JP2005032789A - 風向制御部材を具える放熱装置 - Google Patents

風向制御部材を具える放熱装置 Download PDF

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Bor-Haw Chang
チャン ボ−ホゥ
Wen-Hao Liu
リウ ウェン−ハオ
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Abstract

【課題】流体の半径方向に対する流動の圧力に変化を与えて流動方向を制御し好ましい放熱効果を達成する風向制御部材を具える放熱装置を提供する。
【解決手段】羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吹き出し口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
該支持部の外周に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材を一体に形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は放熱装置に関し、特に電子デバイスに設けられ、放熱を行うための風向制御部材を具える放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日に至るまで、電子製品は機能向上が絶え間なく要求されてきた。これに対して、電子製品の稼働率も高められ、運転速度も高速化を目指して改善がなされてきた。かかる電子製品の稼働率の向上に伴い、発生する温度もますます高くなってきた。電子製品を高温の温度条件下で作動させると、システムの安定性に影響を与える。よって、如何にして発生する熱を迅速、かつ効果的に排除してシステムの温度を降下させ、適宜な作動温度条件で電子製品を稼動させるかが、目下重要な研究の課題となっている。
【0003】
熱を効果的に排出するための装置として、ファンを利用することは最も経済的な方法とされている。ファンは、電動機の作用で電気エネルギーを機械的エネルギーに転換して羽根を回転させる。即ち、羽根を介してエネルギーを伝導し、流体を流動させることによって空間内の対流係数を増大させ、圧力の変化と速度の増加によって発生する流体の流動を利用して余剰の熱を除去し、放熱の目的を達成する。
【0004】
但し、従来のファンは、流体が羽根の回転によって流動し、吹き出し口を通過する場合、ファンの外部周囲に拡散するだけであって、しかも流体の流動方向を制御することができない。よって羽根車のハブ後方に比較的大きな流体の滞留領域が形成され、このため放熱効果は決して好ましいものではない。
【0005】
【特許文献1】台湾特許・出願第090118816号の公報
【0006】
台湾特許・出願第090118816号の公報には、組み合わせ式ファンと、該ファンに使用されるフレームの構造が開示される。該組み合わせ式ファンとフレームは、羽根車とフレームとによって構成し、該フレームは第1フレームと、該第1フレーム内に設けられる第1気流ガイド部とによってなり、該第1気流ガイド部は複数の固定羽根を半径方向に配列してなる。羽根車が回転すると該羽根車から発生した気流の量と風圧が該固定羽根によって増大する。
【0007】
上述する台湾特許は、従来のファンと同様に羽根車の回転によって発生する気流の流動方向を制御することができない。よって、放熱効果を制御する能力に限度があり、放熱にかかる従来の問題を効率良く解決することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、流体の流動方向を制御し、好ましい放熱効果が得られる風向制御部材を具える放熱装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吹き出し口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなり、該支持部の外周に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材を一体に形成してなる放熱装置の構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
【0010】
以下、この発明について具体的に説明する。
【0011】
請求項1に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吹き出し口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
該支持部の外周に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材を一体に形成する。
【0012】
請求項2に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吹き出し口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
