにする。そして、管理サーバがこれらの情報により利用者を識別した場合は、管理サーバに格納された顔画像を用いてヘアカラー商品のシミュレーションを行う。
なお、この場合、利用者端末からの情報に顔画像が添付されている場合は、新たに添付された顔画像を用いてシミュレーションを行うように処理することが好ましい。
本発明のヘアカラーシミュレーション方法に用いられる各実施形態のヘアカラーシミュレーションシステムの概略構成図である。 管理サーバのブロック図である。 図1のヘアカラーシミュレーションシステム用のヘアカラー商品の外観図である。 図1のヘアカラーシミュレーションシステムの一連の操作の流れを示す図である。 シミュレーション処理における管理サーバの処理の流れを示すフロー図である。 第2実施形態にかかるシミュレーションシステム使用時における利用者端末での画面遷移を示す図である。 トップページの画面表示例である。 画像入力画面の画面表示例である。 シミュレーション画面の表示例である。 第1商品選択画面の画面表示例である。 第2商品選択画面の画面表示例である。
符号の説明
1 ヘアカラーシミュレーションシステム
2 管理サーバ
3a,3b 利用者端末
4 公衆ネットワーク
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 通信装置
25 入力装置
26 記憶装置
27 出力装置
30 商品パッケージ
31 アクセス先表示欄

Claims (7)

  1. カメラ機能とディスプレイを有する携帯通信端末とネットワークを構成する管理サーバを用いて、前記携帯通信端末から顔画像及び施術するヘアカラー商品の種類に関する情報を受信し、前記受信したヘアカラー商品の施術後を予想した術後顔画像を作成して前記ディスプレイに表示するヘアカラーシミュレーション方法であって、
    前記ヘアカラー商品の種類に関する情報は、前記顔画像を送信する送信先が、前記ヘアカラー商品の種類ごとに区別して決定された特定の送信先情報により決定することを特徴とする、ヘアカラーシミュレーション方法。
  2. 前記特定の送信先情報は、前記ヘアカラー商品のパッケージに掲載されていることを特徴とする、請求項1に記載のヘアカラーシミュレーション方法。
  3. 前記送信先情報は、商品の種類ごとに異なるURIであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のヘアカラーシミュレーション方法。
  4. 前記送信先情報は、商品の種類ごとに異なるメールアドレスであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のヘアカラーシミュレーション方法。
  5. 前記送信先情報は、商品の種類ごとに異なるURI又はメールアドレスを示す2次元コードであり、前記携帯通信端末は、前記カメラ機能により撮影された2次元コードをURI又はメールアドレスに解析する機能を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のヘアカラーシミュレーション方法。
  6. 外面にその商品の種類により決定された特有の送信先情報が掲載された、請求項1から5のいずれか1つに記載のヘアカラーシミュレーション方法に用いられるヘアカラー商品のパッケージ。
  7. カメラ機能とディスプレイを有する携帯通信端末とネットワークを構成し、前記携帯通信端末から顔画像及び施術するヘアカラー商品の種類に関する情報を受信し、前記受信したヘアカラー商品の施術後を予想した術後顔画像を作成して前記ディスプレイに表示するヘアカラーシミュレーションを行うための管理サーバであって、
    前記ヘアカラー商品の種類に関する情報は、前記顔画像を送信する送信先が、前記ヘアカラー商品の種類ごとに区別して決定された特定の送信先情報により決定するように制御されていることを特徴とする、管理サーバ。
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