該支持部の外周と、及び該フレームの吹き出し口の内壁に、フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成する。
【0013】
請求項3に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吸気口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
該支持部の外周に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材を一体に形成する。
【0014】
請求項4に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吸気口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
該支持部の外周と、及び該吸気口の内壁に、フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成する。
【0015】
請求項5に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、吸気口と吹き出し口を具え、且つ内部に支持部を形成してなるフレームと、該フレームに接続するファンとを含んでなる放熱装置において、
該フレーム内の支持部の外周面に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成する。
【0016】
請求項6に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、吸気口と吹き出し口を具え、且つ内部に支持部を形成してなるフレームと、該フレームに接続するファンとを含んでなる放熱装置において、
該フレーム内の支持部の外周面と及び該フレーム内壁に、該フレームを通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成する。
【0017】
請求項7に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、請求項5、請求項6におけるファンがフレームと羽根車とを含んでなる。
【0018】
請求項8に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、請求項1か、請求項2か、請求項3か、請求項4か、請求項5か、もしくは請求項6における風向制御部材が風向制御羽根である。
【0019】
請求項9に記載する風向制御部材を具える放熱装置は、請求項1か、請求項2か、請求項3か、請求項4か、請求項5か、もしくは請求項6における風向制御部材が平板状の風向制御羽根である。
【0020】
【発明の実施の形態】
この発明は、電子デバイスに設けられる放熱を行うための風向制御部材を具える放熱装置を提供するものであって、羽根車と吸気口及び吹き出し口を有するフレームと、該フレームに設けられる該羽根車を支持する支持部とによってなり、且つ該支持部の外周面及び/もしくはフレーム内壁に風向制御部材を設けて構成する。
【0021】
かかる風向制御手段の構造と特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に詳述する。
【0022】
【第1の実施例】
この発明による第1の実施例を図1、2、3に開示する。図面によれば、第1の実施例の風向制御手段は、フレーム(11)と、羽根車(12)とを含んでなり、羽根車(12)はハブ(121)と羽根(122)とによって構成する。また、フレーム(11)は流体の流動に供する吸気口(111)と吹き出し口(112)を有するとともに、吹き出し口(112)には支持部(113)を具え、該支持部(113)には、外周面から突起する風向風向制御羽根(114)を輻射状に配列して一体に形成する。該風向風向制御羽根(114)の作用によってフレーム(11)を通過する流体の半径方向の圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成する。
【0023】
図4に開示するように、羽根(122)が回転すると、非定常な流れの場(flow field)の変化が発生して流体が吸気口(111)から進入し、吹き出し口(112)から吹き出される。流体が吹き出し口(112)を通過すると、突出して形成される風向制御羽根(114)の作用によって制御を受け、半径方向に対する圧力が増大し、流体の外方向に拡散する流通範囲が広くなる。
【0024】
風向制御羽根(114)は、図5に開示するように、断面が略T字型を呈し、即ち中間部が内方向に突出するように形成する風向制御羽根(114a)か、図6に開示するように断面が逆L字状を呈する風向制御羽根(114b)か、もしくは図7に開示するように断面がL字型を呈する風向制御羽根(114c)であってもよく、いずれも風向制御羽根(114)と同様に、吹き出し口(112)を通過する流体の半径方向に対する圧力を変化させて、流体の方向を制御する目的を達することができる。
【0025】
【第2の実施例】
この発明の第2の実施例を図8から図11に開示する。全体的な構造は、前述の第1の実施例と略同様であるためここでは詳述しない。第1の実施例と異なる点は風向制御羽根の形状にあり、第2の実施例においてフレーム(11)の吹き出し口(112)の支持部(113)に一体に形成する風向制御羽根(13)は、平板状に形成され、第1の実施例における風向制御羽根(114)と同様にフレーム(11)を通過する流体の半径方向の圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0026】
【第3の実施例】
この発明の第3の実施例を図12から図14に開示する。第3の実施例はフレーム(21)と、羽根車(22)とを含んでなり、該羽根車(22)は、ハブ(221)と羽根(222)とによって構成する。該フレーム(21)は、吸気口(211)と吹き出し口(212)を有し、且つ該吹き出し口(212)には、羽根車(22)を支持する支持部(213)を設ける。また、吹き出し口(212)の内壁と、支持部(213)の外周面には、突起した風向制御羽根(214)を輻射状に配列して、それぞれ一体に形成する。該風向制御羽根(214)を設けることによってフレーム(21)を通過する流体の半径方向の圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成する。
【0027】
図15に開示するように、羽根(222)が回転すると、非定常な流れの場(flow field)の変化が発生して流体が吸気口(211)から進入し、吹き出し口(212)から吹き出される。流体が吹き出し口(212)を通過すると、フレーム(21)の内壁と支持部(213)の外周面からそれぞれ突起して形成される風向制御羽根(214)の作用によって制御を受け、半径方向に対する圧力が変化して、支持部(213)の後方中心部に向かって流動するとともに、外方向に拡散するように流動する。このように流体が支持部(213)の後方に流動し、支持部(213)の後方に発生する滞留領域が縮小するため、この発明による風向制御手段を具えるファンを放熱システム内に応用し、熱エネルギーを周囲の環境に放出する場合、放熱効率を大幅に高め、放熱システム全体の放熱効果をさらに高めることができる。
【0028】
上述の風向制御羽根(214)は、図16に開示するように、断面が略T字状を呈し、即ち中間部が内方向に突出するように形成する風向制御羽根(214a)か、図17に開示するように断面が逆L字状を呈する風向制御羽根(214b)か、もしくは図18に開示するように断面がL字型を呈する風向制御羽根(214c)であってもよく、いずれも吹き出し口(212)を通過する流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御して放熱効果を高める目的を達成することができる。
【0029】
【第4の実施例】
この発明の第4の実施例を図19から図22に開示する。全体的な構造は、前述するそれぞれの実施例と同様であるためここでは詳述しない。第4の実施例の異なる点は、吹き出し口(212)の内壁と、支持部(213)の外周面のいずれにも突起した平板状の風向制御羽根(23)を一体に形成する点であって、上述するそれぞれの実施例と同様にフレーム(21)を通過する流体の半径方向に対する圧力を変化させて流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0030】
【第5の実施例】
この発明の第5の実施例を図23から図25に開示する。第5の実施例は図面に開示するように、フレーム(31)と、羽根車(32)とを含んでなり、該羽根車(32)は、ハブ(321)と羽根(322)とによって構成する。該フレーム(31)は、吸気口(311)と吹き出し口(312)を具え、該吸気口(311)には、羽根車(32)を支持する支持部(313)を設ける。支持部(313)には外周面から突起する風向制御羽根(314)を輻射状に配列して一体に形成する。該風向制御羽根(314)の作用によってフレーム(31)を通過する流体の半径方向に対する圧力を変化させて、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0031】
図26に開示するように、羽根(322)が回転すると、非定常な流れの場(flow field)の変化が発生して流体が吸気口(311)から進入し、吹き出し口(312)から吹き出される。流体が吸気口(311)から進入すると、突出して形成された風向制御羽根(314)の作用によって制御を受け、半径方向に対する圧力に大きな変化が発生して羽根(322)の端に流体が集中し、羽根(322)の回転し流体が吹き出し口(312)から吹き出される時、流体が外に拡散する。よって、流体の半径方向に対する圧力が増加し、流体が外へ拡散する範囲が拡大する目的を達成する。
【0032】
風向制御羽根(314)は、図27に開示するように、断面が略T字状を呈し、即ち中間部が内方向に突出するように形成する風向制御羽根(314a)か、図28に開示するように断面が逆L字状に形成する風向制御羽根(314b)か、もしくは図29に開示するように断面がL字型を呈する風向制御羽根(314c)であってもよく、いずれも該風向制御羽根(314)と同様に、流体の半径方向に対する圧力を変化させ、吹き出し口(312)において流体の半径方向に対する圧力を変化させて、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0033】
【第6の実施例】
この発明の第6の実施例を図30から図33に開示する。全体的な構造は前述の第5の実施例と同じであるためここでは詳述しない。第6の実施例では、支持部(313)の外周面に突出して形成される平板状の風向制御羽根(33)であって、第5の実施例における風向制御羽根(314)と同様に流動する流体の半径方向に対する圧力を変化させて流体の流動方向を制御する効果を達成する。
【0034】
【第7の実施例】
この発明の第7の実施例を図34から図36に開示する。第7の実施例はフレーム(41)と、羽根車(42)とによって構成される。該羽根車(42)は、ハブ(421)と羽根(422)とによってなり、該フレーム(41)は、流体が流動する吸気口(411)及び吹き出し口(412)を具えてなり、該吸気口(411)には、羽根車(42)を支持する支持部(413)を設けて羽根車(42)を内設する。また、該吸気口(411)の内壁及び支持部(413)の外周面のいずれにも輻射状に配列した複数の風向制御羽根(414)が突起するように一体に形成する。該風向制御羽根(414)の作用によってフレーム(41)を流動する流体の半径方向に対する圧力を変化させて、流体の流動方向を制御する目的を達成する。
【0035】
図37に開示するように、羽根(422)が回転すると、非定常な流れの場(flow field)の変化が発生して流体が吸気口(411)から進入し、吹き出し口(412)から吹き出される。流体が吹き出し口(412)を通過すると、突出した風向制御羽根(414)の作用によって制御を受け、半径方向に対する圧力に大きな変化が発生して支持部(421)及び羽根(422)の一端に圧力が集中する。羽根(422)が回転し、流体が吹き出し口(412)を通過するとき、流体は支持部(421)の後方中心部に向かって流動する。よって流体の支持部(421)の後方へ流動する流量が増加し、支持部(421)の後方に発生する滞留領域が縮小する。このため、この発明による風向制御手段を具えるファンを放熱システム内に応用し、熱エネルギーを外部へ放出する場合、放熱効率を大幅に高め、放熱システム全体の放熱効果をさらに高めることができる。
【0036】
風向制御羽根(414)は、図38に開示するように、断面が略T字状を呈し、即ち中間部が内方向に突出するように形成する風向制御羽根(414a)か、図39に開示するように断面が逆L字状を呈する風向制御羽根(414b)か、もしくは図40に開示するように断面がL字型を呈する風向制御羽根(414c)であってもよく、いずれも風向制御羽根(414)と同様に、流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0037】
【第8の実施例】
この発明の第8の実施例を図41から図44に開示する。全体的な構造は前述するそれぞれの実施例と略同様であるためここでは詳述しない。第8の実施例においては吸気口(414)の内壁と、支持部(413)の外周面のいずれにも複数の平板状の風向制御羽根(43)を突起させて一体に形成する点が異なる。該複数の風向制御羽根(43)は、同様に流動する流体の半径方向に対する圧力を変化させて流体の流動方向を制御する効果を達成する。
【0038】
【第9の実施例】
この発明の第9の実施例を図45から図47に開示する。第9の実施例は第1フレーム(51)と、羽根車(523)及び第2フレーム(521)とによってなるファン(52)とを含んでなる。第1フレーム(51)は、吸気口(513)と、吹き出し口(514)と、支持部(511)とを具え、且つ該支持部(511)には突起する風向制御羽根(512)を輻射状に配列して一体に形成する。該ファン(52)は、吸気口(524)と吹き出し口(525)とを具え、且つハブ支持部(522)を内設するとともに、ハブ(5231)と羽根(5232)とによってなる羽根車(523)を該ハブ支持部(522)に設けてなり、第1フレーム(51)の吸気口(513)に連結する。該風向制御羽根(512)の作用によって、ファン(52)を通過する流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0039】
図45から図48に開示するように、羽根(5232)が回転すると、非定常な流れの場(flow field)の変化が発生して流体がファン(52)の吸気口(524)から進入し、ファン(52)の吹き出し口(525)及び第1フレーム(51)の吸気口(513)を通過して、さらに第1フレーム(51)の吹き出し口(514)から吹き出される。流体が第1フレーム(51)の吸気口(513)を通過すると、突出して形成される風向制御羽根(512)の作用によって制御を受け、半径方向に対する圧力に大きな変化が発生して第1フレーム(51)の吹き出し口(514)を通過すると外方向に拡散し、半径方向に対する圧力が増大するため、流体が外方向に拡散する範囲が広くなる。
【0040】
風向制御羽根(512)は、図49に開示するように、断面が略T字状を呈し、即ち中間部が内方向に突出するように形成する風向制御羽根(512a)か、図50に開示するように断面が逆L字状を呈する風向制御羽根(512b)か、もしくは図51に開示するように断面がL字状を呈する風向制御羽根(512c)であってもよく、いずれも風向制御羽根(512)と同様に、流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0041】
【第10の実施例】
この発明の第10の実施例を図52から図55に開示する。全体的な構造は前述の実施例と略同様であるためここでは詳述しない。第10の実施例の異なる点は、第1フレーム(51)の支持部(511)の外周面に複数の平板状の風向制御羽根(53)を外周面から突起するように一体に形成した点であって、同様に流動する流体の半径方向に対する圧力を変化させて流体の流動方向を制御する効果を達成することができる。また、第9の実施例と、第10の実施例における第1フレーム(51)は、ファン(52)を形成する第2フレーム(521)の吸気口(524)に連結しても同様の効果が得られる。
【0042】
この発明の第11の実施例を図56から図58に開示する。第11の実施例は第1フレーム(61)と、羽根車(623)及び第2フレーム(621)とによってなるファン(62)とを含んでなる。第1フレーム(61)は、吸気口(613)と、吹き出し口(614)と、支持部(611)とを具え、且つ該支持部(611)には突起する風向制御羽根(612)を輻射状に配列して一体に形成するとともに、吹き出し口(614)の内壁に同様の風向制御羽根(612)を等間隔で一体に形成する。該ファン(62)は、吸気口(624)と吹き出し口(625)とを具え、且つハブ支持部(622)を内設するとともに、ハブ(6231)と羽根(6232)とによってなる羽根車(623)を該ハブ支持部(622)に設けてなり、第1フレーム(61)の吸気口(613)に連結する。該風向制御羽根(612)の作用によって、ファン(62)を通過する流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する目的を達成することができる。
【0043】
図59に開示するように、羽根(6232)が回転すると、非定常な流れの場(flow field)の変化が発生して流体がファン(62)の吸気口(624)から進入し、ファン(62)の吹き出し口(625)及び第1フレーム(61)の吸気口(613)を通過して、さらに第1フレーム(61)の吹き出し口(614)から吹き出される。流体が第1フレーム(61)の吸気口(613)を通過すると、突出して形成される風向制御羽根(612)の作用によって制御を受け、半径方向に対する圧力に大きな変化が発生して第1フレーム(61)の吹き出し口(614)を通過すると支持部(611)の後方中心に向かって流動するとともに、外方向に拡散し、流体が支持部(611)後方に流動して、支持部(611)の後方に発生する滞留領域を縮小する。よって、この発明による風向制御手段を具えるファンを放熱システム内に応用し、熱エネルギーを外部へ放出する場合、放熱効率を大幅に高め、放熱システム全体の放熱効果をさらに高めることができる。
【0044】
風向制御羽根(612)は、図60に開示するように、断面が略T字状を呈し、即ち中間部が内方向に突出するように形成する風向制御羽根(612a)か、図61に開示するように断面が逆L字状を呈する風向制御羽根(612b)か、もしくは図62に開示するように断面がL字状を呈する風向制御羽根(612c)であってもよく、いずれも風向制御羽根(612)と同様に、流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御する効果を達成し、放熱能力を高めることができる。
【0045】
【第12の実施例】
この発明の第12の実施例を図63から図66に開示する。全体的な構造は前述の実施例と略同様であるためここでは詳述しない。第12の実施例においては、フレーム(61)の吹き出し口(614)の内壁及び支持部(611)の外周面のそれぞれに平板状の複数の風向制御羽根(63)を設ける点が異なる。風向制御羽根(63)は、同様に流動する流体の半径方向に対する圧力を変化させて流体の流動方向を制御する効果を達成することができる。また、第11の実施例及び第12の実施例における第1フレーム(61)は、ファン(62)の吸気口(624)が形成された面に接続しても同様の効果を達成することができる。
【0046】
以上は、この発明の好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【0047】
【発明の効果】
この発明による放熱装置は、流動する流体の半径方向に対する圧力を変化させ、流体の流動方向を制御して、放熱効果を高める効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による放熱手段の分解図である。
【図2】図1に開示する放熱手段の正面図である。
【図3】図1に開示する放熱手段の斜視図である。
【図4】図1に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図5】図1に開示する放熱手段における風向制御羽根の他の実施形態を表わす説明図である。
【図6】図1に開示する放熱手段における風向制御羽根のその他実施形態を表わす説明図である。
【図7】図1に開示する放熱手段における風向制御羽根の別の実施形態を表わす説明図である。
【図8】この発明の第2の実施例による放熱手段の分解図である。
【図9】図8に開示する放熱手段の正面図である。
【図10】図8に開示する放熱手段の斜視図である。
【図11】図8に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図12】この発明の第3の実施例による放熱手段の分解図である。
【図13】図12に開示する放熱手段の正面図である。
【図14】図12に開示する放熱手段の斜視図である。
【図15】図12に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図16】図12に開示する放熱手段における風向制御羽根の他の実施形態を表わす説明図である。
【図17】図12に開示する放熱手段における風向制御羽根のその他実施形態を表わす説明図である。
【図18】図12に開示する放熱手段における風向制御羽根の別の実施形態を表わす説明図である。
【図19】この発明の第4の実施例による放熱手段の分解図である。
【図20】図19に開示する放熱手段の正面図である。
【図21】図19に開示する放熱手段の斜視図である。
【図22】図19に開示する放熱手段の風向制御にかかる説明図である。
【図23】この発明の第5の実施例による放熱手段の分解図である。
【図24】図23に開示する放熱手段の正面図である。
【図25】図23に開示する放熱手段の斜視図である。
【図26】図23に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図27】図23に開示する放熱手段における風向制御羽根の他の実施形態を表わす説明図である。
【図28】図23に開示する放熱手段における風向制御羽根のその他実施形態を表わす説明図である。
【図29】図23に開示する放熱手段における風向制御羽根の別の実施形態を表わす説明図である。
【図30】この発明の第6の実施例による放熱手段の分解図である。
【図31】図30に開示する放熱手段の正面図である。
【図32】図30に開示する放熱手段の斜視図である。
【図33】図30に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図34】この発明の第7の実施例による放熱手段の分解図である。
【図35】図34に開示する放熱手段の正面図である。
【図36】図34に開示する放熱手段の斜視図である。
【図37】図34に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図38】図34に開示する放熱手段における風向制御羽根の他の実施形態を表わす説明図である。
【図39】図34に開示する放熱手段における風向制御羽根のその他実施形態を表わす説明図である。
【図40】図34に開示する放熱手段における風向制御羽根の別の実施形態を表わす説明図である。
【図41】この発明の第8の実施例による放熱手段の分解図である。
【図42】図41に開示する放熱手段の正面図である。
【図43】図41に開示する放熱手段の斜視図である。
【図44】図41に開示する放熱手段の風向制御にかかる説明図である。
【図45】この発明の第9の実施例による放熱手段の分解図である。
【図46】図45に開示する放熱手段の正面図である。
【図47】図45に開示する放熱手段の斜視図である。
【図48】図45に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図49】図45に開示する放熱手段における風向制御羽根の他の実施形態を表わす説明図である。
【図50】図45に開示する放熱手段における風向制御羽根のその他実施形態を表わす説明図である。
【図51】図45に開示する放熱手段における風向制御羽根の別の実施形態を表わす説明図である。
【図52】この発明の第10の実施例による放熱手段の分解図である。
【図53】図52に開示する放熱手段の正面図である。
【図54】図52に開示する放熱手段の斜視図である。
【図55】図52に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図56】この発明の第11の実施例による放熱手段の分解図である。
【図57】図56に開示する放熱手段の正面図である。
【図58】図56に開示する放熱手段の斜視図である。
【図59】図56に開示する放熱手段における風向制御にかかる説明図である。
【図60】図56に開示する放熱手段における風向制御羽根の他の実施形態を表わす説明図である。
【図61】図56に開示する放熱手段における風向制御羽根のその他実施形態を表わす説明図である。
【図62】図56に開示する放熱手段における風向制御羽根の別の実施形態を表わす説明図である。
【図63】この発明の第12の実施例による放熱手段の分解図である。
【図64】図63に開示する放熱手段の正面図である。
【図65】図63に開示する放熱手段の斜視図である。
【図66】図63に開示する放熱手段の風向制御にかかる説明図である。
【符号の説明】
11 フレーム
111 風向制御羽根
111a 風向制御羽根
111b 風向制御羽根
111c 風向制御羽根
112 吸気口
113 吹き出し口
114 支持部
12 羽根車
121 ハブ
122 羽根
211 風向制御羽根
31 フレーム
311 風向制御羽根
311a 風向制御羽根
311b 風向制御羽根
311c 風向制御羽根
312 吸気口
313 吹き出し口
314 支持部
32 羽根車
321 ハブ
322 羽根
41 フレーム
411 吸気口
412 吹き出し口
413 支持部
414 風向制御羽根
414a 風向制御羽根
414b 風向制御羽根
414c 風向制御羽根
42 羽根車
421 支持部
422 羽根
43 風向制御羽根
51 第1フレーム
511 支持部
512 風向制御羽根
512a 風向制御羽根
512b 風向制御羽根
512c 風向制御羽根
513 吸気口
514 吹き出し口
52 ファン
521 第2フレーム
522 支持部
523 羽根車
5231 ハブ
5232 羽根
524 吸気口
525 吹き出し口
53 風向制御羽根
61 第1フレーム
611 支持部
612 風向制御羽根
612a 風向制御羽根
612b 風向制御羽根
612c 風向制御羽根
613 吸気口
614 吹き出し口
62 ファン
621 第2フレーム
622 ハブ支持部
623 羽根車
6231 ハブ
6232 羽根
624 吸気口
625 吹き出し口
63 風向制御羽根

Claims (9)

  1. 羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吹き出し口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
    該支持部の外周に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材を一体に形成することを特徴とする、風向制御部材を具える放熱装置。
  2. 羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吹き出し口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
    該支持部の外周と、及び該フレームの吹き出し口の内壁に、フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成することを特徴とする、風向制御部材を具える放熱装置。
  3. 羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吸気口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
    該支持部の外周に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材を一体に形成することを特徴とする、風向制御部材を具える放熱装置。
  4. 羽根車と、吸気口と吹き出し口を具えるフレームと、該フレームの吸気口内に設けられ、該羽根車を支持する支持部とを含んでなる放熱装置において、
    該支持部の外周と、及び該吸気口の内壁に、フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成することを特徴とする、風向制御部材を具える放熱装置。
  5. 吸気口と吹き出し口を具え、且つ内部に支持部を形成してなるフレームと、該フレームに接続するファンとを含んでなる放熱装置において、該フレーム内の支持部の外周面に、該フレーム内を通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成することを特徴とする、風向制御部材を具える放熱装置。
  6. 吸気口と吹き出し口を具え、且つ内部に支持部を形成してなるフレームと、該フレームに接続するファンとを含んでなる放熱装置において、該フレーム内の支持部の外周面と及び該フレーム内壁に、該フレームを通過する流体の方向を制御する複数の風向制御部材をそれぞれ一体に形成することを特徴とする、風向制御部材を具える放熱装置。
  7. 前記ファンがフレームと羽根車とを含んでなることを特徴とする、請求項5、請求項6のいずれか一つに記載の風向制御部材を具える放熱装置。
  8. 前記風向制御部材が風向制御羽根であることを特徴とする、請求項1か、請求項2か、請求項3か、請求項4か、請求項5か、もしくは請求項6のいずれか一つに記載する風向制御部材を具える放熱装置。
  9. 前記風向制御部材が平板状の風向制御羽根であることを特徴とする、請求項1か、請求項2か、請求項3か、請求項4か、請求項5か、もしくは請求項6のいずれか一つに記載する、風向制御部材を具える放熱装置。
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